JP2001343168A - 太陽熱を利用した冷暖房システム - Google Patents
太陽熱を利用した冷暖房システムInfo
- Publication number
- JP2001343168A JP2001343168A JP2000201583A JP2000201583A JP2001343168A JP 2001343168 A JP2001343168 A JP 2001343168A JP 2000201583 A JP2000201583 A JP 2000201583A JP 2000201583 A JP2000201583 A JP 2000201583A JP 2001343168 A JP2001343168 A JP 2001343168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- solar
- oil
- solar heat
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 日照時間や日照効力に左右されない、常に安
定した熱エネルギーを供給できる太陽熱ソーラーシステ
ムを提供する。 【構成】 太陽熱を利用したソーラーシステムにおい
て、水の代わりオイルを使用することにより、常に安定
した熱エネルギーを供給することができる。 【効果】 従来のソーラーシステムに熱伝導率及び熱保
温率の良いオイルを用いることにより、常に安定した効
果の高い熱エネルギーを供給することができ、今まで考
えられなかった分野での使用が可能となった。又、この
システムは太陽熱を利用し有害物質を一切排出すること
がないので、環境問題に大きく貢献できる画期的な発明
である。
定した熱エネルギーを供給できる太陽熱ソーラーシステ
ムを提供する。 【構成】 太陽熱を利用したソーラーシステムにおい
て、水の代わりオイルを使用することにより、常に安定
した熱エネルギーを供給することができる。 【効果】 従来のソーラーシステムに熱伝導率及び熱保
温率の良いオイルを用いることにより、常に安定した効
果の高い熱エネルギーを供給することができ、今まで考
えられなかった分野での使用が可能となった。又、この
システムは太陽熱を利用し有害物質を一切排出すること
がないので、環境問題に大きく貢献できる画期的な発明
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽熱を利用したソ
ーラーシステムに関するものである。
ーラーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明の解決すべき課題】従来のソーラー
システムでは太陽熱で水を温めるため熱伝導率が悪く、
日照時間や日照効力に左右されるため単価が高いわりに
は実用的ではなく、地球環境には良いとされていても利
用されていないのが現状である。
システムでは太陽熱で水を温めるため熱伝導率が悪く、
日照時間や日照効力に左右されるため単価が高いわりに
は実用的ではなく、地球環境には良いとされていても利
用されていないのが現状である。
【0003】本発明者は水よりも熱伝導率及び熱保温率
の高いオイルを使用する事により、日照時間や日照効力
に左右されない、常に安定した熱エネルギーを供給でき
ることを発見し本発明を完成するに到った。
の高いオイルを使用する事により、日照時間や日照効力
に左右されない、常に安定した熱エネルギーを供給でき
ることを発見し本発明を完成するに到った。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記本願発明の課題は太
陽熱を利用したソーラーシステムにおいて、熱媒体とし
て水よりも熱伝導率及び熱保温率の高いオイルを使用す
ることを特徴とする太陽熱を利用した冷暖房システムに
よって解決される。
陽熱を利用したソーラーシステムにおいて、熱媒体とし
て水よりも熱伝導率及び熱保温率の高いオイルを使用す
ることを特徴とする太陽熱を利用した冷暖房システムに
よって解決される。
【0005】熱媒体としてのオイルとは食用油・動物オ
イル・鉱物オイル・廃油でも良く、その熱伝導率及び熱
保温率の効果は後述する食用油の実施例が驚くべき効果
を示している。
イル・鉱物オイル・廃油でも良く、その熱伝導率及び熱
保温率の効果は後述する食用油の実施例が驚くべき効果
を示している。
【0006】本発明において熱媒体として水よりもオイ
ルを使用する事で得られる顕著な燃費改善結果は明らか
ではないが、オイルの加熱可能温度・又その加熱された
熱の保留率という点からして、太陽熱で加熱されたオイ
ルを放熱部(熱利用部)に循環させて熱源として用いる
事は極めて効果的なシステムである。
ルを使用する事で得られる顕著な燃費改善結果は明らか
ではないが、オイルの加熱可能温度・又その加熱された
熱の保留率という点からして、太陽熱で加熱されたオイ
ルを放熱部(熱利用部)に循環させて熱源として用いる
事は極めて効果的なシステムである。
【0007】本発明においての熱媒体であるオイルを用
いる事で従来のソーラーシステムでは考えられない分野
での利用が可能となり、特に蓄熱管による暖房システム
においては植物栽培用の地中に埋設することで土壌が保
温材の代わりになり、低コストでハウス栽培以上の収穫
ができ防虫効果も期待できる。
いる事で従来のソーラーシステムでは考えられない分野
での利用が可能となり、特に蓄熱管による暖房システム
においては植物栽培用の地中に埋設することで土壌が保
温材の代わりになり、低コストでハウス栽培以上の収穫
ができ防虫効果も期待できる。
【0008】
【試験例】水と食用油を用いて太陽熱とガスコンロによ
る熱伝導率を調べてみた。 (1) 水と食用油を別々のどんぶりに200cc入
れ、サランラップを掛けて太陽の下に置いて温度を測っ
た。 (2)水と食用油を別々の容器に入れ、水又は油が入っ
た鍋の中に入れてガスコンロで温め温度を測った。
る熱伝導率を調べてみた。 (1) 水と食用油を別々のどんぶりに200cc入
れ、サランラップを掛けて太陽の下に置いて温度を測っ
た。 (2)水と食用油を別々の容器に入れ、水又は油が入っ
た鍋の中に入れてガスコンロで温め温度を測った。
【0009】
【発明の効果】本発明によればソラーシステムの水をオ
イルに代える事により熱伝導率、又は熱保温率が良いた
め常に安定した熱エネルギーが供給できる。そして従来
のソーラーシステムのような冷暖房はもちろん、水産業
の分野では冷暖房用水槽、農業の分野では土壌を冷暖房
することにより季節にとらわれない植物が収穫できる
他、防虫効果も確認できた。このシステムは限りある資
源を大切にすると共に有害物質を一切排出することがな
いので、現代の社会問題である環境問題に大きく貢献で
きる画期的な発明である。
イルに代える事により熱伝導率、又は熱保温率が良いた
め常に安定した熱エネルギーが供給できる。そして従来
のソーラーシステムのような冷暖房はもちろん、水産業
の分野では冷暖房用水槽、農業の分野では土壌を冷暖房
することにより季節にとらわれない植物が収穫できる
他、防虫効果も確認できた。このシステムは限りある資
源を大切にすると共に有害物質を一切排出することがな
いので、現代の社会問題である環境問題に大きく貢献で
きる画期的な発明である。
【図1】本発明を適用した送風機による暖房装置であ
る。
る。
【図2】本発明を適用した送風機による冷房装置であ
る。
る。
【図3】本発明を適用した温水装置による暖房装置であ
る。
る。
【図4】本発明を適用した冷却装置による冷房装置であ
る。
る。
【図5】本発明を適用した蓄熱管による暖房装置であ
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 太陽熱を利用したソーラーシステムにお
いて、熱媒体として水よりも熱伝導率及び熱保温率の高
いオイルを使用する太陽熱を利用した冷暖房システム。 - 【請求項2】 太陽熱を利用したソーラーシステムにお
いて、熱媒体として水よりも熱伝導率及び熱保温率の高
いオイルを使用し、太陽熱で加熱されたオイルを放熱部
(蓄熱槽)に循環させて熱源として用いる請求項1記載
の太陽熱を利用した冷暖房システム。 - 【請求項3】 前記熱源を送風機からの空気の加温及び
冷却による請求項2記載の太陽熱を利用した冷暖房シス
テム。 - 【請求項4】 前記熱源を温水装置及び冷却装置による
請求項2記載の太陽熱を利用した冷暖房システム。 - 【請求項5】 太陽熱を利用したソーラーシステムにお
いて、熱媒体として水よりも熱伝導率及び熱保温率の高
いオイルを使用し、太陽熱で加熱されたオイルを蓄熱管
中に循環させて熱源として用いる請求項1記載の太陽熱
を利用した暖房システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201583A JP2001343168A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 太陽熱を利用した冷暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201583A JP2001343168A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 太陽熱を利用した冷暖房システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001343168A true JP2001343168A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18699250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000201583A Pending JP2001343168A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 太陽熱を利用した冷暖房システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001343168A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009210162A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Ulvac-Riko Inc | 発電併用給湯システム |
CN102748826A (zh) * | 2012-07-27 | 2012-10-24 | 山东威特人工环境有限公司 | 太阳能空调系统 |
CN103438590A (zh) * | 2013-09-11 | 2013-12-11 | 王国 | 一种集淋浴、取暖、煮饭一体的太阳能装置 |
CN106091424A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-11-09 | 内蒙古旭力恒新能源开发有限公司 | 一种太阳能供暖系统 |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000201583A patent/JP2001343168A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009210162A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Ulvac-Riko Inc | 発電併用給湯システム |
CN102748826A (zh) * | 2012-07-27 | 2012-10-24 | 山东威特人工环境有限公司 | 太阳能空调系统 |
CN103438590A (zh) * | 2013-09-11 | 2013-12-11 | 王国 | 一种集淋浴、取暖、煮饭一体的太阳能装置 |
CN106091424A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-11-09 | 内蒙古旭力恒新能源开发有限公司 | 一种太阳能供暖系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Gad et al. | Utilization of solar energy and climate control systems for enhancing poultry houses productivity | |
CN103314838B (zh) | 蓄热-供热系统及其在水耕栽培上的应用 | |
JP2014150757A (ja) | 植物栽培システム | |
JP2001343168A (ja) | 太陽熱を利用した冷暖房システム | |
CN1961640A (zh) | 提高温室土壤温度的方法 | |
JP2012167919A (ja) | 環境配慮型熱音恒温水槽 | |
JP2003185368A (ja) | 農業用熱暖房装置 | |
KR102199993B1 (ko) | 인덕션 원리를 이용한 히트파이프 냉난방 겸용 온풍기 | |
JP2004205184A (ja) | 園芸用施設の加温装置及び加温方法 | |
JP2011103829A (ja) | 発酵熱利用システム | |
JP2009136203A (ja) | ハウス栽培の土壌加温方法 | |
CN207560923U (zh) | 一种温室大棚智能温控系统 | |
JP3340714B2 (ja) | 蓄熱式熱供給装置を用いたハウス内加温システム | |
JPS6341525B2 (ja) | ||
CN205409105U (zh) | 一种雏鸡养殖场所的保温装置 | |
KR102199996B1 (ko) | 유기 태양전지를 이용한 히트파이프 냉난방 겸용 온풍기 시스템 | |
Yoon et al. | Heating performance of hot water supplying system in greenhouse | |
KR19990018498A (ko) | 태양열을 이용한 지열 제어 시스템 | |
CN203775872U (zh) | 一种能散热和保温的猪舍 | |
JP2010104355A (ja) | ビニールハウス等の農業用閉空間施設と省エネ管理方法 | |
Babi et al. | Heating an agricultural greenhouse by using geothermal energy | |
JPH09191774A (ja) | 果樹の融雪方法および融雪用ヒ−タ− | |
CN108731097A (zh) | 一种供热自动调温系统 | |
KR100823519B1 (ko) | 방열기 | |
Kaminski et al. | Substrate temperature as a primary control on meiofaunal populations in the intertidal zone of the Arabian Gulf: a persistent kill zone linked to elevated temperature |