JP2001341527A - 車両用ドアチェッカ装置 - Google Patents
車両用ドアチェッカ装置Info
- Publication number
- JP2001341527A JP2001341527A JP2000204393A JP2000204393A JP2001341527A JP 2001341527 A JP2001341527 A JP 2001341527A JP 2000204393 A JP2000204393 A JP 2000204393A JP 2000204393 A JP2000204393 A JP 2000204393A JP 2001341527 A JP2001341527 A JP 2001341527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- elastic body
- check plate
- door
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、チェックプレートバーの全周拘束に
よる開閉保持力の増大化及び小型化を可能とし、また弾
性体の緩衝材一体化を可能とした車両用ドアチェッカ装
置を目的とする。 【解決手段】全周方向に配置したスライダー（２）によ
ってチェックプレート（１）を全周方向より挟み込むこ
とによりドアの開度保持トルクの増大化とそれに伴うケ
ースの小型化を可能とし、またケース（４）の表面に弾
性体（３）のクッション部となるクッション凸部（３
ａ）をはめ込む穴を有し、これに弾性体（３）をはめ込
むことにより、従来必要だったケース（４）とストッパ
ープレート（５）との緩衝材を共有化することを可能と
した構造を有したものである。
よる開閉保持力の増大化及び小型化を可能とし、また弾
性体の緩衝材一体化を可能とした車両用ドアチェッカ装
置を目的とする。 【解決手段】全周方向に配置したスライダー（２）によ
ってチェックプレート（１）を全周方向より挟み込むこ
とによりドアの開度保持トルクの増大化とそれに伴うケ
ースの小型化を可能とし、またケース（４）の表面に弾
性体（３）のクッション部となるクッション凸部（３
ａ）をはめ込む穴を有し、これに弾性体（３）をはめ込
むことにより、従来必要だったケース（４）とストッパ
ープレート（５）との緩衝材を共有化することを可能と
した構造を有したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの開閉運動に
制限を与えるための車両用ドアチェッカに関するもので
ある。
制限を与えるための車両用ドアチェッカに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】一般に自動車のドアには、開閉運動に適
度な制動を与え、ドアの開度位置を規制するためにドア
チェッカが設けられている。従来のドアチェッカは、チ
ェックプレートの上下方向または左右方向にローラーも
しくはボールまたはシューまたはスライダーを配置し、
チェックプレートを挟み込む事によりチェックプレート
の凹凸面に生じる摩擦力もしくは押え力でドアの開度位
置を規制していた。
度な制動を与え、ドアの開度位置を規制するためにドア
チェッカが設けられている。従来のドアチェッカは、チ
ェックプレートの上下方向または左右方向にローラーも
しくはボールまたはシューまたはスライダーを配置し、
チェックプレートを挟み込む事によりチェックプレート
の凹凸面に生じる摩擦力もしくは押え力でドアの開度位
置を規制していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）上下方向もしくは左右方向にローラーもしくはボ
ールまたはシューまたはスライダーを配置しているため
に配置方向にチェックプレートに圧接するための弾性体
が必要となり、それに伴いケースが上下方向もしくは左
右方向に大きくなっていた。 （ロ）上下方向もしくは左右方向にローラーもしくはボ
ールまたはシューまたはスライダーを配置しているた
め、二方向からチェックプレートに圧接するため圧接ト
ルクがかなり大きい必要があった。 （ハ）ドアが全開時においてストッパーとチェッカケー
スが接触するため緩衝材がストッパーに設けられていた
が別部品となるため部品点数が多かった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
があった。 （イ）上下方向もしくは左右方向にローラーもしくはボ
ールまたはシューまたはスライダーを配置しているため
に配置方向にチェックプレートに圧接するための弾性体
が必要となり、それに伴いケースが上下方向もしくは左
右方向に大きくなっていた。 （ロ）上下方向もしくは左右方向にローラーもしくはボ
ールまたはシューまたはスライダーを配置しているた
め、二方向からチェックプレートに圧接するため圧接ト
ルクがかなり大きい必要があった。 （ハ）ドアが全開時においてストッパーとチェッカケー
スが接触するため緩衝材がストッパーに設けられていた
が別部品となるため部品点数が多かった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドア部（９）
にドア部取付けボルト（１０）を介して取り付けるケー
ス（４）の内部に弾性体（３）及びスライダー（２）を
有し、チェックプレートバー（１）を全周方向より挟み
込む構造とした。
にドア部取付けボルト（１０）を介して取り付けるケー
ス（４）の内部に弾性体（３）及びスライダー（２）を
有し、チェックプレートバー（１）を全周方向より挟み
込む構造とした。
【０００５】このことによりドアの開度保持トルクが増
大し、チェックプレートバー（１）の凹凸部を少なくす
ることが可能となりスライダー（２）の移動量が減少し
厚さも減少できるためケース（４）自体を小型化する構
造とした。
大し、チェックプレートバー（１）の凹凸部を少なくす
ることが可能となりスライダー（２）の移動量が減少し
厚さも減少できるためケース（４）自体を小型化する構
造とした。
【０００６】また、ケース（４）は、弾性体（３）のク
ッション部となるクッション凸部（３ａ）をケース外部
に出すための穴を設け、これに弾性体（３）をはめ込む
ことでドア全開時におけるケース（４）とストッパープ
レート（５）との緩衝材の役割を果たす構造を有する。
本発明は、以上のような構成よりなる車両用ドアチェッ
カ装置の構造である。
ッション部となるクッション凸部（３ａ）をケース外部
に出すための穴を設け、これに弾性体（３）をはめ込む
ことでドア全開時におけるケース（４）とストッパープ
レート（５）との緩衝材の役割を果たす構造を有する。
本発明は、以上のような構成よりなる車両用ドアチェッ
カ装置の構造である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図１及び図２及び図３において凹凸を有す
るチェックプレートバー（１）をスライダー（２）及び
弾性体（３）によって全周方向より挟み込むことによ
り、チェックプレートバー（１）の凹凸の境目において
トルクを発生させる構造を設ける。
て説明する。図１及び図２及び図３において凹凸を有す
るチェックプレートバー（１）をスライダー（２）及び
弾性体（３）によって全周方向より挟み込むことによ
り、チェックプレートバー（１）の凹凸の境目において
トルクを発生させる構造を設ける。
【０００８】図１及び図２及び図６及び図８において従
来ドア全開時におけるケース（４）とストッパープレー
ト（５）が接触するために緩衝材を設けてあるが、弾性
体（３）との共有性を設けるために、ケース（４）の表
面に弾性体（３）のクッション凸部（３ａ）を外部に出
すための穴を設け、これに弾性体（３）をはめ込むこと
によりケース（４）とストッパープレート（５）の緩衝
材の役割を果たす構造を設ける。
来ドア全開時におけるケース（４）とストッパープレー
ト（５）が接触するために緩衝材を設けてあるが、弾性
体（３）との共有性を設けるために、ケース（４）の表
面に弾性体（３）のクッション凸部（３ａ）を外部に出
すための穴を設け、これに弾性体（３）をはめ込むこと
によりケース（４）とストッパープレート（５）の緩衝
材の役割を果たす構造を設ける。
【０００９】また、図５においてスライダー（２）の一
体成形により部品点数を減少させ、組付け性向上を目的
とした構造となっており、境界面は微細な繋ぎを有する
構造を設ける。
体成形により部品点数を減少させ、組付け性向上を目的
とした構造となっており、境界面は微細な繋ぎを有する
構造を設ける。
【００１０】また、スライダー（２）はケース（４）及
び弾性体（３）及びチェックプレートバー（１）によっ
て挟み込まれる構造となっているため、スライダー
（２）の繋ぎが組付け後に破断した場合においてもスラ
イダー（２）が外れない構造となっている。
び弾性体（３）及びチェックプレートバー（１）によっ
て挟み込まれる構造となっているため、スライダー
（２）の繋ぎが組付け後に破断した場合においてもスラ
イダー（２）が外れない構造となっている。
【００１１】また、図４においてスライダー（２）の断
面形状は、チェックプレート（１）に接する部分におい
て円形もしくは、くさび形の形状を設ける。
面形状は、チェックプレート（１）に接する部分におい
て円形もしくは、くさび形の形状を設ける。
【００１２】また、図５においてスライダー（２）にお
けるチェックプレートバー（１）に接する面の形状は、
チェックプレートバー（１）の断面形状に応じて円筒形
もしくは、多角形の形状を設ける。
けるチェックプレートバー（１）に接する面の形状は、
チェックプレートバー（１）の断面形状に応じて円筒形
もしくは、多角形の形状を設ける。
【００１３】また、図７においてチェックプレートバー
（１）及びチェックプレート心棒（１ａ）の断面形状
は、円筒形もしくは、多角形の形状を設ける。
（１）及びチェックプレート心棒（１ａ）の断面形状
は、円筒形もしくは、多角形の形状を設ける。
【００１４】また、図８において弾性体（３）における
クッション凸部（３ａ）の形状は二箇所もしくは、複数
の個所においてケース（４）より突出することにより、
ケース（４）及びストッパープレート（５）との接触衝
突時の力を緩衝する構造を設ける。
クッション凸部（３ａ）の形状は二箇所もしくは、複数
の個所においてケース（４）より突出することにより、
ケース（４）及びストッパープレート（５）との接触衝
突時の力を緩衝する構造を設ける。
【００１５】
【発明の効果】本発明において主な特徴は、全周方向に
配置したスライダー（２）によってチェックプレート
（１）を挟み込むことによりドアの開度保持トルクの増
大化とそれに伴うケースの小型化を可能としたものであ
る。また、ケース（４）の表面に弾性体（３）のクッシ
ョン部となるクッション凸部（３ａ）をはめ込む穴を有
し、これに弾性体（３）をはめ込むことにより、従来必
要だったケース（４）とストッパープレート（５）との
緩衝材を共有化することを可能とした構造を有したもの
である。
配置したスライダー（２）によってチェックプレート
（１）を挟み込むことによりドアの開度保持トルクの増
大化とそれに伴うケースの小型化を可能としたものであ
る。また、ケース（４）の表面に弾性体（３）のクッシ
ョン部となるクッション凸部（３ａ）をはめ込む穴を有
し、これに弾性体（３）をはめ込むことにより、従来必
要だったケース（４）とストッパープレート（５）との
緩衝材を共有化することを可能とした構造を有したもの
である。
【図１】本発明の斜視図である
【図２】本発明の縦断面図である
【図３】本発明の横断面図である
【図４】スライダーの断面形状図である
【図５】スライダーの正面形状図である
【図６】スライダー及び弾性体組立て正面図である
【図７】チェックプレートバーとチェックプレート心棒
の断面形状図である
の断面形状図である
【図８】弾性体外観凸部正面形状図である
１ チェックプレートバー １ａ チェックプレート心棒 ２ スライダー ３ 弾性体 ３ａ クッション凸部 ４ ケース ５ ストッパープレート ６ ブラケット固定ピン ７ 車体部固定ブラケット ８ ブッシュ ９ ドア部 １０ ドア部取付けボルト
Claims (2)
- 【請求項１】チェックプレートバー（１）をスライダー
（２）及び弾性体（３）によって全周方向より挟み込む
ことにより、ドアの開度保持トルクを大きくとる構造を
設けたことを特徴とする車両用ドアチェッカ装置。 - 【請求項２】ケース（４）表面に設けた穴に弾性体
（３）のクッション凸部（３ａ）を出すことによりケー
ス（４）及びストッパープレート（５）との緩衝材の役
割を果たす構造を設けたことを特徴とする車両用ドアチ
ェッカ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000204393A JP2001341527A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 車両用ドアチェッカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000204393A JP2001341527A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 車両用ドアチェッカ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001341527A true JP2001341527A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18701661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000204393A Pending JP2001341527A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 車両用ドアチェッカ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001341527A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6564425B2 (en) * | 2000-04-14 | 2003-05-20 | Gammastamp Spa | Vehicle door check device |
-
2000
- 2000-06-01 JP JP2000204393A patent/JP2001341527A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6564425B2 (en) * | 2000-04-14 | 2003-05-20 | Gammastamp Spa | Vehicle door check device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9110494B2 (en) | Pedal device for vehicles | |
| BR102018072817B1 (pt) | Cobertura para dispositivo de suporte de copo para veículo | |
| BRPI0516886A (pt) | estrutura de selim com memória de formato, particulamente para veìculos movidos a pedal, e processo para fabricar a referida estrutura | |
| JP2005138838A (ja) | 自動車の衝撃吸収パッド取付構造 | |
| JP2001341527A (ja) | 車両用ドアチェッカ装置 | |
| JP2007010005A (ja) | ストラットマウントおよびその製造方法 | |
| JP2588784Y2 (ja) | 車両のサスペンションマウンティングラバー | |
| JP4492572B2 (ja) | 車両用開閉扉の支持構造 | |
| JP2010184521A (ja) | 車両用シート | |
| JPH08276753A (ja) | 車両のパワユニット後部マウント構造 | |
| CN216341585U (zh) | 限位块组件和车辆 | |
| JP4055934B2 (ja) | グラスラン | |
| JPH11303487A (ja) | 自動車用ドアチェッカ | |
| JP3950512B2 (ja) | シートのスライド装置 | |
| JP2006291672A (ja) | ドアチェッカー保持具 | |
| JPH0421321Y2 (ja) | ||
| JP4202049B2 (ja) | 車両用内装材の取り付け構造 | |
| KR102293587B1 (ko) | 차량용 윙아웃 헤드레스트 서포트 장치 | |
| JPS62274123A (ja) | 弾性支持体 | |
| JP2000095150A (ja) | 車両用ペダル下方のフロア構造 | |
| JP3280142B2 (ja) | ヘッドレストフレーム | |
| JPS5851073Y2 (ja) | ミラ−装置 | |
| JP4172695B2 (ja) | ドアストッパ構造 | |
| JP2003172069A (ja) | スライドドアのストッパ構造 | |
| KR100432076B1 (ko) | 자동차의 글로브 박스 개폐 안내구조 |