JP2011142582A - 移動体通信装置、位置監視方法及び位置監視プログラム - Google Patents

移動体通信装置、位置監視方法及び位置監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スケジュール情報を細かく登録する手間を省くこと。
【解決手段】記憶部3は、被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する。取得部4は、被監視者の現在位置を取得する。照合部5は、取得部4によって取得された現在位置が、記憶部3によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する。出力制御部6は、照合部5による照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、移動体通信装置、位置監視方法及び位置監視プログラムに関する。
従来、携帯電話などの移動体通信装置を利用して、被監視者の所在位置を監視する位置監視システムが知られている。例えば、位置監視システムは、被監視者が所持する携帯電話に内蔵されたGPS(Global Positioning System)によって被監視者の所在位置を測位し、測位した結果と予め登録されている場所とを比較照合する。
そして、位置監視システムでは、測位した結果と登録されている場所とが合致しない場合に、監視者が有する携帯電話が出力することにより監視者に対して異常を通知する。位置監視システムは、例えば、保護者が児童の所在位置を確認するために用いられており、予め登録された児童のスケジュール情報の場所と児童の現在位置とを比較照合して、合致しない場合に、保護者の携帯電話が異常アラームを出力して保護者に異常を通知する。
特開平10−94035号公報 特開2004−355243号公報 特開2007−134760号公報 特開2000−106689号公報 特開2007−195034号公報
しかしながら、上述した従来技術では、スケジュール情報を細かく登録する手間がかかるという問題があった。例えば、上述した従来技術では、被監視者が複数の場所に行く場合には、スケジュール情報を細かく登録していないと、監視者に対して異常通知が発せられる場合がある。したがって、上述した従来技術では、スケジュール情報を細かく登録することとなり、手間がかかる。
そこで、本開示の技術は、上述した従来技術の問題を鑑みて、スケジュール情報を細かく登録する手間を省くことが可能である移動体通信装置、位置監視方法及び位置監視プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示の装置は、記憶部が被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する。そして、取得部が被監視者の現在位置を取得し、照合部が取得部によって取得された現在位置が、記憶部によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する。そして、出力制御部が、照合部による照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する。
開示の装置は、スケジュール情報を細かく登録する手間を省くことを可能にする。
図1は、実施例1に係る移動体通信装置の構成を説明するための図である。 図2は、実施例2に係る移動体通信装置の構成を説明するための図である。 図3は、実施例2に係るスケジュール記憶部を説明するための図である。 図4は、位置記憶部を説明するための図である。 図5は、関連情報記憶部を説明するための図である。 図6は、実施例2に係る移動体通信装置による照合処理の1例を説明するための図である。 図7は、実施例2に係る移動体通信装置による位置登録処理の手順を説明するための図である。 図8は、実施例2に係る移動体通信装置による処理の手順を説明するための図である。 図9は、実施例2に係る移動体通信装置による位置監視処理の手順を説明するための図である。 図10は、実施例3に係る移動体通信装置の構成を説明するための図である。 図11は、実施例3に係るスケジュール記憶部を説明するための図である。 図12は、中間領域記憶部を説明するための図である。 図13は、中間領域算出処理の1例を説明するための図である。 図14は、実施例3に係る移動体通信装置による中間領域算出処理の手順を説明するための図である。 図15は、実施例3に係る移動体通信装置による位置監視処理の手順を説明するための図である。 図16は、実施例4に係る位置監視プログラムを実行するコンピュータを説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、本願の開示する移動体通信装置、位置監視方法及び位置監視プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、本願の開示する移動体通信装置、位置監視方法及び位置監視プログラムは、以下の実施例により限定されるものではない。
まず、本実施例に係る移動体通信装置の構成を説明する。図1は、実施例1に係る移動体通信装置の構成を説明するための図である。図1に示すように、移動体通信装置1は、アンテナ2と、記憶部3と、取得部4と、照合部5と、出力制御部6とを有し、被監視者の位置を監視する。
アンテナ2は、図示しない基地局との間で信号を送受信する。記憶部3は、被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する。取得部4は、被監視者の現在位置を取得する。
照合部5は、取得部4によって取得された現在位置が、記憶部3によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する。出力制御部6は、照合部5による照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する。
上述したように、実施例1に係る移動体通信装置1は、被監視者の所在予定位置に関連位置を対応付けて記憶し、被監視者が所在予定位置又は関連位置にいるか否かを判定する。したがって、実施例1に係る移動体通信装置1は、被監視者の位置を監視する際に、スケジュール情報の位置として複数の位置を監視対象とすることができる。その結果、実施例1に係る移動体通信装置1は、スケジュール情報を細かく登録する手間を省くことが可能となる。
例えば、実施例1に係る移動体通信装置1を用いる場合に、監視者は、被監視者の所在予定位置に対応付けて、被監視者が行く可能性がある関連位置を記憶させる。その結果、被監視者が複数の位置に行く場合であっても、監視者は、時間ごとに滞在する位置を細かく登録することなく、被監視者の位置を監視することができる。また、実施例1に係る移動体通信装置1は、被監視者が所在予定位置及び関連位置のいずれにもいない場合に、警告を出力する。したがって、実施例1に係る移動体通信装置1は、被監視者が頻繁に位置を移動する場合に、警告が出力されることを抑止することが可能となる。
実施例2では、移動体通信装置として携帯電話を用いる場合を例に挙げて説明する。なお、本実施例は、携帯電話に限定するものではなく、例えば、移動体通信装置としてPHS(Personal Handyphone System)端末やPDA(Personal Digital Assistant)などを用いる場合であってもよい。
[実施例2に係る移動体通信装置の構成]
まず、実施例2に係る移動体通信装置の構成について説明する。図2は、実施例2に係る移動体通信装置の構成を説明するための図である。図2に示すように、携帯電話10は、アンテナ20と、通信制御I/F(interface)部30と、入力部40と、出力部50と、記憶部60と、制御部70とを有し、位置監視の対象者である被監視者が有する携帯電話と通信して、被監視者の位置監視処理を実行する。アンテナ20は、図示しない基地局との間で信号を送受信する。通信制御I/F部30は、携帯電話10と基地局との通信を行う。
入力部40は、携帯電話10を用いて被監視者の位置を監視する監視者による種々の情報の入力処理を受付ける。例えば、入力部40は、操作キーやタッチパネルなどである。出力部50は、情報を表示出力する。例えば、出力部50は、液晶ディスプレイやスピーカなどである。
記憶部60は、図2に示すように、スケジュール記憶部61と、位置記憶部62と、関連情報記憶部63とを有し、入力部40を介して監視者から入力された情報や後述する制御部70による処理結果などを記憶する。記憶部60は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。スケジュール記憶部61は、被監視者のスケジュールを記憶する。具体的には、スケジュール記憶部61は、被監視者の所在予定位置と被監視者が所在予定位置に滞在する日時とを含む情報を記憶する。
図3は、スケジュール記憶部61を説明するための図である。図3に示すように、スケジュール記憶部61は、社員IDごとに、スケジュール開始日時と、スケジュール終了日時と、位置とを対応付けたスケジュールを記憶する。ここで、「社員ID」とは、被監視者である社員を一意に識別するための識別子を意味する。また、「スケジュール開始日時」とは、被監視者がスケジュールを開始する日時を意味する。また、「スケジュール終了日時」とは、被監視者がスケジュールを終了する日時を意味する。また、「位置」とは、被監視者が滞在する所在予定位置を意味する。
例えば、スケジュール記憶部61は、図3に示すように、「社員ID:1」に対応付けて、「スケジュール開始日時:200911260900、スケジュール終了日時:200911261700、位置:会社」を記憶する。すなわち、上述したスケジュールは、「社員ID:1」の社員が、「2009年11月26日」の「9時」から「2009年11月26日」の「17時」までの間、「会社」に滞在することを意味している。同様に、スケジュール記憶部61は、「社員ID:2」に対応付けて、「スケジュール開始日時:200911260900、スケジュール終了日時:200911261700、位置:仙台支店」を記憶する。
図2に戻って、位置記憶部62は、所在予定位置又は関連位置を示す位置毎に、位置を含む許容領域を記憶する。具体的には、位置記憶部62は、被監視者が滞在する位置ごとに、被監視者の滞在を許容する領域である許容領域を記憶する。図4は、位置記憶部62を説明するための図である。図4に示すように、位置記憶部62は、IDと、位置と、中心点と、許容範囲と、監視間隔とを対応付けて記憶する。ここで、「ID」とは、位置を一意に識別するための識別子を意味する。また、「位置」とは、被監視者が滞在する位置を意味する。また、「中心点、緯度」とは、位置の緯度を意味する。また、「中心点、経度」とは、位置の経度を意味する。また、「許容範囲」とは、被監視者の滞在を許容する中心点からの距離を意味する。また、「監視間隔」とは、携帯電話10が被監視者の現在位置を取得する時間間隔を意味する。
例えば、位置記憶部62は、図4に示すように、「ID:1」と「位置:会社」と、「中心点、緯度:N38°15′18″」と、「中心点、経度:E140°52′32″」と、「許容範囲:100m」と、「監視間隔:60分」とを対応付けて記憶する。すなわち、上述した情報は、「ID:1」の「会社」が、「北緯38°15′18″」、「東経140°52′32″」に所在していることを意味している。さらに、上述した情報は、被監視者のスケジュールが「会社」である場合に、被監視者が、「会社」の「中心点」から「100m」以内に滞在することを許容し、「60分」間隔で被監視者の現在位置を取得することを意味している。
同様に、位置記憶部62は、図4に示すように、「仙台支店」、「札幌支店」、「AA商事」及び「BB会社」それぞれに対して、「ID」と、「位置」と、「中心点、緯度」と、「中心点、経度」と、「許容範囲」と、「監視間隔」とを対応付けて記憶する。
図2に戻って、関連情報記憶部63は、被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する。具体的には、関連情報記憶部63は、被監視者のスケジュールにおいて滞在することが予定される位置に、スケジュールに関連して被監視者が行く可能性がある位置を対応付けて記憶する。
図5は、関連情報記憶部63を説明するための図である。図5に示すように、関連情報記憶部63は、IDごとに位置及び関連IDを対応付けて記憶する。ここで、「ID」とは、位置を一意に識別するための識別子を意味し、図4に示す「ID」と同一である。また、「位置」とは、被監視者が滞在する位置を意味する。また、「関連ID」とは、「位置」と関連する位置のIDを意味している。
例えば、関連情報記憶部63は、図5に示すように、「ID:1、位置:会社」に、「関連ID:2、3、4、5」を対応付けて記憶する。すなわち、上述した情報は、被監視者が「会社」にいる場合に、「仙台支店」、「札幌支店」、「AA商事」及び「BB会社」に行く可能性があることを意味している。同様に、関連情報記憶部63は、図5に示すように、「ID:2、位置:仙台支店」に、「関連ID:4、5」を対応付けて記憶する。また、関連情報記憶部63は、「ID:4、位置:AA商事」及び「ID:5、位置:BB会社」それぞれに、「関連ID:2」を対応付けて記憶する。なお、図5に示す「関連ID」の空欄は、関連する位置が無いことを意味している。
図2に戻って、制御部70は、スケジュール登録部71と、位置登録部72と、時間計測部73と、送受信部74と、照合部75と、出力制御部76とを有し、被監視者の位置監視に関する種々の処理を実行する。制御部70は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路、または、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。
スケジュール登録部71は、被監視者のスケジュール情報をスケジュール記憶部61に格納する。具体的には、スケジュール登録部71は、通信制御I/F部30又は入力部40を介して受付けた被監視者のスケジュールをスケジュール記憶部61に格納する。なお、スケジュールは、赤外線通信や基地局を介した通信によって被監視者の携帯電話から受信されたり、監視者によって入力部40から入力される。
位置登録部72は、位置に関する情報を位置記憶部62に格納する。具体的には、位置登録部72は、通信制御I/F部30又は入力部40を介して受付けた位置に関する情報を位置記憶部62に格納する。なお、位置に関する情報は、監視者によって入力部40から入力される。また、位置に関する情報は、携帯電話10がGPSを有している場合には、GPSによって測位した測位結果が入力されてもよい。
時間計測部73は、スケジュール記憶部61によって記憶された被監視者のスケジュールと、位置記憶部62によって記憶された位置ごとの監視間隔とに基づいて、時間を計測し、計測結果を送受信部74に通知する。具体的には、時間計測部73は、スケジュール記憶部61によって記憶された被監視者のスケジュール開始日時に達した場合に、時間計測を開始する。そして、時間計測部73は、位置記憶部62によって記憶された監視間隔の時間が経過した場合に、時間が経過した旨を送受信部74に通知する。ここで、時間計測部73は、スケジュール記憶部61によって記憶されたスケジュール終了日時までの間、継続して時間を計測し、監視間隔の時間が経過するごとに、時間が経過した旨を送受信部74に通知する。
例えば、図3に示す「社員ID:1」の社員の位置を監視する場合には、時間計測部73は、「スケジュール開始日時」である「2009年11月26日9時」に達した時点で時間計測を開始する。そして、時間計測部73は、位置記憶部62によって記憶された「監視間隔:60分」が経過した時点で、「60分」が経過した旨を送受信部74に通知する。そして、時間計測部73は、「スケジュール終了日時」である「2009年11月26日17時」に達するまでの間、「60分」ごとに時間が経過した旨を送受信部74に通知する。
送受信部74は、被監視者の現在位置を取得する。具体的には、送受信部74は、時間計測部73の通知に基づいて、現在位置を測位する旨の要求である測位要求を被監視者が有する携帯電話に対して送信し、送信した測位要求に対して被監視者の携帯電話から返信された測位結果を受信する。
例えば、図3に示す「社員ID:1」の社員の位置を監視する場合には、送受信部74は、時間計測部73による「60分」ごとの通知に基づいて、「60分」ごとに社員の携帯電話に対して測位要求を送信する。すなわち、送受信部74は、「2009年11月26日9時」〜「2009年11月26日17時」までの間、「60分」間隔で社員の携帯電話に対して測位要求を送信する。なお、送信する測位要求に関する情報は、記憶部60によって記憶されている。
そして、送受信部74は、被監視者の携帯電話がGPS(Global Positioning System)などによって取得した現在位置を測位結果として受信する。具体的には、送受信部74は、緯度及び経度で示される現在位置を測位結果として受信する。
照合部75は、送受信部74によって取得された現在位置が、記憶部60によって記憶された所在予定位置に対応する許容領域及び関連位置に対応する許容領域のいずれか1つに含まれるか否かを照合する。
具体的には、照合部75は、被監視者の現在位置が、スケジュール記憶部61によって記憶されたスケジュールの位置、及び、関連情報記憶部63によってスケジュールの位置に対応付けられた関連IDに対応する位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する。ここで、照合部75は、現在位置を照合する際に、現在位置がスケジュールの位置の許容領域及び関連IDに対応する位置の許容領域のいずれか1つに含まれるか否かを照合する。
図6は、実施例2に係る移動体通信装置による照合処理の1例を説明するための図である。ここで、図6に示す「黒点」は、各位置の中心点を示し、「双方向の矢印」は、許容範囲を示し、「円」は、各位置の許容領域を示している。例えば、「社員ID:1」の社員の現在位置を照合する場合には、まず、照合部75は、「社員ID:1」の社員の携帯電話から受信した現在位置の緯度及び経度が、スケジュールの位置の許容領域に含まれるか否かを照合する。すなわち、照合部75は、社員の現在位置の緯度及び経度が、図6に示す「会社」の「円」内にあるか否かを照合する。
ここで、社員の現在位置の緯度及び経度が、許容領域に含まれていない場合に、照合部75は、関連情報記憶部63が記憶する関連情報を参照して、「会社」に対応付けられた「関連ID」に対応する位置の許容領域に、緯度及び経度が含まれるか否かを照合する。すなわち、照合部75は、社員の現在位置の緯度及び経度が、図6に示す「仙台支店」、「札幌支店」、「AA商事」及び「BB会社」それぞれの「円」内にあるか否かを照合する。
図2に戻って、出力制御部76は、照合部75による照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。具体的には、出力制御部76は、被監視者の現在位置が所在予定位置の許容領域及び関連位置の許容領域のいずれにも含まれていない場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。
例えば、「社員ID:1」の社員の現在位置の緯度及び経度が、「会社」、「仙台支店」、「札幌支店」、「AA商事」及び「BB会社」それぞれの許容領域のいずれにも含まれていない場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。なお、出力される警告としては、画面上での異常通知の表示や、異常アラームの発生などがある。
次に、実施例2に係る移動体通信装置による処理の手順を説明する。なお、以下では、まず、実施例2に係る移動体通信装置による位置の登録処理の手順を説明する。そして、実施例2に係る移動体通信装置による処理の手順の概要を説明した後に、実施例2に係る移動体通信装置による位置監視処理の詳細な手順について説明する。
[実施例2に係る移動体通信装置による位置登録処理の手順]
図7は、実施例2に係る移動体通信装置による位置登録処理の手順を説明するための図である。図7に示すように、まず、監視者によって登録コマンドが実行されると(ステップS101肯定)、位置登録部72が、入力された位置を位置記憶部62に格納する(ステップS102)。例えば、位置登録部72は、「会社」を「ID:1」に対応付けて位置記憶部62に格納する。なお、実施例2に係る移動体通信装置は、登録コマンドが実行されるまで待機状態である(ステップS101否定)。
そして、位置登録部72は、入力された中心点を位置記憶部62に格納する(ステップS103)。例えば、位置登録部72は、「位置:会社」に対応付けて、入力された「中心点、緯度:N38°15′18″」及び「中心点、経度:E140°52′32″」を位置記憶部62に格納する。さらに、位置登録部72は、入力された許容範囲を位置記憶部に格納する(ステップS104)。例えば、位置登録部72は、「位置:会社」に対応付けて、「許容範囲:100m」を位置記憶部62に格納する。その後、位置登録部72は、入力された監視間隔を位置記憶部62に格納して(ステップS105)、他の位置が関連付けられているか否かを判定する(ステップS106)。例えば、位置登録部72は、「位置:会社」に対応付けて、「監視間隔:60分」を位置記憶部62に格納して、他の位置が関連付けられているか否かを判定する。
ここで、他の位置が関連付けられていない場合には(ステップS106否定)、位置登録部72は処理を終了する。一方、他の位置が関連付けられている場合には(ステップS106肯定)、位置登録部72は、関連付けられている位置のIDを取得して、関連情報記憶部63に格納する(ステップS107)。例えば、位置登録部72は、「会社」に関連付けられた「仙台支店」の「ID:2」を位置記憶部62から取得して、取得した「ID:2」を「会社」に対応付けて関連情報記憶部63に格納する。そして、位置登録部72は、関連位置が残っているか否かを判定する(ステップS108)。
ここで、関連位置が残っている場合には(ステップS108肯定)、位置登録部72は、ステップS107に戻って、関連付けられた位置のIDを取得し、取得したIDを関連情報記憶部63に格納する。例えば、位置登録部72は、「会社」に関連付けられた「札幌支店」、「AA商事」及び「BB会社」それぞれのIDの取得及び格納を順に実行する。すなわち、位置登録部72は、「ID:3、4、5」を位置記憶部62から取得し、取得した「ID:3、4、5」を「会社」に対応付けて関連情報記憶部63に格納する。
一方、関連位置が残っていない場合には(ステップS108否定)、位置登録部72は、処理を終了する。なお、上述した位置登録処理の手順は、新たな位置を登録する場合について説明したが、本実施例に係る移動体通信装置は、一度登録した位置に対して関連位置を追加することも可能である。
[実施例2に係る移動体通信装置による処理の手順の概要]
図8は、実施例2に係る移動体通信装置による処理の手順を説明するための図である。図8に示すように、携帯電話10と被監視側携帯電話とが同期通信を開始して(ステップS201、ステップS202)、被監視側携帯電話が携帯電話10に対してスケジュールを送信する(ステップS203)。そして、携帯電話10において、送受信部74がスケジュールを受信し(ステップS204)、スケジュール登録部71が送受信部74によって受信されたスケジュールをスケジュール記憶部61に格納する(ステップS205)。
そして、照合部75が、スケジュール記憶部61によって記憶されたスケジュールの位置を抽出し(ステップS206)、抽出した位置が位置記憶部62に登録されているか否かを判定する(ステップS207)。ここで、位置が登録されている場合に(ステップS207肯定)、携帯電話10は、位置監視処理を実行する(ステップS208)。なお、位置が登録されていない場合には、携帯電話10は、位置監視処理を実行しないが、監視者に対して位置登録をする旨を通知するように設定することも可能である。
[実施例2に係る移動体通信装置による位置監視処理の詳細な手順]
以下では、図8のステップS208における位置監視処理の詳細な手順について説明する。図9は、実施例2に係る移動体通信装置による位置監視処理の手順を説明するための図である。図9に示すように、スケジュールの開始日時に達すると(ステップS301肯定)、時間計測部73が、監視時間の計測を開始して(ステップS302)、監視時間が経過したか否かを判定する(ステップS303)。なお、携帯電話10は、スケジュール開始日時に達するまで待機状態である(ステップS301否定)。
そして、監視時間が経過した場合に(ステップS303肯定)、送受信部74が被監視者の携帯電話に対して測位要求を送信する(ステップS304)。そして、被監視者の携帯電話から測位結果を受信すると(ステップS305肯定)、照合部75が、測位結果とスケジュールの位置とを照合して(ステップS306)、測位結果がスケジュールの位置の許容領域に含まれるか否かを判定する(ステップS307)。なお、携帯電話10は、監視時間が経過するまで時間を計測する(ステップS303否定)。また、携帯電話10は、測位結果を受信するまで待機状態である(ステップS305否定)。
そして、測位結果がスケジュールの位置の許容領域に含まれていない場合には(ステップS307否定)、照合部75は、他の位置が関連付けられているか否かを判定する(ステップS308)。ここで、他の位置が関連付けられている場合には(ステップS308肯定)、照合部75は、測位結果と関連IDに対応する位置とを照合して(ステップS306)、測位結果が関連IDに対応する位置の許容領域に含まれるか否かを判定する(ステップS307)。
一方、ステップS308において、他の位置が関連付けられていない場合には(ステップS308否定)、出力制御部76が出力部50を制御して、異常アラームを起動し(ステップS309)、処理を終了する。
なお、ステップS307において、現在位置が許容領域に含まれていた場合には(ステップS307肯定)、時間計測部73がスケジュールの終了日時に達したか否かを判定する(ステップS310)。そして、終了日時に達していない場合には(ステップS310否定)、ステップS303に戻って、時間計測部73は、監視時間が経過したか否かを判定する(ステップS303)。一方、終了日時に達している場合には(ステップS310肯定)、携帯電話10は、処理を終了する。
[実施例2の効果]
上述したように、実施例2によれば、記憶部60が、被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する。そして、送受信部74が、被監視者の現在位置を取得し、照合部75が、送受信部74によって取得された現在位置が、記憶部60によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する。そして、出力制御部76が、照合部75による照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する。したがって、実施例2に係る移動体通信装置は、被監視者の位置を監視する際に、スケジュール情報の位置として複数の位置を監視対象とすることができ、スケジュール情報を細かく登録する手間を省くことが可能となる。また、実施例2に係る移動体通信装置は、被監視者が所在予定位置及び関連位置のいずれにもいない場合に警告を出力することで、被監視者が頻繁に位置を移動する場合に、警告が出力されることを抑止することが可能となる。
また、実施例2によれば、記憶部60が、所在予定位置又は関連位置を示す位置毎に、位置を含む許容領域を記憶する。そして、照合部75が、送受信部74によって取得された現在位置が、記憶部60によって記憶された所在予定位置に対応する許容領域及び関連位置に対応する許容領域のいずれか1つに含まれるか否かを照合する。したがって、実施例2に係る移動体通信装置は、位置ごとに、被監視者の滞在を許容する領域を設定することができ、柔軟な位置監視ができる。
上述した実施例2では、被監視者の位置を判定する際に、被監視者の現在位置が、位置ごとに設定された許容領域に含まれるか否かを判定する場合について説明した。実施例3では、被監視者の位置を判定する際の領域として、2つの位置の移動経路を含む中間領域を用いる場合について説明する。なお、実施例3では、実施例2と同様に移動体通信装置として携帯電話を用いる場合を例に挙げて説明する。なお、本実施例は、携帯電話に限定するものではなく、例えば、移動体通信装置としてPHS端末やPDAなどを用いる場合であってもよい。
[実施例3に係る移動体通信装置の構成]
まず、実施例3に係る移動体通信装置の構成について説明する。図10は、実施例3に係る移動体通信装置の構成を説明するための図である。実施例3に係る移動体通信装置は、図10に示すように、実施例2に係る移動体通信装置と比較して、中間領域記憶部64と、中間領域算出部77とを有する点が実施例2とは異なる。また、実施例3に係る移動体通信装置は、図10に示すように、実施例2に係る移動体通信装置と比較して、スケジュール記憶部61aが記憶する内容と、時間計測部73a、照合部75a及び出力制御部76aの処理内容とが異なる。以下、これらを中心に説明する。
なお、記憶部60aは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。また、制御部70aは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路、または、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。
スケジュール記憶部61aは、被監視者の所在予定位置と被監視者が所在予定位置に滞在する日時とに加えて、被監視者が移動する際に、移動の為の経路に滞在することを許容する移動先の関連位置を記憶する。図11は、スケジュール記憶部61aを説明するための図である。
図11に示すように、スケジュール記憶部61aは、社員IDごとに、スケジュール開始日時と、スケジュール終了日時と、位置と、移動許容位置とを対応付けたスケジュールを記憶する。ここで、「移動許容位置」とは、被監視者が移動する経路に滞在することを許容する移動先の関連位置である。なお、「社員ID」、「スケジュール開始日時」、「スケジュール終了日時」及び「位置」は、図3に示すものと同一である。
例えば、スケジュール記憶部61aは、図11に示すように、「社員ID:2」に対応付けて、「スケジュール開始日時:200911260900、スケジュール終了日時:200911261700、位置:仙台支店」を記憶する。さらに、スケジュール記憶部61aは、「社員ID:2」に対応付けて、「移動許容位置:AA商事、BB会社」を記憶する。すなわち、上述したスケジュールは、「社員ID:2」の社員が、「2009年11月26日」の「9時」から「2009年11月26日」の「17時」までの間、「仙台支店」に滞在することを意味している。
さらに、上述したスケジュールは、「社員ID:2」の社員が、「仙台支店」と「AA商事」との間を移動する経路に滞在することを許容することを意味している。また、上述したスケジュールは、「社員ID:2」の社員が、「仙台支店」と「BB会社」との間を移動する経路に滞在することを許容することを意味している。また、上述したスケジュールは、「社員ID:2」の社員が、「AA商事」と「BB会社」との間を移動する経路に滞在することを許容することを意味している。
同様に、スケジュール記憶部61aは、「社員ID:1」に対応付けて、「スケジュール開始日時:200911260900、スケジュール終了日時:200911261700、位置:会社」を記憶する。さらに、スケジュール記憶部61aは、「社員ID:1」に対応付けて、「移動許容位置:―」を記憶する。なお、「移動許容位置」に示す「―」は、被監視者が移動する経路に滞在することを許容しないことを意味している。
図10に戻って、中間領域記憶部64は、後述する中間領域算出部77によって算出された中間領域を記憶する。具体的には、中間領域記憶部64は、被監視者が移動する際に、移動前の位置から移動後の位置に到達するまでに滞在することが許容された領域である中間領域を記憶する。
図12は、中間領域記憶部64を説明するための図である。図12に示すように、中間領域記憶部64は、位置と、中心点と、許容範囲と、監視間隔とを対応付けて記憶する。ここで、「位置」とは、被監視者が移動する移動前の位置と移動後の位置とを意味する。また、「中心点、緯度」とは、中間領域の中心の緯度を意味する。また、「中心点、経度」とは、中間領域の中心の経度を意味する。また、「許容範囲」とは、被監視者の滞在を許容する中心点からの距離を意味する。また、「監視間隔」とは、携帯電話10aが被監視者の現在位置を取得する時間間隔を意味する。
例えば、中間領域記憶部64は、図12に示すように、「位置:仙台支店―AA商事」に対応付けて、「中心点、緯度:N38°18′22″」と、「中心点、経度:E140°52′32″」と、「許容範囲:2000m」とを記憶する。また、中間領域記憶部64は、図12に示すように、「位置:仙台支店―AA商事」に対応付けて、「監視間隔:30分」を記憶する。
すなわち、上述した情報は、「仙台支店」と「AA商事」との間を移動する際の中間領域が、「北緯38°15′18″」、「東経140°52′32″」を中心に、「2000m」以内の領域であることを意味している。さらに、上述した情報は、被監視者が上述した中間領域にいる場合に、「30分」間隔で被監視者の現在位置を取得することを意味している。なお、図示していないが、中間領域記憶部64は、図11に示す「位置:仙台支店」と「移動許容位置:BB会社」との中間領域の情報、及び、「移動許容位置:AA商事」と「移動許容位置:BB会社」との中間領域の情報を記憶している。
中間領域算出部77は、所在予定位置及び関連位置のうちいずれか2つの位置の許容領域を内包する最小の円領域を当該2つの位置の中間領域として算出する。具体的には、中間領域算出部77は、スケジュール記憶部61aによって記憶された被監視者のスケジュールの「位置」及び「移動許容位置」を参照して、2つの位置の許容領域を含む中間領域を算出する。
図13は、中間領域算出処理の1例を説明するための図である。ここで、図13に示す領域E11は、「AA商事」の許容領域を示す。また、図13に示す領域E12は、「仙台支店」の許容領域を示す。また、図13に示す領域E10内の領域E11及び領域E12以外の領域は中間領域を示す。また、図13に示す線L10は、「AA商事」の中心点「a」と「仙台支店」の中心点「b」とを通過する直線を示す。以下では、図13を用いて、図11に示す「社員ID:2」の社員の「位置:仙台支店」と「移動許容位置:AA商事」との中間領域を算出する場合について説明する。
まず、中間領域算出部77は、領域E11の中心点「a」と領域E12の中心点「b」とを通過する線L10と、領域E11及び領域E12との交点を算出する。そして、中間領域算出部77は、算出した交点間の距離が最長となる2点を抽出する。すなわち、中間領域算出部77は、図13に示す点「d」及び「c」を抽出する。そして、中間領域算出部77は、抽出した点「d」と点「c」との中間地点である点「e」を中心点として算出し、算出した中心点を中間領域記憶部64に格納する。
そして、中間領域算出部77は、算出した中心点「e」から点「d」又は点「c」までの距離を許容範囲として算出し、算出した許容範囲を中間領域記憶部64に格納する。同様に、中間領域算出部77は、「位置:仙台支店」と「移動許容位置:BB商事」との中間領域、及び、「移動許容位置:AA商事」と「移動許容位置:BB会社」との中間領域を算出する。
時間計測部73aは、後述する照合部75aによって被監視者が中間領域に滞在していると判定された場合に、中間領域記憶部64によって記憶された監視間隔に基づいて、時間を計測し、計測結果を送受信部74に通知する。例えば、図11に示す「社員ID:2」の社員が「仙台支店」と「AA商事」との中間領域に滞在していると判定された場合には、時間計測部73aは、図12に示す「監視間隔」を参照して、「30分」ごとに時間が経過した旨を送受信部74に通知する。
照合部75aは、送受信部74によって取得された現在位置が、所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、現在位置が、所在予定位置及び関連位置のうちいずれか2つの位置の中間領域に含まれるか否かを照合する。さらに、照合部75aは、送受信部74によって取得された現在位置が所在予定位置及び関連位置のうちいずれか2つの位置の中間領域に含まれる場合に、中間領域に含まれる時間が所定の時間以上継続するか否かをさらに判定する。
具体的には、照合部75aは、被監視者の現在位置がスケジュールの位置の許容領域及び関連IDに対応する位置の許容領域のいずれにも含まれない場合に、現在位置が中間領域に含まれるか否かを照合する。そして、被監視者の現在位置が中間領域に含まれていた場合には、照合部75aは、中間領域記憶部64によって記憶された監視間隔に基づいて取得された被監視者の現在位置が中間領域に含まれるか否かを判定する。
例えば、「社員ID:2」の社員の位置を監視する場合には、照合部75aは、まず、「社員ID:2」の社員の現在位置が「仙台支店」、「AA商事」及び「BB会社」の許容領域のいずれかに含まれるか否かを判定する。そして、「社員ID:2」の社員の現在位置がいずれの許容領域にも含まれない場合に、照合部75aは、「社員ID:2」の社員の現在位置が、各位置の中間領域に含まれるか否かを判定する。
ここで、「社員ID:2」の社員の現在位置が、図13に示す中間領域に含まれていた場合には、照合部75aは、時間計測部73aの「30分」ごとの通知に基づいて送受信部74が取得した現在位置が、図13に示す中間領域に含まれるか否かを判定する。
図10に戻って、出力制御部76aは、照合部75aによる照合の結果、現在位置が中間領域に含まれないと判定された場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。また、出力制御部76aは、中間領域に含まれる時間が所定の時間以上継続していると判定された場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。
具体的には、出力制御部76aは、照合部75aによって、被監視者がスケジュールの位置の許容領域、関連位置の許容領域及び中間領域のいずれにもいないと判定された場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。例えば、出力制御部76aは、「社員ID:2」の社員の現在位置の緯度及び経度が、「仙台支店」、「AA商事」及び「BB会社」の許容領域又は中間領域のいずれにも含まれていないと判定された場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。
また、出力制御部76aは、照合部75aによって、被監視者が所定の時間以上中間領域にいると判定された場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。例えば、出力制御部76aは、「社員ID:2」の社員が「仙台支店―AA商事」の中間領域に「30分」以上滞在していた場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。
次に、実施例3に係る移動体通信装置による処理の手順を説明する。なお、以下では、まず、実施例3に係る移動体通信装置による中間領域算出処理の手順を説明した後、実施例3に係る移動体通信装置による位置監視処理の手順について説明する。
[実施例3に係る移動体通信装置による中間領域算出処理の手順]
図14は、実施例3に係る移動体通信装置による中間領域算出処理の手順を説明するための図である。図14に示すように、まず、スケジュール記憶部61aに移動許容位置が設定されていると(ステップS401肯定)、中間領域算出部77が、2つの位置の中心点を通る直線を生成する(ステップS402)。
そして、中間領域算出部77は、生成した直線と2つの位置の許容領域との交点を算出する(ステップS403)。その後、中間領域算出部77は、算出した交点間の距離が最長となる交点を抽出して(ステップS404)、中心点と許容範囲を算出し(ステップS405)、算出した中心点と許容範囲を中間領域として中間領域記憶部64に格納する(ステップS406)。なお、スケジュール記憶部61aに移動許容位置が設定されていない場合には(ステップS401否定)、中間領域算出部77は、待機状態になる。
[実施例3に係る移動体通信装置による位置監視処理の手順]
図15は、実施例3に係る移動体通信装置による位置監視処理の手順を説明するための図である。図15に示すように、被監視者の現在位置の緯度及び経度が中間領域に含まれていると(ステップS501肯定)、時間計測部73aが、時間計測を開始して(ステップS502)、所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS503)。具体的には、時間計測部73aは、中間領域記憶部64によって記憶された監視間隔の時間が経過したか否かを判定する。
そして、所定の時間が経過した場合に(ステップS503肯定)、送受信部74が被監視者の携帯電話に対して測位要求を送信する(ステップS504)。そして、被監視者の携帯電話から測位結果を受信すると(ステップS505肯定)、照合部75aが、測位結果と中間領域とを照合して(ステップS506)、測位結果が中間領域に含まれるか否かを判定する(ステップS507)。なお、携帯電話10は、測位結果を受信するまで待機状態である(ステップS505否定)。
ここで、測位結果が中間領域に含まれている場合には(ステップS507肯定)、出力制御部76aが、出力部50を制御して、異常アラームを起動し(ステップS510)、処理を終了する。一方、測位結果が中間領域に含まれていない場合には(ステップS507否定)、照合部75aは、測位結果が許容領域に含まれるか否かを判定する(ステップS508)。
ここで、測位結果が許容領域に含まれていない場合には(ステップS508否定)、出力制御部76aが、出力部50を制御して、異常アラームを起動し(ステップS510)、処理を終了する。一方、測位結果が許容領域に含まれている場合には(ステップS508肯定)、携帯電話10aは監視を継続する(ステップS509)。
そして、時間計測部73aがスケジュールの終了日時に達したか否かを判定し(ステップS511)、終了日時に達していない場合には(ステップS511否定)、ステップS509に戻って、監視を継続する。一方、終了日時に達した場合に(ステップS511肯定)、携帯電話10は、処理を終了する。
なお、ステップS501において、現在位置が中間領域に含まれていない場合には(ステップS501否定)、出力制御部76aが、出力部50を制御して、異常アラームを起動し(ステップS510)、処理を終了する。すなわち、被監視者の現在位置がスケジュールの位置の許容領域、関連位置の許容領域及び中間領域のいずれにもいないと判定された場合に、出力制御部76aが、出力部50を制御して、異常アラームを起動する。
[実施例3の効果]
上述したように、実施例3によれば、中間領域算出部77が所在予定位置及び関連位置のうちいずれか2つの位置の許容領域を内包する最小の円領域を当該2つの位置の中間領域として算出する。そして、照合部75aが、現在位置が中間領域算出部77によって算出された中間領域に含まれるか否かを照合する。したがって、実施例3に係る移動体通信装置は、許容範囲が異なる位置間でも最適な中間領域を設定することができ、さらに柔軟な位置監視ができる。
また、実施例3によれば、照合部75aは、送受信部74によって取得された現在位置が、所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、現在位置が、所在予定位置及び関連位置のうちいずれか2つの位置の中間領域に含まれるか否かを照合する。そして、出力制御部76aが、照合部75aによる照合の結果、現在位置が中間領域に含まれないと判定された場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。したがって、実施例3に係る移動体通信装置は、被監視者の移動を考慮した位置監視ができる。
また、実施例3によれば、照合部75aが、送受信部74によって取得された現在位置が所在予定位置及び関連位置のうちいずれか2つの位置の中間領域に含まれる場合に、当該中間領域に含まれる時間が所定の時間以上継続するか否かをさらに判定する。そして、出力制御部76aは、照合部75aによる照合の結果、中間領域に含まれる時間が所定の時間以上継続していると判定された場合に、警告を出力するように出力部50を制御する。したがって、実施例3に係る移動体通信装置は、移動にかかる時間を考慮した位置監視ができる。
さて、これまで実施例1〜3について説明したが、上述した実施例1〜3以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、種々の異なる実施例を(1)〜(6)に区分けして説明する。
(1)関連情報
上記実施例1〜3では、関連情報記憶部63が、すべての被監視者に対して同一の関連情報を記憶する場合について説明したが、本実施例はこれに限定するものではなく、例えば、被監視者ごとに異なる関連情報を記憶する場合であってもよい。
(2)中間領域における監視間隔
上記実施例3では、被監視者が、監視者によって設定された時間以上中間領域に滞在した場合に、異常アラームを起動する場合について説明した。しかしながら、本実施例はこれに限定するものではなく、例えば、中間領域記憶部64の監視間隔を短時間に設定しておき、被監視者が移動する様子を監視する場合であってもよい。すなわち、本実施例における移動体通信装置は、中間領域記憶部64の監視間隔に設定された時間ごとに、中間領域内の被監視者の位置を監視者に通知するように出力制御部76aを設定することも可能である。
(3)被監視者の現在位置の取得
上記実施例1〜3では、時間計測部73aによって計測された時間ごとに測位要求を送信する場合について説明したが、本実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、監視者によるキー操作を受け付けて測位要求を送信する場合であってもよい。
(4)照合順
上記実施例3では、被監視者の現在位置が、所在予定位置の許容領域及び関連位置の許容領域に含まれていない場合に、被監視者の現在位置が中間領域に含まれるか否かを照合する場合について説明した。しかしながら、本実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、被監視者の現在位置と所在予定位置の許容領域及び関連位置の許容領域とを照合する前に、被監視者の現在位置と中間領域とを照合する場合であってもよい。
(5)システム構成等
図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示された構成要素と同一であることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示す位置記憶部62と関連情報記憶部63とを一つの記憶部として統合してもよい。また、一方で、図2に示す位置登録部72を、位置を格納する位置格納部と、関連情報を格納する関連情報格納部とに分散してもよい。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。例えば、図8における位置が登録されているか否かの判定を手動で行ってもよい。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。例えば、図7に示す位置の登録における中心点の入力処理は、予め地図などを記憶させておくことにより、自動で行うようにしてもよい。また、制御部70を携帯電話10の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、時間計測部73、照合部75を別の装置が有し、ネットワークに接続されて協働することで、上記した携帯電話10の機能を実現するようにしてもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(6)位置監視プログラム
ところで、上記実施例1では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本実施例はこれに限定されるものではなく、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行するようにしてもよい。そこで、以下では、図16を用いて上記実施例1に示した移動体通信装置1と同様の機能を有する位置監視プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図16は、実施例4における位置監視プログラムを実行するコンピュータを説明するための図である。
図16に示すように、情報処理装置としてのコンピュータ1000は、キーボード1020、モニタ1030、RAM1040、HDD1050、CPU1060およびROM1070を有する。そして、キーボード1020、モニタ1030、RAM1040、HDD1050、CPU1060およびROM1070は、バス1010などで接続される。
ROM1070には、上記の実施例1に示した移動体通信装置1と同様の機能を発揮する位置監視プログラム、つまり、図16に示すように、取得プログラム1071、照合プログラム1072、出力制御プログラム1073が予め記憶されている。なお、これらのプログラム1071〜1073については、図1に示した移動体通信装置1の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU1060が、これらのプログラム1071〜1073をROM1070から読み出して実行することで、図16に示すように、取得プロセス1061、照合プロセス1062、出力制御プロセス1063として機能するようになる。なお、各プロセス1061〜1063は、図1に示した取得部4、照合部5、出力制御部6にそれぞれ対応する。
また、HDD1050には、図16に示すように、記憶データ1051が設けられる。この記憶データ1051は、図1に示した記憶部3に対応する。そして、CPU1060は、記憶データ1041を記憶データ1051に対して登録し、この記憶データ1041を読み出してRAM1040に格納する。そして、CPU1060は、RAM1040に格納された記憶データ1041に基づいて位置監視処理を実行する。
なお、上記各プログラム1071〜1073は、必ずしも最初からROM1070に記憶させておく必要は無く、他の記憶媒体や記憶装置に各プログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。他の記憶媒体や記憶装置とは、例えば、コンピュータ1000に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」である。また、他の記憶媒体や記憶装置とは、例えば、コンピュータ1000の内外に備えられるHDDなどの「固定用物理媒体」である。また、他の記憶媒体や記憶装置とは、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ1000に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」である。
以上の本実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する記憶部と、
被監視者の現在位置を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された現在位置が、前記記憶部によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する照合部と、
前記照合部による照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する出力制御部と、
を有することを特徴とする移動体通信装置。
(付記2)前記照合部は、前記取得部によって取得された前記現在位置が、前記所在予定位置及び前記関連位置のいずれにも一致しない場合に、当該現在位置が、前記所在予定位置及び前記関連位置のうちいずれか2つの位置の中間領域に含まれるか否かを照合し、
前記出力制御部は、前記照合部による照合の結果、前記現在位置が前記中間領域に含まれないと判定された場合に、警告を出力することを特徴とする付記1に記載の移動体通信装置。
(付記3)前記照合部は、前記取得部によって取得された前記現在位置が前記所在予定位置及び前記関連位置のうちいずれか2つの位置の中間領域に含まれる場合に、当該中間領域に含まれる時間が所定の時間以上継続するか否かをさらに判定し、
前記出力制御部は、前記照合部による照合の結果、中間領域に含まれる時間が所定の時間以上継続していると判定された場合に、警告を出力することを特徴とする付記2に記載の移動体通信装置。
(付記4)前記記憶部は、前記所在予定位置又は前記関連位置を示す位置毎に、当該位置を含む許容領域を記憶し、
前記照合部は、前記取得部によって取得された現在位置が、前記記憶部によって記憶された前記所在予定位置に対応する許容領域及び前記関連位置に対応する許容領域のいずれか1つに含まれるか否かを照合することを特徴とする付記1に記載の移動体通信装置。
(付記5)前記所在予定位置及び関連位置のうちいずれか2つの位置の許容領域を内包する最小の円領域を当該2つの位置の前記中間領域として算出する中間領域算出部をさらに有し、
前記照合部は、前記現在位置が前記中間領域算出部によって算出された中間領域に含まれるか否かを照合することを特徴とする付記2又は3に記載の移動体通信装置。
(付記6)被監視者の現在位置を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された現在位置が、被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する記憶部によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する照合ステップと、
前記照合ステップによる照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する出力制御ステップと、
を含んだことを特徴とする位置監視方法。
(付記7)被監視者の現在位置を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得された現在位置が、被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する記憶部によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する照合手順と、
前記照合手順による照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する出力制御手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする位置監視プログラム。
1 移動体通信装置
2、20 アンテナ
3、60、60a 記憶部
4 取得部
5、75、75a 照合部
6、76、76a 出力制御部
10、10a 携帯電話
30 通信制御I/F部
40 入力部
50 出力部
61、61a スケジュール記憶部
62 位置記憶部
63 関連情報記憶部
64 中間領域記憶部
70 制御部
71 スケジュール登録部
72 位置登録部
73、73a 時間計測部
74 送受信部
77 中間領域算出部

Claims (5)

  1. 被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する記憶部と、
    被監視者の現在位置を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された現在位置が、前記記憶部によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する照合部と、
    前記照合部による照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する出力制御部と、
    を有することを特徴とする移動体通信装置。
  2. 前記照合部は、前記取得部によって取得された前記現在位置が、前記所在予定位置及び前記関連位置のいずれにも一致しない場合に、当該現在位置が、前記所在予定位置及び前記関連位置のうちいずれか2つの位置の中間領域に含まれるか否かを照合し、
    前記出力制御部は、前記照合部による照合の結果、前記現在位置が前記中間領域に含まれないと判定された場合に、警告を出力することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信装置。
  3. 前記記憶部は、前記所在予定位置又は前記関連位置を示す位置毎に、当該位置を含む許容領域を記憶し、
    前記照合部は、前記取得部によって取得された現在位置が、前記記憶部によって記憶された前記所在予定位置に対応する許容領域及び前記関連位置に対応する許容領域のいずれか1つに含まれるか否かを照合することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信装置。
  4. 被監視者の現在位置を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって取得された現在位置が、被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する記憶部によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する照合ステップと、
    前記照合ステップによる照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する出力制御ステップと、
    を含んだことを特徴とする位置監視方法。
  5. 被監視者の現在位置を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された現在位置が、被監視者の行動予定において予定される被監視者の所在予定位置に対応付けて、所在予定位置に関連する関連位置を記憶する記憶部によって記憶された被監視者の現在の行動予定に対応する所在予定位置及び関連位置のいずれか1つに一致するか否かを照合する照合手順と、
    前記照合手順による照合の結果、被監視者の現在位置が所在予定位置及び関連位置のいずれにも一致しない場合に、警告を出力する出力制御手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする位置監視プログラム。
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