JP2001342815A - エンジンの潤滑装置 - Google Patents

エンジンの潤滑装置

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JP2001342815A
JP2001342815A JP2000168739A JP2000168739A JP2001342815A JP 2001342815 A JP2001342815 A JP 2001342815A JP 2000168739 A JP2000168739 A JP 2000168739A JP 2000168739 A JP2000168739 A JP 2000168739A JP 2001342815 A JP2001342815 A JP 2001342815A
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Japan
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oil
passage
engine
relief valve
pan
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JP2000168739A
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Hideaki Takada
秀昭 高田
Nobuo Suzuki
宣生 鈴木
Hiroyuki Yoshida
裕之 吉田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/02Pressure lubrication using lubricating pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for outboard marine engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/02Pressure lubrication using lubricating pumps
    • F01M2001/0253Pressure lubrication using lubricating pumps characterised by the pump driving means
    • F01M2001/0261Pressure lubrication using lubricating pumps characterised by the pump driving means driven by the camshaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/007Other engines having vertical crankshafts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーチカルエンジンの設置スペース、特に上
下方向の設置スペースを小型化するとともに、リリーフ
バルブがオイル供給通路から排出するオイルでオイルパ
ン内のオイルが泡立つのを防止する。 【解決手段】 オイルパン411 から被潤滑部に潤滑油
を供給するオイルポンプを該オイルパン411 の外部に
配置してカムシャフトにより駆動する。オイルパン41
1 に収納されるようにエンジンブロック11の下面に取
り付けられたオイル通路形成部材89には、オイルパン
411 から前記オイルポンプにオイルを吸入するオイル
吸入通路p0 ,p1 と、オイルポンプが吐出した余剰の
オイルをオイル供給通路r1 から排出するリリーフバル
ブ91とを備える。リリーフバルブ91が開弁すると、
余剰のオイルはオイルパン411 に直接排出されること
なく、オイル供給通路r1 から連通路95を経てオイル
吸入通路p0 に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランクシャフト
を上下方向に支持するエンジンブロックの下部に結合さ
れたオイルパン内のオイルをオイルポンプで被潤滑部に
供給するエンジンの潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭64−25415号公報には、バ
ーチカルエンジンのエンジンブロックの下面に結合した
オイルパン内のオイルをカムシャフトの下端に設けたオ
イルポンプで汲み上げ、このオイルをオイル供給通路を
介してエンジンの各被潤滑部に供給するものが記載され
ている。前記オイル供給通路にはリリーフバルブが設け
られており、オイルポンプが吐出するオイルの圧力が過
剰になると、前記リリーフバルブが開弁してオイル供給
通路のオイルをオイルパンに戻すようになっている。
【0003】また特開平1−267307号公報には、
バーチカルエンジンのエンジンブロックの下面にベアリ
ングケースを介してオイルパンを結合し、前記ベアリン
グケースにオイルポンプを設けたものが記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記実開昭
64−25415号公報に記載されたものは、リリーフ
バルブが開弁すると余剰のオイルがオイル供給通路から
オイルパンの上部空間に直接排出されるため、上方のリ
リーフバルブから落下するオイルでオイルパン内のオイ
ルが泡立ってしまい、オイルポンプがオイルパンから吸
引するオイル内に気泡が混入して潤滑性能に悪影響を及
ぼす可能性があった。
【0005】また上記特開平1−267307号公報に
記載されたものは、エンジンブロックとオイルパンとの
間にオイルポンプが配置されるので、オイルポンプの外
形寸法に見合うだけのポンプ設置スペースを確保しよう
とすると、エンジンと周囲の構造物との間に前後左右の
スペース、また特に上下方向スペースが必要になってエ
ンジンルームが大型化する問題があった。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、バーチカルエンジンの設置スペース、特に上下方向
の設置スペースを小型化するとともに、リリーフバルブ
がオイル供給通路から排出するオイルでオイルパン内の
オイルが泡立つのを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、クランクシャ
フトを上下方向に支持するエンジンブロックの下部に結
合されたオイルパンと、オイルパンに貯留されたオイル
をオイル吸入通路を介して汲み上げ、そのオイルをオイ
ル供給通路を介して被潤滑部に供給するオイルポンプ
と、オイルポンプが吐出した余剰のオイルを前記オイル
供給通路から排出するリリーフバルブとを備えたエンジ
ンの潤滑装置において、前記オイルポンプをオイルパン
の外部に配置してカムシャフトにより駆動するととも
に、前記リリーフバルブをオイルパンの内部に配置し、
その開弁によって前記オイル供給通路および前記オイル
吸入通路を連通路を介して連通させることを特徴とする
エンジンの潤滑装置が提案される。
【0008】上記構成によれば、オイルポンプをオイル
パンの外部に配置してカムシャフトで駆動し、かつリリ
ーフバルブを前記オイルポンプから分離してオイルパン
の内部に配置したので、オイルポンプの設置スペースお
よびリリーフバルブの設置スペースを2ヵ所に分散する
ことができる。これにより、リリーフバルブを一体に備
えて大型化したオイルポンプをカムシャフトあるいはク
ランクシャフトで駆動する場合に比べて、エンジンの設
置スペース、特に上下方向の設置スペースを小型化する
ことができ、特にエンジンの取付支持面がエンジンルー
ムの底面に近い船外機用エンジンにおいては、エンジン
ルームの大型化を抑えることができる。またオイルポン
プから被潤滑部にオイルを供給するオイル供給通路に設
けたリリーフ弁が開弁すると、オイル供給通路からリリ
ーフ弁を通過したオイルは、オイルパンに直接戻される
ことなく、オイルパンからオイルポンプに延びるオイル
吸入通路に連通路を介して戻されるため、リリーフバル
ブから排出されたオイルでオイルパン内のオイルが泡立
つのを防止することができる。これにより、オイルポン
プがオイルパンから吸引するオイル内に気泡が混入する
のを防止し、被潤滑部を確実に潤滑することができる。
【0009】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、オイルパンの内部に延びてオ
イルポンプにオイルを吸い上げるサクションパイプが接
続されるオイル通路形成部材をエンジンブロックの下面
に着脱自在に固定し、このオイル通路形成部材に前記オ
イル吸入通路、前記リリーフバルブおよび前記連通路を
設けたことを特徴とするエンジンの潤滑装置が提案され
る。
【0010】上記構成によれば、エンジンブロックの下
面に着脱自在に固定されてサクションパイプが接続され
るオイル通路形成部材にオイル吸入通路、リリーフバル
ブおよび連通路を設けたので、エンジンブロック側に特
別の加工を施すことなく、その下面にオイル通路形成部
材を固定するだけでサクションパイプおよびリリーフバ
ルブの組み付けを完了することができ、組み付け工数の
削減に寄与することができる。しかもオイル吸入通路、
リリーフバルブおよび連通路をアセンブリ化し、かつサ
クションパイプの接続部を兼ねさせることにより部品点
数およびコストの削減に寄与することができる。
【0011】尚、実施例の油路p0 は本発明のオイル吸
入通路に対応し、実施例の油室r1は本発明のオイル供
給通路に対応する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0013】図1〜図12は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は船外機の全体側面図、図2は図1の要部拡
大断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の
要部拡大図、図5は図4の5−5線矢視図、図6は図5
の6方向矢視図、図7は図6の7方向矢視図、図8は図
4の8−8線断面図、図9は図4の9方向矢視図、図1
0は図4の10−10線矢視図、図11は図10の11
−11線断面図、図12は図11の12−12線矢視図
である。
【0014】図1〜図3に示すように、船外機Oの上部
に搭載された2気筒4サイクルエンジンEは、クランク
ケース111 および上下2個のシリンダボア112 ,1
2を一体に備えたエンジンブロック11と、エンジン
ブロック11に結合されたシリンダヘッド12と、シリ
ンダヘッド12に結合されたヘッドカバー13とを備え
ており、エンジンブロック11に形成された2個のシリ
ンダボア112 ,11 2 に摺動自在に嵌合する2個のピ
ストン14,14が、エンジンブロック11に支持した
クランクシャフト15にコネクティングロッド16,1
6を介して連接される。
【0015】エンジンブロック11から上方に突出する
クランクシャフト15の軸端部に、発電機17およびリ
コイルスタータ18が同軸上に設けられる。シリンダヘ
ッド12およびヘッドカバー13間に区画された動弁室
19にはカムシャフト20が支持されており、その上端
に設けたカムプーリ21とクランクシャフト15の上部
に設けたクランクプーリ22とがタイミングベルト23
で接続される。シリンダヘッド12に形成した吸気ポー
ト24および排気ポート25をそれぞれ開閉する吸気弁
26および排気弁27が、前記カムシャフト20にそれ
ぞれ吸気ロッカーアーム28および排気ロッカーアーム
29を介して接続される。エンジンEの右側面に配置さ
れたエアクリーナ30、スロットルバルブ31およびキ
ャブレタ32が前記吸気ポート24に接続される。
【0016】クランクシャフト15の軸線は上下方向に
配置され、かつシリンダボア112,112 の軸線は、
クランクケース111 側が前方を向いてシリンダヘッド
12側が後方を向くように前後方向に配置される。2個
のピストン14,14のクランク位相は同位相であり、
その点火時期は360°ずれている。クランクシャフト
15には、ピストン14,14の往復質量に対抗するバ
ランス率100%のカウンターウエイト151 …が設け
られる。
【0017】上記構造のエンジンEの下面にオイルパン
構成部材としてのオイルケース41の上面が結合され、
このオイルケース41の下面にイクステンションケース
42の上面が結合され、このイクステンションケース4
2の下面にギヤケース43の上面が結合される。オイル
ケース41の外周と、エンジンEの下半部の外周とが、
イクステンションケース42の上端に結合されたアンダ
ーカバー44によって覆われ、このアンダーカバー44
の上端に結合されたエンジンカバー45によってエンジ
ンEの上半部が覆われる。即ち、エンジンブロック11
の下端に形成されたオイルケース取付面115 よりも上
方に位置するアンダーカバー44の上半部と、エンジン
カバー45とによってエンジンEを収納するエンジンル
ームR(図2および図3参照)が構成される。エンジン
ブロック11のオイルケース取付面115 は、エンジン
Eをオイルケース41を介してイクステンションケース
42に取り付けるエンジン取付支持面を構成する。
【0018】図2から明らかなように、オイルケース4
1はオイルパン411 を一体に備えており、その内部に
オイルストレーナ46を備えたサクションパイプ47が
収納される。オイルケース41の後面には排気通路形成
部材48が結合され、またイクステンションケース42
の内部には隔壁421 を介して排気膨張室49が区画さ
れる。
【0019】排気ポート25から出た排気ガスは、エン
ジンブロック11の内部に形成した主排気通路113
らオイルケース41に形成した第1主排気通路e1 に流
入し(図10の矢印a参照)、そこから連通口e2 を通
過して排気通路形成部材48の上部に形成した上部排気
膨張室e3 に流入する。上部排気膨張室e3 内の排気ガ
スの一部は連通口e4 を通過してオイルケース41に形
成した第2主排気通路e5 に流入し、そこからイクステ
ンションケース42の排気膨張室49、ギヤケース43
の内部および後記プロペラ軸53まわりの中空部を経て
外部の水中に排出される。一方、排気通路形成部材48
の上部排気膨張室e3 内の排気ガスの一部は、連通口e
6 を通過して排気通路形成部材48の下部に形成した下
部排気膨張室e7 に流入し、そこから排気出口e8 を通
って空気中に排出される。下部排気膨張室e7 の下端に
は、そこに溜まった水をオイルケース41の主排気通路
5 を排出する水抜き孔e9 が形成される。
【0020】図2および図10から明らかなように、図
示せぬ冷却水ポンプで汲み上げられた冷却水は、エンジ
ンブロック11およびオイルケース41の合わせ面に形
成された冷却水通路w1 ,w2 に供給され、そこから二
股に分岐してエンジンブロック11およびシリンダヘッ
ド12に供給される(図10の矢印b参照)。エンジン
ブロック11およびシリンダヘッド12を冷却した冷却
水はエンジンブロック11の下面に形成した冷却水通路
3 に供給され(図10の矢印c参照)、そこからオイ
ルケース41に形成した冷却水通路w4 を経てイクステ
ンションケース42の内部に排出される。
【0021】クランクシャフト15の下端に接続された
駆動軸50はオイルケース41を貫通してイクステンシ
ョンケース42に形成した駆動軸室51の内部を下方に
延び、後端にプロペラ52を備えてギヤケース43に前
後方向に支持されたプロペラ軸53の前端に前後進切換
機構54を介して接続される。
【0022】船外機Oを船体Sに着脱自在に取り付ける
ための取付ブラケット55は、逆J字状の取付ブラケッ
ト本体56と、この取付ブラケット本体56に螺合する
押しねじ57とを備える。取付ブラケット本体56に支
点ピン58を介して揺動アーム59の前端が枢支されて
おり、この揺動アーム59の後端にパイプ状のスイベル
ケース60が一体に結合される。取付ブラケット本体5
6には多数のピン孔561 …が設けられており、スイベ
ルケース60に固定した係止板601 に形成したピン孔
と前記取付ブラケット本体56の何れかのピン孔561
…とにピン61を挿通することにより、支点ピン58ま
わりの船外機Oのチルト角を調整することができる。
【0023】スイベルケース60の内部に相対回転自在
に嵌合するスイベル軸62は、その上端および下端にそ
れぞれマウントアーム63およびマウントブロック64
を備える。上側のマウントアーム63の左右一対のアッ
パーマウント65,65を介してオイルケース41に弾
性的に接続され、下側のマウントブロック64はロアマ
ウント66を介してイクステンションケース42に弾性
的に接続される。オイルケース41の前端には操舵ハン
ドル67が固定されており、この操舵ハンドル67を握
って左右に操作することにより、オイルケース41をス
イベル軸62まわりに左右に揺動させて船外機Oを操舵
することができる。
【0024】次に、図4〜図7および図9を参照してエ
ンジンブロック11に対するクランクシャフト15の支
持構造を説明する。
【0025】クランクケース111 を一体に備えるとと
もに、2個のシリンダボア112 ,112 が形成された
エンジンブロック11は、その後面にシリンダヘッド1
2が結合されるシリンダヘッド結合面114 を備え、そ
の下面にオイルケース41が結合されるオイルケース結
合面115 を備え、その上面にアッパーカバー71が結
合されるアッパーカバー結合面116 を備え、その前面
にクランクケース11 1 内のブローバイガスを吸気系に
還流させるブリーザ装置72が結合されるブリーザ装置
結合面117 を備える。ブリーザ装置結合面117 はエ
ンジンブロック11のクランクケース111 の底面に形
成されるもので、その中央にクランクケース111 の内
部空間に連通する開口118 (図7参照)が形成され
る。
【0026】図4および図9から明らかなように、アッ
パーカバー71はエンジンブロック11の上面のアッパ
ーカバー結合面116 に結合され、8個のボルト孔71
1 …を貫通するボルトによってエンジンブロック11に
締結される。アッパーカバー71の中心に形成された軸
受孔712 から3本のアーム713 …が半径方向外側に
延びており、これらアーム713 …の先端に形成された
ボルト孔714 …に、発電機17およびリコイルスター
タ18を覆うスタータカバー73(図2参照)が固定さ
れる。
【0027】上下方向に向けて配置されたクランクシャ
フト15の下側のジャーナル152は、エンジンブロッ
ク11の下壁の軸受孔119 に装着した軸受メタル74
に支持され、またクランクシャフト15の上側のジャー
ナル153 は、アッパーカバー71の軸受孔712 に装
着した軸受メタル75に支持される(図4参照)。この
ように、クランクシャフト15の下側のジャーナル15
2 および上側のジャーナル153 をエンジンブロック1
1およびアッパーカバー71に支持した状態で、上下の
コネクティングロッド16,16の大端部にボルト76
…で装着されるベアリングキャップ161 ,161 が、
エンジンブロック11と一体のクランクケース111
形成された開口118 に対向する(図4および図7参
照)。
【0028】而して、クランクケース111 を一体に備
えたエンジンブロック11には、2個のシリンダボア1
2 ,112 と、クランクシャフト15の下側のジャー
ナル152 を支持する軸受孔119 とが形成されるが、
それらシリンダボア112 ,112 および軸受孔119
は2つの部材に跨がることなく、1つの部材であるエン
ジンブロック11だけに形成される。これにより、シリ
ンダボア112 ,11 2 および軸受孔119 を加工する
際に、2つの部材を結合した状態で該2つの部材の結合
部に加工を施す、いわゆる共加工が不要になり、それら
の部材の結合や分離に必要な工数が削減されるだけでな
く、加工精度の向上にも寄与することができる。同様
に、クランクシャフト15の上側のジャーナル153
支持する軸受孔712 も、単一の部材であるアッパーカ
バー71に形成されるので、軸受孔712 の加工時に共
加工が不要になって加工工数の削減および加工精度の向
上に寄与することができる。しかもエンジンブロック1
1およびアッパーカバー71をセットで交換せずに各々
独立で交換することが可能になるため、部品の互換性が
高められる。
【0029】エンジンEのクランクシャフト15まわり
の組み立ては、以下のような手順で行われる。エンジン
ブロック11の軸受孔119 にクランクシャフト15の
下側のジャーナル152 を支持した状態で、クランクシ
ャフト15の上側のジャーナル153 にアッパーカバー
71の軸受孔712 を嵌合させながら、該アッパーカバ
ー71をエンジンブロック11のアッパーカバー結合面
116 に結合する。続いて、予めコネクティングロッド
16,16を結合したピストン14,14をシリンダヘ
ッド結合面114 側からシリンダボア112 ,112
嵌合させ、そのコネクティングロッド16,16の大端
部をクランクシャフト15のピン部に係合させてベアリ
ングキャップ161 ,161 をボルト76…を締結す
る。
【0030】このとき、図4および図7から明らかなよ
うに、コネクティングロッド16,16の大端部がエン
ジンブロック11の前面の開口118 に対向するため、
その開口118 を通してベアリングキャップ161 ,1
1 の締結作業を容易に行うことができる。従って、前
記ベアリングキャップ161 ,161 の締結作業を行う
ためにクランクケース111 内に余分な空間を確保する
必要がなくなり、エンジンブロック11を小型化しなが
らクランクシャフト15の組付作業を可能にすることが
できる。
【0031】図4および図6から明らかなように、エン
ジンブロック11の後下部を後方に張り出すことによ
り、エンジンブロック11にオイルケース41を結合す
る水平なオイルケース結合面115 は、エンジンブロッ
ク11にシリンダヘッド12を結合する鉛直なシリンダ
ヘッド結合面114 の下方への延長線Lを越えて後方に
延びている。これにより、前記オイルケース結合面11
5 の面積を最大限に拡大し、そこに結合されるオイルケ
ース41のオイルパン411 の容積を充分に確保するこ
とができる。しかも、オイルケース結合面115 および
シリンダヘッド結合面114 は相互に連続していないの
で、オイルケース結合面115 のシールおよびシリンダ
ヘッド結合面114 のシールに支障を来す虞もない。
【0032】また、オイルケース41のオイルパン41
1 の近傍には第1、第2主排気通路e1 ,e5 および冷
却水通路w1 ,w4 が上下方向に形成されるが、エンジ
ンブロック11の後下部を後方に張り出した効果によ
り、エンジンブロック11のオイルケース結合面115
に結合されるオイルケース41の合わせ面の面積も増加
するため、オイルパン411 の開口と干渉しないように
前記第1、第2主排気通路e1 ,e5 および冷却水通路
1 ,w4 を配置することが可能になる。その結果、オ
イルパン411 の開口面積を大きくして容量増加を図る
ことができる。
【0033】図4および図8から明らかなように、エン
ジンブロック11の開口118 を閉塞するように装着さ
れるブリーザ装置72は、インナー部材77およびアウ
ター部材78をシール部材79を介して結合してボック
ス状に形成されており、4本のボルト80…でエンジン
ブロック11に取り付けられる。インナー部材77には
クランク室に連通する開口771 が形成されており、こ
の開口771 を開閉するリード弁81がインナー部材7
7の内面に設けられる。アウター部材78の内面にはイ
ンナー部材77に向かって突出する突出壁781 が形成
されており、この突出壁781 によってラビリンス82
が形成される。またアウター部材78の外面には、ラビ
リンス82の内部空間をエンジンEの吸気系に図示せぬ
ブリーザパイプを介して連通させる連通孔782 が形成
される。
【0034】次に、エンジンEの潤滑系の構造を、図4
〜図6および図9〜図12を参照して説明する。
【0035】図4から明らかなように、シリンダヘッド
12の下面にポンプハウジング86が固定されており、
このポンプハウジング86にカムシャフト20の下部が
支持される。カムシャフト20の下端部によって駆動さ
れるオイルポンプ87は、ポンプハウジング86の下面
と、そこに固定されたポンプカバー88との間に収納さ
れる。
【0036】図4および図10〜図12から明らかなよ
うに、オイルケース41に一体に設けられたオイルパン
411 の天井面となるエンジンブロック11の座面11
10に、オイル通路形成部材89がボルト90,90で固
定される。オイル通路形成部材89には、オイルパン4
1 内に収納したサクションパイプ47が接続される継
ぎ手891 と、オイルポンプ87が吐出したオイルの余
剰分を排出するリリーフバルブ91とが設けられる。
【0037】このようにオイルポンプ87をオイルパン
411 の外部に配置してカムシャフト20の下端部で駆
動するとともに、リリーフバルブ91をオイルポンプ8
7から分離してオイルパン411 の内部に収納したの
で、エンジンEを収納するエンジンルームRの寸法、特
に上下方向の寸法を小型化することができる。なぜなら
ば、リリーフバルブを一体に備えて大型化したオイルポ
ンプをカムシャフト20の下端部で駆動すると仮定する
と、カムシャフト20の下端部近傍の構造物とオイルポ
ンプとの干渉を回避するためにエンジンルームRの上下
方向寸法が増加してしまい、またリリーフバルブを一体
に備えて大型化したオイルポンプをクランクシャフト1
5の下端部で駆動すると仮定すると、クランクシャフト
15の下端部近傍の構造物とオイルポンプとの干渉を回
避するためにエンジンルームRの上下方向寸法が増加し
てしまうからである。それに対し、本実施例の如くオイ
ルポンプ87およびリリーフバルブ91を分離してそれ
ぞれ異なる位置に配置することにより、必要な設置スペ
ースを分散して他の構造物との干渉を回避し、エンジン
ルームRをできるだけ小型化することができる。
【0038】図11に最も良く示されるように、リリー
フバルブ91はオイル通路形成部材89の内部に上下方
向に形成された弁孔892 を備えており、この弁孔89
2 の内部に上下摺動自在に収納された弁体93は、弁ば
ね94によって上向きに付勢される。弁孔892 の上端
は後述する油室r1 に連通し、弁孔892 の下端はオイ
ルパン411 の内部空間に連通する。そして弁孔892
の上部と継ぎ手891の内部に形成された油路p0
が、水平方向に延びる連通路95で連通する。リリーフ
弁91が図示した閉弁位置にあるとき、弁体93によっ
て油室r1 および油路p0 の連通は阻止され、弁体93
が弁ばね94の弾発力に抗して下降してリリーフ弁91
が開弁すると、油室r1 が連通路95を介して油路p0
に連通する。
【0039】而して、オイルパン411 内のオイルは、
オイルストレーナ46と、サクションパイプ47と、継
ぎ手891 内を上下方向に貫通する油路p0 と、エンジ
ンブロック11およびシリンダヘッド12を水平方向に
貫通する油路p1 (図4、図5および図10参照)とを
経てオイルポンプ87に吸入される。オイルポンプ87
から吐出されたオイルは、前記油路p1 と平行に形成さ
れてエンジンブロック11およびシリンダヘッド12を
水平方向に貫通する油路p2 (図5および図10参照)
を通り、エンジンブロック11およびオイル通路形成部
材89間に形成された前記油室r1 (図10〜図12参
照)に供給され、そこからエンジンブロック11に形成
した油路p3 (図10参照)を経て、エンジンブロック
11の右側面に設けたオイルフィルター92に供給され
る。油室r1 には、前記リリーフバルブ91が臨んでい
る。
【0040】前記油路p0 は本発明のオイル吸入通路を
構成し、前記油室r1 は本発明のオイル供給通路を構成
する。
【0041】オイルフィルター92で濾過されたオイル
は、エンジンブロック11に形成した油路p4 (図10
参照)を経てエンジンブロック11およびオイル通路形
成部材89間に形成された油室r2 (図4および図10
参照)に供給され、そこからエンジンブロック11に形
成された油路p5 (図4および図10参照)を経て、軸
受メタル74およびクランクシャフト15の下側のジャ
ーナル152 に供給される。クランクシャフト15の下
側のクランクピンへのオイルの供給は、前記下側のジャ
ーナル152 からクランクシャフト15の内部に形成さ
れた油路(図示せず)を介して行われる。
【0042】一方、前記油室r2 に供給されたオイルの
一部は、エンジンブロック11を上下方向に延びる油路
6 (図6および図10参照)に供給される。油路p6
の上端近傍から水平方向に分岐した油路p7 (図5およ
び図6参照)は、エンジンブロック11およびシリンダ
ヘッド12を貫通して動弁室19に供給され、そこに収
納された動弁機構を潤滑する。動弁機構を潤滑したオイ
ルは、動弁室19の下端からシリンダヘッド12および
エンジンブロック11を水平方向に貫通する油路p
8 (図5および図10参照)を経て、オイルパン411
に戻される。
【0043】エンジンブロック11内を上方に延びる油
路p6 (図6参照)に供給されたオイルは、アッパーカ
バー71に形成した油路p9 ,p10(図4および図9参
照)を経て軸受メタル75およびクランクシャフト15
の上側のジャーナル153 に供給される。クランクシャ
フト15の上側のクランクピンへのオイルの供給は、前
記上側のジャーナル153 からクランクシャフト15の
内部に形成された油路(図示せず)を介して行われる。
【0044】このように、オイルポンプ87から最も離
れたクランクシャフト15の上側のジャーナル153
のオイルの供給を、クランクシャフト15の内部に形成
された油路を介することなく、エンジンブロック11に
形成された油路p6 (図6参照)およびアッパーカバー
71に形成された油路p9 ,p10を介して行うので、充
分な量のオイルを前記上側のジャーナル153 に供給し
て確実な潤滑を可能にすることができるだけでなく、油
路の構造を大幅に簡素化することができる。
【0045】図4から明らかなように、アッパーカバー
71の油路p10は軸受孔712 側に向けて斜め下方に傾
斜しているため、この油路p10を軸受孔712 側からド
リルで穿設される盲孔で構成することが可能になり、盲
栓が不要になって加工工数および部品点数が削減され
る。なぜならば、仮に油路p10をアッパーカバー71の
外表面から軸受け孔712 まで貫通する貫通孔で構成し
たとすると、前記外表面側の開口端を盲栓で閉塞する必
要が発生する。
【0046】エンジンEの各被潤滑部からクランクケー
ス111 内に集まったオイルは、エンジンブロック11
のオイルケース結合面115 の開口1111,1112(図
10参照)を経てオイルパン411 に戻される。
【0047】オイルポンプ91の吐出圧がリリーフバル
ブ91の開弁圧を越えると、リリーフバルブ91が開弁
して弁体93が下降し、油室r1 のオイルが連通路95
を経て継ぎ手891 内を上下方向に貫通する油路p0
戻され、そこから再度オイルポンプ91に吸入される。
このように、油室r1 からリリーフバルブ91を通過し
たオイルは、オイルパン411 に直接戻されることな
く、オイルパン411 を迂回してオイルポンプ91に吸
入されるので、リリーフバルブ91を通過したオイルに
よってオイルパン411 内のオイルが泡立って気泡が発
生するのが防止される。その結果、オイルポンプ91が
オイルパン411 から吸引するオイル内に前記気泡が混
入するのを防止し、オイルポンプ91によるオイルの供
給を確実に行わせて潤滑効果を確保することができる。
【0048】またエンジンブロック11の下面にオイル
通路形成部材89を固定するだけで、エンジンブロック
11側に特別の加工を施すことなく、オイル通路形成部
材89に接続されたサクションパイプの組付と、オイル
通路形成部材89の内部に収納されたリリーフバルブ9
1の組付とを完了することができるので、組み付け工数
の削減が可能となる。しかも油路p0 、連通路95およ
びリリーフバルブ91をオイル通路形成部材89に一体
に設けてアセンブリ化し、かつオイル通路形成部材89
にサクションパイプの接続部を兼ねさせることにより部
品点数およびコストの削減に寄与することができる。
【0049】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0050】例えば、実施例では船外機Oのバーチカル
エンジンEを例示したが、本発明は他の任意の用途のバ
ーチカルエンジンに対して適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、オイルポンプをオイルパンの外部に配置して
カムシャフトで駆動し、かつリリーフバルブを前記オイ
ルポンプから分離してオイルパンの内部に配置したの
で、オイルポンプの設置スペースおよびリリーフバルブ
の設置スペースを2ヵ所に分散することができる。これ
により、リリーフバルブを一体に備えて大型化したオイ
ルポンプをカムシャフトあるいはクランクシャフトで駆
動する場合に比べて、エンジンの設置スペース、特に上
下方向の設置スペースを小型化することができ、特にエ
ンジンの取付支持面がエンジンルームの底面に近い船外
機用エンジンにおいては、エンジンルームの大型化を抑
えることができる。またオイルポンプから被潤滑部にオ
イルを供給するオイル供給通路に設けたリリーフ弁が開
弁すると、オイル供給通路からリリーフ弁を通過したオ
イルは、オイルパンに直接戻されることなく、オイルパ
ンからオイルポンプに延びるオイル吸入通路に連通路を
介して戻されるため、リリーフバルブから排出されたオ
イルでオイルパン内のオイルが泡立つのを防止すること
ができる。これにより、オイルポンプがオイルパンから
吸引するオイル内に気泡が混入するのを防止し、被潤滑
部を確実に潤滑することができる。
【0052】また請求項2に記載された発明によれば、
エンジンブロックの下面に着脱自在に固定されてサクシ
ョンパイプが接続されるオイル通路形成部材にオイル吸
入通路、リリーフバルブおよび連通路を設けたので、エ
ンジンブロック側に特別の加工を施すことなく、その下
面にオイル通路形成部材を固定するだけでサクションパ
イプおよびリリーフバルブの組み付けを完了することが
でき、組み付け工数の削減に寄与することができる。し
かもオイル吸入通路、リリーフバルブおよび連通路をア
センブリ化し、かつサクションパイプの接続部を兼ねさ
せることにより部品点数およびコストの削減に寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】船外機の全体側面図
【図2】図1の要部拡大断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の要部拡大図
【図5】図4の5−5線矢視図
【図6】図5の6方向矢視図
【図7】図6の7方向矢視図
【図8】図4の8−8線断面図
【図9】図4の9方向矢視図
【図10】図4の10−10線矢視図
【図11】図10の11−11線断面図
【図12】図11の12−12線矢視図
【符号の説明】
11 エンジンブロック 15 クランクシャフト 20 カムシャフト 411 オイルパン 87 オイルポンプ 89 オイル通路形成部材 91 リリーフバルブ 95 連通路 p0 油路(オイル吸入通路) r1 油室(オイル供給通路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 裕之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G013 AA03 AA06 AB01 BB07 BB18 BB27 BD07 BD08 BD11 BD43 3G015 AA03 AA06 AB01 BA05 BH00 CA03 CA12 DA02 DA06 DA11 EA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフト(15)を上下方向に
    支持するエンジンブロック(11)の下部に結合された
    オイルパン(411 )と、 オイルパン(411 )に貯留されたオイルをオイル吸入
    通路(p0 )を介して汲み上げ、そのオイルをオイル供
    給通路(r1 )を介して被潤滑部に供給するオイルポン
    プ(87)と、 オイルポンプ(87)が吐出した余剰のオイルを前記オ
    イル供給通路(r1 )から排出するリリーフバルブ(9
    1)と、を備えたエンジンの潤滑装置において、 前記オイルポンプ(87)をオイルパン(411 )の外
    部に配置してカムシャフト(20)により駆動するとと
    もに、前記リリーフバルブ(91)をオイルパン(41
    1 )の内部に配置し、その開弁によって前記オイル供給
    通路(r1 )および前記オイル吸入通路(p0 )を連通
    路(95)を介して連通させることを特徴とするエンジ
    ンの潤滑装置。
  2. 【請求項2】 オイルパン(411 )の内部に延びてオ
    イルポンプ(87)にオイルを吸い上げるサクションパ
    イプ(47)が接続されるオイル通路形成部材(89)
    をエンジンブロック(11)の下面に着脱自在に固定
    し、このオイル通路形成部材(89)に前記オイル吸入
    通路(p0 )、前記リリーフバルブ(91)および前記
    連通路(95)を設けたことを特徴とする、請求項1に
    記載のエンジンの潤滑装置。
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