JP2001340421A - 足の裏の手動叩打によるマッサージ方法とその装置 - Google Patents

足の裏の手動叩打によるマッサージ方法とその装置

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JP2001340421A
JP2001340421A JP2000163355A JP2000163355A JP2001340421A JP 2001340421 A JP2001340421 A JP 2001340421A JP 2000163355 A JP2000163355 A JP 2000163355A JP 2000163355 A JP2000163355 A JP 2000163355A JP 2001340421 A JP2001340421 A JP 2001340421A
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foot
sole
cam
tapping
connecting rod
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Application number
JP2000163355A
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English (en)
Inventor
Taira Okamoto
平 岡本
Hiroshi Kawai
浩 川井
Koichi Fujii
宏一 藤井
Shinji Fujii
進次 藤井
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Fujii Kinzoku Kako Co Ltd
Original Assignee
Fujii Kinzoku Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】足の裏を効果的に刺激して、歩く運動を再現さ
せるとともに手のリハビリを兼ねた手動叩打式でマッサ
ージすることによって、血行を促進させる方法とその装
置を提供する。 【解決手段】足の裏を手動により叩打するマッサージ装
置であって、叩打面11の後方には伸張スプリング12
を付勢するとともに連結杆13の一端を枢支し、連結杆
13の他端を紐6の繋着した梃子14にて係合・離脱さ
せ、紐6を手で引っ張ることにより梃子14の係合時に
叩打面11が伸張スプリング12に抗して押し下げら
れ、梃子14の離脱時に叩打面11を伸張スプリング1
2の反発力で突き上げうるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足の裏を手動叩打
によってマッサージをして血行を促進する方法とその装
置に係り、さらに詳しくは、主として保健やリハビリを
目的として、足の裏を手動の叩打により刺激するマッサ
ージ方法と装置に関すものである。
【0002】
【従来の技術】寝たきりの人に限らず座りっぱなしの老
人は、たまに歩くと転倒する傾向があるので、足の運動
が必要である。また宇宙飛行士の場合も自転車漕ぎ等の
歩く運動をしないと、筋力が衰えて飛行機から降りた際
に転倒するともいわれている。しかし、足の運動といっ
ても足踏みだけでは効果なく、重力に逆らって直立して
前に歩く反作用の刺激も必要である。老人の場合、6分
間に100m歩けるか否かが一応の目安ともなってい
る。この歩行は、片足づつに体重が掛かって筋肉を圧迫
し、各関節に刺激を与えるところに効果がある。そして
この歩行と同じ効果を与える健康器具としては、足の裏
から衝撃を与えるタイプのものが最も好ましい。
【0003】従来から肩凝りや腰痛の治療用として、椅
子式やベッド式のマッサージ機や振動式バイブレ−タは
広く普及しており、足の裏をマッサージする健康器具と
しても、突起状の竹踏式やこれを回転式にしたものが既
に出回っている。しかし医学の臨床的見地からみると、
リハビリを必要とする寝たきり老人や手足の不自由な身
障者に対して、健康や人の保健を目的にして、手と足を
同時に運動しうるマッサージ機は従来見当らなかった。
人の足の裏は、皮膚の直下に血管が走つているので、各
種の臓器に影響を与える局(ツボ)が数多く存在してい
る。そのため足の裏を刺激することによるマッサージ効
果が、中国を始めとして最近では我が国でも広く認識さ
れるようになってきている。
【0004】この足の裏の局(ツボ)を叩いて刺激する
ことは、血行を促進するのでカルシウムの吸収が良くな
る等の効果が期待される。従来から機械的エネルギ−を
出力するマッサージ機によるマッサージ方法としては、
揉み式・指圧式・ロ−リング式・バイブレ−タ式等があ
る。しかし、臓器を活性化させるための有効な刺激とい
うことになると、汎用の健康器具では効果がなく、強い
刺激を与えるものでなければならない。この点、足の裏
に与える強い衝撃は、関節を経由して心臓や内蔵の筋肉
を活性化するため効果があり、これに適した方式は叩打
によるものに勝るものはない。
【0005】叩打によるマッサージ機としては、実用新
案登録第2555935号とその関連の先行技術があ
る。しかしながら、この一連の技術は、何れも電磁ソレ
ノイドによる自動叩打によるものである。そのため、1
分間当たり250回乃至750回という、早いリズムの
バイブレータ類似のものからなっている。肩の凝りを解
すには、このバイブレータ類似の早いリズムのものが好
ましいであろう。しかしベットで寝たきりの身障者にと
っては、この速さは不快なリズムのものであり、また足
の裏のマッサージ用には不向きなリズムのものである。
【0006】寝た人を対象にした叩打による装置として
は、特開平4−40955号公報の先行技術がある。こ
れは叩打式バイブレータを、治療箇所の集中する背中に
患者自身が移動しうるようにした装置であって、肩・腰
・背中をマッサージするためのもので、やはり足の裏を
対象にはしていない。またモータによる自動で、1分間
当たり300〜600回という、やはり早いリズムのも
のからなっている。
【0007】特に右手が不自由で、ベツドで寝たきりの
状態にある身障者にとっては、足とともに手を動かすリ
ハビリも必要である。リハビリ用の器具といっても、従
来の足の裏をマッサージする器具は、手のリハビリ用と
は無関係のものであり、またその操作方法や、足の裏へ
の接触方法も問題であった。更に叩打式といっても、リ
ズムや叩打力や、叩打ストローク、アタッチメントの材
質等の解析もしなければならない。そして、自然の歩行
に副った機構はどの方式がよいのか、例えば左右別個の
リズムが与えられないか、地面を蹴る時の反作用も器具
に取り入れることは出来ないか等を勘案した上で、マッ
サージ機を開発しなければならない。そのため、従来肩
凝りを解消するための叩打式マッサージ機は普及してい
るが、手と足のリハビリを連動させたものはなく、この
種の足の裏をマッサージする叩打式健康器具は、以上の
ような困難な問題を伴うために開発が特に遅れていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は、主として保健やリハビリを目的としたものであ
って、寝たままの人にも適用できるものであり、土踏ま
ず部を始めとする足の裏を効果的に刺激して、歩く運動
を再現させるとともに手のリハビリを兼ねた手動叩打に
よりマッサージすることによって、血行を促進させる方
法とその装置を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、保健やリハビリを目的としたものであっ
て、足の裏をマッサージする手段からなり、該マッサー
ジが手動による叩打手段であって、該手動が引っ張り・
押圧・回転の何れかの運動手段とした足の裏の手動叩打
によるマッサージ方法である。
【0010】また、保健やリハビリを目的とした足の裏
を手動で叩打するマッサージ装置であって、該叩打面の
後方には伸張スプリングを付勢するとともに連結杆の一
端を枢支し、該連結杆の他端を紐の繋着した梃子にて係
合・離脱させ、該紐を手で引っ張れば梃子の係合時には
叩打面が伸張スプリングに抗して押し下げられ、梃子の
離脱時には叩打面を伸張スプリングの反発力で突き上げ
うるようにした足の裏の手動叩打によるマッサージ装置
である。
【0011】更に、保健やリハビリを目的とした足の裏
を手動で叩打するマッサージ装置であって、該叩打面の
後端には連結杆の一端を枢着し、該連結杆の他端にピン
を回動自在に軸着し、該ピンを確動カムの溝に遊嵌し、
該確動カムを両側面に配したベルト車外周の螺旋溝に紐
を巻回し、該紐の両端を交互に引っ張って叩打面を前後
動しうるようにした足の裏の手動叩打によるマッサージ
装置である。
【0012】更にまた、保健やリハビリを目的とした足
の裏を手動で叩打するマッサージ装置であって、該叩打
面の後端は伸張スプリングを付勢するとともに連結杆の
一端を枢着し、該連結杆の他端にコロを回動自在に軸着
し、コロをカムに摺動させ、該カムに軸支した回転螺旋
枠内に芯スプリングを巻回し、該芯スプリングの先端に
紐を繋着し、該紐はスプリングで付勢した梃子先端のプ
ッシュローラで押圧され、該プッシュローラを離脱して
芯スプリングに抗して紐を引っ張り、前記コロがカムの
山を越すと叩打面が伸張スプリングの反発力で突き上げ
うるようにした足の裏の手動叩打によるマッサージ装置
である。
【0013】そして、保健やリハビリを目的とした足の
裏を手動で叩打するマッサージ装置であって、該叩打面
の後端には連結杆の一端を枢着し、該連結杆の他端にピ
ンを回動自在に軸着し、該ピンを確動カムの溝に遊嵌
し、該確動カムの軸に受動車を軸支し、該受動車と駆動
車をベルトで掛架し、該駆動車を両手で回転して叩打面
が前後動しうるようにした足の裏の手動叩打によるマッ
サージ装置である。
【0014】そしてまた、保健やリハビリを目的とした
足の裏を手動で叩打するマッサージ装置であって、該叩
打面の後方には伸張スプリングを付勢するとともに連結
杆の一端を枢着し、該連結杆の他端にはコロを回動自在
に軸支し、該コロをカムに摺動させ、該カムに軸に爪車
を軸支するとともに爪腕の一端を枢着し、該爪腕の他端
に枢着した逆転防止爪の先端を爪車に咬合させ、該逆転
防止爪の後端にロッドの一端を枢着し、該ロッドの他端
に中間で軸支するハンドルの一端を枢着し、該ハンドル
の一端と他端を両手で漕動して前記カムを回転させ、該
カムの突起にて叩打面を伸張スプリングに抗して押し下
げ、該突起を越すことにより叩打面が伸張スプリングの
反発力で突き上げうるようにした足の裏の手動叩打によ
るマッサージ装置である。
【0015】そしてさらにまた、保健やリハビリを目的
とした足の裏を手動で叩打するマッサージ装置であっ
て、該叩打面が懸吊杆の下端に釣支した重りからなり、
該懸吊杆の上端をカムに摺動させ、該カムを回動させて
重りを持ち上げ、前記上端がカムの突起を越すことによ
り重りが落下するように振り子とした足の裏の手動叩打
によるマッサージ装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の足の裏を手動叩打式でマ
ッサージする方法とその装置について、以下詳しく説明
するが、添付の図面は、その一実施例を示したものに過
ぎない。図1乃至図3は、本発明の方法と装置を示す実
施例1である。図1は、本発明の方法と装置によるマッ
サージ機を寝たきりの身障者がベツド上で使用している
状態を示す斜視図であり、図2は、図1のマッサージ機
自体の拡大斜視図である。図3は、マッサージ機の叩打
式機構の一実施例を略示した一部切欠面を含む部分断面
図で、(イ)は叩打後に叩打面が引っ込んだ状態を示
し、(ロ)は叩打するために叩打面を押し下げている状
態を示し、(ハ)は叩打面を突き上げて叩打している状
態を示したものである。
【0017】図1に示すように、足の裏を手動叩打によ
りマッサージする装置1において、ベット2に寝たきり
の状態にある身障者の患者M1は、右足の足の裏3aと
左足の裏3bを、マッサージ機1の足が接触する当接面
4a,4b上に乗せて、両手5a,5bでマッサージ機
1から紐6a,6bで連結された把手7a,7bを握
り、片方づつ交互に引っ張っている。身障者M1は、一
般に右手5aが不自由なので、この索引運動は手のリハ
ビリにも効果のあるものとなっている。なお、紐6a,
6bと把手7a,7bは、縄跳びの紐と把手のような関
係にあり、長さの調節も自在であり、長すぎる場合に
は、図1の右手首5aのように、把手7aを立てるよう
にして引っ張ればよい。
【0018】図2において、マッサージ機1は、ベット
上で寝た人を対象にしているので、足の裏に接触させる
当接面4a,4bは、傾斜状に立設している。当接面4
a,4bにバンド8a,8bを設けており、両足はこの
中に入れて固定する。当接面4a,4bには、足の裏を
叩打するための幾つかのハンマー穴9a…9a,9b…
9bを穿設している。ハンマー穴9a…9a,9b…9
bは、土踏まず部位を大きく、指部位を小さくするよう
にしてもよい。次に、叩打手段の機構を説明する。
【0019】図3(イ)の当接面4は、表面にゴムシー
ト10を被覆している。ハンマー穴9内には、叩打用の
ハンマーからなる叩打面11を設けている。本実施例の
場合の叩打は、ハンマー11を出没させて行なうもので
あるが、当接面4自体で足の裏を直接叩くようにしても
よい。当接面4内のハンマー11の下方は、下端を伸張
スプリング12にて圧縮状態に付勢するとともに、連結
杆13が中間の軸にて一端を回動自在に枢支している。
この枢支は、図3(ロ)のように、連結杆13が中間軸
にて一端が円弧状に回動しても、ハンマー11は直線状
に前後動しうるようになっている。連結杆13の他端側
は、紐6を繋着した梃子14の先端と、先だけで引っ掛
かるように係合している。従って、梃子14の先端が連
結杆13の他端から外れると、お互いは簡単に離脱する
ようになっている。
【0020】梃子14は後端を軸支し、先端側にはゴム
状伸縮体15にて付勢するとともに紐6を繋着してい
る。ここでゴム状伸縮体15とは、伸縮スプリングと同
様の作用をなすゴム輪であるが、梃子14の先端側が大
きく円弧状の軌道を描くので、これに対応しうるように
したものである。紐6を手で引っ張るには、図3(ロ)
のように梃子14を伸張スプリング12とゴム状伸縮体
15に抗して、引っ張らなければならない。そのためか
なりの力が必要であり、これが不自由な手のリハビリと
なる。引っ張りを進めると、やがて梃子14の先端から
連結杆13の他端が外れて離脱するので、叩打面となっ
ているハンマー11は、強い伸縮スプリング12の反発
力で図3(ハ)のように突出し、間欠的に強打すること
ができる。なお不自由な手で引っ張るには、肘を付ける
と力が入りやすく、このようにすることにより、リハビ
リの鍛練をすることができる。
【0021】この叩打が終わると、図3(ハ)のように
ゴム状伸縮体15によって、梃子14の先端は、下に引
っ張られるが、連結杆13の他端の上では具合が悪く、
下側に配置させる必要がある。そのため梃子14の先端
側は、蝶番16によって上方に折れ曲がるようになって
いる。この梃子14の蝶番16は、図が小さいが、蝶番
16の軸に対して両板巻きバネを巻回し、折れ曲がった
後に自動で復元しうるようになっている。このようにし
て、連結杆13の他端が再び梃子14の先端によって持
ち上げられ、新たな叩打が可能になるように復元され
る。
【0022】この時点で図3(イ)のように、ハンマー
11が何時までも突き出ることのないよう若干押し下げ
て、シート10を平らな状態に復元させる必要がある。
図3(イ)は、梃子14の先端が連結杆13の下に配置
され、蝶番16が既に閉じた状態を示している。この図
3(イ)の梃子14には、一部切欠の面に示す翼形カム
17と、この翼形カム17には回動自在のコロ18が摺
動しており、このコロ18には2本の太鼓状引っ張りば
ね19が等分に張られている。従ってハンマー11は、
伸張スプリング12によって付勢されているが、コロ1
8が翼形カム17の凸部では不安定であり、引っ張りば
ね19の力によって凹部に押し付けられて安定する。こ
のコロ18が、翼形カム17の凹部に押し付けられたと
きに、図3(イ)に示すようにシ−ト10が平らな状態
に保たれる。
【0023】なお、図1と図2に示すものは、2本の紐
6a,6bを使用した実施例を示したが、1本の紐で両
当接面4a,4bを叩打しうるようにしてもよい。この
図3(イ),(ロ),(ハ)からなる叩打手段20と引
っ張り運動手段21の実施例1は 保健やリハビリを目的とした本発明の請求項1に記載し
た方法であり、またこの実施例1の機構は、請求項4に
記載した装置を示した一例である。本発明でいう保健と
は、本発明の装置が、身障者向きのリハビリ器具として
の用途に限るものだけではなく、一般人に対しても健康
増進のための運動器具として、健康を保ちうるためのも
のであることを意味する。
【0024】次の図4と図5は、本発明の方法と装置の
叩打機構を示す実施例2である。図4は、叩打機構を透
視した略示平面図であり、図5は、同側面図である。ハ
ンドル107a,107bに懸着している紐106a,
106bは1本の連続した紐からなり、ベルト車122
の外周の螺旋溝123(図4では縦の斜め方向)に巻回
している。従って左のハンドル107bを引くと、右の
ハンドル107aは引っ張られ、交互の往復運動が行な
われる。このベルト車122は、両側面に確動カム12
4a,124bを設けている。図5に示すように、確動
カム124は円板面に波状の溝125を刻設している。
溝125を波状にしたのは、激しく振動させるようにし
たものである。この溝125内にはピン126を遊嵌
し、確動カム124の回転に追従してピン126は作動
するようになっている。
【0025】図5に示すピン126は、連結杆113の
他端に回動自在に軸着している。この連結杆113は、
中間に支点127を設け、一端に叩打面111の後端を
枢着している。従って、図4の紐106a,106bを
交互に引っ張れば、ベルト車122は正回転と逆回転を
繰り返し、図5に示す確動カム124の溝125によっ
て叩打面111は、前後に往復運動にて激しく振動して
叩打する。なお、ベルト車122の後縁には、ゴム伸縮
体115によって正回転と逆回転は一定以上には回らな
いように制御される。このゴム伸縮体115は、厚みや
幅が薄いものと厚いものとを取り替え式にしておくと便
利である。図4と図5に示す引っ張り運動手段121に
よる叩打手段120の実施例2は、保健やリハビリを目
的とした本発明の請求項1に記載した方法であり、また
請求項5に記載した装置を示した機構の一例である。
【0026】次の図6は、本発明の方法と装置の叩打機
構を示す実施例3であって、(イ)は機構の略示平面
図、(ロ)は同内部を一部切欠した略示平面図、(ハ)
は同機構の巻き戻した状態を示す略示平面図である。こ
の実施例も、紐による引っ張りを円運動に変換して利用
する例であるが、左右を連動させることなく、一方だけ
を個別に強叩するようにしたものである。
【0027】ハンドル207に繋合された紐206は、
芯スプリング228の先端に繋着している。芯スプリン
グ228は、巻取リール229内に収納されている回転
螺旋枠230に巻回され、その後端は巻取リール229
の中心部に取着している。回転螺旋枠230は、巻取リ
ール229の軸231の周りに回動自在に軸着してい
る。また、紐206と繋合している芯スプリング228
の先端は、回転螺旋枠230にも取着している。従っ
て、紐206を芯スプリング228に抗して引っ張る
と、巻取リール229は静止しているが、中の回転螺旋
枠230は芯スプリング228の伸張に伴って回転す
る。
【0028】そのため紐206は、芯スプリング228
の付勢によって、常に巻き込まれるように引っ張られ
る。しかし、巻回されている紐206の外周は、プッシ
ュローラ232によって常時押圧されているので、巻き
込まれないように制止されている。即ちプッシュローラ
232は、梃子214の先端に回動自在に軸着されてお
り、梃子214は支点233を中間に設けて、後端に伸
びスプリング234を付勢して押圧するとともに、ワイ
ヤーブレーキ235を付設し、ハンドル207で操作し
うるようにしている。即ちハンドル207を引っ張る
と、自動的にブレーキ235はスプリング234に抗し
て梃子214の先端のプッシュローラ232の押圧を緩
めるので、紐206はプッシュローラ232から開放さ
れる。この開放で紐206は、芯スプリング228の引
張力によって巻き取られ、内部に引っ張られて巻回す
る。
【0029】回転螺旋枠230の側面には、巻取リール
229から遊離した蓋体236を軸支している。蓋体2
36には、図6(イ)の突起カム224を取り付けてい
る。従ってカム224は、回転螺旋枠230に連動して
回転し、その回転は紐206を引っ張り又は戻すことに
よって回される。一方、叩打面211の下端には、中心
に支点を有する連結杆213の一端を枢着するととも
に、伸張スプリング212を付勢している。そして連結
杆213の他端には、カム224の外周を摺動するコロ
218を回動自在に軸着している。
【0030】図6(イ)において、紐206をSの方向
に引っ張ると、カム224はR1の方向に回転して、コ
ロ218が突起224aの山へと登るので、伸張スプリ
ング212に抗して叩打面211の下端は押し下げられ
る。図6(ロ)の位置までカム224が回転し、コロ2
18がカムの山224aを越して外れると、叩打面21
1は伸張スプリング212の反発力によって強く突き上
げられる。カムの谷224bは、叩打面211が突き上
げられ振動している期間であるが、やがてコロ218は
カム224の傾斜に副って山224aへと再び登り、叩
打は繰り返えされる。一回の引っ張りで、複数回の叩打
を繰り返すようにすれば飽きはこない。そこでこの叩打
の後には、紐206を復帰させる必要がある。
【0031】図6(ハ)は、紐206を復帰させる際の
一例を示したものである。簡単に述べると、ハンドル2
07には、プッシュボタン237が取り付けられてお
り、このプッシュボタン237を押すと巻取リール22
9は、図示は省略したが固定の底辺から、図6(ハ)で
は矢印Lの右方向にスライドする。そのためハンドル2
07のワイヤーブレ−キ235にて、プッシュローラ2
32の押圧を外すとともに、プッシュボタン237を押
して巻取リール229をスライドさせると、カムの突起
の山224aがコロ218から外れる。従ってR2の方
向に逆転しても、コロ218がカムの突起224aに接
することなく、自由に逆回転で復帰させることができ
る。この図6からなる実施例3の引っ張り運動手段22
1の叩打手段220は、同じく保健やリハビリを目的と
した本発明の請求項1に記載した方法であり、また請求
項6に記載した機構の装置を示した別の実施例である。
【0032】図7乃至図9は、本発明の方法と装置を示
す実施例4である。図7は、本発明のマッサージ機を身
障者が椅子に座って使用している状態を示す斜視図であ
る。なおこの装置は、座った状態での使用に限られるも
のではなく、ベットで寝た状態での使用も可能である。
図8は、同マッサージ機の駆動輪回りを拡大した正面図
であり、図9は、同マッサージ機の叩打機構を略示した
側面図である。
【0033】図7に示す椅子302に座っている身障者
M2は、両足の裏303a,303bをマッサージ機3
01の叩打面311上に当て、両手305a,305b
でハンドル307a,307bを回動している。身障者
M2は、何れかの手305aが不自由な人が多く、健康
な方の手305bで不自由な方の手を助けて運動を思い
出させるように、両手でハンドル307a,307bを
回動してリハビリするものである。なお実際の装置で
は、ベルト338に対して内側には点線で記載した安全
カバ−339が施されている。
【0034】図8に示す両ハンドル307a,307b
は、駆動車340の対応する位置に取着され、駆動車3
40は軸341でフレ−ム342に軸支している。図8
ではハンドル307aは駆動車340に連結している
が、ハンドル307bの方はフレ−ム342を介して軸
341に軸支している円盤343上に連結している。こ
の駆動車340には、ベルト338を掛架している。
【0035】図9に示すように、駆動車340に掛架し
たベルト338は、足の方の受動車344に回転が伝達
される。受動車344の側面には、確動カム324を同
一軸に軸支している。確動カム324は、円板面に波状
の溝325を刻設している。溝325を波状にしたの
は、脆弱な身障者M2が駆動車340を一回転させる間
に、叩打面311を多く往復運動させるようにしたもの
である。即ち溝325には、ピン326を遊嵌し、確動
カム324の回転に追従して作動するが、ピン326は
連結杆313の他端に回動自在に軸着している。この連
結杆313は、中間に支点327を設け、一端には叩打
面311の後端を枢着している。従って、駆動車340
を回転させると、叩打面311によって繰り返し叩打を
行なうことができる。更に溝325に、大小の波を配置
すると、強弱の叩打を行なうこともできる。また図7で
は、叩打面311を左右二個にしたが、両足を乗せるよ
うに一個としてもよい。この図7から図9までの実施例
4からなる回転式運動手段345の叩打手段320は、
同じく保健やリハビリを目的とした本発明の請求項1に
記載した方法であり、請求項7に記載した装置を示した
一実施例である。
【0036】図10と図11は、本発明の方法と装置を
示す実施例5であり、図10は椅子に座った身障者がマ
ッサージ機を使用している状態を示す斜視図である。こ
の装置もベツトで寝た状態でのリハビリにも使用するこ
とができる。図11は、本実施例の機構を略示した側面
図である。これは、足踏み式のミシンと同様な方式で手
の押圧力を利用して回転運動を与え、それを叩打に利用
しようとするものである。
【0037】図10に示す椅子402に座っている身障
者M3は、両足の裏403a,403bを、マッサージ
機401表面の叩打面411の上に乗せ、両手405
a,405bでハンドル407を漕いでいるが、中間の
支点はフレーム442で支えられている。ハンドル40
7の一端には、コネクティングロッド446の他端を枢
着している。
【0038】図11に示すように、コネクティングロッ
ド446の一端は、突起カム424の軸に連結する爪腕
447とともに逆転防止爪448の後端を枢着してい
る。一方、叩打面411の下端には、伸張スプリング4
12を付勢するとともに、中央に支点を有する第1連結
杆413aの一端を枢着している。この第1連結杆41
3aの他端は、同じく中央に支点を有する第2連結杆4
13bの一端を枢着している。そして第2連結杆413
bの他端には、カム424の外周を摺動するコロ418
を回動自在に軸支している。カム424の軸には、爪車
449も軸支し、爪車449の歯には、逆転防止爪44
8の先端を咬合させ、R3の方向だけに回転させてい
る。従ってハンドル407を漕ぐと、カム424もR3
の方向に回転し、連結杆413a,413bを経由し
て、叩打面411の下端はカム424の形状に副って作
動する。従って、伸張スプリング412に抗して押し下
げられる叩打面411は、カムの突起424aを越した
瞬間に、伸張スプリング412の反発力によって強く突
き上げられ、この動作が繰り返えされる。この図10と
図11からなる押圧運動手段450による叩打手段42
0の実施例5は、保健やリハビリを目的とした本発明の
請求項1に記載した方法であり、この機構が本発明の請
求項8に記載した装置の一実施例である。
【0039】図12は、本発明の方法と装置を示す実施
例6であり、マッサージ機の叩打部分だけの機構を略示
した側面図である。この叩打面511は、釣支した重り
からなっている。この叩打式手段520は、ハンガーロ
ッドからなる懸吊杆513が中間の軸より伸びた上端の
延長端には、コロ518を回転自在に軸着しており、コ
ロ518は、受動車544に軸支したワイパーカム52
4の外周を摺動している。従って、受動車544がR4
の方向に回転すると、そこに取り付けられたカムのワイ
パー524aによって、コロ518を引きずって開放す
るようにし、下端の重りからなる叩打面511を落下さ
せて叩打するようにしたものである。
【0040】本機構は、先の押圧・回転の運動手段によ
って、この受動車544を回転させればよく、あるいは
受動車544やカム524を省略して、直接懸吊杆51
3の後端を紐で繋着して引っ張るようにしてもよい。な
お、549は爪車549で、R4の方向にのみ回転す
る。この機構は、ベットの桟からアングルを上部に出し
て取り付けるようにしてもよい。図12に示す叩打面を
振り子式にした回転運動手段545からなる叩打手段5
20の実施例6は、本発明の請求項1に記載した方法で
あり、またこの機構は請求項9に記載した装置の一実施
例である。
【0041】以上、幾つかの実施例を挙げたが、本発明
の方法は、全て請求項1に記載した方法に包含されるも
のである。また実施例の各装置は、請求項4から請求項
9に示したが、本発明の装置は、マッサージ方法が同一
であれば、この請求項4から請求項9までの装置のみに
限定されるものではない。それは、請求項4から請求項
9に記載した装置は、理解しやすくするために、実施例
の機構を具体的に示したものであるからである。例え
ば、図6に示す機構の回転運動を利用した図12に示す
振り子式も可能であり、また図7に示す機構の回転運動
を利用して図11のような強叩をすること等も可能であ
るからである。
【0042】以上実施例の足の裏に当てる当接面は、右
と左が交互に叩打するよう、これを作動する爪やカムを
受動車の両面に対応して配置することが望ましい。また
叩打面の傾斜角度も、所望により可変しうるようにして
もよく、更に足首を基点とした踵に対して足指先端を内
に反らすよう傾斜角度がきつく傾くようにし、下肢背面
のアキレス腱やヒラメ筋を伸ばすようにしてもよい。ま
た叩打面の表面は、スリッパカバーのように、足甲等が
入る固定カバー形式にしてもよく、不自由な足が離れな
いように接触させる配慮も必要である。そしてその表面
は、薄いウレタンフォームのパット材で裏打ちされた布
帛で被覆するようにしてもよい。また表面に、健康サン
ダルのような突起を付与させるようにしてもよい。
【0043】これらの6実施例は、個々に独立した機構
として実施しなければならない必要はなく、互いに組み
合せた機構で実施しうることは前述の通りであるが、例
えば叩打手段は、強い衝撃から緩やかな往復運動まで自
由に選択することができる。そして本発明の方法は、自
然の歩行と同様の効果を再現しうる点に意義がある。そ
のため図示は省略したが、前述の足首を反らす動作を、
図2に示す当接面が手前に倒れ掛かる揺動手段を併用す
ることも、足の引きつり防止に寄与させる点で好ましい
方法である。
【0044】本発明の方法と装置は、木槌のようなハン
マーで強く叩く叩打手段によって、局(ツボ)に衝撃を
与える効果がある。そして、本発明の方法と装置は、保
健やリハビリを目的としたものであるが、例えば身障者
といっても、重傷の人から軽傷の人まで症状は多様化し
ているので、本装置は、必要に応じて体を器具に固定し
うるようにしたり、足の固定を靴やソックス式にした
り、ベットや椅子への取り付け式にするのがよい。ま
た、宇宙飛行士用の運動器具とするのもよい。本発明の
各装置は、風呂の中でリハビリしうるようにすることも
できるものである。
【0045】
【発明の効果】本発明の足の裏をマッサージする方法と
して、叩打手段を採用したので、足の裏に与える衝撃が
膝関節から股関節へ、更に背骨から全身の筋肉へと刺激
が伝播して、血行が促進されて臓器が活性化し、また、
カルシウム不足の人に投与する薬の吸収は良好になって
骨疽症の治療に効果がある等、本発明は医学的な臨床実
験の結果を基礎にしているため、有効適切な治療方法と
なりうることが期待される。
【0046】本発明の足の裏をマッサージする装置は、
健康な人に限らず運動不足の人や、手足が不自由な人や
寝たきりの身障者向きにもなっており、特に手足に麻痺
の残る脳卒中後のリハビリには、手を動かして足に刺激
を与えるため、神経が再生し筋肉の鍛練に寄与する効果
がある。
【0047】本発明の足の裏をマッサージする方法は、
痛くなく、心地よいリズムで、刺激を与える効果が顕著
である。また本装置の作動は、能動的でなく、自発的な
伝達機構にしているので、励みになって飽きがこなく、
自分の体力に合った運動を楽しく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法と装置によるマッサージ機を寝た
きりの身障者がベツド上で使用している状態の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1のマッサージ機の主要部の拡大斜視図であ
る。
【図3】図1のマッサージ機の叩打式機構の一実施例を
略示したもので、(イ)は叩打後に叩打面が引っ込んだ
状態を示す一部切欠面を含む部分断面図、(ロ)は叩打
するために叩打面を押し下げている状態を示す部分断面
図、(ハ)は叩打面を突き上げて叩打している状態を示
す一部切欠面を含む部分断面図である。
【図4】本発明の方法と装置の叩打機構を透視した実施
例2の略示平面図である。
【図5】図4の叩打機構の側面図である。
【図6】本発明の方法と装置の叩打機構を示す実施例3
であって、(イ)は機構の略示平面図、(ロ)は同内部
を一部切欠した略示平面図、(ハ)は同機構の巻き戻し
た状態を示す略示平面図である。
【図7】本発明のマッサージ機を身障者が椅子に座って
使用している状態の実施例4を示す斜視図である。
【図8】図7のマッサージ機の駆動輪回りを拡大した正
面図である。
【図9】図7のマッサージ機の叩打機構を略示した側面
図である。
【図10】本発明のマッサージ機を身障者が椅子に座っ
て使用している状態を示す実施例5の斜視図である。
【図11】図10のマッサージ機の叩打機構を略示した
実施例の側面図である。
【図12】本発明のマッサージ機の叩打機構を略示した
実施例6の側面図である。
【符号の説明】
1 本発明の装置 2 ベツト 3a,3b 両足の裏 4,4a,4b 当接面 5a,5b 両手 6a,6b 紐 7a,7b 把手 8a,8b バンド 9a,9b ハンマー穴 10 ゴムシート 11 ハンマーの叩打面 12 伸張スプリング 13 連結杆 14 梃子 15 ゴム伸縮体 16 蝶番 17 翼形カム 18 コロ 19 太鼓状引っ張りばね 20 叩打式手段 21 引っ張り運動手段 106a,106b 紐 107a,107b ハンドル 111 叩打面 113 連結杆 115 ゴム伸縮体 120 叩打式手段 121 引っ張り運動手段 122 ベルト車 123 ベルト車の螺旋溝 124,124a,124b 確動カム 125 確動カムの溝 126 確動カムのピン 127 連結杆の支点 206 紐 207 ハンドル 211 叩打面 212 伸張スプリング 213 連結杆 214 梃子 218 コロ 220 叩打式手段 221 引っ張り運動手段 224 突起カム 224a 突起カムの突起 224b 突起カムの谷 228 芯スプリング 229 巻取リール 230 巻取リール内の回転螺旋
枠 231 巻取リールの軸 232 プッシュローラ 233 梃子の支点 234 伸びスプリング 235 ワイヤーブレーキ 236 巻取リールの蓋体 237 プッシュボタン 301 本発明の装置 302 椅子 303a,303b 両足の裏 305a,305b 両手 307a,307b ハンドル 311 叩打面 313 連結杆 320 叩打式手段 324 確動カム 325 確動カムの溝 326 確動カムのピン 327 連結杆の支点 338 ベルト 339 安全カバー 340 駆動車 341 軸 342 フレーム 343 円盤 344 受動車 345 回転式運動手段 401 本発明の装置 402 椅子 403a,403b 両足 405a,405b 両手 407 ハンドル 411 叩打面 412 伸張スプリング 413a,413b 連結杆 418 コロ 420 叩打式手段 424 突起カム 424a 突起カムの突起 442 フレーム 446 コネクティングロッド 447 爪腕 448 逆転防止爪 449 爪車 450 押圧運動手段 511 重りからなる叩打面 513 懸吊杆 518 コロ 520 叩打式手段 524 ワイパーカム 524a ワイパーカムのワイパー 544 受動車 545 回転運動手段 549 爪車 L スライド方向 M1,M2,M3 身障者の患者 R1,R2,R3,R4 回転方向 S 引っ張る方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 進次 大阪市福島区大開2丁目18番28号 藤井金 属化工株式会社内 Fターム(参考) 4C101 BA01 BB02 BC09 BC12 BD06 BE02 BE04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保健やリハビリのために、足の裏をマッ
    サージする手段からなり、該マッサージが手動による叩
    打手段であって、該手動が引っ張り・押圧・回転の何れ
    かの運動手段からなることを特徴とする足の裏の手動叩
    打によるマッサージ方法。
  2. 【請求項2】 叩打手段が、左右の足の裏を交互に叩打
    するようにした請求項1記載の足の裏の手動叩打による
    マッサージ方法。
  3. 【請求項3】 運動手段が、不自由な手をリハビリする
    ようにした請求項1記載の足の裏の手動叩打によるマッ
    サージする方法。
  4. 【請求項4】 保健やリハビリのために足の裏を手動に
    より叩打するマッサージ装置であって、該叩打面の後方
    には伸張スプリングを付勢するとともに連結杆の一端を
    枢支し、該連結杆の他端を紐の繋着した梃子にて係合・
    離脱させ、該紐を手で引っ張ることにより梃子の係合時
    には叩打面が伸張スプリングに抗して押し下げられ、梃
    子の離脱時には叩打面を伸張スプリングの反発力で突き
    上げうるようにしたことを特徴とする足の裏の手動叩打
    によるマッサージ装置。
  5. 【請求項5】 保健やリハビリのために足の裏を手動に
    より叩打するマッサージ装置であって、該叩打面の後端
    には連結杆の一端を枢着し、該連結杆の他端にピンを回
    動自在に軸着し、該ピンを確動カムの溝に遊嵌し、該確
    動カムを両側面に配したベルト車外周の螺旋溝に紐を巻
    回し、該紐の両端を交互に引っ張り叩打面を前後動しう
    るようにしたことを特徴とする足の裏の手動叩打による
    マッサージ装置。
  6. 【請求項6】 保健やリハビリのために足の裏を手動で
    叩打するマッサージ装置であって、該叩打面の後端は伸
    張スプリングを付勢するとともに連結杆の一端を枢着
    し、該連結杆の他端にコロを回動自在に軸着し、該コロ
    をカムに摺動させ、該カムに軸支した回転螺旋枠内に芯
    スプリングを巻回し、該芯スプリングの先端に紐を繋着
    し、該紐はスプリングで付勢した梃子先端のプッシュロ
    ーラにより押圧され、該プッシュローラを離脱して芯ス
    プリングに抗して紐を引っ張リ、前記コロがカムの山を
    越すことにより叩打面が伸張スプリングの反発力で突き
    上げうるようにしたことを特徴とする足の裏の手動叩打
    によるマッサージ装置。
  7. 【請求項7】 保健やリハビリのために足の裏を手動に
    より叩打するマッサージ装置であって、該叩打面の後端
    には連結杆の一端を枢着し、該連結杆の他端にピンを回
    動自在に軸着し、該ピンを確動カムの溝に遊嵌し、該確
    動カムの軸に受動車を軸支し、該受動車と駆動車をベル
    トで掛架し、該駆動車を両手で回転して叩打面が前後動
    しうるようにしたことを特徴とする足の裏の手動叩打に
    よるマッサージ装置。
  8. 【請求項8】 保健やリハビリのために足の裏を手動に
    より叩打するマッサージ装置であって、該叩打面の後方
    には伸張スプリングを付勢するとともに連結杆の一端を
    枢着し、該連結杆の他端にはコロを回動自在に軸支し、
    該コロをカムに摺動させ、該カムに軸に爪車を軸支する
    とともに爪腕の一端を枢着し、該爪腕の他端に枢着した
    逆転防止爪の先端を爪車に咬合させ、該逆転防止爪の後
    端にロッドの一端を枢着し、該ロッドの他端に中間で軸
    支するハンドルの一端を枢着し該ハンドルの一端と他端
    を両手で漕動して前記カムを回転させ、該カムの突起に
    て叩打面を伸張スプリングに抗して押し下げ、該突起を
    越すと叩打面が伸張スプリングの反発力で突き上げうる
    ようにしたことを特徴とする足の裏の手動叩打によるマ
    ッサージ装置。
  9. 【請求項9】 保健やリハビリのために足の裏を手動に
    より叩打するマッサージ装置であって、該叩打面が懸吊
    杆の下端に釣支した重りからなり、該懸吊杆の上端をカ
    ムに摺動させ、該カムを回動させて重りを持ち上げ、前
    記上端がカムの突起を越すことにより重りが落下するよ
    うに振り子としたことを特徴とする足の裏の手動叩打に
    よるマッサージ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113945635A (zh) * 2021-10-25 2022-01-18 中国航发沈阳发动机研究所 一种航空发动机进气机匣结构支板敲击检测装置

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