JP2004221177A - コイル部品 - Google Patents

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Shinichi Morimoto
慎一 守本
Akihiko Ibata
昭彦 井端
Hiromasa Ozaki
浩正 尾崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】作動領域が高周波領域で、適度なインダクタンス値及び直流抵抗値を確保しつつ、大電流に対応でき、しかも小型化を図ったコイル部品を提供することを目的としている。
【解決手段】コイル部11は、導線12の一方の端部を外周端14とし、他方の端部を内周端15とするように、レーザ加工によって螺旋状に溝切加工した金属平板16からなっており、溝切加工された溝幅寸法(W1)は導線12の厚み寸法(H)以下とするとともに、導線12の厚み寸法(H)は導線12の幅寸法(W2)以上とした構成である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器等に使用するコイル部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来のコイル部品について図面を参照しながら説明する。
【0003】
図17は従来のコイル部品の平面図、図18は同コイル部品の断面図、図19は同コイル部品の平面断面図である。
【0004】
図17〜図19において、従来のコイル部品は箔状の導線からなる板状導線1を渦巻き状に巻回して形成した空心コイル2と、この空心コイル2の両端に接続した端子部3と、空心コイル2を載置する貫通孔を有した絶縁基板4と、この絶縁基板4の貫通孔に中央磁脚を挿入したE型磁芯5と、このE型磁芯5と組み合い閉磁路磁芯を形成するI型磁芯6とを備えた構成である。
【0005】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−203108号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近年、携帯機器等に用いるコイル部品としては、作動領域が1MHz程度の高周波領域で、10μH以下のインダクタンス値、数百mΩの直流抵抗値を確保しつつ、数百mA程度の大電流に対応したものが求められている。
【0008】
上記従来の構成では、板状導線1を渦巻き状に巻回して空心コイル2を形成するとともに、E型磁芯5とI型磁芯6とを組み合わせることにより閉磁路磁芯を形成するので、大電流への対応が難しく、また小型化も図れないという問題点を有していた。
【0009】
本発明は上記問題点を解決するもので、作動領域が高周波領域で、適度なインダクタンス値及び直流抵抗値を確保しつつ、大電流に対応でき、しかも小型化を図ったコイル部品を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。
【0011】
本発明の請求項1記載の発明は、特に、コイル部は、導線の一方の端部を外周端とし、他方の端部を内周端とするように、螺旋状に溝切加工した金属平板からなる構成である。
【0012】
上記構成により、コイル部は螺旋状に溝切加工した金属平板からなるので、大電流に対応できるとともに、適度なインダクタンス値及び直流抵抗値を確保でき、しかも、簡易な構造であるため、小型化も可能である。
【0013】
本発明の請求項2記載の発明は、特に、溝切加工された溝幅寸法は導線の厚み寸法以下とした構成である。
【0014】
上記構成により、コイル部の占積率を向上することができる。
【0015】
本発明の請求項3記載の発明は、特に、導線の厚み寸法は前記導線の幅寸法以上とした構成である。
【0016】
上記構成により、導線のアスペクト比を大きくして大電流対応できる。
【0017】
本発明の請求項4記載の発明は、特に、溝切加工はレーザ加工とした構成である。
【0018】
上記構成により、金属平板を的確に溝切加工できる。
【0019】
本発明の請求項5記載の発明は、特に、コイル部の隣接する導線間には絶縁物を設けた構成である。
【0020】
上記構成により、導線間の絶縁を的確に図ることができる。
【0021】
本発明の請求項6記載の発明は、特に、コイル部の導線には絶縁物を被覆した構成である。
【0022】
上記構成により、導線間の絶縁をより的確に図ることができる。
【0023】
本発明の請求項7記載の発明は、特に、コイル部は複数積層しており、上下に隣接した前記コイル部の導線の内周端または外周端を電気的接続するとともに、最下層及び最上層の前記コイル部の導線の外周端に端子部を設けた構成である。
【0024】
上記構成により、コイル部を容易に積層できるとともに、コイル部の導線に端子部を容易に設けることができる。
【0025】
本発明の請求項8記載の発明は、特に、コイル部は2層のみ積層しており、前記コイル部の導線の内周端を前記コイル部の中心軸部側において電気的接続し、かつ、前記コイル部の導線の外周端を互いに反対方向に位置するように配置した構成である。
【0026】
上記構成により、2層のコイル部を積層しつつ、的確に端子部を配置することができる。
【0027】
本発明の請求項9記載の発明は、特に、前記コイル部は第1の絶縁シートを介して複数積層した構成である。
【0028】
上記構成により、コイル部を複数層積層しても、第1の絶縁シートにより、隣接するコイル部の絶縁を的確に図ることができる。
【0029】
本発明の請求項10記載の発明は、特に、中脚部と、前記中脚部の外方に配置した外脚部と、前記中脚部及び前記外脚部とを連接した背脚部とを有する閉磁路磁芯部を設け、コイル部の中心軸部に前記閉磁路磁芯部の中脚部を配置するとともに、前記コイル部の外方に、前記閉磁路磁芯部の外脚部を配置し、かつ、第2の絶縁シートを介して前記閉磁路磁芯の背脚部を前記コイル部と対向させて配置した構成である。
【0030】
上記構成により、第2の絶縁シートにより、閉磁路磁芯の背脚部とコイル部との絶縁を的確に図ることができる。
【0031】
本発明の請求項11記載の発明は、特に、閉磁路磁芯は未焼成フェライトシートを焼成して形成した構成である。
【0032】
上記構成により、未焼成フェライトシートを用いることもできる。
【0033】
本発明の請求項12記載の発明は、特に、溝切加工した金属平板からなるコイル部の導線は、メッキを施してメッキ被覆導線とした構成である。
【0034】
上記構成により、溝切加工した金属平板からなるコイル部の導線の線径が細くなったとしても、メッキを施しているので、所望の太さのメッキ被覆導線を得ることができ、信頼性を損なうことがない。
【0035】
また、溝切加工に起因して導線の加工屑、バリ等が生じたとしても、メッキによって、それらが内包されるので、コイル部の表面精度を高め、信頼性を向上できる。
【0036】
本発明の請求項13記載の発明は、特に、隣接するメッキ被覆導線の間隔がメッキ被覆導線の厚み寸法以下とした構成である。
【0037】
上記構成により、コイル部の占積率を向上することができる。
【0038】
本発明の請求項14記載の発明は、特に、メッキ被覆導線の厚み寸法をメッキ被覆導線の幅寸法以上とした構成である。
【0039】
上記構成により、メッキ被覆導線のアスペクト比を大きくして大電流対応できる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を用いて、本発明のコイル部品について図面を参照しながら説明する。
【0041】
図1は本発明の一実施の形態におけるコイル部品の断面図、図2〜図11は同コイル部品の製造工程図、図12は同コイル部品のコイル部近傍(図1のA部に相当)の拡大断面図、図13は同コイル部品の斜視図、図14は同コイル部品の正面図、図15は他のコイル部品のコイル部近傍(図1のA部に相当)の拡大断面図である。
【0042】
図1〜図14において、本発明の一実施の形態におけるコイル部品は、中心軸部10に貫通孔を有し、この中心軸部10の周りに導線12を螺旋状に巻回して形成したコイル部11と、このコイル部11の導線12と連接した端子部13とを備えている。
【0043】
コイル部11は、導線12の一方の端部を外周端14とし、他方の端部を内周端15とするように、レーザ加工によって螺旋状に溝切加工した金属平板16からなっており、溝切加工された溝幅寸法(W1)は導線12の厚み寸法(H)以下とするとともに、導線12の厚み寸法(H)は導線12の幅寸法(W2)以上としている。
【0044】
また、コイル部11の隣接する導線12間も含め、コイル部11の導線12には絶縁物を被覆している。
【0045】
さらに、コイル部11は第1の絶縁シート17を介して2層のみ積層しており、上下層のコイル部11において、コイル部11の導線12の内周端15をコイル部11の中心軸部10側において電気的接続し、かつ、コイル部11の導線12の外周端14を互いに反対方向に位置するように配置している。
【0046】
そして、中脚部18と、この中脚部18の外方に配置した外脚部19と、中脚部18及び外脚部19とを連接した背脚部22とを有する閉磁路磁芯21を設けており、コイル部11の中心軸部10に閉磁路磁芯21の中脚部18を配置するとともに、コイル部11の外方に、閉磁路磁芯21の外脚部19を配置し、かつ、第2の絶縁シート20を介して閉磁路磁芯21の背脚部22をコイル部11と対向させて配置している。
【0047】
このコイル部品は、厚さ1mm以下、2〜4mm角の外形寸法となり、コイル部11の導線12の幅寸法(W2)及び溝幅寸法(W1)は数十〜数百μm、導線12の厚み寸法(H)は数百μmとなる。
【0048】
上記コイル部品の製造方法は、図2〜図11に示す通り、次の工程からなる。
【0049】
第1に、金属フレーム23に連接部24を介して連接された所定形状部を金属平板16から打ち抜く(打ち抜き工程)(図2)。
【0050】
この所定形状部は、中心軸部10に貫通孔を有したドーナツ形状部25に端子形成用部26を延設する(打ち抜き工程において一体的に打ち抜いている)とともに、この端子部13とドーナツ形状部25との境界近傍部に連接部24を連接している。
【0051】
第2に、端子形成用部26を境界近傍部より折曲する(折曲工程)(図3)。
【0052】
第3に、中心軸部10の周りに導線12が螺旋状に巻回されたコイル部11を所定形状部に形成する(コイル部形成工程)(図4)。
【0053】
このコイル部形成工程では、導線12の一方の端部を外周端14とし、他方の端部を内周端15とするように、金属平板16を螺旋状にレーザによって溝切加工してコイル部11を形成しており、端子形成用部26がコイル部11の導線12の外周端14に連接される。
【0054】
また、溝切加工された溝幅寸法(W1)は導線12の厚み寸法(H)以下とするとともに、導線12の厚み寸法(H)は導線12の幅寸法(W2)以上としている。
【0055】
第4に、コイル部11上に第1の絶縁シート17を配置するとともに、コイル部11の隣接する導線12間も含め、コイル部11の導線12には絶縁物を被覆している(絶縁物形成工程)(図5)。
【0056】
第5に、コイル部11の導線12の内周端15に対応する位置において、第1の絶縁シート17にスルーホール27を形成する(スルーホール形成工程)(図6)。
【0057】
第6に、第1の絶縁シート17を介してコイル部11を2層積層する(積層工程)(図7)。
【0058】
この際、コイル部11は、互いの端子形成用部26が反対方向に位置するように配置している。
【0059】
第7に、第1の絶縁シート17のスルーホール27に対応する位置において、2層のコイル部11の導線12の内周端15にスルーホール27を形成するとともに、このスルーホール27を介して、コイル部11の中心軸部10側において電気的接続する(接続工程)(図8)。
【0060】
第8に、中脚部18と、この中脚部18の外方に配置した外脚部19と、中脚部18及び外脚部19とを連接した背脚部22とを有する閉磁路磁芯21を、コイル部11の中心軸部10に閉磁路磁芯21の中脚部18が位置し、コイル部11の外方に、閉磁路磁芯21の外脚部19が位置するように配置するとともに、第2の絶縁シート20を介して閉磁路磁芯21の背脚部22がコイル部11と対向するように配置する(磁芯配置工程)(図9)。
【0061】
この際、閉磁路磁芯21をNi−Zn系等からなる高絶縁抵抗の材質にすれば、第2の絶縁シート20は設けなくてもよい。
【0062】
第9に、電着工法によりコイル部11に電着絶縁樹脂を塗布するとともに、電着絶縁樹脂を端子形成用部26から除去し、端子形成用部26に一般的な端子メッキを施して端子部13を形成する(端子部形成工程)(図10)。
【0063】
この際、電着絶縁樹脂を端子形成用部26から除去するために、積層されたコイル部11を反転させて端子形成用部26の下面28を上方に向け、レーザを端子形成用部26に照射して、電着絶縁樹脂を焼失、剥離させる(電着絶縁樹脂剥離工程)(図11)。
【0064】
第10に、連接部24を切断し個片を分離して完成品を得る。
【0065】
上記構成のコイル部品について、以下その動作を説明する。
【0066】
上記構成により、コイル部11は螺旋状に溝切加工した金属平板16からなるので、大電流に対応できるとともに、適度なインダクタンス値及び直流抵抗値を確保でき、しかも、簡易な構造であるため、小型化も可能である。
【0067】
特に、溝切加工はレーザ加工としているので、金属平板16を的確に溝切加工できる。図12に示すように、この溝切加工された溝幅寸法(W1)は導線12の厚み寸法(H)以下とするとともに、前記導線12の厚み寸法(H)は前記導線12の幅寸法(W2)以上としているので、コイル部11の占積率を向上しつつ、導線12のアスペクト比を大きくして大電流対応できる。
【0068】
また、コイル部11の隣接する導線12間には絶縁物を設ける、または、コイル部11の導線12には絶縁物を被覆しているので、導線12間の絶縁を的確に図ることができる。
【0069】
さらに、コイル部11は2層のみ積層しており、コイル部11の導線12の内周端15をコイル部11の中心軸部10側において電気的接続し、かつ、コイル部11の導線12の外周端14を互いに反対方向に位置するように配置しているので、2層のコイル部11を積層しつつ、的確に端子部13を配置することができる。
【0070】
特に、コイル部11は第1の絶縁シート17を介して積層しているので、第1の絶縁シート17により、隣接するコイル部11の絶縁を的確に図ることができるとともに、第2の絶縁シート20により、閉磁路磁芯21の背脚部22とコイル部11との絶縁を的確に図ることもできる。
【0071】
このように本発明の一実施の形態によれば、大電流に対応できるとともに、適度なインダクタンス値及び直流抵抗値を確保でき、しかも小型化も可能である。
【0072】
また、導線12間の絶縁及び閉磁路磁芯21の背脚部22とコイル部11との絶縁を的確に図ることもできるとともに、コイル部11を2層積層しても、的確に端子部13を配置することができる。
【0073】
なお、本発明の一実施の形態では、コイル部11は2層のみしか積層していないが、コイル部形成工程後、コイル部11を複数積層する積層工程を設けるとともに、上下に隣接したコイル部11の導線12の内周端15または外周端14を電気的接続する接続工程とを設け、端子部形成工程は、最下層及び最上層のコイル部11の導線12の外周端14に端子部13を設ける工程とすれば、コイル部11を容易に積層できるとともに、コイル部11の導線12に端子部13を容易に設けることができる。
【0074】
また、未焼成フェライトシートを焼成して閉磁路磁芯21を形成する磁芯形成工程を設ければ、未焼成フェライトシートを用いることもできる。
【0075】
さらに、図15に示すように、溝切加工した金属平板16からなるコイル部11の導線12に、メッキ29を施すメッキ工程を設け、溝切加工した金属平板16からなるコイル部11の導線12にメッキ29を施した構成とすれば、溝切加工した金属平板16からなるコイル部11の導線12の線径が細くなったとしても、メッキ29を施しているので、所望の太さのメッキ被覆導線30を得ることができ、信頼性を損なうことがない。
【0076】
類似した一般的技術としては、一般的なコイル部品のコイル部近傍(図1のA部に相当)の拡大断面図である図16に示すように、フォトリソ工法で基板等に形成した導体部31にメッキ29を施してコイル部11を形成する方法が知られている。しかし、上記構成の方が、導線12の線径を調整すればメッキ成長の時間を制御できる(導線12の線径を大きくすればメッキ29の成長を短時間にできる)点で、加工時間の短縮やコストの抑制を図れ有利である。
【0077】
この際、隣接するメッキ被覆導線30の間隔がメッキ被覆導線30の厚み寸法以下とすれば占積率を向上でき、メッキ被覆導線30の厚み寸法をメッキ被覆導線30の幅寸法以上とすれば、アスペクト比を大きくできる。
【0078】
また、溝切加工に起因して導線12の加工屑、バリ等が生じたとしても、メッキ29によって、それらが内包されるので、コイル部11の表面精度を高め、信頼性を向上できる。
【0079】
特に、メッキ工程前に、エッチング工程を設ければ、溝切加工に起因して導線12の加工屑、バリ等が生じたとしても、これらを除去することができ、信頼性をより向上できる。
【0080】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、コイル部は螺旋状に溝切加工した金属平板からなるので、大電流に対応できるとともに、適度なインダクタンス値及び直流抵抗値を確保でき、しかも、簡易な構造であるため、小型化も可能なコイル部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるコイル部品の断面図
【図2】同コイル部品の製造工程における打ち抜き工程図
【図3】同コイル部品の製造工程における折曲工程図
【図4】同コイル部品の製造工程におけるコイル部形成工程図
【図5】同コイル部品の製造工程における絶縁物形成工程図
【図6】同コイル部品の製造工程におけるスルーホール形成工程図
【図7】同コイル部品の製造工程における積層工程図
【図8】同コイル部品の製造工程における接続工程図
【図9】同コイル部品の製造工程における磁芯配置工程図
【図10】同コイル部品の製造工程における端子部形成工程図
【図11】同コイル部品の製造工程における電着絶縁樹脂剥離工程図
【図12】同コイル部品のコイル部近傍の拡大断面図
【図13】同コイル部品の斜視図
【図14】同コイル部品の正面図
【図15】他のコイル部品のコイル部近傍の拡大断面図
【図16】一般的なコイル部品のコイル部近傍の拡大断面図
【図17】従来のコイル部品の平面図
【図18】同コイル部品の断面図
【図19】同コイル部品の平面断面図
【符号の説明】
10 中心軸部
11 コイル部
12 導線
13 端子部
14 外周端
15 内周端
16 金属平板
17 第1の絶縁シート
18 中脚部
19 外脚部
20 第2の絶縁シート
21 閉磁路磁芯
22 背脚部
23 金属フレーム
24 連接部
25 ドーナツ形状部
26 端子形成用部
27 スルーホール
28 下面
29 メッキ
30 メッキ被覆導線
31 導体部

Claims (14)

  1. 中心軸部に貫通孔を有し、前記中心軸部の周りに導線を螺旋状に巻回して形成したコイル部と、前記コイル部の導線と連接した端子部とを備え、前記コイル部は、導線の一方の端部を外周端とし、他方の端部を内周端とするように、螺旋状に溝切加工した金属平板からなるコイル部品。
  2. 溝切加工された溝幅寸法は導線の厚み寸法以下とした請求項1記載のコイル部品。
  3. 導線の厚み寸法は前記導線の幅寸法以上とした請求項2記載のコイル部品。
  4. 溝切加工はレーザ加工とした請求項1記載のコイル部品。
  5. コイル部の隣接する導線間には絶縁物を設けた請求項1記載のコイル部品。
  6. コイル部の導線には絶縁物を被覆した請求項1記載のコイル部品。
  7. コイル部は複数積層しており、上下に隣接した前記コイル部の導線の内周端または外周端を電気的接続するとともに、最下層及び最上層の前記コイル部の導線の外周端に端子部を設けた請求項1記載のコイル部品。
  8. コイル部は2層のみ積層しており、前記コイル部の導線の内周端を前記コイル部の中心軸部側において電気的接続し、かつ、前記コイル部の導線の外周端を互いに反対方向に位置するように配置した請求項7記載のコイル部品。
  9. 前記コイル部は第1の絶縁シートを介して複数積層した請求項7記載のコイル部品。
  10. 中脚部と、前記中脚部の外方に配置した外脚部と、前記中脚部及び前記外脚部とを連接した背脚部とを有する閉磁路磁芯部を設け、コイル部の中心軸部に前記閉磁路磁芯部の中脚部を配置するとともに、前記コイル部の外方に、前記閉磁路磁芯部の外脚部を配置し、かつ、第2の絶縁シートを介して前記閉磁路磁芯の背脚部を前記コイル部と対向させて配置した請求項1記載のコイル部品。
  11. 閉磁路磁芯は未焼成フェライトシートを焼成して形成した請求項10記載のコイル部品。
  12. 溝切加工した金属平板からなるコイル部の導線は、メッキを施してメッキ被覆導線とした請求項1記載のコイル部品。
  13. 隣接するメッキ被覆導線の間隔がメッキ被覆導線の厚み寸法以下とした請求項12記載のコイル部品。
  14. メッキ被覆導線の厚み寸法をメッキ被覆導線の幅寸法以上とした請求項13記載のコイル部品。
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