JP2001336685A - コンクリート二次製品の継手構造、継手およびその施工法 - Google Patents

コンクリート二次製品の継手構造、継手およびその施工法

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JP2001336685A JP2000157009A JP2000157009A JP2001336685A JP 2001336685 A JP2001336685 A JP 2001336685A JP 2000157009 A JP2000157009 A JP 2000157009A JP 2000157009 A JP2000157009 A JP 2000157009A JP 2001336685 A JP2001336685 A JP 2001336685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線的なコンクリート二次製品を曲線部に敷
設するのに適した継手構造を提供する。 【解決手段】 流路方向Sに沿って多数並べられ、コン
クリート壁11によって流路21を形成するコンクリー
ト二次製品1に対し、その継目2に可撓性を持つリング
状の継手3を介在させる。継手3は、継目2に沿って延
びた帯部31と、この帯部31の両端にそれぞれ位置す
る端部32とを備え、帯部31は、隣接するコンクリー
ト二次製品1の流路中心線22同士の交差角θ1に追従
して周方向D1に沿って幅寸法Wが変化可能であり、端
部32は、コンクリート壁11に取り付けられる取付部
32aを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明は、主として雨水や下水など
の排水に用いるコンクリート二次製品同士を連結する継
手、コンクリート二次製品の継手構造およびその施工法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】コン
クリート二次製品の製造技術の発達により、道路の排水
側溝等の敷設にコンクリート二次製品を用いることが多
くなっている。このようなコンクリート二次製品の大部
分は規格品であり、その形状は直線的である。また、コ
ンクリート二次製品を用いて敷設する場合には、各コン
クリート二次製品を連結する必要がある。
【0003】コンクリート二次製品を連結する部材とし
て、例えば、実開平4−4595号公報に開示されてい
るリング状シール継手がある。図7に示すように、この
シール継手101は弾性部材からなり、2つのコンクリ
ート製の埋設管ブロック105,106の間に挿入され
てシール機能を果たす。また、シール継手101には、
埋設管ブロック105,106の端面間に位置するルー
プ103aが設けられているため、埋設管ブロック10
5,106同士の芯ぶれが発生しても、ループ103a
が柔軟に追従して水密性を維持する。
【0004】ところが、道路は必ずしも直線的ではな
く、例えば、交差点等の曲線部においては、排水側溝等
は曲線的に敷設される。この場合、図7に示すリング状
シール継手では、直線的なコンクリートブロック10
5,106同士の中心交差角を180°以外にして敷設
しようとしても、拡張用ループ103aによる横方向1
07の伸縮には限度がある。また、拡張用ループ103
aがその内部に板状の芯材102を有するので、拡張用
ループ103aはほとんど湾曲できず、曲がった経路に
敷設することができない。
【0005】そこで、直線的なコンクリートブロックを
曲がった経路に沿って敷設する場合には、直線的なコン
クリートブロックを経路に沿って複数連ね、ブロック同
士の傾斜して相対向する端面間に紙管、塩化ビニル管、
またはベニヤ板等の平板を円筒形にしてブロック間に挿
入し、その上部よりコンクリートを打設して接続する方
法が採られている。しかし、この方法では、狭い作業場
所でコンクリートを打設しなければならないため、作業
性、加工性、流路面の平滑性、断面形状の確保に問題が
ある。
【0006】以上より、本発明は、直線的なコンクリー
ト二次製品を曲線部に敷設するのに適した継手、継手構
造およびその施工法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコンクリート二次製品の継手構造は、流路
方向に沿って多数並べられ、コンクリート壁によって流
路を形成するコンクリート二次製品に対し、その継目に
可撓性を持つリング状の継手を介在させたコンクリート
二次製品の継手構造であって、前記継手は、前記継目に
沿って延びた帯部と、この帯部の両側端にそれぞれ位置
する端部とを備え、前記帯部は、隣接するコンクリート
二次製品の流路中心線同士の交差角に追従して周方向に
沿って幅寸法が変化可能であり、前記端部は、コンクリ
ート壁に取り付けられる取付部を有する。
【0008】本発明のコンクリート二次製品の継手構造
によれば、隣接するコンクリート二次製品の流路中心線
同士の交差角に追従して周方向の幅寸法が変化可能であ
るため、交差角が180°以外である道路の曲線部など
においても、容易に直線状のコンクリート二次製品を敷
設できる。
【0009】ここで、「可撓性」とは、柔軟に変形でき
る性質をいう。「隣接するコンクリート二次製品」と
は、コンクリート壁によって形成された各流路が継手に
よって接続されると、1つの流路を形成するように隣合
ったコンクリート二次製品をいう。「コンクリート二次
製品の流路中心線」とは、コンクリート二次製品の流路
断面の中心を連ねた線をいう。例えば、コンクリート二
次製品が円形流路を有する側溝を形成するものであれ
ば、円筒形状である流路の中心軸が流路中心線である。
「隣接するコンクリート二次製品の流路中心線同士の交
差角」とは、コンクリート二次製品の端面における流路
中心線同士またはこれを直線的に延長した延長線同士が
交わる角度をいう。コンクリート二次製品を道路の直線
部、つまり曲がっていない場所に敷設する場合、流路中
心線同士は重なるので、交差角は180°である。
【0010】前記帯部は、幅方向の中心部が径方向外方
に突出するV字形状とするのが好ましい。この構成によ
れば、継手の帯部がV字形状であるため、コンクリート
製品間の隙間の大きさに応じてV字の幅が調節される。
したがって、隣接するコンクリート二次製品の流路中心
線同士の交差角が180°以外の場合、前記隙間が相対
向する端面の位置に応じて変化するので、これに伴って
周方向に沿ってV字の幅が変化して幅寸法が調節され
る。ここで、「V字形状」には、頂部で屈曲したいわゆ
る典型的なV字形状のみでなく、より丸みを帯びたU字
形状なども含まれ、周方向に沿って帯部の幅寸法が変化
できる、幅方向の中心部が突出した形状全てが含まれ
る。
【0011】前記取付部は、それぞれ、コンクリート壁
の内面に取り付けられるのが好ましい。この構成によれ
ば、継手の外周部分に、隣接するコンクリート二次製品
の相対向する端面によって区画された空間を確保でき
る。したがって、この空間に例えばコンクリートを打設
すれば、コンクリート二次製品と継手を固定することが
できる。取付部がコンクリート壁の例えば外面部に取り
付けられると、コンクリート二次製品間に、流路を通過
する液体が溜まってしまうが、コンクリート壁の内面に
取り付けられているため、このようなおそれはない。
【0012】前記取付部は、それぞれ、コンクリート壁
の内面に設けられた溝に係合する係合突起で形成するの
が好ましい。この構成によれば、接着剤などを用いるこ
となくコンクリート二次製品と継手とを接続できる。
【0013】本発明の好ましい実施形態では、前記係合
突起と前記溝の内面との間に、止水材を設ける。この構
成によれば、止水材によって、流路を通過する液体が継
手の外周へ流れ出るのを一層確実に防止することができ
る。また、止水材として弾性部材を用いれば、継手の端
部およびコンクリート壁の加工による寸法誤差を吸収で
きる。さらに、継手の係合突起がコンクリート壁の内面
に設けられた溝に係合する場合は、弾性部材からなる止
水材によって係合突起が溝の側面に圧接されるので、流
路を通過する液体が外周へ流出するのをより効果的に抑
制でき、一層優れた止水効果が奏される。さらに、止水
材の素材等によっては、継手の端部が溝から抜けるのを
さらに防止できる。ここで、「止水材」とは、コンクリ
ート壁によって形成された流路を通過する水のような液
体を遮断するか透水性を著しく低下させる部材をいう。
【0014】本発明の好ましい実施形態では、前記コン
クリート二次製品の端面の内径側部分に、流路方向に凹
入して前記帯部を収納する凹入部が設けられている。こ
の構成によれば、隣接するコンクリート製品の相対した
2つの凹入部にV字形状の帯部が収納されるので、隣接
するコンクリート二次製品の継目に継手を介在させて
も、この継手によって妨害されることなく、コンクリー
ト二次製品同士を接近させることができる。
【0015】本発明の好ましい実施形態では、前記コン
クリート二次製品は、円形流路を有する側溝の一部を形
成するものである。
【0016】本発明の継手は、可撓性を持ち、コンクリ
ート二次製品同士を連結するリング状の継手であって、
周方向に沿って延びた帯部と、この帯部の両側端にそれ
ぞれ位置し、コンクリート二次製品に取り付けられる取
付部を有する端部とを備え、前記帯部は、幅方向の中心
部が径方向外方に突出するV字形状であり、周方向に沿
って幅寸法が変化可能である。
【0017】本発明の好ましい実施形態では、前記帯部
の幅に対する高さの比が、継手に外力が作用しない自然
状態において、0.1以上0.5以下の範囲内である。
この構成によれば、V字形状である帯部の幅に対する高
さの比が自然状態において大きすぎないため、継手がス
ムーズに屈曲でき、継目の大きさに合わせて幅寸法を小
さくできる。また、前記比が自然状態において小さすぎ
ないため、継目の大きさに帯部の周方向の変化を十分に
追従させて帯部の幅寸法を大きくできる。より好ましく
は、前記帯部の幅に対する高さの比は、継手に外力が作
用しない自然状態において、0.15以上0.35以下
の範囲内である。さらに好ましくは、前記帯部の幅に対
する高さの比は、継手に外力が作用しない自然状態にお
いて、0.2以上0.3以下の範囲内である。
【0018】本発明の好ましい実施形態では、前記帯部
と前記端部との間に、前記帯部よりも肉厚が薄い屈曲部
が設けられている。この構成によれば、肉圧の薄い屈曲
部が存在するため、継手が屈曲部において容易に屈曲で
きる。ここで、「屈曲部」とは、V字形状の帯部が、そ
の側端部分で端部に対して屈曲するのを、さらに助長さ
せる部分をいう。
【0019】本発明の好ましい実施形態では、前記端部
に、コンクリート二次製品と接触する外周面に、それぞ
れ、前記帯部に向かって延びるフィンが設けられ、この
フィンは径方向内方に湾曲可能な先端部を有する。この
構成によれば、フィンがコンクリート二次製品を圧接す
るので、継手とコンクリート二次製品が密接する。した
がって、コンクリート二次製品の流路を流れる液体が、
漏れてしまうおそれがない。
【0020】本発明のコンクリート二次製品の継手施工
法は、流路方向に沿って多数並べられ、コンクリート壁
によって流路を形成するコンクリート二次製品に対し、
その継目に本発明にかかる継手を介在させる継手施工法
であって、一方のコンクリート二次製品のコンクリート
壁に、前記継手の一方の取付部を取り付けて、前記継手
をこの一方のコンクリート二次製品に装着し、他方のコ
ンクリート二次製品のコンクリート壁に、前記継手の他
方の取付部を取り付けて、前記継手をこの他方のコンク
リート二次製品に装着する。
【0021】この構成によれば、継手の両取付部をそれ
ぞれコンクリート二次製品のコンクリート壁に取り付け
るだけで、2つのコンクリート二次製品を継手によって
接続できるので、現場打ちコンクリートを打設するよう
な作業が不要となり、接続作業が容易になる。
【0022】本発明の好ましい実施形態では、前記両コ
ンクリート二次製品のコンクリート壁の内面に設けられ
た溝に、前記継手の両取付部を形成する各係合突起を嵌
合させて、前記継手を両コンクリート二次製品に装着す
る。この構成によれば、継手の係合突起をコンクリート
壁の溝に嵌合させるので、継手がコンクリート二次製品
から抜けるのを防止できる。したがって、接着剤などを
用いる必要がないので、接続作業がさらに容易になる。
【0023】本発明の好ましい実施形態では、前記溝に
止水材を挿入した後に、前記係合突起を嵌合させる。こ
の構成によれば、止水材を溝に挿入するという簡易な作
業のみで、流路を通過する液体が継手の外周へ流れ出る
のを一層確実に防止することができる。
【0024】本発明の好ましい実施形態では、前記継手
施工方法によって前記継手を両コンクリートに装着した
後、コンクリート二次製品の敷設場所に合わせて、両コ
ンクリート二次製品の流路中心線同士の交差角を調整す
る。この構成によれば、コンクリート二次製品の流路中
心線同士の交差角を調整するだけ、つまりコンクリート
二次製品の位置を調整するだけで、道路の曲線部分にコ
ンクリート二次製品を配設できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照しながら詳述する。図1の縦断面図
に示すように、本発明にかかるコンクリート二次製品の
接続構造は、流路方向Sに多数並べられ、コンクリート
壁11によって流路21を形成するコンクリート二次製
品1に対し、その継目2に可撓性を持つリング状の継手
3を介在させた継手構造である。
【0026】隣接するコンクリート二次製品1は円形流
路を形成するための側溝ブロックである。隣接する側溝
ブロック1,1が継手3によって接続されると、流路2
1,21が連結される。側溝ブロック1はその長手方向
Xに沿って、すなわち流路21に沿って直線状であるた
め、道路の側方に位置する側溝の曲線部L10、つまり
曲がった場所に敷設する場合、隣接する側溝ブロック
1,1の流路中心線22,22同士の交差角θ1を18
0°以外、この例では174°にして配置されている。
このようにして複数の側溝ブロック1を配置すること
で、曲線部L10における側溝の敷設が可能となる。
【0027】図2に示すように、側溝ブロック1は外形
が直方体形状で、その中心部に円形断面S1を持つ流路
21が形成されており、その上部に、外面から流路21
に達する切欠部18が流路方向Sに延びて形成されてい
る。流路21の中心位置を連ねた流路中心線22は直線
である。側溝ブロック1はコンクリート壁11からな
り、コンクリート壁11は、流路方向Sに沿って隣接す
る側溝ブロック1に継手3(図1)を介して接続され
る。
【0028】側溝ブロック1の流路方向Sの端部には、
図5(b)のように側溝ブロック1同士を密接させた時
に、継手3の帯部31が邪魔にならないようにこの帯部
31を収納するための凹入部(収納部)15が形成され
ている。流路方向Sの端部には、また、端部の近傍で端
部よりも流路方向Sの内側部分に溝16が形成されてい
る。図5(a)に示すように、凹入部15は、その底面
15aが流路方向Sの端面14に平行であり、周面15
bが壁11の内面11aと同心状の円筒面である。溝1
6の端面14寄りの壁17は低く形成されて壁11の内
面11aよりも径方向外側に位置している。
【0029】図3に、側溝ブロック1,1間に介在させ
る前の自然状態の継手3の概略を示す。継手3は、周方
向D1に沿って延びる帯部31と、この帯部31の両側
端(軸方向両端)にそれぞれ位置し、取付部32aを有
する2つの端部32、32とを備えている。前記帯部3
1は、図1の側溝ブロック1,1間の継目2を埋めるよ
うに、この継目2に沿って延びており、交差角θ1に追
従して、その周方向D1に幅寸法Wが変更可能になって
いる。前記取付部32a(図3)は、コンクリート壁1
1に取り付けられる。
【0030】図3の継手3は、帯部31および端部32
が一体的にゴム材料から形成される。ゴム材料として
は、耐侯性、耐水性、および耐アルカリ性等に優れた天
然ゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、
またはエチレンプロピレンゴム等の合成ゴムが好まし
い。また、継手3はゴム材料以外の材料、例えば、軟質
で耐侯性、および耐水性等に優れた合成樹脂から形成さ
れてもよい。このような合成樹脂としては、例えば、軟
質ポリ塩化ビニール、ポリウレタン、または熱可塑性エ
ラストマー等がある。
【0031】図4(a)に断面を示すように、この帯部
31は、幅方向の中心部31aが継手3の外方に突出す
るV字形状である。このようにV字形状とし、かつ上述
のようにゴム材料から形成することにより、継手3の帯
部31に可撓性が付与されている。具体的には、側溝ブ
ロック1,1(図1)の隙間、つまり継目2(図1)の
大きさの変化に応じて、幅寸法Wは変化する。すなわ
ち、隙間が大きいと、V字形状の頂点、つまり帯部31
の中心部31aが径方向内方SIに変位して幅寸法Wが
大きくなる。一方、隙間が小さい場合は、帯部31の中
心部31aは径方向内方SIへの変位量が小さくなり、
径方向外方SOに大きく突出したままで、幅寸法Wは小
さいままである。
【0032】なお、継手3が図1の側溝ブロック1,1
間の継目2に装着されていない自然状態では、図3に示
す継手3の幅寸法Wは帯部31の周方向D1に変化せず
に一定である。
【0033】図4(a)に示すように、継手3は、ま
た、帯部31と端部32との間に、帯部31よりも肉厚
が薄い屈曲部33が設けられている。側溝ブロック1,
1(図1)の隙間が小さい場合に、この大きさに合わせ
て幅寸法Wが小さくなるが、屈曲部33が存在するた
め、帯部31の側端部分31bが径方向外方SOに容易
に屈曲する。
【0034】本実施形態における継手3は、帯部31の
幅Wに対する高さHの比(H/W)が、継手3に力が作
用しない自然状態において、0.25である。この比
(H/W)が0.1未満であると、径方向外方SOへの
突出量が小さいため、幅寸法Wは、自然状態における寸
法からほとんど増加できない。一方、この比(H/W)
が0.5よりも大きいと、帯部31の頂部31aが径方
向外方SOに大きく突出して帯部31の端部分31bが
すでにある程度屈曲しているので、それ以上はスムーズ
に屈曲しにくくなる。したがって、帯部31の幅方向の
伸縮をスムーズにし、かつ帯部31の幅寸法Wが変化で
きる範囲をある程度確保するには、帯部31の幅Wに対
する高さHの比(H/W)が、0.1以上0.5以下の
範囲内であり、好ましくは0.15以上0.35以下の
範囲内、さらに好ましくは0.2以上0.3以下の範囲
内である。
【0035】端部32の取付部32aは係合突起からな
る。この係合突起32aは、図5(a)の左右両方の側
溝ブロック1におけるコンクリート壁11の内面11a
に設けられた溝16にに係合し、継手3がコンクリート
壁11から抜けるのを防止する。したがって、接着剤な
どを用いることなく、継手3を側溝ブロック1に装着す
ることができる。
【0036】図4(a)に示す継手3の両端部32,3
2の側溝ブロック1,1と接触する外周面には、係合突
起32aよりも帯部31寄りの位置にフィン32b,3
2bが設けられている。フィン32bは、端部32から
帯部31に向かって延びている。継手3をその外面から
押し付ける力が加わると、フィン32bの先端部32b
aが継手3の内方SIに向かって湾曲する。本実施形態
では、1つの端部32には、1つのフィン32bを設け
ているが、図4(b)に2つの場合を示すように、複数
個設けてもよい。
【0037】図5(a)に図1の円Aで示す部分、図5
(b)に図1の円Bで示す部分を拡大して示す。つま
り、継手3を側溝ブロック1,1間の継目2に介在させ
た状態における、継手3と側溝ブロック1の接続構造を
示す。
【0038】継手3の端部32の係合突起32aは、コ
ンクリート壁11の溝16に係合し、端部32がコンク
リート壁11の端部に取り付けられている。継手3の端
部32の係合突起32aと溝16との間には止水材4が
挿入もしくは充填されている。
【0039】止水材4は、例えば、CRスポンジもしく
はウレタンスポンジのようなゴムもしくは合成樹脂の発
泡体、低密度のゴムもしくは合成樹脂、または水膨潤ゴ
ムもしくは変性シリコン系シーリング材等からなるシー
ル材から形成される。
【0040】止水材4が弾性力を有すると、止水材4が
係合突起32を溝16の側面16aに圧接させる。した
がって、液体が外周へ流出するのをより効果的に抑制で
き、一層優れた止水効果が奏される。また、止水材4の
素材等によっては、継手3の端部32が溝16から抜け
るのを防止できる。
【0041】フィン32bは、コンクリート壁11によ
って、先端部32baが、継手3の内方SIに押圧され
ている。これにより、コンクリート壁11と継手3が密
着し、水密性が確保される。つまり、流路21を通過す
る液体が、側溝ブロックの外側50に漏れるのを防止で
きる。
【0042】図5(b)に示すように、凹入部15は、
継手3の屈曲した帯部31を収納する。したがって、帯
部31によって妨害されることなく、側溝ブロック1,
1の端面14,14同士がそれぞれ曲線部L10の内側
に位置する一辺14a,14aにおいて接することがで
きる。
【0043】図1に戻って、曲線部L10の敷設角度θ
2は、隣接する側溝ブロック1,1の端面14,14
(図2)同士が曲線部L10の内側61の一辺14aに
おいて接するときに、一方の側溝ブロック1の曲線部分
の内側61に位置する外面12bと、隣に位置する側溝
ブロック1の前記外面12bに接する曲率円Cの前記一
辺14aを通る接線L20とがなす角度をいう。本実施
形態においては、敷設角度θ2は、流路中心線22,2
2同士の交差角θ1を用いると、θ2=(180°−θ
1)と表すことができる。例えば、長さL5が50c
m、幅L6が45cmの側溝ブロック1を用いると、道
路の曲率半径Rが3mの場合、敷設角度θ2は、約10
°である。曲率半径Rが3m以下であると、側溝ブロッ
ク1が道路の中央部に突き出てしまい、道路の有効面積
が少なくなる。したがって、本発明の継手構造は、曲率
半径Rが、好ましくは3m以上であり、さらに好ましく
は5mである。つまり、敷設角度θ2は、好ましくは0
°よりも大きく約10°以下であり、さらに好ましく
は、約6°である。これより、本発明の継手構造は、側
溝ブロック1の流路中心線同士の交差角θ1が、約18
0°未満で約170°以上の場合に適用するのが好まし
く、約174°の場合に適用するのがさらに好ましい。
【0044】以下、本発明にかかる側溝ブロックの継手
施工法を図1、図5(a),(b)および図6(a)〜
(e)を参照しながら説明する。まず、図1に示す排水
側溝を敷設する曲線に合わせて、側溝ブロック1を大雑
把に並べる。図6(a)に示すように、継手によって接
続される2つの側溝ブロック1,1は、作業に必要な空
間だけ隔てて、向かい合っている。次に、図6(a)の
B−B線断面を示す図6(b)のように、一方の側溝ブ
ロック1の内面11aに設けられた溝16に、止水材4
を挿入する。同様に、他方の側溝ブロック1の溝16に
も止水材4を挿入する。
【0045】この後、図6(c)に示すように、リング
状の継手3を流路21の円形断面に合わせて、端部32
を側溝ブロック1に押しつけ、軸方向内側X1に移動さ
せる。具体的には、継手3の係合突起32aが溝16に
嵌まるまで、止水材4を押圧しながら端部32を挿入す
る。係合突起32aは径方向外方への弾性復元力によっ
て溝16からは容易に抜けないが、止水材4によって係
合突起32が溝の側面16aに圧接されるので、係合突
起32の溝16からの抜けが一層確実に防止される。こ
のようにして、継手3の一方の取り付け部32aを、コ
ンクリート壁11に取り付ける。
【0046】この継手3の係合突起32aを溝16へ挿
入することにより、フィン32bの先端部32baは、
コンクリート壁11によって継手3の帯部31側に押さ
れながら、コンクリート壁11の溝16と凹入部15と
の間に挿入される。したがって、フィン32bとコンク
リート壁11とは密着し、水密性が確保される。
【0047】図6(d)に示すように、一方の側溝ブロ
ック1に継手3が装着した後、同様の方法で、他方の側
溝ブロック1に継手3を装着する。
【0048】次に、図6(e)に示すように、側溝ブロ
ック1の敷設場所に合わせて、つまり本実施形態では図
1の曲線部L10に合わせて、一方の側溝ブロック1の
流路中心線22と、他方の側溝ブロック1の流路中心線
22との交差角θ1を調整する。交差角θ1の調整は、
図6(e)の隣接する側溝ブロック1,1を移動させる
だけでよい。ここで、図5(a)に示すように、継手3
は可撓性を有し、係合突起32aによって側溝ブロック
1から抜けるのが防止されているので、調整される交差
角θ1(図1)に追従して継手3の帯部31は、図3に
示す周方向D1に沿って幅寸法Wが変化する。したがっ
て、図5(a),(b)から分かるとおり、継手3の帯
部31は、平面視で扇形状となっている。つまり、図5
(a)に示す曲線部L10の外側部分では、帯部31の
幅寸法Wが大きくなり、これに比べて、図5(b)に示
す曲線部L10の内側部分では、帯部31の幅寸法Wが
小さくなっている。
【0049】以上の処理を各側溝ブロック1間に施すこ
とで、図1に示す道路の曲線部L10における排水側溝
の敷設が完了する。
【0050】なお、図5(a)に示す曲線部L10の外
側部分では、側溝ブロック1の継目2に、モルタル・コ
ンクリートを打設してもよい。また、側溝ブロック1の
コンクリート壁11,11の外側に土砂による埋め戻し
等の処理を施し、さらに必要に応じて道路舗装を行って
もよい。このようにすることで、継手3と側溝ブロック
11とがさらに強固に接続される。本実施形態では、側
溝ブロック1の内面11a、つまり流路21側に継手3
の端部32を取り付けているため、側溝ブロック1,1
間にコンクリートを打設などする際に、十分な空間が確
保されている。
【0051】本実施形態では、止水材4は側溝ブロック
1の溝16に予め挿入して、その後継手3の係合突起3
2aを溝16に挿入したが、予め継手3の係合突起32
aの先端に止水材4を付着させておいてもよい。
【0052】本発明にかかる継手構造は、道路の曲線部
に適しているが、コンクリート二次製品1の交差角が0
°である直線部の場合であっても、当然に適用できる。
したがって、多数のコンクリート二次製品1に本発明に
かかる継手施工法を繰り返し適用することで、道路の曲
線部から延びる直線部にまで、コンクリート二次製品を
敷設することができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明の継手構造によれ
ば、隣接するコンクリート二次製品の流路中心線同士の
交差角に追従して周方向の幅寸法が変化可能であるた
め、交差角が180°以外である道路の曲線部などにお
いても、容易に直線状のコンクリート二次製品を敷設で
きる。したがって、曲線部にコンクリートを打設などせ
ずに、コンクリート二次製品を活用できるために、工期
の短縮・品質の確保等が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる継手構造を示す平
面図である。
【図2】図1の継手構造を構成するコンクリート二次製
品の斜視図である。
【図3】図1の継手構造を構成する継手の斜視図であ
る。
【図4】図3の部分を拡大した斜視図である。
【図5】(a)は、図1の円A部分を拡大した平面図で
あり、(b)は、円B部分を拡大した平面図である。
【図6】(a)〜(e)は、図1の継手構造の施工法を
示す斜視図である。
【図7】従来の継手構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…側溝ブロック(コンクリート二次製品)、2…継
目、3…継手、4…止水材、11…コンクリート壁、1
1a…コンクリート壁の内面、15…凹入部、16…
溝、21…流路、22…流路中心線、31…帯部、31
a…帯部の幅方向の中心部、32…継手の端部、32a
…係合突起(取付部)、32b…フィン、32ba…フ
ィンの先端部、33…屈曲部、D1…周方向、S…流路
方向、SI…径方向内方、SO…径方向外方、W…幅寸
法、θ1…交差角。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑 実 京都市伏見区淀本町225 ケイコン株式会 社内 (72)発明者 山辺 東海士 岐阜県不破郡垂井町表左4330 クラレプラ スチックス株式会社内 (72)発明者 松本 健次 大阪市北区梅田1丁目12番39号 株式会社 クラレ内 Fターム(参考) 2D063 BA26 CA09 CA34 3H104 JA08 JB02 JB03 JC09 JD07 LB08 LB36 LF16 LG03 LG22 MA10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路方向に沿って多数並べられ、コンク
    リート壁によって流路を形成するコンクリート二次製品
    に対し、その継目に可撓性を持つリング状の継手を介在
    させたコンクリート二次製品の継手構造であって、 前記継手は、前記継目に沿って延びた帯部と、この帯部
    の両側端にそれぞれ位置する端部とを備え、前記帯部
    は、隣接するコンクリート二次製品の流路中心線同士の
    交差角に追従して周方向に沿って幅寸法が変化可能であ
    り、前記端部は、コンクリート壁に取り付けられる取付
    部を有するコンクリート二次製品の継手構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記帯部は、幅方向
    の中心部が径方向外方に突出するV字形状であるコンク
    リート二次製品の継手構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記取付部
    は、それぞれ、コンクリート壁の内面に取り付けられる
    コンクリート二次製品の継手構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記取付部は、それ
    ぞれ、コンクリート壁の内面に設けられた溝に係合する
    係合突起からなるコンクリート二次製品の継手構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記係合突起と前記
    溝の内面との間に、止水材を設けたコンクリート二次製
    品の継手構造。
  6. 【請求項6】 請求項3から5のいずれかにおいて、前
    記コンクリート二次製品の端面の内径側部分に、流路方
    向に凹入して前記帯部を収納する凹入部が設けられてい
    るコンクリート二次製品の継手構造。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかにおいて、前
    記コンクリート二次製品は、円形流路を有する側溝の一
    部を形成するものであるコンクリート二次製品の継手構
    造。
  8. 【請求項8】 可撓性を持ち、コンクリート二次製品同
    士を連結するリング状の継手であって、 周方向に沿って延びた帯部と、 この帯部の両側端にそれぞれ位置し、コンクリート二次
    製品に取り付けられる取付部を有する端部とを備え、 前記帯部は、幅方向の中心部が径方向外方に突出するV
    字形状であり、周方向に沿って幅寸法が変化可能である
    継手。
  9. 【請求項9】 流路方向に沿って多数並べられ、コンク
    リート壁によって流路を形成するコンクリート二次製品
    に対し、その継目に請求項8に記載の継手を介在させる
    継手施工法であって、 一方のコンクリート二次製品のコンクリート壁に、前記
    継手の一方の取付部を取り付けて、前記継手をこの一方
    のコンクリート二次製品に装着し、 他方のコンクリート二次製品のコンクリート壁に、前記
    継手の他方の取付部を取り付けて、前記継手をこの他方
    のコンクリート二次製品に装着するコンクリート二次製
    品の継手施工法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記両コンクリー
    ト二次製品のコンクリート壁の内面に設けられた溝に、
    前記継手の両取付部を形成する各係合突起を嵌合させ
    て、前記継手を両コンクリート二次製品に装着するコン
    クリート二次製品の継手施工法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記溝に止水材
    を挿入した後に、前記係合突起を嵌合させるコンクリー
    ト二次製品の継手施工法。
  12. 【請求項12】 請求項9から11のいずれかの方法に
    よって、前記継手を両コンクリートに装着した後、コン
    クリート二次製品の敷設場所に合わせて、両コンクリー
    ト二次製品の流路中心線同士の交差角を調整するコンク
    リート二次製品の継手施工法。
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