JP2001339660A - データ放送受信装置 - Google Patents

データ放送受信装置

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JP2001339660A
JP2001339660A JP2000158207A JP2000158207A JP2001339660A JP 2001339660 A JP2001339660 A JP 2001339660A JP 2000158207 A JP2000158207 A JP 2000158207A JP 2000158207 A JP2000158207 A JP 2000158207A JP 2001339660 A JP2001339660 A JP 2001339660A
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正博 佐多
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示更新処理における処理量の負荷を抑制し
つつ、視聴者に与えるストレスを抑制することが可能な
データ放送受信装置を提供する。 【解決手段】 放送により伝送されて内蔵蓄積デバイス
148に格納されるデジタルデータは、表示画面上に出
力される複数の要素の構成に対応する文書構造木に基づ
くデータ構造を有する。演算処理部144は、外部から
の指示に応じて、表示画面を更新する場合、表示画面全
体を構成する各要素を文書構造木に従って順次更新する
処理と、複数の要素のうちの一部の要素について更新後
の画像を合成した後に表示画面を更新する処理とを選択
的に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ放送、イン
ターネット等で送出される文書データ等を受信して表示
画面上に出力を行なうためのデータ放送受信装置の構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット等のデジタル情報
通信網で文書やデータなどを交換したり、ファイルした
りするとき用いられるデータ記述言語としては、たとえ
ばHTML(Hyper Text Markup Language))がある。
【0003】しかしながら、このHTMLは、人が閲覧
(ブラウズ)するためのデータを記述するための言語で
あって、たとえば、最終的に人ではなくアプリケーショ
ンがデータの内容と意味を理解するというような新しい
タイプのデータを記述することには必ずしも適していな
い。
【0004】このような人とアプリケーションの両方
が、その目的に沿って理解し、処理することが可能な形
式でデータを記述することができる汎用的なデータ記述
言語として、たとえば、XML(eXtensible Markup La
nguage)が知られている。
【0005】一方で、2000年から日本においてサー
ビスが開始されるBSデジタル放送においては、従来の
映像音声情報に加えて、文字・図形・静止画やコンピュ
ータデータなどの各種情報データを行なうサービスが行
なわれる。
【0006】このような各種情報データを受信するシス
テム、すなわち、データ放送受信装置においては、正に
上述したようなアプリケーションがデータの内容と意味
を理解するということが必要になる。
【0007】すなわち、BSデジタル放送においては、
たとえばデジタル放送によって伝送された情報データを
一時データ放送受信装置内のメモリまたはデータ放送受
信装置に外付けされたメモリに一時格納し、このように
して格納されたデータを用いることで表示画面上に、た
とえば、電子番組時刻表(EPG)、番組に連動したサ
ービスおよびユーザの居住地域に連動した気象情報等を
出力することが可能になる。
【0008】BSデジタル放送においては、このような
情報データの送信にあたり、上述したようなマルチメデ
ィア符号化方式として用いられているXMLに基づいて
策定が行なわれたBML(Broadcasting Markup Langua
ge)が採用されることとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなたとえ
ば電子番組時刻表や気象情報等のデータをTV画面上に
表示するというサービス自体は、現行地上波放送によっ
ても実現されている。
【0010】この場合、視聴者がリモコン等を介して与
える指示に基づいて、たとえば気象情報を表示している
状態から電子番組時刻表を表示する状態に移行する際に
は画面上に表示されているデータ情報を全画面にわたっ
て更新する必要が生じる。
【0011】一方で、たとえば、電子番組時刻表が表示
されている状態で、視聴者がリモコン等から与える指示
に応じて、特定時刻の特定の番組を選択していることを
順次表示しつつ、視聴者との間でのインターアクティブ
な表示を行なおうとする場合、全画面中の特定の箇所に
表示されたデータの表示状態のみを変更していく必要が
生じる場合などがある。
【0012】このように、すでに表示されている画面の
表示を更新する必要が生じた場合、従来の第1の方法と
しては、情報データを表示する画面を構成する各要素を
1つずつ順次直接に表示していくという方法、すなわち
最終的な表示画面が合成されていく過程を逐次視聴者に
提示しつつ画面の表示を更新するという方法がある。一
方で、第2の方法として、画面を構成する各要素を受信
機内部で合成し一気に表示することで、更新された表示
画面の全体が合成されていく過程を視聴者には見せない
という方法もある。
【0013】しかしながら、上述のような方法において
は、たとえば、第1の方法では、上述したような表示画
面上の要素の一部を更新するというだけの操作において
も画面全体を書換えるという処理を行なうことになるの
で、画面のちらつきが出てしまうとともに画面全体を更
新することで、表示の更新が完了するまでに要する時間
が大きくなることで視聴者にストレスを与えることにな
ってしまう。
【0014】一方で、上述したような第2の方法におい
ては、表示画面変更のたびに、新たに表示される画面が
合成完了するまで表示画面の更新が行なわれないため、
第1の方法に比べて、さらに視聴者にとっては応答速度
が遅くなったように感じられることになる。
【0015】このような応答速度の低下に関しては、受
信機内部での演算処理速度を向上させるべく、表示処理
を行なう中央演算処理ユニット(以下、CPUと呼ぶ)
を高速なものを用いればよいが、それでは著しいコスト
の上昇を招いてしまうという問題があった。
【0016】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、情報データ
に対応する要素を表示画面上に表示している場合に、視
聴者との間でインターアクティブな処理を行なうときに
も、表示更新処理における処理量の負荷を抑制しつつ、
視聴者に与えるストレスを抑制することが可能なデータ
放送受信装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデータ放
送受信装置は、情報データが放送されるチャネルを選択
するための選局手段と、選局手段からの出力を受けて、
デジタルデータを抽出するための復号手段と、デジタル
データを格納するためのデータ記憶領域を有するデータ
記憶手段とを備え、デジタルデータは、表示画面上に出
力される複数の要素の構成に対応する文書構造木に基づ
くデータ構造を有し、外部からの指示に応じて、表示画
面を更新する場合、表示画面全体を構成する各要素を文
書構造木に従って順次更新する処理と、複数の要素のう
ちの一部の要素について更新後の画像を合成した後に表
示画面を更新する処理とを選択的に行なう演算処理手段
と、演算処理部の出力に応じて、表示画面を出力する表
示手段とをさらに備える。
【0018】請求項2記載のデータ放送受信装置は、請
求項1記載のデータ放送受信装置の構成に加えて、複数
の要素のうちの一部の要素は、文書構造木において、更
新対象となる要素とすくなくとも表示画面上において重
なり部分を有する要素である。
【0019】請求項3記載のデータ放送受信装置は、請
求項1記載のデータ放送受信装置の構成に加えて、演算
手段は、予め設定可能な一連の処理手続きが指定された
場合、一連の処理手続き中に生じた表示更新処理を記憶
しておき、一連の処理手続きの終了後に表示更新処理後
に相当する画像を内部合成して、一括して表示更新処理
を行なう。
【0020】請求項4記載のデータ放送受信装置は、請
求項3記載のデータ放送受信装置の構成に加えて、一連
の処理手続きは、BML言語中に記述されたスクリプト
処理である。
【0021】
【発明の実施の形態】[実施の形態1] [データ放送受信装置1000の構成]図1は、本発明
の実施の形態のデータ放送受信装置1000の構成のう
ち主要部分を抜き出して示す概略ブロック図である。
【0022】なお、以下の説明では、BSデジタル放送
受信機において、放送された情報データを表示する場合
について説明するが、本発明は、以下の説明で明らかと
なるように、このような場合に必ずしも限定されず、イ
ンターネット等のデジタル情報通信網を介して伝送され
た情報データを表示するためのシステムや、他の放送形
態で放送されるデジタル情報データを受信機側で表示す
るためのシステムや、より一般的に、デジタル情報デー
タをユーザの使用する端末において表示するシステムに
適用することも可能である。
【0023】図1を参照して、データ放送受信装置10
00においては、アンテナ(図示せず)より受信された
RF信号は、チューナ100.1および100.2によ
り選局され、8PSK復調器102.1および102.
2にそれぞれ与えられる。
【0024】8PSK復調器102.1および102.
2からの復調信号は、トランスポートストリームデコー
ダ(以下、TSデコーダと呼ぶ)104.1および10
4.2にそれぞれ与えられ、切換スイッチ106を介し
て、MPEG−AVデコーダ110に与えられる。すな
わち、TSデコーダ104.1および104.2から
は、選局されたチャネルからのベースバンド信号の抽出
が行なわれる。
【0025】MPEG−AVデコーダ110は、切換ス
イッチ106から与えられたデータストリームを受け
て、ランダムアクセスメモリ(以下、RAMと呼ぶ)1
12をデータを一時蓄積するバッファとして用いること
で、映像信号および音声信号へと変換する。
【0026】ここで、上述したように、チューナ10
0.1からTSデコーダ104.1の系統と、チューナ
100.2からTSデコーダ104.2の系統との2系
統が設けられているのは、表示装置(図示せず)にユー
ザが選択した映像信号および音声信号が表示されている
期間中も、バックグラウンドにおいて、後に説明するよ
うな蓄積デバイスに蓄積するためのデータの受信を行な
うためである。
【0027】データ放送受信装置1000は、さらに、
データバスBS1を介して、TSデコーダ104.1お
よび104.2からの信号を受けて、格納するための内
蔵蓄積デバイス148と、データバスBS1を介して、
内蔵蓄積デバイス148に蓄積されたデータに対して、
所定の処理を行なって出力するための演算処理部144
と、演算処理部144の演算処理におけるプログラムを
記録するためのROM140と、演算処理部144の動
作のためのメモリ領域を提供するRAM142と、デー
タバスBS1と外部との間でデータ入出力を行なうため
の高速デジタルインターフェイス146とを備える。特
に限定されないが、内蔵蓄積デバイス148およびRO
M140としては、たとえば、電気的にデータの書込・
読出が可能なフラッシュメモリを用いることが可能であ
る。
【0028】演算処理部144が外部から与えられた指
示に従って内蔵蓄積デバイス148中に蓄積されたデー
タに対して処理を行なった後のデータは、オンスクリー
ンディスプレイ(On Screen Display)処理部130か
ら合成器160.2に与えられる。
【0029】合成器160.2は、MPEG−AVデコ
ーダ110からの出力と、オンスクリーンディスプレイ
処理装置130からの出力とを合成した後、映像出力端
子164に与える。映像出力端子164からの出力は、
図示しない表示装置に与えられる。
【0030】データ放送受信装置1000は、さらに、
内蔵蓄積デバイス148に蓄積されたデータに基づい
て、演算処理部144が処理した結果のデータ等を受け
て、表示装置(図示せず)において出力される効果音な
どを生成して、合成器160.1に与えるための付加音
生成器120と、内蔵蓄積デバイス148に蓄積された
データ等に基づいて演算処理部144が処理したデータ
を受けて、音声信号を生成し、合成器160.1に与え
るPCMデコーダ122を備える。
【0031】合成器160.1は、MPEG−AVデコ
ーダ110からの出力と、付加音生成器120およびP
CMデコーダ122からの出力とを受けて、合成結果を
音声出力端子162に与える。音声出力端子162に与
えられた音声信号は、表示装置(図示せず)から音声信
号として出力される。
【0032】なお、データ放送受信装置1000は、必
要に応じて、外部との間でデータ授受を行なうためのモ
デム150や、ICカードからの情報を受取るためのI
Cカードインターフェイス152とを備える構成として
もよい。
【0033】高速デジタルインターフェイス146を介
して、たとえば、ホームサーバ用のHDD装置などの外
部蓄積デバイス180や、外部入力機器であるリモコン
(あるいはキーボード等)182とがデータバスBS1
と接続されている。
【0034】図2は、図1に示した構成のうち、文書デ
ータを表示するブラウザの構成を抜き出して示す概略ブ
ロック図である。このようなブラウザは、演算処理部1
44により実行される「パーサー」と呼ばれる構文解析
プログラムの処理に基づいて、文書データの表示処理を
行なう。なお、パーサーは、演算処理部144で実行さ
れるソフトウェア上で実現されても良いし、あるいは、
専用のハードウェア上で実現されてもよい。
【0035】上述したとおり、BSデジタル放送におい
ては、文書データ等はBMLデータとして送信される。
このBSデジタル放送のデータ符号化方式に用いられる
BMLは、上述のとおりXMLをベースとしたタグ付言
語である。
【0036】図2を参照して、ユーザからリモコンのキ
ー入力などにより、BML文書データの表示指示が出さ
れると、演算処理部144上のパーサー(BMLブラウ
ザ)は、指定のBML文書ファイルをBML文書ファイ
ル読込部1442を介して、ファイルシステム188
(内蔵蓄積デバイス148または外部蓄積デバイス18
0)から読込む。
【0037】演算処理部144上のパーサーでは、読込
んだBML文書を字句解析部1444において字句解析
した後、構文解析部1446で構文解析し、DOMツリ
ー作成部1448において、開始タグ、キャラクタデー
タ、終了タグを認識して、RAM142上に、BML文
書の論理的な構造を示すDOM(Document Object Mode
l)ツリーと呼ばれる文書構造木を作成する。このDO
Mツリーは、後に説明するように、複数のノードから構
成されている。
【0038】演算処理部144のメイン処理部1450
においては、完成したDOMツリーをルート要素から順
次参照し、表示処理部190(オンスクリーンディスプ
レイ処理部130および合成器160.2を総称して表
示処理部190と呼ぶ)を通じてBML文書を表示装置
192へ表示する。この際、BML文書中で参照されて
いる画像ファイルなどをファイルシステム188から読
出し、表示装置192に表示される画面の一部とする場
合もある。
【0039】図3は、図2に示した表示装置192の表
示画面200の一例を示す概念図である。
【0040】図3に示した例においては、通常のテレビ
画面を受信している状態から、情報データを表示するた
めのメニュー画面に移行した状態を示す。
【0041】すなわち、図3を参照して、表示画面20
0中には、表示領域が表示画面200の全体から縮小さ
れて表示されているテレビ画面202と、情報データと
して放送されている情報のメニューである、「ニュー
ス」、「天気予報」、「スポーツ」、「番組情報」にそ
れぞれ対応して、ニュースを選択するための画面上の仮
想的なボタン210と、天気予報を選択するためのボタ
ン212と、スポーツ情報を選択するためのボタン21
4と、番組情報を選択するためのボタン216とが表示
されている。
【0042】もちろん、放送されるデータの種類に応じ
て、メニュー画面上に表示されるメニューの項目数は、
図3に示したものよりもより多くてもかまわない。
【0043】図3に示したボタン210〜216は、い
ずれも表示画面上に概念的に表示されているにすぎず、
実際の選択は、たとえば視聴者がリモコンからいずれか
のボタンを選択することにより行なう。
【0044】図4は、XMLに基づいて規定されている
データ放送用の言語BMLにおいて、図3に示したよう
な画面上のボタンを表示する際の構成要素について説明
するための概念図である。
【0045】図4においては、図3に示したボタン21
0〜216を総称して「ボタン1」で表現している。
【0046】ここで、図3に示したような表示画面のう
ちデータに対応する表示部分全体のバックグラウンドと
なり全要素のルート(根)となる要素を「ボディ(bo
dy)」と表現する。
【0047】その場合、「ボタン1」を画面上で表現す
るための要素としては、まず、「body要素の背景」
と、body要素の子要素としての「ディビジョン要素
(以下、div要素と呼ぶ)」とがある。ここで、この
要素の枠が黒色である場合は「ボタン1」が選択されて
いる状態を示し、この枠が透明である場合は「ボタン
1」が非選択な状態であることを示している。
【0048】「ボタン1」を構成する要素としては、さ
らに、div要素の子要素として、ボタンの外形を示す
「オブジェクト要素(以下、object要素と呼
ぶ)」と、body要素の子要素としての「文字要素
(以下、p要素と呼ぶ)」とがある。ここで、obje
ct要素は、直接body要素の子要素となることはで
きない。そこで、div要素を仲立ちとしている。上述
のとおり、div要素の枠の色を利用することで、当該
要素の選択状態を表現することが可能である。
【0049】これらの各要素の重ね合わせによって、
「ボタン1」が表現されることになる。
【0050】これらの各要素に関する情報は、図2に示
したBML文書ファイル中に保持されており、これを演
算処理部144が合成して表示処理部190に対して出
力する。
【0051】以上のような要素は矩形であり、表示する
BMLファイルが変更されるような処理以外では、すべ
て要素単位で表示情報が更新されるものである。
【0052】図5は、図3に示したようなメニュー画面
における要素の構造を示すDOMツリーを示す概念図で
ある。
【0053】データ表示の全体を示すbody要素は、
その子要素としてdiv要素el11〜el51および
p要素te1〜te4を有している。
【0054】div要素は、さらにその子要素として、
それぞれobject要素el12〜el52を有して
いる。
【0055】ここで、図5に示した例においては、p要
素のうちニュースに対応したdiv要素el11の枠が
黒色となっており、その他のp要素(天気予報、スポー
ツ、番組情報)等にそれぞれ対応するdiv要素el2
1〜el51の枠はすべて透明となっているので、ニュ
ースに対応するボタンが選択されている状態となってい
る。さらに、body要素には、object要素とし
てテレビ画面自体も含まれる。
【0056】図6は、他の画面表示状態から、図3に示
したような画面表示状態に切換わった際に、全画面の表
示を更新する際の処理のフローを説明するための図であ
る。
【0057】すなわち、図6(a)を参照して、画面が
切換わると、まず全体画面について図5に示したbod
y要素の表示、すなわち背景色の表示が行なわれる。こ
こまでで、図5中の「body(背景)」の表示が完了
する。
【0058】続いて、図6(b)を参照して、body
要素の子要素である要素el11に対応して黒枠が表示
され、さらにその子要素el12に対応してボタンの外
形が表示される。ここまでで、図5中の要素el12ま
での表示が完了する。
【0059】さらに、図6(c)を参照して、body
要素の子要素であるte1に対応して文字要素「ニュー
ス」が表示された後に、同様にして、bodyの子要素
el21およびその子要素el22さらに文字要素te
2に対応する表示が行なわれる。ここまでで、「天気予
報」(要素te2)に対応するボタンの表示が終了す
る。
【0060】続けて、図6(d)を参照して、さらに要
素el31およびその子要素el32に対応してスポー
ツのボタン214の表示が行なわれる。ここまでで、図
5中の要素el32までの表示が完了する。
【0061】図7は、図6に続いて図3に示すような表
示画面を表示していく過程を示す概念図である。
【0062】図7(e)を参照して、図6(d)に続い
て、bodyの子要素el41およびその子要素el4
2ならびに文字要素te4が表示されることで、番組情
報に対応したボタン216の表示が完了する。
【0063】さらに、図7(f)を参照して、body
の子要素el51およびその子要素el52が表示され
ることで、表示画面200上にテレビ画面202の表示
が行なわれる。
【0064】以上のような処理過程を経て、他の表示画
面から図3に示すような表示画面に切換わった際に、画
面上の表示要素が全画面にわたって更新されることにな
る。
【0065】一方で、上述したとおり、図3のような画
面表示が行なわれている状態で、画面の一部の表示が更
新される場合がある。
【0066】図8は、選択されるボタンが変更されるこ
とに対応して表示画面が更新される状態を示す概念図で
ある。
【0067】図8を参照して、以下の説明では、ニュー
スに対応するボタン210が選択されている状態、すな
わちニュースのボタン210が黒枠で囲まれている状態
から、天気予報に対応するボタン212が選択され、ボ
タン212が黒枠で囲まれるように表示が更新される場
合について考える。
【0068】この場合は、ボタン210およびボタン2
12以外の表示部分の更新を行なう必要はない。
【0069】図9は、図8に示したうち、ニュースに対
応するボタン210が選択されている状態のDOMツリ
ーを示す図である。
【0070】すなわち図9においてはbody要素の子
要素el11のdiv要素の枠が黒色であり、body
要素の子要素のel21に対応するdiv要素の枠は透
明になっている。
【0071】一方、図10は、図8に示したような表示
の更新が行なわれた後、すなわち、天気予報に対応する
ボタン212が選択され、ボタン212が黒枠で囲まれ
る状態に対応するDOMツリーを示す概念図である。
【0072】図10においては、body要素のうち子
要素el11に対応するdiv要素の枠は透明になり、
body要素の子要素el21に対応するdiv要素の
枠は黒色に変更されている。
【0073】図9および図10においては、図8に示し
たような表示の変更が行なわれる要素を斜線で示す。
【0074】また、後に説明するように、このような表
示の更新が行なわれる際に、更新処理の対象となる要素
を他の要素と区別するために太い黒枠で表わしている。
【0075】図8〜図10に示したような場合には、画
面上に表示されている各要素の間に部分的な重なりがな
い。
【0076】したがってこのような場合も、図4に示し
た場合と同様に重なった全要素を表示しなおす必要があ
る。
【0077】ところが、画面上に表示される要素の関係
は、図8に示すように互いに部分的な重なり合いが存在
しない場合だけではない。
【0078】図11は、画面200上に表示される要素
の配列の他の例を示す概念図である。図11では、画面
200全体に対応するものを要素1で表わす。
【0079】このとき、要素3は、要素4の後ろ側に存
在するものとして表示されている。このような表示状態
で、たとえば要素3のみの表示状態を更新しようとする
場合に、単純に要素3の表示状態のみを変更して上書き
を行なったのでは、要素3が要素4の背面に存在してい
るため、要素4が逆に要素3の背面に位置することとな
ってしまう。
【0080】図12は、図11に示したような画面に対
応するDOMツリーの構成を示す概念図である。
【0081】要素1の子要素には要素2、要素5および
要素8が存在する。要素2の子要素として要素3および
要素4が存在し、要素5の子要素として要素6および要
素7が存在している。
【0082】この場合、このようなBML文書ファイル
の構造においては、子要素は必ず親要素の上に表示さ
れ、兄弟要素は格納順(ツリー表示での左から右の順
番)に表示される。
【0083】このとき、要素3のみを更新する場合であ
っても、要素2、要素3および要素4のすべてについて
更新処理を行なう必要があることになる。
【0084】図13〜図17は、以上のような諸事情を
考慮して、画面上の更新処理を行なう場合に演算処理部
144が行なう動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【0085】上述したとおり、更新された領域が発生す
る都度、表示更新処理を行なうこととすると、たとえ
ば、一連の処理の流れの中で複数の領域が更新されると
きには、処理時間の増大をもたらすことになる。これ
は、ひいては視聴者に対して無用のストレスを与えるこ
ととなってしまう。
【0086】したっがって、一連の作業中に起こる複数
の表示の更新は、出来る限り一括して処理することが望
ましい。
【0087】ここで、表示の更新はイベントによって発
生する。このような表示の更新を分類すると以下の3種
類が挙げられる。
【0088】第1には、BML文章が変更され画面全体
が更新される場合である。第2には、要素の状態が変更
されその要素の表示スタイルが更新される場合である。
第3には、そのイベントによって実行されたスクリプト
で要素の表示内容が更新される場合である。
【0089】ここで、「要素の状態」とは、要素ごと
に、表示スタイルとして「通常」、「フォーカス」、
「アクティブ」の状態を有することができること意味す
る。
【0090】また、「スクリプト」とは、BML文書内
に記述されたプログラムであり、予め登録された一連の
作業手順を表現するものである。
【0091】上記、第1の場合には、即時に表示更新と
なるが、第2の場合は、更新されるべき要素を内部合成
した後に表示の更新処理を行ない、第3の場合には、ス
クリプトの一連の処理で発生した表示の更新は、基本的
にその都度処理を行なうことをせずに、スクリプト終了
後一括して更新処理を行なう。ただし、スクリプト中に
表示更新の必要のある処理が記述されている場合は、そ
の場で表示の更新を行うことも可能である。
【0092】図13を参照して、特に制限されないが、
たとえば、視聴者がリモコンの「データ」ボタンを押す
ことにより処理が開始される(ステップS200)。
【0093】続いて、演算処理部144は、何らかのイ
ベントが発生するまでイベント待ちの状態で待機する
(ステップS202)。
【0094】なお、図13で示したフローにおいては、
ステップS200において処理が開始された時点で自動
的に「BML文章ファイルの変更」のイベントが発生す
るものとする。このとき、変更が行なわれるファイル名
も予め定められているものとする。ただし、より一般に
は、視聴者からの指示等に応じて初期イベントが発生す
るものとすることができる。
【0095】つづいて、演算処理部144は、発生した
イベントの種類の判断を行なう(ステップS204)。
【0096】「BML文章ファイルの変更」イベントが
発生している場合、新しいBMLファイルの読込が行な
われて、DOMツリーが作成される(ステップS20
6)。さらに、DOMツリーに基づいて、逐次表示更新
処理が行なわれ(ステップS208)、処理はステップ
S202に復帰する。
【0097】一方、「BML文章ファイルの変更」イベ
ント以外のイベントが発生している場合、イベント処理
が終了しているか判断が行なわれる(ステップS21
0)。イベント処理が終了していない場合は、1ステッ
プ分のイベント処理が実行され(ステップS212)、
処理はステップS210に復帰する。一方、イベント処
理が終了している場合(ステップS210)、処理はス
テップS202に復帰する。
【0098】図14は、図13に示したステップS21
2の「1ステップ分のイベント処理」ルーティンを示す
フローチャートである。
【0099】図14を参照して、「1ステップ分のイベ
ント処理」ルーティンが開始されると(ステップS30
0)、つづいて、演算処理部144は、処理の種類の判
断を行なう(ステップS302)。
【0100】要素の状態変更処理である場合(ステップ
S302)、変更した表示スタイルを対象の要素に設定
し(ステップS304)、その要素の表示矩形を更新矩
形として更新矩形リストに挙げる(ステップS30
6)。つづいて、一括表示更新処理を行ない(ステップ
S308)、1ステップ分のイベント処理が終了する
(ステップS330)。
【0101】スクリプト処理である場合(ステップS3
02)、スクリプト実行処理を行ない(ステップS32
0)、スクリプト処理を行なった結果、更新矩形リスト
にデータがセットされているか否かの判断を行なう(ス
テップS322)。更新矩形リストにデータがセットさ
れている場合、一括表示更新処理を行ない(ステップS
324)、処理が終了する(ステップS330)。一
方、更新矩形リストにデータがセットされていない場
合、1ステップ分のイベント処理が終了する(ステップ
S330)。
【0102】要素の状態変更処理でもスクリプト処理で
もない場合(ステップS302)、当該処理行なって
(ステップS310)、1ステップ分のイベント処理が
終了する(ステップS330)。
【0103】図15は、図14に示したステップS32
0のスクリプト実行処理のフローを示すフローチャート
である。
【0104】図15を参照して、スクリプト実行処理が
開始されると(ステップS400)、スクリプトの残り
ステップがあるか否かの判断が行なわれる(ステップS
402)。残りステップがある場合、1ステップ分のス
クリプトが実行され(ステップS404)、つづいて、
ステップS404で実行したステップに表示更新が必要
となる処理があったか否かの判断を行なう(ステップS
406)。更新された要素がある場合(ステップS40
6)、その要素の表示矩形を更新矩形リストに追加して
(ステップS408),処理はステップS402に復帰
する。一方、更新された要素がない場合(ステップS4
06),処理はステップS402に復帰する。
【0105】一方、ステップS402において、残りス
テップがないと判断された場合、スクリプト実行処理は
終了する(ステップS410)。
【0106】図16は、図13に示した逐次表示更新処
理のフローを示すフローチャートである。
【0107】図16を参照して、逐次表示更新処理が開
始されると(ステップS500)、演算処理部144
は、表示要素のルート(根)要素であるbody要素を
現要素(処理の対象要素)とする(ステップS50
2)。
【0108】つづいて、現要素が表示画面上に出力され
る(ステップS504)。現要素に子要素がある場合
(ステップS506)、長男要素(最初の子要素)が現
要素とされ(ステップS508)、処理はステップS5
04に復帰する。
【0109】ステップS506において、現要素に子要
素がない場合、つづいて、現要素に弟要素(同じ親を持
つ現要素の次の要素)があるか否かのの判断が行なわれ
る(ステップS510)。現要素に弟要素がある場合
(ステップS510)、弟要素が現要素とされ(ステッ
プS512)、処理はステップS504に復帰する。一
方、ステップS510において、現要素に弟要素がない
場合(ステップS510)、逐次表示更新処理は終了す
る(ステップS520)。
【0110】図17は、図14に示した一括表示更新処
理のフローを示すフローチャートである。
【0111】図17を参照して、一括表示更新処理が開
始されると(ステップS600)、演算処理部144
は、表示要素のルート(根)要素であるbody要素を
現要素(処理の対象要素)とする(ステップS60
2)。
【0112】つづいて、現要素が表示を更新する必要が
あるものとして更新矩形リストに挙がられている要素の
うち、少なくとも一つの矩形を重なる部分があるか否か
の判断が行なわれる(ステップS604)。
【0113】現要素と更新矩形リスト中の要素との間に
重なりがある場合(ステップS604)、現要素を受信
機内部の仮想画面上、すなわち、RAM142のメモリ
空間上に合成する(ステップS606)。つづいて、現
要素に子要素がある場合(ステップS608)、長男要
素(最初の子要素)が現要素とされ(ステップS61
0)、処理はステップS604に復帰する。
【0114】ステップS604において現要素と更新矩
形リスト中の要素との間に重なりがない場合またはステ
ップS608において現要素に子要素がない場合、つづ
いて、現要素に弟要素(同じ親を持つ現要素の次の要
素)があるか否かのの判断が行なわれる(ステップS6
12)。現要素に弟要素がある場合(ステップS61
2)、弟要素が現要素とされ(ステップS614)、処
理はステップS604に復帰する。
【0115】一方、ステップS612において、現要素
に弟要素がない場合、受信機内部の仮想画面上から表示
を更新する必要のある矩形を切り出し実際の表示画面に
コピーする(ステップS620)。このコピーは、更新
矩形リストにあるすべての要素について行われる。つぎ
に、更新矩形リストの内容がクリアされ(ステップS6
22)、一括表示更新処理が終了する(ステップS63
0)。
【0116】なお、ここで、ステップS602からステ
ップS620までの処理について、要素3が更新対象で
ある場合について、図11および図12に示された要素
に則して説明すると以下のとおりである。
【0117】すなわち、まずステップS602に処理が
移行すると、まず要素1について処理の対象として特定
され、body要素が現要素とされる(ステップS60
2)。続いて、要素1は、更新対象となる要素3と重な
りが存在するので(ステップS604)、部分画面につ
いての更新であることに対応して、更新されるべき要素
として内部合成が行なわれる(ステップS606)。
【0118】続いて、次の要素とし要素1の子要素2が
存在するので(ステップS608)、要素2が処理対象
として特定され、現要素とされる(ステップS61
0)。
【0119】さらに、ステップ604にもどって、要素
2は、更新対象となる要素3と重なりが存在するので
(ステップS604)、部分画面についての更新である
ことに対応して、更新されるべき要素として内部合成が
行なわれる(ステップS606)。続いて、次の要素と
し要素2の子要素3が存在するので(ステップS60
8)、要素3が処理対象として特定され、現要素とされ
る(ステップS610)。
【0120】要素3は更新される矩形自身であるので、
当然に更新矩形リストとの重なりがあり(ステップS6
04)、内部で要素の合成が行なわれる(ステップS6
06)。
【0121】次に、要素3には子要素がないので(ステ
ップS608)、処理はステップS612に移行する。
要素3には弟要素である要素4が存在するので(ステッ
プS612)、次の要素として要素2の子要素の要素4
が現要素とされ(ステップS614)、要素4は更新が
行なわれる要素3と重なりを持っているので(ステップ
S604)、更新されるべき要素として対応する要素が
内部で合成される(ステップS606)。
【0122】要素4には、子要素もなく(ステップS6
08)、弟要素もないので(ステップ612)、処理は
ステップS620に移行し、矩形の表示が更新される
(ステップS620)。
【0123】一方で、要素5〜要素8については、更新
されるべきいずれの要素とも重なりを有していないの
で、この要素については処理がスキップされる。たとえ
ば、要素5がスキップされた時点で、その子要素である
要素6、7も当然に重なる部分は存在しないはずである
ので、重なりをチェックすることなく、要素6,7につ
いてはスキップされる。
【0124】以上のようにして更新された要素1、2、
3および4について内部で合成された要素がステップS
622において出力されることになる。
【0125】以上の処理により、スクリプトの一連の処
理で発生した表示の更新は、その都度処理を行なうこと
をせずに、スクリプト終了後一括して更新処理が行なわ
れる。
【0126】なお、以上の説明において、たとえば、図
13において、視聴者がリモコンの「データ」ボタンを
押すことにより処理が開始された後、視聴者がもう一度
「データ」ボタンを押すなどの終了動作を行なうと、図
13の処理フローから即時に抜け出すという構成とする
ことも可能である。
【0127】以上のような処理を行なうことで、全画面
についての更新を行なう場合は、各構成要素を画面20
0上にDOMツリーの構成に従って順次表示していく。
したがって、視聴者の側からは、自分の行なった指示に
従って、応答性よく画像データの更新が行なわれている
と認識することができる。
【0128】一方、画面上の一部の構成要素についての
み更新が行なわれる場合は、更新の対象となる要素につ
いての表示を内部で合成した後に、ステップS620に
おいて一括して表示の更新を行なうため、視聴者は自分
の行なった指示に対応して、表示画面が一括して変更さ
れたものと認識する。処理量の負荷は大きくないため、
この場合も視聴者は応答性よく画像データの更新が行な
われていると認識することができる。
【0129】すなわち、処理時間に比較的長い時間を要
する全画面についての更新を行なう場合は、各構成要素
を順次画面上に表示していくことで、視聴者が指示を与
えてから実際に画面表示の更新が開始されるまでの待ち
時間を短縮し、視聴者に与えるストレスを低減すること
ができる。
【0130】一方で、画面中に表示された要素のうち一
部分のみを更新すればよい場合、すなわち、処理時間が
大きくない場合は、視聴者の指示に応じて更新される要
素に関連するすべての要素について内部で更新画面が合
成された後に一括して画面表示を変更するので、更新に
無関係な要素の処理をスキップし処理時間を短縮すると
とともに視聴者が予想しない画面の更新(ちらつき)を
なくすことができる。したがって視聴者は、ストレスを
感じることがない。
【0131】このような処理により、画面表示の処理を
簡略化することが可能で、表示レスポンスを向上させる
ことが可能である。
【0132】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0133】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るデー
タ放送受信装置においては、情報データに対応する要素
を表示画面上に表示している場合に、視聴者との間でイ
ンターアクティブな処理を行なうときにも、処理量の負
荷に応じて、各要素を順次画面上で更新していくか、バ
ックグラウンド処理で更新画像を合成した後に表示する
かを選択する。さらに後者の場合には連続した表示更新
処理を一括処理する。したがって、表示更新処理におけ
る処理量の負荷を抑制しつつ、視聴者に与えるストレス
を抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ放送受信装置1000の構成
を示す概略ブロック図である。
【図2】 文書データを表示するブラウザの構成を抜き
出して示す概略ブロック図である。
【図3】 表示装置192の表示画面200の一例を示
す概念図である。
【図4】 画面上のボタンを表示する際の構成要素につ
いて説明するための概念図である。
【図5】 メニュー画面における要素の構造を示すDO
Mツリーを示す概念図である。
【図6】 全画面の表示を更新する際の処理のフローを
説明するための図である。
【図7】 全画面の表示を更新する際の表示画面を表示
していく過程を示す概念図である。
【図8】 選択されるボタンが変更されることに対応し
て表示画面が更新される状態を示す概念図である。
【図9】 ニュースに対応するボタン210が選択され
ている状態のDOMツリーを示す図である。
【図10】 天気予報に対応するボタン212が黒枠で
囲まれる状態に対応するDOMツリーを示す概念図であ
る。
【図11】 画面200上に表示される要素の配列の他
の例を示す概念図である。
【図12】 図11に示したような画面に対応するDO
Mツリーの構成を示す概念図である。
【図13】 全体的な処理の流れを説明するためのフロ
ーチャートである。
【図14】 図13に示したステップS212の「1ス
テップ分のイベント処理」ルーティンを示すフローチャ
ートである。
【図15】 図14に示したステップS320のスクリ
プト実行処理のフローを示すフローチャートである。
【図16】 図13に示した逐次表示更新処理のフロー
を示すフローチャートである。
【図17】 図14に示した一括表示更新処理のフロー
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100.1,100.2 チューナ、102.1,10
2.2 8PSK復調器、104.1,104.2 T
Sデコーダ、106 切換スイッチ、110MPEG−
AVデコーダ、112 RAM、120 付加音生成
器、122 PCMデコーダ、130 オンスクリーン
ディスプレイ処理部、140 ROM、142 RA
M、144 演算処理部、146 高速デジタルインタ
ーフェイス、148 内蔵蓄積デバイス、BS1 デー
タバス、150 モデム、152ICカードインターフ
ェイス、160.1,160.2 合成器、162 音
声出力端子、164 映像出力端子、180 外部蓄積
デバイス、182 外部入力機器、188 ファイルシ
ステム、1000 データ放送受信装置、1442BM
L文書ファイル読込部、1444 字句解析部、144
6 構文解析部、1448 DOMツリー作成部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月17日(2001.5.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正内容】
【0089】ここで、「要素の状態」とは、要素ごと
に、表示スタイルとして「通常」、「フォーカス」、
「アクティブ」の状態を有することができること意味
する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0112
【補正方法】変更
【補正内容】
【0112】つづいて、現要素更新矩形リストに挙
られている矩形のうち少なくとも一つ重なる部分が
あるか否かの判断が行なわれる(ステップS604)。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA30 BA01 BA18 BA25 BA27 BA28 CA09 CB08 CB10 DA01 DA04 DA05 5C063 AB03 AC01 AC05 AC10 CA20 CA36 DA03 DA07 DA13 DB10 EA01 EB33 EB35 EB45

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ放送受信装置であって、 情報データが放送されるチャネルを選択するための選局
    手段と、 前記選局手段からの出力を受けて、デジタルデータを抽
    出するための復号手段と、 前記デジタルデータを格納するためのデータ記憶領域を
    有するデータ記憶手段とを備え、 前記デジタルデータは、表示画面上に出力される複数の
    要素の構成に対応する文書構造木に基づくデータ構造を
    有し、 外部からの指示に応じて、前記表示画面を更新する場
    合、前記表示画面全体を構成する各前記要素を前記文書
    構造木に従って順次更新する処理と、前記複数の要素の
    うちの一部の要素について更新後の画像を内部合成した
    後に前記表示画面を更新する処理とを選択的に行なう演
    算処理手段と、 前記演算処理部の出力に応じて、前記表示画面を出力す
    る表示手段とをさらに備える、データ放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の要素のうちの一部の要素は、
    前記文書構造木において、更新対象となる要素とすくな
    くとも前記表示画面上において重なり部分を有する要素
    である、請求項1記載のデータ放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、 予め設定可能な一連の処理手続きが指定された場合、前
    記一連の処理手続き中に生じた表示更新処理を記憶して
    おき、前記一連の処理手続きの終了後に前記表示更新処
    理後に相当する画像を内部合成して、一括して前記表示
    更新処理を行なう、請求項1記載のデータ放送受信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記一連の処理手続きは、BML言語中
    に記述されたスクリプト処理である、請求項3記載のデ
    ータ放送受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018172A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法
JP2007281751A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Sharp Corp 字幕表示方法及びデジタル放送受信機
JP2010239506A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> データ放送受信装置およびデータ放送受信プログラム

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