JP2001343081A - 定差圧弁 - Google Patents

定差圧弁

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JP2001343081A
JP2001343081A JP2000162918A JP2000162918A JP2001343081A JP 2001343081 A JP2001343081 A JP 2001343081A JP 2000162918 A JP2000162918 A JP 2000162918A JP 2000162918 A JP2000162918 A JP 2000162918A JP 2001343081 A JP2001343081 A JP 2001343081A
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久寿 広田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定差圧性、制御性のよい定差圧弁を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 プランジャ54のコア55側の端面に突
起部59を設け、プランジャ54とコア55との間のギ
ャップに対する吸引力の変化量を小さくして、プランジ
ャ54の位置によって吸引荷重があまり変化しないよう
にした。これにより、プランジャの位置によって変化す
る吸引荷重の変化量が低減され、定差圧性がよくなる。
また、プランジャ54を保持し、パイロット弁体44を
駆動するシャフト56を軸受50とコア55に凹設した
軸受との2点で軸支し、プランジャ54がスリーブ53
の内壁面に接触させないようにした。プランジャ54が
シャフト56を介してパイロット弁体44を駆動すると
き、プランジャ54がスリーブ53を摺動することがな
くなるため、摺動抵抗は大幅に低減され、制御性がよく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は定差圧弁に関し、特
に弁の前後の差圧がソレノイドにより設定された一定の
差圧になるよう流量を制御する定差圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばカーエアコンの冷凍サイクルに
アキュムレータおよび減圧装置を使用したシステムが知
られている。このシステムでは、コンプレッサによって
圧縮された高温・高圧のガス冷媒をコンデンサで凝縮
し、凝縮された冷媒を減圧装置にて低温・低圧の液冷媒
にし、この低温の液冷媒をエバポレータで蒸発させ、蒸
発された冷媒をアキュムレータで気液分離し、分離され
たガス冷媒をコンプレッサに戻すような構成になってい
る。このシステムの減圧装置として定差圧弁が使用され
ている。
【0003】図14は従来の定差圧弁の構成例を示す断
面図である。従来例として示した図示の定差圧弁は、炭
酸ガスを冷媒とする冷凍サイクルのように流体圧力が非
常に高い冷媒を制御できるようにしたパイロット作動式
の流量調整弁の構成になっている。
【0004】この差圧弁は、高圧の冷媒を受ける入口管
11を有し、冷媒流路12を介して出口孔13に連通さ
れている。この冷媒流路12の途中に、主弁座14が形
成されている。この主弁座14の上流側の冷媒流路12
内には、主弁座14に上流側から対向して主弁体15が
配置され、スプリング16によって上流側から閉弁方向
に付勢されている。
【0005】主弁座14の下流側の冷媒流路12は、主
弁座14より大きな内径を有するシリンダによって形成
され、そこには、ピストン17が軸線方向に進退自在に
嵌挿配置されている。ピストン17は、主弁座14の方
向にスプリング18によって付勢されている。このピス
トン17は、主弁座14側の冷媒流路12とその背面側
の空間とが連通するよう微小断面積のリーク孔19が穿
設されている。
【0006】ピストン17と主弁体15との間にはシャ
フト20が配置されており、ピストン17の動きを主弁
体15に伝達して、主弁体15を主弁座14に対して接
離する方向に駆動する。
【0007】出口孔13側の冷媒流路12とピストン1
7の背面側の空間との間には、パイロット孔21が連通
形成されており、そのパイロット孔21の途中には、パ
イロット弁座22が形成され、ピストン17の背面側の
空間から対向してパイロット弁体23が配置されてい
る。パイロット弁体23は、パイロット弁座22に対し
て接離する方向に進退自在に配置された伝達部材24を
介してソレノイド25のプランジャ26に当接してい
る。
【0008】ソレノイド25は、スリーブ27内にその
軸線方向に進退自在に配置されたプランジャ26と、一
端がプランジャ26の端面と当接可能にスリーブ27内
に固定配置されたコア28と、パイロット弁体23をパ
イロット弁座22に対して閉弁する方向にプランジャ2
6を付勢するスプリング29と、このスプリング29の
付勢力に抗してプランジャ26をコア28に吸引させる
ことによりパイロット弁の設定差圧を小さく制御する電
磁コイル30とから構成されている。
【0009】このように構成された定差圧弁において、
まず、入口管11へ冷媒の導入がないときには、主弁体
15はスプリング16により付勢されて主弁座14に着
座され、パイロット弁体23はスプリング29により付
勢されてパイロット弁座22に着座されている。また、
電磁コイル30が通電されていない状態では、パイロッ
ト弁体23がスプリング29のばね荷重により閉弁方向
へ付勢されていることにより、パイロット弁の制御差圧
は最大に設定されている。
【0010】ここで、入口管11へ冷媒が導入される
と、その圧力は、パイロット孔21を介してパイロット
弁に供給される。パイロット弁座22の上流側と下流側
との差圧がある値を越えると、冷媒がパイロット弁体2
3を押し開く。これにより、ピストン17の背面側に圧
力が導入され、ピストン17がシャフト20を介して主
弁体15を開弁方向へ駆動し、主弁が開くことにより、
入口管11に導入された冷媒が出口孔13に流出し、冷
媒の圧力が下がる。
【0011】入口管11に導入された冷媒の圧力が下が
ると、パイロット弁体23は、閉弁方向に移動し、これ
により、ピストン17の背面側に導入される圧力が減少
し、主弁体15を閉弁方向へ付勢しているスプリング1
6が主弁体15およびシャフト20を介してピストン1
7を押し戻すことで主弁体15を閉弁方向へ駆動し、こ
れにより主弁が閉じる方向へ移動し、入口管11に導入
された冷媒の圧力を上げる。このようにして、パイロッ
ト弁は、その前後差圧が一定になるよう制御し、結果と
して主弁の前後差圧を一定に制御する。
【0012】また、電磁コイル30を通電すると、プラ
ンジャ26がコア28へ吸引され、パイロット弁体23
へのスプリング29の付勢力が減少され、パイロット弁
の設定差圧を小さくする。電磁コイル30の通電電流値
を増加すると、プランジャ26のコア28への吸引力が
増加し、パイロット弁の差圧をさらに小さく設定するこ
とができる。
【0013】このように、定差圧弁は、ソレノイド25
の電磁コイル30に流す電流値によってパイロット弁の
前後差圧の設定を制御し、これにより主弁もその前後差
圧が一定になるように制御される。
【0014】また、定差圧弁は、主弁の前後差圧がソレ
ノイド25への電流値によって決められるが、その差圧
は、差圧弁を流れる冷媒流量に関係なく一定であるこ
と、すなわち定差圧性が要求される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定差圧弁では、パイロット弁体が差圧制御のために軸線
方向に動くと、その動きに追従してプランジャも動き、
コアとのギャップが変化して吸引荷重が変化してしまう
ため、パイロット弁の定差圧性が悪くなり、結果として
主弁の定差圧性が悪くなるという問題点があった。
【0016】また、プランジャはスリーブ内に進退自在
に配置されており、電磁コイルによって形成される磁束
回路内にある。したがって、電磁コイルに通電してプラ
ンジャをその軸線方向へ移動させる場合、プランジャは
スリーブの内壁に吸引された状態で摺動しながら動くた
め、摺動抵抗が大きく、プランジャの進退動作にヒステ
リシスが生じて制御性を悪くしているという問題点があ
った。
【0017】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、定差圧性がよく、制御性のよい定差圧弁を提
供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、弁の前後の差圧がソレノイドにより設定
された一定の差圧になるよう流量を制御する定差圧弁に
おいて、前記ソレノイドは、スリーブ内に進退自在に配
置されたプランジャの位置によってコアとの間に発生す
る吸引荷重の変化量を低減させる吸引荷重変化量低減手
段を備えていることを特徴とする定差圧弁が提供され
る。
【0019】このような定差圧弁によれば、吸引荷重変
化量低減手段を備えたことにより、プランジャの位置に
よって変化する吸引荷重の変化量が低減され、定差圧性
のよい定差圧弁を得ることができる。
【0020】また、両端を軸受によって軸線方向に進退
自在に軸支されたシャフトにプランジャを支持して、プ
ランジャがスリーブに接触しないようにしている。これ
により、プランジャがスリーブに接触しながら摺動する
ことがないため、プランジャ作動時の摺動抵抗を低減す
ることができ、制御性をよくすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は第1の実施の形態に
係る本発明の定差圧弁の閉弁状態での構成例を示す断面
図、図2は第1の実施の形態に係る本発明の定差圧弁の
開弁状態での構成例を示す断面図である。
【0022】本発明による差圧弁は、そのボディ31の
下端部に高圧の冷媒を受ける入口孔32が設けられてい
る。この入口孔32は、冷媒流路33を介して出口孔3
4に連通接続されている。この冷媒流路33の途中に
は、主弁座35がボディ31と一体に形成されている。
この主弁座35に上流側から対向して主弁体36が配置
され、主弁座35とともに主弁を構成している。主弁体
36は、その上流側からスプリング37によって閉弁方
向に付勢されている。スプリング37は、主弁体36と
反対側の端部をアジャストねじ38によって受けられて
いる。アジャストねじ38は、その中央に冷媒流路33
を構成する開口部を有し、その開口部にはストレーナ3
9が設けられている。また、主弁座35には、その上流
側と下流側とを連通させる微小断面積を持った真空引き
用孔40が穿設されている。
【0023】主弁体36は、主弁座35の開口部を介し
て軸線方向に延びるシャフト41およびこのシャフト4
1の先端部に位置するパイロット弁座42と一体に成形
され、その軸線位置には連通孔43が設けられている。
パイロット弁座42の連通孔43には、パイロット弁体
44が配置され、パイロット弁座42とともにパイロッ
ト弁を構成している。
【0024】主弁座35の下流側の冷媒流路33には、
主弁座35より大きな内径を有するシリンダが主弁の軸
線と同一軸線上に形成され、そのシリンダ内には、ピス
トン45が軸線方向に進退自在に嵌挿配置されている。
ピストン45は、パイロット弁座42の肩部に係止さ
れ、スプリング46により主弁の方向へパイロット弁座
42を付勢している。このピストン45は、主弁側の冷
媒流路33とその背面側の空間とが連通するよう断面積
の小さなバイパス孔47が設けられており、さらに外周
には2条のシール溝48が形成されている。
【0025】ピストン45の上には、連通孔49を有す
る軸受50が配置され、ボディ31の上端に嵌合された
キャップ51によってボディ31内に固定されている。
このキャップ51には、ソレノイド52が設けられてい
る。
【0026】ソレノイド52は、スリーブ53と、その
中に軸線方向に進退自在に配置されたプランジャ54
と、スリーブ53の上端部を塞ぐように固定配置された
コア55と、プランジャ54の軸線位置に貫通配置さ
れ、パイロット弁側が軸受50によって軸支され、上端
部がコア55に形成された凹部に軸支されたシャフト5
6と、プランジャ54およびシャフト56を介してパイ
ロット弁体44を閉弁方向に付勢するスプリング57
と、スリーブ53の外側に配置された電磁コイル58と
から構成されている。ここで、プランジャ54は、コア
55側の端面に突起部59を有し、しかも、シャフト5
6を軸受50とコア55の凹部との2点支持にして外周
面がスリーブ53の内壁とは接触しない構造にしてい
る。
【0027】このように構成された定差圧弁において、
まず、電磁コイル58が通電されておらず、入口孔32
に冷媒が導入されていないときには、図1に示したよう
に、主弁体36はスプリング37によって主弁座35に
着座され、主弁は閉じた状態にある。パイロット弁体4
4もまた、スプリング57によってパイロット弁座42
に着座され、パイロット弁は閉じた状態にある。
【0028】ここで、入口孔32に高圧の冷媒が導入さ
れると、その圧力は、主弁体36およびシャフト41に
形成された連通孔43を介してパイロット弁に供給され
る。パイロット弁の前後差圧がある値を越えると、図2
に示したように、冷媒がパイロット弁体44を押し開
き、ピストン45の背面側に圧力が導入されるようにな
る。これにより、ピストン45が主弁側に移動し、主弁
体36を開弁方向へ駆動する。主弁が開くことにより、
入口孔32に導入された冷媒が主弁を通って出口孔34
に流出し、主弁の上流側の冷媒圧力が下がる。
【0029】入口孔32に導入された冷媒の圧力が下が
ると、パイロット弁体44は、閉弁方向に移動する。こ
れにより、ピストン45の背面側に導入される圧力が減
少するため、ピストン45はソレノイド側へ移動し、こ
れに伴って、主弁体36はスプリング37により閉弁方
向へ付勢されるため、主弁は冷媒の流量を絞り、主弁の
上流側の冷媒圧力を上げる。以上の動作を繰り返すこと
で、主弁の前後差圧が一定に制御される。
【0030】また、電磁コイル58を通電すると、プラ
ンジャ54がコア55へ吸引され、パイロット弁体44
を付勢しているスプリング57のばね力が減少され、パ
イロット弁の設定差圧を小さくする。電磁コイル58の
通電電流値を増加すると、プランジャ54のコア55へ
の吸引力が増加し、パイロット弁の差圧をさらに小さく
設定することができる。
【0031】図3はソレノイド電流値に対する差圧の変
化を示す図である。以上の構成の定差圧弁において、電
磁コイル58に流す電流値を大きくすることにより、プ
ランジャ54はコア55に吸引されて、ばね力を弱める
ようになるため、図3に示したように、差圧を小さく設
定することができ、逆に、電流値を小さくする程、差圧
を大きく設定することができる。このようにして、ソレ
ノイド52の電磁コイル58に流す電流値によってパイ
ロット弁の前後差圧の設定が制御され、このパイロット
弁の前後差圧に応じて、主弁もその前後差圧が一定にな
るように制御される。
【0032】ここで、コア55側端面に突起部59を有
するプランジャ54の吸引特性について説明する。図4
はプランジャとコアとの間のギャップに対する吸引力の
変化を示す図である。
【0033】比較のために従来のソレノイドに採用され
ている、コア側の端面が平らな、平プランジャの特性を
破線で示してある。平プランジャは、その吸引力の特性
曲線がギャップの大きさに反比例して指数関数的に減少
する曲線を有している。これに対し、突起部59を有す
るプランジャ54は、実線で示したような特性曲線を有
し、ギャップが変化しても吸引力があまり変化しない領
域を有している。このため、平プランジャでは、プラン
ジャ位置によって吸引力が変化し、それが定差圧性を損
ねていたが、突起部59を有するプランジャ54では、
ギャップの大きさに拘らず、吸引力をほぼ一定にできる
ことから、パイロット弁の定差圧性をよくすることがで
きる。また、プランジャ位置によって吸引力があまり変
化しないため、パイロット弁体44を付勢しているスプ
リング57のばね定数を小さくすることができ、これが
スプリング57の影響を小さくするため、パイロット弁
の定差圧性をよくすることができ、結果として、主弁の
定差圧性をよくすることができる。
【0034】図5は設定された差圧に対する冷媒流量の
変化を示す図である。ソレノイド電流値をたとえば電流
値Aにして、差圧をAに設定した場合、従来の平プラン
ジャの場合は、パイロット弁体を付勢しているスプリン
グのばね定数を大きくしているため、ある冷媒流量を流
すのに差圧を設定差圧Aより大きくしてやらないと流れ
ないため、破線で示したように、特性的には曲線の傾斜
が小さくなっていた。これに対し、突起部59を有する
プランジャ54では、パイロット弁体44を付勢してい
るスプリング57のばね定数が小さいため、冷媒流量に
関係なくほぼ一定の差圧になり、実線で示したように、
傾斜の大きな特性曲線になり、この定差圧弁の定差圧性
をよくすることができる。
【0035】この特性は、ソレノイド電流値を変えた場
合も同じであり、たとえば少ない電流値Bにして差圧を
Bにした場合にも同様の特性を得ることができる。ま
た、プランジャ54は、これを貫通するシャフト56が
軸受50およびコア55に形成された凹部に軸支されて
おり、スリーブ53とは接触しない構成にしている。こ
れにより、プランジャ54が進退動作したとしても、軸
受部での摺動抵抗のみとなる。したがって、プランジャ
54が動くときの摺動抵抗を少なくすることができるた
め、プランジャ54の動きをスムーズにすることができ
る。
【0036】図6は第2の実施の形態に係る本発明の定
差圧弁の構成例を示す断面図である。図6において、図
1および図2に示した構成要素と同じ構成要素について
は、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0037】この第2の実施の形態の定差圧弁は、パイ
ロット弁および主弁の構成は第1の実施の形態のものと
同じであるが、ソレノイド52の構成が異なっている。
すなわち、スリーブ53内において、パイロット弁側に
コア55が固定配置され、その反対側にプランジャ54
が配置されている。コア55は、プランジャ54に貫通
配置されたシャフト56を軸支する軸受機能を持たせて
いる。スリーブ53の上端にはキャップ60が嵌合され
ており、このキャップ60は、シャフト56の軸受機能
とスプリング57のばね受け機能とを有している。プラ
ンジャ54のコア55側端面には突起部59が形成さ
れ、これに対応してコア55の対向端面にはその突起部
59を遊嵌するような凹部が形成されている。
【0038】以上のように構成されたソレノイドを有す
る定差圧弁のソレノイド電流値に対する差圧の変化を図
7に示す。図7はソレノイド電流値に対する差圧の変化
を示す図である。
【0039】ソレノイド52を、パイロット弁側からコ
ア55およびプランジャ54の順になるよう配置した構
成にすることにより、電磁コイル58に流す電流値を大
きくすると、プランジャ54はコア55に吸引されてパ
イロット弁体44が閉弁方向へ付勢される力が強くな
り、図7に示したように、差圧を大きく設定することが
でき、逆に、電流値を小さくする程、差圧を小さく設定
することができる。つまり、ソレノイド電流値に比例し
た差圧を得ることができる。
【0040】図8は第3の実施の形態に係る本発明の定
差圧弁の構成例を示す断面図である。図8において、図
1および図2に示した構成要素と同じ構成要素について
は、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0041】この第3の実施の形態の定差圧弁は、パイ
ロット弁、主弁およびソレノイド52の構成は第1の実
施の形態のものと同じであるが、主弁を駆動するピスト
ン45のシール構造が異なっている。すなわち、ピスト
ン45の外周面に溝が周設されており、その溝にピスト
ンリング61を嵌合してある。これにより、ボディ31
とピストン45との間は、ピストンリング61によって
シールされ、ピストン45の背面側の調圧室の冷媒をバ
イパス孔47を介して出口孔34側の低圧の冷媒流路3
3へ流すようにしている。
【0042】図9は第4の実施の形態に係る本発明の定
差圧弁の構成例を示す断面図である。図9において、図
1および図2に示した構成要素と同じ構成要素について
は、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0043】この第4の実施の形態の定差圧弁は、パイ
ロット弁を使用しない直接駆動式の定差圧弁を構成し、
冷媒圧力の小さい冷凍サイクルに適用することができ
る。すなわち、入口孔32から出口孔34に連通する冷
媒流路33の途中に、ボディ31と一体に弁座62が形
成され、この弁座62に下流側から対向して弁体63が
配置されている。この弁体63は、弁座62の開口部を
通って流れる冷媒流量が多く、その冷媒により転動しな
いよう弁押し部材64によって保持されている。この弁
押し部材64は、ピストン状の形状を有し、ボディ31
内に形成されたシリンダ内をその軸線方向に進退自在に
嵌挿配置されている。この弁押し部材64を収容するシ
リンダの近傍には、弁の下流側における圧力をすべて同
じにするための連通孔65が穿設されている。
【0044】弁押し部材64は、ソレノイド52によっ
て駆動される。このソレノイド52においても、プラン
ジャ54は、コア55側の端面に突起部59を有するこ
とにより、吸引曲線をギャップが変化しても吸引力があ
まり変化しないようにし、また、シャフト56を軸受5
0およびコア55の凹部の2点にて軸支することで、ス
リーブ53とは接触しない構成にして摺動抵抗を低減す
るようにしている。
【0045】図10は第5の実施の形態に係る本発明の
定差圧弁の構成例を示す断面図である。図10におい
て、図1および図2に示した構成要素と同じ構成要素に
ついては、同じ符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
【0046】この第5の実施の形態の定差圧弁は、ピス
トンとコアとの相対位置を固定することにより吸引力が
変化しないようにしたものである。パイロット弁および
主弁の構成は、第1の実施の形態のものと同じである
が、ソレノイド52の構成が異なっている。
【0047】すなわち、スリーブ53内には、プランジ
ャ54および可動コア55aが軸線方向に進退自在に嵌
挿配置されている。プランジャ54および可動コア55
aを貫通するシャフト56は、軸受50とスリーブ53
の上端に固着されたキャップ66との2点で軸支され、
プランジャ54および可動コア55aは、スリーブ53
の内壁面とは接触しないようにしている。また、可動コ
ア55aとピストン45との間に、プランジャ54およ
び軸受50の連通孔49を介してロッド67が配置さ
れ、キャップ66と可動コア55aとの間にスプリング
68が設けられている。
【0048】可動コア55aは、ロッド67を介してピ
ストン45の上に載った形になっている。また、可動コ
ア55aは、スプリング68によりピストン45の方に
付勢されているため、ピストン45、ロッド67および
可動コア55aは一体化されており、ピストン45の動
きに追従して一緒に動くようになる。これは、ソレノイ
ド52の電磁力に関係なく、ピストン45の動きに可動
コア55aが追従して動く。
【0049】ここで、電磁コイル58がある電流値で通
電されていて、入口孔32に供給された冷媒の入口圧力
と出口孔34における出口圧力との差圧を一定に制御し
ているとする。この状態で、入口圧力が上昇すると、そ
の圧力は主弁体36の連通孔43を介してパイロット弁
に導入される。すると、パイロット弁が開く方向に移動
してプランジャ54がスプリング57のばね力と釣り合
う位置まで移動する。一方、パイロット弁が開くことに
よりピストン45の背面に圧力が導入されてピストン4
5は主弁側に移動して主弁を開く方向に駆動する。この
とき、ピストン45の移動に追従して可動コア55aが
移動し、同時に、ピストン45の移動に追従して、プラ
ンジャ54、シャフト56およびパイロット弁体44
も、プランジャ54と可動コア55aとの間隔を保った
ままスプリング57のばね力により移動する。すなわ
ち、この移動の間、プランジャ54と可動コア55aと
の間のギャップは変化しないため、吸引荷重の変化がな
く、定差圧性はよい。
【0050】また、プランジャ54および可動コア55
aを支持しているシャフト56は、これらをスリーブ5
3と接触しないよう軸受50およびキャップ66の凹部
に軸支されているため、これらが軸線方向へ移動すると
きの摺動抵抗が小さく、制御性がよい。
【0051】図11は第6の実施の形態に係る本発明の
定差圧弁の構成例を示す断面図、図12はソレノイド電
流値に対する差圧の変化を示す図である。図11におい
て、図1および図2に示した構成要素と同じ構成要素に
ついては、同じ符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
【0052】この第6の実施の形態では、高圧の冷媒を
パイロット作動式で制御する定差圧弁において、ソレノ
イドの電流値を変化させても差圧が所定値以上にならな
いようにしたもので、図1および図2に示した第1の実
施の形態の定差圧弁に圧力逃し弁を付加した構成になっ
ている。
【0053】すなわち、図11に示したように、ボディ
31に、主弁をバイパスするようにバイパス路69が形
成され、そのバイパス路69の途中に、弁座70が形成
されている。この弁座70の下流側には、弁座70に下
流側から対向して弁体71が配置され、その弁体71を
下流側からスプリング72によって閉弁方向に付勢して
いる。このような構成にすることにより、圧力逃し弁を
構成している。
【0054】ソレノイドの電流値によって、主弁の差圧
が小さいときには、スプリング72の付勢力によって圧
力逃し弁は、閉じた状態を維持する。したがって、この
定差圧弁は、第1の実施の形態の定差圧弁とまったく同
じ動作をする。しかし、ソレノイドの電流値を小さくし
て、主弁の差圧を大きくなるよう設定していくと、所定
の設定差圧以上で、圧力逃し弁が開き、入口孔32の圧
力を出口孔34側へバイパスさせるので、差圧をそれ以
上高くすることができなくなる。
【0055】したがって、ソレノイド電流値に対する差
圧の変化特性は、図12に示したように、ソレノイド電
流の減少に従って差圧が大きくなる途中で、差圧の上昇
を止めることができるため、この定差圧弁をあらかじめ
決められた圧力の安全領域内でのみ動作させることがで
きる。また、入口孔32に供給される冷媒圧力が異常に
高圧になった場合にも、この圧力逃し弁の作用により出
口孔34側へバイパスさせることができ、高圧破壊など
の事故を未然に防止することができる。
【0056】図13は第7の実施の形態に係る本発明の
定差圧弁の構成例を示す断面図である。図13におい
て、図1および図2に示した構成要素と同じ構成要素に
ついては、同じ符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
【0057】この第7の実施の形態により定差圧弁は、
第6の実施の形態に係る定差圧弁が主弁側に圧力を逃す
機構を設けたのに対し、パイロット弁側に圧力を逃す機
構を設けている。
【0058】すなわち、シャフト56とパイロット弁体
44との間に所定値以上の高い圧力で動作するスプリン
グ73を介挿配置している。このスプリング73は、軸
受50に形成されている空間に配置された伝達部材74
に収容されている。シャフト56の下端は、スプリング
73を受けているプレート75に当接され、伝達部材7
4の下端は、パイロット弁体44を保持している。
【0059】ここで、差圧が小さいときには、スプリン
グ73の付勢力が大きいため、伝達部材74はリジッド
な部材として作用し、この定差圧弁は、第1の実施の形
態の定差圧弁とまったく同じ動作をする。圧力が高くな
って、高圧がパイロット弁体44にかかると、パイロッ
ト弁体44は、スプリング73の付勢力に抗してシャフ
ト56側に移動され、パイロット弁体44が開くように
なる。すると、高圧がピストン45の背面側に導入さ
れ、ピストン45を主弁側に移動させて主弁を開き、高
圧を出口孔34の低圧側へ逃して圧力を低下させる。こ
れにより、たとえ差圧弁に許容耐圧以上の圧力がかかっ
たとしても、圧力を逃して圧力を下げるように作用する
ので、破壊などの事故を防止することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、差圧
を設定するソレノイドにおいて、プランジャのコア側端
面に突起部を有する構成にした。これにより、プランジ
ャの位置によって変化する吸引荷重の変化量を小さくす
ることができ、定差圧性をよくすることができる。ま
た、プランジャを保持するシャフトを軸受で軸支してプ
ランジャをスリーブと接触させないような構成にした。
これにより、プランジャがスリーブに接触しながら制御
することがなくなるため、摺動抵抗を小さくすることが
でき、制御性をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る本発明の定差圧弁の閉
弁状態での構成例を示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る本発明の定差圧弁の開
弁状態での構成例を示す断面図である。
【図3】ソレノイド電流値に対する差圧の変化を示す図
である。
【図4】プランジャとコアとの間のギャップに対する吸
引力の変化を示す図である。
【図5】設定された差圧に対する冷媒流量の変化を示す
図である。
【図6】第2の実施の形態に係る本発明の定差圧弁の構
成例を示す断面図である。
【図7】ソレノイド電流値に対する差圧の変化を示す図
である。
【図8】第3の実施の形態に係る本発明の定差圧弁の構
成例を示す断面図である。
【図9】第4の実施の形態に係る本発明の定差圧弁の構
成例を示す断面図である。
【図10】第5の実施の形態に係る本発明の定差圧弁の
構成例を示す断面図である。
【図11】第6の実施の形態に係る本発明の定差圧弁の
構成例を示す断面図である。
【図12】ソレノイド電流値に対する差圧の変化を示す
図である。
【図13】第7の実施の形態に係る本発明の定差圧弁の
構成例を示す断面図である。
【図14】従来の定差圧弁の構成例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
31 ボディ 32 入口孔 33 冷媒流路 34 出口孔 35 主弁座 36 主弁体 37 スプリング 38 アジャストねじ 39 ストレーナ 40 真空引き用孔 41 シャフト 42 パイロット弁座 43 連通孔 44 パイロット弁体 45 ピストン 46 スプリング 47 バイパス孔 48 シール溝 49 連通孔 50 軸受 51 キャップ 52 ソレノイド 53 スリーブ 54 プランジャ 55 コア 55a 可動コア 56 シャフト 57 スプリング 58 電磁コイル 59 突起部 60 キャップ 61 ピストンリング 62 弁座 63 弁体 64 弁押し部材 65 連通孔 66 キャップ 67 ロッド 68 スプリング 69 バイパス路 70 弁座 71 弁体 72 スプリング 73 スプリング 74 伝達部材 75 プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H056 AA05 BB01 BB31 CA02 CA13 CA14 CB02 CB09 CC12 CD03 CD06 CE01 GG03 GG08 GG13 3H059 AA08 AA15 BB15 CA12 CB12 CB15 CD03 CD11 CD12 CE04 CE05 EE01 FF08 FF12 FF16 3H106 DA03 DA13 DA23 DA35 DB02 DB23 DB32 DC04 DC17 DD09 EE29 EE48 KK23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁の前後の差圧がソレノイドにより設定
    された一定の差圧になるよう流量を制御する定差圧弁に
    おいて、 前記ソレノイドは、スリーブ内に進退自在に配置された
    プランジャの位置によってコアとの間に発生する吸引荷
    重の変化量を低減させる吸引荷重変化量低減手段を備え
    ていることを特徴とする定差圧弁。
  2. 【請求項2】 前記プランジャは、両端を軸受によって
    軸線方向に進退自在に軸支されたシャフトに支持されて
    前記スリーブとは接触しないようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の定差圧弁。
  3. 【請求項3】 前記吸引荷重変化量低減手段は、前記プ
    ランジャの前記コア側の端面に設けられた突起部と、前
    記コアの前記突起部に対向する端面に前記突起部に対応
    して設けられた凹部とによって構成されていることを特
    徴とする請求項2記載の定差圧弁。
  4. 【請求項4】 高圧の流体が流れる流路内に形成された
    主弁座に対向して前記プランジャと同一軸線方向に進退
    可能に主弁体が配置された主弁と、前記主弁の下流側に
    前記プランジャと同一軸線方向に進退可能に配置され前
    記主弁体を駆動するピストンと、前記主弁の上流側に連
    通され前記主弁体と一体に形成されたパイロット弁座に
    対向して前記ピストンの背面側に前記プランジャを支持
    する前記シャフトによって駆動されるパイロット弁体が
    配置されたパイロット弁とを有することを特徴とする請
    求項3記載の定差圧弁。
  5. 【請求項5】 高圧の流体が流れる流路内に形成された
    弁座に対向して前記プランジャと同一軸線方向に進退可
    能に配置され前記プランジャを支持する前記シャフトに
    よって駆動される弁体を有することを特徴とする請求項
    3記載の定差圧弁。
  6. 【請求項6】 高圧の流体が流れる流路内に形成された
    主弁座に対向して前記プランジャと同一軸線方向に進退
    可能に主弁体が配置された主弁と、前記主弁の下流側に
    前記プランジャと同一軸線方向に進退可能に配置され前
    記主弁体を駆動するピストンと、前記主弁の上流側に連
    通され前記主弁体と一体に形成されたパイロット弁座に
    対向して前記ピストンの背面側に前記プランジャを支持
    する前記シャフトによって駆動されるパイロット弁体が
    配置されたパイロット弁とが同一軸線上に配置され、 前記吸引荷重変化量低減手段は、前記ピストンとの間隔
    を一定に保ちながら前記ピストンと一体になってスリー
    ブ内に前記軸線方向に進退可能に配置された可動コアに
    よって構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    定差圧弁。
  7. 【請求項7】 前記可動コアは、前記ピストンを支持す
    るシャフトに軸線方向に進退自在に支持されて前記スリ
    ーブとは接触しないようにしたことを特徴とする請求項
    6記載の定差圧弁。
  8. 【請求項8】 前記主弁をバイパスするバイパス通路に
    下流側からスプリングによって付勢された弁体を有す
    る、高圧回避用の圧力逃し弁を備えていることを特徴と
    する請求項4、5または7に記載の定差圧弁。
  9. 【請求項9】 前記パイロット弁体と前記シャフトとの
    間に高圧回避用のスプリングを介挿配置したことを特徴
    とする請求項4記載の定差圧弁。
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