JP2001340985A - レーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機

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JP2001340985A
JP2001340985A JP2000164822A JP2000164822A JP2001340985A JP 2001340985 A JP2001340985 A JP 2001340985A JP 2000164822 A JP2000164822 A JP 2000164822A JP 2000164822 A JP2000164822 A JP 2000164822A JP 2001340985 A JP2001340985 A JP 2001340985A
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JP
Japan
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laser beam
laser
robot
controller
processing
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Pending
Application number
JP2000164822A
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English (en)
Inventor
Akira Hisakuni
晶 久国
Kazuki Kuba
一樹 久場
Kiyoshi Takada
清志 高田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の光路の切替を速くして加工時間の
短縮を図る。 【解決手段】 レーザ共振器9から出力されるレーザ光
9aを切り替えて複数の出力口15,16へ順次出力
し、レーザ共振器9及びレーザ光9aの切替をコントロ
ーラ22で制御して、各出力口15,16に対応した複
数のロボット20,21の加工ヘッド20a,21aか
ら順次レーザ光9aを照射し、被加工物23を加工する
レーザ加工機において、コントローラ22は各ロボット
20,21からのレーザ光切替要求信号に対して、レ−
ザ光9aの切替を電気信号により回転角度が制御可能な
ガルバノミラー12bにより行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ光で被加
工物を加工するレーザ加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平10−26387
0号公報に記載された従来のレーザ加工機の構成図であ
る。図4において、レーザ共振器1からレーザ光1aが
出力される。ミラーホルダ2に保持された反射ミラー3
がレーザ光1aの光路外にあるときは、レーザ光1aは
光学素子で構成された伝送光路4を通過して出力口4a
から一方のロボット(図示せず)の加工ヘッド5に伝送
され、一方のロボット(図示せず)により被加工物(図
示せず)の加工が行われる。また、ミラーホルダ2が回
転されて反射ミラー3がレーザ光1aの光路上にあると
きは、レーザ光1aは反射ミラー3で反射され、さらに
ミラーホルダ2上の反射ミラー6により光路を変えられ
て、光学素子で構成された伝送光路7を通過して出力口
7aから出力される。そして、他方のロボット(図示せ
ず)の加工ヘッド8を介してレーザ光1aにより被加工
物(図示せず)の加工が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ加工機は
以上のように構成されているので、伝送光路4を通過し
たレーザ光1aで一方のロボット(図示せず)の加工ヘ
ッド5による被加工物(図示せず)の加工が終わってか
ら、他方のロボット(図示せず)の加工ヘッド8による
加工を行うにはミラーホルダ2をレーザ光1aの光路上
に回転させて位置決めする必要があるので、ミラーホル
ダ2の位置決めの時間が長くかかり他方のロボット(図
示せず)の移動が先に完了して待機状態となるため、加
工時間が長くかかるという問題点があった。この発明
は、以上のような問題点を解消するためになされたもの
で、レーザ光の光路の切替を速くして加工時間の短縮を
図ることができるレーザ加工機を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるレーザ
加工機は、レーザ共振器から出力されるレーザ光を切り
替えて複数の出力口へ順次出力し、レーザ共振器及びレ
ーザ光の切替をコントローラで制御して、各出力口に対
応した複数のロボットの加工ヘッドから順次レーザ光を
照射し、被加工物を加工するレーザ加工機において、コ
ントローラは各ロボットからのレーザ光切替要求信号に
対して、レ−ザ光の切替を電気信号により回転角度が制
御可能なガルバノミラーにより行うものである。また、
先着順で一位のレーザ光切替要求信号を受けたロボット
に対してコントローラがレーザ光の切替を行い、次順位
以下のものに待機信号を出すようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1の構成図である。図1において、9はレーザ共振器
で、レーザ光9aを出力する。10,11は反射ミラー
で、レーザ光9aの方向を変える。12はドライバー1
2aとガルバノミラー12bとで構成された光路切替手
段で、指令された電流値に応じてドライバー12aがガ
ルバノミラー12bを所定の角度回転させ、レーザ光9
aの光路切替を行う。13,14は集光レンズで、ガル
バノミラー12bにより伝送されたレーザ光9aを集光
して出力口15,16から出力する。なお、9〜16で
レーザ発振器17を構成している。18,19は光ファ
イバーで、出力口15,16から出力されたレーザ光9
aを伝送する。20はレーザ光9aが光ファイバー18
を介してヘッド20aに供給されるロボットで、レーザ
光切替要求信号20b、レーザ光ON要求信号20c及
びレーザ光OFF要求信号20dを出す。21はレーザ
光9aが光ファイバー19を介してヘッド21aに供給
されるロボットで、レーザ光切替要求信号21b,レー
ザ光ON要求信号21c及びレーザ光OFF要求信号2
1dを出す。22はレーザ光切替要求信号20b,21
b、レーザ光ON要求信号20c,21c及びレーザ光
OFF要求信号20d,21dが入力されるコントロー
ラで、レーザ共振器9のON/OFF制御及びガルバノ
ミラー12bの回転制御を行うと共に、各ロボット2
0,21へレーザ光切替完了信号22a,22b及び待
機信号22c,22dを出す。
【0006】次に動作について説明する。図2及び図3
は実施の形態1の動作を示すフローチャートである。図
1から図3において、ロボット20,21を起動させる
(ステップS1 )と、各ロボット20,21は予めプロ
グラムされた加工位置へ移動する(ステップS2
3 )。各ロボット20,21は加工位置に到達する
と、コントローラ22へレーザ光切替要求信号20b,
21bを出す(ステップS4,S5 )。ここで、コント
ローラ22は各ロボット20,21からレーザ光切替要
求信号20b,21bが出されているかをチェックす
る。ここで、ロボット20が先に加工位置に到達してレ
ーザ光切替要求信号20bを出した(ステップS 6 )と
する。すると、コントローラ22は光路切替手段12へ
レーザ光9aをロボット20側へ切り替えるように指令
する。これによりドライバー12aが作動してガルバノ
ミラー12bを所定の角度回転させ、レーザ光9aをロ
ボット20側へ切り替える(ステップS7 )。ロボット
20側へのレーザ光9aの切り替えが終わると、コント
ローラ22からロボット20へレーザ光切替完了信号2
2aを出し、ロボット21に待機信号22cを出す(ス
テップS8 )。次に、レーザ光切替完了信号22aを受
けたロボット20はコントローラ22へレーザ光ON要
求信号20cを出す(ステップS9 )。レーザ光ON要
求信号20cを受けたコントローラ22がレーザ共振器
9をONさせ、レーザ光9aがロボット20の加工ヘッ
ド20aに伝送される。
【0007】ロボット20により被加工物23の加工が
行われ、加工が終了したらロボット20からコントロー
ラ22へレーザ光OFF要求信号20dが出される(ス
テップS10 )。ここで、ステップ8 でコントローラ2
2から出されていたロボット20へのレーザ光切替完了
信号22a及びロボット21への待機信号22cがリセ
ットされる(S11)。そして、ロボット20にプログラ
ムされた全ての加工が終了したら(ステップS12 )、
ロボット20の動作が終わる。もし、ロボット20にプ
ログラムされた加工が残っている場合(ステップ
12 )は、ステップS2 に戻り、ステップ2 からステ
ップS12 の動作を行う。ロボット20の加工が終了し
た時点で、すでにロボット21が待機状態にあって、ロ
ボット20からレーザ光切替要求信号20bが出ていな
いことをコントローラ22が確認すると、ロボット21
はステップS14からステップS19の動作をロボット20
と同様に行う。そして、ロボット21にプログラムされ
た加工が全て終了したら(ステップS19)、ロボット2
1の動作が終わる。もし、ロボット21にプログラムさ
れた加工が残っている場合(ステップS19)は、ステッ
プS 3 に戻り、ステップS3 からステップS1 9 の動作
を行う。また、ロボット20の加工が終了してから(ス
テップ12 )、ロボット20が次の加工位置に到達して
レーザ光切替要求信号20bが出された(ステップ
4)とき、ロボット21からのレーザ光切替要求信号
21bが出ていなければ(ステップS5 )、ロボット2
0がステップS6 からステップS12の動作を行う。さら
に、各ロボット20,21を最初に起動させたとき、ロ
ボット21が先に加工位置へ到達して、レーザ光切替要
求信号21bがロボット20からのレーザ光切替要求信
号20bより先にコントローラ22へ出された(ステッ
13 )ときは、ロボット21がステップ14からステ
ップ19の動作を行う。
【0008】以上のように、コントローラ22は各ロボ
ット20,21からのレーザ光切替要求信号20b,2
1bに対して、レーザ光9aの切替を電気信号で回転角
度が制御可能なガルバノミラー12bにより行うことに
より、ガルバノミラー12bの高速性を利用してレーザ
光9aの切替ができるので、加工時間の短縮化を図るこ
とができる。また、コントローラ22は先着順で一位の
レーザ光切替要求信号20b,21bを受けたロボット
20,21に対してレーザ光9aの切替を行い、次順位
のものに待機信号を出すようにしたことにより、加工位
置へ先に到達したいずれかのロボット20,21から順
に被加工物23の加工を行うので、各ロボット20,2
1の待機状態を短縮できるため、加工時間の短縮化を図
ることができる。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、各ロボットからコン
トローラへのレーザ光切替要求信号に対して、レ−ザ光
の切替を電気信号により回転角度が制御可能なガルバノ
ミラーにより行うことにより、ガルバノミラーの高速性
を利用してレーザ光の切替ができるので、加工時間の短
縮化を図ることができる。さらに、先着順で一位のレー
ザ光切替要求信号を受けたロボットに対してコントロー
ラがレーザ光の切り替えを行い、次順位以下のものに待
機信号を出すようにしたことにより、加工位置へ先に到
達したいずれかのロボットから順に被加工物の加工を行
うので、各ロボットの待機状態を短縮できるため、加工
時間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成図である。
【図2】 実施の形態1の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 実施の形態1の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 従来のレーザ加工機の構成図である。
【符号の説明】
9 レーザ共振器、12b ガルバノミラー、15,1
6 出力口、20,21 ロボット、20a,21a
加工ヘッド、22 コントローラ、23 被加工物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 清志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H041 AA14 AB14 AC04 AZ05 4E068 CB01 CD04 CD12 CE02 CE06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ共振器から出力されるレーザ光を
    切り替えて複数の出力口へ順次出力し、上記レーザ共振
    器及び上記レーザ光の切替をコントローラで制御して、
    上記各出力口に対応した複数のロボットの加工ヘッドか
    ら順次上記レーザ光を照射し、被加工物を加工するレー
    ザ加工機において、上記コントローラは上記各ロボット
    からのレーザ光切替要求信号に対して、上記レ−ザ光の
    切替を電気信号により回転角度が制御可能なガルバノミ
    ラーにより行うことを特徴とするレーザ加工機。
  2. 【請求項2】 コントローラは先着順で一位のレーザ光
    切替要求信号を受けたロボットに対してレーザ光の切替
    を行い、次順位以下のものに待機信号を出すようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
JP2000164822A 2000-06-01 2000-06-01 レーザ加工機 Pending JP2001340985A (ja)

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