JP2001341547A - 車間制御装置 - Google Patents

車間制御装置

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JP2001341547A
JP2001341547A JP2000162935A JP2000162935A JP2001341547A JP 2001341547 A JP2001341547 A JP 2001341547A JP 2000162935 A JP2000162935 A JP 2000162935A JP 2000162935 A JP2000162935 A JP 2000162935A JP 2001341547 A JP2001341547 A JP 2001341547A
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vehicle
accelerator pedal
vehicle speed
throttle
driver
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JP2000162935A
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Tadayoshi Okada
忠義 岡田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車間制御装置において、アクセルペダルの開
放のタイミングに関わらず、イニシャル処理を有効にし
てアクセルペダル開放後の車速が大きく低下するのを防
止する。さらに、スロットルアクチュエータの遊び取処
理を行って制御応答性を向上させる。 【解決手段】 アクセルペダル操作が終了するまでイニ
シャル処理(出力)を遅延させ、アクセルペダルの開放
のタイミングに関わらず、イニシャル処理を有効にして
車速Vが大きく低下するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車間制御装置に関
し、より具体的には所定の車間を維持しつつ前走車に追
従して走行するように車両の走行を制御する車間制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車間制御装置においては、一般
に、運転者の加速意思を優先させるため、車間制御中に
運転者がアクセルペダルを操作したときは車間制御を中
断すると共に、図9(a)に示す如く、その間はスロッ
トル開度に相当するイニシャル位置までスロットルアク
チュエータを駆動するイニシャル処理(出力)を行って
制御復帰後の車速の低下を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その結果、運転者がア
クセルペダルを開放するタイミングによってはスロット
ルアクチュエータが再び原位置まで戻されて車速が大き
く低下する場合があった。即ち、図9(a)に示す場合
はアクセルペダルが適正なタイミングで開放されたため
に車速Vの低下は少ないが、図9(b)に示す場合はア
クセルペダルが遅れたタイミングで開放されたため、換
言すれば、それまでアクセルペダルが操作されていたこ
とから、制御中断と判断されてスロットルアクチュエー
タは原位置まで戻されてしまう。
【0004】このように、アクセルペダルが開放される
タイミングによってはイニシャル処理が無駄になると共
に、アクセルペダルが開放された後の車速の低下が大き
くなる不都合があった。これは、スロットルアクチュエ
ータの耐久性の点でも望ましくない。
【0005】さらに、スロットルアクチュエータはワイ
ヤなどを介してスロットルバルブに接続されるが、スロ
ットル全閉状態を確保するため、図9(a)に示す如
く、スロットル全閉開度(アクセルペダルペダル開放に
よる)を超えた閉鎖方向に原位置が設定される。即ち、
図示のようなアクチュエータワイヤ遊び分が設けられ
る。
【0006】その結果、図10(a)に示す如く、アク
セルペダルが開放された後、スロットルアクチュエータ
が動作してスロットルバルブを駆動するまで、遊び分だ
け余分な距離を移動する必要があって、スロットルバル
ブを開放するのに、その分だけ時間を要して制御応答性
の点で必ずしも十分ではなかった。
【0007】従って、この発明の第1の目的は、上記し
た前者の不都合を解消することにあり、アクセルペダル
の開放のタイミングに関わらず、イニシャル処理を有効
とし、よってアクセルペダルが開放された後に車速が大
きく低下するのを防止するようにした車間制御装置を提
供することにある。
【0008】この発明の第2の目的は、上記した後者の
不都合を解消することにあり、アクセルペダルが操作さ
れてから開放されたとき、スロットル開度が全閉開度で
ある場合にその全閉開度に相当する位置までスロットル
アクチュエータを駆動させて遊び取り処理を実行し、よ
って制御応答性を向上させるようにした車間制御装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1項にあっては、所定の車間を維持しつ
つ前走車に追従して走行するように車両の走行を制御す
る車間制御装置において、前記車両の車速を検出する車
速検出手段、前記車両に搭載された内燃機関のスロット
ルバルブに接続され、運転者の操作に応じて前記スロッ
トルバルブを開閉するアクセルペダル、前記スロットル
バルブに接続され、前記アクセルペダルの操作と独立し
て前記スロットルバルブを開閉するスロットルアクチュ
エータ、前記アクセルペダルの運転者による操作を検出
するアクセルペダル操作検出手段、スイッチを通じて入
力される運転者の定速走行指示に応じ、前記検出された
車速を実現するスロットル開度に相当するイニシャル位
置まで前記スロットルアクチュエータを駆動するイニシ
ャル処理を実行するイニシャル処理実行手段、および前
記定速走行指示に応じて目標車速を設定し、前記検出さ
れた車速が設定した目標車速となるように、少なくとも
前記スロットルアクチュエータを動作させて前記車両の
車速を制御するスロットルアクチュエータ制御手段を備
えると共に、前記イニシャル処理実行手段は、前記アク
セルペダルの操作が終了するまで、前記イニシャル処理
の実行を遅延させる如く構成した。
【0010】アクセルペダルの操作が終了するまで、イ
ニシャル処理の実行を遅延させる如く構成したので、ア
クセルペダルの開放のタイミングに関わらず、イニシャ
ル処理を有効とすることができ、スロットルアクチュエ
ータを不要に動作させることがなくて耐久性を向上させ
ることができると共に、アクセルペダルが開放された後
に車速が大きく低下するのを防止することができる。
【0011】請求項2項にあっては、所定の車間を維持
しつつ前走車に追従して走行するように車両の走行を制
御する車間制御装置において、前記車両の車速を検出す
る車速検出手段、前記車両に搭載された内燃機関のスロ
ットルバルブに接続され、運転者の操作に応じて前記ス
ロットルバルブを開閉するアクセルペダル、前記スロッ
トルバルブに接続され、前記アクセルペダルの操作と独
立して前記スロットルバルブを開閉するスロットルアク
チュエータ、前記スロットルバルブの開度を検出するス
ロットル開度検出手段、前記アクセルペダルの運転者に
よる操作を検出するアクセルペダル操作検出手段、およ
びスイッチを通じて入力される運転者の定速走行指示に
応じて目標車速を設定し、前記検出された車速が設定し
た目標車速となるように、少なくとも前記スロットルア
クチュエータを動作させて前記車両の車速を制御するス
ロットルアクチュエータ制御手段を備えると共に、前記
スロットルアクチュエータ制御手段は、前記運転者によ
るアクセルペダル操作が終了したことが検出された場
合、前記検出されたスロットル開度が全閉開度であると
き(あるいはスロットルアクチュエータがスロットル全
閉開度相当位置にあるとき)、前記全閉開度に相当する
位置まで前記スロットルアクチュエータを駆動する遊び
取り処理を実行する如く構成した。
【0012】運転者によるアクセルペダル操作が終了し
たことが検出された場合、検出されたスロットル開度が
全閉開度であるとき、遊び取り処理を実行する如く構成
したので、制御応答性を向上させることができる。より
具体的には、これによってスロットルバルブが早めに開
放される結果、アクセルペダルが開放されたときの車速
の低下を最小限度に止めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の一つの実施の形態に係る車間制御装置を説明する。
【0014】図1はその車両の車間制御装置を全体的に
示す概略図である。
【0015】図1において、符号10は車両を示し、そ
の前部には内燃機関(図に「ENG」と示す。以下「エ
ンジン」という)12が搭載される。エンジン12は火
花点火式の多気筒(例えば4気筒)のガソリンエンジン
からなる。
【0016】エンジン12は吸気管14を備え、吸入さ
れた空気はスロットルバルブ16で流量を調整されつつ
吸気バルブ(図示せず)付近に流れ、インジェクタ(図
示せず)で噴射されたガソリン燃料と混合し、各気筒燃
焼室(図示せず)に流入する。流入した混合気は点火さ
れて燃焼し、ピストン(図示せず)を駆動する。
【0017】ピストンの駆動力によって生じたエンジン
出力(トルク)は自動変速機(図に「AT」と示し、以
下「AT」という)20に入力される。AT20は例え
ば前進4速、後進1速の有段式変速機からなり、入力し
たエンジン出力(トルク)を変速し、デォファレンシャ
ル機構およびドライブシャフト(共に図示せず)を介し
て車輪W、即ち、左右の前輪WFL,WFRを駆動し、
左右の後輪(従動輪)WRL,WRRを従動させて車両
10を走行させる。
【0018】各車輪Wにはキャリパ型のディスクブレー
キBが装着される。ディスクブレーキBは、ブレーキキ
ャリパBFあるいはBR、即ち、各車輪Wにそれぞれ配
置されたブレーキキャリパBFL,BFR,BRL,B
RRを備え、それらの制動パッドによってブレーキディ
スクを押圧し、各車輪Wを制動する。
【0019】各車輪Wに配置されたディスクブレーキB
は、ブレーキアクチュエータ22に接続される。ブレー
キアクチュエータ22は後述する如く、運転者の操作と
は独立に、自動的にディスクブレーキBを作動させて車
両10を制動する。
【0020】図2はそのブレーキアクチュエータ22の
詳細を示す概略図である。
【0021】図示の如く、ブレーキアクチュエータ22
はマスタシリンダ24を備える。マスタシリンダ24
は、車両10の運転席床面に配置されたブレーキペダル
26に接続されたマスタバック30に接続され、その中
のリザーバ(図示せず)から倍力された踏み込み力に応
じた制動圧に調圧されたブレーキ油(オイル)が油圧機
構に送られる。
【0022】油圧機構は、図示の如く、切換弁32,3
4,36などを備え、前記したマスタシリンダ24の一
方の室24aは、油路40を介して切換弁32の入力ポ
ートに接続される。
【0023】通常のブレーキ作動時には3個の切換弁3
2,34,36のソレノイド32a,34a,36aは
オフされて図示の位置にあり、油路40は油路42,4
4に接続され、マスタシリンダ24内の圧油は油路4
0,42,44を介して左前輪のブレーキキャリパBF
L、右後輪のブレーキキャリパBRRに送られ、左前輪
WFL、右後輪WRRを制動する。これにより、運転者
がブレーキペダル26を踏み込んだとき、その踏み込み
量に応じた制動力(ブレーキ力)が各車輪Wに作用す
る。
【0024】尚、マスタシリンダ24の他方の室24b
は、油路46を介して同種構造の油路機構を介して右前
輪WFR、左後輪WRL用のブレーキキャリパBFR,B
RLに送られるが、図示と説明は省略する。
【0025】説明は省略するが、切換弁32のソレノイ
ド32aをオンすると共に、制動力を作用させるべき車
輪のブレーキキャリパ用の切換弁のみをオフし、残余の
切換弁をオンすることで、任意の車輪にのみ制動力を与
えることができる。言い換えれば、任意の車輪のみから
制動力を解除することができる。
【0026】他方、切換弁32のソレノイド32aがオ
ンされ、切換弁34,36のソレノイド34a,36a
がオフされると、車輪WFL,WRRは共に制動され
る。図示しない油圧機構を介して他方の右前輪WFR、
左後輪WRLについても同様の処理がなされると、全輪
が制動されて車両10は自動的に制動される。
【0027】切換弁32,34,36のソレノイド32
a,34a,36aは、マイクロコンピュータからなる
ECU(電子制御ユニット)54に接続され、図示しな
い駆動回路を介してオン・オフされる。
【0028】より詳しくは、これらソレノイドはECU
54によりデューティ制御され、各々のブレーキキャリ
パを圧油源であるマスタバック30や油圧ポンプ48に
連通される状態とリザーバに連通される状態とを切り換
えることにより、加圧もしくは減圧を行うことができ、
それによって任意の車輪に任意の制動力が与えられる。
このように、ブレーキアクチュエータ22は、ABS
(アンチロック・ブレーキ・システム)機能を兼用した
アクチュエータとして構成される。
【0029】尚、ブレーキペダル26の付近などの適宜
位置にはブレーキスイッチ56が設けられ、運転者によ
ってブレーキ操作が行われるとき、オン信号を出力する
と共に、油路40,46には油圧センサ58,58が配
置され、ディスクブレーキB(より具体的にはブレーキ
キャリパBFあるいはBR)に供給されるブレーキ油圧
PRbkに応じた信号を出力する。ブレーキスイッチ5
6および油圧センサ58,58の出力も、ECU54に
送られる。
【0030】また、スロットルバルブ16は車両10の
運転席床面に配置されたアクセルペダル60にリンク機
構を介して接続され、運転者のアクセルペダル操作に応
じて開閉すると共に、スロットルアクチュエータ(図に
「M」と示す)64にも接続され、アクセルペダル60
の操作と独立に駆動される。
【0031】図3および図4は、スロットルアクチュエ
ータ64の詳細を示す説明図である。
【0032】図示の如く、スロットルアクチュエータ6
4はDCモータ(電動モータ)64aを備え、DCモー
タ64aは、減速ギヤ64bと電磁クラッチ64cを介
して出力ドラム64dに接続される。出力ドラム64d
は、スロットルバルブ16のバルブシャフト16aに固
定されたアクチュエータドラム64eにアクチュエータ
ワイヤ64fを介して接続される。
【0033】また、スロットルバルブ16のバルブシャ
フト16aには、アクチュエータドラム64eに隣接し
てアクセルドラム64hが固定される。アクセルドラム
64hは、アクセルペダル60(図示せず)にアクセル
ペダルワイヤ64iを介して接続される。さらに、スロ
ットルバルブ16のバルブシャフト16aには、スロッ
トルアーム64jが取り付けられる。
【0034】上記した構成において、DCモータ64a
の回転が減速ギヤ64bと電磁クラッチ64cを経由し
て出力ドラム64dに伝えられ、出力ドラム64dを回
転させてアクチュエータワイヤ64eを巻き取り、アク
チュエータドラム64eを回転させる。他方、運転者の
アクセルペダル操作はアクセルペダルワイヤ64iを巻
き取り、アクセルドラム64hを回転させる。
【0035】アクチュエータドラム64eとアクセルド
ラム64hは独立して作動(回転)し、回転角が大きい
方がスロットルアーム64jを押されて開放される。
尚、スロットルバルブ16は図示しないリターンスプリ
ングを介して全閉位置に付勢されており、スロットルア
ーム64jの押圧力がないときは、全閉位置に戻る。
【0036】図4に良く示す如く、スロットルバルブ1
6の全閉状態を確保するため、スロットルアクチュエー
タ64およびアクセルペダル60の非操作時には、スロ
ットルアーム64jとアクチュエータドラム64e(お
よびアクセルドラム64h)の間には、スロットルバル
ブ16が全閉位置にあるとき遊び(符合64pで示す)
があるように構成される。
【0037】スロットルバルブ16の付近にはスロット
ル開度センサ66が設けられ、スロットル開度に応じた
信号を出力すると共に、アクセルペダル60の付近には
アクセルペダルスイッチ68が設けられ、運転者による
アクセルペダル操作が行われないときはオフ信号を、ア
クセルペダル操作が行われたとき、オン信号を出力す
る。
【0038】尚、アクセルペダルスイッチ68は、アク
セルペダル60の遊びの範囲内にあっても、アクセルペ
ダル60が駆動されるときは、オン信号を出力する。こ
れは、アクセルペダル操作でスロットルバルブ16が開
放されているときにブレーキを作動させると、ブレーキ
系および駆動系などに悪影響を与えることがあることか
ら、それを防止するためである。スロットル開度センサ
66およびアクセルペダルスイッチ68の出力も、EC
U54に送られる。
【0039】また、AT20の適宜位置にはシフトポジ
ションスイッチ70が配置され、運転者のセレクタレバ
ー(図示せず)の操作によって選択されたレンジ(P,
N,Dなど)に応じた信号を出力する。また、各車輪W
の適宜位置には車速センサ74が設けられ、車両10の
走行速度(車速V)に応じた信号を出力する。これらの
出力もECU54に送られる。
【0040】さらに、運転席の付近には定速走行指令を
入力するためのメインスイッチ(図に「MAIN」と示
す)76、指示車速を入力するためのセットスイッチ
(図に「SET」と示す)78、ブレーキ操作などで定
速走行指令をキャンセルした後に復帰させるためのリジ
ュームスイッチ(図に「RESUME」と示す)80、
および、定速走行指令をキャンセル指令を入力するため
のキャンセルスイッチ(図に「CANCEL」と示す)
82が配置される。
【0041】これらスイッチ群の出力もECU54に入
力される。ECU54はこれらスイッチ群の入力状態を
判断し、ディスプレイ(図に「DISPLAY」と示
す)84を介して表示する。
【0042】ECU54はセットスイッチ78を通じて
入力される運転者の指示に応じて目標車速を設定し、検
出された車速が目標車速となるように、ブレーキアクチ
ュエータ22およびスロットルアクチュエータ64を動
作させて車両10を定速走行させると共に、予め設定さ
れたギヤシフトスケジューリングマップを検出された車
速とスロットル開度から変速比(ギヤ)を検索し、検索
した変速比となるようにシフトソレノイド86を介して
シフトダウンなどの変速制御を行う。
【0043】さらに、車両10のフロントバンパ(図示
せず)の付近にはレーザレーダ90が設けられ、進行方
向に向けてレーザ光を照射すると共に、反射光を受信す
る。レーザレーダ90の出力は処理ECU(図示せず)
に送られ、そこで進行方向に位置する前走車などの物体
の方位および距離が検出される。処理ECUの出力は、
ECU54に送られる。
【0044】また車両10の中央の重心位置付近にはヨ
ーレートセンサ92が配置され、車両10に作用するヨ
ーレート(鉛直軸回りの角速度)に応じた信号をすると
共に、運転席の付近には車間設定を時間値として入力す
るための車間設定スイッチ94が配置される。
【0045】これらの出力もECU54に入力され、E
CU54は、必要に応じ、車間設定スイッチ94を通じ
て時間値で指示された車間を維持しながら前走車に追従
して走行する。
【0046】尚、この実施の形態に係る車間制御装置
は、運転者のアクセルペダル操作による車間制御(追従
走行制御)を中止したときのイニシャル処理などに関す
るので、以下その点に焦点をおいてこの制御装置の動作
を説明する。
【0047】図5は、その動作を示すフロー・チャート
である。図示のプログラムは、100msecごとにル
ープされる。
【0048】以下説明すると、S10においてCC非制
御中、即ち、定速走行制御が実行されていないか否か判
断する。これは、適宜なフラグを参照することで判断す
る。S10で否定されるときは以降の処理をスキップす
ると共に、肯定されるときはS12に進み、システムに
異常がないか、即ち、センサなどに異常が生じていない
か否か適宜な手法で判断する。
【0049】S12で否定されるときは以降の処理をス
キップすると共に、肯定されるときはS14に進み、制
御開始許可車速範囲内、即ち、定速走行制御を開始する
ことができる車速範囲、例えば40km/hから110
km/hにあるか否か判断し、否定されるときは以降の
処理をスキップすると共に、肯定されるときはS16に
進み、セットスイッチ(SET SW)78の出力がオ
ン信号からオフ信号に反転したか否か判断する。
【0050】前記したセットスイッチ78などは具体的
にはプッシュボタン式のスイッチからなり、運転者によ
って押し込まれたときオン信号を出力し、次いで放され
たときオフ信号を出力する。この反転オフ信号が、先に
述べた、スイッチを通じて入力される運転者の定速走行
指示を意味する。
【0051】S16で肯定されるときはS18に進み、
そのときの検出車速からメモリ車速Vmemを生成す
る。これによって定速走行の目標車速(以下「Vtg
t」という)が設定されることから、この処理は換言す
れば、前記定速走行指示に応じて目標車速を設定するこ
とに相当する。
【0052】次いでS20に進み、定速走行制御を開始
し、S22に進み、イニシャル出力(イニシャル処理)
を要求する。尚、このイニシャル出力(イニシャル処
理)は、遊び取出力要求も含む。
【0053】尚、S16で否定されるときはS24に進
み、リジュームスイッチ(RESSW)80の出力がオ
ン信号からオフ信号に反転すると共に、メモリ車速Vm
emが零ではないか否か、即ち、運転者から復帰指令が
入力されると共に、目標車速が零ではないか否か判断
し、否定されるときは直ちにプログラムを終了すると共
に、肯定されるときは、S20に進む。
【0054】図6は、図5に示す処理と平行して行われ
るスロットル制御、即ち、具体的には前記したスロット
ルアクチュエータ制御手段、より具体的には図5と同様
にECU54によって実行される制御を示すフロー・チ
ャートである。尚、図示のプログラムは、図5のプログ
ラムと平行して同様のインタバルで実行される。
【0055】以下説明すると、S100においてCC制
御中であり、アクセルペダル60が開放され、スロット
ルアクチュエータ64が全閉位置(前記した原位置、図
9(c)および図10(b)に符合Oで示す。換言すれ
ば、スロットル全閉開度に相当)にあり、イニシャル出
力要求がなく、かつVCCerrがAPINI未満か否
か判断する。
【0056】ここで、VCCerrは車速偏差(検出車
速V−目標車速Vtgt)を、APINITは遊び取出
力要求車速偏差を意味する。具体的には、図10(b)
に示す如く、検出された車速Vが目標車速Vtgt未満
であると共に、その差がAPINIT未満であるか否か
判断することを意味する。
【0057】これは、制御中に運転者がアクセルペダル
60を大きく踏み込んで加速したときは実車速Vが目標
車速Vcctgtを超えることから、アクセルペダル6
0が開放された後に遊び取り処理を行っても、後の車速
フィードバック制御でスロットルアクチュエータ64が
閉じ方向に駆動されるため、結局、無駄になるからであ
る。
【0058】S100ではそれも含めて5つの条件が全
て成立するか否か判断する。
【0059】図5フロー・チャートをS24を経て終了
した場合などS100の判断は肯定されてS102に進
み、遊び取出力要求を行う。これは、図10に関して説
明したスロットルアクチュエータ64を遊び64pだけ
駆動させる作業を要求することを意味する。
【0060】次いで、S104に進み、イニシャル出力
計算を行う。
【0061】尚、図5フロー・チャートをS22を経て
終了した場合などS100の判断は否定されてS106
に進み、イニシャル出力要求があり、かつアクセルペダ
ル60が開放されているか否か判断し、肯定されるとき
はS104に進む。イニシャル出力要求があるとき、S
102をスキップするのは、イニシャル出力(イニシャ
ル処理)を優先させるためである。
【0062】図7はそのイニシャル出力計算を示すサブ
ルーチン・フロー・チャートである。
【0063】以下説明すると、S200において遊び取
出力要求があるか否か判断する。図6フロー・チャート
でS106からS104に進んだ場合など、S200の
判断は否定されてS202に進み、車速偏差VCCer
rがINITLIM(イニシャル出力実施車速偏差上限
値)を超えるか否か判断する。
【0064】これも、前記したS100の処理と同様
に、車速フィードバック制御でスロットルアクチュエー
タ64が閉じ方向に駆動されて処理が無駄になるのを防
止するためである。
【0065】S202で肯定されるときは以降の処理を
スキップすると共に、否定されるときはS204に進
み、目標車速Vtgtと検出された車速Vの中の小さい
方を選択し、イニシャル出力決定用車速データInit
Vとし、S206に進み、そのイニシャル出力決定用車
速データInitVから予め設定されたテーブルを検索
してINITdutyを決定する。INITdutyは
イニシャル出力時間〔msec〕を意味する。
【0066】図8はそのテーブルの特性を示すグラフで
ある。図示の如く、イニシャル出力処理時間INITd
utyは、車速データInitVが増加するにつれて増
加(延長)するように設定される。
【0067】これは、車速の増加に伴って走行抵抗が増
加して定速走行に必要なスロットル開度が増大すること
から、それに応じてDCモータ64aへの通電時間(通
電量)を増やすためである。
【0068】他方、S200で肯定されるときはS20
8に進み、所定値MININITをイニシャル出力処理
時間INITdutyとする。所定値MININITは
遊び取イニシャル量(時間)であり、図10(b)に示
す如く、比較的小さい値、具体的には100から200
msec程度の値で、スロットルワイヤ64fを巻き取
るのみでスロットルバルブ16を駆動するには至らない
値に設定する。
【0069】次いでS210に進み、遊び取出力要求を
クリアする。
【0070】図6フロー・チャートの説明に戻ると、次
いでS108に進み、イニシャル出力要求をクリア(リ
セット)し、S110に進み、F/B制御パス、即ち、
定速走行における車速偏差を解消するフィードバック制
御を行わないと決定する。これは、イニシャル出力も遊
び取出力も共に前処理であって、本来的な定速走行制御
の開始時の前処理であるためである。
【0071】次いで、S112に進み、F/B制御パス
と決定されたか否か判断し、肯定されるときはS114
に進み、オープンループ制御とする。具体的には、図7
フロー・チャートで決定されたイニシャル出力処理時間
INITdutyの間、DCモータ64aに通電し、イ
ニシャル出力(イニシャル処理)あるいは遊び取出力
(処理)を行う。
【0072】この場合、遊び取出力(処理)の通電時間
は前記したように100から200msec程度の小さ
い値に設定されることから、遊び取出力(処理)は、図
6フロー・チャートのループ間隔程度の短時間、換言す
れば、一気に行われる。
【0073】イニシャル出力(イニシャル処理)につい
ては、図9(c)に示す如く、定速走行指示入力時の車
速を実現するスロットル開度に相当するイニシャル位置
に向けてスロットルアクチュエータ64を駆動するイニ
シャル処理を、オープンループ制御で実行する。
【0074】この場合、図6のS106において、アク
セルペダル操作が終了してから、換言すればアクセルペ
ダルの操作が終了するまでイニシャル処理の実行を遅延
させるように構成していることから、アクセルペダル6
0が遅れたタイミングで開放されたとしても、図9
(c)に示す如く、イニシャル処理は有効となり、スロ
ットルアクチュエータ64に不要に動作させることがな
くて耐久性を向上させることができると共に、アクセル
ペダルが開放された後の車速が大きく低下するの防止す
ることができる。
【0075】また遊び取出力(処理)に関しては、図1
0(b)に示す如く、イニシャル処理実行時間が比較的
小さい値に設定されることから、同図(a)に示す従来
技術に比し、スロットルバルブ16の開放動作が早くな
り、制御応答性を向上させることができる。
【0076】具体的には、これによってスロットルバル
ブ16が早めに開放される結果、アクセルペダル60が
開放されたときの車速の低下を最小限度に止めることが
できる。運転者がアクセルペダル60に足を乗せた程
度、換言すれば、加速意思がない間に制御が中断されて
車速が低下したとき場合など、特に有効である。
【0077】また、遊び取り出力(処理)はスロットル
開度が全閉開度(より正確にはスロットルアクチュエー
タ64がスロットル全閉開度相当位置)にあることを確
認して行っているので、上で述べたように運転者がアク
セルペダル60に足を乗せてアクセルペダルワイヤ64
i遊びの範囲内でアクセルペダル60を微小量だけ踏
む、放す作業を繰り返すような場合でも、誤差が蓄積す
ることがない。
【0078】他方、S112で否定されるときはS11
6に進み、フィードバック制御が行われる。具体的に
は、車速偏差VCCerrに比例ゲインおよび積分ゲイ
ンを乗じるなどして検出車速Vが目標車速Vtgtに一
致するようにスロットルアクチュエータ64の動作およ
びブレーキアクチュエータ22の動作が制御される。
【0079】この実施の形態は上記の如く、所定の車間
を維持しつつ前走車に追従して走行するように車両の走
行を制御する車間制御装置において、前記車両10の車
速Vを検出する車速検出手段(車速センサ74,ECU
54)、前記車両に搭載された内燃機関(エンジン1
2)のスロットルバルブ16に接続され、運転者の操作
に応じて前記スロットルバルブを開閉するアクセルペダ
ル60、前記スロットルバルブ16に接続され、前記ア
クセルペダルの操作と独立して前記スロットルバルブを
開閉するスロットルアクチュエータ64、前記アクセル
ペダルの運転者による操作を検出するアクセルペダル操
作検出手段(アクセルペダルスイッチ68,ECU5
4)、スイッチ(セットスイッチ78)を通じて入力さ
れる運転者の定速走行指示に応じ、前記検出された車速
V(より具体的にはメモリ車速Vmem)を実現するス
ロットル開度に相当するイニシャル位置まで前記スロッ
トルアクチュエータを駆動するイニシャル処理を実行す
るイニシャル処理実行手段(ECU54,S22,S1
06,S104,S114,S200からS206)、
および前記定速走行指示に応じて目標車速Vtgtを設
定し、前記検出された車速Vが設定した目標車速Vtg
tとなるように、少なくとも前記スロットルアクチュエ
ータを動作させて前記車両の車速を制御するスロットル
アクチュエータ制御手段(ECU54,S16,S2
0,S116)を備えると共に、前記イニシャル処理実
行手段は、前記アクセルペダルの操作が終了するまで、
前記イニシャル処理の実行を遅延させる(ECU54,
S106,S104)ように構成した。
【0080】また、前記イニシャル処理実行手段は、前
記車速(車速データInitV、具体的には前記検出さ
れた車速Vおよび目標車速Vtgtのいずれか、より具
体的にはその小さい方が増加するにつれて増大するよう
に設定されるINITduty時間分スロットルアクチ
ュエータのDCモータ64aを開放側に通電する(EC
U54,S114,S204,S206)如く構成し
た。
【0081】また、所定の車間を維持しつつ前走車に追
従して走行するように車両の走行を制御する車間制御装
置において、前記車両10の車速Vを検出する車速検出
手段(車速センサ74,ECU54)、前記車両に搭載
された内燃機関(エンジン12)のスロットルバルブ1
6に接続され、運転者の操作に応じて前記スロットルバ
ルブを開閉するアクセルペダル60、前記スロットルバ
ルブに接続され、前記アクセルペダルの操作と独立して
前記スロットルバルブを開閉するスロットルアクチュエ
ータ64、前記スロットルバルブの開度を検出するスロ
ットル開度検出手段(スロットル開度センサ66,EC
U54)、前記アクセルペダルの運転者による操作を検
出するアクセルペダル操作検出手段(アクセルペダルス
イッチ68,ECU54)、およびスイッチを通じて入
力される運転者の定速走行指示に応じて目標車速Vtg
tを設定し、前記検出された車速Vが設定した目標車速
Vtgtとなるように、少なくとも前記スロットルアク
チュエータ64を動作させて前記車両の車速を制御する
スロットルアクチュエータ制御手段(ECU54,S1
6,S20からS22,S100からS116)を備え
ると共に、前記スロットルアクチュエータ制御手段は、
前記運転者によるアクセルペダル操作が終了したことが
検出された場合、前記検出されたスロットル開度が全閉
開度であるとき(より正確にはスロットルアクチュエー
タ64の開度がスロットル全閉開度相当位置にあると
き)、前記全閉開度に相当する位置まで前記スロットル
アクチュエータを駆動する遊び取り処理を実行する(S
100,S102からS104,S200,S208)
如く構成した。
【0082】
【発明の効果】請求項1項にあっては、アクセルペダル
の操作が終了するまで、イニシャル処理の実行を遅延さ
せる如く構成したので、アクセルペダルの開放のタイミ
ングに関わらず、イニシャル処理を有効とすることがで
き、スロットルアクチュエータを不要に動作させること
がなくて耐久性を向上させることができる。またアクセ
ルペダルが開放された後に車速が大きく低下するのを防
止することができる。
【0083】請求項2項にあっては、運転者によるアク
セルペダル操作が終了したことが検出された場合、検出
されたスロットル開度が全閉開度であるとき、遊び取り
処理を実行する如く構成したので、制御応答性を向上さ
せることができる。より具体的には、これによってスロ
ットルバルブが早めに開放される結果、アクセルペダル
が開放されたときの車速の低下を最小限度に止めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施の形態に係る車間制御装
置を全体的に示す概略図である。
【図2】図1装置の中のブレーキアクチュエータの詳細
を示す概略図路図である。
【図3】図1装置の中のスロットルアクチュエータの詳
細を示す概略図路図である。
【図4】同様に図1装置の中のスロットルアクチュエー
タの詳細を示す概略図路図である。
【図5】図1装置の中の動作を示すフロー・チャートで
ある。
【図6】図5フロー・チャートの処理と平行して行われ
るスロットル制御を示すフロー・チャートである。
【図7】図6フロー・チャートのイニシャル出力計算の
サブルーチン・フロー・チャートである。
【図8】図7フロー・チャートで使用するテーブルの特
性を示すグラフである。
【図9】この実施の形態に係る車間制御装置の動作を従
来技術と対比して示すタイム・チャートである。
【図10】同様に、この実施の形態に係る車間制御装置
の動作を従来技術と対比して示すタイム・チャートであ
る。
【符号の説明】
10 車両 12 内燃機関(エンジン) 16 スロットルバルブ 20 自動変速機(AT) 22 ブレーキアクチュエータ 54 電子制御ユニット(ECU) 58 油圧センサ 64 スロットルアクチュエータ 64f アクチュエータワイヤ 64p 遊び 66 スロットル開度センサ(スロットル開度検出手
段) 68 アクセルペダルスイッチ(アクセルペダル操作
検出手段) 74 車速センサ(車速検出手段) 76 メインスイッチ 78 セットスイッチ 80 リジュームスイッチ 82 キャンセルスイッチ B ブレーキ W 車輪
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/14 320 F02D 41/14 320D Fターム(参考) 3D044 AA25 AA45 AB01 AC03 AC16 AC22 AC26 AC59 AD04 AD17 AD21 AE01 AE04 AE06 AE21 3G065 AA04 CA00 DA05 DA14 DA15 GA11 GA31 GA41 GA46 GA50 HA22 JA04 JA09 JA11 KA05 KA16 KA29 3G093 AA05 BA23 BA25 DA06 DB05 DB16 EA09 EC02 FA12 FB04 3G301 HA01 HA06 JA03 KB02 LA03 LB02 LC03 NA08 NC02 ND02 PA11A PA11Z PF01A PF01Z PF03Z PF08Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の車間を維持しつつ前走車に追従し
    て走行するように車両の走行を制御する車間制御装置に
    おいて、 a.前記車両の車速を検出する車速検出手段、 b.前記車両に搭載された内燃機関のスロットルバルブ
    に接続され、運転者の操作に応じて前記スロットルバル
    ブを開閉するアクセルペダル、 c.前記スロットルバルブに接続され、前記アクセルペ
    ダルの操作と独立して前記スロットルバルブを開閉する
    スロットルアクチュエータ、 d.前記アクセルペダルの運転者による操作を検出する
    アクセルペダル操作検出手段、 e.スイッチを通じて入力される運転者の定速走行指示
    に応じ、前記検出された車速を実現するスロットル開度
    に相当するイニシャル位置まで前記スロットルアクチュ
    エータを駆動するイニシャル処理を実行するイニシャル
    処理実行手段、および f.前記定速走行指示に応じて目標車速を設定し、前記
    検出された車速が設定した目標車速となるように、少な
    くとも前記スロットルアクチュエータを動作させて前記
    車両の車速を制御するスロットルアクチュエータ制御手
    段、を備えると共に、前記イニシャル処理実行手段は、
    前記アクセルペダルの操作が終了するまで、前記イニシ
    ャル処理の実行を遅延させることを特徴とする車間制御
    装置。
  2. 【請求項2】 所定の車間を維持しつつ前走車に追従し
    て走行するように車両の走行を制御する車間制御装置に
    おいて、 a.前記車両の車速を検出する車速検出手段、 b.前記車両に搭載された内燃機関のスロットルバルブ
    に接続され、運転者の操作に応じて前記スロットルバル
    ブを開閉するアクセルペダル、 c.前記スロットルバルブに接続され、前記アクセルペ
    ダルの操作と独立して前記スロットルバルブを開閉する
    スロットルアクチュエータ、 d.前記スロットルバルブの開度を検出するスロットル
    開度検出手段、 e.前記アクセルペダルの運転者による操作を検出する
    アクセルペダル操作検出手段、および f.スイッチを通じて入力される運転者の定速走行指示
    に応じて目標車速を設定し、前記検出された車速が設定
    した目標車速となるように、少なくとも前記スロットル
    アクチュエータを動作させて前記車両の車速を制御する
    スロットルアクチュエータ制御手段、 を備えると共に、前記スロットルアクチュエータ制御手
    段は、前記運転者によるアクセルペダル操作が終了した
    ことが検出された場合、前記検出されたスロットル開度
    が全閉開度であるとき、前記全閉開度に相当する位置ま
    で前記スロットルアクチュエータを駆動する遊び取り処
    理を実行することを特徴とする車間制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007270624A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Omron Corp エンジン制御装置

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