JP2001338203A - 情報配信システム及び情報配信方法、並びに、記憶媒体 - Google Patents

情報配信システム及び情報配信方法、並びに、記憶媒体

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JP2001338203A
JP2001338203A JP2000153403A JP2000153403A JP2001338203A JP 2001338203 A JP2001338203 A JP 2001338203A JP 2000153403 A JP2000153403 A JP 2000153403A JP 2000153403 A JP2000153403 A JP 2000153403A JP 2001338203 A JP2001338203 A JP 2001338203A
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Hiroshi Umeda
拓 梅田
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信行 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想キャラクタとのコミュニケーションを通
じて取り出されるユーザ情報に基づいて適切な情報配信
サービスを行う。 【解決手段】 キャラクタ・サーバは、各ユーザ毎に適
合するキャラクタを自動生成して、仮想キャラクタとユ
ーザとのコミュニケーションを通じてユーザ・プロファ
イルなどを動的に取得し、配信情報の取捨選択に利用す
る。キャラクタ・サーバは、クラス形式で定義されたキ
ャラクタ・テンプレートをあらかじめ用意し、新規ユー
ザ登録時などにインスタンス化して、実際にユーザとコ
ミュニケーションを行う仮想キャラクタを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定又は不特定の
ユーザに対して情報配信及び広告情報の提供サービスを
行う情報配信システム及び情報配信方法に係り、特に、
各ユーザの趣味・嗜好や要求に適合する情報配信を行う
情報配信システム及び情報配信方法に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、仮想キャラクタ
とのコミュニケーションという形式でユーザに情報配信
及び広告情報の提供サービスを行う情報配信システム及
び情報配信方法に係り、特に、仮想キャラクタとのコミ
ュニケーションを通じて取り出されるユーザ情報に基づ
いて適切な情報配信サービスを行う情報配信システム及
び情報配信方法に関する。
【0003】
【従来の技術】昨今、情報処理や情報通信などのコンピ
ューティング技術が飛躍的に向上し、コンピュータ・シ
ステムが広汎に普及してきている。さらに、コンピュー
タ同士を相互接続するネットワーク・コンピューティン
グ技術に対する要望も高まってきている。ネットワーク
上では、各コンピュータのユーザ同士で、コンピュータ
資源の共有や、情報の共有・流通・配布・交換などの作業
を円滑に行うことができる。
【0004】特に最近では、不特定の情報端末間での情
報配信サービスや、広告情報の提供サービスが盛んに行
われている。情報配信サービスの1つの形態は、インタ
ーネットのようなTCP/IP(Transmission Control
Protocol/Internet Protocol)ネットワーク上に展開
されたWWW(World Wide Web)システムである。すな
わち、情報配信者はWWWサイトを立ち上げて、情報配
信用のホームページを開設したり、ホームページ上にい
わゆるバナー広告を配設して、広告料を収益とすること
ができる。また、情報配信サービスの他の形態は、イン
ターネット上のEメール、又は、携帯電話上のメール機
能を利用して行われる。
【0005】ところが、情報配信源や広告媒体が無限に
氾濫する一方、情報端末や携帯電話のユーザすなわち情
報受信者の趣味や嗜好、情報の必要性は千差万別であ
る。このため、一律・一様で一方的な情報の配信形態に
頼っていては、ユーザの意図に適合した情報配信を行う
ことは難しく、情報受信者側にとって迷惑な場合さえあ
ろう。情報配信サービスが多くのユーザから見放される
結果として、広告収入を失い、サービス運営の継続自体
が危ぶまれかねない。
【0006】また、従来の情報配信様式では、配信対象
となる情報の記述(本文)と広告とが分離していたた
め、ユーザは本文のみ目を通して広告の存在を容易に無
視することができる。すなわち、ユーザの意図により広
告効果が限定される可能性がある。
【0007】また、各ユーザ毎の趣味・嗜好などの属性
情報若しくはユーザ・プロファイルを利用して、配信情
報やこれに添付すべき広告情報をカスタマイズするとい
う技術は既に存在する。しかしながら、これら従来技術
のほとんどは静的なユーザ・プロファイルを利用するも
のであるために、常に的確なターゲットに対して広告を
打てるとは限らなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特定
又は不特定のユーザに対して情報配信及び広告情報の提
供サービスを行うことができる、優れた情報配信システ
ム及び情報配信方法を提供することにある。
【0009】本発明の更なる目的は、各ユーザの趣味・
嗜好や要求に適合する情報配信を行うことができる、優
れた情報配信システム及び情報配信方法を提供すること
にある。
【0010】本発明の更なる目的は、仮想キャラクタと
のコミュニケーションという形式でユーザに情報配信及
び広告情報の提供サービスを行うことができる、優れた
情報配信システム及び情報配信方法を提供することにあ
る。
【0011】本発明の更なる目的は、仮想キャラクタと
のコミュニケーションを通じて取り出されるユーザ情報
に基づいて適切な情報配信サービスを行うことができ
る、優れた情報配信システム及び情報配信方法を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を参
酌してなされたものであり、その第1の側面は、各ユー
ザに対して仮想キャラクタを生成する仮想キャラクタ生
成部と、前記仮想キャラクタ生成部により生成された1
以上の仮想キャラクタとを備え、仮想キャラクタは、該
仮想キャラクタの基本的性格を記述した性格辞書と、ユ
ーザ情報を記述したユーザ辞書と、所定のタイミングで
ユーザとメッセージ交換を行うコミュニケーション手段
とを含むことを特徴とする情報配信システムである。
【0013】前記仮想キャラクタ生成部は、クラス形式
で定義されたキャラクタ・テンプレートを用いて、ユー
ザ情報に基づいてインスタンス形式の仮想キャラクタを
生成するようにしてもよい。
【0014】また、前記性格辞書及び/又は前記ユーザ
辞書は、前記コミュニケーション手段を介したユーザと
のメッセージ交換の結果及び/又は履歴に従って更新す
るようにしてもよい。
【0015】また、前記コミュニケーション手段は、ユ
ーザからメッセージを受信したことに応答して所定時間
内にメッセージを返信するようにしてもよいし、あるい
は、ユーザからメッセージを受信したか否かに拘わら
ず、定期又は不定期でユーザに対してメッセージを送信
するようにしてもよい。
【0016】本発明の第1の側面に係る情報配信システ
ムは、さらに、複数の広告情報を蓄積する広告情報プー
ルを備えていてもよい。このような場合、仮想キャラク
タは、前記コミュニケーション手段を介したユーザとの
メッセージ交換の結果及び/又は履歴に基づいて前記広
告情報プールから広告情報を選択して、ユーザへの送信
メッセージに該広告情報を挿入することができる。ま
た、前記仮想キャラクタが送信メッセージに広告情報を
使用した回数に応じて、該広告情報の提供者に課金する
課金手段をさらに備えることで、システム運営者はサー
ビス提供の対価や利益を確保することができる。
【0017】また、本発明の第2の側面は、各ユーザ毎
に生成した仮想キャラクタを介してユーザとメッセージ
交換を行う情報配信方法であって、仮想キャラクタが、
該仮想キャラクタの基本的性格を記述した性格辞書とユ
ーザ情報を記述したユーザ辞書と用いてユーザへの送信
メッセージを生成するステップと、仮想キャラクタが、
所定のタイミングでユーザとメッセージ交換を行うステ
ップと、を具備することを特徴とする情報配信方法であ
る。
【0018】本発明の第2の側面に係る情報配信方法
は、クラス形式で定義されたキャラクタ・テンプレート
を用いて、ユーザ情報に基づいてインスタンス形式の仮
想キャラクタを生成するステップをさらに備えていても
よい。
【0019】また、前記メッセージ交換を行うステップ
におけるユーザとのメッセージ交換の結果及び/又は履
歴に従って前記性格辞書及び/又は前記ユーザ辞書を更
新するステップをさらに備えていてもよい。
【0020】また、前記メッセージ交換を行うステップ
では、ユーザからメッセージを受信したことに応答して
所定時間内にメッセージを返信するようにしてもよい。
あるいは、ユーザからメッセージを受信したか否かに拘
わらず、定期又は不定期でユーザに対してメッセージを
送信するようにしてもよい。
【0021】また、本発明の第2の側面に係る情報配信
方法は、さらに複数の広告情報を広告情報プールに蓄積
するステップを備えていてもよい。このような場合、前
記メッセージ交換を行うステップでは、ユーザとのメッ
セージ交換の結果及び/又は履歴に基づいて前記広告情
報プールから広告情報を選択して、ユーザへの送信メッ
セージに該広告情報を挿入することができる。また、前
記仮想キャラクタが送信メッセージに広告情報を使用し
た回数に応じて、該広告情報の提供者に課金する課金ス
テップをさらに備えることで、システム運営者はサービ
ス提供の対価や利益を確保することができる。
【0022】また、本発明の第3の側面は、各ユーザ毎
に生成した仮想キャラクタを介してユーザとメッセージ
交換を行う情報配信処理をコンピュータ・システム上で
実行するように記述されたコンピュータ・ソフトウェア
をコンピュータ可読形式で物理的に格納したソフトウェ
ア記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウェア
は、仮想キャラクタが、該仮想キャラクタの基本的性格
を記述した性格辞書とユーザ情報を記述したユーザ辞書
と用いてユーザへの送信メッセージを生成するステップ
と、仮想キャラクタが、所定のタイミングでユーザとメ
ッセージ交換を行うステップと、を具備することを特徴
とするソフトウェア記憶媒体である。
【0023】本発明の第3の側面に係るソフトウェア記
憶媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可
能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュー
タ・ソフトウェアをコンピュータ可読な形式で提供する
媒体である。このような媒体は、例えば、CD(Compac
t Disc)やFD(Floppy Disc)、MO(Magneto-Optic
al disc)などの着脱自在で可搬性の記憶媒体である。
あるいは、ネットワーク(ネットワークは無線、有線の
区別を問わない)などの伝送媒体などを経由してコンピ
ュータ・ソフトウェアを特定のコンピュータ・システム
に提供することも技術的に可能である。
【0024】このようなソフトウェア記憶媒体は、コン
ピュータ・システム上で所定のコンピュータ・ソフトウ
ェアの機能を実現するための、コンピュータ・ソフトウ
ェアと記憶媒体との構造上又は機能上の協働的関係を定
義したものである。換言すれば、本発明の第3の側面に
係るソフトウェア記憶媒体を介して所定のコンピュータ
・ソフトウェアをコンピュータ・システムにインストー
ルすることによって、該コンピュータ・システム上では
協働的作用が発揮され、本発明の第1及び第2の各側面
と同様の作用効果を得ることができる。
【0025】
【作用】本発明に係る情報配信システムは、例えば、ネ
ットワーク接続されたサーバ上で仮想キャラクタを用意
するという形態で実現される。本発明を実装したキャラ
クタ・サーバは、ネットワークや電話回線を経由して、
多数のユーザに対して情報配信並びに広告情報の提供サ
ービスを行う。
【0026】キャラクタ・サーバは、各ユーザ又はユー
ザ・グループ毎に適合するキャラクタを自動生成して、
仮想キャラクタとユーザ又はユーザ・グループとのコミ
ュニケーションを通じてユーザ・プロファイルなどを動
的に取得して、配信すべき情報の取捨選択に利用するこ
とができる。
【0027】キャラクタ・サーバは、クラス形式で定義
されたキャラクタ・テンプレートをあらかじめ用意して
おき、新規ユーザ登録時などにおいて、該ユーザから送
られてくるユーザ情報に基づいてクラスをインスタンス
化して、実際にユーザとコミュニケーションを行う仮想
キャラクタを生成することができる。
【0028】仮想キャラクタは、ユーザからのメッセー
ジ受信に対して「お返事保証」(すなわち、ユーザから
のメッセージに対して必ず返信する)を行う。さらに、
仮想キャラクタは、ユーザからのメッセージを通じて、
新しい語彙や言い回し、振る舞いなどを逐次学習してい
くことができる。また、仮想キャラクタがユーザからの
メッセージに対して返事を出すだけでなく、仮想キャラ
クタ側から勝手に(自律的に)メッセージを配信するよ
うにしてもよい。
【0029】キャラクタ・サーバは、利用者資格(アカ
ウント)を持つ各ユーザ又はユーザ・グループから徴収
されるサービス利用料を収入源とすることもできるが、
ユーザに配信するメッセージ中に広告情報を挿入して得
られる広告料を収入源とすることもできる。したがっ
て、仮想キャラクタがユーザとメッセージを交換する機
会は収入を得る機会でもあり、仮想キャラクタのお返事
保証機能や、ユーザに勝手にメッセージを送信する機能
は極めて重要である。
【0030】本発明によれば、仮想キャラクタとのコミ
ュニケーションを通じてユーザ・プロファイルを動的に
取得することができ、ヒット率の高い広告を打つことが
できる。また、登録ユーザの年齢や性別などのコントロ
ール、あるいは、ユーザ・プロファイル情報に基づいて
ターゲットとすべきユーザに対して確実に情報配信や広
告情報提供を行うことができる。
【0031】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0033】図1には、本発明の実施に供されるネット
ワーク・システム1の構成を模式的に示している。同図
に示すように、該システム1は、情報配信サービスを提
供するサーバ10と、サービス提供の対象である無数の
ユーザ又はユーザ・グループとで構成される。サーバ1
0と各ユーザ及びユーザ・グループ間は、インターネッ
トのような広域ネットワーク、あるいは携帯電話回線な
どで接続されるが、接続形態自体は特に問われない。
【0034】本実施例に係るサーバ10は、多種類の仮
想キャラクタを用意するようになっている。より具体的
には、各ユーザ又はユーザ・グループ毎に適合する仮想
キャラクタを自動生成して、仮想キャラクタとユーザ又
はユーザ・グループとのコミュニケーションを通じてユ
ーザ・プロファイルなどを動的に取得して、配信すべき
情報の取捨選択に利用する。
【0035】例えば、若い女性を好むユーザに対しては
若い女性タイプの仮想キャラクタを生成し、少年を好む
ユーザに対しては少年タイプの仮想キャラクタを生成
し、また、父親のような存在を好むユーザに対しては年
輩男性タイプの仮想キャラクタを生成する。仮想キャラ
クタは、ユーザとのコミュニケーションを通じて辞書の
語彙を増やしたり、振る舞いを動的に修正する。また、
仮想キャラクタに対していわゆる「成長」という要素を
付加してもよい。
【0036】以下では、キャラクタ・コミュニケーショ
ンを基調として情報配信サービスを行うサーバ10のこ
とを「キャラクタ・サーバ」とも呼ぶことにする。
【0037】キャラクタ・サーバ10は、さまざま仮想
キャラクタを動的に生成するために、基本辞書11と、
キャラクタ・テンプレート・プール12を備えている。
【0038】基本辞書11は、あらゆるタイプの仮想キ
ャラクタにおいて使用される語彙や構文、振る舞いなど
を網羅的に収納している。
【0039】また、キャラクタ・テンプレート・プール
12は、クラス形式(キャラクタ・クラス)で定義され
た基本的なキャラクタに関する多種類のテンプレートを
プールしている。
【0040】各キャラクタ・クラスは、例えば、若い女
性、少年、年輩男性など、基本的なキャラクタのカテゴ
リ毎に用意されており、あらかじめ名前(アドレス)が
与えられている。各キャラクタ・クラスは、性格辞書と
基本辞書フィルタを備えている。性格辞書はキャラクタ
・クラスの基本的な(若しくはデフォルトの)性格を形
成するための辞書である。また、基本辞書フィルタは、
基本辞書フィルタは、基本辞書11において用意された
語彙や構文などのうち、当該キャラクタ・クラスにおい
て使用すべきもののみを取捨選択、若しくは加工して用
いるためのものである。
【0041】各ユーザ又はユーザ・グループが実際にコ
ミュニケーションを行うのは、キャラクタ・クラスから
生成すなわちインスタンス化された仮想キャラクタであ
る。新規登録するユーザ又はユーザ・グループは、キャ
ラクタ・サーバ10において提供されるキャラクタ作成
窓口13にアクセスして、登録のために必要な個人情報
や、その他の情報を記入して、自身のためのキャラクタ
作成を依頼する。これに対し、キャラクタ・テンプレー
ト・プール12の中からユーザに適合する(又はユーザ
が自分の好みに応じて選択した)キャラクタ・クラスを
用いて、そのインスタンスを生成する。各ユーザ又はユ
ーザ・グループは、インスタンス化されたキャラクタに
対して名前(アドレス)を付与することができる。
【0042】図2には、新規ユーザ登録を行う際の、キ
ャラクタ・サーバ10において実行される処理手順をフ
ローチャートの形式で示している。以下、このフローチ
ャートに従って説明する。
【0043】まず、新規登録を行うユーザは、キャラク
タ・サーバ10のキャラクタ作成窓口13にアクセスし
て、自身に関する所定のユーザ情報を送信する(ステッ
プS1)。
【0044】ユーザから送られたユーザ情報は、次い
で、キャラクタ・テンプレート・プール12に転送され
る(ステップS2)。
【0045】キャラクタ・テンプレート・プール12内
では、ユーザ情報に適合するキャラクタ・クラスが選択
され、ユーザ情報に基づいたキャラクタ・インスタンス
が生成される(ステップS3)。
【0046】生成されたキャラクタ・インスタンスは、
実際にユーザとメッセージ交換を行うことができる仮想
キャラクタである。仮想キャラクタは、ユーザにメッセ
ージ送信するなどの連絡をとり、キャラクタが生成され
た旨(及びキャラクタへのアクセス方法)をユーザに告
げる(ステップS4)。
【0047】インスタンス化されたキャラクタ、すなわ
ちユーザのコミュニケーション相手となる仮想キャラク
タは、性格辞書と、ユーザ辞書と、広告情報ポインタと
を備えている。
【0048】仮想キャラクタの性格辞書は、元のキャラ
クタ・クラスの性格辞書を基に、ユーザ情報などに従っ
て修正を加えて生成される。この性格辞書は、ユーザと
のコミュニケーションを通じて語彙や構文、表現方法な
どを逐次新規登録・更新していくことができる。性格辞
書に、キャラクタの「成長」という要素を付加してもよ
い(この場合、成長する時間や速度は、実時間又は仮想
時間のいずれに従ってもよい)。具体的には、「成長」
により性格辞書から選ばれる語彙や言葉遣いを変化させ
る。
【0049】仮想キャラクタのユーザ辞書とは、該キャ
ラクタのコミュニケーション相手となるユーザ又はユー
ザ・グループのユーザ情報やその他の属性情報を保管し
た辞書であり、ユーザとのコミュニケーションを通じて
その内容は逐次更新されていく。
【0050】広告情報ポインタは、仮想キャラクタがユ
ーザ又はユーザ・グループとの会話の中で使用又は挿入
すべき広告媒体の所在(参照情報)を記述したデータで
ある。本実施例に係るキャラクタ・サーバ10は、多数
の広告情報を広告情報プール14に蓄積しているものと
し、各広告情報ポインタはサーバ・ローカルの場所を指
している。
【0051】広告情報プール14には、各種の広告主
が、定期又は不定期で広告情報を更新・新規登録するも
のとする。但し、同じサーバ10上に広告情報プール1
4が存在する必要はなく、例えば、インターネットのよ
うなTCP/IPネットワーク上に散在している広告情
報サイトを広告情報プールとして活用するようにしてい
てもよい。このような場合、広告情報ポインタはURL
(Uniform Resource Locator)形式で必要な広告情報コ
ンテンツを参照することができる。
【0052】本実施例に係るキャラクタ・サーバ10が
ターゲットとするユーザは、メール・アドレスを所有し
ていることが好ましいが、メール交換相手がいる必要は
ない。また、ユーザは、いわゆるメール・マガジンを購
読するなど、情報配信サービスを受信又は受信希望して
いることが好ましい。また、ユーザは、インターネット
・メール機能を装備している必要は必ずしもなく、メー
ル対応携帯電話など、少なくともテキスト・ベースでの
即時的なコミュニケーション・ツールを備えていればよ
い。
【0053】仮想キャラクタとユーザとのコミュニケー
ションは、基本的には(若しくはサービス利用開始当初
は)、point-to-pointのコミュニケーションであるが、
そのうちに仮想キャラクタが別のキャラクタを紹介する
ようにしてもよい。本実施例に係るキャラクタ・サーバ
10が提供する接続形態を以下のように分類することが
できる。
【0054】(1)1(サーバ)対1(ユーザ):特定
のユーザがある1つの仮想キャラクタを選んで自分で名
前(アドレス)を付けるような接続形態である。この1
対1接続モードにおいてのみメッセージ交換が許容され
る秘密の仮想キャラクタを用意することもできる。
【0055】(2)1対グループ:あるユーザ・グルー
プがある1つの仮想キャラクタを選んで、グループで名
前(アドレス)を付けるような接続形態である。ユーザ
・グループは、知り合い同士で構成され、グループでま
とまってキャラクタと会話することができる。但し、各
時点におけるメッセージ交換は、1対1接続を基調とす
る。
【0056】(3)1対不特定多数:ある仮想キャラク
タのアドレスがあって、誰もが(すなわち不特定のユー
ザが)そこへアクセスするような接続形態である。仮想
キャラクタが勝手に(自律的に)ユーザを紹介するよう
にしてもよい。但し、ユーザの紹介を行うに際し、個人
のメール・アドレスのようにユーザ間で直接アクセスで
きる情報は教えないようにする。同様に、仮想キャラク
タは、その他のユーザ個人情報を他のユーザに伝えない
ことが好ましい。
【0057】メールや、Webなどのネットワーク・ア
クセスが可能な環境であれば、何処からでも、キャラク
タ・サーバ10の情報配信サービスを利用することがで
きる。例えば、各携帯電話キャリヤにおいて既にサービ
ス開始されている"iMODE"でも"cdmaOne
(登録商標)"でも、自宅又は会社いずれの端末からで
も利用可能である。
【0058】また、キャラクタ・サーバ10は、各仮想
キャラクタは、「お返事保証」(ユーザからのメッセー
ジに対して必ず返信する)を提供する。すなわち、ユー
ザがある仮想キャラクタ宛てにメールを送信したり、あ
るいはWebのフォームに入力するなど他のネットワー
ク・アクセス手段を用いて仮想キャラクタに話しかける
と、メールやその他の手段で返事を送信することを保証
する。返事は、メール以外にも、携帯電話による音声出
力、ページャのコールなどでもよい。ユーザは、仮想キ
ャラクタからの返事に対してさらに応答することによ
り、好きなだけコミュニケーションを継続することがで
きる。
【0059】ユーザが仮想キャラクタに対してメッセー
ジを送信してから返事を戻すまでの時間間隔は、特に限
定されない。例えば、10分以内、1時間以内、半日以
内などの複数の時間間隔を設定可能として、いずれを選
んだかによってユーザに課すサービス利用料又は料金体
系を差別化するようにしてもよい。
【0060】仮想キャラクタは、ユーザからのメッセー
ジを通じて、新しい語彙や言い回し、振る舞いなどを逐
次学習していくことができる。学習結果は、例えば、キ
ャラクタ・インスタンス内のユーザ辞書に蓄積されてい
く。
【0061】また、仮想キャラクタがユーザ・メッセー
ジを通じて学習するに際して、覚える単語・語彙をスク
リーニングして、キャラクタの成長方向(辞書の知識、
単語)を制御して、ユーザのプロファイリングを行うよ
うにしてもよい。
【0062】図4には、仮想キャラクタがユーザ・メッ
セージを通じて学習するための処理手順をフローチャー
トの形式で示している。以下、このフローチャートに従
って説明する。
【0063】仮想キャラクタは、例えば以下に示す3種
類のメッセージを備えている。 (1)基本辞書11に登録されている質問文を、キャラ
クタ・クラス毎の基本辞書フィルタにかけて生成された
質問文。 (2)キャラクタ・クラスの性格辞書に登録されている
質問文。 (3)キャラクタが自分のユーザ辞書情報を検索して、
広告情報プールからユーザ辞書情報の条件に合致する広
告送付条件を持つ広告(この場合、広告自体が質問の形
式になっている)。
【0064】仮想キャラクタは、上記のうち1種類のメ
ッセージを、所定のタイミングでユーザに送信する(ス
テップS11)。
【0065】次いで、ユーザはこの質問メッセージを受
信し(ステップS12)、さらにユーザは質問に対する
回答を仮想キャラクタに返す(ステップS13)。質問
に対する回答形式は、選択肢、単語、文章などさまざま
な形態が許容される。
【0066】仮想キャラクタは、回答から引き出される
情報をユーザ辞書に蓄積していく(ステップS14)。
【0067】また、仮想キャラクタは、ユーザからの返
事を期待せず独り言を行うようにしてもよい。図5に
は、仮想キャラクタが独り言を行うための処理手順をフ
ローチャートの形式で示している。
【0068】仮想キャラクタは、例えば以下に示す3種
類の独り言メッセージを備えている。 (1)基本辞書に登録されている平常文に、ユーザ辞書
情報の単語又は文を当て嵌めた文にキャラクタ・クラス
ごとの基本辞書フィルタにかけてできた平常文。 (2)キャラクタ・クラスの性格辞書に登録されている
平常文に、ユーザ辞書情報の単語又は文を当て嵌めた平
常文。 (3)キャラクタが自分のユーザ辞書情報を検索して、
広告情報プール14からユーザ辞書情報の条件に合致す
る広告送付条件を持つ広告(この場合、広告自体が平常
文の形式になっている)。
【0069】仮想キャラクタは、上記のうち1種類のメ
ッセージを、所定のタイミングでユーザに送信する(ス
テップS21)。
【0070】ユーザはこのメッセージを受信するが(ス
テップS22)、何も応答しないことで、仮想キャラク
タによる独り言となる。
【0071】また、仮想キャラクタは、上述したような
ユーザとのコミュニケーションに際して、キャラクタ色
を醸し出す(又は演出する)ようにしてもよい。どのキ
ャラクタ色を使用すべきかは、ユーザ設定、デフォルト
値、ユーザ・プロファイルなどに従って決定することが
できる。キャラクタ色を以下に例示しておく。
【0072】
【数1】・×××調のキャラクタ ・アニメに詳しいキャラクタ ・女子高生ネタばかりのキャラクタ ・自動車の知識が豊富なキャラクタ ・パソコン情報に詳しいキャラクタ ・慰めてくれるキャラクタ ・つまらない出来事や些細な出来事に詳しいキャラクタ ・サッカー情報に詳しいキャラクタ ・プロ野球情報に詳しいキャラクタ ・アニメ・キャラクタの孫悟空 ・ポケモン(登録商標)・トレーナのさとし君 ・芸能ネタに詳しいキャラクタ ・「今日は何の日?」に詳しいキャラクタ ・いつも怒っているキャラクタ ・いつも誉めてくれるキャラクタ ・流行歌に詳しいキャラクタ ・ファッションに詳しいキャラクタ ・旅行に詳しいキャラクタ ・食べ物/レストラン情報に詳しいキャラクタ ・占いに詳しいキャラクタ ・本に詳しいキャラクタ ・クイズに詳しいキャラクタ
【0073】また、仮想キャラクタがユーザからのメッ
セージに対して返事を出すだけでなく、仮想キャラクタ
側から勝手に(自律的に)メッセージを配信するように
してもよい。メッセージ送信は、広告情報を挿入するな
ど、キャラクタ・サーバ10の収入源の確保につながる
(但し、収益モデルの詳細については後述に譲る)。例
えば、時間や期間指定の広告を打ちたいときに、話しか
ける(すなわちメールする)ようにすることができる。
【0074】キャラクタ・サーバ10は、広告付きメッ
セージの時刻設定を行い、指定した時間帯に指定した広
告内容を、仮想キャラクタ経由で配信することができ
る。例えば、「今日の9時から放映されるドラマの広告
/予告」をその日のお昼までに流すようにしてもよい。
あるいは、「秘密のゲリラ・イベントのお知らせ」を開
催1時間前に流すようにしてもよい。
【0075】勿論、配信すべき広告情報がないときであ
っても、所定又は任意のタイミングで仮想キャラクタが
メッセージを送信するようにしてもよい。
【0076】本実施例に係るキャラクタ・サーバ10
は、利用者資格(アカウント)を持つ各ユーザ又はユー
ザ・グループから徴収されるサービス利用料を収入源と
することもできるが、ユーザに配信するメッセージ中に
広告情報を挿入して得られる広告料を収入源とすること
もできる。また、得られた広告収入によって各ユーザの
サービス利用料を割り引いて、利益を還元するように仕
組みにしてもよい。
【0077】キャラクタ・サーバ10上の各仮想キャラ
クタが特定又は不特定ユーザとメッセージを交換する機
会は、言い換えれば、収入を得る機会でもある。この意
味において、上述したような、仮想キャラクタのお返事
保証機能や、ユーザに勝手にメッセージを送信する機能
は極めて重要である。
【0078】例えば、以下に示すように、会話又はメッ
セージの中に広告を挿入することができる。
【0079】(例1) 「ねえ、今度コカコーラが新しいコーラを開発したんだ
って。」
【0080】(例2) 「今日の夜9時からの富士テレビの新しいドラマ、竹之
内がすごいメイクで出るんだって。」
【0081】(例3) 「来週の日曜日、お台場でイベントがあるらしいよ。」
【0082】また、ユーザとのコミュニケーションが進
行していく過程で、広告にある店やイベントに一緒に行
こうと勧誘する形式で、広告情報を打つことができる。
【0083】(例4) 「この前、友達のさとし君から、お台場情報を聞いたん
だけど…。」
【0084】(例5) 「今度の日曜日、11時30分に青山のベルコモンズの
前で待ち合わせしない、て言われちゃった。」
【0085】あるいは、仮想キャラクタを介してメッセ
ージを仲介する(すなわちメッセージを直接なり取りさ
せない)形式で、広告情報を打つことができる。このよ
うなメッセージ形式は、お見合い仲介サービス、あるい
はコンパ友達検索サービスとしても成立し得る。
【0086】(例6) Bさんに「Aさんっていうスポーツ好きな人がいるんだ
けど、知りたい?」
【0087】(例7) Aさんに「Bさんっていうスポーツの得意な人がいる。
知りたい?」
【0088】キャラクタ・サーバ10(又はその運営
者)は、情報提供者(いわゆる「スポンサ」)からは、
所定フォーマット(情報提供フォーマット)で作成され
た情報の提供を受けるとともに、辞書登録情報メッセー
ジをもらう。そして、例えばメッセージ1件当たりXX
円(すなわち従量課金制)で情報提供サービスを行うよ
うにすることができる。
【0089】情報提供フォーマットには、以下に示す事
柄を含めることが好ましい。
【0090】(1)選択するキャラクタ・クラス、若し
くは、プロファイル情報を基にして想定するターゲット
(ユーザ) (2)広告の期間、広告情報配信の時間帯の指定 (3)最大広告数 (4)広告内容(文字数などコンテンツ・データ量に制
限を設けてもよい)
【0091】情報提供フォーマットのデータ構造を図3
に例示しておく。同図に示す例では、情報提供フォーマ
ットは、広告内容文フィールドと、広告開始期日・時間
フィールドと、広告終了期日・時間フィールドと、広告
時間帯フィールドと、広告頻度フィールドと、最大広告
数フィールドと、広告送付条件フィールドと、広告送付
数フィールドとで構成されている。
【0092】キャラクタ・サーバ10は、スポンサ用の
受付口(図示しない)を用意してもよい。また、受付口
の維持費を各スポンサから一律又は利用料に応じて徴収
するようにしてもよい。
【0093】キャラクタ・サーバ10(又はその運営
者)は、情報提供サービスを行うスポンサに対して、一
律の広告料を設定してもよいが、メッセージ送信数(す
なわち情報の配信回数)に応じた従量課金制にすること
もできる。後者の場合、各仮想キャラクタにおける送信
メッセージにより、新しく辞書登録された広告が何名の
ユーザに向けて配信されたかをカウントして、そのカウ
ント値に応じた金額をスポンサに対して課金するように
すればよい。
【0094】また、キャラクタ・サーバ10は、各キャ
ラクタ・インスタンスの性格辞書に情報を書き込む権
利、並びに書き込む情報量をスポンサに対して販売する
ことができる。
【0095】また、キャラクタ・サーバ10は、キャラ
クタ・テンプレート・プール12にキャラクタ・クラス
を配置する権利、あるいは生成されたキャラクタ・イン
スタンスすなわち仮想キャラクタをキャラクタ・サーバ
10上に配置してユーザにアクセスする権利を、スポン
サに対して販売することができる。
【0096】このような場合、キャラクタ・クラスやキ
ャラクタ・インスタンスは、特定のスポンサ向けにカス
タマイズして、自己の情報配信に有利に働くように仮想
キャラクタを稼動させて、スポンサ独自の情報配信場
(空間)を構築することができる。例えば、スポンサの
競合他社の情報を絶対に辞書から引き出さない(あるい
は配信しない)ように仮想キャラクタをデザインするこ
とができる。キャラクタ・サーバ10(又はその運営
者)は、キャラクタ・クラス又はキャラクタ・インスタ
ンスを作成するためのオーサリング・ツールを、有償又
は無償で各スポンサに提供するようにしてもよい。
【0097】本実施例に係るキャラクタ・サーバ10に
よれば、仮想キャラクタは、例えば、ユーザに対して質
問形式のメールを送信して、ユーザから得た返事によ
り、新しい語彙や言い回し、振る舞いなどを逐次学習し
ていくことができる。さらに、ユーザのプロファイリン
グを行い、ユーザ・プロファイルに基づいてメッセージ
に添付すべき広告を動的に選択していくことができる。
この結果、ユーザに対してヒット率の高い広告を打つこ
とができ、広告収入を増大させることができる。
【0098】図6には、仮想キャラクタがユーザに対し
て質問形式のメールを送信して、ユーザから得た返事に
基づいてユーザのプロファイリングを行い、さらに、ユ
ーザ・プロファイルに基づいてメッセージに添付すべき
広告を動的に選択していくための処理手順をフローチャ
ートの形式で示している。以下、このフローチャートに
従って説明する。
【0099】まず、仮想キャラクタが、パラメータ設定
値に合った質問形式のメールを作成する(ステップS3
1)。該メールの中には、対話質問形式で広告文が掲載
されているものとする。
【0100】ユーザはこのメールを受信し(ステップS
32)、質問に対して答えたか(すなわち返信メールを
送ったか否か)を判断する(ステップS33)。
【0101】ユーザが質問に回答しなかった場合には、
後続のステップをジャンプして、本処理ルーチン全体を
終了する。
【0102】他方、ユーザが質問に回答した場合には、
広告文に掲載された商品、及び/又は、商品群に関する
ユーザ・パラメータ値を、回答内容に従って変更し(ス
テップS34)、該変更内容をメールでセンターに返す
(ステップS35)。
【0103】次いで、質問広告をさらに継続すべきか否
かを、パラメータに従って判断する(ステップS3
6)。継続すべきと判断した場合には、ステップS31
に復帰して上述した処理を繰り返し実行する。また、継
続すべきでないと判断した場合には、本処理ルーチン全
体を終了する。
【0104】以下に、広告文を掲載した質問形式メール
を例示する。
【0105】(例11) 「4月からさあ、TBSで新しいドラマが始まるんだっ
て知ってた? (知ってた) (知らなかった)」
【0106】(例12) 「水曜日と木曜日と金曜日にドラマが始まるらしいよ、
興味ある? (水曜日) (木曜日) (金曜日)」
【0107】(例13) 「恋愛ドラマと、刑事物と、教師物とどれが好きかなあ
? (恋愛) (刑事) (教師)」
【0108】(例14) 「いつもの見に行くと、とにかく『取り敢えずビール
!』って言う奴がいるよね。でもさあ、やっぱり取り敢
えずでもこだわりたいと思うときもあるじゃない。サン
トリーから新しいモルツ・ビールか最近出たらしいけ
ど、聞いたこと有る? (なにそれ?) (どうでもいい)」
【0109】(例15) 「お酒飲むのも、雰囲気にこだわって飲みたいときって
ないかなあ?僕はとにかく結構盛り上がるのが好きだけ
ど、仕事仲間で飲むときはとにかくビールなんだけど、
ビール以外の方がいいかなあ? (やっぱりビールっしょ!) (ビールじゃ駄目だ
よ)」
【0110】また、ユーザに対して繰り返し行う質問メ
ールと、質問に対する回答に応じたパラメータ変更を以
下に例示しておく。また、質問に対するユーザからの回
答に応じてパラメータを変更する様子を図7に示してお
く。
【0111】質問1:お花見の季節ですね。花見は毎年
行きますか? 回答の選択肢 a)行く,b)行かない パラメータの変更 a)社交性+1,b)社交性−1
【0112】質問2:お花見と言えばやっぱりお酒だけ
ど、あなたは? 回答の選択肢 a)酒,b)料理 パラメータの変更 a)酒+1,b)料理+1
【0113】質問3−1:お酒はやっぱりビールかなあ
? 回答の選択肢 a)ビール,b)日本酒,c)ワイ
ン,d)それ以外 パラメータの変更 a)ビール+1,b)日本酒+1 c)ワイン+1,d)変更なし
【0114】質問3−2:花見の料理はやっぱり和食
派、洋食派、それとも中華派? 回答の選択肢 a)和食,b)洋食,c)中華 パラメータの変更 a)和食+1,b)洋食+1,
c)中華+1
【0115】質問4−1:日本酒は銘柄にこだわる方? 回答の選択肢 a)こだわる,b)こだわらない パラメータの変更 a)日本酒+1,b)変更なし
【0116】質問4−2:jazzバーで日本酒を出す
店ができたらしいけど? 回答の選択肢 a)なにそれ?,b)興味ないよ パラメータの変更 a)jazz+1,b)変更なし
【0117】質問4−3:赤坂に「楡の木」って洋食屋
があるの知ってる? 回答の選択肢 a)なにそれ?,b)興味ないよ パラメータの変更 a)新店舗+1,b)変更なし
【0118】また、ユーザからの返答による、センター
側の変数操作の実例を、以下に擬似コード形式で示して
おく。
【0119】
【数2】広告内容文: 広告ステージ1: 質問文="コーラは好き? Yes or No" Yesアクション=goto 広告ステージ2 Noアクション="" 広告ステージ2: 質問文="今度XXから新しい飲み物が出たんだ。3月
1日から発売開始だって どんなの? or いらない" Yesアクション=広告ステージ3 Noアクション="" … … … … … … … … … … 広告ステージn: 質問文="サスケ(笑) すげー! or 飲めるか!" Yesアクション=クライアントのWebページにジャ
ンプ&&(広告.広告送付数)++ Noアクション=卓袱台をひっくり返す
【0120】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
【0121】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
特定又は不特定のユーザに対して情報配信及び広告情報
の提供サービスを行うことができる、優れた情報配信シ
ステム及び情報配信方法を提供することができる。
【0122】また、本発明によれば、各ユーザの趣味・
嗜好や要求に適合する情報配信を行うことができる、優
れた情報配信システム及び情報配信方法を提供すること
ができる。
【0123】また、本発明によれば、仮想キャラクタと
のコミュニケーションという形式でユーザに情報配信及
び広告情報の提供サービスを行うことができる、優れた
情報配信システム及び情報配信方法を提供することがで
きる。
【0124】また、本発明によれば、仮想キャラクタと
のコミュニケーションを通じて取り出されるユーザ情報
に基づいて適切な情報配信サービスを行うことができ
る、優れた情報配信システム及び情報配信方法を提供す
ることができる。
【0125】本発明によれば、仮想キャラクタとのコミ
ュニケーションを通じてユーザ・プロファイルを動的に
取得することができ、ヒット率の高い広告を打つことが
できる。また、登録ユーザの年齢や性別などのコントロ
ール、あるいは、ユーザ・プロファイル情報に基づいて
ターゲットとすべきユーザに対して確実に情報配信や広
告情報提供を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に供されるネットワーク・システ
ム1構成を模式的に示した図である。
【図2】新規ユーザ登録を行う際のキャラクタ・サーバ
10において実行される処理手順を示したフローチャー
トである。
【図3】情報提供フォーマットのデータ構造を例示した
図である。
【図4】仮想キャラクタがユーザ・メッセージを通じて
学習するための処理手順を示したフローチャートであ
る。
【図5】仮想キャラクタが独り言を行うための処理手順
を示したフローチャートである。
【図6】仮想キャラクタがユーザに対して質問形式のメ
ールを送信して、ユーザから得た返事に基づいてユーザ
のプロファイリングを行い、さらに、ユーザ・プロファ
イルに基づいてメッセージに添付すべき広告を動的に選
択していくための処理手順を示したフローチャートであ
る。
【図7】質問に対するユーザからの回答に応じてパラメ
ータを変更する様子を示した図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク・システム 10…キャラクタ・サーバ 11…基本辞書 12…キャラクタ・テンプレート・プール 13…キャラクタ作成窓口 14…広告情報プール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 信行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB49 GG02

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各ユーザに対して仮想キャラクタを生成す
    る仮想キャラクタ生成部と、 前記仮想キャラクタ生成部により生成された1以上の仮
    想キャラクタとを備え、 仮想キャラクタは、該仮想キャラクタの基本的性格を記
    述した性格辞書と、ユーザ情報を記述したユーザ辞書
    と、所定のタイミングでユーザとメッセージ交換を行う
    コミュニケーション手段とを含むことを特徴とする情報
    配信システム。
  2. 【請求項2】前記仮想キャラクタ生成部は、クラス形式
    で定義されたキャラクタ・テンプレートを用いて、ユー
    ザ情報に基づいてインスタンス形式の仮想キャラクタを
    生成することを特徴とする請求項1に記載の情報配信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記性格辞書及び/又は前記ユーザ辞書は
    前記コミュニケーション手段を介したユーザとのメッセ
    ージ交換の結果及び/又は履歴に従って更新されること
    を特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  4. 【請求項4】前記コミュニケーション手段は、ユーザか
    らメッセージを受信したことに応答して所定時間内にメ
    ッセージを返信することを特徴とする請求項1に記載の
    情報配信システム。
  5. 【請求項5】前記コミュニケーション手段は、ユーザか
    らメッセージを受信したか否かに拘わらず、定期又は不
    定期でユーザに対してメッセージを送信することを特徴
    とする請求項1に記載の情報配信システム。
  6. 【請求項6】さらに、複数の広告情報を蓄積する広告情
    報プールを備えることを特徴とする請求項1に記載の情
    報配信システム。
  7. 【請求項7】仮想キャラクタは、前記コミュニケーショ
    ン手段を介したユーザとのメッセージ交換の結果及び/
    又は履歴に基づいて前記広告情報プールから広告情報を
    選択して、ユーザへの送信メッセージに該広告情報を挿
    入することを特徴とする請求項6に記載の情報配信シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記仮想キャラクタが送信メッセージに広
    告情報を使用した回数に応じて、該広告情報の提供者に
    課金する課金手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項6に記載の情報配信システム。
  9. 【請求項9】各ユーザ毎に生成した仮想キャラクタを介
    してユーザとメッセージ交換を行う情報配信方法であっ
    て、 仮想キャラクタが、該仮想キャラクタの基本的性格を記
    述した性格辞書とユーザ情報を記述したユーザ辞書と用
    いてユーザへの送信メッセージを生成するステップと、 仮想キャラクタが、所定のタイミングでユーザとメッセ
    ージ交換を行うステップと、を具備することを特徴とす
    る情報配信方法。
  10. 【請求項10】クラス形式で定義されたキャラクタ・テ
    ンプレートを用いて、ユーザ情報に基づいてインスタン
    ス形式の仮想キャラクタを生成するステップをさらに備
    えることを特徴とする請求項9に記載の情報配信方法。
  11. 【請求項11】前記メッセージ交換を行うステップにお
    けるユーザとのメッセージ交換の結果及び/又は履歴に
    従って前記性格辞書及び/又は前記ユーザ辞書を更新す
    るステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に
    記載の情報配信方法。
  12. 【請求項12】前記メッセージ交換を行うステップで
    は、ユーザからメッセージを受信したことに応答して所
    定時間内にメッセージを返信することを特徴とする請求
    項9に記載の情報配信方法。
  13. 【請求項13】前記メッセージ交換を行うステップで
    は、ユーザからメッセージを受信したか否かに拘わら
    ず、定期又は不定期でユーザに対してメッセージを送信
    することを特徴とする請求項9に記載の情報配信方法。
  14. 【請求項14】さらに複数の広告情報を広告情報プール
    に蓄積するステップを備えることを特徴とする請求項9
    に記載の情報配信方法。
  15. 【請求項15】前記メッセージ交換を行うステップで
    は、ユーザとのメッセージ交換の結果及び/又は履歴に
    基づいて前記広告情報プールから広告情報を選択して、
    ユーザへの送信メッセージに該広告情報を挿入すること
    を特徴とする請求項14に記載の情報配信方法。
  16. 【請求項16】前記仮想キャラクタが送信メッセージに
    広告情報を使用した回数に応じて該広告情報の提供者に
    課金するステップをさらに備えることを特徴とする請求
    項14に記載の情報配信方法。
  17. 【請求項17】各ユーザ毎に生成した仮想キャラクタを
    介してユーザとメッセージ交換を行う情報配信処理をコ
    ンピュータ・システム上で実行するように記述されたコ
    ンピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で物
    理的に格納したソフトウェア記憶媒体であって、前記コ
    ンピュータ・ソフトウェアは、 仮想キャラクタが、該仮想キャラクタの基本的性格を記
    述した性格辞書とユーザ情報を記述したユーザ辞書と用
    いてユーザへの送信メッセージを生成するステップと、 仮想キャラクタが、所定のタイミングでユーザとメッセ
    ージ交換を行うステップと、を具備することを特徴とす
    るソフトウェア記憶媒体。
  18. 【請求項18】前記コンピュータ・ソフトウェアは、ク
    ラス形式で定義されたキャラクタ・テンプレートを用い
    て、ユーザ情報に基づいてインスタンス形式の仮想キャ
    ラクタを生成するステップをさらに備えることを特徴と
    する請求項17に記載のソフトウェア記憶媒体。
  19. 【請求項19】前記コンピュータ・ソフトウェアは、前
    記メッセージ交換を行うステップにおけるユーザとのメ
    ッセージ交換の結果及び/又は履歴に従って前記性格辞
    書及び/又は前記ユーザ辞書を更新するステップをさら
    に備えることを特徴とする請求項17に記載のソフトウ
    ェア記憶媒体。
  20. 【請求項20】前記メッセージ交換を行うステップで
    は、ユーザからメッセージを受信したことに応答して所
    定時間内にメッセージを返信することを特徴とする請求
    項17に記載のソフトウェア記憶媒体。
  21. 【請求項21】前記メッセージ交換を行うステップで
    は、ユーザからメッセージを受信したか否かに拘わら
    ず、定期又は不定期でユーザに対してメッセージを送信
    することを特徴とする請求項17に記載のソフトウェア
    記憶媒体。
  22. 【請求項22】前記コンピュータ・ソフトウェアは、さ
    らに複数の広告情報を広告情報プールに蓄積するステッ
    プを備えることを特徴とする請求項17に記載のソフト
    ウェア記憶媒体。
  23. 【請求項23】前記メッセージ交換を行うステップで
    は、ユーザとのメッセージ交換の結果及び/又は履歴に
    基づいて前記広告情報プールから広告情報を選択して、
    ユーザへの送信メッセージに該広告情報を挿入すること
    を特徴とする請求項22に記載のソフトウェア記憶媒
    体。
  24. 【請求項24】前記コンピュータ・ソフトウェアは、前
    記仮想キャラクタが送信メッセージに広告情報を使用し
    た回数に応じて該広告情報の提供者に課金するステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項22に記載のソ
    フトウェア記憶媒体。
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