JP2001338374A - 移動体位置確認システムおよび方法 - Google Patents
移動体位置確認システムおよび方法Info
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Abstract
き、或いは一個所に停止してしまったとき、目的地に予
定時間を経過しても到着しないとき、滞留することを禁
止している場所に滞留または接近したとき等においても
警報を発し、対象者に警告をすることができる移動体位
置確認システムおよび方法の提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明による移動体位置確認システム
は、無線送信機能付の携帯端末を移動体に所持又は付帯
させ、前記携帯端末が自己の位置を検知し、該位置情報
を無線で送信し、該携帯端末から送信される位置信号を
受信し、受信信号に基づき該移動体の位置を確認する移
動体位置確認システムにおいて、前記携帯端末に対応し
て移動体に関する情報を予め記憶するプロファイル手段
と、前記プロファイル手段に記憶した行動パターンを呼
び出して移動体の位置確認情報を作成する確認情報作成
手段と、移動体の現在位置情報と前記確認情報とを比較
してその適否を判断する。
Description
検出手段を備えた携帯端末を位置確認の対象者に携帯ま
たは確認対象物に付帯させ、携帯端末装置から発信され
た位置情報を受信して当該確認対象者や確認検知対象物
の位置情報を確認する移動体位置確認システムおよび方
法に関する。
sitioning System:全世界測位システ
ム)の端末を搭載し、位置情報を得、その位置情報を送
信するシステムが提案されている。また、特開平8−1
90698には、「車両輸送における盗難防止システ
ム」なる技術が記載されている。この盗難防止システム
では、走行記録手段に予定走行路を予め記憶しておき、
車両に搭載したGPS端末で車両の位置を検出し、車両
位置が予定走行路から逸脱したときに、報知器で警報を
発するとともに、無線送信機で本部に警報信号を送信す
る。
載した携帯端末を所持してその位置情報を監視するシス
テムでは、単に現在位置情報を地図上に表示するもので
あり、このような従来の携帯端末を携帯していたとして
も、その携帯端末を所持している人の行動が適切なもの
かを容易に判断することができなかった。すなわち、あ
る時間に滞留していなければならない場所にいなかった
り、禁止されている場所に滞留している場合、有効に警
告等を行うことができなかった。また、特開平8−19
0698に記載の盗難防止システムでは、車両に積載し
た紙幣などの物の盗難を防止する技術は開示されている
が、簡易に携帯できる携帯型の装置でないから、歩行者
が予定経路から逸脱しても安全確認はできない。また、
この盗難防止システムでは、急に倒れて一個所に停止し
てしまったとき、自宅などの目的地に予定時間を経過し
ても到着しないとき、或いは携帯端末が壊されたりして
電波が途切れてしまったとき等においては、警報を発生
できない。そこで、本発明の目的は、位置確認の対象者
等に非常事態が発生したとき、或いは一個所に停止して
しまったとき、目的地に予定時間を経過しても到着しな
いとき、滞留することを禁止している場所に滞留または
接近したとき等においても警報を発し、対象者に警告を
することができる移動体位置確認システムおよび方法の
提供にある。
に、本発明による移動体位置確認システムは、無線送信
機能付の携帯端末を移動体に所持又は付帯させ、前記携
帯端末が自己の位置を検知し、該位置情報を無線で送信
し、該携帯端末から送信される位置信号を受信し、受信
信号に基づき該移動体の位置を確認する移動体位置確認
システムにおいて、前記携帯端末に対応して移動体に関
する情報を予め記憶するプロファイル手段と、前記プロ
ファイル手段に記憶した行動パターンを呼び出して移動
体の位置確認情報を作成する確認情報作成手段と、移動
体の現在位置情報と前記確認情報とを比較してその適否
を判断する。
は、前記プロファイル手段に行動パターンに対応した滞
留許容エリアの位置情報を記憶する。
は、前記プロファイル手段に行動パターンに対応した通
過許可ルートの位置情報を記憶する。
は、前記プロファイル手段に行動パターンに対応した通
過許可ルートを移動するのに要する時間情報を記憶す
る。
は、前記プロファイル手段に滞留禁止エリアの位置情報
を記憶する。
は、前記プロファイル手段に通過禁止ルートの位置情報
を記憶する。
は、前記判断手段にて前記滞留許可エリアと現在位置を
比較し、現在位置が前記滞留許可エリア外であるときに
要警報状態と判断する。
は、前記判断手段にて前記通過許可ルートと現在位置を
比較し、現在位置が前記通過許可ルート外であるときに
要警報状態と判断する。
は、前記判断手段にて前記通過許可ルートとを通過する
時間が所定時間を超過した場合に要警報状態と判断す
る。
は、前記判断手段にて前記滞留禁止エリアと現在位置を
比較し、現在位置が前記滞留禁止エリア内であるときに
要警報状態と判断する。
は、前記判断手段にて前記滞留禁止エリアと現在位置を
比較し、現在位置が前記滞留禁止エリア内に所定時間以
上滞留した場合に要警報状態と判断する。
は、前記判断手段にて前記通過禁止ルートと現在位置を
比較し、現在位置が前記通過禁止ルート内であるときに
要警報状態と判断する。
は、前記判断手段が要警報状態と判断した場合に、前記
携帯端末装置に警報を送信する。
は、前記携帯端末に対応して移動体の行動パターンを予
め複数記録したプロファイル手段を有し、前記携帯端末
の設定により前記複数のプロファイルのいずれかを選択
する。
め移動体の行動パターンを記憶するステップ、記憶した
行動パターンより現時点の予定位置情報を作成するステ
ップ、現在位置情報と予定位置情報を比較し、移動体の
行動の適否を判断するステップ、判断した結果、不適と
判断した場合に移動体に警告するステップからなる。
本発明を一層詳しく説明する。図1は本発明による移動
体位置確認システムを構成する位置確認センターの一実
施の形態を示すブロック図である。図2は、移動体位置
確認システムを構成する携帯端末の一実施の形態を示す
ブロック図である。図3は図1の位置確認センターにおけ
る制御部1の動作を示す流れ図である。図7は図2の携帯
端末の正面図である。
セッサ(MPU)、半導体メモリおよびインタフェース
回路でなるコンピュータで構成される制御部1、半導体
メモリ内の記憶領域である記憶部2、マウス及びキ−ボ
ードでなる操作部3、CRT(ブラウン管)でなる表示
部4、送信機および受信機である通信部5から構成され
る。通信部5は、位置確認要請信号、キャンセル信号、
位置信号および画像信号を図2の携帯端末から受信し、
警報信号を図2の携帯端末へ送信する。図1の位置確認
センターは、複数の携帯端末(図2)から情報を得て、
その携帯端末を所持する位置確認対象者の位置を確認す
るセンターである。図1の位置確認センターは、警備保
障会社など、複数の対象者に位置確認のサービスを提供
する組織により管理運営される。
半導体メモリ及びインターフェース回路でなるコンピュ
ータで構成される制御部11、GPS端末12、テンキーな
どのタッチ式のスイッチでなる操作部13、液晶ディスプ
レイでなる表示部14、送信機および受信機でなる通信部
15、通常の携帯電話機における送話および受話のための
機能を果たす通話部16、通信部15および通話部16
に共通なアンテナ17、テレビカメラでなる撮像部1
8、押下することにより位置確認要請を制御部11に入
力する位置確認要請ボタン19、押下することにより非
常事態の発生を制御部11に入力する非常通報ボタン2
0および電源21でなる。携帯端末は、更に位置検知機
能を付加した携帯端末である。通信部15は、位置確認
を要請する信号、非常事態の発生を通報する信号、位置
信号および画像信号を送信し、図1の位置確認センター
から送られる警告信号、音送信指令および画像送信指令
を受信する。また、通信部15は、通話部16とアンテ
ナ17を共有するが、通話部16とは異なる周波数で送
受信する。通話部16は、通常の携帯電話機における送
話および受話の機能を有する。
の携帯電話の作用をする。そこで、図1の位置確認セン
ターにより、対象者の位置を確認する者(確認者)、お
よび必要に応じて位置確認の要請をするために、図2の
携帯端末を所持する者(対象者)は、相手に電話を掛け
ることにより、それぞれ任意のときに通話により情報の
授受が相互にできる。図2の携帯端末の外観は図7に示
す如くであり、通常の携帯電話機に類似している。しか
し、この携帯端末の機能は、通常の携帯電話機の機能の
他に前述の位置検知機能等を備え、図1の位置確認セン
ターに安全確認に必要な情報を送信し、またその位置確
認センターからの指令を受信し、その指令に応じて近傍
の音や画像を送信する。
端末の動作を詳しく説明する。図1の記憶部2には次の
情報が記憶される。即ち、図4で示すテーブル(A)〜
テーブル(F)は例えば対象者として小学生Aのプロフ
ァイルである。 (A)安全確認をする対象者の氏名、住所、携帯端末の
携帯電話機能における電話番号、緊急連絡先電話番号な
どのデータ。 (B)対象者の曜日毎の行動パターン本実施例の場合、
月曜日の08:00までは自宅に居る。08:00に登
校し14:00に下校する。15:30から塾へ行き1
8:00に帰宅する。 (C)滞留場所、その位置座標、滞留エリアの範囲 自宅の位置情報(地図上の座標)、学校の位置情報、塾
の位置情報とその周囲の滞留が許可されるエリアの範
囲。 (D)移動ルート等のルート位置情報。登下校ルート、
自宅と塾の間のルートの位置情報およびルートを通過す
るの必要な所要時間情報。 (E)滞留禁止エリア情報 対象者が繁華街等の長時間滞留することが好ましくない
エリアの位置情報。 (F)通過禁止ルート情報 危険箇所等が有り、通過することを禁止しているルート
に関する情報。以上の(A)〜(F)の情報をプロファ
イルとして予め登録記憶させておく。更に記憶部2に
は、(G)予定移動経路を含む領域の地図情報。(H)
制御部1で認識した対象者の現在位置。(I)該現在位
置を入力順(経時順)に記録することにより形成される
対象者の実際移動経路。が記憶されており、(H)およ
び(I)の情報は適宜更新される。
上に示したものである。自宅およびその周囲100mは
エリアAと定義されてテーブルCに記憶されている。○
○小学校およびその周囲200mはエリアBと定義され
て同様にテーブルCに記憶されている。△△塾およびそ
の周囲150mはエリアCとしてテーブルCに記憶され
ている。自宅より○○小学校までの道はルートAとして
テーブルDに記憶されている。自宅から△△塾までの道
はルートBとしてテーブルDに記憶されている。また、
長時間滞留することが好ましくない場所として、繁華街
は滞留禁止エリアDとしてその禁止時間30分と共にテ
ーブルEに記憶されている。更に、危険な交差点等があ
り、通過するのを禁止するルートの情報がテーブルFに
記憶されている。
図の動作をする。制御部1の確認情報作成手段1Aで
は、ステップS1で作動を開始し、ステップS1記憶部
2から対象者のプロファイル情報を読み出し、現時点の
曜日・時間情報に基づき該対象者のその時間帯における
行動パターンが読み出され、確認情報が作成される。例
えばその時刻が月曜日の08:20である場合には、自
宅から○○小学校へ登校途中でありルートA上である。
ステップS3で、図2の携帯端末から送信される位置情
報を含んだ信号を受信する。位置の信号が通信部5経由
で入力されると、その位置信号から該携帯端末の位置、
即ちそれを保持する該識別コードの対象者の位置を識別
し、記憶部2へ経時順(通信部5から入力する順)に記
憶するとともに、記憶部2からそれら位置情報を読み出
し、表示部4へ送り、表示部4には地図および予定移動
経路と共に実際移動経路として表示する。実際移動経路
は、記憶部2に記憶されている現在位置を連ねてなるデ
ータであり、現在位置の軌跡である。予定移動経路およ
び実際移動経路は地図に位置合せされ、地図に重ねて、
互いに色彩を異にして表示部4に表示される。(ステッ
プS4)
リア外か否かを判断する。滞留許可エリア外のときはス
テップS13に進み警報を表示部4に表示する。表示部
4に表示されている該対象者の前記実際移動経路を点滅
させ、該識別コードの対象者に関する前記氏名、住所、
携帯端末の電話番号、緊急連絡先電話番号などのデータ
を表示部4へ表示する。08:20時点の監視情報では
いずれの滞留許可エリアにも属さないのでこのステップ
S5はスキップする。ステップS6では現在位置情報で
受信した携帯端末の位置情報が許可されたルート上にあ
るか否かを判断する。この場合、携帯端末の現在位置が
ルートA上にあればステップS7へ進む。ルートA上を
逸脱していれば、ステップS13に進み警報を表示部に
表示する。ステップS8では、現在位置の変化を監視
し、何らかの原因で対象者が所定時間以上にわたって一
定の狭い領域に滞留していないかを判断する。対象者が
所定時間以上にわたって現在位置が変化しないとき、ス
テップS13へ進み表示部4に警報を表示する。所定時
間内における現在位置の変化したときはステップS8へ
進む。ステップS8では、移動体が滞留禁止エリア内に
あるか否かを判断する。滞留禁止エリア内にある場合は
その滞留禁止エリアに滞留している時間をカウントし、
例えば30分を経過するとステップS13に進み表示部
4に警報を表示する。ステップS9では、移動体が通過
禁止ルート上にあるか否かを判断する。通過禁止ルート
上にあるときはステップS13に進み、表示部4に警報
を表示する。通過禁止ルート上にない場合はステップS
10に進む。ステップS10では位置の信号の入力が途
絶えたか否かを判断し、位置信号の入力が途絶えたとき
ステップS13へ進む。位置信号の入力が途絶えた事態
は、携帯端末が送信する電波が外界へ放射されない車内
へいきなり閉じ込められたとか、暴力により携帯端末を
破壊されたとかいった事態を予測させる。位置信号の入
力が確認されたときは、ステップS11へ進む。ステッ
プS11では、位置確認キャンセル信号(位置確認終了
指示の信号)を受信したか否かを判断し、位置確認キャ
ンセル信号を受信したときは、当該対象者に関する位置
確認サービスを終了し、その対象者に関する予定移動経
路および実際移動経路を表示部4から消去する。位置確
認キャンセル信号を受信しないときは、ステップS2へ
戻り、位置確認を継続する。
図に従って説明する。制御部11は、位置確認要請ボタン
19が押下されたか否かを常時監視しており、位置確認
要請ボタン19が押下されると(Q1)、作動モードを
位置確認状態に設定するとともに、位置確認要請信号を
生成し、通信部15へ送る(Q2)。制御部11は位置
確認状態に設定されると、GPS端末12から送られる
位置の信号を通信部15へ送る(Q3)。対象者が位置
確認サービスを終了したいときは、操作部13のテンキ
ーで所定のキャンセルコード(位置確認終了コード)を
入力する(Q4)。制御部11は、キャンセルコードを認
識すると、キャンセル信号(位置確認終了信号)を通信
部15へ出力する(Q5)。通信部15は、内部の送信機
において、位置確認要請信号、位置信号、キャンセル信
号を搬送波に載せる。アンテナ17は、それらの信号で
変調された搬送波を電波として送信する。なお、位置確
認終了を制御部11へ入力する手段は、位置確認要請ボ
タン19と同様に単純な押しボタンスイッチでも実現で
きるが、余りに簡単な操作で入力できる構造であると、
悪意のある者によって、対象者の意思に反して携帯端末
が操作され、位置確認終了のモードへ携帯端末が容易に
設定される事態も想定される。このような事態を避ける
ために、この実施の形態では操作部13のテンキーで所
定のキャンセルコードを入力することにより、制御部1
1が位置確認終了のモードに設定されるように構成して
ある。
より、非常事態の発生を制御部11に入力すれば、制御
部11は非常信号を通信部15へ送る。非常信号は、他
の信号と同様にアンテナ17から送信される。非常信号
を受けた位置確認センターは図3のステップS13へ直
ちに移る。図3の流れ図では、非常信号を受信したとき
の制御部1の動作は示していないが、ステップS5から
ステップS10の間に、非常信号受信の有無を判断する
ステップを挿入すればよい。制御部1の動作の流れを図
3に示したが、警報表示のステップS13に続いて携帯
端末に警告信号や音送信指令信号、画像送信指令信号を
携帯端末に送信するようにしてもよい。
の携帯電話番号を記憶部2のプロファイル記憶手段から
読み出し、通信部5の電話機能を利用し、その携帯電話
番号を送信し、図2の携帯端末の通信部16を介して、制
御部11に音送信指令を送る。制御部11は、携帯電話
機能における送話器をマイクロフォンとして周辺の音を
検知し、通話部15の通話機能でその音を送信し、位置確
認センター1へその音を送る。移動体位置確認をしてい
る確認者は、対象者と通話をし、或いは図2の携帯端末
の周辺の音を聴取して状況を把握できる。画像送信指令
は、制御部1から通信部5を経てアンテナ7から送信さ
れ、携帯端末におけるアンテナ17、通信部15を経て
制御部11へ与えられ、制御部11はその画像送信指令
を認識すると、撮像部18から画像信号を受け、通信部
15、アンテナ17を経て送信し、位置確認センター1
の通信部5を経て制御部1へ画像信号を送る。制御部1
は、その画像信号を表示部4へ送り、画像として表示さ
せる。位置確認センターにより安全確認をしている確認
者は、対象者周辺の画像を観ることにより、対象者につ
いて起こっている事態を一層正確に認識できる。
報を表示部4へ表示し、表示された対象者の氏名を操作
部3のマウスによりクリックすることにより、当該対象
者の電話番号が通信部5から自動的に送信され、携帯端
末の通話部16との間で通話回線が自動的に形成されるよ
うに制御部1に自動電話機能を持たせる構成を採用すれ
ば、確認者(オペレータ)と対象者との通話が一層容易
にできる。
2で位置検知をしたが、携帯端末にPHS形式の携帯電
話機能を持たせ、PHS電話システムにおける位置特定
サービスを利用して、位置を検知するようにしても差し
支えない。さらに、前述の実施の形態では、位置確認要
請信号の受信があると、自動的に当該対象者の予定移動
経路を表示部4へ表示するようにしたが、多数の位置確
認対象者リストを表示部4に表示し、そのリストの対象
者の中から確認者が操作部3のマウスで順次にクリック
して選択した者の予定移動経路だけを表示部4に表示す
るようにしても差し支えない。実際移動経路について
も、同様に確認者が選択した対象者の実際の移動経路だ
けを表示するようにしても差し支えない。また、位置確
認センターの記憶部2に前記携帯端末に対応して移動体
の行動パターンを予め複数記録したプロファイル手段を
有し、携帯端末2の操作部により複数のプロファイルよ
りいずれかのプロファイルを選択するようにし、その選
択信号を携帯端末より位置確認センターに送信し、複数
のプロファイルのうち一のプロファイル情報により位置
確認を行うようにしてもよい。これにより、携帯端末を
複数人で共同利用することができる。以上に説明したよ
うに、図1に示した実施の形態の位置確認センターによ
れば、位置確認の対象者が歩行者などの移動者であると
きに、非常通報スイッチを操作できないほどに急な非常
事態が発生しても、或いは一個所に停止してしまったと
き、目的地に予定時間を経過しても到着しないとき、滞
留することを禁止されている場所に滞留したとき等にお
いて警報を発し得る。
げ詳しく説明したように、歩行者などの移動者につい
て、移動途中の暴行を受けるなどの異常な事態が発生
し、非常通報スイッチを操作できない程に急な非常事態
に至っても、或いは一個所に停止することが余儀なくさ
れてしまったとき、目的地に予定時間を経過しても到着
しないとき、滞留が禁止されている場所に接近してしま
ったとき等においても警報を発し得る移動体位置確認シ
ステムを提供できる。
る位置確認センターの一実施の形態を示すブロック図で
ある。
要素である携帯端末の一実施例の形態を示すブロック図
である。
作を示す流れ図である。
いるプロファイルの一例を示す表である。
表示したイメージ図である
Claims (16)
- 【請求項1】 無線送信機能付の携帯端末を移動体に所
持又は付帯させ、前記携帯端末が自己の位置を検知し、
該位置情報を無線で送信し、該携帯端末から送信される
位置信号を受信し、受信信号に基づき該移動体の位置を
確認する移動体位置確認システムにおいて、前記携帯端
末に対応して移動体に関する情報を予め記憶するプロフ
ァイル手段と、前記プロファイル手段に記憶した行動パ
ターンを呼び出して移動体の位置確認情報を作成する確
認情報作成手段と、移動体の現在位置情報と前記確認情
報とを比較してその適否を判断する判断手段を具備した
ことを特徴とする移動体位置確認システム。 - 【請求項2】 前記プロファイル手段は、曜日および時
間帯毎における該移動体の行動パターン情報を記憶した
ことを特徴とする請求項1記載の移動体位置確認システ
ム。 - 【請求項3】 前記プロファイル手段は、移動体の行動
パターンに対応した滞留許容エリアの位置情報を記憶し
たことを特徴とする請求項1記載の移動体位置確認シス
テム。 - 【請求項4】 前記プロファイル手段は、移動体の行動
パターンに対応した通過許可ルートの位置情報を記憶し
たことを特徴とする請求項1記載の移動体位置確認シス
テム。 - 【請求項5】 前記プロファイル手段は、移動体の行動
パターンに対応した通過許可ルートを移動するのに要す
る時間情報を記憶したことを特徴とする請求項1記載の
移動体位置確認システム。 - 【請求項6】 前記プロファイル手段は、移動体の滞留
禁止エリアの位置情報を記憶したことを特徴とする請求
項1記載の移動体位置確認システム。 - 【請求項7】 前記プロファイル手段は、移動体の通過
禁止ルートの位置情報を記憶したことを特徴とする請求
項1記載の移動体位置確認システム。 - 【請求項8】 前記判断手段は、前記滞留許可エリアと
現在位置を比較し、現在位置が前記滞留許可エリア外で
あるときに要警報状態と判断することを特徴とする請求
項3記載の移動体位置確認システム。 - 【請求項9】 前記判断手段は、前記通過許可ルートと
現在位置を比較し、現在位置が前記通過許可ルート外で
あるときに要警報状態と判断することを特徴とする請求
項4記載の移動体位置確認システム。 - 【請求項10】 前記判断手段は、前記通過許可ルート
を通過する時間が所定時間を超過した場合に要警報状態
と判断することを特徴とする請求項5記載の移動体位置
確認システム。 - 【請求項11】 前記判断手段は、前記滞留禁止エリア
と現在位置を比較し、現在位置が前記滞留禁止エリア内
であるときに要警報状態と判断することを特徴とする請
求項6記載の移動体位置確認システム。 - 【請求項12】 前記判断手段は、前記滞留禁止エリア
と現在位置を比較し、現在位置が前記滞留禁止エリア内
に所定時間以上滞留した場合に要警報状態と判断するこ
とを特徴とする請求項7記載の移動体位置確認システ
ム。 - 【請求項13】 前記判断手段は、前記通過禁止ルート
と現在位置を比較し、現在位置が前記通過禁止ルート内
であるときに要警報状態と判断することを特徴とする請
求項6記載の移動体位置確認システム。 - 【請求項14】 前記判断手段が要警報状態と判断した
場合に、前記携帯端末装置に警報を送信することを特徴
とする請求項1記載の移動体検知システム。 - 【請求項15】 前記プロファイル手段に携帯端末に対
応して移動体の行動パターンを予め複数記録し、前記携
帯端末からの設定により前記複数のプロファイルのいず
れかを選択することを特徴とした請求項1記載の移動体
検知システム。 - 【請求項16】 予め移動体の行動パターンを記憶する
ステップ、記憶した行動パターンより現時点の予定位置
情報を作成するステップ、現在位置情報と予定位置情報
を比較し、移動体の行動の適否を判断するステップ、判
断した結果、不適と判断した場合に移動体に警告するス
テップからなる移動体の位置確認方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000157471A JP4173268B2 (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 移動体位置確認システムおよび方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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