JP2014108454A - レーザ加工機 - Google Patents

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Yusuke Takegawa
裕亮 武川
Kentaro Yamagami
健太郎 山上
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Abstract

【課題】複数のワークを一つのパルスを分割して加工する場合に生ずる、各光路に配置された位置決め装置の動作のバラツキのために同時加工ができない。
【解決手段】レーザ発振器(1)から出射されたレーザビーム(4)をビームスプリッタユニット(5)で二つ以上に分割(4a,4b)し、そのレーザビームを偏向装置(6a,6b)でON−OFFし、位置決め装置(7a,7b)でレーザビームの位置決めと集光を行うXY方向に移動自在なステージ(9)に載置されたワーク(8a,8b)を加工するレーザ加工機において、それぞれの光路にある偏向装置と位置決め装置を制御するコントローラ(3a,3b)から出される位置決め終了信号を受け、全ての光路の位置決めが完了したことを確認してレーザ発振器(1)のショット指令と偏向装置(6a,6b)のON指令を出すための調停装置(2)を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、1台のレーザ発振器を用いて複数のワーク又は加工箇所の同時加工に好適な制御方法を有するレーザ加工機に係るものである。
レーザ加工機においては、レーザ発振器が高価であるために、1台のレーザ発振器を用いて複数のワーク(又は複数の加工箇所)を同時に加工したいという要求がある。このような要求に答えるため、例えば特許文献1に開示されているように、パルスレーザ発振器のパルスレーザを音響光学偏向素子(AOD)で光路を切り替えて複数のワークを加工するというレーザ加工機が実用化されている。このレーザ加工機は、一つのパルス強度をほとんど落とすことなく加工点に集光できるという利点を持っているが、反面、複数の加工箇所の加工においてはパルスの順番を待たなければならない、という欠点がある。
ところが最近のパルスレーザ発振器の出力の向上は目覚しく、一つのパルスを分割して強度が低下しても加工に必要な強度が確保できる程となってきた。そうすると当然ながら、一つのパルスを分割して加工すれば、パルスの順番を待つ必要がないため高速な加工を行うことができることになる。しかしながら、この場合複数に分割したレーザビームの各光路に配置された位置決め装置の動作にバラツキがあるため、同時加工ができない、という問題が発生する。
特許第4014498号公報
複数の加工箇所を一つのパルスを分割して加工する場合に生ずる、各光路に配置された位置決め装置の動作のバラツキのために同時加工ができないという問題を解決し、同時加工による加工時間が短いレーザ加工機を提供することを目的とする。
図1を参照して説明する。レーザビームを出射するレーザ発振器(1)と、レーザ発振器(1)から出射されたレーザビーム(4)を二つ以上に分割(4a,4b)してそれぞれの光路に送り出すビームスプリッタユニット(5)と、ビームスプリッタユニット(5)から送り出されたそれぞれの光路にレーザビームをON−OFFするための偏向装置(6a,6b)を有し、偏向装置でON−OFFされたそれぞれの光路にレーザビームの位置決めと集光を行う位置決め装置(7a,7b)を有し、同一光路にある前記偏向装置と前記位置決め装置を制御するコントローラ(3a,3b)をそれぞれの光路に有し、レーザビームでXY方向に移動自在なステージ(9)に載置されたワーク(8a,8b)を加工するレーザ加工機において、それぞれのコントローラ(3a,3b)から出される位置決め終了信号を受け、全ての光路の位置決めが完了したことを確認してレーザ発振器(1)のショット指令と偏向装置(6a,6b)のON指令を出すための調停装置(2)を有することを特徴とするレーザ加工機にすると良い。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
これにより同時加工できるので加工時間が早く、かつエネルギー損失を少なくできる。
本発明に係るレーザ加工装置のブロック図である。 本発明に係るコントローラのフローチャートである。 本発明に係る調停装置のフローチャートである。
以下、本発明に好適な実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明に係るレーザ加工装置のブロック図である。レーザビームを出射するレーザ発振器1と、レーザ発振器1から出射されたレーザビーム4を二つ以上に分割4a,4bしてそれぞれの光路に送り出すビームスプリッタユニット5と、ビームスプリッタユニット5から送り出されたそれぞれの光路にレーザビームをON−OFFするための偏向装置6a,6b(以後、まとめて偏向装置6と呼ぶ。)を有し、偏向装置でON−OFFされたそれぞれの光路にレーザビームの位置決めと集光を行う位置決め装置7a,7b(以後、まとめて位置決め装置7と呼ぶ。)を有し、同一光路にある前記偏向装置と前記位置決め装置を制御するコントローラ3a,3b(以後、まとめてコントローラ3と呼ぶ。)をそれぞれの光路に有し、レーザビームでXY方向に移動自在なステージ9に載置されたワーク8a,8bを加工するレーザ加工機において、それぞれのコントローラ3から出される位置決め終了信号を受け、全ての光路の位置決めが完了したことを確認してレーザ発振器1のショット指令と偏向装置6のON指令を出すための調停装置2を有する。ここにおいて、分割された光路4のそれぞれの光学系を、それぞれ加工軸と呼ぶ。また、偏向装置のONとは、次段の位置決め装置に向かう光路にレーザビームを送り出すことをいい、OFFとは次段の位置決め装置に向かう光路からレーザビームを外し、ストッパ11a又は11b(以後、まとめてストッパ11と呼ぶ。)の方向に送り出すことをいう。レーザ発振器1、ステージ9、調停装置2、及びコントローラ3は、記憶部(図示せず。)に記憶された加工プログラムに基づいて、制御部(図示せず。)によって制御されている。
ここで、偏向装置6としては音響光学偏向素子(AOD)、位置決め装置7としてはガルバノミラーとfθレンズの組合せが好適である。
尚、本図の本実施の形態では加工軸が2つの場合のみ示したが、ビームスプリッタユニット5を変更して3つ以上のレーザビームに分割し、それぞれを加工軸にできることは容易にわかる。
図2は、それぞれのコントローラ3の動作のフローチャートを示す。まず、位置決め装置7の位置決め動作が完了したかどうかを判定する。位置決め動作が完了した後ショット要求を調停装置2に出力する。調停装置2からのショット応答を待つ。調停装置2からショット応答を受けたら、偏向装置6にショット指令を出力する。それにより偏向装置がONされ、所定パルスの出力が完了するとショット信号をOFFし、偏向装置がOFFされる。その後ショット完了信号を調停装置2に送る。
図3は調停装置2の動作に関するフローチャートを示す。まず、各コントローラ3からのショット要求があるかどうかを判定する。次に同時加工を予定されている加工軸があるかどうかを判定する。ある場合は、全ての同時加工軸からショット要求が出ているかどうかを判定する。同時加工軸が無い場合はこの判定を飛ばし、次のステップに進む。次のステップでは、同時加工でない加工軸が加工中の場合加工終了まで待つ。同時加工でない加工軸の加工が終了した場合、同時加工でない加工軸を含めて全加工軸にショット応答を送信する。同時加工の各加工軸のコントローラ3からのショット完了信号を待つ。全ての同時加工軸からのショット完了を受取った場合、ショット応答出力終了となる。
ショット完了信号を調停装置2に出力したコントローラ3は、即座に次の加工位置に位置決め装置を移動させ、図2のフローチャートに戻る。全ての位置決め装置7の加工範囲の加工を完了した場合、ステージ9を移動して次の加工範囲に移動する。
ここで、図3のフローチャートは同時加工でない加工軸がある場合も含めたものを示したが、同時加工でない加工軸が存在する場合には、その加工が終了するまでの待ち時間が生じ、かつ加工終了を待っている間の同時加工軸に対応するパルスをストッパ11に導いて捨てなければならないので、エネルギー効率が低下する。
1 レーザ発振器
2 調停装置
3a,3b コントローラ
4,4a,4b 光路
5 ハーフミラー
6a,6b 偏向装置
7a,7b 位置決め装置
8a,8b ワーク
9 ステージ
11a,11b ストッパ

Claims (1)

  1. レーザビームを出射するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器から出射されたレーザビームを二つ以上に分割してそれぞれの光路に送り出すビームスプリッタユニットと、
    前記ビームスプリッタユニットから送り出されたそれぞれの光路に前記レーザビームをON−OFFするための偏向装置を有し、
    前記偏向装置でON−OFFされたそれぞれの光路に前記レーザビームの位置決めと集光を行う位置決め装置を有し、
    同一光路にある前記偏向装置と前記位置決め装置を制御するコントローラをそれぞれの光路に有し、
    前記レーザビームでXY方向に移動自在なステージに載置されたワークを加工するレーザ加工機において、
    前記それぞれのコントローラから出される位置決め終了信号を受け、全ての光路の位置決めが完了したことを確認して前記レーザ発振器のショット指令と前記偏向装置のON指令を出すための調停装置を有する
    ことを特徴とするレーザ加工機。
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