JP2001338288A - 画像処理方法とシステム並びに画像表示制御装置 - Google Patents

画像処理方法とシステム並びに画像表示制御装置

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JP2001338288A
JP2001338288A JP2000155047A JP2000155047A JP2001338288A JP 2001338288 A JP2001338288 A JP 2001338288A JP 2000155047 A JP2000155047 A JP 2000155047A JP 2000155047 A JP2000155047 A JP 2000155047A JP 2001338288 A JP2001338288 A JP 2001338288A
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mixing ratio
input image
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Daigo Sasaki
大吾 佐々木
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NEC Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformation in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling the whole image or part thereof
    • G06T3/403Edge-driven scaling
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/04Changes in size, position or resolution of an image
    • G09G2340/0407Resolution change, inclusive of the use of different resolutions for different screen areas

Abstract

(57)【要約】 【課題】ジャギーがなく、エッジが急峻な拡大画像をえ
る画像処理方法および、そのシステムの提供。 【解決手段】原画像4を補間処理部5で任意倍率に拡大
した画像を画像処理部2への入力画像とし、画像処理部
2は、入力画像をフィルタリングするフィルタ処理部1
6と、前記フィルタ処理をした画像と入力画像を任意の
混合比率で混合する画像混合部12と、前記混合比率を
設定する混合比率設定部13から構成され、画像混合部
12の出力が出力画像3となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法およ
びシステム並びに記録媒体に関し、特に画像表示制御装
置に適した画素の補間処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコン等からの画像データやN
TSC(National Television System Committe
e)、HDTV(High Definition TV)といった映
像データは、そのフォーマットにより様々な解像度が存
在する。これらを、CRT(陰極線管)を用いて表示す
る場合には、画像、映像の解像度にあわせて、比較的容
易にマルチスキャン化できるため、特に複雑な処理を施
さなくとも画質の劣化は起こらなかった。
【0003】ところが、液晶パネル(以下「LCD」と
いう)やプラズマディスプレイパネル(以下「PDP」
という)といった、表示画素数が固定である表示装置に
おいては、入力画像と表示装置の解像度が異なる場合、
画像の補間処理が重要となってくる。近年、特に、UX
GA(Ultra eXtended Graphics Array)(1600
×1200)といった高解像度を有するLCDパネルが
製品化されはじめており、表示装置よりも入力画像の解
像度が小さい場合、いかに画像の拡大処理を施すかが重
要である。
【0004】これまで、画像を拡大する際の補間方法と
しては、標本化定理に基づく補間関数の近似関数を用い
て入力画像を演算する方法が行われている。
【0005】その近似関数のうち、nearest neighbor
(ニアレストネイバ)法は、出力画素として、入力画素
のうち最も近くにある画素の値をそのまま用いるもので
ある。
【0006】またbilinear(バイリニア)法は、線形補
間であり、出力画素として、2つないしは4つの入力画
素の位置重み付き平均をとる。
【0007】cubic convolution(キュービックコンボ
ルーション)法は、標本化定理に基づく補間関数を、前
記2つの手法よりよく再現した近似関数を用いる。
【0008】しかしながら、nearest neighbor法は、入
力画像の急峻なエッジ部分は保存されるが、輪郭にジャ
ギー(ギザギザ)が生じるため、画質が低下する。
【0009】またbilinear法は、輪郭のジャギーは抑え
られるが、平均化するために、エッジがボケてしまい、
画質の低下がみられる。
【0010】cubic convolution法も、ジャギーはみら
れず、エッジもbilinear法と比較すれば急峻であるが、
標本化定理に基づく補間関数は、基本的にローパスフィ
ルタであるために、文字などの補間を行うと、エッジの
ボケがみられてしまう。
【0011】こういった輪郭のジャギーとエッジのボケ
を抑える画像拡大装置として、例えば特開平8−171
633号公報に記載の画像拡大装置が知られている。図
10は、上記特開平8−171633号公報に記載され
ている画像拡大装置の構成を示す図である。図10を参
照すると、この画像拡大装置において、入力メモリ10
1から各画素の濃度レベルを出力し、出力メモリ104
に拡大後に位置する画素の濃度レベルとして記憶して、
次いで、正方領域の4隅に位置し、既に求まっている各
濃度レベルを出力メモリ104から読み出す。そして、
読み出された4つの濃度レベルは、中間値検出部102
で、最大値と最小値とが除かれ、残り2つの濃度レベル
の平均値が平均計算部103で求められて、出力メモリ
104に出力され、その値を制御部105が出力メモリ
104に正方領域の中心画素の濃度レベルを記憶するア
ドレスに記憶させるという動作を全画素の濃度レベルが
求まるまで繰り返す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
を参照して説明した従来の画像拡大装置は、下記記載の
問題点を有している。
【0013】すなわち、上記従来の画像拡大装置は、斜
めのエッジに対しては改善があるものの、横、縦のエッ
ジに対しては、標本化定理に基づく補間とそれほどの差
がみられない。
【0014】また、幅が1ピクセルの細線に対しては、
その効果はほとんどない。
【0015】さらに画像表示装置に搭載する画像拡大手
段としての適用を考えた場合、リアルタイム処理に適し
ている構成ではない。
【0016】また例えば特開平7−182503号公報
には、低解像度画像を高解像度画像に変換する際に、画
素値分布評価回路で注目画素の周辺の画素値の分布状態
を評価し配置代表値決定回路で配置する2つの代表値を
決定し、分離回路で分離された2つの領域に決定された
2つの代表値を配置することで、文字、線画像部分に関
し、ジャギーの発生しないエッジのくっきりした変換を
可能とする装置が提案されている。しかしながら、この
従来の装置は、後の説明からも明らかとされるように、
フィルタ処理と混合処理によりジャギーを除去する構成
とした本発明とはその構成が全く相違している。
【0017】したがって、本発明は、このような問題点
に鑑みてなされたものであって、その目的は、文字や線
といった画像データの拡大時に、エッジのボケがなく、
かつ輪郭も滑らかとする画像拡大方法、および画像拡大
装置並びに記録媒体を提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、LCDやPDPとい
ったドットマトリクス型画像表示装置の画像拡大方法に
適用できるリアルタイム処理が可能な画像拡大方法、お
よびその装置並びに記録媒体を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、入力画像に対して画像処理部で画像処理を施して
出力画像を得る画像処理システムにおいて、前記画像処
理部が、前記入力画像の注目画素を中心とした局所領域
における各画素のうち前記局所領域の濃度レベルの平均
値、コントラストに応じて、いずれかの画素値を出力す
るフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、前記フィルタ
処理が施された画像と前記入力画像との混合比率を決定
する混合比率設定部と、前記フィルタ処理が施された画
像と前記入力画像とを前記混合比率で混合する画像混合
部と、を備え、前記画像混合部で混合された結果を出力
画像とするものである。
【0020】本発明において、前記フィルタ処理部は、
前記入力画像の注目画素を中心とした局所領域における
各画素の濃度レベルの平均値を算出する平均値計算部
と、前記平均値に最も近い局所領域に含まれる前記入力
画素の濃度レベルを出力する入力画素抽出部と、を備え
ている。
【0021】本発明において、前記画像処理部は、入力
画像の注目画素を中心とした局所領域における濃度レベ
ルの中央値を出力するメディアンフィルタ処理を行うフ
ィルタ処理部と、前記フィルタ処理された画像と前記入
力画像との混合比率を決定する混合比率設定部と、前記
フィルタ処理された画像と前記入力画像を前記混合比率
で混合する画像混合部と、を備え、前記画像混合部で混
合された結果を出力画像とする構成としてもよい。
【0022】本発明において、入力された原画像を所定
の倍率で拡大し前記拡大した画像を、前記画像処理部に
対して前記入力画像として供給する補間処理部を備えて
いる。前記混合比率設定部が、前記補間処理部における
入力画像の拡大倍率に基づき前記混合比率を決定する構
成としてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明の画像処理方法は、一実施の形態におい
て、入力画像に対して画像処理を施して出力画像を得る
ものであり、好ましくは、以下のステップを含む。
【0024】ステップ1:入力画像の注目画素を中心と
した局所領域における各画素のうち、局所領域の濃度レ
ベルの平均値、コントラストに応じて、いずれかの画素
値を出力するフィルタ処理を行う。
【0025】ステップ2:前記フィルタ処理をした画像
と入力画像を任意の混合比率で前記混合比率を決定す
る。
【0026】ステップ3:前記フィルタ処理をした画像
と入力画像を任意の混合比率で混合する。
【0027】ステップ4:前記決定された混合比率で混
合した結果を出力画像とする。
【0028】以上のような画像処理方法により、ジャギ
ーを除去することが可能となる。
【0029】本発明に実施の形態において、フィルタ処
理が、前記入力画像の注目画素を中心とした局所領域に
おける各画素の濃度レベルの平均値を算出し、前記平均
値に最も近い局所領域に含まれる前記入力画素の濃度レ
ベルを出力するものであるようにしてもよい。
【0030】また、本発明の画像処理方法は、別の実施
の形態において、以下のステップを含む。
【0031】ステップ1:原画像を任意倍率で拡大す
る。
【0032】ステップ2:ステップ2で得られた画像を
入力画像とし、入力画像の注目画素を中心とした局所領
域における各画素のうち、局所領域の濃度レベルの平均
値、コントラストに応じて、いずれかの画素値を出力す
るフィルタ処理を行う。
【0033】ステップ3:前記フィルタ処理をした画像
と入力画像を任意の混合比率で前記混合比率を決定す
る。
【0034】ステップ4:前記フィルタ処理をした画像
と入力画像を任意の比率で混合する。
【0035】ステップ5:前記決定された混合比率で混
合した結果を出力画像とする。
【0036】ステップS3において、前記入力画像の拡
大倍率に応じて前記混合比率を決定するようにしてもよ
い。以上のような画像処理方法により、原画像を任意倍
率に拡大し、拡大された出力画像を得る画像処理方法に
おいて、ジャギーがなく、エッジが急峻な出力画像を得
ることができる。
【0037】本発明に係る画像処理システムは、一実施
の形態において、入力画像の注目画素を中心とした局所
領域における各画素のうち前記局所領域の濃度レベルの
平均値、コントラストに応じて、いずれかの画素値を出
力するフィルタ処理を行うフィルタ処理部(11)と、
フィルタ処理が施された画像と前記入力画像との混合比
率を決定する混合比率設定部(13)と、前記フィルタ
処理が施された画像と前記入力画像とを前記混合比率で
混合する画像混合部(12)と、を備える。
【0038】フィルタ処理部(11)は、前記入力画像
の注目画素を中心とした局所領域における各画素の濃度
レベルの平均値を算出する平均値計算部(14)と、前
記平均値に最も近い局所領域に含まれる前記入力画素の
濃度レベルを出力する入力画素抽出部(15)と、を備
えた構成としてもよい。フィルタ処理部は、入力画像の
注目画素を中心とした局所領域における濃度レベルの中
央値を出力するメディアンフィルタ処理を行う構成とし
てもよい。また補間処理部(5)で原画像を任意倍率で
拡大したものを入力画像として供給するようにしてもよ
い。
【0039】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。
【0040】図1は、本発明の第一の実施例をなす画像
処理システムの構成を示す図である。図1を参照する
と、本発明の第一の実施例は、入力画像1に対して、画
像処理部2で画像の処理を行い出力画像3を得る。
【0041】画像処理部2は、入力画像1の注目画素を
中心とした局所領域における各画素の濃度レベルを大小
順に並べたときの中央値を出力するフィルタ処理を行う
中央値抽出部11と、フィルタ処理をした画像と入力画
像1を任意の混合比率で混合する画像混合部12と、前
記混合比率を設定する混合比率設定部13と、を備えて
構成されている。画像混合部12の出力が出力画像3と
なる。
【0042】画像処理部2において、ジャギーを持つ画
像を滑らかにする効果を持つことを説明する。図2
(a)は、図1の画像処理システムにより画像処理を行
った例を示す図である。1Aは入力画像、11Aは中央
値抽出部の出力画像、12は画像混合部、3Aは出力画
像である。
【0043】図2(a)からもわかるように、入力画像
1Aには、輪郭にジャギーがあらわれている。これを、
画像処理部2の中の中央値抽出部11に入力する。中央
値抽出部11の出力が、図2の中央値抽出部の出力画像
11Aである。
【0044】ここで、中央値抽出部11での処理の詳細
を図2(b)に示す。この例では、中央値抽出のための
局所領域として、注目画素と注目画素を中心とした周囲
8画素を与えている(以下、この計9画素による中央値
抽出のフィルタを、「3×3のメディアンフィルタ」と
呼ぶ)。
【0045】例として、注目画素として左から2番目、
上から2番目の画素をとりあげる。このとき得られる局
所領域は図2(b)の1A内の太線で囲まれた局所領域
1A2−2となる。3×3のメディアンフィルタは、3
画素×3画素の局所領域内の画素の濃度レベルを大小順
に並べたときの中央値を出力するフィルタである。これ
に基づいた局所領域1A2−2内の画素の濃度レベルの
中央値は、図中に示した「白」となり、注目画素部分の
出力は「白」となる。これを全ての画素(入力画像1A
の場合6×6=36画素)に対して処理を行っていく。
【0046】以上のような手続きを経て得られた出力が
図2(a)における中央値抽出部の出力画像11Aであ
る。中央値抽出部の出力画像11Aは、図2(a)から
もわかるように、ジャギーの先端部分の黒が白に、白が
黒に変化し、その他の画素には変化がないことがわか
る。
【0047】そして、入力画像1Aと、中央値抽出部1
1の出力画像11Aとを比較すると、どちらもジャギー
があることがわかるが、そのジャギーの表れ方に差異が
ある。すなわち、中央値抽出部11の出力画像11Aに
おいては、ジャギーの先端部の色が、入力画像1Aのも
のと反転されているため、ジャギーの位相も反転されて
いる。
【0048】このため、入力画像1Aと中央値抽出部1
1の出力画像11Aとの平均値をとる(混合比率1:1
で加算する)ことにより(位相が反転したものを重ね合
わせる)、ジャギーがなくなり、滑らかな輪郭が得られ
ることがわかる。
【0049】図2(c)は、前記入力画像1Aとは異な
る入力画像1Bを、図1の画像処理システムにより画像
処理を行った例を示す図である。1Bは入力画像、11
Bは中央値抽出部の出力画像、12は画像混合部、3B
は出力画像である。中央値抽出部の出力画像11Bをみ
てみると、図2(a)における中央値抽出部の出力画像
11Aと異なり、このままでジャギーの除去が行われて
いることがわかる。この違いはジャギーの大きさの違い
に起因する。よって、この場合、画像混合部12での混
合比率を1:0として出力画像3Bを得ることにより、
ジャギーがなくなり、滑らかな輪郭が得られることがわ
かる。入力画像に応じて前記混合比率設定部13での設
定を変化させることにより、ジャギーを除去することが
可能である。
【0050】上記実施例では、ジャギーの位相を変化さ
せるフィルタとして、中央値抽出部11による中央値フ
ィルタを用いたが、中央値フィルタに限定するものでな
く、中央値抽出部11を他の同様の効果が得られるもの
であれば、同様にして適用可能である。図3は、本発明
の第一の実施例の変形例を示す図である。
【0051】図3に示すように、入力画像の注目画素を
中心とした局所領域における各画素の濃度レベルの平均
値を平均値計算部14で算出し、その平均値に最も近い
局所領域に含まれる入力画素の濃度レベルを出力するフ
ィルタ部15で置き換えても、同様の効果を得ることが
できる。
【0052】すなわち、入力画像の注目画素を中心とし
た局所領域における各画素のうち、局所領域の濃度レベ
ルの平均値、コントラストに応じて、いずれかの画素値
を出力するフィルタ処理を行い、同様の効果が得られる
ものが望ましい。
【0053】このように、本発明の第一の実施例におい
て、入力画像の分布状態や、入力画像に線や文字といっ
た画像が含まれているかなどを評価することなく、画像
処理部2がジャギーを除去することが可能である。
【0054】図4は、本発明の第二の実施例をなす画像
処理システムの構成を示す図である。本発明の第二の実
施例においては、原画像4を、補間処理部5で、任意倍
率に拡大した画像を、画像処理部2への入力画像として
いる。
【0055】画像処理部2は、入力画像をフィルタリン
グするフィルタ処理部16と、前記フィルタ処理をした
画像と入力画像を任意の混合比率で混合する画像混合部
12と、混合比率を設定する混合比率設定部13と、を
備えて構成されている。画像混合部12の出力が出力画
像3となる。
【0056】全体としてみれば、原画像4を任意倍率で
拡大した画像として、出力画像3が得られている。すな
わち、画像の拡大処理を行っている。
【0057】補間処理部5における拡大手法としては、
従来から用いられている、nearestneighbor法やbilinea
r法といった手法で、任意倍率に拡大すればよい。後述
するように、拡大倍率にもよるが、画像処理部2がジャ
ギーを除去できるという特性を生かすには、nearest ne
ighbor法が適している。ジャギーがあらわれるが、エッ
ジのボケが少ない補間方法であれば、その他の補間方法
を用いてもよいことは勿論である。
【0058】図5は、本発明の第二の実施例において画
像の拡大によって得られる画像の例を模式的に示す図で
あり、原画像4Aを、補間処理部5によって、縦横各2
倍に拡大する工程が示されている。
【0059】補間処理部5における補間方法としては、
nearest neighbor法を用いており、フィルタ処理16で
は、3×3のメディアンフィルタを用いるものとする。
また、混合比率は1:1としている。
【0060】図5の5Aは補間処理部5からの出力画
像、16Aはフィルタ処理部からの出力画像、3Aは出
力画像である。
【0061】原画像4Aを、nearest neighbor法で縦横
2倍に拡大した画像5Aは、エッジこそ急峻であるもの
の、斜め部分のジャギーが目立つものとなっている。し
かしながら、この画像5Aに対して3×3のメディアン
フィルタをかけた出力画像16Aを、画像5Aと混合比
率1:1で加算すると、斜め部分のジャギーがなくなっ
ていることがわかる。
【0062】しかも、その他の輪郭部、縦方向や、横方
向に延びた輪郭部分は、元の画像4Aと同様の、エッジ
の急峻さを保ったものであることがわかる。そして、こ
こまでエッジの急峻さを保つことは、従来の標本化定理
に基づく補間処理では困難であった。
【0063】この構成における拡大倍率は、任意倍率に
おいても適用可能であるが、整数倍の拡大倍率に適した
構成となっている。特に、縦横2倍の拡大に最も適して
いる。これは、ジャギーの除去が最も効率よく行われる
からである。
【0064】また、画像としては、ジャギーが目立つ画
像、特にコントラストの高いPC(パソコン)の画面、
テキストや図面などの拡大に適している。もちろん自然
画との混合画像に用いても適用可能であることはいうま
でもない。
【0065】以上のような構成にすることにより、原画
像を任意倍率に拡大し、拡大された出力画像を得る画像
処理方法において、ジャギーがなく、エッジが急峻な出
力画像を得ることができる。
【0066】図6は、本発明の第三の実施例をなす画像
処理システムの構成を示す図である。図4に示した第二
の実施例と相違する点は、補間処理部5において得られ
た情報を基に、混合比率設定部13における混合比率を
設定する構成としたことである。以下詳細に説明する。
【0067】図7は、原画像4Aを図6の画像処理によ
り縦横各1.6倍に拡大する工程を示している。図7に
おいて、6Aはnearest neighbor法で1.6倍に拡大し
た画像である。図7に示すように、原画像4Aの画素の
拡大画像の画素への割り当てとして、2×2、1×2、
2×1、1×1の出力画素に割り当てる4通りの割り当
てが存在することがわかる。
【0068】一般に2倍までの拡大では、上記4通りの
割り当てがある。拡大画像6Aをみてみると、ジャギー
があらわれているのは、入力画像を2×2に割り当てた
画素の周辺であることがわかる。よって、ジャギーを除
去する作用は、この2×2に割り当てた画素に対して処
理を施せばいい。
【0069】図7の16Aは、拡大画像を3×3メディ
アンフィルタ処理した後の画像である。
【0070】図5のメディアンフィルタ処理後の画像1
6Aと比較するとわかるように、横に伸びた幅1ピクセ
ルの線が消えてしまっていることがわかる。
【0071】そこで、本実施例においては、図6に示す
ように、補間処理部5から、この割り当ての情報を、混
合比率設定部13に送り、混合比率を割り当て情報に応
じて変更する。
【0072】具体的には、割り当てが、2×2の場合に
は、拡大画像5Aと、フィルタ処理画像16Aを1:1
の比率で加算し、その他の割り当ての場合には、1:0
の比率(すなわち、拡大画像5Aの出力をそのまま出力
する)で加算するものとする。
【0073】この処理の結果が、出力画像3Aである。
ジャギーが目立たなくなっており、その他の部分はエッ
ジが急峻なままとなっていることがわかる。
【0074】このように、補間処理部5からの情報を基
に、混合比率設定部13での混合比率を設定することに
より、整数倍以外の任意倍率の拡大においても、画質の
低下の少ない拡大画像が得られる。もちろん整数倍の拡
大にも適用可能である。
【0075】補間処理部5における処理として、neares
t neighbor法を用いたが、文字画像やその他においても
適切な拡大ができるような補間方法であれば、その他の
手法も適用可能である。
【0076】例えば、nearest neighbor法とbilinear法
を組み合わせた補間関数が用いられる。入力画素の画素
間距離を1とすると、nearest neighbor法の補間関数
は、図8(A)に示すような形状、bilinear法は図8
(B)に示すような形状である。
【0077】従来の技術で説明したように、nearest n
eighbor法はジャギーが出るが、エッジは滑らかであ
り、bilinear法は、ジャギーは抑えられるが、エッジが
ボケるといった一長一短の補間関数である。そこで、こ
れらを組み合わせた関数を導入して、入力画像もしくは
拡大倍率によって関数を形成したものが、図8(C)に
示すような関数である。
【0078】関数内の定数a(0.5<a<1)を任意
に変化させることにより、出力画像を変化させることが
できる。aを小さくするとエッジはシャープとなり、a
を大きくすると全体のバランスがとれた画像となる。各
画像もしくは拡大倍率にあわせて補間関数を選択するこ
とが望ましい。もちろん、cubic convolution法といっ
たその他の補間関数を用いてもよい。
【0079】以上のような構成にすることにより、原画
像を任意倍率、特に整数倍以外の倍率に拡大し、拡大さ
れた出力画像を得る画像処理方法において、ジャギーが
なく、エッジが急峻な出力画像を得ることができる。
【0080】図9は、本発明の第四の実施例をなす画像
表示制御装置の構成を示す図である。本実施例ではラス
タスキャン方式の画像表示装置10とし、映像・画像ソ
ース6もその方式のものを用いている。コンピュータや
無線、有線で送られてくる映像受信機等で生成される画
像・映像ソース6を入力バッファ7にバッファリングす
る。次に、入力バッファ7から補間処理部5に画像を送
り、補間処理部5でフレームバッファ8を用いながら補
間処理を行い、その出力を画像処理部2に送りジャギー
除去を行う。画像処理部2の出力は出力バッファ9にい
ったん蓄えられ、画像表示装置10に随時画像が出力さ
れていく。
【0081】ここで用いる画像表示装置10としては、
CRT(陰極線管)、LCD(液晶ディスプレイ)、P
DP(プラズマディスプレイパネル)、EL(エレクト
ロルミネセンス)等のディスプレイなどがあげられる。
特にLCD、PDP、ELディスプレイに、この画像表
示制御装置は適している。これらは画素が縦横にマトリ
クス状にならんだドットマトリクス型の画像表示装置で
あり、解像度が決まっているために、適切な補間処理が
必要となるからである。
【0082】図9に示すような構成にすることにより、
画像・映像ソース6を任意倍率で拡大し、画像表示装置
10に画像を出力する画像表示制御装置17において、
ジャギーがなく、エッジが急峻な出力画像を画像表示装
置に出力することにより、画質の低下を抑えた画像を表
示することができる。
【0083】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0084】本発明は、前述した各実施例の機能を実現
するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒
体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が
記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行す
ることによっても実施できる。
【0085】図1に示した第一の実施例において、画像
処理部2における中央値抽出部11、画像混合部12、
混合比率設定部13の各部を画像処理部2を構成するコ
ンピュータで実行されるプログラムによってその機能を
実現するようにしてもよい。
【0086】図3に示した実施例において、画像処理部
2における平均値計算部14、平均値に最も近い入力画
素抽出部15、画像混合部12、混合比率設定部13の
各部を画像処理部2を構成するコンピュータで実行され
るプログラムによってその機能を実現するようにしても
よい。
【0087】図4に示した第二の実施例において、補間
処理部5、画像処理部2におけるフィルタ処理部16、
画像混合部12、混合比率設定部13の各部を画像処理
部2を構成するコンピュータで実行されるプログラムに
よってその機能を実現するようにしてもよい。
【0088】図6に示した第三の実施例において、補間
処理部5、画像処理部2におけるフィルタ処理部16、
画像混合部12、混合比率設定部13の各部を画像処理
部2を構成するコンピュータで実行されるプログラムに
よってその機能を実現するようにしてもよい。
【0089】このように各部の処理をプログラムを実行
することで実現する場合、プログラムコードを供給する
ための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROMなどを用いることができる。
【0090】本実施例によれば、簡単な制御で、ジャギ
ーを除去可能であり、画像の補間処理工程と組み合わせ
ることにより、滑らかで、ジャギーのない拡大画像を得
ることが可能である。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルタ処理と混合処理の簡単な制御で、ジャギーを除
去することができる、という効果を奏する。
【0092】また本発明によれば、画像の補間処理と組
み合わせることにより、滑らかで、ジャギーのない拡大
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第一の実施例におけるジャギー除去を
説明するための図である。
【図3】本発明の第一の実施例の変形を示す図である。
【図4】本発明の第二の実施例の構成を示す図である。
【図5】本発明の第二の実施例における画像処理の例を
示す図である。
【図6】本発明の第三の実施例の構成を示す図である。
【図7】本発明の第三の実施例における画像処理の例を
示す図である。
【図8】補間処理における補間関数、(A)nearest ne
ighbor法、(B)bilinear法、(C)それらを組み合わ
せた補間関数を示す図である。
【図9】本発明の第四の実施例の構成を示す図である。
【図10】従来の画像拡大装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1 入力画像 2 画像処理部 3 出力画像 4 原画像 5 補間処理部 6 画像・映像ソース 7 入力バッファ 8 フレームバッファ 9 出力バッファ 10 画像表示装置 11 中央値抽出部 12 画像混合部 13 混合比率設定部 14 平均値計算部 15 平均値に最も近い入力画素抽出部 16 フィルタ処理部 17 画像表示制御装置 101 入力メモリ 102 中間値検出部 103 平均計算部 104 出力メモリ 105 制御部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像に対して画像処理を施し出力画像
    を得る画像処理方法において、 (1−1)前記入力画像の注目画素を中心とした局所領
    域における各画素のうち、前記局所領域の濃度レベルの
    平均値、コントラストに応じて、いずれかの画素値を出
    力するフィルタ処理を行う工程と、 (1−2)前記フィルタ処理が施された画像と、前記入
    力画像とを任意の混合比率で混合する工程と、 (1−3)前記混合比率を決定する工程と、 (1−4)前記決定された混合比率で混合した結果を前
    記出力画像とする工程と、 を少なくとも含む、ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】前記フィルタ処理が、前記入力画像の注目
    画素を中心とした局所領域における各画素の濃度レベル
    の平均値を算出し、前記平均値に最も近い局所領域に含
    まれる前記入力画素の濃度レベルを出力する、ことを特
    徴とする、請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】入力画像に対して画像処理を施し出力画像
    を得る画像処理方法において、 (1−1)前記入力画像の注目画素を中心とした局所領
    域における濃度レベルの中央値を出力するメディアンフ
    ィルタ処理を行う工程と、 (1−2)前記フィルタ処理された画像と前記入力画像
    を任意の混合比率で混合する工程と、 (1−3)前記混合比率を決定する工程と、 (1−4)前記決定された混合比率で混合した結果を前
    記出力画像とする工程と、 を少なくとも含むことを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】前記入力画像が、原画像を任意倍率で拡大
    した画像である、ことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか一に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】前記入力画像の拡大倍率に応じて前記混合
    比率を決定する、ことを特徴とする請求項4に記載の画
    像処理方法。
  6. 【請求項6】入力画像の注目画素を中心とした局所領域
    における各画素のうち前記局所領域の濃度レベルに応じ
    いずれかの画素値を出力することでジャギーの位相を変
    化させるフィルタ処理を施し、 前記フィルタ処理が施された画像と前記入力画像とを所
    定の混合比率で混合したものを出力画像とし、混合され
    た前記出力画像からジャギーが除去されているようにし
    た、ことを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】入力画像に対して画像処理を施して出力画
    像を得る画像処理部を備え、 前記画像処理部が、前記入力画像の注目画素を中心とし
    た局所領域における各画素のうち前記局所領域の濃度レ
    ベルの平均値、コントラストに応じて、いずれかの画素
    値を出力するフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、 前記フィルタ処理が施された画像と前記入力画像との混
    合比率を決定する混合比率設定部と、 前記フィルタ処理が施された画像と前記入力画像とを前
    記混合比率で混合する画像混合部と、 を備え、前記画像混合部で混合された結果を前記出力画
    像として出力する、ことを特徴とする画像処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記フィルタ処理部が、前記入力画像の注
    目画素を中心とした局所領域における各画素の濃度レベ
    ルの平均値を算出する平均値計算部と、 前記平均値に最も近い局所領域に含まれる前記入力画素
    の濃度レベルを出力する入力画素抽出部と、 を備えている、ことを特徴とする、請求項7に記載の画
    像処理システム。
  9. 【請求項9】入力画像に対して画像処理を施して出力画
    像を得る画像処理部を備え、 前記画像処理部が、前記入力画像の注目画素を中心とし
    た局所領域における濃度レベルの中央値を出力するメデ
    ィアンフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、 前記フィルタ処理された画像と前記入力画像との混合比
    率を決定する混合比率設定部と、 前記フィルタ処理された画像と前記入力画像を前記混合
    比率で混合する画像混合部と、 を備え、前記画像混合部で混合された結果を前記出力画
    像として出力する、ことを特徴とする画像処理システ
    ム。
  10. 【請求項10】入力された原画像を所定の倍率で拡大し
    前記拡大した画像を、前記画像処理部に対して、前記入
    力画像として供給する補間処理部を備えている、ことを
    特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記載の画像処
    理システム。
  11. 【請求項11】前記混合比率設定部が、前記補間処理部
    における入力画像の拡大倍率に基づき前記混合比率を決
    定する、ことを特徴とする請求項10に記載の画像処理
    システム。
  12. 【請求項12】前記補間処理部が、一の補間関数、もし
    くは複数の補間関数を組み合わせてなる補間関数を用い
    て補間する、ことを特徴とする請求項10に記載の画像
    処理システム。
  13. 【請求項13】原画像を画像表示装置に表示させる画像
    表示制御装置において、 原画像を補間フィルタ処理する補間処理部と、 前記補間フィルタ処理した画像を入力画像として画像処
    理する請求項7乃至9のいずれか一に記載の画像処理部
    と、 を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  14. 【請求項14】前記補間処理部で原画像を補間フィルタ
    処理する際の拡大倍率に応じて前記混合比率を決定す
    る、ことを特徴とする請求項12に記載の画像表示制御
    装置。
  15. 【請求項15】前記画像表示装置が、液晶ディスプレ
    イ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイのいずれ
    かであることを特徴とする請求項13又は14に記載の
    画像表示制御装置。
  16. 【請求項16】入力画像に対して画像処理を施して出力
    画像を得る画像処理装置において、 (a)前記入力画像の注目画素を中心とした局所領域に
    おける各画素のうち前記局所領域の濃度レベルの平均
    値、コントラストに応じて、いずれかの画素値を出力す
    るフィルタ処理を行うフィルタ処理と、 (b)前記フィルタ処理が施された画像と前記入力画像
    との混合比率を決定する混合比率設定処理と、 (c)前記フィルタ処理が施された画像と前記入力画像
    とを前記混合比率で混合する画像混合処理と、 を備え、前記(a)乃至(c)の各処理を前記画像処理
    装置を構成するコンピュータに実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】請求項16記載の記録媒体において、 前記フィルタ処理が、(a−1)前記入力画像の注目画
    素を中心とした局所領域における各画素の濃度レベルの
    平均値を算出する平均値計算処理と、 (a−2)前記平均値に最も近い局所領域に含まれる前
    記入力画素の濃度レベルを出力する入力画素抽出処理
    と、 を備え、前記(a−1)と(a−2)の各処理を前記画
    像処理装置を構成するコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】入力画像に対して画像処理を施し出力画
    像を得る画像処理装置において、 (a)前記入力画像の注目画素を中心とした局所領域に
    おける濃度レベルの中央値を出力するメディアンフィル
    タ処理を行うフィルタ処理と、 (b)前記フィルタ処理された画像と前記入力画像との
    混合比率を決定する混合比率設定処理と、 (c)前記フィルタ処理された画像と前記入力画像を前
    記混合比率で混合する画像混合処理と、 を備え、前記(a)乃至(c)の各処理を前記画像処理
    装置を構成するコンピュータに実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】請求項18記載の記録媒体において、 (d)入力された原画像を所定の倍率で拡大し前記拡大
    した画像を前記入力画像として供給する補間処理を、前
    記画像処理装置を構成するコンピュータに実行させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
  20. 【請求項20】請求項19記載の記録媒体において、 前記補間処理における入力画像の拡大倍率に基づき前記
    混合比率を決定する処理を、前記画像処理装置を構成す
    るコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    た記録媒体。
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