JP2001334000A - 尿失禁トレーニング支援装置 - Google Patents

尿失禁トレーニング支援装置

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JP2001334000A
JP2001334000A JP2000159433A JP2000159433A JP2001334000A JP 2001334000 A JP2001334000 A JP 2001334000A JP 2000159433 A JP2000159433 A JP 2000159433A JP 2000159433 A JP2000159433 A JP 2000159433A JP 2001334000 A JP2001334000 A JP 2001334000A
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Sunao Hatano
直 秦野
Kimio Sugaya
公男 菅谷
Yusuke Ito
雄介 伊藤
Yoshinori Haraguchi
義則 原口
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    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B23/00Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body
    • A63B23/20Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body for vaginal muscles or other sphincter-type muscles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/06Indicating or scoring devices for games or players, or for other sports activities
    • A63B71/0686Timers, rhythm indicators or pacing apparatus using electric or electronic means

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 尿失禁トレーニング支援装置は、使用者
が尿失禁トレーニングを行っていることを入力する入力
手段と、尿失禁トレーニングのタイミングを指示するた
めの指示手段と、入力手段からの入力に基づいて尿失禁
トレーニングが正確に行われているかを判定する判定手
段と、判定手段からの判定結果に基づき表示を行う表示
手段とを備える。 【効果】 最も効率的なスケジュールおよび方法でしか
も興味をもって尿失禁トレーニングに励むことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨盤底筋トレーニ
ング等の尿失禁トレーニングをより効果的に行えるよう
にし且つこのようなトレーニングに励むことができ易い
ようにするための尿失禁トレーニング支援装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】多くの女性を悩ませている尿失禁という
病気がある。その数は、全女性人口の25%以上とも言
われ、WHO(世界保健機構)では、世界3大疾患に指
定されるほど深刻な病気である。この尿失禁(特に腹圧
性尿失禁)の治療、防止として、骨盤底筋を鍛える(ト
レーニング)尿失禁防止体操(尿失禁トレーニング)が
有効であることは、一般的に確認されている。また、特
開昭63−294850号公報に開示されているよう
に、膣内に直接挿入して骨盤底筋の鍛練を行う装置も提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の膣内に装置を挿
入して骨盤底筋の鍛練を行う方法は、膣内への装置の挿
入が容易でなかったり、挿入時あるいは使用時に痛みを
感じることがあったり、あるいは、その使用形態上、何
処でも使用が可能なものではなく、羞恥心が生じ人によ
ってはなかなか実行し難いものであった。
【0004】また、尿失禁トレーニングは、本人の意思
に基づく自発的な治療法であるため、毎日続けていくこ
とにはかなりの意思と根気が必要であり、継続的に実行
されていないのが実情である。
【0005】また、尿失禁トレーニングの効果は確実で
はなかった。その理由としては、尿失禁トレーニングが
定期的に規則正しく行われないこと、そのトレーニング
の方法が正しく行われないこととがある。
【0006】一方、尿失禁は、肥満体型の人がなり易い
とも言われているが、尿失禁の改善には、骨盤底筋の鍛
練のみが注目され、体型を改善することで尿失禁を治療
していく発想には至っていなかった。
【0007】本発明の目的は、前述したような従来の問
題点を解消しうるような尿失禁トレーニング支援装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点によ
れば、使用者が尿失禁トレーニングを行っていることを
入力する入力手段と、尿失禁トレーニングのタイミング
を指示するための指示手段と、前記入力手段からの前記
入力に基づいて尿失禁トレーニングが正確に行われてい
るかを判定する判定手段と、該判定手段からの判定結果
に基づき表示を行う表示手段とを備えることを特徴とす
る尿失禁トレーニング支援装置が提供される。
【0009】本発明の別の観点によれば、使用者が尿失
禁トレーニングを行っていることを入力する入力手段
と、尿失禁トレーニングのタイミングを指示するための
指示手段と、使用者の歩行運動に基づく歩数を計数する
歩数計手段と、前記入力手段からの前記入力に基づいて
尿失禁トレーニングが正確に行われているかを判定する
判定手段と、該判定手段からの判定結果に基づく表示
と、前記歩数計手段によって計数された歩数の表示とを
行う表示手段とを備えたことを特徴とする歩数計の機能
を備えた尿失禁トレーニング支援装置が提供される。
【0010】本発明のさらに別の観点によれば、使用者
が尿失禁トレーニングを行っていることを入力する入力
手段と、尿失禁トレーニングのタイミングを指示するた
めの指示手段と、使用者の歩行運動に基づく歩数を計数
する歩数計手段と、前記入力手段からの前記入力に基づ
いて尿失禁トレーニングが正確に行われているかを判定
する判定手段と、時間を管理する時間管理手段と、該時
間管理手段によって管理される所定の期間内における前
記判定手段からの判定結果および/または前記歩数計手
段によって計数された歩数にもとづいてトレーニング成
果の程度を決定するトレーニング成果決定手段と、該ト
レーニング成果決定手段によって決定されるトレーニン
グ成果の程度を表示する表示手段と、前記トレーニング
成果の程度の表示を、複数のステージを有する所定のシ
ナリオにしたがって変化させるためのシナリオ手段と、
該シナリオ手段による前記ステージの進行を、前記トレ
ーニング成果決定手段によって決定されるトレーニング
成果の程度に応じて制御する制御手段とを備えたことを
特徴とする歩数計の機能を備えた尿失禁トレーニング支
援装置が提供される。
【0011】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
尿失禁トレーニングは、速筋トレーニングと遅筋トレー
ニングとを含む骨盤底筋トレーニングである。
【0012】本発明の別の実施の形態によれば、前記指
示手段によるタイミングの指示は、速筋トレーニングと
遅筋トレーニングとで異なるタイミングの指示である。
【0013】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記速筋トレーニングのためのタイミングの指示は、比
較的に短い運動持続期間と運動休止期間とが等間隔で繰
り返されるようなタイミングの指示であり、前記遅筋ト
レーニングのためのタイミングの指示は、比較的に長い
運動持続期間と運動休止期間とが交互に繰り返されるよ
うなタイミングの指示である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態および実施例について、本発明をより詳
細に説明する。
【0015】先ず、本発明の具体的な一実施例として
の、歩数計の機能を有する尿失禁トレーニング支援装置
について説明する前に、本発明の基本的な概念について
説明しておく。本発明によれば、使用者に対して尿失禁
トレーニングの仕方についての指示を出すことにより、
より効果的なトレーニングを行えるようにする。また、
本発明によれば、尿失禁トレーニングを継続的に行う
と、興味ある表示を見ることが出来、このような興味の
ために尿失禁トレーニングに励む動機を与えるようにす
る。さらにまた、本発明によれば、歩数計の機能を組み
合わせることで、肥満を解消し、より効率的に尿失禁の
治癒、予防を行うことができるようにする。
【0016】添付図面の図1は、本発明の一実施例とし
ての歩数計の機能を有する尿失禁トレーニング支援装置
の外観を概略的に示しており、この図1の尿失禁トレー
ニング支援装置は、携帯型とされており、全体が使用者
の掌に収まる程の大きさとされている。図1に示される
ように、この尿失禁トレーニング支援装置は、3つの操
作スイッチ1A、1B、1Cを含む操作スイッチ部1
(図2参照)と、ドットマトリクス表示の液晶ディスプ
レイからなるキャラクタ表示部2と、LEDからなるタ
イミング表示部3と、データを初期化するリセットスイ
ッチ4とを備えている。図1に現われていないが、この
尿失禁トレーニング支援装置の裏面には、サウンド部8
(図2参照)であるスピーカーからの音発生用の孔や、
電池取付け用の蓋等も設けられている。さらにまた、こ
の尿失禁トレーニング支援装置の内部には、歩数計の機
能を果たす歩数計手段としての歩数計数部5(図2参
照)も配設されている。
【0017】図2は、図1の尿失禁トレーニング支援装
置の構成部分の電気的接続を示すブロック図である。こ
の図2に示すように、操作スイッチ部1、キャラクタ表
示部2、タイミング表示部3、歩数計数部5およびサウ
ンド部8に関連させてマイクロコンピュータ6が設けら
れている。操作スイッチ部1は、前述したように、3つ
の操作スイッチ1A、1B、1Cからなり、操作スイッ
チ1Aは、後述するように、トレーニング時の入力手段
を構成しており、操作スイッチ1Bおよび1Cは、後述
するような使用者の個人データ等を入力するための手段
を構成する。歩数計数部5は、使用者の歩行運動を感知
して歩行が行われる毎に信号を発生して、歩数を計数す
るためのものであり、一般的な歩数計と同様の構成であ
る。
【0018】マイクロコンピュータ6は、操作スイッチ
部1および歩数計数部5からの信号を受けて、それら信
号に基づいてトレーニングが正確に行われているかを判
定する判定手段を構成し、また、予め記憶されているプ
ログラムに基づき種々な演算、制御を行うものである。
キャラクタ表示部2は、マイクロコンピュータ6による
制御の下で、後述するような様々な表示を行う表示手段
を構成している。タイミング表示部3は、マイクロコン
ピュータ6の制御の下で、後述するように、使用者に対
して尿失禁トレーニングを行うための効率的なタイミン
グを指示するための指示手段を構成している。また、サ
ウンド部8は、マイクロコンピュータ6の制御の下で、
後述するような目的でブザー音を発生するためのもので
ある。
【0019】次に、特に図3から図5のフローチャート
を参照して、図1の実施例の尿失禁トレーニング支援装
置の使用方法および動作について説明する。
【0020】図3は、メインルーチンを示すフローチャ
ートである。この装置の使用に際して、使用者がリセッ
トスイッチ4を押すことにより、装置がリセットされる
と(ステップS1)、初期状態となり(ステップS
2)、現在時刻および個人データの入力状態となる(ス
テップS3、S4)。使用者は、操作スイッチ1B、1
Cを用いて個人データの入力を行う。この個人データの
入力項目としては、身長、体重、性別、年令、歩幅等で
ある。このようなデータ入力のための操作スイッチの構
成および操作方法については、公知のものであるので、
これ以上詳述しない。
【0021】次に、骨盤底筋トレーニング時間の設定を
行う(ステップS5)。この設定とは、1日のうちの何
時に骨盤底筋トレーニングを行う予定の時刻を設定する
ことであり、通常、朝昼晩の1日3回分のトレーニング
開始時間を設定する。
【0022】このようなトレーニング開始時間の設定が
終了すると、通常の表示状態となりキャラクタ表示部2
には、図6に示すように、後述するようなシナリオに基
づいて設定された、例えば、幼児を示すような画像が表
示される(ステップS6)。この通常表示画面の状態に
おいては、時刻の更新および歩行の検知といった基本処
理が行われる(ステップS7)。その後、使用者が骨盤
底筋トレーニングを行おうとしていないか、操作スイッ
チ部1のいずれかの操作スイッチが押されていないかを
判断する(ステップS8)。ここでいずれの操作スイッ
チも押されていない場合には、ステップS6の通常表示
画面に戻り、基本処理を続けていくこととなる。
【0023】いずれかの操作スイッチが押された場合に
は、現在時刻が骨盤底筋トレーニング開始時間であるか
を判断し(ステップS9)、トレーニング開始時間帯で
あれば、トレーニングモードに進む(ステップS1
0)。トレーニング後はステップS6の通常表示画面に
戻り、基本処理を続ける。
【0024】次に、基本処理について説明する。
【0025】図4は、基本処理のルーチンを示すフロー
チャートである。基本処理は、歩数処理(ステップS1
1)と、カレンダー処理(ステップS12)とである。
歩数処理では、歩数計数部5は、歩数計手段を構成する
検出手段(歩行センサ)が使用者の歩行による振動を感
知して発生する信号を、マイクロコンピュータ6へ送
り、歩数がマイクロコンピュータ6内のメモリにカウン
トされ、キャラクタ表示部2にその歩数が表示される。
この歩数を計数するための構成は、既に一般の歩数計で
行われているものと同様でよいので、ここではこれ以上
詳述しない。
【0026】カレンダー処理は、現在の時刻を計測して
いく処理であり、骨盤底筋トレーニング開始時間および
一日の終了、つまり日にちの変更を管理している。マイ
クロコンピュータ6内のタイマで現在時刻の管理を行っ
ている(ステップS13)。
【0027】時刻処理の後、骨盤底筋トレーニング開始
時間になっていないかを判断し(ステップS14)、開
始時間になった場合には、サウンド部8にてブザーを鳴
らし、使用者に対してそのことを指示する(ステップS
15)。
【0028】次に、日にちが変化したかを判断し(ステ
ップS16)、日にちが変わっていない場合には、現在
のカウントされている歩数と、所定の効果を達成するに
必要な規定(ノルマ)の歩数とを比較して、達成率を算
出し、キャラクタ表示部2にその値を表示する(ステッ
プS17)。日にちが変わった時、つまり1日が終了し
た場合には、前日1日の骨盤底筋トレーニングと歩行の
ノルマに対する成果を計算する(ステップS18)。
【0029】ここで、一日に課せられるノルマと得点の
算出方法及びトレーニング方法について説明する。骨盤
底筋トレーニングは、速筋のトレーニングと遅筋のトレ
ーニングで別々にノルマを設ける。速筋のトレーニング
では、キャラクタ表示部2にボタン(スイッチ)を押す
イラストが、1秒間隔で表示され、タイミング表示部3
のLEDも1秒間隔で点滅を繰り返す。
【0030】使用者は、その点滅に合わせて、スイッチ
1Aを押す。それと同時に、使用者は、膣および肛門筋
を締めるように力を加える。つまり、筋を締める運動を
行った時に、スイッチ1Aを押すことで、装置は使用者
が速筋のための骨盤底筋トレーニングを行った(膣およ
び肛門筋を締める力を加えた)と判断し、この運動を1
分間行わせる。したがって、1分間には、30回タイミ
ング表示部3のLEDが点滅することになるので、30
回のうち何度スイッチ1Aが押されたかをカウントす
る。
【0031】遅筋のトレーニングでは、キャラクタ表示
部2にボタンを押すイラストが10秒間表示し続けら
れ、タイミング表示部3のLEDも10秒間点灯され続
けられる。使用者は、その点灯に合わせて、スイッチ1
Aを10秒間押し続ける。それと同時に膣および肛門筋
を締めるように力を加え続ける。この間にスイッチ1A
が押し続けられていることで、装置は使用者が遅筋のた
めの骨盤底筋トレーニングを行ったと判断する。この運
動を10秒間行った後、10秒間の休憩をおいて同様の
運動を行う。この10秒の運動を3回繰り返す。したが
って、合計1分間のうち何秒間スイッチ1Aが押されて
いたかをカウントする。
【0032】この速筋、遅筋のためのそれぞれの運動で
8割を毎日のノルマとし、このノルマが達成されなけれ
ば、シナリオによるストーリーは進まない。したがっ
て、速筋のトレーニングについては、30回の8割であ
る24回カウントされなければ、また、遅筋のトレーニ
ングについては、30秒のうちの24秒がカウントされ
なければ、正確な骨盤底筋トレーニングが行われたとは
認められず、シナリオに基づいてキャラクタ表示部2に
表示される画像の幼児は変化しない。この得点の評価を
朝、昼、夜の3回のトレーニング時間において毎回記憶
しておく。また、ウォーキングは、1日10000歩を
ノルマとし、その値をクリアできない場合にもシナリオ
に基づいてキャラクタ表示部2に表示される画像は変化
していかない。
【0033】以上のように、使用者に対して骨盤底筋ト
レーニングとウォーキングにノルマを課し、その値をク
リアしないと、キャラクタ表示部2にシナリオに基づい
てキャラクタ表示部2に表示される画像であるキャラク
タが変化していかない構成としている。ここで、このよ
うにトレーニングのノルマ達成度に応じてキャラクタ表
示部2に表示される画像を変えていくためのシナリオ手
段および制御手段について説明する。これらシナリオ手
段および制御手段は、マイクロコンピュータ6にインス
トールされるプログラムにて与えられるもので、例え
ば、シナリオ手段は、トレーニングの達成度に応じてキ
ャラクタ表示部2に表示していく画像を、あるシナリオ
にしたがって変えることができるようにするものであ
る。この種のシナリオ手段は、各種ゲーム機等において
使用されているものを応用することができ、複数のステ
ージを有するシナリオにそった画像を提供するもので、
この実施例では、人の成長を示す画像、例えば、幼児、
児童、小学生、中学生、高校生、大学生、成人等を表す
キャラクタの画像を与えるものとしている。制御手段
は、シナリオ手段によって与えられるシナリオのステー
ジの進行に応じたキャラクタ画像のうちのどれをキャラ
クタ表示部2に表示させるかを、使用者のトレーニング
の達成度に応じて決定していく。このようにして、朝、
昼、夜のトレーニング結果と、1日の歩数からその日の
合計点を算出し、その合計点に基づいて、キャラクタ表
示部2に表示されるキャラクタの成長度を変化させてい
き、使用者のトレーニングの励みとするのである。
【0034】さらに、本装置では、1週間毎に通算達成
率をチェックし、1週間でのノルマを達成しているかに
よって、シナリオによるストーリーが次のステージへ進
む構成としている。
【0035】したがって、現在のステージを始めてから
の通算達成率を計算する(ステップS9)。ここで、本
ステージでのノルマを達成しているかを判断し(ステッ
プS20)、本ステージでのノルマを達成している場合
には、更に次のステージに進むことになる(ステップS
21)。達成していない場合には、現在のステージの最
初に戻り再度同じステージを続けることとなる(ステッ
プS22)。
【0036】図5は、骨盤底筋トレーニングのルーチン
を示すフローチャートである。骨盤底筋トレーニングモ
ードになると、その運動を開始することを告げるメッセ
ージがキャラクタ表示部2に表示され(ステップ3
1)、初めに速筋トレーニングの説明がキャラクタ表示
部2に表示される(ステップS32)。その後、カウン
トダウン表示後、トレーニングがスタートする(ステッ
プS33)。スタートと同時に、スイッチ1Aによるキ
ー入力が可能な状態となる(ステップS34)。ここで
前述したように、画面には、スイッチを押すことを促す
表示と共にタイミング表示部3のLEDが1秒間隔で点
滅するので、使用者は、点灯に合わせてスイッチ1Aを
押す。なお、このLEDの1秒間隔の点滅は、マイクロ
コンピュータ6の別処理で行われるものであり、フロー
チャートには示さない。使用者は、その点滅と同時に膣
および肛門筋を締めるように力を加える。装置は、スイ
ッチが押されているかを判定し(ステップS35)、そ
の入力がタイミング表示部3のLEDの点灯と一致して
いるかを判断することで、トレーニングが指示通りに行
なわれていると(当たり)を判定する(ステップS3
6)。ここで当たりと判定された場合には、マイクロコ
ンピュータ6内の速筋成功カウンタを+1する(ステッ
プS37)。ここで、トレーニングの開始から1分が経
過したかを判断し、1分経過するまで繰り返す(ステッ
プS38)。つまり、使用者は、1秒間で膣および肛門
筋を締める運動と、1秒間緩める運動を1分間繰り返
す。
【0037】速筋のトレーニングが終了すると、遅筋の
トレーニングの開始状態となる。キャラクタ表示部2に
遅筋トレーニングの説明が表示される(ステップS3
9)。その後、カウントダウン表示後、トレーニングが
スタートする(ステップS40)。スタートと同時にス
イッチ1Aによるキー入力が可能な状態となる(ステッ
プS41)。ここでも、キャラク表示部2の画面にはス
イッチ1Aを押すことを促す表示と共に、タイミング表
示部3のLEDが10秒間点灯し続けるので、使用者
は、それが点灯し続けている間、スイッチ1Aを押し続
ける。それと同時に膣および肛門筋を締めるように力を
加え続ける。装置は、LEDの点灯に合わせてスイッチ
1Aが押し続けられているかを判断し(ステップS4
2)、押されている場合には遅筋成功カウンタを+1し
(ステップS43)、更に10秒経過したかを判断する
(ステップS44)。したがって、正確に押し続けられ
ていた場合には、押されていた秒数分だけ遅筋成功カウ
ンタがプラスされる。10秒のトレーニング後は力を緩
める10秒のインターバルを開け、このトレーニングを
3回終了するまで続ける(ステップS45)。
【0038】両方のトレーニングが終了すると、どの程
度正確に骨盤底筋トレーニングを行うことができたか
を、カウンタの数値から判定し、得点として算出する
(ステップS46)。算出された得点をキャラクタ表示
部2に表示することで、使用者にトレーニングが正しく
行われているかを把握させる(ステップS47)。な
お、この値は、基本処理のステップS17における現達
成率計算の際に、判定材料として用いられるものであ
る。
【0039】以上、本発明の一実施例として、ここでは
シナリオによるストーリーの進行を、骨盤底筋トレーニ
ングの実施状況と歩数に基づき変更する構成としたが、
これに限ることなく、骨盤底筋トレーニングの実施状況
のみでストーリーの進行を変化させてもよいし、あるい
はカウントされた歩数と入力された身長、体重、性別、
年令、歩幅といった個人データから、消費カロリーや脂
肪燃焼量を演算し、それらの値も判定対象として組み合
わせることも可能である。
【0040】また、ここでは骨盤底筋トレーニングとし
て朝、昼、夜の毎日3度行うものとし、その内容とし
て、速筋のトレーニングは膣および肛門筋を締めること
と緩めることを1秒毎1分間繰り返し、遅筋のトレーニ
ングは膣および肛門筋を締めることと緩めることを10
秒毎1分間行う形態としたが、これに限らず、時間や回
数を変更することは可能である。
【0041】また、1日に課せられるノルマを使用者に
応じて変更する構成としてもよい。例えば、体重の多い
人程一日の歩数ノルマを多くしたり、また年令の高い人
は多く歩くことは体力の関係上難しいので、緩めに設定
するといった変更を適宜加えてもよい。
【0042】また、ここでは幼児というキャラクタが徐
々に成長していくストーリーを有する携帯型尿失禁トレ
ーニング支援装置について説明したが、これに限ること
なく、使用者が継続してトレーニングを行おうと思える
ゲーム性を有するもの、その他興味を起こさせるような
ものであれば、任意のシナリオによるストーリーを表す
画像を表示していくようなものでよい。
【0043】
【発明の効果】本発明の装置を用いて、その指示に従い
尿失禁トレーニングを行えば、最も効率的なスケジュー
ルおよび方法でトレーニングを行うことができる。
【0044】また、尿失禁は肥満の人がなり易いことが
知られているが、歩数計の機能を有する尿失禁トレーニ
ング支援装置とすることにより、使用者が尿失禁トレー
ニングとウォーキングによるダイエットの両方を行うこ
とに励み、効率的に尿失禁の治療と予防ができるものと
なる。
【0045】また、これらの運動の管理装置にゲーム性
等を持たせ使用者に娯楽性を与えることで、トレーニン
グに対する苦痛や嫌気を和らげることができ、またトレ
ーニングを習慣化させることが可能となる。これによ
り、楽しく、より効率的に尿失禁の治療と予防ができる
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての歩数計の機能を有す
る尿失禁トレーニング支援装置の外観を概略的に示す図
である。
【図2】図1の尿失禁トレーニング支援装置の構成部分
の電気的接続を示すブロック図である。
【図3】図1の尿失禁トレーニング支援装置における動
作のメインルーチンを説明するためのフロー図である。
【図4】図1の尿失禁トレーニング支援装置における動
作の基本処理のルーチンを説明するためのフロー図であ
る。
【図5】図1の尿失禁トレーニング支援装置における動
作の骨盤底筋トレーニングのルーチンを説明するための
フロー図である。
【図6】図1の尿失禁トレーニング支援装置における表
示状態の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 操作スイッチ部 1A 操作スイッチ 1B 操作スイッチ 1C 操作スイッチ 2 キャラクタ表示部 3 タイミング表示部 4 リセットスイッチ 5 歩数計数部 6 マイクロコンピュータ 8 サウンド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原口 義則 東京都板橋区前野町1丁目14番2号 株式 会社タニタ内 Fターム(参考) 4C098 AA09 CD10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が尿失禁トレーニングを行ってい
    ることを入力する入力手段と、尿失禁トレーニングのタ
    イミングを指示するための指示手段と、前記入力手段か
    らの前記入力に基づいて尿失禁トレーニングが正確に行
    われているかを判定する判定手段と、該判定手段からの
    判定結果に基づき表示を行う表示手段とを備えることを
    特徴とする尿失禁トレーニング支援装置。
  2. 【請求項2】 使用者が尿失禁トレーニングを行ってい
    ることを入力する入力手段と、尿失禁トレーニングのタ
    イミングを指示するための指示手段と、使用者の歩行運
    動に基づく歩数を計数する歩数計手段と、前記入力手段
    からの前記入力に基づいて尿失禁トレーニングが正確に
    行われているかを判定する判定手段と、該判定手段から
    の判定結果に基づく表示と、前記歩数計手段によって計
    数された歩数の表示とを行う表示手段とを備えたことを
    特徴とする歩数計の機能を備えた尿失禁トレーニング支
    援装置。
  3. 【請求項3】 使用者が尿失禁トレーニングを行ってい
    ることを入力する入力手段と、尿失禁トレーニングのタ
    イミングを指示するための指示手段と、使用者の歩行運
    動に基づく歩数を計数する歩数計手段と、前記入力手段
    からの前記入力に基づいて尿失禁トレーニングが正確に
    行われているかを判定する判定手段と、時間を管理する
    時間管理手段と、該時間管理手段によって管理される所
    定の期間内における前記判定手段からの判定結果および
    /または前記歩数計手段によって計数された歩数にもと
    づいてトレーニング成果の程度を決定するトレーニング
    成果決定手段と、該トレーニング成果決定手段によって
    決定されるトレーニング成果の程度を表示する表示手段
    と、前記トレーニング成果の程度の表示を、複数のステ
    ージを有する所定のシナリオにしたがって変化させるた
    めのシナリオ手段と、該シナリオ手段による前記ステー
    ジの進行を、前記トレーニング成果決定手段によって決
    定されるトレーニング成果の程度に応じて制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする歩数計の機能を備えた
    尿失禁トレーニング支援装置。
  4. 【請求項4】 前記尿失禁トレーニングは、速筋トレー
    ニングと遅筋トレーニングとを含む骨盤底筋トレーニン
    グである請求項1または2または3に記載の尿失禁トレ
    ーニング支援装置。
  5. 【請求項5】 前記指示手段によるタイミングの指示
    は、速筋トレーニングと遅筋トレーニングとで異なるタ
    イミングの指示である請求項4に記載の尿失禁トレーニ
    ング支援装置。
  6. 【請求項6】 前記速筋トレーニングのためのタイミン
    グの指示は、比較的に短い運動持続期間と運動休止期間
    とが等間隔で繰り返されるようなタイミングの指示であ
    り、前記遅筋トレーニングのためのタイミングの指示
    は、比較的に長い運動持続期間と運動休止期間とが交互
    に繰り返されるようなタイミングの指示である請求項5
    に記載の尿失禁トレーニング支援装置。
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