JP2010225151A - インターネット広告提供方法及び提供システム - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、インターネット（ＩＮ）広告提供方法及び提供システムを提供すること。
【解決手段】本発明は、予め設定された各々の広告個数比率、露出頻度設定値及び補正係数を有する複数個の広告グループから構成される広告プールに属した複数の個別ＩＮ広告の提供方法であって、ウェブページ提供サーバに一つ以上のＩＮ広告を提供する広告提供サーバが複数の個別ＩＮ広告の露出数対比クリック率（ＣＴＲ）を算出し、広告提供サーバが広告プールに含まれたＩＮ広告のＣＴＲの中間値を平均値で割った値を算出し、広告提供サーバが広告プールに含まれた個別ＩＮ広告をＣＴＲの大きさ順に広告個数比率に応じて降順に配置し、広告提供サーバが各グループに属した個別ＩＮ広告を露出頻度の比率でＩＮ上で露出することを特徴とする。
【選択図】図３

Description

本発明は、インターネット広告の提供方法及び提供システムに関し、さらに詳細には、複数の広告グループに属した個別インターネット広告をウェブページ上の特定広告領域に選択的に配置するに当たって、ＣＴＲを利用してインターネット広告の露出頻度を決定することによって、全広告主に最大の広告効果を得ることができる方法を提供するインターネット広告の露出頻度決定方法を含むインターネット広告提供方法及び提供システムに関する。

インターネット広告の方法として、ＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）リンク方式が主に用いられている。前記ＵＲＬリンク方式のインターネット広告は、ユーザの接続の多いウェブページにＵＲＬリンクの設定されたインターネット広告（テキスト文字列、バナー、動画などの形態を有する。以下、バナー広告等とする）を掲載し、ユーザが該当ウェブページに接続して前記インターネット広告をクリックする場合、前記リンク情報に基づいて該当広告と関連した広告ウェブページに移動することによって、広告の効果を達成する広告方法である。

したがって、前記ＵＲＬリンク方式のインターネット広告は、前記バナー広告などを特定ウェブページに露出させることだけで広告効果を達成したと認められず、ユーザが前記バナー広告などをクリックした時、はじめて所望の広告効果を達成したと認められる。すなわち、前記ＵＲＬリンク方式のインターネット広告は、特定ウェブページに露出したバナー広告などがクリックされた回数が大きいほど、換言すれば露出数対比クリック率（Ｃｌｉｃｋ Ｔｈｒｏｕｇｈ Ｒａｔｅ；以下、ＣＴＲとする）が高いほど、広告効果が高いと認められる。

図１は、インターネット広告の掲示されたポータルサイトのウェブページを示す例示図である。図１に示すように、ポータルサイトなどで提供するウェブページは、ニュース記事などのコンテンツを提供し、また、特定領域を広告領域１００に割り当てて各種形態（テキスト文字列、バナー、動画等）の広告を提供する。

このような広告は、時間に応じて又はユーザのウェブページ接続によって各々異なる広告が提供されることができる。例えば、ユーザがウェブページに最初接続する時、Ａという広告が掲示された場合、同じウェブページを再読込みするか、又は再接続する時には、Ｂという広告が掲示されることができ、Ｘというユーザがウェブページに接続する時、Ａという広告が掲示された場合には、同じウェブページをＹというユーザが接続する時には、Ｂという広告が掲示されうる。

また、図１に示すように、広告領域１００から複数の広告を提供する場合、該当広告領域１００から提供される広告は、ユーザの接続時ごとに掲載される広告及びその順序が変更されてディスプレイされうる。すなわち、ユーザのウェブページ接続時ごとに、複数の広告が保存されたデータベースから同時に掲載可能な該当広告個数分だけをランダムで抽出してディスプレイするようになる。

上述したように、複数の広告の保存されたデータベースからウェブページの前記広告領域１００に掲載される広告を抽出する方法として、従来のインターネット広告の露出頻度決定方法を説明すれば、以下のとおりである。

前記広告領域１００に同時にｂ個の広告を掲載できる場合、前記広告領域は、ｂ個の広告スロットから構成される。前記広告領域１００に掲載することと登録された全体広告は、前記データベースに保存される。仮に、前記データベースに登録された全体広告の数がａで、前記広告領域１００がｂ個のスロットを有する場合、一つの個別広告の露出頻度は、ｂ／ａである。

一方、該当広告領域内において各個別広告の間では、広告文句（ヘッドコピー）の構成や広告される業種の選好度などの要因によって、ＣＴＲが異なって現れる。そのため、各個別広告に対するＣＴＲが異なるにもかかわらず、すべての広告を従来のように同じ比率でランダムに掲載するようになる場合には、全体的な広告効果が落ちるという問題点がある。すなわち、ＣＴＲの高い広告とＣＴＲの低い広告とを同じ比率で露出させることによって、全体的なＣＴＲを最大化させることができないという問題点がある。

上記のように、全体的なＣＴＲが低くなる場合に発生する問題点は、２つある。第１に、全広告主の立場では、ユーザのクリックによりリンクされた広告ウェブページを表示することによって、広告の目的を達成することができるが、クリック率の低下は、全体的な広告の効果が低くなることを意味する。第２に、該当インターネット広告を掲載したホームページ運営者又は広告代行業者は、広告主との契約によってクリック当たりの料金を適用したとき、広告吸込力の低いインターネット広告を掲載する場合、平均以下の広告収益のみを達成せざるを得ないのを意味する。すなわち、全広告主及び該当インターネット広告を掲載したホームページ運営者又は広告代行業者にあって、全体的なＣＴＲの低下は、広告効果及び広告収益の低下という問題点を引き起こす。

本発明の目的は、上記の問題点を解決するためのものであって、個別インターネット広告の露出頻度を決定する方法を露出数対比クリック率（ＣＴＲ）を利用して最適化することによって、すべての広告主に最大の広告効果を得ることができるようにし、該当インターネット広告を掲載したホームページ運営者又は広告代行業者にあって、最大の広告収益を得ることができるようにするインターネット広告提供方法及びシステムを提供することにある。

本発明の他の目的は、露出数対比クリック率の高い広告を上位グループに配置し、露出数対比クリック率の低い広告を下位グループに配置して、上位グループに配置された広告に対しては割引料率を適用し、下位グループに配置された広告に対しては割増料率を適用することによって、インターネット広告そのものの高い広告効果により発生される利益を広告主に還元することによって、合理的な広告料金算定の可能なインターネット広告提供方法及びシステムを提供することにある。

本発明のさらに他の目的は、広告プールに含まれる個別インターネット広告として同じ広告を重複して設定できるようにして、より多くの露出を望む広告主の要求を充足させうるインターネット広告提供方法及びシステムを提供することにある。

本発明のまたさらに他の目的は、広告プールに含まれる個別インターネット広告として同じ広告に対して複数のヘッドコピーを設定して保存し、該保存された各ヘッドコピーを個別広告として処理できるようにして、多様なヘッドコピーの露出を望む広告主の要求を充足させうるインターネット広告提供方法及びシステムを提供することにある。

本発明のまたさらに他の目的は、１日２４時間を所定の単位の時区間に分け、現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で広告プールを構成することによって、時間に応じて異なる広告を提供できるインターネット広告提供方法及びシステムを提供することにある。

本発明によるインターネット広告提供方法は、予め設定された各々の広告個数比率Ｎ_ｉ、露出頻度設定値Ｃ_ｉ及び補正係数Ｋ_ｉを有する複数個の広告グループＧ_１〜Ｇ_ｍから構成される広告プール（ｐｏｏｌ）に属した複数の個別インターネット広告の提供方法であって、インターネット広告を含むウェブページを提供するウェブページ提供サーバに一つ以上のインターネット広告を提供する広告提供サーバが前記複数の個別インターネット広告の露出数対比クリック率（以下、ＣＴＲとする）を算出する第１ステップと、前記広告提供サーバが前記広告プールに含まれたインターネット広告のＣＴＲの中間値を平均値で割り算した値であるｒを算出する第２ステップと、前記広告提供サーバが前記広告プールに含まれた個別インターネット広告をＣＴＲの大きさ順に前記広告個数比率Ｎ_ｉに応じて上位グループから下位グループの順に配置する第３ステップと、前記広告提供サーバが前記各グループＧｉに属した個別インターネット広告を露出頻度Ａ_ｉ

の比率でウェブページを介してインターネット上で露出する第４ステップとを含むものの、上位グループＧ_ｉの広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ／Ｎ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ＋１／Ｎ_ｉ＋１より大きく、上位グループＧ_ｉの補正係数Ｋ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の補正係数Ｋ_ｉ＋１より大きいことを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、前記広告提供サーバが予め設定された特定グループに属したインターネット広告に対しては基本料率を適用し、前記特定グループより上位グループに属したインターネット広告に対しては割引料率を適用し、前記特定グループより下位グループに属したインターネット広告に対しては割増料率を適用したクリック当たりの広告料金を適用する第５ステップをさらに含むことを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、前記割引料率は、上位グループであるほど大きくなり、前記割増料率は、下位グループであるほど大きくなることを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、最初登録される個別インターネット広告は、予め設定された特定グループＧ_ｘに配置されることを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、ｘ＝［ｍ／２］又はｘ＝［（ｍ＋１）／２］であることを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、前記第２ステップ及び前記第３ステップは、既設定の周期ごとに実行されることによって、前記周期ごとに前記複数の個別インターネット広告の前記広告グループ配置が更新されることを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、前記広告プールに含まれる個別インターネット広告は、同じ広告を重複して設定可能なことを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、前記広告プールに含まれる個別インターネット広告は、同じ広告に対して複数のヘッドコピーを設定して保存し、前記保存された各ヘッドコピーを個別広告として処理することを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、１日２４時間を所定の単位の時区間に分け、前記個別インターネット広告は、少なくとも一つの掲載される時区間に対する掲載時間情報を各々有し、前記第１ステップと前記第２ステップとの間に、前記広告提供サーバが現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で前記広告プールを構成するステップをさらに含むことを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、前記時区間は、０時から４時、４時から８時、８時から１２時、１２時から１６時、１６時から２０時、及び２０時から２４時までの６個に分けられることを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、前記第２ステップ及び前記第３ステップにおける前記ＣＴＲは、前記時区間の開始時点から所定の時間内には、その前日の前記時区間の間に前記第１ステップにて算出されたＣＴＲを利用し、前記時区間開始時点から所定の時間経過後には、前記時区間開始時点以後から現在まで前記第１ステップにて算出されたＣＴＲを利用することを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供方法は、前記広告プールに含まれる個別インターネット広告は、同じ広告に対して各時区間に応じて内容を別にする複数のヘッドコピーを設定して保存し、該保存された各ヘッドコピーを前記時区間に該当する掲載時間情報を有する個別広告として処理することを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、インターネット広告を含むウェブページを提供するウェブページ提供サーバと、前記ウェブページ提供サーバに一つ以上のインターネット広告を提供する広告提供サーバとを備えるインターネット広告提供システムであって、前記広告提供サーバは、広告主から申請されたインターネット広告を広告ＤＢに保存する広告入力部と、前記広告ＤＢに保存されたインターネット広告の一部を選択して広告プール（ｐｏｏｌ）を構成して、広告プールＤＢに保存する広告プール構成部と、個別インターネット広告のＣＴＲを算出し、前記広告プールＤＢに含まれたインターネット広告のＣＴＲの中間値を平均値で割り算した値であるｒを算出するＣＴＲ算出部と、予め設定された各々の広告個数比率Ｎ_ｉ、露出頻度設定値Ｃ_ｉ及び補正係数Ｋ_ｉを有する複数個の広告グループＧ_１乃至Ｇ_ｍを保存する広告グループＤＢと、前記広告プールＤＢに含まれた個別インターネット広告をＣＴＲの大きさ順に前記広告個数比率Ｎ_ｉに応じて上位グループから下位グループの順に配置して、前記広告グループＤＢに保存する広告グループ構成部と、前記各グループＧ_ｉに属した個別インターネット広告を露出頻度Ａ_ｉ

の比率で前記ウェブページ提供サーバに提供する広告抽出部とを備えるものの、上位グループＧ_ｉの広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ／Ｎ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ＋１／Ｎ_ｉ＋１より大きく、上位グループＧ_ｉの補正係数Ｋ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の補正係数Ｋ_ｉ＋１より大きいことを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、前記ウェブページ提供サーバからクリック情報を受信した場合、前記広告提供サーバは、予め設定された基本グループに属したインターネット広告に対しては基本料率を適用し、前記基本グループより上位グループに属したインターネット広告に対しては割引料率を適用し、前記基本グループより下位グループに属したインターネット広告に対しては割増料率を適用したクリック糖広告料金を適用する広告料金算出部をさらに備えることを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、前記広告料金算出部は、上位グループであるほど大きくなる割引料率を適用し、下位グループであるほど大きくなる割増料率を適用することを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、前記広告グループ構成部は、最初登録される個別インターネット広告を予め設定された特定グループＧ_ｘに配置することを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、ｘ＝［ｍ／２］又はｘ＝［（ｍ＋１）／２］であること（但し、［ｙ]は、ｙが整数である場合、ｙであり、ｙが整数でない場合、ｙより小さな最大の整数を意味）を特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、前記広告入力部は、同じ広告を重複して入力されることができ、前記広告プール構成部は、前記同じ広告を重複して広告プールを構成することができることを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、前記広告入力部は、同じ広告に対して複数のヘッドコピーを設定して入力されて前記広告ＤＢに保存することができ、前記広告プール構成部は、前記保存された各ヘッドコピーを個別広告として処理することを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、１日２４時間を所定の単位の時区間に分け、前記広告入力部は、前記個別インターネット広告の入力時に少なくとも一つの掲載される時区間に対する掲載時間情報を受信し、前記広告プール構成部は、現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で前記広告プールを構成することを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、前記時区間は、０時から４時、４時から８時、８時から１２時、１２時から１６時、１６時から２０時及び２０時から２４時までの６個に分けられることを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、前記ＣＴＲ算出部が前記ｒを算定し、前記広告グループ構成部が広告グループを構成するにおいて、前記時区間の開始時点から所定の時間内には、その前日の前記時区間の間に算出されたＣＴＲを利用し、前記時区間開始時点から所定の時間経過後には、前記時区間開始時点以後から現在まで算出されたＣＴＲを利用することを特徴とする。

本発明によるインターネット広告提供システムは、前記広告入力部は、同じ広告に対して各時区間に応じて内容を別にする複数のヘッドコピーを、掲載される時区間に対する掲載時間情報と共に受信して前記広告ＤＢに保存し、前記広告プール構成部は、前記保存された各ヘッドコピーの中で現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で前記広告プールを構成することを特徴とする。

本発明の実施の形態によるインターネット広告提供方法及びシステムは、個別インターネット広告の露出頻度を決定する方法を露出数対比クリック率（ＣＴＲ）を利用して最適化することによって、すべての広告主に最大の広告効果を得ることができるようにし、該当インターネット広告を掲載したホームページ運営者又は広告代行業者にあって最大の広告収益を得ることができる効果を提供する。

本発明の実施の形態によるインターネット広告提供方法及びシステムは、露出数対比クリック率の高い広告を上位グループに配置し、露出数対比クリック率の低い広告を下位グループに配置して、上位グループに配置された広告に対しては割引料率を適用し、下位グループに配置された広告に対しては割増料率を適用することによって、インターネット広告そのものの高い広告効果による発生する利益を広告主に還元することで、合理的な広告料金算定を可能にする効果を提供する。

本発明の実施の形態によるインターネット広告提供方法及びシステムは、広告プールに含まれる個別インターネット広告として同じ広告を重複して設定可能にして、より多くの露出を望む広告主の要求を充足させうる効果を提供する。

本発明の実施の形態によるインターネット広告提供方法及びシステムは、広告プールに含まれる個別インターネット広告として、同じ広告に対して複数のヘッドコピーを設定して保存し、該保存された各ヘッドコピーを個別広告として処理できるようにして、多様なヘッドコピーの露出を望む広告主の要求を充足させうる効果を提供する。

本発明の実施の形態によるインターネット広告提供方法及びシステムは、１日２４時間を所定の単位の時区間に分け、現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で広告プールを構成することによって、時間に応じて異なる広告を提供できるという効果を提供する。

インターネット広告の掲示されたポータルサイトのウェブページを示す例示図である。 本発明の実施の形態によるインターネット広告提供方法の概念を示す概念図である。 本発明の実施の形態によるインターネット広告提供方法の全体過程に対するフローチャートである。 本発明の実施の形態によるインターネット広告提供システムを示す構成図である。 本発明の実施の形態による広告提供サーバ３００の細部構成を示すブロック図である。

以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。

図２は、本発明の実施の形態によるインターネット広告提供方法の概念を示す図である。図２に示すように、インターネット広告の対象になる個別インターネット広告は、広告プール（ｐｏｏｌ）３３５を構成する。前記広告プールは、広告主から掲載を要請された広告データから構成された広告ＤＢに保存されたインターネット広告の一部を選択して構成されたものであって、前記広告ＤＢに保存されたすべてのインターネット広告のうち、掲載条件に符合する広告の集合を意味する。前記掲載条件の適用例としては、前記広告ＤＢに保存された個別インターネット広告に指定された掲載時間がある場合、前記広告ＤＢに保存されたインターネット広告のうち、前記指定された掲載時間が現在時点に符合する広告のみが前記広告プールに含まれるはずで、先払い制課金体系においては、前記広告ＤＢに保存されたインターネット広告のうち、充填額がすべて消尽されない広告のみが前記広告プールに含まれるはずである。本発明の一実施の形態によれば、前記広告プールに含まれる個別インターネット広告は、同じ広告を重複して設定可能であることを特徴とする。本発明のさらに他の実施の形態によれば、前記広告プールに含まれる個別インターネット広告は、同じ広告に対して複数のヘッドコピーを設定して保存し、該保存された各ヘッドコピーを個別広告として処理することを特徴とする。本発明のまたさらに他の実施の形態によれば、１日２４時間を所定の単位の時区間に分け、前記個別インターネット広告は、少なくとも一つの掲載される時区間に対する掲載時間情報を各々有し、前記広告プールは、現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告から構成されることを特徴し、特に前記時区間は、０時から４時、４時から８時、８時から１２時、１２時から１６時、１６時から２０時及び２０時から２４時までの６個に分けられることを特徴とする。

前記広告プールに含まれた個別広告は、ＣＴＲの高い順にＣＴＲ順位テーブル３３６で整列されうる。

次に、前記広告プールに含まれた個別広告は、ＣＴＲの順位によって各広告グループＧ_ｉに配置される。前記広告広告グループは、予め設定された各々の広告個数比率Ｎ_ｉ、露出頻度設定値Ｃ_ｉ及び補正係数Ｋ_ｉを有する。前記各広告グループの前記設定値を表で表現すると、表１のとおりである。

ここで、広告個数比率Ｎ_ｉとは、広告プール３３５に含まれたすべての広告個数に対する各広告グループに属した広告個数の比率であって、例えばＮ_３＝０．２とは、広告プールに属した広告のうち２０％が第３広告グループに属するという意味である。したがって、広告プール３３５に含まれたすべての個別広告は、ＣＴＲ順位テーブル３３６によってＣＴＲの高い順に前記広告個数比率Ｎ_ｉに応じて上位グループから下位グループの順に配置される。図示のように、第１広告グループには、ＡＤ_１からＡＤ_Ｎ１までの広告が配置され、第２広告グループには、ＡＤ_Ｎ１＋１からＡＤ_{Ｎ１＋Ｎ２}までの広告が配置される。

露出頻度設定値Ｃ_ｉは、広告スロット１００に各広告グループに属した個別広告が掲載される基本比率であって、例えばＣ_１＝０．３とすると、広告スロット１００中の３０％が第１広告グループに属する広告が掲載されることを基本とするという意味である。本発明の実施の形態によれば、ＣＴＲの高い広告に対して露出頻度が高くなければならないので、上位グループＧ_ｉの広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ／Ｎ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ＋１／Ｎ_ｉ＋１より大きいことを特徴とする（条件１）。

補正係数Ｋ_ｉは、ＣＴＲの中間値とＣＴＲの平均値との比によって、前記露出頻度設定値Ｃ_ｉを補正するための値である。このような補正が必要な理由は、ＣＴＲの中間値がＣＴＲの平均値より大きな場合には、全体広告のうち、平均ＣＴＲより高いＣＴＲを有する広告がより多くあるということで、このときには、上位グループに属する広告の露出比重を縮小し、下位グループに属する広告の露出比重を増加させて、平均ＣＴＲにより近接できるようにし、反対にＴＲの中間値がＣＴＲの平均値より小さな場合には、全体広告のうち、平均ＣＴＲより低いＣＴＲを有する広告がより多くあるということで、このときには、上位グループに属する広告の露出比重を増加させ、下位グループに属する広告の露出比重を縮小して、平均ＣＴＲにより近接できるようにするためである。

前記露出比重の補正式は、以下の式１のとおりである。
（第ｉグループの露出頻度関数）＝ｆ_ｉ（ｒ）＝Ｃ_ｉ＊（ｒ）^Ｋｉ （式１）

但し、ｒは、ＣＴＲの中間値をＣＴＲの平均値で割り算したことを意味する変数である。

ＣＴＲの中央値が平均値より大きいほど、上位グループの露出頻度が低くなければならないため、上位グループＧ_ｉの補正係数Ｋ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の補正係数Ｋ_ｉ＋１より大きくなければならない（条件２）。

各グループＧ_ｉの露出頻度を式で表すと、以下の式２のとおりである。

各グループＧ_ｉに属した個別広告の露出頻度を式で表すと、以下の式３のとおりである。

すなわち、各グループＧ_ｉに属した個別インターネット広告の露出頻度Ａ_ｉは、

のとおりである。

以下、本発明の実際適用例を数字にて説明する。

各設定値は、下記の表２のとおりであり、広告プールには、１００個の広告があると仮定する。

０．４／０．２５＞０．５／０．５＞０．１／０．２５であるので、条件１を満たし、
１＞０＞−１であるので、条件２も満たす。

第１に、ｒ＝１．２の場合、
ｆ_１（１．２）＝０．４＊（１．２）＾１＝０．４８
ｆ_２（１．２）＝０．５＊（１．２）＾０＝０．５
ｆ_３（１．２）＝０．１＊（１．２）＾−１＝０．０８３
Ｆ_１（１．２）＝０．４５２，Ｆ_２（１．２）＝０．４７０，Ｆ_３（１．２）＝０．０７８
Ａ_１＝Ｆ_１／（１００＊０．２５）＝０．０１８１，
Ａ_２＝Ｆ_２／（１００＊０．５０）＝０．００９４，
Ａ_３＝Ｆ_３／（１００＊０．１０）＝０．００３１のとおりである。

第２に、ｒ＝１の場合、
ｆ_１（１）＝０．４＊（１）＾１＝０．４０
ｆ_２（１）＝０．５＊（１）＾０＝０．５
ｆ_３（１）＝０．１＊（１）＾−１＝０．１
Ｆ_１（１）＝０．４，Ｆ_２（１）＝０．５，Ｆ_３（１）＝０．１
Ａ_１＝Ｆ_１／（１００＊０．２５）＝０．０１６，
Ａ_２＝Ｆ_２／（１００＊０．５０）＝０．０１０，
Ａ_３＝Ｆ_３／（１００＊０．１０）＝０．００４のとおりである。

第３に、ｒ＝０．８の場合、
ｆ_１（０．８）＝０．４＊（０．８）＾１＝０．３２
ｆ_２（０．８）＝０．５＊（０．８）＾０＝０．５
ｆ_３（０．８）＝０．１＊（０．８）＾−１＝０．１２５

＊９２Ｆ_１（０．８）＝０．３３９，Ｆ_２（０．８）＝０．５２９，Ｆ_３（０．８）＝０．１３２
Ａ_１＝Ｆ_１／（１００＊０．２５）＝０．０１３５６，
Ａ_２＝Ｆ_２／（１００＊０．５０）＝０．０１０５８，
Ａ_３＝Ｆ_３／（１００＊０．１０）＝０．００５２８のとおりである。

前記結果を解析すると、ＣＴＲの中間値がＣＴＲの平均値より大きな場合、第１グループの各広告の露出頻度が高まり、第３グループの各広告の露出頻度が低くなり、ＣＴＲの中間値がＣＴＲの平均値より小さな場合は、その反対の結果が現れることが分かる。このような結果によって、各広告グループの広告の露出頻度調節を介して、全体的にすべての広告が向上した平均ＣＴＲを有するようになるから、広告の全体的な効果が上昇する。よって、本発明は、前記のような構成によって前記すべての広告主に最大の広告効果を得ることができるようにし、該当インターネット広告を掲載したホームページ運営者又は広告代行業者にとって、最大の広告収益を得ることができるようにする効果を提供することが分かる。

図３は、本発明の実施の形態によるインターネット広告提供方法の全体過程に対するフローチャートである。

まず、広告提供サーバが個別インターネット広告のＣＴＲを算出する（Ｓ１００）。個別インターネット広告のＣＴＲを算出するためには、最初の一定期間の間に該当ウェブページの広告領域にすべての広告を同じ比率で露出させた後、各個別広告に対するＣＴＲを算出して前記ＣＴＲ順位テーブルを作成することができる。前記最初一定期間が経過した後には、下記に示すように、本発明の実施の形態によって連続的に行われる広告提供方法によって、各個別広告に対するＣＴＲ値は更新され、それによって前記ＣＴＲ順位テーブル及びｒ値も更新される。

前記Ｓ１００ステップにて算出された個別インターネット広告のＣＴＲを介してＣＴＲの中間値をＣＴＲの平均値で割り算した値であるｒを算出する（Ｓ２００）。その後、個別インターネット広告をＣＴＲ順位に応じて各広告グループに配置する（Ｓ３００）。その配置方法に対しては、上述したように、ＣＴＲの高い広告は、上位グループに配置され、ＣＴＲの低い広告は、下位グループに配置され、詳細な配置基準は、上述したとおりである。

本発明の一実施の形態によれば、１日２４時間を所定の単位の時区間に分け、前記個別インターネット広告は、少なくとも一つの掲載される時区間に対する掲載時間情報を各々有し、前記広告プールは、現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告から構成されることを特徴とすることは上述したが、この場合、前記ステップＳ２００及びステップＳ３００にて利用されるＣＴＲ値は、前記時区間の開始支点から所定の時間内には、その前日の前記時区間の間にステップＳ１００にて算出されたＣＴＲを利用し、前記時区間の開始時点から所定の時間が経過した後には、前記時区間の開始時点以後から現在まで前記ステップＳ１００にて算出されたＣＴＲを利用することを特徴とすることができる。この場合、本発明の一実施の形態によれば、前記広告プールに含まれる個別インターネット広告は、同じ広告に対して各時区間に応じて内容を別にする複数のヘッドコピーを設定して保存し、該保存された各ヘッドコピーを前記時区間に該当する掲載時間情報を有する個別広告として処理することを特徴とする。

以後、広告提供サーバは、各広告グループに属した個別インターネット広告の露出頻度を算出する（Ｓ４００）。前記露出頻度の算出に対する内容は、上述したとおりである。

以後、広告提供サーバが各個別インターネット広告の露出頻度に応じてインターネット広告をウェブページ上に露出する（Ｓ５００）。

この場合、ユーザが前記インターネット広告をクリックするか否かを判断し（Ｓ６００）、ユーザのクリックがある場合、露出したインターネット広告の属した広告グループに応じる割増又は割引料率を適用する（Ｓ７００）。前記広告料率は、予め設定された特定グループに属したインターネット広告に対しては基本料率を適用し、前記特定グループより上位グループに属したインターネット広告に対しては割引料率を適用し、前記特定グループより下位グループに属したインターネット広告に対しては割増料率を適用し、前記割引料率は、上位グループであるほど大きくなり、前記割増料率は、下位グループであるほど大きくなることを特徴とする。本発明は、前記のような構成によって、インターネット広告そのものの高い広告効果により発生する利益を広告主に還元することによって、合理的な広告料金算定が可能であるという効果を提供する。

前記割増又は割引料率を適用した広告料金は、広告主が予め充填した先払い額から差し引かれる（Ｓ８００）。このような先払い額の差し引きは、一実施の形態に該当することで、前記広告料金を累積して後に請求する後払い制も実施の形態として構成できることは、当業者にとって自明な事項と言えるはずである。

以後、ユーザのクリック有無を個別広告のＣＴＲに反映する（Ｓ７００）。万一、ステップＳ６００の判断結果、ユーザのクリックがある場合には、ＣＴＲの分子及び分母ともその値が１ずつ加算されてＣＴＲが高まり、ユーザのクリックがない場合には、ＣＴＲの分母にのみその値が１が加算されて、ＣＴＲが低くなる。

前記過程により、一つのウェブページ上に広告を掲載し使用料金を適用し、更新周期が渡来しない以上、ステップＳ５００以後は繰り返し的に行われる。

更新周期が渡来した場合（Ｓ９００）、ステップＳ１００に戻って新しいｒ値を算出し、各広告グループを再配置し（Ｓ３００）、露出頻度も再設定するようになる（Ｓ４００）。

ここで、前記実施の形態によって連続的に行われる広告提供方法を行う途中、登録される個別インターネット広告がある場合の取扱が問題となる。本発明の一実施の形態によれば、最初登録される個別インターネット広告は、無条件的に予め設定された特定グループＧ_ｘに配置されることができ、前記ｘは、ｘ＝［ｍ／２］又はｘ＝［（ｍ＋１）／２］（但し、［ｙ］は、一般にｙのガウス関数と呼ばれるものであって、ｙが整数である場合、ｙであり、ｙが整数でない場合、ｙより小さな最大の整数を意味）に設定されることができる。すなわち、最初登録される個別インターネット広告は、前記広告グループのうち、中間順位を有するグループに配置されることができる。

図４は、本発明の実施の形態によるインターネット広告提供システムを示す構成図である。

図４に示すように、本発明の実施の形態によるインターネット広告提供システムは、ウェブページ提供サーバ２００及び広告提供サーバ３００を含んで構成される。

ウェブページ提供サーバ２００は、少なくとも一つ以上のインターネット広告から構成された広告スロット１００を含むウェブページを提供する機能を行う。ウェブページ提供サーバ２００の例には、複数のインターネット広告を、ウェブページを介して提供するインターネットポータル又は新聞社、放送社などのホームページなどがある。

広告提供サーバ３００は、ウェブページ提供サーバ２００に該当広告スロット１００に掲載する少なくとも一つ以上のインターネット広告を提供し、ウェブページに掲載された各広告に対する露出数及びクリック数情報を受信してＣＴＲを算出するようになる。

図４では、ウェブページ提供サーバ２００が広告提供サーバ３００と別途に示されたが、場合によっては、一つのサーバシステムで具現できる。例えば、広告エージェントサーバのような統合広告サービスのための中間システムを媒介として互いに接続しうることは、本発明の属する分野では自明である。

図５は、本発明の実施の形態による広告提供サーバ３００の細部構成を示すブロック図である。

図５に示すように、本発明の実施の形態による広告提供サーバ３００は、広告入力部３１０、広告プール構成部３３０、ＣＴＲ算出部３４０、広告グループ構成部３５０、広告抽出部３６０及び広告料金算出部３７０を備えて構成されることができる。

広告入力部３１０は、インターネット広告の掲載を申請する広告主の広告主端末５００から広告データを受信して、広告ＤＢ３２０に保存する。

広告プール構成部３３０は、広告ＤＢ３２０に保存されたインターネット広告の一部を選択して広告プール（ｐｏｏｌ）を構成して、広告プールＤＢ３３５に保存する。前記広告プールとは、広告ＤＢ３２０に保存されたすべてのインターネット広告のうち、掲載条件に符合する広告の集合を意味する。前記掲載条件の適用例には、広告ＤＢ３２０に保存された個別インターネット広告に指定された掲載時間がある場合、広告ＤＢ３２０に保存されたインターネット広告のうち、前記指定された掲載時間が現在時点に符合する広告のみが前記広告プールに含まれ、先払い制課金体系においては、広告ＤＢ３２０に保存されたインターネット広告のうち、充填額がすべて消尽しない広告のみが前記広告プールに含まれる。ここで、広告プールＤＢ３３５は、広告ＤＢ３２０のように広告主端末５００から受信されたすべての広告データを保存する必要はなく、広告ＤＢ３２０に保存された個別インターネット広告のアドレス値やレファレンス値などの位置情報のみを保存することによって具現されることができる。また、実際に広告ＤＢ３２０と広告プールＤＢ３３５は、個別保存装置に具現される必要もなく、一つの保存装置に保存され広告ＤＢ３２０に保存された広告データに特定設定値を付与することによって、前記広告プールを構成することが可能である。すなわち、広告ＤＢ３２０、広告プール構成部３３０及び広告プールＤＢ３３５を含む図５に示す一実施の形態は、広告分析という概念上の広告の集合を説明するためのもので、上記の様々な具現方法は、前記広告プールの概念を介して当業者により自明に変形されて適用されうるもので、すべて本発明の権利範囲に含まれることと解釈されるはずである。

ＣＴＲ算出部３４０は、個別インターネット広告のＣＴＲを算出してＣＴＲ情報ＤＢ３４５に保存し、広告プールＤＢ３３５に含まれたインターネット広告のＣＴＲの中間値を平均値で割り算した値であるｒを算出する。

広告グループＤＢ３５５は、予め設定された各々の広告個数比率Ｎ_ｉ、露出頻度設定値Ｃ_ｉ及び補正係数Ｋ_ｉを有する複数個の広告グループＧ_１乃至Ｇ_ｍを保存する。前記広告個数比率Ｎ_ｉ、露出頻度設定値Ｃ_ｉ及び補正係数Ｋ_ｉの概念に対しては、図２に対する説明ですでに説明した。また、広告グループ構成部３５０は、広告プールＤＢ３３５に含まれた個別インターネット広告をＣＴＲの高い順に前記広告個数比率Ｎ_ｉに応じて、上位グループから下位グループの順に配置する。広告グループの構成に対する詳細な事項も、図２に対する説明ですでに説明した。ここで、広告グループＤＢ３５５は、広告ＤＢ３２０のように広告主端末５００から受信されたすべての広告データを前記各広告グループ別に保存する必要はなく、広告ＤＢ３２０に保存された個別インターネット広告のアドレス値やレファレンス値などの位置情報のみを保存することによって具現されることができる。また、実際に広告ＤＢ３２０と広告グループＤＢ３５５とは、個別保存装置に具現される必要もなく、一つの保存装置に保存され広告ＤＢ３２０に保存された広告データに特定設定値を付与することによって、前記広告グループを構成することが可能である。すなわち、広告ＤＢ３２０、広告グループ構成部３５０及び広告グループＤＢ３５５を含む図５に示す一実施の形態は、広告グループという概念上の広告の集合を説明するためのものであって、上記の様々な具現方法は、前記広告プールの概念を介して当業者により自明に変形されて適用されうるもので、すべて本発明の権利範囲に含まれることと解釈されるはずである。本発明の一実施の形態によれば、広告グループ構成部３５０は、最初登録される個別インターネット広告は、無条件予め設定された特定グループＧ_ｘに配置でき、前記ｘは、ｘ＝［ｍ／２］又はｘ＝［（ｍ＋１）／２］（但し、［ｙ]は、一般にｙのガウス関数と呼ばれるもので、ｙが整数である場合、ｙであり、ｙが整数でない場合、ｙより小さな最大の整数を意味）に設定されることができる。すなわち、最初登録される個別インターネット広告は、前記広告グループのうち、中間順位を有するグループに配置されることができる。

広告抽出部３６０は、各広告グループＧ_ｉに属した個別インターネット広告を露出頻度Ａ_ｉ

の比率でウェブページ提供サーバ２００に提供する。前記露出頻度Ａ_ｉを決定するための値の中で、Ｎ_ｉ、Ｃ_ｉ及びＫ_ｉ値は、予め設定された設定値で整数であり（但し、広告提供サーバの運営者により前記整数値は変更されうる）、前記ｒ値は、時間によって変更される変数であって、広告抽出部３６０は、ＣＴＲ算出部３４０から算出された値を参照（点線で表示された矢印）する。ここで、上位グループＧ_ｉの広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ／Ｎ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ＋１／Ｎ_ｉ＋１より大きく、上位グループＧ_ｉの補正係数Ｋ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の補正係数Ｋ_ｉ＋１より大きくなければならないことは、図２に対する説明で述べたとおりである。

広告料金算出部３７０は、ウェブページ提供サーバ２００からクリック情報を受信した場合、予め設定された特定グループ（以下、「基本グループ」）に属したインターネット広告に対しては基本料率を適用し、前記基本グループより上位グループに属したインターネット広告に対しては割引料率を適用し、前記基本グループより下位グループに属したインターネット広告に対しては、割増料率を適用したクリック当たりの広告料金を適用する。本発明の好ましい実施の形態によれば、広告料金算出部３７０は、上位グループであるほど大きくなる割引料率を適用し、下位グループであるほど大きくなる割増料率を適用する。すなわち、ＣＴＲが高いほどより大きい割引料率を適用し、ＣＴＲが低いほどより大きい割増料率を適用する。本発明は、前記のような構成によってインターネット広告そのものの高い広告効果により発生する利益を広告主に還元することで合理的な広告料金算定が可能であるという効果を提供する。

本発明の好ましい実施の形態によれば、広告入力部３１０は、同じ広告を重複して入力されることができ、広告プール構成部３３０は、前記同じ広告を重複して広告プールを構成できることを特徴とする。

本発明の好ましい実施の形態によれば、前記広告入力部３１０は、同じ広告に対して複数のヘッドコピーとして設定して入力されて、前記広告ＤＢに保存することができ、広告プール構成部３３０は、前記保存された各ヘッドコピーを個別広告として処理することを特徴とする。

本発明の好ましい実施の形態によれば、１日２４時間を所定の単位の時区間に分け、前記広告入力部３１０は、前記個別インターネット広告の入力時に少なくとも一つの掲載される時区間に対する掲載時間情報を受信し、広告プール構成部３３０は、現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で前記広告プールを構成することを特徴とする。この場合、前記時区間は、０時から４時、４時から８時、８時から１２時、１２時から１６時、１６時から２０時及び２０時から２４時までの６個に分けられることを特徴とする。また、この場合、ＣＴＲ算出部３４０が前記ｒ値を算定し、広告グループ構成部３５０が広告グループを構成するにあたって、前記時区間の開始時点から所定の時間内には、その前日の前記時区間の間に算出されたＣＴＲを利用し、前記時区間開始時点から所定の時間経過後には、前記時区間の開始時点以後から現在まで算出されたＣＴＲを利用することを特徴とする。また、この場合、広告入力部３１０は、同じ広告に対して各時区間に応じて内容を別にする複数のヘッドコピーを、掲載される時区間に対する掲載時間情報と共に受信して広告ＤＢ３２０に保存し、広告プール構成部３３０は、前記保存された各ヘッドコピーの中で現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で前記広告プールを構成することを特徴とする。

本発明の好ましい実施の形態は、例示の目的のために開示されたものであって、当業者であれば本発明の思想と範囲内で多様な修正、変更、付加などが可能であるはずで、このような修正変更などは、以下の特許請求の範囲に含まれることと解釈されるはずである。

２００ ウェブページ提供サーバ
３００ 広告提供サーバ
３１０ 広告入力部
３２０ 広告ＤＢ
３３０ 広告プール構成部
３３５ 広告プールＤＢ
３４０ ＣＴＲ算出部
３４５ ＣＴＲ情報ＤＢ
３５０ 広告グループ構成部
３５５ 広告グループＤＢ
３６０ 広告抽出部
３７０ 広告料金算出部
５００ 広告主端末

Claims (23)

1. 予め設定された各々の広告個数比率Ｎ_ｉ、露出頻度設定値Ｃ_ｉ及び補正係数Ｋ_ｉを有する複数個の広告グループＧ_１〜Ｇ_ｍから構成される広告プール（ｐｏｏｌ）に属した複数の個別インターネット広告の提供方法であって、
   インターネット広告を含むウェブページを提供するウェブページ提供サーバに一つ以上のインターネット広告を提供する広告提供サーバが前記複数の個別インターネット広告の露出数対比クリック率（以下、ＣＴＲとする）を算出する第１ステップと、
   前記広告提供サーバが前記広告プールに含まれたインターネット広告のＣＴＲの中間値を平均値で割り算した値であるｒを算出する第２ステップと、
   前記広告提供サーバが前記広告プールに含まれた個別インターネット広告をＣＴＲの大きさ順に前記広告個数比率Ｎ_ｉに応じて上位グループから下位グループの順に配置する第３ステップと、
   前記広告提供サーバが前記各グループＧｉに属した個別インターネット広告を露出頻度Ａ_ｉ
   

   

   
   の比率でウェブページを介してインターネット上で露出する第４ステップとを含むものの、
   上位グループＧ_ｉの広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ／Ｎ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ＋１／Ｎ_ｉ＋１より大きく、
   上位グループＧ_ｉの補正係数Ｋ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の補正係数Ｋ_ｉ＋１より大きいことを特徴とするインターネット広告提供方法。
2. 第４ステップ以後に、
   前記広告提供サーバが予め設定された特定グループに属したインターネット広告に対しては基本料率を適用し、前記特定グループより上位グループに属したインターネット広告に対しては割引料率を適用し、前記特定グループより下位グループに属したインターネット広告に対しては割増料率を適用したクリック当たりの広告料金を適用する第５ステップをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載のインターネット広告提供方法。
3. 前記割引料率は、上位グループであるほど大きくなり、
   前記割増料率は、下位グループであるほど大きくなることを特徴とする請求項２に記載のインターネット広告提供方法。
4. 最初登録される個別インターネット広告は、予め設定された特定グループＧ_ｘに配置されることを特徴とする請求項１に記載のインターネット広告提供方法。
5. ｘ＝［ｍ／２］又はｘ＝［（ｍ＋１）／２］であること（但し、［ｙ]は、ｙが整数である場合、ｙであり、ｙが整数でない場合、ｙより小さな最大の整数を意味）を特徴とする請求項４に記載のインターネット広告提供方法。
6. 前記第２ステップ及び前記第３ステップは、既設定の周期ごとに実行されることによって、前記周期ごとに前記複数の個別インターネット広告の前記広告グループ配置が更新されることを特徴とする請求項１乃至５のうちの何れか1項に記載のインターネット広告提供方法。
7. 前記広告プールに含まれる個別インターネット広告は、
   同じ広告を重複して設定可能なことを特徴とする請求項１乃至５のうちの何れか１項に記載のインターネット広告提供方法。
8. 前記広告プールに含まれる個別インターネット広告は、
   同じ広告に対して複数のヘッドコピーを設定して保存し、前記保存された各ヘッドコピーを個別広告として処理することを特徴とする請求項１乃至５のうちの何れか１項に記載のインターネット広告提供方法。
9. １日２４時間を所定の単位の時区間に分け、
   前記個別インターネット広告は、少なくとも一つの掲載される時区間に対する掲載時間情報を各々有し、
   前記第１ステップと前記第２ステップとの間に、前記広告提供サーバが現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で前記広告プールを構成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１乃至５のうちの何れか１項に記載のインターネット広告提供方法。
10. 前記時区間は、
    ０時から４時、４時から８時、８時から１２時、１２時から１６時、１６時から２０時、及び２０時から２４時までの６個に分けられることを特徴とする請求項９に記載のインターネット広告提供方法。
11. 前記第２ステップ及び前記第３ステップにおける前記ＣＴＲは、
    前記時区間の開始時点から所定の時間内には、その前日の前記時区間の間に前記第１ステップにて算出されたＣＴＲを利用し、
    前記時区間開始時点から所定の時間経過後には、前記時区間開始時点以後から現在まで前記第１ステップにて算出されたＣＴＲを利用することを特徴とする請求項９に記載のインターネット広告提供方法。
12. 前記広告プールに含まれる個別インターネット広告は、
    同じ広告に対して各時区間に応じて内容を別にする複数のヘッドコピーを設定して保存し、該保存された各ヘッドコピーを前記時区間に該当する掲載時間情報を有する個別広告として処理することを特徴とする請求項９に記載のインターネット広告提供方法。
13. インターネット広告を含むウェブページを提供するウェブページ提供サーバと、
    前記ウェブページ提供サーバに一つ以上のインターネット広告を提供する広告提供サーバとを備えるインターネット広告提供システムであって、
    前記広告提供サーバは、
    広告主から申請されたインターネット広告を広告ＤＢに保存する広告入力部と、
    前記広告ＤＢに保存されたインターネット広告の一部を選択して広告プール（ｐｏｏｌ）を構成して、広告プールＤＢに保存する広告プール構成部と、
    個別インターネット広告のＣＴＲを算出し、前記広告プールＤＢに含まれたインターネット広告のＣＴＲの中間値を平均値で割り算した値であるｒを算出するＣＴＲ算出部と、
    予め設定された各々の広告個数比率Ｎ_ｉ、露出頻度設定値Ｃ_ｉ及び補正係数Ｋ_ｉを有する複数個の広告グループＧ_１乃至Ｇ_ｍを保存する広告グループＤＢと、
    前記広告プールＤＢに含まれた個別インターネット広告をＣＴＲの大きさ順に前記広告個数比率Ｎ_ｉに応じて上位グループから下位グループの順に配置して、前記広告グループＤＢに保存する広告グループ構成部と、
    前記各グループＧ_ｉに属した個別インターネット広告を露出頻度Ａ_ｉ
    

    

    
    の比率で前記ウェブページ提供サーバに提供する広告抽出部とを備えるものの、
    上位グループＧ_ｉの広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ／Ｎ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の広告個数比率対比露出頻度設定値Ｃ_ｉ＋１／Ｎ_ｉ＋１より大きく、
    上位グループＧ_ｉの補正係数Ｋ_ｉが下位グループＧ_ｉ＋１の補正係数Ｋ_ｉ＋１より大きいことを特徴とするインターネット広告提供システム。
14. 前記広告提供サーバは、
    前記ウェブページ提供サーバからクリック情報を受信した場合、予め設定された基本グループに属したインターネット広告に対しては基本料率を適用し、前記基本グループより上位グループに属したインターネット広告に対しては割引料率を適用し、前記基本グループより下位グループに属したインターネット広告に対しては割増料率を適用したクリック糖広告料金を適用する広告料金算出部をさらに備えることを特徴とする請求項１３に記載のインターネット広告提供システム。
15. 前記広告料金算出部は、
    上位グループであるほど大きくなる割引料率を適用し、下位グループであるほど大きくなる割増料率を適用することを特徴とする請求項１３に記載のインターネット広告提供システム。
16. 前記広告グループ構成部は、
    最初登録される個別インターネット広告を予め設定された特定グループＧ_ｘに配置することを特徴とする請求項１３に記載のインターネット広告提供システム。
17. ｘ＝［ｍ／２］又はｘ＝［（ｍ＋１）／２］であること（但し、［ｙ]は、ｙが整数である場合、ｙであり、ｙが整数でない場合、ｙより小さな最大の整数を意味）を特徴とする請求項１６に記載のインターネット広告提供システム。
18. 前記広告入力部は、同じ広告を重複して入力されることができ、
    前記広告プール構成部は、前記同じ広告を重複して広告プールを構成することができることを特徴とする請求項１３乃至１７のうちの何れか１項に記載のインターネット広告提供システム。
19. 前記広告入力部は、同じ広告に対して複数のヘッドコピーを設定して入力されて前記広告ＤＢに保存することができ、
    前記広告プール構成部は、前記保存された各ヘッドコピーを個別広告として処理することを特徴とする請求項１３乃至１７のうちの何れか１項に記載のインターネット広告提供システム。
20. １日２４時間を所定の単位の時区間に分け、
    前記広告入力部は、前記個別インターネット広告の入力時に少なくとも一つの掲載される時区間に対する掲載時間情報を受信し、
    前記広告プール構成部は、現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で前記広告プールを構成することを特徴とする請求項１３乃至１７のうちの何れか１項に記載のインターネット広告提供システム。
21. 前記時区間は、
    ０時から４時、４時から８時、８時から１２時、１２時から１６時、１６時から２０時及び２０時から２４時までの６個に分けられることを特徴とする請求項２０に記載のインターネット広告提供システム。
22. 前記ＣＴＲ算出部が前記ｒを算定し、前記広告グループ構成部が広告グループを構成するにおいて、
    前記時区間の開始時点から所定の時間内には、その前日の前記時区間の間に算出されたＣＴＲを利用し、
    前記時区間開始時点から所定の時間経過後には、前記時区間開始時点以後から現在まで算出されたＣＴＲを利用することを特徴とする請求項２０に記載のインターネット広告提供システム。
23. 前記広告入力部は、同じ広告に対して各時区間に応じて内容を別にする複数のヘッドコピーを、掲載される時区間に対する掲載時間情報と共に受信して前記広告ＤＢに保存し、
    前記広告プール構成部は、前記保存された各ヘッドコピーの中で現在時間の含まれた時区間に該当する掲載時間情報を有するインターネット広告で前記広告プールを構成することを特徴とする請求項２０に記載のインターネット広告提供システム。

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