JP2001338811A - 扁平コイル体、電磁機器、扁平コイル体の製造方法及び電磁機器の製造方法 - Google Patents

扁平コイル体、電磁機器、扁平コイル体の製造方法及び電磁機器の製造方法

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JP2001338811A
JP2001338811A JP2000160905A JP2000160905A JP2001338811A JP 2001338811 A JP2001338811 A JP 2001338811A JP 2000160905 A JP2000160905 A JP 2000160905A JP 2000160905 A JP2000160905 A JP 2000160905A JP 2001338811 A JP2001338811 A JP 2001338811A
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coil body
flat coil
sheet
conductor
manufacturing
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Yasuhiro Yamamoto
安弘 山本
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HENRII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来方式に比べて小型化及び巻装労力の軽減
を図れるようにする。 【解決手段】 螺旋形状にして成るシート状の導電体パ
ターン41を備え、導電体パターン41のシート状面
は、導電体パターン41の螺旋軸に対して略垂直に配置
されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自己誘導作用や
相互誘導作用等を生ずる扁平コイル体、電磁機器、扁平
コイル体の製造方法及び電磁機器の製造方法に関する。
【0002】詳しくは、螺旋形状にして成るシート状の
導電体を設け、この導電体のシート状面を螺旋軸に対し
略垂直に配置して、従来方式に比べて小型化及び巻装労
力の軽減を図れるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】近年、技術の発展にともない、変電設備
等に組み込まれる電磁機器等の高性能化を図る開発が進
められている。例えば変電圧用の変圧器や平滑回路用の
リアクタンス及びノイズフィルター用リアクトル等がそ
の一例である。このような電磁機器は磁路構成用の芯部
材となるカットコア等に丸芯状の導電体から成るコイル
体を巻装し、このコイル体に通電することで自己誘導作
用や相互誘導作用を発生させて変電圧や整電圧等を行う
ものである。
【0004】図9は従来方式に係る電磁機器600の構
成例を示す断面図である。図9に示すカットコア610
は所要の幅で、方向性ケイ素鋼帯等を長方形に巻き上
げ、合成樹脂で密着させて略「口」字形状としたもので
ある。このカットコア610は中央付近で切断、研磨さ
れて2個のC形コア611a,611bとなる。そし
て、このカットコア610がC形コア611aとC形コ
ア611bとに分離された状態で、C形コア611aの
上方の一片に円筒形状の巻枠620等が挿入され、C形
コア611aとC形コア611bとが突き合わされて接
合されている。
【0005】この巻枠620は絶縁性のものであり、こ
の巻枠620には例えば1次用のコイル体710が螺旋
状に巻回されている。この1次用のコイル体710は例
えば丸芯状の電線711等が二層になるように1000
回巻回されたものであり、その層間には例えば層間紙7
40a等が挿入されている。この1次用のコイル体71
0には円筒形状の絶縁部材730等を介して2次用のコ
イル体720が螺旋状に巻回されている。この2次用の
コイル体720は例えば丸芯状の電線721が二層にな
るように500回巻回されたものであり、その層間には
層間紙740b等が挿入されている。このように絶縁部
材730によって1次用のコイル体710と2次用のコ
イル体720とが絶縁されてカットコア610の一片に
巻装されている。
【0006】そして、例えば1次用のコイル体710の
電線711に交流を通電すると相互誘導作用によって2
次用のコイル体720に起電力が生じ、電線721に電
線711と同じ周波数の交流が発生する。このとき1次
用のコイル体710と2次用のコイル体720との巻数
比によって、1次用のコイル体710と2次用のコイル
体720との電圧比をかえることができる。なお、製造
段階においては巻枠620に1次用のコイル体710及
び2次用のコイル体720を巻装した後で、これら巻枠
620をC形コア611a,611bに挿入した後、突
合わせ接合することで巻装時における容易性を図るよう
になされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式に係る電磁機器600は、巻枠620に丸芯状の電線
711,721を螺旋状に巻回することで1次用のコイ
ル体710及び2次用のコイル体720とし、この巻枠
620にC形コア611a,611bを挿入して突き合
わせ接合することで1次用のコイル体710及び2次用
のコイル体720をカットコア610に巻装するように
なされている。
【0008】このため、螺旋状に巻回された電線が丸芯
状であることから電線間に余分な空間が生じ、コイル体
が大きく構成され、コイル体の小型化、ひいては電磁機
器の小型化を妨げるといった問題がある。また、少量多
種のコイル体を製造する場合においては電線を手動で巻
枠に巻回しなければならず、巻装労力の軽減を妨げると
いった問題がある。
【0009】そこで本発明は、上述の課題を解消すべく
創造されたものであり、従来方式に比べて小型化及び巻
装労力の軽減できるようにした扁平コイル体、電磁機
器、扁平コイル体の製造方法及び電磁機器の製造方法を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、螺旋形状
にして成るシート状の導電体を備え、導電体のシート状
面は、導電体の螺旋軸に対して略垂直に配置されたこと
を特徴とする扁平コイル体によって解決される。
【0011】本発明に係る扁平コイル体によれば、シー
ト状の導電体が螺旋形状になされており、このとき導電
体の螺旋軸に対して導電体のシート状面が略垂直に配置
されているので、隣り合う導電体同士を間隙無く近接さ
せることができる。従って、従来方式のような丸芯状の
導電体からなる同巻数のコイル体と比べて、コイル間の
間隙を削減できるので、小型に圧縮された扁平コイル体
を提供することができる。
【0012】また、本発明に係る電磁機器は、磁路構成
用の芯部材と、芯部材に巻装される扁平コイル体とを備
え、扁平コイル体は、螺旋形状にして成るシート状の導
電体を有し、導電体のシート状面は、導電体の螺旋軸に
対して略垂直に配置されたことを特徴とするものであ
る。
【0013】本発明に係る電磁機器によれば、上述の扁
平コイル体が芯部材に巻装されるので、芯部材を小さく
することができる。従って、従来方式の電子機器よりも
小型化を図った電子機器を提供することができる。
【0014】また、本発明に係る第1の扁平コイル体の
製造方法は、導電性を有するシート状の部材から連続す
る所定形状の導電体パターンを切り出す工程と、導電体
パターンに芯部材貫通用の開口部を打抜き加工する工程
と、開口部が一致するように導電体パターンを折曲げ加
工する工程と、折曲げ加工された導電体パターンをプレ
ス加工する工程とを有することを特徴とするものであ
る。
【0015】本発明に係る第1の扁平コイル体の製造方
法によれば、螺旋形状にして成るシート状の導電体を備
え、この導電体のシート状面が導電体の螺旋軸に対して
略垂直に配置された扁平コイル体を製造できるので、当
該扁平コイル体を芯部材に挿入するだけで巻装すること
ができる。
【0016】また、本発明に係る第2の扁平コイル体の
製造方法は、導電性を有する棒状の部材に芯部材貫通用
の開口部を形成する工程と、開口部が形成された部材の
当該開口部を中心軸として回転させつつ回転軸方向に押
進させて、該部材を押進方向に対して略垂直なシート状
に切削する工程とを有することを特徴とするものであ
る。
【0017】本発明に係る第2の扁平コイル体の製造方
法によれば、螺旋形状にして成るシート状の導電体を備
え、この導電体のシート状面が導電体の螺旋軸に対して
略垂直に配置された扁平コイル体を製造できるので、当
該扁平コイル体を芯部材に挿入するだけで巻装すること
ができる。
【0018】また、本発明に係る電磁機器の製造方法
は、シート状の導電体を螺旋形状にして該導電体のシー
ト状面を該螺旋軸に垂直に配置することにより扁平コイ
ル体を形成する工程と、扁平コイル体に絶縁被膜を形成
する工程と、磁路構成用の芯部材を形成する工程と、芯
部材に扁平コイル体を挿入する工程とを有することを特
徴とするものである。
【0019】本発明に係る電磁機器の製造方法によれ
ば、磁路構成用の芯部材を形成して、その芯部材に上述
した第1又は第2の製造方法で製造された扁平コイル体
が挿入されるので、従来方式のように電線を巻枠等の巻
装補助具に巻回する手間を省くことができる。
【0020】従って、従来方式に比べて小型化及び巻装
労力の軽減を図った扁平コイル体、電磁機器、扁平コイ
ル体の製造方法及び電磁機器の製造方法を提供すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態としての扁平コイル体、電磁機器、扁平コイ
ル体の製造方法及び電磁機器の製造方法について説明す
る。
【0022】(1)第1の実施形態 図1は本発明に係る第1の実施形態としての扁平コイル
体40,50が組み込まれた電磁機器300の構成例を
示す一部断面を含む平面図である。この実施形態では、
螺旋形状にして成るシート状の導電体を設け、この導電
体のシート状面を螺旋軸に対し略垂直に配置して、従来
方式に比べて小型化及び巻装労力の軽減を図れるように
したものである。
【0023】この発明に係る電磁機器は例えば変圧器
や、平滑回路用及びノイズフィルター用のリアクトル等
に適用して極めて好適なものであり、図1に示す電磁機
器300等である。この電磁機器300は例えば電気及
び電子機器のディジタル化、スイッチング化に伴うノイ
ズ除去又は外部へのノイズ漏れ防止を行うために使用さ
れるノイズフィルター用リアクトルであり、例えば5〜
100「A」程度の定格電流で使用して好適である。
【0024】この電磁機器300は磁路構成用の芯部材
としての例えば「ロ」字形状のカットコア310等を有
し、このカットコア310は例えば「コ」字形状のC形
コア311a,311b等で構成されている。これらC
形コア311a,311bは方向性磁束鋼材である例え
ば方向性ケイ素鋼材の鋼帯312等が複数枚重ねられて
「ロ」字形状に形成された後、中央付近で切断されたも
のである。
【0025】これらC形コア311a及び311bとが
突合わせ接合されることで形成されたカットコア310
は内部の磁束が常に鋼帯の圧延方向に通るので優れた磁
気特性を得ることができる。この「ロ」字形状のカット
コア310の上方の一片には扁平コイル体としての例え
ば巻数が1000回の螺旋形状である1次用の扁平コイ
ル体40及び巻数が500回の螺旋形状である2次用の
扁平コイル体50等が設けられている。この1次用の扁
平コイル体40は例えば導電体としてのシート状の導電
体パターン41と開口部42等とを有しており、2次用
の扁平コイル体50は例えば導電体としてのシート状の
導電体パターン51と開口部52等とを有している。
【0026】そして、この扁平コイル体40は例えば巻
数が500回の部位において電気的に接続された状態で
2つに分割され、その分割された扁平コイル体40の間
には扁平コイル体50が配置されている。これにより漏
洩磁束を少なくでき電圧変効率を向上させることができ
る。この状態で扁平コイル体40の開口部42及び扁平
コイル体50の開口部52にカットコア310の上方の
一片が挿入されており、扁平コイル体40及び扁平コイ
ル体50がカットコア310の一片に巻装された状態と
成されている。扁平コイル体40及び扁平コイル体50
については図2以下で詳細に説明する。
【0027】この扁平コイル体50の左側面には扁平コ
イル体40と絶縁するための絶縁部材320aが配置さ
れている。この絶縁部材320aは開口部321a等を
有し、この開口部321aにはカットコア310の上方
の一片が挿入されている。また、扁平コイル体50の右
側面には扁平コイル体40と絶縁するための絶縁部材3
20b等が配置されている。この絶縁部材320bは開
口部321b等を有し、この開口部321bにはカット
コア310の上方の一片が挿入されている。
【0028】図2は扁平コイル体40の外観例を示す斜
視図である。図2に示すように扁平コイル体40を構成
するシート状の導電体パターン41は巻数が1000回
の螺旋形状となされている。この導電体パターン41の
螺旋軸付近にはカットコア310の上方一片(図1参
照)が挿入される芯部材貫通用の開口部42が貫通して
設けられている。
【0029】また、導電体パターン41における任意の
1巻を例えば略「ロ」字形状のパターン43とすると、
このパターン43はその一片を切削するように切削部
(図示せず)を有している。これらパターン43は各々
シート状面を対向して配置されている。このため隣り合
うパターン同士を間隙無く近接して配置することができ
ると共に、導電体パターン41がシート状であるので放
熱性を向上させることができる。
【0030】そして、図に示すようにパターン43aは
切削部44aが位置する下端でパターン43bと連続し
ている。このパターン43bは切削部(図示しない)が
位置する右端でパターン43cと連続し、パターン43
cは切削部(図示しない)が位置する上端でパターン4
3dと連続し、パターン43dは切削部(図示しない)
が位置する左端でパターン43eと連続している。以
下、同様に下端、右端、上端、左端の順で連続してい
る。
【0031】図3は扁平コイル体40の構成例を示す展
開図である。図3に示すようにパターン43aの一辺は
パターン43bの一辺と電気的に連続するように一体形
成されている。この連続部位Aの一方付近にはパターン
43aを開口部42aから導電体パターン外周まで切削
した「L」字形状の切削部44a等が設けられている。
同様に、この連続部位Aの他方付近にはパターン43b
を開口部42bから導電体パターン外周まで切削した
「L」字形状の切削部44b等が設けられている。これ
により、連続するパターン43a及びパターン43bは
略「S」字形状となされている。
【0032】そして、パターン43bは連続部位Aに属
する辺と隣り合う一辺においてパターン43cの一辺と
電気的に連続するように一体形成されている。この連続
部位Bの一方付近にはパターン43cを開口部42cか
ら導電体パターン外周まで切削した「L」字形状の切削
部44c等が設けられている。これにより、連続するパ
ターン43b及びパターン43cは略「S」字形状とな
されている。
【0033】また、パターン43cは連続部位Bに属す
る辺と隣り合う一辺においてパターン43dの一辺と電
気的に連続するように一体形成されている。この連続部
位Cの一方付近にはパターン43dを開口部42dから
導電体パターン外周まで切削した「L」字形状の切削部
44d等が設けられている。これにより、連続するパタ
ーン43c及びパターン43dは略「S」字形状となさ
れている。
【0034】更に、パターン43dは連続部位Cに属す
る辺と隣り合う一辺においてパターン43eの一辺と電
気的に連続するように一体形成されている。この連続部
位Dの一方付近にはパターン43eを開口部42eから
導電体パターン外周まで切削した「L」字形状の切削部
44e等が設けられている。これにより、連続するパタ
ーン43c及びパターン43dは略「S」字形状となさ
れている。以下、同様になされているため、導電体パタ
ーン41は螺旋形状を構成する。
【0035】よって、導電体パターン41は図1に示し
たように開口部42にカットコア310の一片が挿入さ
れると、そのカットコア側面に対して導電体パターン4
1のシート状面が略垂直となる。また、導電体パターン
41の表面には、導電体パターン同士の表面接触を絶縁
するためにワニス絶縁被膜等が焼付されている。扁平コ
イル体50も扁平コイル体40と同様になされている。
【0036】なお、扁平コイル体40、扁平コイル体5
0及びカットコア310はこれに限定されるものではな
く同じ効果を奏するものであればよい。勿論、導電体パ
ターンのパターン数を替えることで巻数を自在に替える
ことができる。
【0037】このように、巻数1000回の扁平コイル
体40及び巻数500回の扁平コイル体50は隣り合う
パターン同士を間隙無く近接させることができると共
に、パターンの厚みを自在に変えることができるため、
図9で説明した従来方式に係る電磁機器600を構成す
る巻数1000回のコイル体710及び巻数500回の
コイル体720よりも約40(%)程度、小型化するこ
とができる。
【0038】よって、これに伴い、カットコア310を
従来方式のカットコア610よりも小型にすることがで
きるため、従来方式の電磁機器600に比べて小型化を
図った電磁機器300を提供することができる。加え
て、巻枠等の巻装補助具を必要としないので部品点数の
軽減も図ることができる。
【0039】また、電磁機器300において、扁平コイ
ル体40及び扁平コイル体50との巻装幅の総和をH、
扁平コイル体40及び扁平コイル体50との平均巻線長
をLc、カットコア310の上方の一片と扁平コイル体
40及び扁平コイル体50との層間距離をT、層間の絶
縁物の誘電率をε、クーロンの比例定数をK、周期律を
πとすると、この電磁機器300における静電容量C
[F]は次の(1)式で表される。 C=(ε・H・Lc)/(4・π・K・T) ・・・・・・(1)
【0040】ここで、周期律π及びクーロンの比例定数
Kを定数とし、且つ本発明の電磁機器300と従来方式
の電磁機器600(図9参照)とのインダクタンスを同
一にするために平均巻線長Lc及び層間距離Tを同一条
件とする。この場合、平均巻線長Lc及び層間距離Tが
同一条件であるため、本発明の扁平コイル体は従来方式
に比べ巻装幅Hを約40(%)程度小さくすることがで
きる。このため、(1)式についてみると、本発明の電
磁機器300は従来方式の電磁機器600に比べて約4
0(%)程度静電容量Cを小さくすることができる。且
つ、本発明の扁平コイル体は従来方式のコイル体よりも
巻回時の占有率を高くでき、放熱性も向上できるので扁
平コイル体の電流密度を上げることができる。このた
め、高周波のノイズに対して使用されるフィルター用の
リアクトル等に適用して極めて好適である。
【0041】次に、本発明の第1の実施形態としての扁
平コイル体及び電磁機器の製造方法について説明する。
【0042】図4は扁平コイル体40の製造例を示す平
面図である。まず図4(a)に示すように予め準備され
た銅板(図示せず)等から例えば1000枚等の連続す
るパターン44から成る導電体パターン41及び「L」
字形状の切削部43を切り出す。勿論、余った銅板は再
利用可能である。そして、図4(b)に示すように、そ
れぞれのパターン中心付近に開口部42を、「L」字形
状の切削部43と連続するように打ち抜き加工する。
【0043】この後、導電体パターン41を例えば絶縁
ワニスの溶剤に含浸し、その含浸した導電体パターン4
1を取り出して雰囲気温度100〜200゜Cに数時間
保って乾燥させ、表面にワニス絶縁被膜を焼付する。そ
して、図4(b)に示す連続部位A(点線で示す)にお
いて例えば図の紙面奥方向にパターン43aを折り曲げ
(山折り)加工し、連続部位B(一点鎖線で示す)にお
いて例えば図の紙面手前方向にパターン43bを折り曲
げ(谷折り)加工する。
【0044】この折り曲げ加工を全てのパターン43に
対して繰り返し施す。その後、この導電体パターンは図
4(c)のようにプレス加工されることで螺旋形状の扁
平コイル体40が製造される。また、扁平コイル体50
も扁平コイル体40と同様の方法で導電体パターンのパ
ターン枚数を500枚にして製造される。これら扁平コ
イル体40及び扁平コイル体50の製造は全て自動で行
うことができる。
【0045】図5は電磁機器300の製造例を示す平面
図である。図5に示すように、例えば方向性ケイ素鋼板
を所定の幅で裁断(スリッター加工等)して帯状とし、
この方向性ケイ素鋼帯をカットコア310の内寸となる
所定寸法の芯金等に巻回、押圧し、整形と同時に磁気歪
取り熱処理を行う。その後、芯金を取り除き、合成樹脂
等で表面を接着して固着することでカットコア310を
製造する。
【0046】こうして形成されたカットコア310を中
央付近で切断、研磨してC形コア311a及びC形コア
311bを形成する。そして、図4で説明した製造方法
で製造された巻数1000回の扁平コイル体40を巻数
500回のところで電気的に接続したまま分離して、分
離した扁平コイル体40の間に扁平コイル体50を挟む
ように配置する。このとき扁平コイル体50の左側面に
扁平コイル体40と絶縁するために絶縁部材320a
を、右側面に扁平コイル体40と絶縁するために絶縁部
材320bを配置する。
【0047】この状態で、図5における左方向から扁平
コイル体40の開口部42、絶縁部材320aの開口部
321a及び扁平コイル体50の開口部52にC形コア
311aの「コ」字形状の上方の一片を挿入する。同様
に図5における右方向から扁平コイル体40の開口部4
2、絶縁部材320bの開口部321b及び扁平コイル
体50の開口部52にC形コア311bの「コ」字形状
の上方の一片を挿入する。この後、開口部内でC形コア
311aとC形コア311bとを突合わせ接合する。こ
れにより、扁平コイル体40及び扁平コイル体50がカ
ットコア310に巻装された状態となる。
【0048】よって、カットコア310に扁平コイル体
40及び扁平コイル体50を巻回する作業を省くことが
でき、今後不足すると考えられる熟練の巻線技能者に頼
らずとも機械的にコイルを完成させることができる。ま
た、巻枠等の巻装補助具を使用することなく容易に電磁
機器300を製造することができる。加えて、扁平コイ
ル体をサイズ毎に規格化しておくことで、メンテナンス
等に迅速に対応することができる。
【0049】このように、第1の実施形態としての扁平
コイル体40によれば、複数のパターン43から成るシ
ート状の導電体パターン41が螺旋状になされており、
且つそのシート状面が螺旋軸に対して略垂直となされて
いるので、隣り合う導電体パターン同士を間隙無く近接
させることができ、当該扁平コイル体を小型に構成する
ことができる。
【0050】また、その電磁機器300によれば、扁平
コイル体40及び扁平コイル体50が電磁機器300の
カットコア310に巻装されており、小型化された導電
コイル40及び扁平コイル体50に基づいてカットコア
310も小型化することができるので、当該電磁機器を
小型に構成することができる。
【0051】そして、その扁平コイル体40の製造方法
によれば、銅板10から例えば1000枚の連続するパ
ターン43で構成された導電体パターン41及び切削部
43を切り出し、その導電体パターン41に開口部42
を打ち抜き加工し、開口部42が一致するように折り曲
げ加工した後、プレス加工して導電体パターン41を螺
旋状且つそのシート状面が螺旋軸に対して略垂直となる
ように加工するので、螺旋形状の扁平コイル体を製造す
ることができ、当該扁平コイル体を電磁機器の芯部材に
挿入するだけで、扁平コイル体を芯部材に巻装すること
できる。
【0052】また、その電磁機器300の製造方法によ
れば、扁平コイル体40及び扁平コイル体50を形成
し、この扁平コイル体40及び扁平コイル体50にC形
コア311a,311bを挿入して突合わせ接合してカ
ットコア310とすることで電磁機器300が製造され
るので、従来方式のように電線を巻枠等の巻装補助具に
巻回する手間を省くことができる。
【0053】従って、従来方式に係る丸芯状の導電体か
ら成る同巻き数の扁平コイル体及び電磁機器に比べて小
型化及び巻装労力の軽減を図ることができる。
【0054】特に、この製造方法は手動での巻回を必要
としていた少量多種の扁平コイル体を製造する場合に適
用して極めて好適である。
【0055】(2)第2の実施形態 ここで、第2の実施形態としての導電コイル及び電磁機
器について説明する。図6は第2の実施形態としての扁
平コイル体20の構成例を示す斜視図である。この実施
形態に係る扁平コイル体20は、第1の実施形態で示し
たカットコア310に1次用の扁平コイル体として巻装
されるものである。なお、第1の実施形態と同じ名称及
び番号のものは同じ機能を有するため説明を省略する。
【0056】図6に示す扁平コイル体20は導電体とし
ての例えばシート状の導電シート21等を有しており、
その材質には導電性の優れた銅等が使用されている。こ
の導電シート21は例えば巻数が1000回の螺旋形状
を成しており、その螺旋軸付近に芯部材貫通用の開口部
22等を有している。
【0057】そして、螺旋の1巻を例えばシート片部2
3等とすると、このシート片部23はそのシート状面が
螺旋軸に対して略垂直となされている。このため、開口
部22に図1で示したカットコア310の一片が挿入さ
れると、そのカットコア側面に対してシート片部23の
シート状面が略垂直となる。また、導電シート21の表
面には隣り合うシート片部同士の表面接触を絶縁するた
めに絶縁被膜としてワニス絶縁被膜等が焼付されてい
る。このため、隣り合うシート片部同士を間隙無く近接
して配置することができると共に、導電シート21がシ
ート状であるので放熱性を向上させることができる。ま
た、この開口部22等にカットコア310の上方の一片
(図1参照)が挿入されることにより、扁平コイル体2
0はカットコア310に巻装された状態となる。
【0058】このように、扁平コイル体20は、第1の
実施形態に係る1次用の扁平コイル体40と同様の効果
を得ることができる。また、この扁平コイル体20を応
用して巻数を500回にした扁平コイル体(図示せず)
は第1の実施形態に係る2次用の扁平コイル体50と同
様であるため、これら第2の実施形態の1次用の導電コ
イル20及び2次用の扁平コイル体(図示せず)とをカ
ットコア310に巻装した電磁機器(図示せず)は第1
の実施形態の電磁機器300と同様の効果を得ることが
できる。
【0059】次に、第2の実施形態としての扁平コイル
体の製造方法及び電磁機器の製造方法について説明す
る。
【0060】図7は扁平コイル体20の製造例を示す斜
視図である。まず、図7に示すように四角柱形状の銅材
10の軸中心に四角形状の開口部22を形成する。勿
論、銅から成るパイプ等でも良い。その後、この銅材1
0の開口部22を中心軸として、銅材10を一定の速度
で回転させながらその回転軸方向に一定の送り速度で押
進させ、図に示すように押進方向に垂直な例えば上方向
からレーザビーム等を銅材10の軸中心付近まで照射
し、銅材10を切削する。
【0061】これにより、銅材10はシート状の導電シ
ート21に加工され、且つその導電シート21はシート
状面を中心軸に対して略垂直にした巻数1000回の螺
旋形状に加工される。この後、螺旋形状に加工された導
電シート21を例えば絶縁ワニスの溶剤に含浸し、その
含浸した導電シート21を取り出して雰囲気温度100
〜200゜Cに数時間保って乾燥させ、表面にワニス絶
縁被膜を焼付する。このようにして1次用の扁平コイル
体20が製造される。そして、この製造方法を応用して
巻数を例えば500回にすることで2次用の扁平コイル
体(図示せず)等を製造することができる。
【0062】また、銅材10の回転速度及び送り速度を
調整することで導電シート21のシート厚さ及び扁平コ
イル体20の巻数を自在に変化させることができる。例
えば、送り速度に対して回転速度を上げることでより薄
い導電シート21に加工することができ、回転速度に対
して送り速度を上げることでより厚い導電シート21に
加工することができる。
【0063】(他の実施例)図8は扁平コイル体12,
14の他の構成例を示す(a)一端方向から、(b)他
端方向から見た斜視図である。この実施例では、上述し
た製造方法において、銅材10にレーザビームを貫通さ
せたものである。これによりレーザビームを銅材10の
軸中心付近まで照射した場合と同等の製造労力で、扁平
コイル体を2つ同時製造することができる。
【0064】上述した製造方法においてレーザビームを
貫通させて巻数が例えば1000回の扁平コイル体を製
造すると図8(a)に示すように巻数が1000回の扁
平コイル体12及び扁平コイル体14(斜線で示す)が
同時に製造される。このように同時に製造された扁平コ
イル体12及び扁平コイル体14は螺旋が交互に重なっ
た状態で製造されるので、扁平コイル体12の一端の端
子部13aと図8(b)に示す扁平コイル体14の他端
の端子部15bとを例えば電線(図示せず)等で接続し
て扁平コイル体12及び扁平コイル体14とを直列に接
続する。
【0065】これにより、通電したときに発生する磁界
の磁束の方向が同一方向となり、扁平コイル体12及び
扁平コイル体14とを合わせた、巻数が2000回の扁
平コイル体16を形成することができる。勿論、このと
き扁平コイル体12の他端の端子部13bと扁平コイル
体14の一端の端子部15aとを接続しても良い。な
お、ここでは説明の関係で扁平コイル体12と扁平コイ
ル体14とを若干ずらして図示した。
【0066】また同様に例えば銅材10を上面方向と側
面方向とから2つのレーザビームで貫通して切削するこ
とで螺旋の巻数が1000回の扁平コイル体を同時に4
つ製造することができる。なお、銅材10及び切削方法
はこれに限定されるものではなく同じ効果を奏するもの
であればよい。
【0067】このように、扁平コイル体20の製造方法
によれば、第1の実地形態の扁平コイル体40の製造方
法と同様の効果を得ることができる。特に、この製造方
法では螺旋形状を銅材10から切り出すように加工され
ているので、扁平コイル体20における螺旋形状の形態
安定性がより向上する。加えて、複数個の扁平コイル体
を同時に製造することもできる。
【0068】また、この扁平コイル体20の開口部22
にカットコア310の一片が挿入されることで扁平コイ
ル体20をカットコア310に巻装することができるの
で、第1の実施形態の電磁機器300の製造方法と同様
の効果を得ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る扁平
コイル体によれば、螺旋形状にして成るシート状の導電
体を設け、この導電体のシート状面が導電体の螺旋軸に
対して略垂直に配置したものである。
【0070】この構成によって、隣り合う導電体同士を
間隙無く近接させることができ、従来方式のような丸芯
状の導電体からなる同巻数のコイル体と比べて、コイル
間の間隙を削減できるので、小型に圧縮された扁平コイ
ル体を提供することができる。
【0071】また、本発明に係る電磁機器によれば、上
述の扁平コイル体を磁路構成用の芯部材に巻装したもの
である。
【0072】この構成によって、芯部材を小さくするこ
とができるので、従来方式の電子機器よりも小型化を図
った電子機器を提供することができる。
【0073】また、本発明に係る第1の扁平コイル体の
製造方法によれば、導電性を有するシート状の部材から
連続する所定形状の導電体パターンを切り出し、導電体
パターンの夫々に芯部材貫通用の開口部を打抜き加工
し、開口部が一致するように導電体パターンを折曲げ加
工し、折曲げ加工された導電体パターンをプレス加工す
るので、螺旋形状の扁平コイル体を製造でき、当該扁平
コイル体を芯部材に挿入するだけで巻装することができ
る。
【0074】また、本発明に係る第2の扁平コイル体の
製造方法によれば、導電性を有する棒状の部材に芯部材
貫通用の開口部を形成し、開口部が形成された部材の当
該開口部を中心軸として回転させつつ回転軸方向に押進
させて、該部材を押進方向に対して略垂直なシート状に
切削するので、螺旋形状の扁平コイル体を製造でき、当
該扁平コイル体を芯部材に挿入するだけで巻装すること
ができる。
【0075】また、本発明に係る電磁機器の製造方法に
よれば、磁路構成用の芯部材を形成し、該芯部材に上述
した第1又は第2の製造方法で製造された扁平コイル体
を挿入するので、従来方式のように電線を巻枠等の巻装
補助具に巻回する手間を省くことができる。
【0076】従って、従来方式に比べて小型化及び巻装
労力の軽減を図った扁平コイル体、電磁機器、扁平コイ
ル体の製造方法及び電磁機器の製造方法を提供すること
ができる。
【0077】この発明は、変圧器や、平滑回路用及びノ
イズフィルター用のリアクトル等の電磁機器に組み込ま
れる扁平コイル体に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態としての扁平コイ
ル体40,50を組み込んだ電磁機器300の構成例を
示す一部断面を含む平面図である。
【図2】その扁平コイル体40の外観例を示す斜視図で
ある。
【図3】その扁平コイル体40の構成例を示す展開図で
ある。
【図4】その電磁機器300の製造例を示す平面図であ
る。
【図5】その扁平コイル体40の製造例を示す平面図で
ある。
【図6】第2の実施形態として扁平コイル体20の構成
例を示す斜視図である。
【図7】その扁平コイル体20の製造例を示す斜視図で
ある。
【図8】その扁平コイル体12,14の他の構成例を示
す(a)一端方向から、(b)他端方向から見た斜視図
である。
【図9】従来方式に係る電磁機器600の構成例を示す
一部断面を含む平面図である。
【符号の説明】
20,40,50 扁平コイル体 21 導電シート(導電体) 41,51 導電体パターン(導電体) 22,42,52 開口部 310 カットコア(芯部材) 300 電磁機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 41/04 H01F 31/00 C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋形状にして成るシート状の導電体を
    備え、 前記導電体のシート状面は、 前記導電体の螺旋軸に対して略垂直に配置されたことを
    特徴とする扁平コイル体。
  2. 【請求項2】 磁路構成用の芯部材と、 前記芯部材に巻装される扁平コイル体とを備え、 前記扁平コイル体は、 螺旋形状にして成るシート状の導電体を有し、 前記導電体のシート状面は、 前記導電体の螺旋軸に対して略垂直に配置されたことを
    特徴とする電磁機器。
  3. 【請求項3】 導電性を有するシート状の部材から連続
    する所定形状の導電体パターンを切り出す工程と、 前記導電体パターンに芯部材貫通用の開口部を打抜き加
    工する工程と、 前記開口部が一致するように前記導電体パターンを折曲
    げ加工する工程と、 前記折曲げ加工された導電体パターンをプレス加工する
    工程とを有することを特徴とする扁平コイル体の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 導電性を有する棒状の部材に芯部材貫通
    用の開口部を形成する工程と、 前記開口部が形成された部材の当該開口部を中心軸とし
    て回転させつつ回転軸方向に押進させて、該部材を押進
    方向に対して略垂直なシート状に切削する工程とを有す
    ることを特徴とする扁平コイル体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記導電性を有する棒状の部材が準備さ
    れる場合であって、 前記部材を1つの又は複数のレーザビームでシート状に
    切削することを特徴とする請求項4に記載の扁平コイル
    体の製造方法。
  6. 【請求項6】 シート状の導電体を螺旋形状にして該導
    電体のシート状面を該螺旋軸に垂直に配置することによ
    り扁平コイル体を形成する工程と、 前記扁平コイル体に絶縁被膜を形成する工程と、 磁路構成用の芯部材を形成する工程と、 前記芯部材に前記扁平コイル体を挿入する工程とを有す
    ることを特徴とする電磁機器の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記扁平コイル体を形成する工程は、 導電性を有するシート状の部材から連続する所定形状の
    導電体パターンを切り出す工程と、 前記導電体パターンに芯部材貫通用の開口部を打抜き加
    工する工程と、 前記開口部が一致するように前記導電体パターンを折曲
    げ加工する工程と、 前記折曲げ加工された導電体パターンをプレス加工する
    工程とを有することを特徴とする請求項6に記載の電磁
    機器の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記扁平コイル体を形成する工程は、 導電性を有する棒状の部材に芯部材貫通用の開口部を形
    成する工程と、 前記開口部が形成された部材の当該開口部を中心軸とし
    て回転させつつ回転軸方向に押進させて、該部材を押進
    方向に対して略垂直なシート状に切削する工程とを有す
    ることを特徴とする請求項6に記載の電磁機器の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記部材を1つの又は複数のレーザビー
    ムでシート状に切削することを特徴とする請求項8に記
    載の電磁機器の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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