JP2001341117A - 強制二軸式コンクリートミキサーの清掃装置 - Google Patents
強制二軸式コンクリートミキサーの清掃装置Info
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- JP2001341117A JP2001341117A JP2000162739A JP2000162739A JP2001341117A JP 2001341117 A JP2001341117 A JP 2001341117A JP 2000162739 A JP2000162739 A JP 2000162739A JP 2000162739 A JP2000162739 A JP 2000162739A JP 2001341117 A JP2001341117 A JP 2001341117A
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- ring
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- concrete
- cleaning
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- Accessories For Mixers (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な装置で強制二軸式コンクリートミキサー
の攪拌回転軸にコンクリートが付着するのを常時防止
し、且つ、取り付けも簡単にできるコンクリートミキサ
ーの清掃装置を提供する。 【解決手段】強制二軸式コンクリートミキサーの攪拌器
の回転軸に同軸的に係合する清掃リングであって、該清
掃リングの内径は前記回転軸の外周径よりも十分大きく
して回動自在に係合され、該リングの一部は前記回転軸
に係合するため開口手段が設けられ、回転軸に係合後に
は一連のリングを形成する結合機構を有する強制二軸式
コンクリートミキサーの清掃装置である。
の攪拌回転軸にコンクリートが付着するのを常時防止
し、且つ、取り付けも簡単にできるコンクリートミキサ
ーの清掃装置を提供する。 【解決手段】強制二軸式コンクリートミキサーの攪拌器
の回転軸に同軸的に係合する清掃リングであって、該清
掃リングの内径は前記回転軸の外周径よりも十分大きく
して回動自在に係合され、該リングの一部は前記回転軸
に係合するため開口手段が設けられ、回転軸に係合後に
は一連のリングを形成する結合機構を有する強制二軸式
コンクリートミキサーの清掃装置である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、強制二軸式コンク
リートミキサーの攪拌翼回転軸に、コンクリートが付着
し固化することを防止する強制二軸式コンクリートミキ
サーの清掃装置に関する技術分野に属する。
リートミキサーの攪拌翼回転軸に、コンクリートが付着
し固化することを防止する強制二軸式コンクリートミキ
サーの清掃装置に関する技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】コンクリートミキサーは、セメントと水
と砂および砂利等を混練するものであるが、コンクリー
トがミキサー内部に付着し硬化することが多い。このコ
ンクリートが付着成長すると、攪拌混合する作用が弱ま
ったり、大きな塊となって製品であるコンクリートの中
に混入してしまうという不都合が生じてしまい、従来
は、作業終了後に作業員が高圧水噴射あるいはブラシ等
で清掃し、それでも除去できない硬化したコンクリート
はハンマー等により剥離していた。このため、近時、特
公平7-112695号公報等に提示されているように、予めミ
キサー内に高圧水を噴射し噴射方向が自動的に変えられ
るウオッシヤーを設け、作業終了時に作動させてコンク
リートの付着固化を防止するものが知られている。
と砂および砂利等を混練するものであるが、コンクリー
トがミキサー内部に付着し硬化することが多い。このコ
ンクリートが付着成長すると、攪拌混合する作用が弱ま
ったり、大きな塊となって製品であるコンクリートの中
に混入してしまうという不都合が生じてしまい、従来
は、作業終了後に作業員が高圧水噴射あるいはブラシ等
で清掃し、それでも除去できない硬化したコンクリート
はハンマー等により剥離していた。このため、近時、特
公平7-112695号公報等に提示されているように、予めミ
キサー内に高圧水を噴射し噴射方向が自動的に変えられ
るウオッシヤーを設け、作業終了時に作動させてコンク
リートの付着固化を防止するものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高圧水を噴射し噴射方向が自動的に変えられるウオッシ
ヤーは設備が複雑で高価となり、且つ、作業終了時毎に
作動させなければならず、やっかいであるという問題点
があった。
高圧水を噴射し噴射方向が自動的に変えられるウオッシ
ヤーは設備が複雑で高価となり、且つ、作業終了時毎に
作動させなければならず、やっかいであるという問題点
があった。
【０００４】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、その課題は、簡単な装置でコンクリートミキサ
ーの攪拌回転軸にコンクリートが付着するのを常時効果
的に防止し、且つ、取り付け、取り外し、及び消耗した
場合の交換が簡単にできる強制二軸式コンクリートミキ
サーの清掃装置を提供することにある。
もので、その課題は、簡単な装置でコンクリートミキサ
ーの攪拌回転軸にコンクリートが付着するのを常時効果
的に防止し、且つ、取り付け、取り外し、及び消耗した
場合の交換が簡単にできる強制二軸式コンクリートミキ
サーの清掃装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項１に記載の発明は、強制二軸式コンクリー
トミキサーの攪拌器の回転軸に同軸的に係合する清掃リ
ングであって、該清掃リングの内径は前記回転軸の外周
径よりも十分大きくして回動自在に係合され、該リング
の一部には前記回転軸に係合するため開口手段が設けら
れ、該開口手段は回転軸に係合後には一連のリングを形
成する着脱自在に結合する結合機構を有する強制二軸式
コンクリートミキサーの清掃装置である。上記の課題を
解決するために、請求項２に記載の発明は、請求項１に
記載において開口手段は、リングを二つに分割し分割し
た両端の二カ所を結合した構成からなり、一方の結合箇
所は軸によって互いに回動するように回動支持され、他
方の結合箇所はボルトと袋ナットの組み合わせによって
着脱自在に結合する結合機構からなる強制二軸式コンク
リートミキサーの清掃装置である。
めに、請求項１に記載の発明は、強制二軸式コンクリー
トミキサーの攪拌器の回転軸に同軸的に係合する清掃リ
ングであって、該清掃リングの内径は前記回転軸の外周
径よりも十分大きくして回動自在に係合され、該リング
の一部には前記回転軸に係合するため開口手段が設けら
れ、該開口手段は回転軸に係合後には一連のリングを形
成する着脱自在に結合する結合機構を有する強制二軸式
コンクリートミキサーの清掃装置である。上記の課題を
解決するために、請求項２に記載の発明は、請求項１に
記載において開口手段は、リングを二つに分割し分割し
た両端の二カ所を結合した構成からなり、一方の結合箇
所は軸によって互いに回動するように回動支持され、他
方の結合箇所はボルトと袋ナットの組み合わせによって
着脱自在に結合する結合機構からなる強制二軸式コンク
リートミキサーの清掃装置である。
【０００６】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に好適なコンクリ
ートミキサーの清掃装置の実施例を、図面に沿って説明
する。図１は、平行する水平二軸の回転軸に攪拌ブレー
ドを配置し、強制的に攪拌ブレードを回転してセメント
等を混練してコンクリートを製造する強制二軸式コンク
リートミキサーの側断面図で、図２はその上面からの平
面図である。この強制二軸式のコンクリートミキサーの
特徴は、一方の回転軸の攪拌ブレードによって左右に攪
拌移動する方向と、他方の回転軸の攪拌ブレードの攪拌
移動する方向が逆方向となっており、セメントと水と砂
および砂利等が左右上下に大きく流動し混練するもので
ある。図１および図２において、ミキサーの本体１には
一対の攪拌器２が配置されているが、攪拌器の回転軸21
は水平方向に平行に２本が駆動モータ22等により減速さ
れて駆動される。この回転軸21には複数の攪拌ブレード
23が腕24を介して取り付け固定され、複数の攪拌ブレー
ド23は回転した際に互いに接触しないように配置されて
いる。この回転軸21の取り付け腕24の間には清掃リング
３が回動自在に嵌合されており、コンクリートミキサー
１の稼働は、原料供給口４であるセメント供給口41、砂
利供給口42、砂供給口43、水供給口44から、それぞれコ
ンクリート原料を投入すると攪拌器２が回転し攪拌ブレ
ードにより、セメント・砂利・砂・水を練りながら均一
に混合し、所定時間の稼働後にコンクリート製品として
排出口５から排出する。
ートミキサーの清掃装置の実施例を、図面に沿って説明
する。図１は、平行する水平二軸の回転軸に攪拌ブレー
ドを配置し、強制的に攪拌ブレードを回転してセメント
等を混練してコンクリートを製造する強制二軸式コンク
リートミキサーの側断面図で、図２はその上面からの平
面図である。この強制二軸式のコンクリートミキサーの
特徴は、一方の回転軸の攪拌ブレードによって左右に攪
拌移動する方向と、他方の回転軸の攪拌ブレードの攪拌
移動する方向が逆方向となっており、セメントと水と砂
および砂利等が左右上下に大きく流動し混練するもので
ある。図１および図２において、ミキサーの本体１には
一対の攪拌器２が配置されているが、攪拌器の回転軸21
は水平方向に平行に２本が駆動モータ22等により減速さ
れて駆動される。この回転軸21には複数の攪拌ブレード
23が腕24を介して取り付け固定され、複数の攪拌ブレー
ド23は回転した際に互いに接触しないように配置されて
いる。この回転軸21の取り付け腕24の間には清掃リング
３が回動自在に嵌合されており、コンクリートミキサー
１の稼働は、原料供給口４であるセメント供給口41、砂
利供給口42、砂供給口43、水供給口44から、それぞれコ
ンクリート原料を投入すると攪拌器２が回転し攪拌ブレ
ードにより、セメント・砂利・砂・水を練りながら均一
に混合し、所定時間の稼働後にコンクリート製品として
排出口５から排出する。
【０００７】この清掃リング３は、コンクリートミキサ
ー１の攪拌器２の回転軸21に同軸的に係合して、セメン
トと水と砂および砂利等が左右上下に大きく流動するの
に伴って、回転軸21上を左右に移動しながら適当に回転
軸21と擦れてコンクリートの付着を防止するが、清掃リ
ング３の内径31は攪拌器３回転軸21の外周径211よりも
十分大きくして回動自在に係合されている。具体的な清
掃リング３の内径の大きさは、攪拌器３の回転軸21の直
径の1.3倍から２倍程度がよく、1.3倍以下であるとコン
クリートの付着の防止作用が薄れ、２倍以上であると大
きすぎて自重も大きくなり清掃リングの回転が悪くなり
清掃効果も薄れる。
ー１の攪拌器２の回転軸21に同軸的に係合して、セメン
トと水と砂および砂利等が左右上下に大きく流動するの
に伴って、回転軸21上を左右に移動しながら適当に回転
軸21と擦れてコンクリートの付着を防止するが、清掃リ
ング３の内径31は攪拌器３回転軸21の外周径211よりも
十分大きくして回動自在に係合されている。具体的な清
掃リング３の内径の大きさは、攪拌器３の回転軸21の直
径の1.3倍から２倍程度がよく、1.3倍以下であるとコン
クリートの付着の防止作用が薄れ、２倍以上であると大
きすぎて自重も大きくなり清掃リングの回転が悪くなり
清掃効果も薄れる。
【０００８】また、回転軸21に係合するための清掃リン
グ３の開口手段は、第１の実施例として、図３(a)に示
すように、この開口手段は二カ所の結合箇所33を有して
おり、清掃リング３は丸棒を円状に曲げて加工したもの
で、半円の二つの半円部品31,32に分割され、分割され
た半円部品31,32の両端の二カ所では、両半円部品を結
合する結合箇所33が設けられているが、この結合箇所33
の一方の結合箇所は回動部材33aが設けられ、図３(b)に
示すように、回動軸331によって半円部品31,32の半円状
のリングが互いに回動するように回動支持されている。
また、他方の結合箇所は結合部材33bが設けられ、この
結合部材33bは図３(c)に示すように、半円部品31の丸棒
に設けたボルト部34と、半円部品32に設けた袋ナット35
との組み合わせによって着脱自在に結合され、この袋ナ
ット35の環状溝部351は半円部品32の端部の外周に膨出
した縁部352に嵌合しており、袋ナット34を回動するこ
とにより部材の結合や解放ができ、通常は結合するよう
に強く締めて固定し、回転軸21に係合後には切れ目のな
い一連のリングが形成される。また、環状溝部351に縁
部352を嵌合させるには環状溝部351とナット部353を分
割しておき縁部352を溶接する等の公知の固着手段を用
いればよい。
グ３の開口手段は、第１の実施例として、図３(a)に示
すように、この開口手段は二カ所の結合箇所33を有して
おり、清掃リング３は丸棒を円状に曲げて加工したもの
で、半円の二つの半円部品31,32に分割され、分割され
た半円部品31,32の両端の二カ所では、両半円部品を結
合する結合箇所33が設けられているが、この結合箇所33
の一方の結合箇所は回動部材33aが設けられ、図３(b)に
示すように、回動軸331によって半円部品31,32の半円状
のリングが互いに回動するように回動支持されている。
また、他方の結合箇所は結合部材33bが設けられ、この
結合部材33bは図３(c)に示すように、半円部品31の丸棒
に設けたボルト部34と、半円部品32に設けた袋ナット35
との組み合わせによって着脱自在に結合され、この袋ナ
ット35の環状溝部351は半円部品32の端部の外周に膨出
した縁部352に嵌合しており、袋ナット34を回動するこ
とにより部材の結合や解放ができ、通常は結合するよう
に強く締めて固定し、回転軸21に係合後には切れ目のな
い一連のリングが形成される。また、環状溝部351に縁
部352を嵌合させるには環状溝部351とナット部353を分
割しておき縁部352を溶接する等の公知の固着手段を用
いればよい。
【０００９】なお、上記の開口手段の一方の結合箇所で
ある回動部材33aは、リングを必ずしも分割する必要は
なく、開口手段は開口部分が存在するような構成であれ
ばよく、例えば、スプリングワッシャーのように一カ所
に切れ目を設けて、切れ目を広げて開口し回転軸に係合
した後に結合機構としてのリング自体のバネ力で閉じる
か、前記のボルトとナットの組み合わせにしてもよく、
或いは、他の公知のロック機構を用いても良い。結合機
構としてのリング自体のバネ力を利用すれば構造はより
簡単になり、制作費も安価となる。
ある回動部材33aは、リングを必ずしも分割する必要は
なく、開口手段は開口部分が存在するような構成であれ
ばよく、例えば、スプリングワッシャーのように一カ所
に切れ目を設けて、切れ目を広げて開口し回転軸に係合
した後に結合機構としてのリング自体のバネ力で閉じる
か、前記のボルトとナットの組み合わせにしてもよく、
或いは、他の公知のロック機構を用いても良い。結合機
構としてのリング自体のバネ力を利用すれば構造はより
簡単になり、制作費も安価となる。
【００１０】第２の実施例としては、結合箇所33として
図３(c)に示した構成でなくても、図４に示した機構で
もよく、半円部品31と半円部品32との端部を互いに半分
に切り欠いた結合部361,362を設けて、皿ボルト371とタ
ップによる雌ネジ部372で結合固定してもよい。この場
合は、突出した部分もなく必要以上に回転軸21を傷つけ
ることがなく、リングが角柱を加工する場合には加工し
易く有利である。この場合も、開口手段として結合機構
である結合部361,362の反対側は実施例１のように回動
機構にしてもよく、単にリング自体の弾性力だけの構成
にしてもよい。
図３(c)に示した構成でなくても、図４に示した機構で
もよく、半円部品31と半円部品32との端部を互いに半分
に切り欠いた結合部361,362を設けて、皿ボルト371とタ
ップによる雌ネジ部372で結合固定してもよい。この場
合は、突出した部分もなく必要以上に回転軸21を傷つけ
ることがなく、リングが角柱を加工する場合には加工し
易く有利である。この場合も、開口手段として結合機構
である結合部361,362の反対側は実施例１のように回動
機構にしてもよく、単にリング自体の弾性力だけの構成
にしてもよい。
【００１１】前記各実施例は、以上のような構成である
ので、攪拌器の水平に配置された回転軸21が回転する
と、強制二軸式コンクリートミキサーであるから、ミキ
サー内のセメントや砂利が水平方向にも大きく往復移動
し、清掃リングが回動自在にルーズに係合されているこ
とと相俟って、清掃リング３が回転軸21の回転に伴い水
平の回転軸21上を適当に擦れながら左右に移動して、少
しのコンクリートの塊でも削り落とし、自動的にコンク
リート付着の防止作用を行う。また、実際の稼働では、
回転軸21の場所によりコンクリートが付着する箇所と付
着しない箇所が出てくるが、清掃リング３の着脱が可能
である為、コンクリートが付着する回転軸の箇所にのみ
清掃リング３を取り付けることも可能となる。
ので、攪拌器の水平に配置された回転軸21が回転する
と、強制二軸式コンクリートミキサーであるから、ミキ
サー内のセメントや砂利が水平方向にも大きく往復移動
し、清掃リングが回動自在にルーズに係合されているこ
とと相俟って、清掃リング３が回転軸21の回転に伴い水
平の回転軸21上を適当に擦れながら左右に移動して、少
しのコンクリートの塊でも削り落とし、自動的にコンク
リート付着の防止作用を行う。また、実際の稼働では、
回転軸21の場所によりコンクリートが付着する箇所と付
着しない箇所が出てくるが、清掃リング３の着脱が可能
である為、コンクリートが付着する回転軸の箇所にのみ
清掃リング３を取り付けることも可能となる。
【００１２】なお、本発明の特徴を損なうものでなけれ
ば、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論で
あり、例えば、本実施例のコンクリートミキサーの攪拌
器の回転軸は平行で水平のものであるが、清掃リング左
右に移動して清掃作用を行うものであれば、水平に限ら
ず、多少斜行した攪拌回転軸に用いても良ことは勿論で
ある。また、棒状の部材の表面は無垢であるが、清掃機
能を高めるために梨地にしてもよい。さらに、開口手段
は切れ目が有れば、必ずしも回動支持する回動部材33a
は必要ではなく、リング自体を弾性体として切れ目を広
げられればよく、要は切れ目を結合する結合機構を有し
ていればよい。
ば、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論で
あり、例えば、本実施例のコンクリートミキサーの攪拌
器の回転軸は平行で水平のものであるが、清掃リング左
右に移動して清掃作用を行うものであれば、水平に限ら
ず、多少斜行した攪拌回転軸に用いても良ことは勿論で
ある。また、棒状の部材の表面は無垢であるが、清掃機
能を高めるために梨地にしてもよい。さらに、開口手段
は切れ目が有れば、必ずしも回動支持する回動部材33a
は必要ではなく、リング自体を弾性体として切れ目を広
げられればよく、要は切れ目を結合する結合機構を有し
ていればよい。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明によれば、強制二軸式コンクリートミキサーの攪拌
器の回転軸に同軸的に係合する清掃リングであって、該
清掃リングの内径は前記回転軸の外周径よりも十分大き
くして回動自在に係合され、該リングの一部は前記回転
軸に係合するため開口手段が設けられ、回転軸に係合後
には一連のリングを形成する結合機構を設けものである
から、リングという簡単な装置でコンクリートミキサー
の攪拌回転軸にコンクリートが付着するのを自動的に防
止し、且つ、開口手段を有するから取り付け、取り外
し、及び消耗した場合の交換が簡単にできるという効果
が得られる。また、実際の稼働では、回転軸の場所によ
りコンクリートが付着する箇所と付着しない箇所が出て
くるが、清掃リングの着脱が可能である為、コンクリー
トが付着する回転軸の箇所にのみ清掃リング３を取り付
けことも可能となるという効果も有する。
発明によれば、強制二軸式コンクリートミキサーの攪拌
器の回転軸に同軸的に係合する清掃リングであって、該
清掃リングの内径は前記回転軸の外周径よりも十分大き
くして回動自在に係合され、該リングの一部は前記回転
軸に係合するため開口手段が設けられ、回転軸に係合後
には一連のリングを形成する結合機構を設けものである
から、リングという簡単な装置でコンクリートミキサー
の攪拌回転軸にコンクリートが付着するのを自動的に防
止し、且つ、開口手段を有するから取り付け、取り外
し、及び消耗した場合の交換が簡単にできるという効果
が得られる。また、実際の稼働では、回転軸の場所によ
りコンクリートが付着する箇所と付着しない箇所が出て
くるが、清掃リングの着脱が可能である為、コンクリー
トが付着する回転軸の箇所にのみ清掃リング３を取り付
けことも可能となるという効果も有する。
【００１４】請求項２に記載の発明によれば、開口手段
はリングを二つに分割して分割した両端の二カ所で結合
する結合機構を設け、結合機構の一方の結合箇所は軸に
よって互いに回動するように結合支持され、他方の結合
箇所はボルトと袋ナットの組み合わせによって結合固定
されているので、請求項１の発明の効果に加えて、結合
部に凹凸が少なくより強固に固定さるため、強制二軸式
コンクリートミキサーのように硬い砂利等が衝突しても
分解することがなく、清掃リングの交換が容易であると
いう効果が得られる。
はリングを二つに分割して分割した両端の二カ所で結合
する結合機構を設け、結合機構の一方の結合箇所は軸に
よって互いに回動するように結合支持され、他方の結合
箇所はボルトと袋ナットの組み合わせによって結合固定
されているので、請求項１の発明の効果に加えて、結合
部に凹凸が少なくより強固に固定さるため、強制二軸式
コンクリートミキサーのように硬い砂利等が衝突しても
分解することがなく、清掃リングの交換が容易であると
いう効果が得られる。
【図１】本発明の好適な実施例をコンクリートミキサー
に使用した側断面図
に使用した側断面図
【図２】図１のコンクリートミキサーの上面からの平面
図
図
【図３】図３(a)は本発明の清掃リングの第１の実施例
の正面図、図３(b)は清掃リング回動部材の部分断面
図、図３(c)は結合機構である結合部材の部分断面図、
の正面図、図３(b)は清掃リング回動部材の部分断面
図、図３(c)は結合機構である結合部材の部分断面図、
【図４】本発明の清掃リングの第２の実施例の結合機構
である結合部材33bの部分断面図である。
である結合部材33bの部分断面図である。
1…強制二軸式コンクリートミキサー 2…攪拌器 21…回転軸 22…駆動モータ 23…攪拌ブレード 24…腕 ３…清掃リング 31,32…半円部品 33…結合箇所 33a…回動部材 33b…結合部材 331…回動軸 34…ボルト部 35…袋ナット 351…環状溝部 352…縁部 353…ナット部 361,362…結合部 371…平ボルト 372…雌ネジ部 ４…供給口 41…セメント供給口 42…砂供給口 43…砂利供給口 44…水供給口 ５…排出口
Claims (2)
- 【請求項１】強制二軸式コンクリートミキサーの攪拌器
の回転軸に同軸的に係合する清掃リングであって、該清
掃リングの内径は前記回転軸の外周径よりも十分大きく
して回動自在に係合され、該リングの一部には前記回転
軸に係合するため開口手段が設けられ、該開口手段は回
転軸に係合後には一連のリングを形成するように着脱自
在に結合する結合機構を有することを特徴とする強制二
軸式コンクリートミキサーの清掃装置。 - 【請求項２】前記開口手段は、前記リングを二つに分割
して分割した両端の二カ所を結合した構成からなり、一
方の結合箇所は軸によって互いに回動するように回動支
持され、他方の結合箇所はボルトと袋ナットの組み合わ
せによって着脱自在に結合する結合機構からなることを
特徴とする請求項１に記載の強制二軸式コンクリートミ
キサーの清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000162739A JP2001341117A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 強制二軸式コンクリートミキサーの清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000162739A JP2001341117A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 強制二軸式コンクリートミキサーの清掃装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001341117A true JP2001341117A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18666602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000162739A Withdrawn JP2001341117A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 強制二軸式コンクリートミキサーの清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001341117A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110640903A (zh) * | 2019-10-11 | 2020-01-03 | 中国电建集团铁路建设有限公司 | 一种便于清洗的混凝土搅拌设备及使用方法 |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000162739A patent/JP2001341117A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110640903A (zh) * | 2019-10-11 | 2020-01-03 | 中国电建集团铁路建设有限公司 | 一种便于清洗的混凝土搅拌设备及使用方法 |
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