JP2001337031A - 耐光性試験機及び該耐光性試験機における加湿方法 - Google Patents

耐光性試験機及び該耐光性試験機における加湿方法

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JP2001337031A
JP2001337031A JP2000160458A JP2000160458A JP2001337031A JP 2001337031 A JP2001337031 A JP 2001337031A JP 2000160458 A JP2000160458 A JP 2000160458A JP 2000160458 A JP2000160458 A JP 2000160458A JP 2001337031 A JP2001337031 A JP 2001337031A
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light resistance
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water
tank
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JP2000160458A
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Atsushi Sugiyama
淳 杉山
Hiroyuki Onishi
弘幸 大西
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット用記録紙のような湿度に敏感
な素材でも、正確な試験ができるような耐光性試験機お
よびその加湿方法を提供する。 【解決手段】 槽2内の所望雰囲気中の試料9に対し
て、特定の光を照射して、該試料の耐光性試験を行うと
きに、槽2から出た雰囲気を循環させるときに、冷凍手
段や加熱手段にて温度調整する。そして、加湿手段6に
より噴霧することにより加湿調整を素早く行う。そし
て、加湿雰囲気を作るときに、気化促進手段11によ
り、水滴気化で失われる熱量を速やかに補充し、空気の
温度コントロールが迅速且つ正確にできる耐光性試験機
およびその加湿方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐光性試験機およ
びこの耐光性試験機における加湿方法に関し、特に、湿
度に対して敏感な銀塩写真フィルム、銀塩写真印画紙や
インクジェット用記録紙などに適用して好適な耐光性試
験機及び耐光性試験機における加湿方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの出力装置として、
複数色のインクを印字ヘッドから吐出するタイプのカラ
ープリンタが広く普及し、コンピュータ等が処理した画
像を多色多階調で高精細画像を印刷するのに広く用いら
れてきている。特に、インクジェット用の専用記録紙が
用いられる高精細なカラー画像印刷においては、形成さ
れた画像は銀塩写真のものと見分けがつかない程に極め
て高精細、高彩度な画像が得られるようになってきてい
る。
【0003】このような状況下において、インクジェッ
ト記録によるカラー画像においては、より高い耐光性が
必要とされており、各種の研究開発が鋭意行われてい
る。すなわち、この研究開発では、高品質な画像を長期
にわたって維持するべく発色濃度の低下(退色)や変色
が無いインクジェット記録の開発である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、インクジ
ェット記録によるカラー画像における耐光性向上を目的
とした研究開発では、加速試験による耐光性試験が必須
となる。従来における耐光性試験機においては、サンプ
ルを適宜装着可能な槽の中に、シミュレートしようとす
る光源に近い分光特性を持った光、例えば太陽光に対し
てはキセノンランプ、室内光に対しては高輝度蛍光灯な
どのランプが設けられ、また、この槽内の雰囲気(空
気)を調整する空調手段、温度調整、湿度調節手段など
が設けられており、様々な条件下におけるテストができ
るように構成されている。
【0005】しかしながら、従来の耐光性試験機におい
ては、湿度調節手段は、槽内において、スプレーなどで
噴霧する方法や、超音波加湿するなどによる方法の場
合、迅速な加湿が可能ではあるが、槽内にて水滴を完全
に気化させることは難しい。また、槽外にて噴霧するよ
うな構成としても、水滴が完全に気化せずに槽内に浸入
する。
【0006】このように、槽内あるいは槽内に連通した
不測の箇所に水滴が残っていると、この水滴が試料に付
着することがある。水滴が試料に付着すると、この水滴
が付着した部分は、部分的に非常に高い湿度条件にな
り、試料全体の条件が安定しないという問題が発生す
る。特に、インクジェット用の記録紙においては、湿度
に敏感な素材であることから、上記湿度条件のばらつき
は極めて不正確な試験の要因となり、試験結果の正確な
把握の点から極めて大きな問題であった。また、加湿手
段による水滴の気化熱によって空気温度が一旦低下する
と、該空気温度を所望までに調節するには、時間を要す
るだけでなく湿度変化も伴うために、正確な温度・湿度
調整は非常に難しかった。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、水滴が試料に付着
することがなく、正確な温度・湿度調整ができかつ試料
全体の湿度条件が安定させることができ、インクジェッ
ト用記録紙のような湿度に敏感な素材であっても、正確
な試験ができような耐光性試験機及び耐光性試験機にお
ける加湿方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る耐光性試験
機は、槽内を一定の温湿度に保持し、該槽内の試料に対
して、特定の波長分布および特定の光量の光を照射し
て、該試料の耐光性試験を行う耐光性試験機であって、
前記槽に供給する空気を冷却する冷却手段と、前記空気
を加湿する加湿手段と、前記空気を加熱する加熱手段
と、前記空気を撹拌する撹拌手段と、前記空気の温度を
計測する計測手段と、前記空気の温湿度を所定に保つた
めの制御手段とを備えており、前記加湿手段が前記槽内
以外の箇所にて霧状の水滴を前記空気中に散布する噴霧
手段を有しており、さらに水滴気化で失われる熱量を迅
速補充が可能および/又は水滴気化促進が可能な気化促
進手段を有していることを特徴とし(請求項1)、これ
により上記目的を達成することができる。
【0009】また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、 ・制御手段は、加湿手段により噴霧された水滴が気化す
るときに失われる熱量の計算値に基づいて、前記加湿手
段の動作時および非動作時で加熱を制御するように構成
されたこと(請求項2)、 ・気化促進手段は、噴霧手段により噴霧された水滴が直
接接触できる水滴加熱器を有していること(請求項
3)、 ・水滴加熱器が板状部材にて構成されていること(請求
項4)、
【0010】・水滴加熱器が網状部材にて構成されてい
ること(請求項5) ・気化促進手段は、噴霧手段の近傍に配置され、該噴霧
手段により噴霧された水滴混じりの空気を撹拌する雰囲
気撹拌手段を有していること(請求項6)、 ・撹拌手段として、回転する羽根を具備する撹拌器を備
えていること(請求項7)、 ・撹拌器の羽根を加熱する手段を備えていること(請求
項8)、 ・撹拌手段として、高圧空気を吹き出す撹拌器を備えて
いること(請求項9)、 ・撹拌器から吹き出す高圧空気を加熱する加熱手段を備
えていること(請求項10)、 ・雰囲気撹拌器からの水滴の飛散を防止する水滴飛散防
止部材を備えていること(請求項11)、
【0011】・前記噴霧手段に供給する水を加熱する水
加熱手段を有していること(請求項12)、 ・前記水滴を噴霧する空気を予め加熱する位置に雰囲気
加熱手段を有していること(請求項13)、
【0012】・噴霧手段を加熱する噴霧器加熱手段を有
していること(請求項14)、 ・噴霧手段として超音波振動を用いた加湿構造を有して
いること(請求項15)、を特徴とする。
【0013】本発明に係る耐光性試験機における加湿方
法は、槽内を一定の温湿度に保持し、該槽内の試料に対
して、特定波長分布および特定光量の光を照射して、該
試料の耐光性試験を行う耐光性試験機における加湿方法
であって、前記槽内以外の箇所にて霧状の水滴を空気中
に散布するとき、該散布と同時もしくは前後して水滴が
気化する際に失われる熱量を迅速に補充する補充処理お
よび/又は水滴気化促進処理を行うことにより、前記槽
内への水滴浸入を防止することを特徴とし(請求項1
6)、これにより上記目的を達成することができる。
【0014】(作用)本発明に係る耐光性試験機および
その加湿方法によれば、槽内の所望雰囲気中の試料に対
して、特定の光を照射して、該試料の耐光性試験を行う
ときに、槽から出た雰囲気を循環させるときに、冷凍手
段や加熱手段にて温度調整し、加湿手段により噴霧する
ことにより加湿調整を素早く行うことができる。そし
て、加湿雰囲気を作るときに、気化促進手段により、水
滴気化で失われる熱量を速やかに補充することができ、
温度コントロールが迅速且つ正確にでき、さらに、水滴
気化を速やかに行うことができるので、槽内への水滴の
浸入を回避できる(請求項1,16)。
【0015】また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、制御手段は、加湿手段により噴霧された水滴が気化
するときに失われる熱量の計算値に基づいて、前記加湿
手段の動作時および非動作時で加熱を制御することによ
り、失われる熱量を速やかに補充でき、空気の不測の温
度低下を回避することができ、かつ的確な加熱ができる
ので、温度調節が容易になるだけでなく水滴気化が効果
的にでき槽内への水滴の浸入を回避することができる
(請求項2)。また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、気化促進手段が、噴霧手段により噴霧された水滴が
直接接触できる加熱器を有していることにより、噴出し
た水滴を直接加熱でき、気化熱による温度低下を回避
し、噴霧された水滴を速やかに気化させ、極めて効果的
な気化ができる(請求項3,4,5)。
【0016】また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、気化促進手段が、噴霧手段の近傍に配置され、この
噴霧手段により噴霧された水滴混じりの空気を撹拌する
水滴雰囲気撹拌手段を有していることにより、水滴を気
化領域全体に速やかに撹拌して、効果的な気化並びに湿
度のばらつきを回避できる(請求項6)。また、本発明
に係る耐光性試験機において、撹拌手段として、回転す
る羽根を具備する撹拌器を備えていることで回転流を作
って空気をかき混ぜて、水滴の効果的な気化ができる
(請求項7)。また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、撹拌器の羽根を加熱する手段を備えていることによ
り、羽根に付着した水滴の気化をより効果的にできる
(請求項8)。さらに、本発明に係る耐光性試験機にお
いて、噴霧手段による水滴と同時に高圧空気を吹き出す
ように構成されたことにより、水滴の微粒子化を促すこ
とができ、気化し易い状態にすることができる(請求項
9)。さらに、本発明に係る耐光性試験機において、撹
拌手段として、高圧空気を吹き出す撹拌器から吹き出す
高圧空気を加熱する加熱手段を備えていることにより、
高圧空気を、膨張による温度低下及び水滴の気化熱を考
慮して予め加熱しておくことができる(請求項10)。
また、本発明に係る耐光性試験機において、水滴雰囲気
撹拌器からの水滴の飛散を防止する水滴飛散防止部材を
備えていることにより、撹拌機が駆動されたときに、撹
拌機に付着した水滴の不測の飛散を防止できる(請求項
11)。
【0017】また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、噴霧手段に供給する水を加熱する水加熱手段を有し
ていることにより、水滴の気化熱による必要以上の温度
低下を回避することができる。(請求項12)、また、
本発明に係る耐光性試験機において、水滴を噴霧する空
気予め加熱する雰囲気加熱手段を有していることによ
り、水滴の気化熱による温度低下を予測して前もって加
熱しておくことができる(請求項13)。
【0018】また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、噴霧手段を加熱する噴霧器加熱手段を有しているこ
とにより、水滴の温度上昇を図ることができ、また噴霧
手段に付着している水滴の気化を促進できる(請求項1
4)。また、本発明に係る耐光性試験機において、噴霧
手段として超音波振動を用いた加湿構造を有しているこ
とにより、水圧を高める必要がなく極めて細かな水滴か
つ温度上昇の無い加湿ができる(請求項15)。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る耐光性試験機
及びその加湿方法の実施形態を、添付図を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施形態である耐光性試験機
における加湿方法を示す耐光性試験機の概略構成図であ
る。
【0020】図1に示す本実施形態の耐光性試験機1
は、試料9を収納する槽2、この槽2内の雰囲気を循環
系に循環させるブロワー4、このブロワー4から排出流
20を冷却する冷凍機5、冷凍機5からの排出流30を
加湿前に加熱する雰囲気加熱7、加熱された雰囲気を所
定の湿度に加湿する加湿器6、この加湿器6からの排出
流40を加熱する雰囲気加熱器7が、雰囲気流(図中に
おいては、符号10,20,30,40,50にて示す
雰囲気流)を案内するダクトによって接続されている。
また、加湿器6には、水加熱機8によって加熱された水
(加熱済み水)が供給される。さらに、ブロワー4、冷
凍機5、雰囲気加熱7、加湿器6などの各機器は、制御
手段100により適宜制御できるように構成されてい
る。なお、槽2に供給される空気の供給入り口近傍に
は、供給空気の温度並びに湿度状態を検出する計測器5
5が設けられている。この計測器55によって計測され
た信号を制御手段100に送ることによって、計測値に
よる正確な制御が可能である。
【0021】上記の槽2は、多数の試料9(図示におい
ては、便宜的に5個の試料を図示してある)を図示しな
い適宜ホルダーによって取り付け可能に構成され、この
試料9に対して耐光性試験に適した光を照射するキセノ
ンランプなどの光源3が適宜設けられている。また、槽
2内には、槽内の空気(雰囲気)を適宜循環させること
のできる構内撹拌器19が設けられている。
【0022】また、本実施形態において、加湿器6は、
図2に示すように、噴霧器25のごとき噴霧手段を備
え、噴霧器25の正面には複数枚(図中においては5
枚)の網目状部材を並べた構造の水滴加熱器11が設け
られている。したがって、噴霧器25から噴霧された水
滴Wは、適宜加熱された状態にある加熱器11に直接接
触して気化が促進される。また、噴霧器25は、噴霧器
加熱手段であるヒータ14により加熱されている。
【0023】上述の制御手段100は、加湿器6のとこ
ろで、噴霧された水滴が気化するときに失われる熱量の
計算値に基づいて、雰囲気加熱器7や水滴加熱器11を
制御する。このことにより、槽2内への水滴の浸入を効
果的に回避しつつ、空気の必要以上の温度上昇を回避す
る。また、水加熱器8によって水の温度が適宜高められ
ていることにより、気化熱による温度低下を小さくでき
る。
【0024】このように構成された耐光性試験機1にお
ける槽2内の空気(雰囲気)の加湿方法について説明す
る。先ず、槽2内の所定条件に設定された雰囲気中にお
いて、試料9に対して、キセノンランプ3によって特定
波長領域の光が照射されている。この状態において、ブ
ロワー4によって槽2内の空気(雰囲気)は上方に吸い
上げられる。したがって、槽2内の雰囲気の流れは上方
に向かい、下方から引き込まれた雰囲気が試料9の表面
を通って流れる。
【0025】この雰囲気の循環において、槽2から出た
排気流10はランプによって加熱され、温度上昇してお
り、ブロワー4を介して、該ブロワー4からの排出流2
0として冷凍機5に供給される。排出流20が冷凍機5
において適宜冷却して適宜温度に温度調整される。この
冷却によって結果的に除湿も行われる。、すなわち、こ
の冷凍機5により、所望する温度よりも高くなった雰囲
気を、所望の温湿度にするために冷却処理を行うのであ
る。
【0026】その後、冷凍機5によって処理された排出
流30は、雰囲気加熱器7に供給される。この雰囲気加
熱器7によって、加湿される前の空気が所定の温度に加
熱される。この加熱されてある一定温度になった空気が
加湿器6に送られる。加湿器6内においては、図2に示
すように、噴霧器25から水滴加熱器11に向かって適
宜噴霧が行われる。この結果、加湿器6に供給された雰
囲気は所望湿度に加湿される。
【0027】また、この噴霧器に供給する水70は、水
加熱器8によって、加湿器6内に供給する前に予め加熱
した加熱処理水60として供給する。このように、雰囲
気加熱器7による空気の加熱、水滴加熱器11による水
滴の加熱、さらには、加熱処理水60の噴霧により、噴
霧された水の気化熱による温度低下を考慮した温度制御
ができる。
【0028】さらに、加湿器6内に設けられた噴霧器2
5は、その少なくとも噴霧口がヒータ14により加熱さ
れている。このように構成されていることにより、噴霧
口での水滴の発生を防止することができる。なお、本実
施形態においては、加湿器6における噴霧器25の部分
が超音波振動を用いた水滴発生を行うような加湿構造と
入れ替えることもできる。本実施形態においては、キセ
ノンランプを例に挙げて説明したが、その他にも、例え
ば、カーボンアーク灯、白熱電球、ハロゲンランプなど
ガス封入灯、ナトリウムランプや水銀灯、ガス放電管、
冷陰極管や熱陰極管などの蛍光灯、エレクトロルミネッ
センス、プラズマディスプレイや陰極線管(CRT)の
光などあらゆる光源を用いたときに適用できる。とりわ
け、発熱の多いカーボンアーク灯、白熱電球、ガス封入
灯、ナトリウムランプ、水銀灯などでは、槽内の温湿度
の安定性を高くしながら水滴の発生を抑制するのが難し
く、本発明のごとき構成や方法がより有効である。
【0029】上述のように所望に加湿された雰囲気は、
加湿器6からの排出流50として、温度並びに湿度が所
望に設定されて槽2内に供給される。これらの加湿温度
は、加湿時に加えられる水の蒸発潜熱から予測される温
度低下を予測制御することで、制御性を高めている。以
上のようにして構成された耐光性試験機において、下記
のような諸条件で運転を行い、その性能を確認した。性
能確認試験の共通条件としては、 1.槽内温度:20度C 2.槽内湿度:60%RH 3.キセノンランプを用いたサンプル面照射エネルギ
ー:300nm〜400nmにおいて50W/m2 4.サンプル面ブラックパネル温度35度C として、表1に示す実施例1,2並びに比較例1,2,
3び各条件で確認した。なお、比較例1,2,3におい
ては、スプレー噴霧器による加湿を行った。なお、水滴
確認方法としては、インクジェットプリンタの印刷物で
評価を行った。使用プリンタはセイコーエプソン社製の
PM−770C、用紙は純正紙フォトプリント紙2(P
MA4SP1)、インクは純正インクカートリッジIC1B
K02(黒)、IC5CL02(カラー)を用いた。そして、画像
作成ソフトとしてアドビシステムズ社製のフォトショッ
プ(登録商標)で作った50%濃度を持つ50mm×5
0mm角の灰色のサンプルを作り、72時間暴露試験後
の試験片内の水滴数を数えた。上記プリンタ、用紙、イ
ンク、サンプルの濃度、大きさ、試験時間などはあくま
で一例であり、市販の種々のプリンタ、用紙、インク
や、紙や染色可能に加工したフィルム等の基体を染料な
どで染めて付着した水滴の痕を見やすくしたもの、ゼラ
チンなど高分子や塩化ナトリウムの粒など水滴によって
ウォーターマークが目視できるようになるものを基体に
塗ったものなどでも確認できる。試験時間についても、
前述より短く(例えば1時間など)や長く(例えば30
日間)など、実際の耐光性試験の試験時間にあわせて行
って評価できる。
【0030】
【表1】
【0031】表1に示すように、実施例1,2では、比
較例1,2,3に比べて、温度制御誤差、湿度制御誤
差、水滴数の何れにおいても飛躍的に改善されたことが
判る。ここで挙げた温度湿度は一例であり、実際は40
℃〜150℃、0%からほぼ100%の温湿度範囲で有
効である。低温においては、冷凍機やその近辺において
結露が生じやすく、それが飛散し易い。また、高温で
は、飽和水蒸気量が増えるので常温での相対湿度と同じ
でも空気に含まれる水分量は格段に多くなるので、結露
が起きたときの水分の生成量が多くなりやすく、やはり
制御が難しくなる。いずれの場合においても、本発明に
係る耐光性試験機および耐光性試験機の加湿方法を用い
ることで、温湿度の安定性および水滴飛散防止効果を向
上することができる。また、上記試験では、サンプル面
の照射エネルギーとして、300nm〜400nmのU
V光のエネルギーで示したが、200nm〜800nm
や200nm〜1500nm等の広帯域のエネルギーや
特定波長(340nm、430nm等)のエネルギー、
照度(lux)や輝度(cd/m2)等で一定に制御すること
がある。
【0032】上記実施形態における加湿器6では、水滴
加熱器11が網状に構成されたが、このような形態に限
るものではなく、網のような開口のない板状の構造であ
ってもよい。
【0033】また、本発明に係る耐光性試験機における
気化促進手段の他の実施形態としては、図1および図2
に示すような水滴加熱器11とは別に図3に示すように
構成することができる。図3に示す形態においては、水
滴雰囲気撹拌器12が噴霧器25の前面に配置されて、
この噴霧器25により噴霧された水滴混じりの空気を撹
拌するような構造である。このような構成によると、噴
霧器25から噴出された水滴が気化領域全体(加湿器内
全体)に撹拌し、加湿のばらつきを防止して効果的な気
化を行える。さらに、水滴雰囲気撹拌器12をヒータ1
8により適宜加熱する構成を採用こともできる。
【0034】さらに又、本発明に係る耐光性試験機にお
いては、水滴雰囲気撹拌器12が羽根12aを回転する
構造の場合、羽根に付着した水滴が、遠心力により羽根
12aの外側に飛散するのを防止する、例えばシート状
の水滴飛散防止部材13を羽根12aの外周を取り囲む
ように設けることができる。
【0035】本発明に係る耐光性試験機における他の実
施形態として、図4に示すような構造を採用することが
できる。図4に示す構造は、気化促進手段手段として、
噴霧器25の噴霧口25aからでる霧状の水滴に対して
高圧空気80を吹き付けるように高圧空気ノズル26を
配置した構造である。このように水滴と同時に高圧空気
80を吹き出すように構成されたことにより、水滴の微
粒子化を促すことができ、水滴の気化し易い状態にする
ことができる。また、例えば高圧空気加熱手段81によ
り、この高圧空気を、膨張による温度低下及び水滴の気
化熱を考慮して予め加熱しておくことで、より水滴の気
化をし易くすることが可能である。本発明に係る耐光性
試験機における他の実施形態として、図5に示すような
構造を採用することができる。図5に示す構造において
は、高圧空気ノズル26を、噴霧器25に対応するよう
に配置することで、高圧空気80を吹き出すことにより
乱流を発生させて、微小な水滴を効率よく気化させるこ
ともできる。このとき、高圧空気80を予め加熱するこ
とで、水滴気化及び高圧空気80の膨張に伴う損失熱量
分の熱量を加えておくとより効果的である。
【0036】上記実施形態においては、槽2の構成を、
便宜上簡略化した構成として示したが、この槽2内に
は、槽2内の温度を適宜に設定できるヒーターや空調シ
ステム、さらには、試料9をキセノンランプ3の周りに
回転させるような回転構造、温度センサ、キセノンラン
プ3の光を調整するフィルターなどを適宜設けられるよ
うに構成することができる。また、図1においては、雰
囲気の流れは、循環流のみを図示したが、これに限るも
のではなく、図示の循環流の中に新たに空気を適宜導入
したり、更には、循環流の一部を外部に適宜排出するよ
うに構成されていることは勿論である。また、上記実施
形態においては、加湿器の構成である図2,図3,図
4,図5に示した各形態を適宜組み合わせた構成を採用
することができ、組み合わせた構成とすることにより、
より効果的な加湿を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る耐光性
試験機及びその加湿方法は、槽内の所望雰囲気中の試料
に対して、特定の光を照射して、該試料の耐光性試験を
行うときに、槽から出た雰囲気を循環させるときに、冷
凍手段や加熱手段にて温度調整し、加湿手段により噴霧
することにより加湿調整を素早く行うことができる。そ
して、加湿雰囲気を作るときに、気化促進手段により、
水滴気化で失われる熱量をその場で速やかに補充するこ
とができ、不測の温度低下を来すことながく温度コント
ロールが迅速且つ正確にでき、さらに、水滴気化を速や
かに行うことができるので、槽内への水滴の浸入を回避
できる。したがって、水滴が試料に付着することがな
く、正確な温度・湿度調整ができかつ試料全体の湿度条
件を安定させることができ、特に、インクジェット用記
録紙のような湿度に敏感な素材でも、正確な試験ができ
るような耐光性試験機およびその加湿方法を提供するこ
とができる。(請求項1、16)
【0038】また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、制御手段は、加湿手段により噴霧された水滴が気化
するときに失われる熱量の計算値に基づいて、前記加湿
手段の動作時および非動作時で加熱を制御するので、空
気の不測の温度低下を回避することができ、かつ的確な
加熱ができ、水滴気化が効果的にでき槽内への水滴の浸
入を回避可能な耐光性試験機を提供することができる
(請求項2)。また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、気化促進手段が、噴霧手段により噴霧された水滴が
直接接触できる加熱器を有しているので、噴出した水滴
を直接加熱でき、水滴の効果的な気化ができる耐光性試
験機を提供することができる(請求項3,4,5)。
【0039】また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、気化促進手段が、噴霧手段の近傍に配置され、この
噴霧手段により噴霧された水滴混じりの空気を撹拌する
水滴雰囲気撹拌器を有しているので、水滴を気化領域全
体に速やかに撹拌して、効果的な気化並びに湿度のばら
つきのない耐光性試験機を提供することができる(請求
項6)。また、本発明に係る耐光性試験機において、撹
拌手段として、回転する羽根を具備する撹拌器を備えて
いることで回転流を作って空気をかき混ぜて、水滴の効
果的な気化が可能な耐光性試験機を提供することができ
る(請求項7)。また、本発明に係る耐光性試験機にお
いて、撹拌器の羽根を加熱する手段を備えていることに
より、羽根に付着した水滴の気化をより効果的にでき、
水滴の効果的な気化が可能な耐光性試験機を提供するこ
とができる(請求項8)。さらに、本発明に係る耐光性
試験機において、噴霧手段による水滴と同時に高圧空気
を吹き出すように構成されたことにより、水滴の微粒子
化を促すことができ、気化し易い状態にすることがで
き、水滴の効果的な気化が可能な耐光性試験機を提供す
ることができる(請求項9)。さらに、本発明に係る耐
光性試験機において、撹拌手段として、高圧空気を吹き
出す撹拌器から吹き出す高圧空気を加熱する加熱手段を
備えていることにより、高圧空気を、膨張による温度低
下及び水滴の気化熱を考慮して予め加熱しておくことが
でき、温度制御が確実な上、水滴の効果的な気化が可能
な耐光性試験機を提供することができる(請求項1
0)。また、本発明に係る耐光性試験機において、水滴
雰囲気撹拌器からの水滴の飛散を防止する水滴飛散防止
部材を備えている場合には、撹拌機が駆動されたとき
に、撹拌機に付着した水滴の不測の飛散を防止できる耐
光性試験機を提供することができる(請求項11)。
【0040】また、本発明に係る耐光性試験機におい
て、噴霧手段に供給する水を加熱する水加熱手段を有し
ている場合には、水滴の気化熱による温度低下を回避す
ることができる耐光性試験機を提供することができる
(請求項12)。また、本発明に係る耐光性試験機にお
いて、水滴を噴霧する空気を予め加熱する噴霧雰囲気加
熱手段を有している構成の場合には、水滴の気化熱によ
る温度低下を予測して加熱しておくことができ、加湿後
の空気の温度・湿度の安定化を図ることのできる耐光性
試験機を提供することができる(請求項13)。さら
に、本発明に係る耐光性試験機において、噴霧手段を加
熱する噴霧器加熱手段を有している構成の場合には、噴
霧手段に付着している水滴を気化させ、飛散を防止でき
る耐光性試験機を提供することができる(請求項1
4)。また、本発明に係る耐光性試験機において、噴霧
手段として超音波振動を用いた加湿構造を有しているこ
とにより、水圧を高める必要がなく極めて細かな水滴か
つ温度上昇の無い加湿可能な耐光性試験機を提供するこ
とができる((請求項15)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である耐光性試験機および
耐光性試験機における加湿方法を示す耐光性試験設備の
概略構成図である。
【図2】図1に示す実施形態の加湿器の部分における要
部拡大図である。
【図3】本発明に係る加湿器の他の実施形態を示す概略
図である。
【図4】本発明に係る加湿器における噴霧器の他の実施
形態を示す概略図である。
【図5】本発明に係る加湿器における噴霧器の他の実施
形態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 耐光性試験機 2 槽 3 光源 4 ブロワー 5 冷凍機 6 加湿器 7 雰囲気加熱器 8 水加熱器 9 試料 10 槽からの排気流 11 水滴加熱器 20 ブロワーからの排出流 30 冷凍機からの排出流 40 雰囲気加熱器からの排出流 50 加湿器からの排出流 60 加熱後の供給水 70 水加熱器への供給水 100 制御手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽内を一定の温湿度に保持し、該槽内の
    試料に対して、特定の波長分布および特定の光量の光を
    照射して、該試料の耐光性試験を行う耐光性試験機であ
    って、 前記槽に供給する空気を冷却する冷却手段と、前記空気
    を加湿する加湿手段と、前記空気を加熱する加熱手段
    と、前記空気を撹拌する撹拌手段と、前記空気の温度を
    計測する計測手段と、前記空気の温湿度を所定に保つた
    めの制御手段とを備えており、前記加湿手段が前記槽内
    以外の箇所にて霧状の水滴を前記空気中に散布する噴霧
    手段を有しており、さらに水滴気化で失われる熱量を迅
    速補充が可能および/又は水滴気化促進が可能な気化促
    進手段を有していることを特徴とする耐光性試験機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の耐光性試験機におい
    て、前記制御手段は、前記加湿手段により噴霧された水
    滴が気化するときに失われる熱量の計算値に基づいて、
    前記加湿手段の動作時および非動作時で加熱を制御する
    ように構成されたことを特徴とする耐光性試験機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の耐光性試験機に
    おいて、前記気化促進手段は、前記噴霧手段により噴霧
    された水滴が直接接触できる水滴加熱器を有しているこ
    とを特徴とする耐光性試験機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の耐光性試験機におい
    て、前記水滴加熱器が板状部材にて構成されていること
    を特徴とする耐光性試験機。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の耐光性試験機におい
    て、前記水滴加熱器が網状部材にて構成されていること
    を特徴とする耐光性試験機。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載の耐光性試験機に
    おいて、前記気化促進手段は、前記噴霧手段の近傍に配
    置され、該噴霧手段により噴霧された水滴混じりの空気
    を撹拌する雰囲気撹拌手段を有していることを特徴とす
    る耐光性試験機。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の耐光性試験機におい
    て、前記撹拌手段として、回転する羽根を具備する撹拌
    器を備えていることを特徴とする耐光性試験機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の耐光性試験機におい
    て、前記撹拌器の羽根を加熱する手段を備えていること
    を特徴とする耐光性試験機。
  9. 【請求項9】請求項6に記載の耐光性試験機において、
    前記撹拌手段として、高圧空気を吹き出す撹拌器を備え
    ていることを特徴とする耐光性試験機。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の耐光性試験機におい
    て、前記撹拌器から吹き出す高圧空気を加熱する加熱手
    段を備えていることを特徴とする耐光性試験機。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載の耐光性試験機におい
    て、前記雰囲気撹拌器からの水滴の飛散を防止する水滴
    飛散防止部材を備えていることを特徴とする耐光性試験
    機。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11の何れかに記載の耐光
    性試験機において、前記噴霧手段に供給する水を加熱す
    る水加熱手段を有していることを特徴とする耐光性試験
    機。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12の何れかに記載の耐光
    性試験機において、前記水滴を噴霧する空気を予め加熱
    する位置に雰囲気加熱手段を有していることを特徴とす
    る耐光性試験機。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13の何れかに記載の耐光
    性試験機において、前記噴霧手段を加熱する噴霧器加熱
    手段を有していることを特徴とする耐光性試験機。
  15. 【請求項15】 請求項1〜13の何れかに記載の耐光
    性試験機において、前記噴霧手段として超音波振動を用
    いた加湿構造を有していることを特徴とする耐光性試験
    機。
  16. 【請求項16】 槽内を一定の温湿度に保持し、該槽内
    の試料に対して、特定波長分布および特定光量の光を照
    射して、該試料の耐光性試験を行う耐光性試験機におけ
    る加湿方法であって、前記槽内以外の箇所にて霧状の水
    滴を空気中に散布するとき、該散布と同時もしくは前後
    して水滴が気化する際に失われる熱量を迅速に補充する
    補充処理および/又は水滴気化促進処理を行うことによ
    り、前記槽内への水滴浸入を防止することを特徴とする
    耐光性試験機における加湿方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014038084A (ja) * 2012-05-22 2014-02-27 Reinhausen Plasma Gmbh 耐候性試験方法および耐候性試験装置
CN113605076A (zh) * 2021-10-09 2021-11-05 南通铭源纺织有限公司 一种智能制造用纺织物色牢度检查装置

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