JP2001337687A - 機器音声操作装置 - Google Patents

機器音声操作装置

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JP2001337687A
JP2001337687A JP2000155508A JP2000155508A JP2001337687A JP 2001337687 A JP2001337687 A JP 2001337687A JP 2000155508 A JP2000155508 A JP 2000155508A JP 2000155508 A JP2000155508 A JP 2000155508A JP 2001337687 A JP2001337687 A JP 2001337687A
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Katsunori Takahashi
克典 高橋
Mitsuaki Watanabe
光章 渡邊
Hideaki Takeda
秀明 竹田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両搭載機器等において、機器の種類が増加
すると共に各機器の多機能化によって、それらの機器を
操作・設定するために多くの操作スイッチを設けなけれ
ばならず、またタッチパネルを用いても多数の階層に沿
って順に操作しなければならず面倒であり、特に運転中
に操作することは危険である。 【解決手段】 利用者が例えば「エアコンの状態は?」
と発声すると、音声認識部20で「エアコン」「・・・
の状態は?」という音声を切り出し、特定機器選択部3
6でエアコンを選択し、機器操作・設定項目記憶部37
のデータに従って現在作動状態取込部39から接続機器
61の機器制御部62にアクセスし、現在の作動状態を
所定項目順に取込む。そのデータを音声合成バッファ5
2に出力し、順に音声合成部53から出力する。利用者
は案内される現在の作動状態を変更したい項目について
設定値等を発声すると、自動的に設定変更がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器の操作パネル
等を見ること無しに、利用者の音声を認識することによ
り各種機器の操作・設定を行うことができるようにした
装置に関し、特に、利用者が特定の機器操作項目を発声
すること無しに、利用者からの作動状態を問い合わせる
言葉に応じて操作項目及び現在の作動状態を提示し、利
用者がそれに応答するのみで容易に各種機器の操作・設
定を行うことができるようにした対話式の機器音声操作
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば車両において、エアコン、オーデ
ィオ装置、ナビゲーション装置等が搭載され、運転者等
はこれらの機器の操作を行い、そのほかドアロック、ウ
インドウ作動、ミラー開閉等、種々の機器操作部の操作
を行うようになっている。それらの機器の操作に際し
て、例えばエアコンにおいては、設定温度、風量、吹出
口位置の選択、外気取り入れ率、エコノミーモード等の
コンプレッサ作動モード、あるいは除湿モード等の種々
のモード選択を行うことができるようになっている。
【0003】また、オーディオ機器においても、ラジ
オ、カセットテープ、CD、MD等が搭載され、これら
の機器において例えばラジオはAM、FM、FM音声多
重、CS放送等の受信選択を行い、また、CD、MD等
においては複数枚のディスクを収納することができるチ
ェンジャを搭載し、これらのディスクの中から任意の曲
を選択して再生することも行われる。また、これらのオ
ーディオ機器のヘッドユニットにおいて、各機器に対し
て共通の音量調節、イコライザによる音質、音場調節が
行われる。更にテレビも付加されることがあり、それに
対してビデオ、DVDを接続することもあり、それらの
機器においてはチャンネル選択、ビデオの再生機能選択
等も行うようにもなっている。
【0004】更には近年車両に広く搭載されるようにな
っているナビゲーション装置においても、地図表示方式
の選択、誘導経路設定のための各種設定機能、経路案内
方式の選択等々、極めて多くの機能選択を行うようにな
っている。このような各種機器の多機能化は車両搭載機
器に限らず、一般家庭用のオーディオ機器、エアコン、
テレビやビデオ機器等、全ての機器に共通している。し
たがって、これらの各種機器の多くの機能を選択して操
作・設定を行うため、各機器には多くの操作ボタンや、
多くの階層に展開して表示するタッチパネルを設ける必
要があり、利用者によってはその操作が煩わしいものと
なっている。また多くの操作ボタンを設けることにより
コスト増の原因ともなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特に車両搭載機器にお
いて、このような種々の機器における種々の機能を使用
する利用者は、多くの場合運転者である。そのため、運
転者は上記のような種々の複雑な操作を行わなければな
らなくなり、本来最も集中しなければならない安全運転
のための注意力が、このような各種機器の操作にとられ
てしまうことが多くなり危険である。
【0006】一方、近年、車両機器においては特にナビ
ゲーション装置の普及に伴って、利用者の音声により種
々の操作を指示することができるようにした音声認識装
置を用いた操作手段が採用されるようになっている。こ
のような音声認識装置を使用した操作手段を設けること
により、各種機器を操作する人が運転者であっても、前
方への視線をそらすことなく確実に機器を操作し、経路
誘導案内を受けることができる。また、一般家庭用各種
機器においても上記のように多機能化し、その操作が煩
わしくなっていることから、利用者の音声によってこれ
らの各個別の機器を操作し、更には家庭内の例えば風呂
等の湯沸かし器を含め多くの電気機器を1カ所の操作部
で総合的に、しかも音声により操作しようとする研究開
発も行われている。
【0007】しかしながら、現在開発されている音声認
識装置を用いた各機器の操作を行う技術は、例えばエア
コンの操作に際しては前記のように設定温度、風量、吹
出口位置の選択、エコノミーモードや除湿モード等のモ
ード選択、外気取り入れ率設定等多くの設定項目につい
て、利用者は予めこれを頭に入れた上で、例えば「温
度」、「除湿」等の操作を希望する項目を選択して発声
する必要がある。更に上記のような操作・設定項目のう
ち、例えば温度の設定に際しては、この操作・設定項目
を選択した後、例えば「23度」のような設定値を直接
発声し、あるいは「1度上げる」等の操作を行う言葉を
発声する必要がある。このように各機器の音声による操
作・設定項目を選択に際しては、予め決められた操作・
設定項目の展開の順序に従って発声する必要があり、利
用者はその指定順序も記憶しておく必要があるため、目
で見た確かめながら操作を行うキースイッチやタッチパ
ネルによる入力とは異なり、音声による多項目の操作・
設定は極めて困難なものとならざるを得ない。
【0008】したがって本発明は、各種機器の各種操作
・設定を音声によって行うに際して、設定の状況を問い
合わせる一言により機器の方から自動的に操作・設定項
目を案内することができ、それにより利用者は操作・設
定項目、及びそれらの指定順序を記憶しておく必要がな
く、容易に音声によって各種機器の複雑な操作・設定を
行うことができるようにした音声対話型の機器音声操作
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、利用者の発声した音声から機器の作動状態
を問い合わせる音声を切り出す機器作動状態問合わせ音
声切出部と、前記機器の作動状態を問い合わせる音声が
切り出されたとき、接続される機器の現在の作動状態を
所定の操作・設定項目順に取込む現在作動状態取込部
と、前記取込んだ現在の作動状態を順に音声で出力し案
内する音声合成部と、利用者の発声した音声から機器の
作動変更を行う操作・設定値音声を切り出す操作・設定
値音声切出部と、前記操作・設定値音声が切り出された
とき、当該機器に作動変更信号を出力する機器作動制御
信号出力部とを備えたことを特徴とする機器音声操作装
置としたものである。
【0010】また、他の態様として、前記機器の操作・
設定項目及び所定の取込み順序のデータを記憶している
機器操作・設定項目記憶部を備え、前記現在作動状態取
込部は、前記機器操作・設定項目記憶部のデータに基づ
いて取り込むようにしたものである。
【0011】また、他の態様として、前記機器操作・設
定項目記憶部には、常に取込みを行う常用設定項目と、
取込モード選択部で指定したときに取込みを行う詳細設
定項目とを備えたものである。
【0012】また、他の態様として、前記操作・設定値
音声切出部で切り出された操作・設定値は、直前に音声
合成部から出力された操作・設定項目に対するものと判
別するようにしたものである。
【0013】また、他の態様として、前記機器作動制御
信号出力部は、前記所定の順序で取り込まれる操作・設
定項目とは異なる順序で利用者が発声した操作・設定項
目音声に応じて、機器作動制御信号の出力を可能にした
ものである。
【0014】また、他の態様として、前記音声合成部に
は音声合成するデータを一時的に蓄える音声合成バッフ
ァを備えたものである。
【0015】また、他の態様として、前記機器音声操作
装置を車両に搭載したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿っ
て説明する。図1は本発明による機器音声操作装置の機
能ブロックと各機能ブロックの相互関係を示す機能ブロ
ック図であり、その全体構成としては、マイク10から
入力された利用者の音声が音声認識部20に入力され、
音声認識用辞書部27のデータを参照して種々の音声を
音声切出部22で切り出し、機器操作・設定対話制御部
30で利用者の音声に対応した処理を行い、特に機器制
御部62として示される各種接続機器61の制御部から
各機器の現在の作動状態を読み取って音声信号化し、こ
れを音声合成部53で音声合成し、スピーカ60から音
声案内するようにしている。また、この音声案内を聞い
た利用者の音声による指示に従って機器作動制御信号出
力部34から機器制御部62に対して操作・設定信号を
出力するようにしている。
【0017】これを各機能ブロックについて説明する
と、音声認識部20の音声切出部21における確認音声
切出部22においては、例えば「OK」、「良し」、
「了解」等の、後述するような機器音声操作装置から設
定を変更することを確認する音声が出力されたとき利用
者が応答する音声を、音声認識用辞書部27を参照して
切り出す。なお、音声認識用辞書部27には、後述する
各音声切出部においても同様にして使用される。操作・
設定値音声切出部23においては、例えば「25度」、
「1度上げる」、「強く」、「一時停止」等の機器の操
作や設定値を変更する音声を切り出す。
【0018】機器作動状態問合わせ音声切出部24にお
いては、「・・・の状態は?」、「・・・の設定は
?」、「・・・はどうなっている?」等の機器の現在の
作動状態、設定値を問い合わせる音声を切り出す。機器
作動指示用特定音声切出部25においては、「・・・に
して。」、「・・・に変えて。」等の機器の操作・設定
を指示する特定の音声を切り出す。作動変更機器音声切
出部26では、「エアコン」、「オーディオ」、「M
D」等の、この機器音声操作装置に接続されている機器
の音声を切り出す。このとき、例えば「温度」、「風
量」等の音声に対しては「エアコン」の機器を、また
「音量」等の音声に対しては「オーディオ」の「ヘッド
ユニット」が、また「FM」等の音声に対しては「オー
ディオ」の「ラジオ」が対応すること等を予め音声認識
部27に登録しておき、これらの音声が存在するときに
も上記各機器に対応する音声として切り出すようにする
こともできる。
【0019】機器操作・設定対話制御部30には確認音
声入力検出部31を備え、前記音声切出部21における
確認音声切出部22において、上記「OK」、「了解」
のような、機器音声操作装置側から示された作動変更を
行う旨の確認音声出力に対する応答音声が切り出された
とき、これを入力する。また、その信号を機器作動制御
信号出力部34に出力し、後述する特定機器作動信号形
成部32から出力されている設定変更値等を、機器制御
部62に出力することを許可するようにしている。
【0020】特定機器作動信号形成部32においては、
音声認識部20における音声切出部21において切り出
された種々の音声を入力しており、特に操作・設定値音
声切出部23から例えば「25度」のような設定値を入
力し、機器作動指示用特定音声切出部25から例えば
「・・・にして。」というような設定変更指示用の特定
の音声信号を入力し、また、作動変更機器音声切出部2
6から例えば「エアコン」のような作動変更を行う機器
の信号を入力している。
【0021】更に、後述するように特定機器選択部36
において、後述するように利用者の例えば「25度」と
いう音声から「エアコン」が特定機器として推測され選
択されたときにはその信号を入力しており、これらの入
力信号に基づいて例えば「エアコン」の「設定温度」を
「25度にする」という信号を形成し、これを機器作動
制御信号出力部34に出力する。また、このようにして
形成された信号は確認用音声形成出力部33に出力し、
「エアコンを25度に設定します。」という利用者に設
定変更を行うことを音声で確認するための音声用信号を
形成して、音声合成制御部50における音声合成バッフ
ァ52に出力する。
【0022】特定機器選択部36においても、音声認識
部20における音声切出部21において切り出された種
々の音声を入力しており、特に作動変更機器音声切出部
26で切り出される、例えば「エアコンの状態は?」の
音声の中の「エアコン」の音声が入力される。また、操
作・設定値音声切出部23から例えば「25度」のよう
な設定値が入力されたときには、前記のように利用者は
エアコンを操作しようとしていることを推測してエアコ
ンを特定機器として選択する。このようにして特定され
た機器の信号を、前記特定機器作動信号形成部32で用
いる「特定機器」信号として出力する。また、機器作動
状態問合わせ音声切出部24で例えば「・・・の状態は
?」のような、利用者が機器の現在の作動状態を問い合
わせる音声が切り出されて入力され、前記のようにして
特定された機器が現在作動している状態の設定値等を取
込み、音声で出力するための各種処理を開始するための
信号とされる。
【0023】取込項目指定部38においては、機器制御
部62として示される各種接続機器61のそれぞれの制
御部において設定されている設定値等を順に取り込むた
めの取込み項目を指定しており、そのため機器操作・設
定項目記憶部37に予め記憶されている例えば図3に示
す表のようなデータに基づき、順に取込み項目を指定し
ている。この取込み項目の指定に際しては、常に細かな
操作・設定値までも取込んで利用者に示すことは利用者
にとっても煩わしいので、通常頻繁に設定変更される設
定項目のみを示す常用設定モードと、特別なときにのみ
変更される操作・設定項目も示す詳細設定モードとに分
け、取込モード選択部35で詳細モードを選択したとき
のみ詳細な操作・設定項目を案内することができるよう
にしている。
【0024】現在作動状態設定値取込部39において
は、前記取込項目指定部38において指定した機器の操
作・設定項目について、指定された順に機器制御部62
として示される各接続機器61の制御部にアクセスして
その設定値等を順に取込む。その取込み時期は取込時期
調整部43により指定され、また、取り込んだデータは
機器現在作動状態信号形成部40に出力し、機器が現在
作動している状態における設定値等の信号をテキストデ
ータ化し、設定値信号出力部41を介して音声合成制御
部50の音声合成バッファ52に出力する。
【0025】信号出力終了検出部42においては、前記
のように機器が現在作動している状態における設定値等
の信号が音声合成バッファ52に全て出力され、信号出
力が終了したことを検出し、その信号を音声合成部53
に出力して音声合成を開始させる。また、取込時期調整
部43にその信号を出力し、取込時期調整部43におい
てはその信号を入力してから例えば2秒程度時間をおい
てから前記現在作動状態取込部39における次のデータ
の取込みを可能とする調整を行う。それにより、音声合
成バッファ52に大量の設定値データが連続的に取り込
まれオーバーフローすることを防止している。なお、こ
の取込時期の調整に際しては、音声合成部53で音声合
成バッファ52のデータを全て音声出力したことを検出
することによって行うこともでき、前記音声出力後、利
用者に対する応答時間待ち中に次の取込み項目につい
て、設定値等のデータを取り込む処理を行うようにする
こともできる。
【0026】音声合成制御部50には音声合成バッファ
52を備え、前記のように確認用音声形成出力部33で
形成された、例えば「エアコンを25度に設定しま
す。」という利用者に確認を行う音声のためのテキスト
データ、及び設定値信号出力部41から出力される、例
えば「設定温度は23度になっています。」のような機
器の現在の設定値等を案内する音声のためのテキストデ
ータを入力している。音声合成部53では音声合成バッ
ファ52に対して上記データの出力が終了したことを信
号出力終了検出部42からの信号等により検出したと
き、このデータを音声化してスピーカ60から利用者に
対して出力している。
【0027】機器制御部62としては任意の接続機器6
1の制御部が対応しており、図示の例においてはエアコ
ンを制御するためのエアコン制御部63も対応してい
る。このエアコン制御部63においては設定温度、風
量、吹出口位置の選択、外気取り入れ率、除湿モードや
コンプレッサーのエコノミーモード等の各種モードの選
択等を行うことができるようになっている。また、オー
ディオ装置64の制御部として、接続される各種機器に
対する共通の制御を行うヘッドユニット等の共通制御部
65を備え、音量、音質、音場、そのほかミュート等を
制御できるようにしている。また、この例においてはオ
ーディオ装置としてCDチェンジャが接続され、これを
制御するCDチェンジャ制御部66においては再生、一
時停止等の操作、CDの選択、及び曲の選択等が行われ
る。また、MDを制御するMD制御部67では再生、一
時停止等の操作を初め、曲の選択等が行われる。また、
ラジオ制御部68においては、AM放送、FM放送、更
にはFM音声多重放送、CS放送等の選択、及び各放送
における局の選択制御を行っている。そのほかナビゲー
ション装置を備える場合にはナビゲーション制御装置が
接続され、そのほかテレビ、ビデオ等任意の機器の制御
部を接続する。
【0028】このような機器制御部62としての各機器
の制御部においては、全て、各機器の現在の作動状態・
設定値等が入出力可能となっており、各機器毎に上記の
ような種々の操作・設定を行うことができるようになっ
ている。また、その設定値等は前記現在作動状態設定値
取込部39によって指定されたものが共通のバスライン
等を介して順次取りむことができるようになっている。
また、特定機器作動信号形成部32で形成された操作・
設定信号も、同様のバスライン等を介して所定の機器の
制御部に出力され、その設定値を変更することができる
ようにもなっている。
【0029】上記のように構成される本発明の装置にお
いては、図2に示される作動フローに沿って順に作動す
ることができる。この作動フローを前記図1の機能ブロ
ック図を参照しつつ説明する。最初、利用者からの認識
用音声出力があったか否かが判別される(ステップS
1)。この判別は、図1の音声認識部20にマイク10
から音声が入力されたか否かによって判別することがで
きる。次いで、その音声が機器の現在の設定状態の問い
合わせであるか否かを判別する(ステップS2)。この
判別に際しては、図1の音声認識部20における音声認
識用辞書部27に、例えば「の状態は?」、「の設定は
?」、「はどうなっている?」等の言葉を予め登録して
おき、機器作動状態問合わせ音声切出部24において、
利用者の音声の中にこの言葉が含まれているか否か、即
ちこの言葉を切り出すことができたか否かにより判別す
ることができる。
【0030】このステップS2において、利用者の音声
が機器の現在の設定状態の問い合わせであると判別され
たときには、機器操作・設定項目記憶部37から操作・
設定項目及びその順序データを読み込む。この操作・設
定項目及びその順序データとしては、例えば図3に示す
ようなデータを用いることができ、例えば「エアコンの
状態は?」のようにエアコンの現在の作動状態の問い合
わせがあったときには、同図の取込み順序に示されるよ
うに、最初は設定温度を取込み、次いで風量、その次に
吹出口の選択の順に取込みを行う。なお、図1における
取込モード選択部35において特にモードが設定されな
いとき、あるいは常用設定モードが選択されたときには
図3における常用設定項目に示される項目のみが順に取
り込まれ、詳細設定モードが選択されたときのみ詳細設
定項目を含む全ての設定項目を順に取り込むようにす
る。
【0031】次いで、このようにして読み込まれた操作
・設定項目及びその順序データに基づき、現在の設定状
態を順に取込む。この作動は図1における現在作動状態
取込部39において、接続機器61の各機器制御部62
にアクセスすることにより行うことができる。上記の例
のようにエアコンの状態の問い合わせがあったときに
は、エアコン制御部63にアクセスし、最初その設定温
度を取込み、例えば「23度」のような現在値を取り込
んで、これを「設定温度」の言葉と共に音声合成バッフ
ァ52に出力し、メモリする(ステップS5)。音声合
成バッファ52にデータが入力されると、音声合成部5
3で音声合成を開始し、スピーカ60から例えば「設定
温度は23度になっています。」のような作動案内用音
声を出力する(ステップS6)。
【0032】その後、利用者から音声入力が有ったか否
かが判別され(ステップS7)、利用者からの音声入力
がなかったと判別されたときには操作・設定項目の全て
の作動状態の出力を終了したか否かが判別され(ステッ
プS8)、未だ全ての出力が終了していないと判別され
たときには再びステップS4に戻り、次の項目の現在の
設定値等の作動状態のデータを取込む。上記の例の場合
は、図3に示すように風量が次に選択される。一方、ス
テップS7で利用者からの音声入力があったと判別され
たときには、その音声がこの装置に接続されている特定
機器に対する設定指示用音声であるか否かが判別される
(ステップS9)。
【0033】前記の例の場合、「設定温度は23度にな
っています。」という音声案内に対して利用者から音声
が発せられず、次いで「風量は2です。」という音声案
内に対して利用者から「1にしてくれ。」という音声入
力があったときにおいてステップS9に進み、特定機器
に対する設定指示か否かが判別される。ここでは既に
「エアコン」に対する設定の案内及び設定の指示である
ことが判別され、しかも利用者の今回の音声出力の直前
に音声合成部から出力された操作・設定項目は風量であ
るので、今回の音声出力は風量に関するものであると判
別され、例えば「了解しました。風量を1に設定しま
す。」のような確認用の音声出力を行い(ステップS1
0)、ステップS1に戻り、次の利用者の音声入力を待
つ。この確認用音声は図1における確認用音声形成部3
3において形成され、音声合成バッファ52に出力した
後、これを音声合成部53で音声合成しスピーカ60か
ら利用者に伝えられる。
【0034】この確認のための音声出力に対して、利用
者が例えば「OK」、「はい」等の肯定する発声を行っ
たときには、ステップS1において利用者からの認識用
音声出力があったと判別された後、ステップS2におけ
る機器の現在の設定状態の問い合わせか否かの判別にお
いてNOの判別がなされ、ステップS9に進む。ここで
は特定機器に対する設定指示であるか否かが判別され、
この場合は設定値等の作動変更用の音声を含んでいない
のでステップS11に進み、確認に対する応答か否かが
判別される。先の「OK」等の発声は確認に対する応答
であるのでステップS12に進み、その応答は「OK」
であるか否かが判別され、前記の例の場合は肯定を意味
する「OK」の内容であるのでステップS13に進み、
利用者が前記のように音声で設定指示した値であり、且
つ確認出力された「風量を1に設定する」という操作を
行う。この操作は、図1の機器作動制御信号出力部34
から機器制御部62に対する出力信号によって行うこと
ができる。
【0035】以降同様の作動を繰り返し、例えば「吹き
出し口は足下です。」等と案内が行われ、それに対して
利用者が無言であった場合は次の設定項目の案内を行
う。この例においては次いで「コンプレッサモードはエ
コノミーモードです。」と案内され、それに対して利用
者が「ONにしてくれ。」と発声した場合には、前記と
同様の作動フローにより「了解しました。コンプレッサ
モードをONにします。」のような確認用音声の出力を
行る。それに対して利用者が「OK」のような肯定的な
発声を行った場合には、実際にその設定操作を行う。な
お、上記作動フローにおいて、ステップS11で確認に
対する応答ではないと判別されたとき、及びステップS
12で確認に対する応答ではあるものの肯定的な応答で
はないときには再びステップS1に戻り次の音声入力を
待ち、以下同様のフローを繰り返す。
【0036】上記の例においては、音声による操作装置
が予め設定した順序に従い、そのまま現在の設定状態の
報告、及びそれに対する応答を順に行った例を示した
が、必ずしも報告された順序に対応して応答する必要は
なく、例えば「エアコンの状態は?」の問い合わせの発
声から始まり、「設定温度は23度になっています。」
という報告に対して利用者が無言であったとき、機器側
は次の設定項目の報告を行い、「風量は3です。」と報
告したとする。このとき利用者は、先に報告された設定
温度では低すぎることに気がつき、「あ、設定温度を2
5度にして。」と発声した場合には、前記ステップS7
において利用者から音声入力があったと判別されるので
ステップS9に進み、特定機器に対する設定指示か否か
の判別が行われ、この場合は既に特定された機器である
エアコンを25度にするという、特定機器に対する設定
指示であると判別されることとなる。以降は前記と同様
に確認用音声出力が行われ(ステップS10)、「了解
しました。設定温度を25度にします。」の音声出力が
行われ、利用者はそれに対して「OK」の発声を行うこ
とによりエアコンを25度に設定する操作を行う。以降
は未だ処理が完了していない風量の項目から作動状態の
取込みが行われ、「風量は3です。」の先の報告を繰り
返し、以下同様の作動が行われる。
【0037】本発明は上記に例示した実施の態様のほ
か、種々の態様で実施することができるものであり、特
に車両用として用いる場合には例えばテレビ、ビデオ、
通信機器、更に車両におけるドアロック、ウインドウ操
作、ミラーの開閉等の機器を操作する際にも適用するこ
とができる。また、車両用以外に、一般家庭用の電気機
器を初め、風呂等の湯沸かし器を含めた家庭内機器総合
制御装置の操作等にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
各種機器の各種操作・設定を音声によって行うに際し
て、設定の状況を問い合わせる一言により機器の方から
自動的に操作・設定項目及びそれらの現在の作動状態を
案内することができ、したがって利用者は操作・設定項
目、及びそれらの指定順序を記憶しておく必要がなく、
また、案内された項目の現在の作動状態を容易にチェッ
クすることができ、しかも案内された項目に従って設定
値等を発声するのみで容易に複雑な各種機器の操作・設
定を行うことができる。
【0039】また、前記機器の操作・設定項目及び所定
の取込み順序のデータを記憶している機器操作・設定項
目記憶部を備え、前記現在作動状態取込部は、前記機器
操作・設定項目記憶部のデータに基づいて取り込むよう
にしたものにおいては、機器操作・設定項目記憶部のデ
ータに基づいて所定の順序で確実に各操作・設定項目の
現在の作動状態を案内することができ、且つ確実に各種
機器の操作・設定を行うことができるようになる。
【0040】また、前記機器操作・設定項目記憶部に
は、常に取込みを行う常用設定項目と、取込モード選択
部で指定したときに取込みを行う詳細設定項目とを備え
たものにおいては、機器の多機能化に伴って多くの操作
・設定項目が存在するときでも、通常の操作・設定項目
の指示に際しては取込モード選択部で詳細設定項目の選
択を行わないように設定し、常用設定項目のみを案内す
ることができるようになり、機器の作動の変更を素早
く、且つ容易に行うことができるようになる。また、詳
細な設定を行う際には、取込モード選択部で詳細設定モ
ードを選択し、全ての項目の設定変更を行うことができ
るようになる。
【0041】また、前記操作・設定値音声切出部で切り
出された操作・設定値は、直前に音声合成部から出力さ
れた操作・設定項目に対するものと判別するようにした
ものにおいては、利用者は特に設定項目を発声すること
なく、容易に変更する設定項目を特定することができ、
使用しやすい機器音声操作装置とすることができる。
【0042】また、前記機器作動制御信号出力部は、前
記所定の順序で取り込まれる操作・設定項目とは異なる
順序で利用者が発声した操作・設定項目音声に応じて、
機器作動制御信号の出力を可能にしたものにおいては、
所定の順序で案内される各設定・操作項目の現在の状態
と無関係に、突然利用者が思いついた設定・操作項目に
ついて作動変更を行うように発声した場合においても作
動変更を行うことができるようになり、使用しやすい機
器音声操作装置とすることができる。
【0043】また、前記音声合成部には音声合成するデ
ータを一時的に蓄える音声合成バッファを備えたものに
おいては、例えば現在作動状態の案内用信号形成処理が
なされたときこのデータを音声合成バッファに出力する
ことにより、その後直ちに他の処理を行う体制となり、
突然の利用者の発声による割り込み処理にも対応するこ
とができるようになる。
【0044】また、前記機器音声操作装置を車両に搭載
したものにおいては、運転者が多くの車両搭載機器につ
いて種々の機能に対応して各種操作・設定を行うときに
おいても、運転に対する注意力がおろそかになることが
なく、容易に、しかも確実にこれらの操作・設定を行う
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機能ブロック、及びそれらの
相互関係を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の作動を順に示す作動フロー図
である。
【図3】本発明に用いられる機器操作・設定項目記憶部
に記憶される機器操作・設定項目及びその取込み順序デ
ータの例を示す表である。
【符号の説明】
10 マイク 20 音声認識部 21 音声切出部 22 確認音声切出部 23 操作・設定値音声切出部 24 機器作動状態問合わせ音声切出部 25 機器作動指示用特定音声切出部 26 作動変更機器音声切出部 27 音声認識用辞書部 30 機器操作・設定対話制御部 31 確認音声入力検出部 32 特定機器作動信号形成部 33 確認用音声形成部 34 機器作動制御信号出力部 35 取込モード選択部 36 特定機器選択部 37 機器操作・設定項目記憶部 38 取込項目指定部 39 現在作動状態取込部 40 機器現在作動状態信号形成部 41 設定値信号出力部 42 信号出力終了検出部 43 取込み時期調整部 50 音声合成制御部 52 音声合成バッファ 53 音声合成部 60 スピーカ 61 接続機器 62 機器制御部 63 エアコン制御部 64 オーディオ共通制御部 65 CDチェンジャ制御部 66 MD制御部 67 ラジオ制御部
フロントページの続き (72)発明者 竹田 秀明 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内 Fターム(参考) 5D015 AA01 BB01 HH11 KK01 KK04 LL06 LL10 5D045 AB17 AB21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の発声した音声から機器の作動状
    態を問い合わせる音声を切り出す機器作動状態問合わせ
    音声切出部と、 前記機器の作動状態を問い合わせる音声が切り出された
    とき、接続される機器の現在の作動状態を所定の操作・
    設定項目順に取込む現在作動状態取込部と、 前記取込んだ現在の作動状態を順に音声で出力し案内す
    る音声合成部と、 利用者の発声した音声から機器の作動変更を行う操作・
    設定値音声を切り出す操作・設定値音声切出部と、 前記操作・設定値音声が切り出されたとき、当該機器に
    作動変更信号を出力する機器作動制御信号出力部とを備
    えたことを特徴とする機器音声操作装置。
  2. 【請求項2】 前記機器の操作・設定項目及び所定の取
    込み順序のデータを記憶している機器操作・設定項目記
    憶部を備え、前記現在作動状態取込部は、前記機器操作
    ・設定項目記憶部のデータに基づいて取り込むことを特
    徴とする請求項1記載の機器音声操作装置。
  3. 【請求項3】 前記機器操作・設定項目記憶部には、常
    に取込みを行う常用設定項目と、取込モード選択部で指
    定したときに取込みを行う詳細設定項目とを備えたこと
    を特徴とする請求項2記載の機器音声操作装置。
  4. 【請求項4】 前記操作・設定値音声切出部で切り出さ
    れた操作・設定値は、直前に音声合成部から出力された
    操作・設定項目に対するものと判別することを特徴とす
    る請求項1記載の機器音声操作装置。
  5. 【請求項5】 前記機器作動制御信号出力部は、前記所
    定の順序で取り込まれる操作・設定項目とは異なる順序
    で利用者が発声した操作・設定項目音声に応じて、機器
    作動制御信号の出力を可能にしたことを特徴とする請求
    項1記載の機器音声操作装置。
  6. 【請求項6】 前記音声合成部には音声合成するデータ
    を一時的に蓄える音声合成バッファを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の機器音声操作装置。
  7. 【請求項7】 前記機器音声操作装置を車両に搭載した
    ことを特徴とする請求項1記載の機器音声操作装置。
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