JP2001333325A - 画像撮像装置、画像撮像装置の制御方法及び画像処理方法 - Google Patents
画像撮像装置、画像撮像装置の制御方法及び画像処理方法Info
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- JP2001333325A JP2001333325A JP2000148861A JP2000148861A JP2001333325A JP 2001333325 A JP2001333325 A JP 2001333325A JP 2000148861 A JP2000148861 A JP 2000148861A JP 2000148861 A JP2000148861 A JP 2000148861A JP 2001333325 A JP2001333325 A JP 2001333325A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像撮像装置構成の複雑化を招くことなく、
所望の処理を容易に行わせる。 【解決手段】 デジタルスチルカメラに入力すべき情報
(撮影条件を表す情報や画像処理の処理条件を表す情報
等)を表すバーコードが記録された媒体をデジタルスチ
ルカメラによって撮像すると(160が肯定)、バーコード
に相当する領域が画像中に存在しているかが判定され(1
64)、バーコードに相当する領域が抽出され、バーコー
ドが表しているコード化情報が解析され(170,172)、コ
ード化情報に矛盾が無ければ(174が否定)、コード化情
報の種類に応じた記憶領域に記憶される(180)。そして
記憶された情報により、撮影条件の設定や画像処理の処
理条件の設定を行う。
所望の処理を容易に行わせる。 【解決手段】 デジタルスチルカメラに入力すべき情報
(撮影条件を表す情報や画像処理の処理条件を表す情報
等)を表すバーコードが記録された媒体をデジタルスチ
ルカメラによって撮像すると(160が肯定)、バーコード
に相当する領域が画像中に存在しているかが判定され(1
64)、バーコードに相当する領域が抽出され、バーコー
ドが表しているコード化情報が解析され(170,172)、コ
ード化情報に矛盾が無ければ(174が否定)、コード化情
報の種類に応じた記憶領域に記憶される(180)。そして
記憶された情報により、撮影条件の設定や画像処理の処
理条件の設定を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像撮像装置、画像
撮像装置の制御方法及び画像処理方法に係り、特に、光
学像を撮像して画像情報に変換する撮像手段を備えたデ
ジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の画像撮
像装置、該画像撮像装置に所定の情報を入力し対応する
処理を行わせる画像撮像装置の制御方法、前記画像撮像
装置を利用した画像処理方法に関する。
撮像装置の制御方法及び画像処理方法に係り、特に、光
学像を撮像して画像情報に変換する撮像手段を備えたデ
ジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の画像撮
像装置、該画像撮像装置に所定の情報を入力し対応する
処理を行わせる画像撮像装置の制御方法、前記画像撮像
装置を利用した画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、急速に普及してきているデジタル
スチルカメラは、CCD等の撮像素子を備え、該撮像素
子によって光学像を撮影し、撮影によって得られたアナ
ログの画像信号をデジタルの画像データに変換した後に
スマートメディア等の情報記憶媒体に記憶する構成であ
り、ユーザが、撮影によって得られた画像データをラボ
に送って写真プリントの作成を依頼することで高画質の
写真プリントを得たり、前記画像データが表す画像をユ
ーザが所持しているプリンタにより紙等に簡易的に記録
することも可能とされている。
スチルカメラは、CCD等の撮像素子を備え、該撮像素
子によって光学像を撮影し、撮影によって得られたアナ
ログの画像信号をデジタルの画像データに変換した後に
スマートメディア等の情報記憶媒体に記憶する構成であ
り、ユーザが、撮影によって得られた画像データをラボ
に送って写真プリントの作成を依頼することで高画質の
写真プリントを得たり、前記画像データが表す画像をユ
ーザが所持しているプリンタにより紙等に簡易的に記録
することも可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタルス
チルカメラにおいて、撮影画像の高画質化は常に要求さ
れている課題であり、年々撮像素子の高解像度化が進め
られているが、撮影画像の高画質化は撮像素子の高解像
度化のみで達成できるものではなく、様々な照明条件下
で様々な被写体を常に精度良く撮影するためには、ユー
ザが被写体等に応じて撮像条件を細かく設定できる機能
をデジタルスチルカメラに搭載することが望ましい。し
かしながら、特に汎用のデジタルスチルカメラは年々小
型軽量化が進み、撮像条件を細かく設定可能とするため
にデジタルスチルカメラ本体に多数のスイッチや操作ボ
タンを設けることが困難となりつつある。
チルカメラにおいて、撮影画像の高画質化は常に要求さ
れている課題であり、年々撮像素子の高解像度化が進め
られているが、撮影画像の高画質化は撮像素子の高解像
度化のみで達成できるものではなく、様々な照明条件下
で様々な被写体を常に精度良く撮影するためには、ユー
ザが被写体等に応じて撮像条件を細かく設定できる機能
をデジタルスチルカメラに搭載することが望ましい。し
かしながら、特に汎用のデジタルスチルカメラは年々小
型軽量化が進み、撮像条件を細かく設定可能とするため
にデジタルスチルカメラ本体に多数のスイッチや操作ボ
タンを設けることが困難となりつつある。
【0004】デジタルスチルカメラの中には、パーソナ
ルコンピュータ等と接続している状態で、撮像条件を規
定する各種パラメータのうちの一部のパラメータをパー
ソナルコンピュータ等を介して設定可能なものも見受け
られるが、この機能はデジタルスチルカメラがパーソナ
ルコンピュータ等と接続されていない状態では利用でき
ないという欠点があると共に、パーソナルコンピュータ
等を所持していないユーザは上記機能を利用することす
らできない。
ルコンピュータ等と接続している状態で、撮像条件を規
定する各種パラメータのうちの一部のパラメータをパー
ソナルコンピュータ等を介して設定可能なものも見受け
られるが、この機能はデジタルスチルカメラがパーソナ
ルコンピュータ等と接続されていない状態では利用でき
ないという欠点があると共に、パーソナルコンピュータ
等を所持していないユーザは上記機能を利用することす
らできない。
【0005】また、デジタルの画像データを用いて画像
を記録する方式では、従来のように写真フィルムに一旦
記録した画像を面露光により印画紙に記録する方式と比
較して、画像データに対する画像処理により、出力画像
の画質を自在にコントロールできると共に、任意の文字
やイラスト等を付加した画像を作成することも容易であ
る。しかし、上記のように多様な画像処理を行う機能を
デジタルスチルカメラに搭載したとすると、この機能を
利用するにあたってどのような画像処理をどのような処
理条件で行うべきかをユーザがデジタルスチルカメラに
細かく設定する必要が生じるが、前述のようにデジタル
カメラ本体に設けることのできるスイッチや操作ボタン
の数には限りがあるので、このような機能をデジタルス
チルカメラに搭載することも困難である。
を記録する方式では、従来のように写真フィルムに一旦
記録した画像を面露光により印画紙に記録する方式と比
較して、画像データに対する画像処理により、出力画像
の画質を自在にコントロールできると共に、任意の文字
やイラスト等を付加した画像を作成することも容易であ
る。しかし、上記のように多様な画像処理を行う機能を
デジタルスチルカメラに搭載したとすると、この機能を
利用するにあたってどのような画像処理をどのような処
理条件で行うべきかをユーザがデジタルスチルカメラに
細かく設定する必要が生じるが、前述のようにデジタル
カメラ本体に設けることのできるスイッチや操作ボタン
の数には限りがあるので、このような機能をデジタルス
チルカメラに搭載することも困難である。
【0006】また、上記のような多様な画像処理は、ユ
ーザから写真プリント作成の依頼を受けたラボで行われ
ることが多いが、写真プリントの作成依頼時に、実行す
べき所望の画像処理の種類や処理条件を個々の画像毎と
対応付けて詳細に伝えることは煩雑な作業であり、ユー
ザが意図した仕上がりの写真プリントが得られるように
写真プリントの作成を依頼するためのユーザの負担が大
きいという問題もあった。
ーザから写真プリント作成の依頼を受けたラボで行われ
ることが多いが、写真プリントの作成依頼時に、実行す
べき所望の画像処理の種類や処理条件を個々の画像毎と
対応付けて詳細に伝えることは煩雑な作業であり、ユー
ザが意図した仕上がりの写真プリントが得られるように
写真プリントの作成を依頼するためのユーザの負担が大
きいという問題もあった。
【0007】また、最近では撮像部を備えた携帯型情報
端末も市場に出回っており、携帯電話にも撮像部を設け
ることが考えられているが、このような撮像部を備えた
機器や、デジタルビデオカメラ等の画像撮像装置につい
ても、前述のように撮像条件等を細かく設定したりする
ことは困難である。
端末も市場に出回っており、携帯電話にも撮像部を設け
ることが考えられているが、このような撮像部を備えた
機器や、デジタルビデオカメラ等の画像撮像装置につい
ても、前述のように撮像条件等を細かく設定したりする
ことは困難である。
【0008】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、構成の複雑化を招くことなく、所望の処理を容易に
行わせることができる画像撮像装置及び画像撮像装置の
制御方法を得ることが目的である。
で、構成の複雑化を招くことなく、所望の処理を容易に
行わせることができる画像撮像装置及び画像撮像装置の
制御方法を得ることが目的である。
【0009】また本発明は、所望の加工内容での画像情
報の加工を依頼することを容易に行うことができる画像
処理方法を得ることが目的である。
報の加工を依頼することを容易に行うことができる画像
処理方法を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る画像撮像装置は、光学像を
撮像して画像情報に変換する撮像手段と、所定の情報を
表示している媒体を含む光学像が前記撮像手段によって
撮像された場合に、前記撮像によって得られた画像情報
に基づいて前記所定の情報を認識する認識手段と、前記
認識手段によって認識された前記所定の情報を記憶する
記憶手段と、前記所定の情報に基づいて前記撮像手段に
よる撮像を制御するか、又は前記所定の情報に基づいて
画像情報を加工するか、又は前記所定の情報を関連する
画像情報と対応付ける処理手段と、を含んで構成してい
る。
に請求項1記載の発明に係る画像撮像装置は、光学像を
撮像して画像情報に変換する撮像手段と、所定の情報を
表示している媒体を含む光学像が前記撮像手段によって
撮像された場合に、前記撮像によって得られた画像情報
に基づいて前記所定の情報を認識する認識手段と、前記
認識手段によって認識された前記所定の情報を記憶する
記憶手段と、前記所定の情報に基づいて前記撮像手段に
よる撮像を制御するか、又は前記所定の情報に基づいて
画像情報を加工するか、又は前記所定の情報を関連する
画像情報と対応付ける処理手段と、を含んで構成してい
る。
【0011】請求項1記載の画像撮像装置は、光学像を
撮像して画像情報に変換する撮像手段を備えている。こ
の画像撮像装置としては、例えばデジタルスチルカメ
ラ、デジタルビデオカメラ、撮像部を備えた携帯型情報
端末、撮像部を備えた携帯電話等を適用することができ
る。また、請求項1記載の発明は、所定の情報を表示し
ている媒体を含む光学像が撮像された場合に、撮像によ
って得られた画像情報に基づいて所定の情報を認識する
認識手段を備えており、認識手段によって認識された所
定の情報は記憶手段に記憶される。
撮像して画像情報に変換する撮像手段を備えている。こ
の画像撮像装置としては、例えばデジタルスチルカメ
ラ、デジタルビデオカメラ、撮像部を備えた携帯型情報
端末、撮像部を備えた携帯電話等を適用することができ
る。また、請求項1記載の発明は、所定の情報を表示し
ている媒体を含む光学像が撮像された場合に、撮像によ
って得られた画像情報に基づいて所定の情報を認識する
認識手段を備えており、認識手段によって認識された所
定の情報は記憶手段に記憶される。
【0012】これにより、画像撮像装置に入力すべき所
定の情報を媒体に表示し、該媒体を画像撮像装置によっ
て撮像すれば、前記所定の情報が認識手段によって認識
されて記憶手段に記憶されることで画像撮像装置に入力
されることになる。このように、画像撮像装置の撮像部
を利用して所定の情報の入力を行うので、所定の情報を
入力するために多数のスイッチや操作ボタンを設ける必
要はなく、画像撮像装置の構成が複雑化することを回避
することができる。
定の情報を媒体に表示し、該媒体を画像撮像装置によっ
て撮像すれば、前記所定の情報が認識手段によって認識
されて記憶手段に記憶されることで画像撮像装置に入力
されることになる。このように、画像撮像装置の撮像部
を利用して所定の情報の入力を行うので、所定の情報を
入力するために多数のスイッチや操作ボタンを設ける必
要はなく、画像撮像装置の構成が複雑化することを回避
することができる。
【0013】なお、所定の情報は、請求項2に記載した
ように、コード化されて視認可能な形態で媒体に表示さ
れていることが好ましい。上記の形態としては、2次元
バーコードを適用することができるが、1次元バーコー
ド等の他の形態であっても良い。所定の情報をコード化
し視認可能な形態で媒体に表示させることにより、所定
の情報を高密度に媒体に表示することができる(特に2
次元バーコードを用いれば所定の情報をより高密度に表
示できるので好ましい)と共に、情報量が多い場合にも
所定の情報の認識率が低下することを回避することがで
きる。
ように、コード化されて視認可能な形態で媒体に表示さ
れていることが好ましい。上記の形態としては、2次元
バーコードを適用することができるが、1次元バーコー
ド等の他の形態であっても良い。所定の情報をコード化
し視認可能な形態で媒体に表示させることにより、所定
の情報を高密度に媒体に表示することができる(特に2
次元バーコードを用いれば所定の情報をより高密度に表
示できるので好ましい)と共に、情報量が多い場合にも
所定の情報の認識率が低下することを回避することがで
きる。
【0014】また、本発明に係る所定の情報は、コード
化して視認可能な形態で媒体に表示させることに限られ
るものではなく、請求項3に記載したように、媒体に表
示された文字又はイラストであってもよい。また、前記
媒体は特定の情報を固定的に表示する表示媒体(例えば
紙等のシート状の記録材料や看板等)であってもよい
し、表示する情報を任意に変更可能な表示媒体(例えば
CRTやLCD等のディスプレイ)であってもよい。
化して視認可能な形態で媒体に表示させることに限られ
るものではなく、請求項3に記載したように、媒体に表
示された文字又はイラストであってもよい。また、前記
媒体は特定の情報を固定的に表示する表示媒体(例えば
紙等のシート状の記録材料や看板等)であってもよい
し、表示する情報を任意に変更可能な表示媒体(例えば
CRTやLCD等のディスプレイ)であってもよい。
【0015】そして、請求項1記載の発明に係る処理手
段は、認識手段によって認識されて記憶手段に記憶され
た所定の情報に基づいて、撮像手段による撮像を制御す
るか、又は所定の情報に基づいて画像情報を加工する
か、又は所定の情報を関連する画像情報と対応付ける。
段は、認識手段によって認識されて記憶手段に記憶され
た所定の情報に基づいて、撮像手段による撮像を制御す
るか、又は所定の情報に基づいて画像情報を加工する
か、又は所定の情報を関連する画像情報と対応付ける。
【0016】これにより、例えば撮像手段による撮像に
おける撮像条件を所望の撮像条件に制御したい等の場合
には、処理手段が、所定の情報に基づいて撮像手段によ
る撮像を制御する構成であれば、例えば所定の情報とし
て、請求項4に記載の「撮像手段の撮像条件に関する情
報」(詳しくは、例えば所望の撮像条件を規定する撮像
条件情報)が表示されている媒体を撮像することによ
り、前記撮像条件に関する情報に基づいて、撮像手段に
よる撮像が所望の撮像条件に制御されることになる。
おける撮像条件を所望の撮像条件に制御したい等の場合
には、処理手段が、所定の情報に基づいて撮像手段によ
る撮像を制御する構成であれば、例えば所定の情報とし
て、請求項4に記載の「撮像手段の撮像条件に関する情
報」(詳しくは、例えば所望の撮像条件を規定する撮像
条件情報)が表示されている媒体を撮像することによ
り、前記撮像条件に関する情報に基づいて、撮像手段に
よる撮像が所望の撮像条件に制御されることになる。
【0017】また、例えば撮像手段による撮像によって
得られた画像情報に対して所望の加工を行わせたい等の
場合には、処理手段が、所定の情報に基づいて画像情報
を加工する構成であれば、例えば所定の情報として、請
求項4に記載の「画像情報の加工に関する情報」(詳し
くは、画像情報に対する所望の画像処理の処理条件を規
定する処理条件情報、或いは視認可能に記録できる他の
情報と合成する際のレイアウトを規定するレイアウト情
報)が表示されている媒体を撮像することにより、前記
画像情報の加工に関する情報に基づいて、画像情報に対
して所望の加工が行われることになる。
得られた画像情報に対して所望の加工を行わせたい等の
場合には、処理手段が、所定の情報に基づいて画像情報
を加工する構成であれば、例えば所定の情報として、請
求項4に記載の「画像情報の加工に関する情報」(詳し
くは、画像情報に対する所望の画像処理の処理条件を規
定する処理条件情報、或いは視認可能に記録できる他の
情報と合成する際のレイアウトを規定するレイアウト情
報)が表示されている媒体を撮像することにより、前記
画像情報の加工に関する情報に基づいて、画像情報に対
して所望の加工が行われることになる。
【0018】また、例えば撮像手段による撮像によって
得られた画像情報を、該画像情報と関連する所定の情報
と対応付けたい等の場合には、処理手段が、所定の情報
を関連する画像情報と対応付ける構成であれば、例えば
所定の情報として、請求項4に記載の「画像情報と対応
付けるべき情報」が表示されている媒体を撮像すること
により、前記画像情報と対応付けるべき情報が関連する
画像情報と対応付けされることになる。
得られた画像情報を、該画像情報と関連する所定の情報
と対応付けたい等の場合には、処理手段が、所定の情報
を関連する画像情報と対応付ける構成であれば、例えば
所定の情報として、請求項4に記載の「画像情報と対応
付けるべき情報」が表示されている媒体を撮像すること
により、前記画像情報と対応付けるべき情報が関連する
画像情報と対応付けされることになる。
【0019】従って、請求項1記載の発明によれば、多
数のスイッチや操作ボタンを設けることで構成の複雑化
を招くことなく、所望の処理を容易に行わせることがで
きる画像撮像装置を得ることができる。なお、処理手段
は、撮像手段による撮像を制御する機能、所定の情報に
基づいて画像情報を加工する機能、及び、所定の情報を
関連する画像情報と対応付ける機能を各々備え、所定の
情報の種類等に応じて実行すべき処理(機能)を選択す
る構成であっても良いことは言うまでもない。
数のスイッチや操作ボタンを設けることで構成の複雑化
を招くことなく、所望の処理を容易に行わせることがで
きる画像撮像装置を得ることができる。なお、処理手段
は、撮像手段による撮像を制御する機能、所定の情報に
基づいて画像情報を加工する機能、及び、所定の情報を
関連する画像情報と対応付ける機能を各々備え、所定の
情報の種類等に応じて実行すべき処理(機能)を選択す
る構成であっても良いことは言うまでもない。
【0020】なお、本発明に係る所定の情報としては、
例えば請求項4に記載したように撮像手段の撮像条件に
関する情報を適用することができるが、この撮像条件に
関する情報は、例えば請求項5に記載したように、撮像
条件を規定する撮像条件情報を含んで構成することがで
きる。この撮像条件を規定するパラメータとしては、例
えば請求項6に記載したように、ストロボ発光モード、
自動露出決定モード、ホワイトバランス自動調整のオン
オフ、及び、ハイライト部における階調の潰れを許容す
るか否か、等が挙げられ、前記各パラメータのうちの少
なくとも1つを規定する情報を撮像条件情報として用い
ることができる。
例えば請求項4に記載したように撮像手段の撮像条件に
関する情報を適用することができるが、この撮像条件に
関する情報は、例えば請求項5に記載したように、撮像
条件を規定する撮像条件情報を含んで構成することがで
きる。この撮像条件を規定するパラメータとしては、例
えば請求項6に記載したように、ストロボ発光モード、
自動露出決定モード、ホワイトバランス自動調整のオン
オフ、及び、ハイライト部における階調の潰れを許容す
るか否か、等が挙げられ、前記各パラメータのうちの少
なくとも1つを規定する情報を撮像条件情報として用い
ることができる。
【0021】上記のように、撮像条件に関する情報を、
撮像条件を規定する撮像条件情報を含んで構成した場
合、請求項5に記載したように、処理手段は、撮像手段
による撮像が前記撮像条件情報によって規定された撮像
条件で行われるように制御することが好ましい。これに
より、撮像条件情報として、所望の撮像条件を規定する
撮像条件情報を用いることで、撮像手段による撮像を所
望の撮像条件で行わせることが可能となる。
撮像条件を規定する撮像条件情報を含んで構成した場
合、請求項5に記載したように、処理手段は、撮像手段
による撮像が前記撮像条件情報によって規定された撮像
条件で行われるように制御することが好ましい。これに
より、撮像条件情報として、所望の撮像条件を規定する
撮像条件情報を用いることで、撮像手段による撮像を所
望の撮像条件で行わせることが可能となる。
【0022】また、好ましい撮像条件は、撮像手段が撮
像する光学像の種類や光学像に対する照明条件等によっ
て異なることを考慮すると、請求項7に記載したよう
に、情報を選択するための選択手段を更に備え、記憶手
段は撮像条件情報を複数種記憶可能とされ、処理手段
は、撮像手段による撮像が、記憶手段に複数種記憶され
た撮像条件情報のうち、選択手段を介して選択された撮
像条件情報によって規定された撮像条件で行われるよう
に制御することが好ましい。なお、選択手段はスイッチ
や操作ボタンを含んで構成することができる。
像する光学像の種類や光学像に対する照明条件等によっ
て異なることを考慮すると、請求項7に記載したよう
に、情報を選択するための選択手段を更に備え、記憶手
段は撮像条件情報を複数種記憶可能とされ、処理手段
は、撮像手段による撮像が、記憶手段に複数種記憶され
た撮像条件情報のうち、選択手段を介して選択された撮
像条件情報によって規定された撮像条件で行われるよう
に制御することが好ましい。なお、選択手段はスイッチ
や操作ボタンを含んで構成することができる。
【0023】これにより、本発明を適用して複数種の撮
像条件情報を記憶手段に記憶させておき、撮像する光学
像の種類や照明条件等に応じて、適正な撮像条件に対応
する撮像条件情報を適宜選択することが可能となるの
で、請求項7記載の発明によれば、撮像手段による撮像
を常に適正な撮像条件で行わせることが可能となる。
像条件情報を記憶手段に記憶させておき、撮像する光学
像の種類や照明条件等に応じて、適正な撮像条件に対応
する撮像条件情報を適宜選択することが可能となるの
で、請求項7記載の発明によれば、撮像手段による撮像
を常に適正な撮像条件で行わせることが可能となる。
【0024】また、上記のように記憶手段に複数種の撮
像条件情報を記憶させる場合には、請求項8に記載した
ように、撮像条件に関する情報を、撮像条件情報が規定
する撮像条件の名称を表す名称情報を含んで構成し、選
択手段は、前記名称情報に基づき、選択可能な撮像条件
の名称を画像撮像装置の表示部(例えばLCD等)に表
示することが好ましい。これにより、撮像条件情報の選
択において、各撮像条件情報に対応する撮像条件の内容
を、表示部に表示された撮像条件の名称を参照すること
で容易に判断することができ、適正な撮像条件の選択を
容易に行うことができる。
像条件情報を記憶させる場合には、請求項8に記載した
ように、撮像条件に関する情報を、撮像条件情報が規定
する撮像条件の名称を表す名称情報を含んで構成し、選
択手段は、前記名称情報に基づき、選択可能な撮像条件
の名称を画像撮像装置の表示部(例えばLCD等)に表
示することが好ましい。これにより、撮像条件情報の選
択において、各撮像条件情報に対応する撮像条件の内容
を、表示部に表示された撮像条件の名称を参照すること
で容易に判断することができ、適正な撮像条件の選択を
容易に行うことができる。
【0025】また、本発明に係る所定の情報としては、
例えば請求項4に記載したように撮像手段の撮像によっ
て得られた画像情報の加工に関する情報を適用すること
ができるが、この画像情報の加工に関する情報は、例え
ば請求項9に記載したように、画像情報に対する画像処
理の処理条件を規定する処理条件情報を含んで構成する
ことができる。この画像処理の処理条件を規定するパラ
メータとしては、例えば請求項10に記載したように、
彩度の強調度合い、シャープネスの強調度合い、色変換
処理の処理条件、濃度変換処理の処理条件、及び、特殊
画像処理のオンオフ、等が挙げられ、前記各パラメータ
のうちの少なくとも1つを規定する情報を処理条件情報
として用いることができる。
例えば請求項4に記載したように撮像手段の撮像によっ
て得られた画像情報の加工に関する情報を適用すること
ができるが、この画像情報の加工に関する情報は、例え
ば請求項9に記載したように、画像情報に対する画像処
理の処理条件を規定する処理条件情報を含んで構成する
ことができる。この画像処理の処理条件を規定するパラ
メータとしては、例えば請求項10に記載したように、
彩度の強調度合い、シャープネスの強調度合い、色変換
処理の処理条件、濃度変換処理の処理条件、及び、特殊
画像処理のオンオフ、等が挙げられ、前記各パラメータ
のうちの少なくとも1つを規定する情報を処理条件情報
として用いることができる。
【0026】上記のように、画像情報の加工に関する情
報を、画像処理の処理条件を規定する処理条件情報を含
んで構成した場合、請求項9に記載したように、処理手
段は、画像情報に対し、前記処理条件情報によって規定
された処理条件で画像処理を行うことが好ましい。これ
により、処理条件情報として、所望の処理条件を規定す
る処理条件情報を用いることで、画像情報に対する画像
処理を所望の処理条件で行わせることが可能となる。
報を、画像処理の処理条件を規定する処理条件情報を含
んで構成した場合、請求項9に記載したように、処理手
段は、画像情報に対し、前記処理条件情報によって規定
された処理条件で画像処理を行うことが好ましい。これ
により、処理条件情報として、所望の処理条件を規定す
る処理条件情報を用いることで、画像情報に対する画像
処理を所望の処理条件で行わせることが可能となる。
【0027】また、画像処理の好ましい処理条件につい
ても、画像情報が表す画像の内容等によって異なること
を考慮すると、請求項11に記載したように、情報を選
択するための選択手段を更に備え、記憶手段は処理条件
情報を複数種記憶可能とされ、処理手段は、画像情報に
対し、記憶手段に複数種記憶された処理条件情報のう
ち、選択手段を介して選択された処理条件情報によって
規定された処理条件で画像処理を行うことが好ましい。
ても、画像情報が表す画像の内容等によって異なること
を考慮すると、請求項11に記載したように、情報を選
択するための選択手段を更に備え、記憶手段は処理条件
情報を複数種記憶可能とされ、処理手段は、画像情報に
対し、記憶手段に複数種記憶された処理条件情報のう
ち、選択手段を介して選択された処理条件情報によって
規定された処理条件で画像処理を行うことが好ましい。
【0028】これにより、本発明を適用して複数種の処
理条件情報を記憶手段に記憶させておき、画像情報が表
す画像の内容等に応じて、適正な処理条件に対応する処
理条件情報を適宜選択することが可能となるので、請求
項11記載の発明によれば、画像情報に対する画像処理
を常に適正な処理条件で行わせることが可能となる。
理条件情報を記憶手段に記憶させておき、画像情報が表
す画像の内容等に応じて、適正な処理条件に対応する処
理条件情報を適宜選択することが可能となるので、請求
項11記載の発明によれば、画像情報に対する画像処理
を常に適正な処理条件で行わせることが可能となる。
【0029】また、上記のように記憶手段に複数種の処
理条件情報を記憶させる場合には、請求項12に記載し
たように、画像情報の加工に関する情報を、処理条件情
報が規定する処理条件の名称を表す名称情報を含んで構
成し、選択手段は、前記名称情報に基づき、選択可能な
処理条件の名称を画像撮像装置の表示部(例えばLCD
等)に表示することが好ましい。これにより、処理条件
情報の選択において、各処理条件情報に対応する処理条
件の内容を、表示部に表示された処理条件の名称を参照
することで容易に判断することができ、適正な処理条件
の選択を容易に行うことができる。
理条件情報を記憶させる場合には、請求項12に記載し
たように、画像情報の加工に関する情報を、処理条件情
報が規定する処理条件の名称を表す名称情報を含んで構
成し、選択手段は、前記名称情報に基づき、選択可能な
処理条件の名称を画像撮像装置の表示部(例えばLCD
等)に表示することが好ましい。これにより、処理条件
情報の選択において、各処理条件情報に対応する処理条
件の内容を、表示部に表示された処理条件の名称を参照
することで容易に判断することができ、適正な処理条件
の選択を容易に行うことができる。
【0030】また、画像情報の加工に関する情報は、例
えば請求項13に記載したように、画像情報が表す画像
を、視認可能に記録できる他の情報(例えば文字情報や
イラスト情報)と合成する際のレイアウトを規定するレ
イアウト情報を含んで構成してもよい。この場合、請求
項13に記載したように、処理手段は特定の画像情報が
表す画像の一部又は全面を、レイアウト情報が規定する
レイアウトで他の情報と合成することが好ましい。これ
により、レイアウト情報として、所望のレイアウトを規
定するレイアウト情報を用いることで、特定の画像情報
が表す画像の一部又は全面と他の情報との合成を所望の
レイアウトで行わせることができる。
えば請求項13に記載したように、画像情報が表す画像
を、視認可能に記録できる他の情報(例えば文字情報や
イラスト情報)と合成する際のレイアウトを規定するレ
イアウト情報を含んで構成してもよい。この場合、請求
項13に記載したように、処理手段は特定の画像情報が
表す画像の一部又は全面を、レイアウト情報が規定する
レイアウトで他の情報と合成することが好ましい。これ
により、レイアウト情報として、所望のレイアウトを規
定するレイアウト情報を用いることで、特定の画像情報
が表す画像の一部又は全面と他の情報との合成を所望の
レイアウトで行わせることができる。
【0031】また、上記では画像情報の加工に関する情
報に基づいて、処理手段が画像情報の加工を行う場合で
あるが、これに代えて、画像撮像装置と別体の画像加工
装置等(以下、単に外部装置という)によって画像情報
の加工を行う態様も考えられる。このような場合には、
請求項14に記載したように、画像情報の加工に関する
情報が、前記処理条件情報、前記名称情報、及び前記レ
イアウト情報の少なくとも1つを含み、処理手段は、処
理条件情報、名称情報及びレイアウト情報の少なくとも
1つを画像情報と対応付けることが好ましい。なお、こ
の対応付けは、例えば画像情報と対応付けるべき情報そ
のものを属性情報として画像情報に付加したり、或いは
画像情報の属性情報として、前記対応づけるべき情報を
指し示す情報を付加する等によって行うことができる。
報に基づいて、処理手段が画像情報の加工を行う場合で
あるが、これに代えて、画像撮像装置と別体の画像加工
装置等(以下、単に外部装置という)によって画像情報
の加工を行う態様も考えられる。このような場合には、
請求項14に記載したように、画像情報の加工に関する
情報が、前記処理条件情報、前記名称情報、及び前記レ
イアウト情報の少なくとも1つを含み、処理手段は、処
理条件情報、名称情報及びレイアウト情報の少なくとも
1つを画像情報と対応付けることが好ましい。なお、こ
の対応付けは、例えば画像情報と対応付けるべき情報そ
のものを属性情報として画像情報に付加したり、或いは
画像情報の属性情報として、前記対応づけるべき情報を
指し示す情報を付加する等によって行うことができる。
【0032】これにより、画像情報の加工に関する情報
として、例えば画像情報に対する画像処理における所望
の処理条件を規定する処理条件情報を用いれば、該処理
条件情報が画像情報と対応付けされることで、本発明に
係る画像撮像装置から画像情報を受け取った外部装置
が、前記受け取った画像情報と対応付けされている処理
条件情報を認識することができ、該外部装置において、
前記画像情報に対して前記所望の処理条件で画像処理を
行わせることができる。
として、例えば画像情報に対する画像処理における所望
の処理条件を規定する処理条件情報を用いれば、該処理
条件情報が画像情報と対応付けされることで、本発明に
係る画像撮像装置から画像情報を受け取った外部装置
が、前記受け取った画像情報と対応付けされている処理
条件情報を認識することができ、該外部装置において、
前記画像情報に対して前記所望の処理条件で画像処理を
行わせることができる。
【0033】また、例えば処理条件の内容と名称が外部
装置上で対応付けされている場合には、画像情報の加工
に関する情報として、例えば前記所望の処理条件に対応
する名称情報情報を用いれば、該名称情報が画像情報と
対応付けされることで、本発明に係る画像撮像装置から
画像情報を受け取った外部装置が、前記受け取った画像
情報と対応付けされている名称情報を認識し、認識した
名称情報に対応する処理条件を認識することができ、上
記と同様に外部装置において、画像情報に対して所望の
処理条件で画像処理を行わせることができる。
装置上で対応付けされている場合には、画像情報の加工
に関する情報として、例えば前記所望の処理条件に対応
する名称情報情報を用いれば、該名称情報が画像情報と
対応付けされることで、本発明に係る画像撮像装置から
画像情報を受け取った外部装置が、前記受け取った画像
情報と対応付けされている名称情報を認識し、認識した
名称情報に対応する処理条件を認識することができ、上
記と同様に外部装置において、画像情報に対して所望の
処理条件で画像処理を行わせることができる。
【0034】更に、画像情報の加工に関する情報とし
て、例えば画像情報が表す画像の一部又は全面と他の情
報との合成における所望のレイアウトを規定するレイア
ウト情報を用いれば、該レイアウト情報が画像情報と対
応付けされることで、本発明に係る画像撮像装置から画
像情報を受け取った外部装置が、前記受け取った画像情
報と対応付けされているレイアウト情報を認識すること
ができ、該外部装置において、前記画像情報が表す画像
の一部又は全面と他の情報との合成を前記所望のレイア
ウトで行わせることができる。
て、例えば画像情報が表す画像の一部又は全面と他の情
報との合成における所望のレイアウトを規定するレイア
ウト情報を用いれば、該レイアウト情報が画像情報と対
応付けされることで、本発明に係る画像撮像装置から画
像情報を受け取った外部装置が、前記受け取った画像情
報と対応付けされているレイアウト情報を認識すること
ができ、該外部装置において、前記画像情報が表す画像
の一部又は全面と他の情報との合成を前記所望のレイア
ウトで行わせることができる。
【0035】このように、請求項14記載の発明では、
画像情報の加工に関する情報を画像情報と対応付けるの
で、本発明に係る画像撮像装置から画像情報を受け取る
外部装置において、画像情報に対して所望の加工を行わ
せることができる。
画像情報の加工に関する情報を画像情報と対応付けるの
で、本発明に係る画像撮像装置から画像情報を受け取る
外部装置において、画像情報に対して所望の加工を行わ
せることができる。
【0036】また、本発明に係る所定の情報としては、
例えば請求項4に記載したように撮像手段の撮像によっ
て得られた画像情報と対応付けるべき情報を適用するこ
ともできるが、この画像情報と対応付けるべき情報とし
ては、例えば請求項15に記載したように、画像情報が
表す画像を分類するための分類情報、画像情報が表す画
像の内容を説明する文章を表す文字情報、画像情報が表
す画像に付加すべきイラストを表すイラスト情報、の少
なくとも1つを含んで構成することができる。
例えば請求項4に記載したように撮像手段の撮像によっ
て得られた画像情報と対応付けるべき情報を適用するこ
ともできるが、この画像情報と対応付けるべき情報とし
ては、例えば請求項15に記載したように、画像情報が
表す画像を分類するための分類情報、画像情報が表す画
像の内容を説明する文章を表す文字情報、画像情報が表
す画像に付加すべきイラストを表すイラスト情報、の少
なくとも1つを含んで構成することができる。
【0037】上記のように、画像情報と対応付けるべき
情報を、分類情報、文字情報及びイラスト情報の少なく
とも1つを含んで構成した場合、請求項15に記載した
ように、処理手段は、前記対応付けるべき情報を特定の
画像情報と対応付けるか、又は前記対応付けるべき情報
を特定の画像情報と合成することが好ましい。これによ
り、所望の任意の情報(分類情報、文字情報及びイラス
ト情報の少なくとも1つ)を特定の画像情報に対応付け
させるか、又は合成させることが可能になる。
情報を、分類情報、文字情報及びイラスト情報の少なく
とも1つを含んで構成した場合、請求項15に記載した
ように、処理手段は、前記対応付けるべき情報を特定の
画像情報と対応付けるか、又は前記対応付けるべき情報
を特定の画像情報と合成することが好ましい。これによ
り、所望の任意の情報(分類情報、文字情報及びイラス
ト情報の少なくとも1つ)を特定の画像情報に対応付け
させるか、又は合成させることが可能になる。
【0038】なお、本発明に係る認識手段が所定の情報
の認識に失敗する場合があることを考慮すると、請求項
16に記載したように、認識手段による所定の情報の認
識に成功した場合、又は所定の情報の認識に失敗した場
合に報知する第1の報知手段を設けることが好ましい。
これにより、認識手段が所定の情報の認識を行った結果
をユーザが確実に知ることができる。
の認識に失敗する場合があることを考慮すると、請求項
16に記載したように、認識手段による所定の情報の認
識に成功した場合、又は所定の情報の認識に失敗した場
合に報知する第1の報知手段を設けることが好ましい。
これにより、認識手段が所定の情報の認識を行った結果
をユーザが確実に知ることができる。
【0039】また、コード化された所定の情報を視認可
能な形態で表示している媒体を撮像した場合の認識手段
による所定の情報の認識率は、撮像手段による撮像にお
ける撮像条件によって左右される。このため、特にコー
ド化された所定の情報を視認可能な形態で表示している
媒体を含む光学像を撮像する等の場合には、請求項17
に記載したように、撮像手段は予め固定的に定められた
撮像条件で撮像を行うことが好ましい。前記撮像条件
は、認識手段による所定の情報の認識率が最大又は最大
に近い値となるように定めることができる。これによ
り、認識手段による所定の情報の認識率を向上させるこ
とができる。
能な形態で表示している媒体を撮像した場合の認識手段
による所定の情報の認識率は、撮像手段による撮像にお
ける撮像条件によって左右される。このため、特にコー
ド化された所定の情報を視認可能な形態で表示している
媒体を含む光学像を撮像する等の場合には、請求項17
に記載したように、撮像手段は予め固定的に定められた
撮像条件で撮像を行うことが好ましい。前記撮像条件
は、認識手段による所定の情報の認識率が最大又は最大
に近い値となるように定めることができる。これによ
り、認識手段による所定の情報の認識率を向上させるこ
とができる。
【0040】また、コード化された所定の情報を視認可
能な形態で表示している媒体が撮像されるか否かは、ユ
ーザが指定するようにしてもよいが、請求項18に記載
したように、撮像手段によって撮像された光学像に、コ
ード化された所定の情報を視認可能な形態で表示してい
る媒体が含まれるか否かを判定し、前記媒体が含まれて
いると判定した場合に報知する第2の報知手段を設けて
もよい。これにより、撮像される光学像に、コード化さ
れた所定の情報を表示している媒体が含まれているか否
かが自動的に判定されるので、所定の情報を表示してい
る媒体を撮像することをユーザが指定することによるユ
ーザの負担を軽減することができる。
能な形態で表示している媒体が撮像されるか否かは、ユ
ーザが指定するようにしてもよいが、請求項18に記載
したように、撮像手段によって撮像された光学像に、コ
ード化された所定の情報を視認可能な形態で表示してい
る媒体が含まれるか否かを判定し、前記媒体が含まれて
いると判定した場合に報知する第2の報知手段を設けて
もよい。これにより、撮像される光学像に、コード化さ
れた所定の情報を表示している媒体が含まれているか否
かが自動的に判定されるので、所定の情報を表示してい
る媒体を撮像することをユーザが指定することによるユ
ーザの負担を軽減することができる。
【0041】請求項19記載の発明に係る画像撮像装置
の制御方法は、光学像を撮像して画像情報に変換する撮
像手段を備えた画像撮像装置により、前記画像撮像装置
に入力すべき所定の情報を表示している媒体を撮像し、
前記撮像によって得られた画像情報に基づいて前記所定
の情報を認識させ、該所定の情報を記憶手段に記憶させ
ることで、前記画像撮像装置に前記所定の情報を入力
し、前記所定の情報に基づいて前記撮像手段による撮像
を制御させるか、又は前記所定の情報に基づいて画像情
報を加工させるか、又は前記所定の情報を関連する画像
情報と対応付けさせるので、請求項1記載の発明と同様
に、構成の複雑化を招くことなく、画像撮像装置に所望
の処理を容易に行わせることができる。
の制御方法は、光学像を撮像して画像情報に変換する撮
像手段を備えた画像撮像装置により、前記画像撮像装置
に入力すべき所定の情報を表示している媒体を撮像し、
前記撮像によって得られた画像情報に基づいて前記所定
の情報を認識させ、該所定の情報を記憶手段に記憶させ
ることで、前記画像撮像装置に前記所定の情報を入力
し、前記所定の情報に基づいて前記撮像手段による撮像
を制御させるか、又は前記所定の情報に基づいて画像情
報を加工させるか、又は前記所定の情報を関連する画像
情報と対応付けさせるので、請求項1記載の発明と同様
に、構成の複雑化を招くことなく、画像撮像装置に所望
の処理を容易に行わせることができる。
【0042】請求項20記載の発明に係る画像処理方法
は、光学像を撮像して画像情報に変換する撮像手段を備
えた画像撮像装置により、画像情報の加工における加工
内容を規定する加工情報を表示している媒体を撮像し、
前記撮像によって得られた画像情報に基づいて前記加工
情報を認識させ、該加工情報を記憶手段に記憶させるこ
とで、前記画像撮像装置に前記加工情報を入力し、前記
加工情報を特定の画像情報と対応付けさせ、前記加工情
報を対応付けた特定の画像情報を画像処理装置へ送るこ
とで、前記画像処理装置により、前記加工情報が規定す
る加工内容で前記特定の画像情報を加工させる。
は、光学像を撮像して画像情報に変換する撮像手段を備
えた画像撮像装置により、画像情報の加工における加工
内容を規定する加工情報を表示している媒体を撮像し、
前記撮像によって得られた画像情報に基づいて前記加工
情報を認識させ、該加工情報を記憶手段に記憶させるこ
とで、前記画像撮像装置に前記加工情報を入力し、前記
加工情報を特定の画像情報と対応付けさせ、前記加工情
報を対応付けた特定の画像情報を画像処理装置へ送るこ
とで、前記画像処理装置により、前記加工情報が規定す
る加工内容で前記特定の画像情報を加工させる。
【0043】請求項20記載の発明において、画像情報
の加工としては、例えば画像情報に対する画像処理や、
視認可能に記録できる他の情報との合成が挙げられ、請
求項20記載の発明に係る加工情報としては、例えば請
求項14記載の発明と同様に、画像情報に対する画像処
理の処理条件を規定する処理条件情報、前記画像処理の
処理条件の名称を表す名称情報、及び特定の画像情報が
表す画像を、視認可能に記録できる他の情報と合成する
際のレイアウトを規定するレイアウト情報の少なくとも
1つを含むことができる。
の加工としては、例えば画像情報に対する画像処理や、
視認可能に記録できる他の情報との合成が挙げられ、請
求項20記載の発明に係る加工情報としては、例えば請
求項14記載の発明と同様に、画像情報に対する画像処
理の処理条件を規定する処理条件情報、前記画像処理の
処理条件の名称を表す名称情報、及び特定の画像情報が
表す画像を、視認可能に記録できる他の情報と合成する
際のレイアウトを規定するレイアウト情報の少なくとも
1つを含むことができる。
【0044】請求項20記載の発明では、加工情報を表
示している媒体を撮像し、撮像によって得られた画像情
報に基づいて加工情報を認識させ、加工情報を記憶手段
に記憶させることで、画像撮像装置に加工情報を入力す
る。また、加工情報を特定の画像情報と対応付けさせ、
加工情報を対応付けた特定の画像情報を画像処理装置
(例えば画像処理装置としての機能を備えた情報処理装
置(例えばパーソナルコンピュータ等)、画像処理装置
としての機能を兼ね備えた画像記録装置、画像処理装置
や画像記録装置等の装置群が設けられた画像処理システ
ム(例えばラボ)の何れであってもよい)へ送ること
で、画像処理装置により、加工情報が規定する加工内容
で特定の画像情報を加工させる。
示している媒体を撮像し、撮像によって得られた画像情
報に基づいて加工情報を認識させ、加工情報を記憶手段
に記憶させることで、画像撮像装置に加工情報を入力す
る。また、加工情報を特定の画像情報と対応付けさせ、
加工情報を対応付けた特定の画像情報を画像処理装置
(例えば画像処理装置としての機能を備えた情報処理装
置(例えばパーソナルコンピュータ等)、画像処理装置
としての機能を兼ね備えた画像記録装置、画像処理装置
や画像記録装置等の装置群が設けられた画像処理システ
ム(例えばラボ)の何れであってもよい)へ送ること
で、画像処理装置により、加工情報が規定する加工内容
で特定の画像情報を加工させる。
【0045】これにより、特定の画像情報の加工を依頼
するにあたり、所望の加工内容を規定する特定の加工情
報を表示している媒体を画像撮像装置によって撮像し、
上記特定の加工情報を記憶手段に記憶させることで、画
像撮像装置に特定の加工情報を入力し、特定の加工情報
を特定の画像情報と対応付けさせ、特定の加工情報を対
応付けた特定の画像情報を画像処理装置へ送れば、画像
処理装置により、前記特定の加工情報が規定する所望の
加工内容で特定の画像情報が加工されることになるの
で、所望の加工内容を指定する等の煩雑な作業を行う必
要がなくなり、所望の加工内容での画像情報の加工を依
頼することを容易に行うことができる。
するにあたり、所望の加工内容を規定する特定の加工情
報を表示している媒体を画像撮像装置によって撮像し、
上記特定の加工情報を記憶手段に記憶させることで、画
像撮像装置に特定の加工情報を入力し、特定の加工情報
を特定の画像情報と対応付けさせ、特定の加工情報を対
応付けた特定の画像情報を画像処理装置へ送れば、画像
処理装置により、前記特定の加工情報が規定する所望の
加工内容で特定の画像情報が加工されることになるの
で、所望の加工内容を指定する等の煩雑な作業を行う必
要がなくなり、所望の加工内容での画像情報の加工を依
頼することを容易に行うことができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。図1には、本発明に係
る画像撮像装置の制御方法及び画像処理方法を適用可能
なデジタルスチルカメラ10が示されている。なお、こ
のデジタルスチルカメラ10は、本発明に係る画像撮像
装置に対応している。
施形態の一例を詳細に説明する。図1には、本発明に係
る画像撮像装置の制御方法及び画像処理方法を適用可能
なデジタルスチルカメラ10が示されている。なお、こ
のデジタルスチルカメラ10は、本発明に係る画像撮像
装置に対応している。
【0047】図1に示すように、デジタルスチルカメラ
10の本体12は略箱型で、正面から見て左側に、本体
12の把持を容易とするための突起(把持部)が形成さ
れた形状とされている。図1(A)に示すように、本体
12の正面側中央にはレンズ14が取付けられており、
本体12のレンズ14上方には、ユーザが撮影範囲等を
目視で確認するための光学ファインダ16、低照度での
撮影等の場合に補助光を発するためのストロボ18が取
付けられている。
10の本体12は略箱型で、正面から見て左側に、本体
12の把持を容易とするための突起(把持部)が形成さ
れた形状とされている。図1(A)に示すように、本体
12の正面側中央にはレンズ14が取付けられており、
本体12のレンズ14上方には、ユーザが撮影範囲等を
目視で確認するための光学ファインダ16、低照度での
撮影等の場合に補助光を発するためのストロボ18が取
付けられている。
【0048】また図1(B)に示すように、本体12の
背面の下方側には、反射型表示デバイス又は透過型表示
デバイス(例えばLCD)から成るカラーディスプレイ
26(モノクロのディスプレイでもよい)が取付けられ
ており、ディスプレイ26の上方側には、メニュースイ
ッチ28、実行/画面切替スイッチ30、及び操作スイ
ッチ32が各々取付けられている。
背面の下方側には、反射型表示デバイス又は透過型表示
デバイス(例えばLCD)から成るカラーディスプレイ
26(モノクロのディスプレイでもよい)が取付けられ
ており、ディスプレイ26の上方側には、メニュースイ
ッチ28、実行/画面切替スイッチ30、及び操作スイ
ッチ32が各々取付けられている。
【0049】図2にはデジタルスチルカメラ10の電気
系の構成が示されている。レンズ14は、詳しくはオー
トフォーカス(AF)機構を備えたズームレンズ(焦点
距離可変レンズ)であり、レンズ14のAF機構及びズ
ーム機構は駆動回路36によって駆動される。なおズー
ムレンズに代えて、AF機構のみを備えた焦点距離固定
レンズをレンズ14として用いてもよい。
系の構成が示されている。レンズ14は、詳しくはオー
トフォーカス(AF)機構を備えたズームレンズ(焦点
距離可変レンズ)であり、レンズ14のAF機構及びズ
ーム機構は駆動回路36によって駆動される。なおズー
ムレンズに代えて、AF機構のみを備えた焦点距離固定
レンズをレンズ14として用いてもよい。
【0050】本体12内部のレンズ14の焦点位置に相
当する位置には、エリアCCDセンサ等で構成される撮
像デバイス38が配置されており、被写体を反射してレ
ンズ14に入射された光は撮像デバイス38の受光面に
結像される。撮像デバイス38は、駆動回路36が内蔵
しているタイミング発生回路(図示省略)によって発生
されたタイミング信号に同期したタイミングで駆動さ
れ、画像信号(受光面上にマトリクス状に配列された多
数個の光電変換セルの各々における受光量を表す信号)
を出力する。
当する位置には、エリアCCDセンサ等で構成される撮
像デバイス38が配置されており、被写体を反射してレ
ンズ14に入射された光は撮像デバイス38の受光面に
結像される。撮像デバイス38は、駆動回路36が内蔵
しているタイミング発生回路(図示省略)によって発生
されたタイミング信号に同期したタイミングで駆動さ
れ、画像信号(受光面上にマトリクス状に配列された多
数個の光電変換セルの各々における受光量を表す信号)
を出力する。
【0051】レンズ14と撮像デバイス38との間には
シャッタ/絞り40が配置されている。シャッタ及び絞
りは駆動回路36によって駆動される。シャッタは撮像
デバイス38から画像信号が出力されるときに、撮像デ
バイス38の受光面に光が入射することでスミアが発生
することを防止するためのものであり、撮像デバイス3
8の構成によっては省略可能である。また絞りは、絞り
量を連続的に変更可能な単一の絞りで構成してもよい
し、絞り量が異なる複数の絞りを切替える構成であって
もよい。駆動回路36にはストロボ18も接続されてい
る。ストロボ18は、低照度であることが検出された場
合や、ユーザによって発光が指示された場合に、駆動回
路36によって発光される。
シャッタ/絞り40が配置されている。シャッタ及び絞
りは駆動回路36によって駆動される。シャッタは撮像
デバイス38から画像信号が出力されるときに、撮像デ
バイス38の受光面に光が入射することでスミアが発生
することを防止するためのものであり、撮像デバイス3
8の構成によっては省略可能である。また絞りは、絞り
量を連続的に変更可能な単一の絞りで構成してもよい
し、絞り量が異なる複数の絞りを切替える構成であって
もよい。駆動回路36にはストロボ18も接続されてい
る。ストロボ18は、低照度であることが検出された場
合や、ユーザによって発光が指示された場合に、駆動回
路36によって発光される。
【0052】撮像デバイス38の信号出力端には、アナ
ログ信号処理部42、A/D変換器44、デジタル信号
処理部46、メモリ48が順に接続されている。アナロ
グ信号処理部42は、撮像デバイス38から出力された
画像信号を増幅すると共に、増幅した画像信号に対して
ホワイトバランス等の補正を行う。アナログ信号処理部
42から出力された画像信号は、A/D変換器44によ
ってデジタルの画像データに変換されてデジタル信号処
理部46へ入力される。デジタル信号処理部46では、
入力された画像データに対して色補正・γ補正・Y/C
変換等の各種処理を行う。デジタル信号処理部46から
出力された画像データは、RAM等で構成されたメモリ
48に一時記憶される。
ログ信号処理部42、A/D変換器44、デジタル信号
処理部46、メモリ48が順に接続されている。アナロ
グ信号処理部42は、撮像デバイス38から出力された
画像信号を増幅すると共に、増幅した画像信号に対して
ホワイトバランス等の補正を行う。アナログ信号処理部
42から出力された画像信号は、A/D変換器44によ
ってデジタルの画像データに変換されてデジタル信号処
理部46へ入力される。デジタル信号処理部46では、
入力された画像データに対して色補正・γ補正・Y/C
変換等の各種処理を行う。デジタル信号処理部46から
出力された画像データは、RAM等で構成されたメモリ
48に一時記憶される。
【0053】なお、メモリ48に記憶される画像データ
は本発明に係る画像情報に対応しており、レンズ14、
撮像デバイス38、アナログ信号処理部42、A/D変
換器44及びデジタル信号処理部46は本発明に係る撮
像手段に対応している。
は本発明に係る画像情報に対応しており、レンズ14、
撮像デバイス38、アナログ信号処理部42、A/D変
換器44及びデジタル信号処理部46は本発明に係る撮
像手段に対応している。
【0054】駆動回路36、アナログ信号処理部42、
A/D変換器44、デジタル信号処理部46、メモリ4
8及び圧縮伸張部50(後述)はバス52に接続されて
おり、このバス52には、CPU54及び記憶内容を書
替可能な不揮発性メモリ(例えばEEPROM又はバッ
クアップ電源に接続されたRAM)58が接続されてい
ると共に、電源スイッチ20・メニュースイッチ28・
実行/画面切替スイッチ30・操作スイッチ32等のス
イッチ類(図2では「操作スイッチ」と表記)、シャッ
ターボタン22が操作されることでオンオフされるシャ
ッタースイッチ56が各々接続されている。なお図示は
省略するが、CPU54はROM、RAM、入出力ポー
ト等の周辺回路を含んで構成されている。また、不揮発
性メモリ58は本発明の記憶手段に対応している。
A/D変換器44、デジタル信号処理部46、メモリ4
8及び圧縮伸張部50(後述)はバス52に接続されて
おり、このバス52には、CPU54及び記憶内容を書
替可能な不揮発性メモリ(例えばEEPROM又はバッ
クアップ電源に接続されたRAM)58が接続されてい
ると共に、電源スイッチ20・メニュースイッチ28・
実行/画面切替スイッチ30・操作スイッチ32等のス
イッチ類(図2では「操作スイッチ」と表記)、シャッ
ターボタン22が操作されることでオンオフされるシャ
ッタースイッチ56が各々接続されている。なお図示は
省略するが、CPU54はROM、RAM、入出力ポー
ト等の周辺回路を含んで構成されている。また、不揮発
性メモリ58は本発明の記憶手段に対応している。
【0055】また、メモリ48にはディスプレイ26及
び圧縮伸張部50が各々接続されている。ディスプレイ
26に画像を表示する場合、CPU54は、メモリ48
に一時記憶されている画像データをディスプレイ26へ
転送する。これにより、メモリ48に一時記憶されてい
る画像データが表す画像がディスプレイ26に表示され
る。また、シャッターボタン22が操作されてシャッタ
ースイッチ56がオンされた等により、スロット24に
装填されたメモリカードへの画像データの格納が指示さ
れた場合、CPU54はメモリ48に一時記憶されてい
る画像データを読み出して圧縮伸張部50へ転送する。
これにより、画像データは圧縮伸張部50で圧縮された
後にメモリカードに格納される。なお、撮影モード等に
よっては画像データが圧縮されることなくメモリカード
に格納される場合もある。
び圧縮伸張部50が各々接続されている。ディスプレイ
26に画像を表示する場合、CPU54は、メモリ48
に一時記憶されている画像データをディスプレイ26へ
転送する。これにより、メモリ48に一時記憶されてい
る画像データが表す画像がディスプレイ26に表示され
る。また、シャッターボタン22が操作されてシャッタ
ースイッチ56がオンされた等により、スロット24に
装填されたメモリカードへの画像データの格納が指示さ
れた場合、CPU54はメモリ48に一時記憶されてい
る画像データを読み出して圧縮伸張部50へ転送する。
これにより、画像データは圧縮伸張部50で圧縮された
後にメモリカードに格納される。なお、撮影モード等に
よっては画像データが圧縮されることなくメモリカード
に格納される場合もある。
【0056】また、スロット24に装填されたメモリカ
ードに格納されている画像データが表す画像の再生(表
示)が指示された場合には、メモリカードから画像デー
タが読み出され、読み出された画像データが圧縮されて
格納されていた場合には、該被圧縮画像データが圧縮伸
張部50で伸張(解凍)された後にメモリ48に一時記
憶される。そして、メモリ48に一時記憶された画像デ
ータを用いてディスプレイ26への画像の表示(再生)
が行われる。
ードに格納されている画像データが表す画像の再生(表
示)が指示された場合には、メモリカードから画像デー
タが読み出され、読み出された画像データが圧縮されて
格納されていた場合には、該被圧縮画像データが圧縮伸
張部50で伸張(解凍)された後にメモリ48に一時記
憶される。そして、メモリ48に一時記憶された画像デ
ータを用いてディスプレイ26への画像の表示(再生)
が行われる。
【0057】次に本実施形態の作用として、デジタルス
チルカメラ10の電源が投入されている間にCPU54
で実行される処理について、図3のフローチャートを参
照して説明する。ステップ100では処理モードとして
何れのモードが選択されているかを判定し、現在の処理
モードに応じて処理を分岐する。本実施形態に係るデジ
タルスチルカメラ10には、処理モードとして、被写体
の撮影を行う際に選択される撮影モード、撮影した画像
をディスプレイ26に表示する際に選択される画像再生
モード、及びデジタルスチルカメラ10に情報を入力す
る場合に選択される情報入力モードが設けられている。
チルカメラ10の電源が投入されている間にCPU54
で実行される処理について、図3のフローチャートを参
照して説明する。ステップ100では処理モードとして
何れのモードが選択されているかを判定し、現在の処理
モードに応じて処理を分岐する。本実施形態に係るデジ
タルスチルカメラ10には、処理モードとして、被写体
の撮影を行う際に選択される撮影モード、撮影した画像
をディスプレイ26に表示する際に選択される画像再生
モード、及びデジタルスチルカメラ10に情報を入力す
る場合に選択される情報入力モードが設けられている。
【0058】処理モードとして撮影モードが選択された
場合にはステップ104へ移行し、被写体の撮影に用い
る撮像条件として現在設定されている撮像条件を取り込
む。この撮像条件は、一例としてストロボ(発光する/
発光しない/自動)、AEモード(絞り優先/シャッタ
ースピード優先)、ハイライト部撮像条件(飽和させて
撮影/飽和させないで撮影)、オートホワイトバランス
(オン/オフ)等の各種パラメータを含んで構成されて
いる(各パラメータに付した括弧の中には各パラメータ
毎の選択肢を示す)。
場合にはステップ104へ移行し、被写体の撮影に用い
る撮像条件として現在設定されている撮像条件を取り込
む。この撮像条件は、一例としてストロボ(発光する/
発光しない/自動)、AEモード(絞り優先/シャッタ
ースピード優先)、ハイライト部撮像条件(飽和させて
撮影/飽和させないで撮影)、オートホワイトバランス
(オン/オフ)等の各種パラメータを含んで構成されて
いる(各パラメータに付した括弧の中には各パラメータ
毎の選択肢を示す)。
【0059】ステップ106では、撮像デバイス38を
作動させることで撮像を行わせ、該撮像によってアナロ
グ信号処理部42、A/D変換器44、デジタル信号処
理部46を経由してメモリ48に記憶された画像データ
に基づいて、撮像デバイス38によって撮像された光学
像にバーコードに相当する被写体が含まれているか否か
を解析する。そしてステップ108では、ステップ10
6の解析の結果に基づいて、撮像された光学像にバーコ
ードに相当する被写体が含まれているか否か判定する。
作動させることで撮像を行わせ、該撮像によってアナロ
グ信号処理部42、A/D変換器44、デジタル信号処
理部46を経由してメモリ48に記憶された画像データ
に基づいて、撮像デバイス38によって撮像された光学
像にバーコードに相当する被写体が含まれているか否か
を解析する。そしてステップ108では、ステップ10
6の解析の結果に基づいて、撮像された光学像にバーコ
ードに相当する被写体が含まれているか否か判定する。
【0060】本実施形態に係る情報入力モードにおける
デジタルスチルカメラ10への情報の入力は、入力すべ
き情報の種類によっては、該情報を表す2次元バーコー
ドが記録された媒体を撮像することによって成される。
従って、撮像された光学像にバーコードに相当する被写
体が含まれていた場合、ユーザが処理モードを誤って選
択している可能性があるので、前記判定が否定された場
合にはステップ112へ移行するが、前記判定が肯定さ
れた場合には、ステップ110において、例えば情報入
力モードへ遷移するか否かをユーザに確認するメッセー
ジをディスプレイ26に表示してユーザの意思を確認す
る等により、情報入力モードへ遷移するか否かを判定す
る。
デジタルスチルカメラ10への情報の入力は、入力すべ
き情報の種類によっては、該情報を表す2次元バーコー
ドが記録された媒体を撮像することによって成される。
従って、撮像された光学像にバーコードに相当する被写
体が含まれていた場合、ユーザが処理モードを誤って選
択している可能性があるので、前記判定が否定された場
合にはステップ112へ移行するが、前記判定が肯定さ
れた場合には、ステップ110において、例えば情報入
力モードへ遷移するか否かをユーザに確認するメッセー
ジをディスプレイ26に表示してユーザの意思を確認す
る等により、情報入力モードへ遷移するか否かを判定す
る。
【0061】ユーザによって情報入力モードへの遷移が
指示されなかった場合には、ステップ110の判定が否
定されてステップ112へ移行し、シャッターボタン2
2が操作されることでシャッタースイッチ56がオンさ
れたか否か判定する。判定が否定された場合にはステッ
プ104に戻り、上述したステップ104〜112を繰
り返す。また、情報入力モードへの遷移が指示された場
合にはステップ110の判定が肯定され、ステップ10
2へ移行して情報入力処理(後述)を行う。
指示されなかった場合には、ステップ110の判定が否
定されてステップ112へ移行し、シャッターボタン2
2が操作されることでシャッタースイッチ56がオンさ
れたか否か判定する。判定が否定された場合にはステッ
プ104に戻り、上述したステップ104〜112を繰
り返す。また、情報入力モードへの遷移が指示された場
合にはステップ110の判定が肯定され、ステップ10
2へ移行して情報入力処理(後述)を行う。
【0062】これにより、ユーザがデジタルスチルカメ
ラ10に情報を入力するための動作を行ったにも拘わら
ず、処理モードとして撮影モードを誤って選択していた
ことでデジタルスチルカメラ10への情報の入力に失敗
してしまうことを回避することができる。このように、
ステップ106〜110は請求項18に記載の第2の報
知手段に対応している。
ラ10に情報を入力するための動作を行ったにも拘わら
ず、処理モードとして撮影モードを誤って選択していた
ことでデジタルスチルカメラ10への情報の入力に失敗
してしまうことを回避することができる。このように、
ステップ106〜110は請求項18に記載の第2の報
知手段に対応している。
【0063】なお、撮像された光学像にバーコードに相
当する被写体が含まれているか否かの解析・判定は処理
に時間がかかる可能性があるので、この解析・判定を行
うか否かを予めユーザが選択可能とし、解析・判定を行
うことをユーザが選択しなかった場合には、撮影モード
で撮像された光学像にバーコードに相当する被写体が含
まれていたとしても無視するようにしてもよい。
当する被写体が含まれているか否かの解析・判定は処理
に時間がかかる可能性があるので、この解析・判定を行
うか否かを予めユーザが選択可能とし、解析・判定を行
うことをユーザが選択しなかった場合には、撮影モード
で撮像された光学像にバーコードに相当する被写体が含
まれていたとしても無視するようにしてもよい。
【0064】シャッターボタン22が操作されることで
シャッタースイッチ56がオンされると、ステップ11
2の判定が肯定されてステップ114へ移行し、撮像デ
バイス38による撮像によってメモリ48に記憶された
画像データを取り込み、該画像データに基づいて自動的
に露出を決定するAE処理を行う。次のステップ116
では、AE処理の結果に基づき、ステップ104で取り
込んだ撮像条件も考慮してシャッタースピード(撮像デ
バイス38における電荷蓄積時間)及び絞りにおける絞
り量を決定し、駆動回路36を介して撮像デバイス38
の電子シャッタ機構の作動タイミングを制御すると共に
絞りを駆動する。
シャッタースイッチ56がオンされると、ステップ11
2の判定が肯定されてステップ114へ移行し、撮像デ
バイス38による撮像によってメモリ48に記憶された
画像データを取り込み、該画像データに基づいて自動的
に露出を決定するAE処理を行う。次のステップ116
では、AE処理の結果に基づき、ステップ104で取り
込んだ撮像条件も考慮してシャッタースピード(撮像デ
バイス38における電荷蓄積時間)及び絞りにおける絞
り量を決定し、駆動回路36を介して撮像デバイス38
の電子シャッタ機構の作動タイミングを制御すると共に
絞りを駆動する。
【0065】なお、ステップ104における撮像条件の
取り込みは、前述のようにステップ112の判定が否定
されている間は繰り返し行われるので、デジタルスチル
カメラ10の電源が投入されて撮影モードが選択されて
からシャッタースイッチ56がオンされる迄の間に、後
述する割り込み処理によって撮像条件が変更された場合
には、変更後の撮像条件に従って画像の撮影が行われる
ことになる。
取り込みは、前述のようにステップ112の判定が否定
されている間は繰り返し行われるので、デジタルスチル
カメラ10の電源が投入されて撮影モードが選択されて
からシャッタースイッチ56がオンされる迄の間に、後
述する割り込み処理によって撮像条件が変更された場合
には、変更後の撮像条件に従って画像の撮影が行われる
ことになる。
【0066】次のステップ118では、合焦位置(フォ
ーカス状態におけるレンズ位置)を探索するAF処理を
行う。そしてステップ120では、ステップ118で検
知された合焦位置におけるレンズ位置に基づき、フォー
カス状態(合焦状態)となるようにレンズ14のAF機
構のステッピングモータを駆動し、フォーカス状態で撮
像デバイス38によって被写体(光学像)を撮像する。
また、ステップ104で取り込んだ撮像条件が、「スト
ロボ」として「発光させる」が選択されている場合、或
いは「ストロボ」として「自動」が選択されておりかつ
AE処理(ステップ114)でストロボの発光が必要と
判断した場合には、この撮像と同時にストロボ18も発
光させる。
ーカス状態におけるレンズ位置)を探索するAF処理を
行う。そしてステップ120では、ステップ118で検
知された合焦位置におけるレンズ位置に基づき、フォー
カス状態(合焦状態)となるようにレンズ14のAF機
構のステッピングモータを駆動し、フォーカス状態で撮
像デバイス38によって被写体(光学像)を撮像する。
また、ステップ104で取り込んだ撮像条件が、「スト
ロボ」として「発光させる」が選択されている場合、或
いは「ストロボ」として「自動」が選択されておりかつ
AE処理(ステップ114)でストロボの発光が必要と
判断した場合には、この撮像と同時にストロボ18も発
光させる。
【0067】上記の撮像によって得られた画像データは
メモリ48に一時的に記憶され、次のステップ122で
メモリカードに格納される。ステップ122の処理を行
うとステップ100に戻り、現在の処理モードが再度判
定される。
メモリ48に一時的に記憶され、次のステップ122で
メモリカードに格納される。ステップ122の処理を行
うとステップ100に戻り、現在の処理モードが再度判
定される。
【0068】次に情報入力モードにおける処理について
説明する。デジタルスチルカメラ10に情報を入力する
ために、処理モードとして、ユーザにより情報入力モー
ドが選択された場合には、ステップ100からステップ
102へ移行し、情報入力処理を行う。この情報入力処
理について、図4のフローチャートを参照して説明す
る。なお、情報入力処理は本発明の認識手段に対応して
いる。
説明する。デジタルスチルカメラ10に情報を入力する
ために、処理モードとして、ユーザにより情報入力モー
ドが選択された場合には、ステップ100からステップ
102へ移行し、情報入力処理を行う。この情報入力処
理について、図4のフローチャートを参照して説明す
る。なお、情報入力処理は本発明の認識手段に対応して
いる。
【0069】ステップ150では、撮像デバイス38を
作動させることで撮像を行わせ、該撮像によってメモリ
48に記憶された画像データに基づいて、撮像デバイス
38によって撮像された光学像にバーコードに相当する
被写体が含まれているか否かを解析する。そしてステッ
プ152では、ステップ150の解析の結果に基づい
て、撮像された光学像にバーコードに相当する被写体が
含まれているか否か判定する。
作動させることで撮像を行わせ、該撮像によってメモリ
48に記憶された画像データに基づいて、撮像デバイス
38によって撮像された光学像にバーコードに相当する
被写体が含まれているか否かを解析する。そしてステッ
プ152では、ステップ150の解析の結果に基づい
て、撮像された光学像にバーコードに相当する被写体が
含まれているか否か判定する。
【0070】ところで、デジタルスチルカメラ10に所
望の情報を入力する場合、ユーザは、所望の情報が記録
(表示)されている媒体を、情報を入力すべきデジタル
スチルカメラ10によって撮像する。本実施形態では、
デジタルスチルカメラ10に入力可能な情報が、撮像条
件に関する情報、画像データの加工に関する情報、及び
画像データに対応付けるべき(付加すべき)情報の3種
類に大別される。
望の情報を入力する場合、ユーザは、所望の情報が記録
(表示)されている媒体を、情報を入力すべきデジタル
スチルカメラ10によって撮像する。本実施形態では、
デジタルスチルカメラ10に入力可能な情報が、撮像条
件に関する情報、画像データの加工に関する情報、及び
画像データに対応付けるべき(付加すべき)情報の3種
類に大別される。
【0071】本実施形態において、撮像条件に関する情
報は、デジタルスチルカメラ10の単一の撮像条件に対
応する情報を一単位とし、複数種の撮像条件に対応して
複数種の情報が用意されている。単一の撮像条件に対応
する情報は、対応する撮像条件を規定(詳しくは撮像条
件を構成する各パラメータを規定)する撮像条件情報
と、該撮像条件情報が規定する撮像条件の名称を表す名
称情報と、から構成されている。以下の表1に撮像条件
に関する情報の一例を示す(単一の撮像条件に対応する
情報を太線で囲んで示す)。
報は、デジタルスチルカメラ10の単一の撮像条件に対
応する情報を一単位とし、複数種の撮像条件に対応して
複数種の情報が用意されている。単一の撮像条件に対応
する情報は、対応する撮像条件を規定(詳しくは撮像条
件を構成する各パラメータを規定)する撮像条件情報
と、該撮像条件情報が規定する撮像条件の名称を表す名
称情報と、から構成されている。以下の表1に撮像条件
に関する情報の一例を示す(単一の撮像条件に対応する
情報を太線で囲んで示す)。
【0072】
【表1】
【0073】上記の撮像条件に関する情報は、コード化
され、視認可能な2次元バーコード(スタック式でもマ
トリクス式でも良い)として紙等のシート材に記録され
る。撮像条件に関する情報を2次元バーコードとしてシ
ート材に記録することは、例えばデジタルスチルカメラ
10の製造メーカ等により行われ、撮像条件に関する情
報は、単一の撮像条件に対応する情報を単位として、或
いは複数種の撮像条件に対応する情報を纏めた状態で、
2次元バーコードとしてシート材に記録され、該シート
材がユーザに供給される。このシート材の供給は、例え
ば登録したユーザに郵送することで行ってもよいし、雑
誌等の書籍に掲載することで行ってもよい。
され、視認可能な2次元バーコード(スタック式でもマ
トリクス式でも良い)として紙等のシート材に記録され
る。撮像条件に関する情報を2次元バーコードとしてシ
ート材に記録することは、例えばデジタルスチルカメラ
10の製造メーカ等により行われ、撮像条件に関する情
報は、単一の撮像条件に対応する情報を単位として、或
いは複数種の撮像条件に対応する情報を纏めた状態で、
2次元バーコードとしてシート材に記録され、該シート
材がユーザに供給される。このシート材の供給は、例え
ば登録したユーザに郵送することで行ってもよいし、雑
誌等の書籍に掲載することで行ってもよい。
【0074】なお、2次元バーコードとして記録される
情報(コード化情報)は、例として図6(A)に示すよ
うに、情報本体(この場合は撮像条件に関する情報)
に、情報本体の種類を表すヘッダ情報が付加された後
に、例として図6(B)に示すような2次元バーコード
としてシート材に記録される。このヘッダ情報は、2次
元バーコードから得られたコード化情報に含まれる情報
本体の種類を検知する際に用いられる。前記撮像条件に
関する情報をデジタルスチルカメラ10に入力したい場
合、ユーザは、撮像条件に関する情報を表す2次元バー
コードが記録されているシート材のうち、前記2次元バ
ーコードが記録されている部分をデジタルスチルカメラ
10によって撮像する。
情報(コード化情報)は、例として図6(A)に示すよ
うに、情報本体(この場合は撮像条件に関する情報)
に、情報本体の種類を表すヘッダ情報が付加された後
に、例として図6(B)に示すような2次元バーコード
としてシート材に記録される。このヘッダ情報は、2次
元バーコードから得られたコード化情報に含まれる情報
本体の種類を検知する際に用いられる。前記撮像条件に
関する情報をデジタルスチルカメラ10に入力したい場
合、ユーザは、撮像条件に関する情報を表す2次元バー
コードが記録されているシート材のうち、前記2次元バ
ーコードが記録されている部分をデジタルスチルカメラ
10によって撮像する。
【0075】また、本実施形態において、画像データの
加工に関する情報は、画像処理の処理条件に関する情報
と、レイアウト情報に分けられる。画像処理の処理条件
に関する情報は、単一の処理条件に対応する情報を一単
位とし、複数種の処理条件に対応して複数種の情報が用
意されている。単一の処理条件に対応する情報は、対応
する処理条件を規定(詳しくは処理条件を構成する各パ
ラメータを規定)する処理条件情報と、該処理条件情報
が規定する処理条件の名称を表す名称情報と、から構成
されている。
加工に関する情報は、画像処理の処理条件に関する情報
と、レイアウト情報に分けられる。画像処理の処理条件
に関する情報は、単一の処理条件に対応する情報を一単
位とし、複数種の処理条件に対応して複数種の情報が用
意されている。単一の処理条件に対応する情報は、対応
する処理条件を規定(詳しくは処理条件を構成する各パ
ラメータを規定)する処理条件情報と、該処理条件情報
が規定する処理条件の名称を表す名称情報と、から構成
されている。
【0076】処理条件を構成するパラメータは、例えば
「彩度」「シャープネス」「赤目補正」「セットアップ
レベル」「色変換テーブル」「階調設定」等があり、以
下の表2に処理条件に関する情報の一例を示す(単一の
処理条件に対応する情報を太線で囲んで示す)。
「彩度」「シャープネス」「赤目補正」「セットアップ
レベル」「色変換テーブル」「階調設定」等があり、以
下の表2に処理条件に関する情報の一例を示す(単一の
処理条件に対応する情報を太線で囲んで示す)。
【0077】
【表2】
【0078】なお、「彩度」は3×3マトリクスの係数
を制御して画像の彩度をコントロールする彩度制御処理
において彩度をどのようにコントロールするかを規定す
るパラメータ、「シャープネス」は粒状を抑制しながら
シャープネスを強調するハイパーシャープネス処理にお
いてシャープネスをどの程度強調するかを規定するパラ
メータ、「赤目補正」は人物の目に相当する領域の色調
不良(所謂赤目)を補正する赤目補正処理(請求項10
に記載の特殊画像処理に相当)を行うか否かを規定する
パラメータ、「セットアップレベル」は濃度・色補正処
理においてγ補正も行うか(表2では「フル」と表
記)、濃度及び色バランスの補正のみ行うか(表2では
「階調固定」と表記)を規定するパラメータ、「色変換
テーブル」は濃度・色補正処理の色バランスの補正にお
いて複数用意された色変換テーブルのうち何れのテーブ
ルを用いるかを規定するパラメータ、「階調設定」は階
調変換処理において画像を軟調に仕上げるか硬調に仕上
げるかを規定するパラメータである。
を制御して画像の彩度をコントロールする彩度制御処理
において彩度をどのようにコントロールするかを規定す
るパラメータ、「シャープネス」は粒状を抑制しながら
シャープネスを強調するハイパーシャープネス処理にお
いてシャープネスをどの程度強調するかを規定するパラ
メータ、「赤目補正」は人物の目に相当する領域の色調
不良(所謂赤目)を補正する赤目補正処理(請求項10
に記載の特殊画像処理に相当)を行うか否かを規定する
パラメータ、「セットアップレベル」は濃度・色補正処
理においてγ補正も行うか(表2では「フル」と表
記)、濃度及び色バランスの補正のみ行うか(表2では
「階調固定」と表記)を規定するパラメータ、「色変換
テーブル」は濃度・色補正処理の色バランスの補正にお
いて複数用意された色変換テーブルのうち何れのテーブ
ルを用いるかを規定するパラメータ、「階調設定」は階
調変換処理において画像を軟調に仕上げるか硬調に仕上
げるかを規定するパラメータである。
【0079】上記の画像処理の処理条件に関する情報に
ついても、コード化されると共に前述のヘッダ情報が付
加され、視認可能な2次元バーコードとして紙等のシー
ト材に記録される。画像処理の処理条件に関する情報を
2次元バーコードとしてシート材に記録することも、例
えばデジタルスチルカメラ10の製造メーカ等により行
われ、画像処理の処理条件に関する情報は、単一の処理
条件に対応する情報を単位として、或いは複数種の処理
条件に対応する情報を纏めた状態で、2次元バーコード
としてシート材に記録され、該シート材がユーザに供給
される。画像処理の処理条件に関する情報をデジタルス
チルカメラ10に入力したい場合、ユーザは、画像処理
の処理条件に関する情報を表す2次元バーコードが記録
されている供給されたシート材のうち、前記2次元バー
コードが記録されている部分をデジタルスチルカメラ1
0によって撮像する。
ついても、コード化されると共に前述のヘッダ情報が付
加され、視認可能な2次元バーコードとして紙等のシー
ト材に記録される。画像処理の処理条件に関する情報を
2次元バーコードとしてシート材に記録することも、例
えばデジタルスチルカメラ10の製造メーカ等により行
われ、画像処理の処理条件に関する情報は、単一の処理
条件に対応する情報を単位として、或いは複数種の処理
条件に対応する情報を纏めた状態で、2次元バーコード
としてシート材に記録され、該シート材がユーザに供給
される。画像処理の処理条件に関する情報をデジタルス
チルカメラ10に入力したい場合、ユーザは、画像処理
の処理条件に関する情報を表す2次元バーコードが記録
されている供給されたシート材のうち、前記2次元バー
コードが記録されている部分をデジタルスチルカメラ1
0によって撮像する。
【0080】またレイアウト情報は、画像データが表す
画像を、文字やイラスト等と合成する際のレイアウト
(画像や文字、イラストをどのように配置するか)を表
す情報であり、例として図7(A)に示すようなレイア
ウトを表している。レイアウト情報についても、単一の
レイアウトに対応する情報を一単位とし、複数種のレイ
アウトに対応して複数種の情報が用意されている。単一
のレイアウトに対応する情報は、対応するレイアウトを
規定するレイアウト規定情報と、該レイアウト規定情報
が規定するレイアウトの名称を表す名称情報と、から構
成されている。
画像を、文字やイラスト等と合成する際のレイアウト
(画像や文字、イラストをどのように配置するか)を表
す情報であり、例として図7(A)に示すようなレイア
ウトを表している。レイアウト情報についても、単一の
レイアウトに対応する情報を一単位とし、複数種のレイ
アウトに対応して複数種の情報が用意されている。単一
のレイアウトに対応する情報は、対応するレイアウトを
規定するレイアウト規定情報と、該レイアウト規定情報
が規定するレイアウトの名称を表す名称情報と、から構
成されている。
【0081】レイアウト情報についても、コード化され
ると共に前述のヘッダ情報が付加され、視認可能な2次
元バーコードとして紙等のシート材に記録される。レイ
アウト情報を2次元バーコードとしてシート材に記録す
ることも、例えばデジタルスチルカメラ10の製造メー
カ等により行われ、レイアウト情報は、単一のレイアウ
トに対応する情報を単位として、或いは複数種のレイア
ウトに対応する情報を纏めた状態で、2次元バーコード
としてシート材に記録され、該シート材がユーザに供給
される。レイアウト情報をデジタルスチルカメラ10に
入力したい場合、ユーザは、レイアウト情報を表す2次
元バーコードが記録されている供給されたシート材のう
ち、前記2次元バーコードが記録されている部分をデジ
タルスチルカメラ10によって撮像する。
ると共に前述のヘッダ情報が付加され、視認可能な2次
元バーコードとして紙等のシート材に記録される。レイ
アウト情報を2次元バーコードとしてシート材に記録す
ることも、例えばデジタルスチルカメラ10の製造メー
カ等により行われ、レイアウト情報は、単一のレイアウ
トに対応する情報を単位として、或いは複数種のレイア
ウトに対応する情報を纏めた状態で、2次元バーコード
としてシート材に記録され、該シート材がユーザに供給
される。レイアウト情報をデジタルスチルカメラ10に
入力したい場合、ユーザは、レイアウト情報を表す2次
元バーコードが記録されている供給されたシート材のう
ち、前記2次元バーコードが記録されている部分をデジ
タルスチルカメラ10によって撮像する。
【0082】また、本実施形態ではユーザが所望する任
意の情報を画像データに付加可能であり、画像データに
付加すべき情報としては、例えば画像データが表す画像
を分類するための分類情報(例えば個々の画像のタイト
ルや個々の画像に付加するキーワード等)、画像データ
が表す画像の内容を説明する文章を表す文字情報(例え
ばイベントやテーマパーク、観光地を撮影した画像にお
ける個々の場所の説明文等)、及び画像データが表す画
像に付加すべきイラストを表すイラスト情報(例えばイ
ベントやテーマパーク、観光地を撮影した画像における
撮影場所周辺の地図等)等の様々な情報を適用すること
ができる。
意の情報を画像データに付加可能であり、画像データに
付加すべき情報としては、例えば画像データが表す画像
を分類するための分類情報(例えば個々の画像のタイト
ルや個々の画像に付加するキーワード等)、画像データ
が表す画像の内容を説明する文章を表す文字情報(例え
ばイベントやテーマパーク、観光地を撮影した画像にお
ける個々の場所の説明文等)、及び画像データが表す画
像に付加すべきイラストを表すイラスト情報(例えばイ
ベントやテーマパーク、観光地を撮影した画像における
撮影場所周辺の地図等)等の様々な情報を適用すること
ができる。
【0083】上記のような情報を入力したい場合、ユー
ザは、一例として図7(B)に示すように、予めタイト
ル、キーワード、メモ、イラストの記入欄が設けられた
一定のフォーマットの入力シートを用い、デジタルスチ
ルカメラ10に入力すべき情報(タイトル、キーワー
ド、メモ等の文字や、イラスト等)を対応する記入欄に
手書きで記入し、記入を終えた入力シートをデジタルス
チルカメラ10によって撮像する。なお、互いにフォー
マットの異なる複数種の入力シートが存在している場合
には、入力シートのフォーマット(各記入欄の位置や大
きさ)を表すバーコードを入力シートに付加しておき、
該バーコードをデジタルスチルカメラ10によって認識
させるようにしてもよい。
ザは、一例として図7(B)に示すように、予めタイト
ル、キーワード、メモ、イラストの記入欄が設けられた
一定のフォーマットの入力シートを用い、デジタルスチ
ルカメラ10に入力すべき情報(タイトル、キーワー
ド、メモ等の文字や、イラスト等)を対応する記入欄に
手書きで記入し、記入を終えた入力シートをデジタルス
チルカメラ10によって撮像する。なお、互いにフォー
マットの異なる複数種の入力シートが存在している場合
には、入力シートのフォーマット(各記入欄の位置や大
きさ)を表すバーコードを入力シートに付加しておき、
該バーコードをデジタルスチルカメラ10によって認識
させるようにしてもよい。
【0084】なお、分類情報や文字情報、イラスト情報
の入力は、上記のように手書きで記入したものを用いる
ことに限定されるものではなく、例えばタイトルやキー
ワード等の分類情報については、汎用的なタイトルやキ
ーワード等を、コード化すると共に前述のヘッダ情報を
付加して視認可能な2次元バーコードとして紙等のシー
ト材に記録しておき、必要に応じてこのシート材をデジ
タルスチルカメラ10によって撮像することで入力する
ことも可能である。また、例えばイベントやテーマパー
ク、観光地の説明文等の文字情報については、前記説明
文をコード化すると共に前述のヘッダ情報を付加し、視
認可能な2次元バーコードとして看板等に記録して現地
に設置しておき、必要に応じてこの看板をデジタルスチ
ルカメラ10によって撮像することで入力することも可
能である。更に、イラスト情報についても、予め紙等の
媒体に記録されたイラストをデジタルスチルカメラ10
によって撮像することで入力することも可能である。
の入力は、上記のように手書きで記入したものを用いる
ことに限定されるものではなく、例えばタイトルやキー
ワード等の分類情報については、汎用的なタイトルやキ
ーワード等を、コード化すると共に前述のヘッダ情報を
付加して視認可能な2次元バーコードとして紙等のシー
ト材に記録しておき、必要に応じてこのシート材をデジ
タルスチルカメラ10によって撮像することで入力する
ことも可能である。また、例えばイベントやテーマパー
ク、観光地の説明文等の文字情報については、前記説明
文をコード化すると共に前述のヘッダ情報を付加し、視
認可能な2次元バーコードとして看板等に記録して現地
に設置しておき、必要に応じてこの看板をデジタルスチ
ルカメラ10によって撮像することで入力することも可
能である。更に、イラスト情報についても、予め紙等の
媒体に記録されたイラストをデジタルスチルカメラ10
によって撮像することで入力することも可能である。
【0085】また、画像データに付加可能な情報は、上
記の分類情報や文字情報、イラスト情報に限られるもの
ではなく、本実施形態では、後述するように画像処理の
処理条件に関する情報やレイアウト情報を付加すること
も可能とされている。
記の分類情報や文字情報、イラスト情報に限られるもの
ではなく、本実施形態では、後述するように画像処理の
処理条件に関する情報やレイアウト情報を付加すること
も可能とされている。
【0086】なお、デジタルスチルカメラ10に入力し
たい情報を表すバーコードが記録された媒体は、例えば
パーソナルコンピュータ等を使用して前記バーコードが
掲載された所定のホームページにユーザがアクセスし、
前記ページをダウンロードした後に印刷することによっ
て取得することも可能である。また、パーソナルコンピ
ュータ等のディスプレイに前記所定のホームページが表
示されている状態で、該ディスプレイをデジタルスチル
カメラ10によって撮像することで前記情報をデジタル
スチルカメラ10に入力するようにしてもよい。
たい情報を表すバーコードが記録された媒体は、例えば
パーソナルコンピュータ等を使用して前記バーコードが
掲載された所定のホームページにユーザがアクセスし、
前記ページをダウンロードした後に印刷することによっ
て取得することも可能である。また、パーソナルコンピ
ュータ等のディスプレイに前記所定のホームページが表
示されている状態で、該ディスプレイをデジタルスチル
カメラ10によって撮像することで前記情報をデジタル
スチルカメラ10に入力するようにしてもよい。
【0087】上述したように、デジタルスチルカメラ1
0に情報を入力するための撮像においては、撮像する光
学像にバーコードに相当する被写体が含まれている場合
と、前記バーコードに相当する被写体が含まれていない
場合がある。このため、前述のステップ152におい
て、撮像された光学像にバーコードに相当する被写体が
含まれていると判断した場合にはステップ156へ移行
し、撮像によってメモリ48に記憶された画像データが
表す画像中のバーコードに相当する領域の外縁を認識
し、予め用意された互いに縦横比が異なる複数種の撮像
フレームの中からバーコードに相当する領域の形状に対
応する撮像フレームを選択する。
0に情報を入力するための撮像においては、撮像する光
学像にバーコードに相当する被写体が含まれている場合
と、前記バーコードに相当する被写体が含まれていない
場合がある。このため、前述のステップ152におい
て、撮像された光学像にバーコードに相当する被写体が
含まれていると判断した場合にはステップ156へ移行
し、撮像によってメモリ48に記憶された画像データが
表す画像中のバーコードに相当する領域の外縁を認識
し、予め用意された互いに縦横比が異なる複数種の撮像
フレームの中からバーコードに相当する領域の形状に対
応する撮像フレームを選択する。
【0088】なお、撮像フレームはユーザによって選択
させるようにしてもよい。すなわち、撮像によってメモ
リ48に記憶された画像データが表す画像をディスプレ
イ26に表示し、特定の撮像フレームの撮像範囲を表す
図形を前記画像に重ねて表示すると共に、前記表示して
いる図形を、ユーザからの指示に応じて別の撮像フレー
ムの撮像範囲が表す図形に切替え、ユーザが選択した図
形に対応する撮像フレームを選択するようにしてもよ
い。
させるようにしてもよい。すなわち、撮像によってメモ
リ48に記憶された画像データが表す画像をディスプレ
イ26に表示し、特定の撮像フレームの撮像範囲を表す
図形を前記画像に重ねて表示すると共に、前記表示して
いる図形を、ユーザからの指示に応じて別の撮像フレー
ムの撮像範囲が表す図形に切替え、ユーザが選択した図
形に対応する撮像フレームを選択するようにしてもよ
い。
【0089】また、ディスプレイ26に画像を表示して
いる状態で、ユーザが適正と判断した撮像範囲の角部の
位置をディスプレイ26の表示面上でユーザによって指
定させ、指定された位置に基づいて適正と判断された撮
像範囲を認識し、認識した撮像範囲に近似した撮像範囲
を有する撮像フレームを選択するようにしてもよい。
いる状態で、ユーザが適正と判断した撮像範囲の角部の
位置をディスプレイ26の表示面上でユーザによって指
定させ、指定された位置に基づいて適正と判断された撮
像範囲を認識し、認識した撮像範囲に近似した撮像範囲
を有する撮像フレームを選択するようにしてもよい。
【0090】また、次のステップ158では、バーコー
ド撮像用として予め定められて不揮発性メモリ58の所
定の記憶領域に固定的に記憶されているバーコード撮像
用の撮像条件を取り込んだ後にステップ160へ移行す
る。なお、バーコード撮像用の撮像条件としては、シー
ト材に記録されている2次元バーコードが表す情報の認
識率が最大又は最大に近い値となる撮像条件を用いるこ
とが好ましく、例えば「ストロボ」が「発光する」で
「AEモード」が「絞り優先」の撮像条件を用いること
ができる。
ド撮像用として予め定められて不揮発性メモリ58の所
定の記憶領域に固定的に記憶されているバーコード撮像
用の撮像条件を取り込んだ後にステップ160へ移行す
る。なお、バーコード撮像用の撮像条件としては、シー
ト材に記録されている2次元バーコードが表す情報の認
識率が最大又は最大に近い値となる撮像条件を用いるこ
とが好ましく、例えば「ストロボ」が「発光する」で
「AEモード」が「絞り優先」の撮像条件を用いること
ができる。
【0091】一方、ステップ152において、撮像され
た光学像にバーコードに相当する被写体が含まれていな
いと判断した場合にはステップ154へ移行し、手書き
文字や手書きイラスト等の撮像用として予め定められて
不揮発性メモリ58の所定の記憶領域に固定的に記憶さ
れている標準的な撮像条件を取り込んだ後にステップ1
60へ移行する。
た光学像にバーコードに相当する被写体が含まれていな
いと判断した場合にはステップ154へ移行し、手書き
文字や手書きイラスト等の撮像用として予め定められて
不揮発性メモリ58の所定の記憶領域に固定的に記憶さ
れている標準的な撮像条件を取り込んだ後にステップ1
60へ移行する。
【0092】ステップ160ではシャッターボタン22
が操作されることでシャッタースイッチ56がオンされ
たか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ
150に戻り、ステップ150〜160を繰り返す。
が操作されることでシャッタースイッチ56がオンされ
たか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ
150に戻り、ステップ150〜160を繰り返す。
【0093】シャッターボタン22が操作されることで
シャッタースイッチ56がオンされると、ステップ16
0の判定が肯定されてステップ162へ移行し、画像撮
影処理(図3のフローチャートのステップ114〜12
0と同様の処理)を行う。この画像撮影処理は、撮像す
る光学像にバーコードに相当する被写体が含まれている
場合には、ステップ158で取り込んだバーコード撮像
用の撮像条件に従って行われるので、バーコードが撮像
された場合にもバーコードが表す情報を高い認識率で認
識することができる。このように、ステップ158,1
62は請求項17に記載の撮像手段に対応している。
シャッタースイッチ56がオンされると、ステップ16
0の判定が肯定されてステップ162へ移行し、画像撮
影処理(図3のフローチャートのステップ114〜12
0と同様の処理)を行う。この画像撮影処理は、撮像す
る光学像にバーコードに相当する被写体が含まれている
場合には、ステップ158で取り込んだバーコード撮像
用の撮像条件に従って行われるので、バーコードが撮像
された場合にもバーコードが表す情報を高い認識率で認
識することができる。このように、ステップ158,1
62は請求項17に記載の撮像手段に対応している。
【0094】次のステップ164では、ステップ162
の画像撮影処理によって撮像された光学像にバーコード
に相当する被写体が含まれているか否かを改めて判定す
る。ステップ164の判定が否定された場合には、デジ
タルスチルカメラ10に入力すべき情報が2次元バーコ
ードで表された情報でないと判断できるので、ステップ
166において、前述の画像撮影処理によってメモリ4
8に記憶された画像データに基づき、該画像データが表
す画像のうち、デジタルスチルカメラ10に入力すべき
文字やイラストが記録されている文字領域やイラスト領
域を認識し、認識した文字領域やイラスト領域に基づい
て、画像データから文字領域の情報(分類情報や文字情
報)やイラスト領域の情報(イラスト情報)を抽出す
る。
の画像撮影処理によって撮像された光学像にバーコード
に相当する被写体が含まれているか否かを改めて判定す
る。ステップ164の判定が否定された場合には、デジ
タルスチルカメラ10に入力すべき情報が2次元バーコ
ードで表された情報でないと判断できるので、ステップ
166において、前述の画像撮影処理によってメモリ4
8に記憶された画像データに基づき、該画像データが表
す画像のうち、デジタルスチルカメラ10に入力すべき
文字やイラストが記録されている文字領域やイラスト領
域を認識し、認識した文字領域やイラスト領域に基づい
て、画像データから文字領域の情報(分類情報や文字情
報)やイラスト領域の情報(イラスト情報)を抽出す
る。
【0095】不揮発性メモリ58の記憶領域は、デジタ
ルスチルカメラ10に入力された情報を記憶するための
記憶領域が、前記情報の種類毎に各々設けられており、
次のステップ168では、ステップ166で抽出した情
報の種類を検知し、不揮発性メモリ58の記憶領域のう
ち前記検知した種類に対応する記憶領域に記憶し、情報
入力処理を終了する。
ルスチルカメラ10に入力された情報を記憶するための
記憶領域が、前記情報の種類毎に各々設けられており、
次のステップ168では、ステップ166で抽出した情
報の種類を検知し、不揮発性メモリ58の記憶領域のう
ち前記検知した種類に対応する記憶領域に記憶し、情報
入力処理を終了する。
【0096】一方、ステップ164の判定が肯定された
場合には、デジタルスチルカメラ10に入力すべき情報
が2次元バーコードで表された情報と判断できるので、
ステップ170へ移行し、画像撮影処理によってメモリ
48に記憶された画像データに基づき、該画像データが
表す画像のうち2次元バーコードが記録されているバー
コード領域を認識し、画像データから前記認識したバー
コード領域の情報を抽出する。
場合には、デジタルスチルカメラ10に入力すべき情報
が2次元バーコードで表された情報と判断できるので、
ステップ170へ移行し、画像撮影処理によってメモリ
48に記憶された画像データに基づき、該画像データが
表す画像のうち2次元バーコードが記録されているバー
コード領域を認識し、画像データから前記認識したバー
コード領域の情報を抽出する。
【0097】次のステップ172では、抽出したバーコ
ード領域の情報を解析し、該領域に記録されている2次
元バーコードを、該2次元バーコードが表すコード化情
報に変換する。ステップ174では、2次元バーコード
から得られたコード化情報に矛盾があるか否か判定す
る。本実施形態では、コード化情報の情報本体の種類を
表すヘッダ情報がコード化情報に付加されており、情報
本体の種類は撮像条件に関する情報、画像処理の処理条
件に関する情報及びレイアウト情報の何れかであるの
で、2次元バーコードから得られたコード化情報に付加
されているヘッダ情報の内容に矛盾がある(例えば情報
本体の種類を表すコードがヘッダ情報に設定されていな
い)、或いはコード化情報の情報本体の種類が上記3種
類の情報の何れとも異なっている等の場合には、ステッ
プ174の判定が肯定されてステップ176へ移行し、
例えばユーザの注意を喚起する警告音を発したりディス
プレイ26にメッセージを表示する等により、バーコー
ドの認識に失敗したことをユーザに報知する。
ード領域の情報を解析し、該領域に記録されている2次
元バーコードを、該2次元バーコードが表すコード化情
報に変換する。ステップ174では、2次元バーコード
から得られたコード化情報に矛盾があるか否か判定す
る。本実施形態では、コード化情報の情報本体の種類を
表すヘッダ情報がコード化情報に付加されており、情報
本体の種類は撮像条件に関する情報、画像処理の処理条
件に関する情報及びレイアウト情報の何れかであるの
で、2次元バーコードから得られたコード化情報に付加
されているヘッダ情報の内容に矛盾がある(例えば情報
本体の種類を表すコードがヘッダ情報に設定されていな
い)、或いはコード化情報の情報本体の種類が上記3種
類の情報の何れとも異なっている等の場合には、ステッ
プ174の判定が肯定されてステップ176へ移行し、
例えばユーザの注意を喚起する警告音を発したりディス
プレイ26にメッセージを表示する等により、バーコー
ドの認識に失敗したことをユーザに報知する。
【0098】これにより、ユーザは特定の情報を表す2
次元バーコードが記録された媒体を撮像したものの、前
記特定の情報がデジタルスチルカメラ10に正常に入力
されなかったことを認識することができ、情報が正しく
認識されるように、例えばデジタルスチルカメラ10の
位置や向きを変えて撮像したり、照明条件を変えて撮像
する等の対策を講ずることができる。
次元バーコードが記録された媒体を撮像したものの、前
記特定の情報がデジタルスチルカメラ10に正常に入力
されなかったことを認識することができ、情報が正しく
認識されるように、例えばデジタルスチルカメラ10の
位置や向きを変えて撮像したり、照明条件を変えて撮像
する等の対策を講ずることができる。
【0099】一方、ステップ174の判定が否定された
場合にはステップ178へ移行し、例えば前述の警告音
とは異なる電子音を発したりディスプレイ26にメッセ
ージを表示する等により、バーコードの認識に成功した
ことをユーザに報知する。これにより、ユーザは特定の
情報を表す2次元バーコードが記録された媒体を撮像し
たことで、前記特定の情報がデジタルスチルカメラ10
に正常に入力されたことを認識することができる。この
ように、ステップ174,176,178は請求項16
に記載の第1の報知手段に対応している。
場合にはステップ178へ移行し、例えば前述の警告音
とは異なる電子音を発したりディスプレイ26にメッセ
ージを表示する等により、バーコードの認識に成功した
ことをユーザに報知する。これにより、ユーザは特定の
情報を表す2次元バーコードが記録された媒体を撮像し
たことで、前記特定の情報がデジタルスチルカメラ10
に正常に入力されたことを認識することができる。この
ように、ステップ174,176,178は請求項16
に記載の第1の報知手段に対応している。
【0100】次のステップ180では、2次元バーコー
ドから得られたコード化情報に付加されているヘッダ情
報を参照することで、コード情報に含まれる情報本体の
種類を検知し、不揮発性メモリ58の記憶領域のうち前
記検知した種類に対応する記憶領域に情報本体を記憶
し、情報入力処理を終了する。上記の処理により、パー
ソナルコンピュータ等の情報処理装置を所持していない
ユーザであっても、デジタルスチルカメラ10に種々の
情報を入力して記憶させることができる。情報入力処理
を終了すると、図3のフローチャートのステップ100
に戻り、現在の処理モードが再度判定される。
ドから得られたコード化情報に付加されているヘッダ情
報を参照することで、コード情報に含まれる情報本体の
種類を検知し、不揮発性メモリ58の記憶領域のうち前
記検知した種類に対応する記憶領域に情報本体を記憶
し、情報入力処理を終了する。上記の処理により、パー
ソナルコンピュータ等の情報処理装置を所持していない
ユーザであっても、デジタルスチルカメラ10に種々の
情報を入力して記憶させることができる。情報入力処理
を終了すると、図3のフローチャートのステップ100
に戻り、現在の処理モードが再度判定される。
【0101】次に画像再生モードにおける処理について
説明する。処理モードとして画像再生モードが選択され
た場合にはステップ100からステップ126へ移行
し、ディスプレイ26に表示すべき画像の画像データを
メモリカードから取り込んでメモリ48に記憶させる。
説明する。処理モードとして画像再生モードが選択され
た場合にはステップ100からステップ126へ移行
し、ディスプレイ26に表示すべき画像の画像データを
メモリカードから取り込んでメモリ48に記憶させる。
【0102】ステップ128では、メモリ48に記憶さ
せた画像データの画素密度をディスプレイ26の画素数
に応じて変換し(画像データが表す画像の縦横の画素数
がディスプレイ26の縦横の画素数に一致するように変
換する)、メモリ48上に予め設けられた表示用画像デ
ータ記憶領域(ビットマップメモリ)に画素密度変換後
の画像データを展開し、表示用画像データ記憶領域に記
憶されている画像データをディスプレイ26に転送す
る。これにより、メモリ48に記憶されている画像デー
タが表す画像がディスプレイ26に表示される。なお、
このディスプレイ26への画像の表示において、例えば
複数の画像をマトリクス状に配置して表示するようにし
ても良いことは言うまでもない。
せた画像データの画素密度をディスプレイ26の画素数
に応じて変換し(画像データが表す画像の縦横の画素数
がディスプレイ26の縦横の画素数に一致するように変
換する)、メモリ48上に予め設けられた表示用画像デ
ータ記憶領域(ビットマップメモリ)に画素密度変換後
の画像データを展開し、表示用画像データ記憶領域に記
憶されている画像データをディスプレイ26に転送す
る。これにより、メモリ48に記憶されている画像デー
タが表す画像がディスプレイ26に表示される。なお、
このディスプレイ26への画像の表示において、例えば
複数の画像をマトリクス状に配置して表示するようにし
ても良いことは言うまでもない。
【0103】次のステップ130では、先のステップ1
26でメモリカードから取り込んだ画像データに何らか
の情報が付加されているか否か判定する。本実施形態に
おいて、画像データへの情報の付加は、ユーザがメニュ
ースイッチ28をオンすることで起動される割り込み処
理(後述)により、ユーザが指示した画像の画像データ
に対してのみ行われる。
26でメモリカードから取り込んだ画像データに何らか
の情報が付加されているか否か判定する。本実施形態に
おいて、画像データへの情報の付加は、ユーザがメニュ
ースイッチ28をオンすることで起動される割り込み処
理(後述)により、ユーザが指示した画像の画像データ
に対してのみ行われる。
【0104】このため、取り込んだ画像データに情報が
付加されていなかった場合には、ステップ130の判定
が否定されてステップ134へ移行し、ディスプレイ2
6に画像等を表示している間に、画像データが変更され
るか、或いは新たな情報が付加されたか否か判定する。
ステップ134の判定が否定された場合にはステップ1
38へ移行し、ディスプレイ26に表示すべき画像の切
り替えが指示されたか否か判定する。ステップ138の
判定が否定された場合にはステップ140へ移行し、画
像再生モードの終了が指示されたか否か判定する。ステ
ップ140の判定も否定された場合にはステップ134
に戻り、表示すべき画像の切り替え又は画像再生モード
の終了が指示される迄ステップ134〜ステップ140
を繰り返す。
付加されていなかった場合には、ステップ130の判定
が否定されてステップ134へ移行し、ディスプレイ2
6に画像等を表示している間に、画像データが変更され
るか、或いは新たな情報が付加されたか否か判定する。
ステップ134の判定が否定された場合にはステップ1
38へ移行し、ディスプレイ26に表示すべき画像の切
り替えが指示されたか否か判定する。ステップ138の
判定が否定された場合にはステップ140へ移行し、画
像再生モードの終了が指示されたか否か判定する。ステ
ップ140の判定も否定された場合にはステップ134
に戻り、表示すべき画像の切り替え又は画像再生モード
の終了が指示される迄ステップ134〜ステップ140
を繰り返す。
【0105】例えば操作スイッチ32が操作される等に
より、表示すべき画像の切り替えが指示された場合に
は、ステップ138の判定が肯定されてステップ126
に戻り、ステップ126以降の処理が繰り返されること
で、ディスプレイ26に表示する画像が切り替わる。ま
た、画像再生モードの終了が指示されると、ステップ1
40の判定が肯定されてステップ100に戻り、現在の
処理モードが再度判定される。
より、表示すべき画像の切り替えが指示された場合に
は、ステップ138の判定が肯定されてステップ126
に戻り、ステップ126以降の処理が繰り返されること
で、ディスプレイ26に表示する画像が切り替わる。ま
た、画像再生モードの終了が指示されると、ステップ1
40の判定が肯定されてステップ100に戻り、現在の
処理モードが再度判定される。
【0106】次に、ユーザがメニュースイッチ28をオ
ンすることで割り込みがかかって起動される割り込み処
理について、図5のフローチャートを参照して説明す
る。なお、この割り込み処理は本発明の処理手段に対応
している。
ンすることで割り込みがかかって起動される割り込み処
理について、図5のフローチャートを参照して説明す
る。なお、この割り込み処理は本発明の処理手段に対応
している。
【0107】ステップ190では、メニュースイッチ2
8がオンされたときに表示すべき所定の項目を一覧表示
する。このとき表示される項目は、ユーザの指示に応じ
て実行可能な処理の名称を表しており、本実施形態で
は、メニュースイッチ28がオンされたときに一般的な
デジタルスチルカメラ10で表示される項目に加えて、
「撮像条件」「処理条件」「画像合成」「情報付加」の
各項目も併せてディスプレイ26に表示される。
8がオンされたときに表示すべき所定の項目を一覧表示
する。このとき表示される項目は、ユーザの指示に応じ
て実行可能な処理の名称を表しており、本実施形態で
は、メニュースイッチ28がオンされたときに一般的な
デジタルスチルカメラ10で表示される項目に加えて、
「撮像条件」「処理条件」「画像合成」「情報付加」の
各項目も併せてディスプレイ26に表示される。
【0108】ステップ192では、ディスプレイ26に
一覧表示した項目のうち何れかの項目がユーザによって
選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄待機す
る。なお、デジタルスチルカメラ10の本体12の背面
に設けられている操作スイッチ32は、略矩形状のボタ
ンの上下左右各方向の端部に対応して各々スイッチが設
けられており、ボタンの端部が押圧されることで対応す
るスイッチがオンする構成となっている。
一覧表示した項目のうち何れかの項目がユーザによって
選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄待機す
る。なお、デジタルスチルカメラ10の本体12の背面
に設けられている操作スイッチ32は、略矩形状のボタ
ンの上下左右各方向の端部に対応して各々スイッチが設
けられており、ボタンの端部が押圧されることで対応す
るスイッチがオンする構成となっている。
【0109】割り込み処理では、操作スイッチ32はユ
ーザが情報を選択するために用いられ、一覧表示された
項目から特定の項目をユーザが選択することは、例えば
操作スイッチ32のうちの上側スイッチ又は下側スイッ
チをオンしてカーソルを移動させ、前記特定の項目にカ
ーソルが合った状態で実行/画面切替スイッチ30をオ
ンする等によって行うことができる。このように、操作
スイッチ32は請求項7及び請求項11に記載の選択手
段の一部を構成している。
ーザが情報を選択するために用いられ、一覧表示された
項目から特定の項目をユーザが選択することは、例えば
操作スイッチ32のうちの上側スイッチ又は下側スイッ
チをオンしてカーソルを移動させ、前記特定の項目にカ
ーソルが合った状態で実行/画面切替スイッチ30をオ
ンする等によって行うことができる。このように、操作
スイッチ32は請求項7及び請求項11に記載の選択手
段の一部を構成している。
【0110】ユーザによって何れかの項目が選択される
と、ステップ192の判定が肯定されてステップ194
へ移行し、ステップ194〜ステップ200において、
ユーザによって選択された項目が「画像合成」か「情報
付加」か「処理条件」か「撮像条件」かそれ以外の項目
かを判定する。ユーザによって選択された項目が上記4
種類の項目以外の項目であった場合には、ステップ19
4〜ステップ200の各判定が何れも否定されてステッ
プ202へ移行し、ユーザによって選択された項目に対
応する処理を行って割り込み処理を終了する。
と、ステップ192の判定が肯定されてステップ194
へ移行し、ステップ194〜ステップ200において、
ユーザによって選択された項目が「画像合成」か「情報
付加」か「処理条件」か「撮像条件」かそれ以外の項目
かを判定する。ユーザによって選択された項目が上記4
種類の項目以外の項目であった場合には、ステップ19
4〜ステップ200の各判定が何れも否定されてステッ
プ202へ移行し、ユーザによって選択された項目に対
応する処理を行って割り込み処理を終了する。
【0111】一方、或る被写体の撮影に際し、特定の撮
像条件(先に説明した情報入力モードによってデジタル
スチルカメラ10に記憶された撮像条件情報に対応する
撮像条件)を用いたい場合、ユーザは、前記被写体の撮
影を行う前に、被写体の撮像条件として前記特定の撮像
条件を設定するために、まずメニュースイッチ28をオ
ンして所定の項目をディスプレイ26に一覧表示させ、
次に一覧表示された項目の中から「撮像条件」を選択す
る。
像条件(先に説明した情報入力モードによってデジタル
スチルカメラ10に記憶された撮像条件情報に対応する
撮像条件)を用いたい場合、ユーザは、前記被写体の撮
影を行う前に、被写体の撮像条件として前記特定の撮像
条件を設定するために、まずメニュースイッチ28をオ
ンして所定の項目をディスプレイ26に一覧表示させ、
次に一覧表示された項目の中から「撮像条件」を選択す
る。
【0112】これにより、ステップ200の判定が肯定
されてステップ204へ移行する。ステップ204で
は、撮像条件に関する情報が記憶されている不揮発性メ
モリ58の記憶領域を参照し、該記憶領域に撮像条件情
報が記憶されている全ての撮像条件の名称を取り込み、
次のステップ206では、例として図8(A)に示すよ
うに、取り込んだ撮像条件の名称をディスプレイ26に
一覧表示する。一覧表示された撮像条件の名称を参照す
ることで、ユーザは個々の撮像条件の内容を容易に認識
することができ、被写体の撮像条件として設定すべき特
定の撮像条件を容易に選択することができる。
されてステップ204へ移行する。ステップ204で
は、撮像条件に関する情報が記憶されている不揮発性メ
モリ58の記憶領域を参照し、該記憶領域に撮像条件情
報が記憶されている全ての撮像条件の名称を取り込み、
次のステップ206では、例として図8(A)に示すよ
うに、取り込んだ撮像条件の名称をディスプレイ26に
一覧表示する。一覧表示された撮像条件の名称を参照す
ることで、ユーザは個々の撮像条件の内容を容易に認識
することができ、被写体の撮像条件として設定すべき特
定の撮像条件を容易に選択することができる。
【0113】次のステップ208では、一覧表示してい
る撮像条件の名称の中からユーザによって特定の名称が
選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄待機す
る。特定の名称が選択されると、ステップ208の判定
が肯定されてステップ210へ移行し、選択された名称
に対応する撮像条件情報を不揮発性メモリ58から取り
込み、取り込んだ撮像条件情報に基づいて、被写体の撮
像条件として前記選択された名称に対応する撮像条件を
設定し、割り込み処理を終了する。これにより、煩雑な
撮像条件の設定を極めて容易に行うことができる。な
お、ステップ210は請求項4及び請求項7に記載の処
理手段に対応している。
る撮像条件の名称の中からユーザによって特定の名称が
選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄待機す
る。特定の名称が選択されると、ステップ208の判定
が肯定されてステップ210へ移行し、選択された名称
に対応する撮像条件情報を不揮発性メモリ58から取り
込み、取り込んだ撮像条件情報に基づいて、被写体の撮
像条件として前記選択された名称に対応する撮像条件を
設定し、割り込み処理を終了する。これにより、煩雑な
撮像条件の設定を極めて容易に行うことができる。な
お、ステップ210は請求項4及び請求項7に記載の処
理手段に対応している。
【0114】なお、適正な撮像条件がユーザによって誤
りなく選択されるようにするために、例えばユーザによ
って特定の名称が選択され、その内容の表示が指示され
た場合に、対応する撮像条件情報を取り込み、例として
図8(B)に示すように、取り込んだ撮像条件情報が規
定する撮像条件の内容をディスプレイ26に表示するよ
うにしてもよい。
りなく選択されるようにするために、例えばユーザによ
って特定の名称が選択され、その内容の表示が指示され
た場合に、対応する撮像条件情報を取り込み、例として
図8(B)に示すように、取り込んだ撮像条件情報が規
定する撮像条件の内容をディスプレイ26に表示するよ
うにしてもよい。
【0115】また、被写体の撮影によって得られた特定
の画像の画像データに対し、特定の処理条件(先に説明
した情報入力モードによってデジタルスチルカメラ10
に記憶された処理条件情報に対応する処理条件)で画像
処理を行わせたい場合、ユーザは、前述の画像再生モー
ドによって特定の画像がディスプレイ26に表示されて
いる状態で、該特定の画像に対する画像処理の処理条件
として特定の処理条件を設定するために、まずメニュー
スイッチ28をオンして所定の項目をディスプレイ26
に一覧表示させ、次に一覧表示された項目の中から「処
理条件」を選択する。
の画像の画像データに対し、特定の処理条件(先に説明
した情報入力モードによってデジタルスチルカメラ10
に記憶された処理条件情報に対応する処理条件)で画像
処理を行わせたい場合、ユーザは、前述の画像再生モー
ドによって特定の画像がディスプレイ26に表示されて
いる状態で、該特定の画像に対する画像処理の処理条件
として特定の処理条件を設定するために、まずメニュー
スイッチ28をオンして所定の項目をディスプレイ26
に一覧表示させ、次に一覧表示された項目の中から「処
理条件」を選択する。
【0116】これにより、ステップ198の判定が肯定
されてステップ212へ移行する。ステップ212で
は、処理条件に関する情報が記憶されている不揮発性メ
モリ58の記憶領域を参照し、該記憶領域に処理条件情
報が記憶されている全ての処理条件の名称を取り込み、
次のステップ214では、例として図8(C)に示すよ
うに、取り込んだ処理条件の名称をディスプレイ26に
一覧表示する。一覧表示された処理条件の名称を参照す
ることで、ユーザは個々の処理条件情報が表す処理条件
の内容を容易に認識することができ、特定の画像に対す
る画像処理の処理条件として設定すべき特定の処理条件
を容易に選択することができる。なお、ステップ214
は請求項8及び請求項12に記載の選択手段に対応して
いる。
されてステップ212へ移行する。ステップ212で
は、処理条件に関する情報が記憶されている不揮発性メ
モリ58の記憶領域を参照し、該記憶領域に処理条件情
報が記憶されている全ての処理条件の名称を取り込み、
次のステップ214では、例として図8(C)に示すよ
うに、取り込んだ処理条件の名称をディスプレイ26に
一覧表示する。一覧表示された処理条件の名称を参照す
ることで、ユーザは個々の処理条件情報が表す処理条件
の内容を容易に認識することができ、特定の画像に対す
る画像処理の処理条件として設定すべき特定の処理条件
を容易に選択することができる。なお、ステップ214
は請求項8及び請求項12に記載の選択手段に対応して
いる。
【0117】次のステップ216では、一覧表示してい
る処理条件の名称の中からユーザによって特定の名称が
選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄待機す
る。特定の名称が選択されると、ステップ216の判定
が肯定されてステップ218へ移行し、選択された名称
に対応する処理条件情報を不揮発性メモリ58から取り
込み、特定の画像の画像データに対し、取り込んだ処理
条件情報で規定されている処理条件に従って、彩度制御
処理、ハイパーシャープネス処理、濃度・色補正処理、
階調変換処理(及び赤目補正処理)等の画像処理を行っ
た後に割り込み処理を終了する。これにより、煩雑な画
像処理の処理条件の設定を極めて容易に行うことができ
る。なお、ステップ218は請求項9及び請求項11に
記載の処理手段に対応している。
る処理条件の名称の中からユーザによって特定の名称が
選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄待機す
る。特定の名称が選択されると、ステップ216の判定
が肯定されてステップ218へ移行し、選択された名称
に対応する処理条件情報を不揮発性メモリ58から取り
込み、特定の画像の画像データに対し、取り込んだ処理
条件情報で規定されている処理条件に従って、彩度制御
処理、ハイパーシャープネス処理、濃度・色補正処理、
階調変換処理(及び赤目補正処理)等の画像処理を行っ
た後に割り込み処理を終了する。これにより、煩雑な画
像処理の処理条件の設定を極めて容易に行うことができ
る。なお、ステップ218は請求項9及び請求項11に
記載の処理手段に対応している。
【0118】なお、適正な処理条件がユーザによって誤
りなく選択されるようにするために、例えばユーザによ
って特定の名称が選択され、その内容の表示が指示され
た場合に、対応する処理条件情報を取り込み、例として
図8(D)に示すように、取り込んだ処理条件情報が規
定する処理条件の内容をディスプレイ26に表示するよ
うにしてもよい。
りなく選択されるようにするために、例えばユーザによ
って特定の名称が選択され、その内容の表示が指示され
た場合に、対応する処理条件情報を取り込み、例として
図8(D)に示すように、取り込んだ処理条件情報が規
定する処理条件の内容をディスプレイ26に表示するよ
うにしてもよい。
【0119】また、上記の特定の画像の画像データに対
する画像処理は、画像再生モードにおいて特定の画像が
ディスプレイ26に表示されている状態で行われるの
で、前記画像処理が完了して割り込み処理が終了する
と、図3のフローチャートのステップ134の判定が肯
定され、ステップ136において、画像処理によって変
化した画像データを用いて前記特定の画像が再表示され
る。これにより、ユーザは画像処理の結果を目視で確認
することができる。
する画像処理は、画像再生モードにおいて特定の画像が
ディスプレイ26に表示されている状態で行われるの
で、前記画像処理が完了して割り込み処理が終了する
と、図3のフローチャートのステップ134の判定が肯
定され、ステップ136において、画像処理によって変
化した画像データを用いて前記特定の画像が再表示され
る。これにより、ユーザは画像処理の結果を目視で確認
することができる。
【0120】また、被写体の撮影によって得られた特定
の画像を、特定のレイアウト(先に説明した情報入力モ
ードによってデジタルスチルカメラ10に記憶されたレ
イアウト情報に対応するレイアウト)で所望の他の情報
と合成したい場合、ユーザは、前述の画像再生モードに
よって特定の画像がディスプレイ26に表示されている
状態で、該特定の画像と所望の他の情報を合成させるた
めに、まずメニュースイッチ28をオンして所定の項目
をディスプレイ26に一覧表示させ、次に一覧表示され
た項目の中から「画像合成」を選択する。
の画像を、特定のレイアウト(先に説明した情報入力モ
ードによってデジタルスチルカメラ10に記憶されたレ
イアウト情報に対応するレイアウト)で所望の他の情報
と合成したい場合、ユーザは、前述の画像再生モードに
よって特定の画像がディスプレイ26に表示されている
状態で、該特定の画像と所望の他の情報を合成させるた
めに、まずメニュースイッチ28をオンして所定の項目
をディスプレイ26に一覧表示させ、次に一覧表示され
た項目の中から「画像合成」を選択する。
【0121】これにより、ステップ194の判定が肯定
されてステップ220へ移行する。ステップ220で
は、レイアウト情報が記憶されている不揮発性メモリ5
8の記憶領域を参照し、該記憶領域にレイアウト規定情
報が記憶されている全てのレイアウトの名称を取り込
み、次のステップ222では、先に説明した撮像条件の
名称や処理条件の名称と同様に、取り込んだレイアウト
の名称をディスプレイ26に一覧表示する。一覧表示さ
れたレイアウトの名称を参照することで、ユーザは個々
のレイアウト規定情報が規定するレイアウトを容易に認
識することができ、ユーザが所望するレイアウトを容易
に選択することができる。このステップ222も請求項
12に記載の選択手段に対応している。
されてステップ220へ移行する。ステップ220で
は、レイアウト情報が記憶されている不揮発性メモリ5
8の記憶領域を参照し、該記憶領域にレイアウト規定情
報が記憶されている全てのレイアウトの名称を取り込
み、次のステップ222では、先に説明した撮像条件の
名称や処理条件の名称と同様に、取り込んだレイアウト
の名称をディスプレイ26に一覧表示する。一覧表示さ
れたレイアウトの名称を参照することで、ユーザは個々
のレイアウト規定情報が規定するレイアウトを容易に認
識することができ、ユーザが所望するレイアウトを容易
に選択することができる。このステップ222も請求項
12に記載の選択手段に対応している。
【0122】なお、適正なレイアウトがユーザによって
誤りなく選択されるようにするために、例えばユーザに
よって特定の名称が選択され、その内容の表示が指示さ
れた場合に、対応するレイアウト規定情報を取り込み、
レイアウト規定情報が規定するレイアウトをディスプレ
イ26に表示するようにしてもよい。
誤りなく選択されるようにするために、例えばユーザに
よって特定の名称が選択され、その内容の表示が指示さ
れた場合に、対応するレイアウト規定情報を取り込み、
レイアウト規定情報が規定するレイアウトをディスプレ
イ26に表示するようにしてもよい。
【0123】次のステップ224では、一覧表示してい
るレイアウトの名称の中からユーザによって特定の名称
が選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄待機す
る。特定の名称が選択されると、ステップ224の判定
が肯定されてステップ226へ移行し、選択された名称
に対応するレイアウト規定情報を不揮発性メモリ58か
ら取り込み、取り込んだレイアウト規定情報が規定して
いるレイアウトにおいて、特定の画像と合成可能な情報
の種類(画像を嵌め込む領域以外の各領域に嵌め込む情
報の種類)を判断し、判断した種類のうちの単一種の情
報を不揮発性メモリ58から全て取り込む。そして、次
のステップ228ではステップ226で取り込んだ情報
をディスプレイに一覧表示する。
るレイアウトの名称の中からユーザによって特定の名称
が選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄待機す
る。特定の名称が選択されると、ステップ224の判定
が肯定されてステップ226へ移行し、選択された名称
に対応するレイアウト規定情報を不揮発性メモリ58か
ら取り込み、取り込んだレイアウト規定情報が規定して
いるレイアウトにおいて、特定の画像と合成可能な情報
の種類(画像を嵌め込む領域以外の各領域に嵌め込む情
報の種類)を判断し、判断した種類のうちの単一種の情
報を不揮発性メモリ58から全て取り込む。そして、次
のステップ228ではステップ226で取り込んだ情報
をディスプレイに一覧表示する。
【0124】一例として、図7(A)に示すレイアウト
では、画像と合成可能な情報の種類は「文字情報」と
「イラスト情報」であるので、不揮発性メモリ58に記
憶されている全ての文字情報又は全てのイラスト情報が
取り込まれ、ディスプレイ26に一覧表示されることに
なる。
では、画像と合成可能な情報の種類は「文字情報」と
「イラスト情報」であるので、不揮発性メモリ58に記
憶されている全ての文字情報又は全てのイラスト情報が
取り込まれ、ディスプレイ26に一覧表示されることに
なる。
【0125】なお、文字情報やイラスト情報を表示する
ことに代えて、各情報に付した名称を一覧表示するよう
にしてもよいし、ディスプレイ26には、単一の文字情
報又は単一のイラスト情報のみを表示し、ユーザからの
指示に応じて表示する情報を切替えるようにしてもよ
い。また、図7(A)に示したレイアウトは単なる一例
であり、画像をタイトルやキーワード等の分類情報と合
成する他のレイアウトも採用可能であることは言うまで
もない。
ことに代えて、各情報に付した名称を一覧表示するよう
にしてもよいし、ディスプレイ26には、単一の文字情
報又は単一のイラスト情報のみを表示し、ユーザからの
指示に応じて表示する情報を切替えるようにしてもよ
い。また、図7(A)に示したレイアウトは単なる一例
であり、画像をタイトルやキーワード等の分類情報と合
成する他のレイアウトも採用可能であることは言うまで
もない。
【0126】次のステップ230では、ディスプレイ2
6に一覧表示している情報の中から、特定の画像と合成
すべき情報が選択されたか否か判定し、判定が肯定され
る迄待機する。特定の画像と合成すべき情報がユーザに
よって選択されると、ステップ230の判定が肯定され
てステップ232へ移行し、特定の画像の画像データと
ユーザによって選択された情報を、ユーザによって選択
されたレイアウト規定情報が規定するレイアウトに従い
単一の画像として合成する。
6に一覧表示している情報の中から、特定の画像と合成
すべき情報が選択されたか否か判定し、判定が肯定され
る迄待機する。特定の画像と合成すべき情報がユーザに
よって選択されると、ステップ230の判定が肯定され
てステップ232へ移行し、特定の画像の画像データと
ユーザによって選択された情報を、ユーザによって選択
されたレイアウト規定情報が規定するレイアウトに従い
単一の画像として合成する。
【0127】次のステップ234では画像合成処理が完
了したか否か判定する。ユーザによって選択されたレイ
アウト規定情報が規定するレイアウトにおいて、合成す
べき情報が未選択の領域が存在している場合には、ステ
ップ234の判定が否定されてステップ226に戻り、
ステップ226〜ステップ234を繰り返す。そして、
ステップ234の判定が肯定されると割り込み処理を終
了する。これにより、ユーザが所望するレイアウトで、
ユーザが所望する情報が特定の画像と合成された画像
が、極めて簡易な操作で得ることができる。なお、上記
の画像合成処理は、請求項13及び請求項15に記載の
処理手段に各々対応している。
了したか否か判定する。ユーザによって選択されたレイ
アウト規定情報が規定するレイアウトにおいて、合成す
べき情報が未選択の領域が存在している場合には、ステ
ップ234の判定が否定されてステップ226に戻り、
ステップ226〜ステップ234を繰り返す。そして、
ステップ234の判定が肯定されると割り込み処理を終
了する。これにより、ユーザが所望するレイアウトで、
ユーザが所望する情報が特定の画像と合成された画像
が、極めて簡易な操作で得ることができる。なお、上記
の画像合成処理は、請求項13及び請求項15に記載の
処理手段に各々対応している。
【0128】また、上記の画像合成処理は、画像再生モ
ードにおいて特定の画像がディスプレイ26に表示され
ている状態で行われるので、画像合成処理が完了して割
り込み処理が終了すると、図3のフローチャートのステ
ップ134の判定が肯定され、ステップ136におい
て、画像合成処理を経た画像データを用いて、ユーザの
所望する情報がユーザの所望するレイアウトで特定の画
像と合成された画像が表示される。これにより、ユーザ
は画像合成処理の結果を目視で確認することができる。
ードにおいて特定の画像がディスプレイ26に表示され
ている状態で行われるので、画像合成処理が完了して割
り込み処理が終了すると、図3のフローチャートのステ
ップ134の判定が肯定され、ステップ136におい
て、画像合成処理を経た画像データを用いて、ユーザの
所望する情報がユーザの所望するレイアウトで特定の画
像と合成された画像が表示される。これにより、ユーザ
は画像合成処理の結果を目視で確認することができる。
【0129】また、被写体の撮影によって得られた特定
の画像の画像データに対し、所望の情報を付加したい場
合、ユーザは、前述の画像再生モードによって特定の画
像がディスプレイ26に表示されている状態で、該特定
の画像の画像データに所望の他の情報を付加させるため
に、まずメニュースイッチ28をオンして所定の項目を
ディスプレイ26に一覧表示させ、次に一覧表示された
項目の中から「情報付加」を選択する。
の画像の画像データに対し、所望の情報を付加したい場
合、ユーザは、前述の画像再生モードによって特定の画
像がディスプレイ26に表示されている状態で、該特定
の画像の画像データに所望の他の情報を付加させるため
に、まずメニュースイッチ28をオンして所定の項目を
ディスプレイ26に一覧表示させ、次に一覧表示された
項目の中から「情報付加」を選択する。
【0130】これにより、ステップ196の判定が肯定
されてステップ240へ移行する。ステップ240で
は、画像データに付加可能な情報の属性(種類:例えば
「処理条件に関する情報」「レイアウト情報」「分類情
報」「文字情報」「イラスト情報」等)をディスプレイ
26に一覧表示する。次のステップ242では、付加す
べき情報の属性として特定の属性が選択されたか否か判
定し、判定が肯定される迄待機する。
されてステップ240へ移行する。ステップ240で
は、画像データに付加可能な情報の属性(種類:例えば
「処理条件に関する情報」「レイアウト情報」「分類情
報」「文字情報」「イラスト情報」等)をディスプレイ
26に一覧表示する。次のステップ242では、付加す
べき情報の属性として特定の属性が選択されたか否か判
定し、判定が肯定される迄待機する。
【0131】ユーザによって特定の属性が選択される
と、ステップ242の判定が肯定されてステップ244
へ移行し、選択された属性に対応する情報が記憶されて
いる不揮発性メモリ58の記憶領域を参照し、該記憶領
域に記憶されている全ての情報を取り込み、次のステッ
プ246では取り込んだ情報をディスプレイ26に一覧
表示する。なお、選択された属性が「処理条件に関する
情報」や「レイアウト情報」であった等の場合には、個
々の情報の名称を一覧表示することが好ましい。
と、ステップ242の判定が肯定されてステップ244
へ移行し、選択された属性に対応する情報が記憶されて
いる不揮発性メモリ58の記憶領域を参照し、該記憶領
域に記憶されている全ての情報を取り込み、次のステッ
プ246では取り込んだ情報をディスプレイ26に一覧
表示する。なお、選択された属性が「処理条件に関する
情報」や「レイアウト情報」であった等の場合には、個
々の情報の名称を一覧表示することが好ましい。
【0132】次のステップ248では、画像データに付
加すべき情報として特定の情報が選択されたか否か判定
し、判定が肯定される迄待機する。ユーザによって特定
の情報が選択されるとステップ248の判定が肯定され
てステップ250へ移行し、ユーザによって選択された
情報を特定の画像データの属性情報として特定の画像デ
ータに付加する。
加すべき情報として特定の情報が選択されたか否か判定
し、判定が肯定される迄待機する。ユーザによって特定
の情報が選択されるとステップ248の判定が肯定され
てステップ250へ移行し、ユーザによって選択された
情報を特定の画像データの属性情報として特定の画像デ
ータに付加する。
【0133】ステップ252では、特定の画像データへ
の情報の付加が完了したか否か判定する。更に付加すべ
き情報が有れば、ステップ252の判定が否定されてス
テップ240に戻り、ステップ240〜ステップ252
を繰り返す。そして、ステップ252の判定が肯定され
ると割り込み処理を終了する。これにより、ユーザが所
望する情報を特定の画像データに付加することを、極め
て簡易な操作で実現できる。
の情報の付加が完了したか否か判定する。更に付加すべ
き情報が有れば、ステップ252の判定が否定されてス
テップ240に戻り、ステップ240〜ステップ252
を繰り返す。そして、ステップ252の判定が肯定され
ると割り込み処理を終了する。これにより、ユーザが所
望する情報を特定の画像データに付加することを、極め
て簡易な操作で実現できる。
【0134】上記の情報付加処理についても、画像再生
モードにおいて特定の画像がディスプレイ26に表示さ
れている状態で行われるので、情報付加処理が完了して
割り込み処理が終了すると、図3のフローチャートのス
テップ134の判定が肯定され、ステップ136におい
て、特定の画像の画像データに付加された情報が特定の
画像と共にディスプレイ26に表示される。これによ
り、ユーザは情報付加処理の結果を目視で確認すること
ができる。なお、上記の情報付加処理は請求項14及び
請求項15に記載の処理手段に対応している。
モードにおいて特定の画像がディスプレイ26に表示さ
れている状態で行われるので、情報付加処理が完了して
割り込み処理が終了すると、図3のフローチャートのス
テップ134の判定が肯定され、ステップ136におい
て、特定の画像の画像データに付加された情報が特定の
画像と共にディスプレイ26に表示される。これによ
り、ユーザは情報付加処理の結果を目視で確認すること
ができる。なお、上記の情報付加処理は請求項14及び
請求項15に記載の処理手段に対応している。
【0135】また、画像再生モードが一旦終了した後
に、画像再生モードが再度実行され、特定の画像の表示
が指示されたときには、図3のフローチャートのステッ
プ130の判定が肯定されることで、ステップ132に
おいて、特定の画像の画像データに付加されている情報
が、特定の画像の表示が開始された当初より表示される
ことになる。
に、画像再生モードが再度実行され、特定の画像の表示
が指示されたときには、図3のフローチャートのステッ
プ130の判定が肯定されることで、ステップ132に
おいて、特定の画像の画像データに付加されている情報
が、特定の画像の表示が開始された当初より表示される
ことになる。
【0136】また、上記のようにユーザによって選択さ
れた情報を特定の画像データの属性情報として特定の画
像データに付加した場合、ユーザから写真プリント作成
の依頼を受けたラボでは、ユーザから送られた画像デー
タに付加されている属性情報に基づき、例えば属性情報
として画像処理の処理条件に関する情報が付加されてい
た場合には、該情報に含まれる処理条件情報で規定され
た処理条件で画像処理が行われ、また例えば属性情報と
してレイアウト情報や画像に合成すべき情報(分類情報
や文字情報、イラスト情報等)が付加されていれば、こ
れらの情報に基づいて先に説明した画像合成処理と同等
の処理が行われる。
れた情報を特定の画像データの属性情報として特定の画
像データに付加した場合、ユーザから写真プリント作成
の依頼を受けたラボでは、ユーザから送られた画像デー
タに付加されている属性情報に基づき、例えば属性情報
として画像処理の処理条件に関する情報が付加されてい
た場合には、該情報に含まれる処理条件情報で規定され
た処理条件で画像処理が行われ、また例えば属性情報と
してレイアウト情報や画像に合成すべき情報(分類情報
や文字情報、イラスト情報等)が付加されていれば、こ
れらの情報に基づいて先に説明した画像合成処理と同等
の処理が行われる。
【0137】このように、写真プリントをどのように作
成すべきかを規定する情報(請求項20に記載の加工情
報に相当)を画像データに付加することにより、実行す
べき所望の画像処理の種類や処理条件を個々の画像毎と
対応付けて詳細に伝える等の煩雑な作業をユーザ自身が
行う必要がなくなり、ユーザが意図した仕上がりの写真
プリントが得られるように写真プリントの作成を依頼す
るためのユーザの負担を軽減することができる。また、
画像処理や画像合成処理はCPU54に比較的大きな負
荷が加わるが、このような処理をデジタルスチルカメラ
10で行うことを回避することも可能となる。
成すべきかを規定する情報(請求項20に記載の加工情
報に相当)を画像データに付加することにより、実行す
べき所望の画像処理の種類や処理条件を個々の画像毎と
対応付けて詳細に伝える等の煩雑な作業をユーザ自身が
行う必要がなくなり、ユーザが意図した仕上がりの写真
プリントが得られるように写真プリントの作成を依頼す
るためのユーザの負担を軽減することができる。また、
画像処理や画像合成処理はCPU54に比較的大きな負
荷が加わるが、このような処理をデジタルスチルカメラ
10で行うことを回避することも可能となる。
【0138】なお、上記では画像再生モードにおいて、
特定の画像(処理対象の画像)が選択されている状態
で、画像処理における処理条件、画像合成処理における
レイアウトや合成すべき情報、画像データに付加すべき
情報が選択される場合を説明したが、これに限定される
ものではなく、上記の選択を予め行っておき、撮影モー
ドにおいてシャッタースイッチ56がオンされると、撮
像によって得られた画像データに対し、選択された内容
に従って画像処理を行ったり、画像合成処理を行った
り、或いは情報付加処理を行うようにしてもよい。
特定の画像(処理対象の画像)が選択されている状態
で、画像処理における処理条件、画像合成処理における
レイアウトや合成すべき情報、画像データに付加すべき
情報が選択される場合を説明したが、これに限定される
ものではなく、上記の選択を予め行っておき、撮影モー
ドにおいてシャッタースイッチ56がオンされると、撮
像によって得られた画像データに対し、選択された内容
に従って画像処理を行ったり、画像合成処理を行った
り、或いは情報付加処理を行うようにしてもよい。
【0139】また、画像データに付加する情報として、
撮像時に用いた撮像条件情報を加えてもよい。この撮像
条件情報は、撮像時に画像データに自動的に付加するよ
うにしてもよい。撮像条件情報は、例えば写真プリント
作成の依頼を受けたラボにおいて、画像処理の処理条件
を自動的に演算する際に用いることができる。
撮像時に用いた撮像条件情報を加えてもよい。この撮像
条件情報は、撮像時に画像データに自動的に付加するよ
うにしてもよい。撮像条件情報は、例えば写真プリント
作成の依頼を受けたラボにおいて、画像処理の処理条件
を自動的に演算する際に用いることができる。
【0140】また、上記では本発明に係る画像撮像装置
としてデジタルスチルカメラ10を例に説明したが、こ
れに限定されるものではなく、デジタルビデオカメラ等
のように光学像を撮像して画像情報に変換する機能を備
えた装置であれば本発明を適用可能であることは言うま
でもない。
としてデジタルスチルカメラ10を例に説明したが、こ
れに限定されるものではなく、デジタルビデオカメラ等
のように光学像を撮像して画像情報に変換する機能を備
えた装置であれば本発明を適用可能であることは言うま
でもない。
【0141】更に、上記では画像合成処理として、画像
データが表す画像を所定のフォーマットに従って他の情
報と合成する処理を行う場合を説明したが、これに限定
されるものではなく、画像合成処理として、所定の台紙
(この台紙を表す台紙情報も2次元バーコード等によっ
て入力することができる)上に画像を貼り付ける処理を
行ってもよい。
データが表す画像を所定のフォーマットに従って他の情
報と合成する処理を行う場合を説明したが、これに限定
されるものではなく、画像合成処理として、所定の台紙
(この台紙を表す台紙情報も2次元バーコード等によっ
て入力することができる)上に画像を貼り付ける処理を
行ってもよい。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、撮像手段により、所定の情報を表示している媒体を
含む光学像が撮像された場合に、撮像によって得られた
画像情報に基づいて所定の情報を認識し、所定の情報に
基づいて撮像手段による撮像を制御するか、又は所定の
情報に基づいて画像情報を加工するか、又は所定の情報
を関連する画像情報と対応付けるようにしたので、構成
の複雑化を招くことなく、所望の処理を容易に行わせる
ことができる、という優れた効果を有する。
は、撮像手段により、所定の情報を表示している媒体を
含む光学像が撮像された場合に、撮像によって得られた
画像情報に基づいて所定の情報を認識し、所定の情報に
基づいて撮像手段による撮像を制御するか、又は所定の
情報に基づいて画像情報を加工するか、又は所定の情報
を関連する画像情報と対応付けるようにしたので、構成
の複雑化を招くことなく、所望の処理を容易に行わせる
ことができる、という優れた効果を有する。
【0143】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、所定の情報がコード化されて視認可能な形
態で媒体に表示されているので、上記効果に加え、所定
の情報をより高密度に表示できる、という効果を有す
る。
明において、所定の情報がコード化されて視認可能な形
態で媒体に表示されているので、上記効果に加え、所定
の情報をより高密度に表示できる、という効果を有す
る。
【0144】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、撮像条件に関する情報を、撮像条件を規定
する撮像条件情報を含んで構成し、撮像手段による撮像
が撮像条件情報によって規定された撮像条件で行われる
ように制御するので、上記効果に加え、撮像手段による
撮像を所望の撮像条件で行わせることが可能となる、と
いう効果を有する。
明において、撮像条件に関する情報を、撮像条件を規定
する撮像条件情報を含んで構成し、撮像手段による撮像
が撮像条件情報によって規定された撮像条件で行われる
ように制御するので、上記効果に加え、撮像手段による
撮像を所望の撮像条件で行わせることが可能となる、と
いう効果を有する。
【0145】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明において、撮像手段による撮像が、複数種の撮像条件
情報のうち選択手段を介して選択された撮像条件情報に
よって規定された撮像条件で行われるように制御するの
で、上記効果に加え、撮像手段による撮像を常に適正な
撮像条件で行わせることが可能となる、という効果を有
する。
明において、撮像手段による撮像が、複数種の撮像条件
情報のうち選択手段を介して選択された撮像条件情報に
よって規定された撮像条件で行われるように制御するの
で、上記効果に加え、撮像手段による撮像を常に適正な
撮像条件で行わせることが可能となる、という効果を有
する。
【0146】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、撮像条件に関する情報を、撮像条件情報が
規定する撮像条件の名称を表す名称情報を含んで構成
し、選択手段は、選択可能な撮像条件の名称を画像撮像
装置の表示部に表示するので、上記効果に加え、適正な
撮像条件の選択を容易に行うことができる、という効果
を有する。
明において、撮像条件に関する情報を、撮像条件情報が
規定する撮像条件の名称を表す名称情報を含んで構成
し、選択手段は、選択可能な撮像条件の名称を画像撮像
装置の表示部に表示するので、上記効果に加え、適正な
撮像条件の選択を容易に行うことができる、という効果
を有する。
【0147】請求項9記載の発明は、請求項4記載の発
明において、画像情報の加工に関する情報を、画像処理
の処理条件を規定する処理条件情報を含んで構成し、画
像情報に対し、処理条件情報によって規定された処理条
件で画像処理を行うので、上記効果に加え、画像情報に
対する画像処理を所望の処理条件で行わせることが可能
となる、という効果を有する。
明において、画像情報の加工に関する情報を、画像処理
の処理条件を規定する処理条件情報を含んで構成し、画
像情報に対し、処理条件情報によって規定された処理条
件で画像処理を行うので、上記効果に加え、画像情報に
対する画像処理を所望の処理条件で行わせることが可能
となる、という効果を有する。
【0148】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
発明において、複数種の処理条件情報のうち選択手段を
介して選択された処理条件情報によって規定された処理
条件で画像処理を行うので、上記効果に加え、画像情報
に対する画像処理を常に適正な処理条件で行わせること
が可能となる、という効果を有する。
発明において、複数種の処理条件情報のうち選択手段を
介して選択された処理条件情報によって規定された処理
条件で画像処理を行うので、上記効果に加え、画像情報
に対する画像処理を常に適正な処理条件で行わせること
が可能となる、という効果を有する。
【0149】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の発明において、画像情報の加工に関する情報を、処理
条件情報が規定する処理条件の名称を表す名称情報を含
んで構成し、選択手段は、選択可能な処理条件の名称を
画像撮像装置の表示部に表示するので、上記効果に加
え、適正な処理条件の選択を容易に行うことができる、
という効果を有する。
の発明において、画像情報の加工に関する情報を、処理
条件情報が規定する処理条件の名称を表す名称情報を含
んで構成し、選択手段は、選択可能な処理条件の名称を
画像撮像装置の表示部に表示するので、上記効果に加
え、適正な処理条件の選択を容易に行うことができる、
という効果を有する。
【0150】請求項13記載の発明は、請求項4記載の
発明において、画像情報の加工に関する情報を、画像情
報が表す画像を他の情報と合成する際のレイアウトを規
定するレイアウト情報を含んで構成し、特定の画像情報
が表す画像の一部又は全面を、レイアウト情報が規定す
るレイアウトで他の情報と合成するので、上記効果に加
え、特定の画像情報が表す画像の一部又は全面と他の情
報との合成を所望のレイアウトで行わせることができ
る、という効果を有する。
発明において、画像情報の加工に関する情報を、画像情
報が表す画像を他の情報と合成する際のレイアウトを規
定するレイアウト情報を含んで構成し、特定の画像情報
が表す画像の一部又は全面を、レイアウト情報が規定す
るレイアウトで他の情報と合成するので、上記効果に加
え、特定の画像情報が表す画像の一部又は全面と他の情
報との合成を所望のレイアウトで行わせることができ
る、という効果を有する。
【0151】請求項14記載の発明は、請求項4記載の
発明において、画像情報の加工に関する情報を画像情報
と対応付けるようにしたので、上記効果に加え、本発明
に係る画像撮像装置から画像情報を受け取る外部装置に
おいて、画像情報に対して所望の加工を行わせることが
できる、という効果を有する。
発明において、画像情報の加工に関する情報を画像情報
と対応付けるようにしたので、上記効果に加え、本発明
に係る画像撮像装置から画像情報を受け取る外部装置に
おいて、画像情報に対して所望の加工を行わせることが
できる、という効果を有する。
【0152】請求項15記載の発明は、請求項4記載の
発明において、画像情報と対応付けるべき情報を、分類
情報、文字情報及びイラスト情報の少なくとも1つを含
んで構成し、対応付けるべき情報を特定の画像情報と対
応付けるか又は合成するようにしたので、上記効果に加
え、所望の任意の情報(分類情報、文字情報及びイラス
ト情報の少なくとも1つ)を特定の画像情報に対応付け
させるか、又は合成させることが可能になる、という効
果を有する。
発明において、画像情報と対応付けるべき情報を、分類
情報、文字情報及びイラスト情報の少なくとも1つを含
んで構成し、対応付けるべき情報を特定の画像情報と対
応付けるか又は合成するようにしたので、上記効果に加
え、所望の任意の情報(分類情報、文字情報及びイラス
ト情報の少なくとも1つ)を特定の画像情報に対応付け
させるか、又は合成させることが可能になる、という効
果を有する。
【0153】請求項16記載の発明は、請求項1記載の
発明において、認識手段による所定の情報の認識に成功
した場合、又は所定の情報の認識に失敗した場合に第1
の報知手段によって報知するので、上記効果に加え、認
識手段が所定の情報の認識を行った結果をユーザが確実
に知ることができる、という効果を有する。
発明において、認識手段による所定の情報の認識に成功
した場合、又は所定の情報の認識に失敗した場合に第1
の報知手段によって報知するので、上記効果に加え、認
識手段が所定の情報の認識を行った結果をユーザが確実
に知ることができる、という効果を有する。
【0154】請求項17記載の発明は、請求項1記載の
発明において、コード化された所定の情報を視認可能な
形態で表示している媒体を含む光学像を撮像する場合
に、予め固定的に定められた撮像条件で撮像を行うの
で、上記効果に加え、認識手段による所定の情報の認識
率を向上させることができる、という効果を有する。
発明において、コード化された所定の情報を視認可能な
形態で表示している媒体を含む光学像を撮像する場合
に、予め固定的に定められた撮像条件で撮像を行うの
で、上記効果に加え、認識手段による所定の情報の認識
率を向上させることができる、という効果を有する。
【0155】請求項18記載の発明は、請求項1記載の
発明において、コード化された所定の情報を視認可能な
形態で表示している媒体が撮像された光学像に含まれる
か否かを判定し、前記媒体が含まれていると判定した場
合に報知する第2の報知手段を設けたので、上記効果に
加え、所定の情報を表示している媒体を撮像することを
ユーザが指定することによるユーザの負担を軽減するこ
とができる、という効果を有する。
発明において、コード化された所定の情報を視認可能な
形態で表示している媒体が撮像された光学像に含まれる
か否かを判定し、前記媒体が含まれていると判定した場
合に報知する第2の報知手段を設けたので、上記効果に
加え、所定の情報を表示している媒体を撮像することを
ユーザが指定することによるユーザの負担を軽減するこ
とができる、という効果を有する。
【0156】請求項19記載の発明は、画像撮像装置に
入力すべき所定の情報を表示している媒体を前記画像撮
像装置によって撮像し、撮像によって得られた画像情報
に基づいて所定の情報を認識させ、該所定の情報を記憶
手段に記憶させることで所定の情報を入力し、所定の情
報に基づいて撮像手段による撮像を制御させるか、又は
画像情報を加工させるか、又は所定の情報を関連する画
像情報と対応付けさせるので、構成の複雑化を招くこと
なく、画像撮像装置に所望の処理を容易に行わせること
ができる、という優れた効果を有する。
入力すべき所定の情報を表示している媒体を前記画像撮
像装置によって撮像し、撮像によって得られた画像情報
に基づいて所定の情報を認識させ、該所定の情報を記憶
手段に記憶させることで所定の情報を入力し、所定の情
報に基づいて撮像手段による撮像を制御させるか、又は
画像情報を加工させるか、又は所定の情報を関連する画
像情報と対応付けさせるので、構成の複雑化を招くこと
なく、画像撮像装置に所望の処理を容易に行わせること
ができる、という優れた効果を有する。
【0157】請求項20記載の発明は、画像情報の加工
における加工内容を規定する加工情報を表示している媒
体を画像撮像装置により撮像し、前記加工情報を認識さ
せ記憶手段に記憶させることで画像撮像装置に加工情報
を入力し、加工情報を特定の画像情報と対応付けさせて
画像処理装置へ送ることで、画像処理装置により、加工
情報が規定する加工内容で特定の画像情報を加工させる
ので、所望の加工内容での画像情報の加工を依頼するこ
とを容易に行うことができる、という優れた効果を有す
る。
における加工内容を規定する加工情報を表示している媒
体を画像撮像装置により撮像し、前記加工情報を認識さ
せ記憶手段に記憶させることで画像撮像装置に加工情報
を入力し、加工情報を特定の画像情報と対応付けさせて
画像処理装置へ送ることで、画像処理装置により、加工
情報が規定する加工内容で特定の画像情報を加工させる
ので、所望の加工内容での画像情報の加工を依頼するこ
とを容易に行うことができる、という優れた効果を有す
る。
【図1】 本実施形態に係るデジタルスチルカメラの、
(A)は正面側から見た斜視図、(B)は背面側から見
た斜視図である。
(A)は正面側から見た斜視図、(B)は背面側から見
た斜視図である。
【図2】 図1に示したデジタルスチルカメラの電気系
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 本実施形態に係るデジタルスチルカメラで実
行される処理のメインルーチンの内容を示すフローチャ
ートである。
行される処理のメインルーチンの内容を示すフローチャ
ートである。
【図4】 情報入力処理の内容を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図5】 割り込み処理の内容を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図6】 (A)はバーコードとして記録されるコード
化情報の構成を示す概念図、(B)は2次元バーコード
の一例を示すイメージ図である。
化情報の構成を示す概念図、(B)は2次元バーコード
の一例を示すイメージ図である。
【図7】 (A)はレイアウト情報によって規定される
レイアウトの一例、(B)は任意の情報を入力するため
の入力シートのフォーマットの一例を示すイメージ図で
ある。
レイアウトの一例、(B)は任意の情報を入力するため
の入力シートのフォーマットの一例を示すイメージ図で
ある。
【図8】 (A)は撮像条件の名称を一覧表示している
状態、(B)は特定の撮像条件の内容を表示している状
態、(C)は画像処理の処理条件の名称を一覧表示して
いる状態、(D)は特定の処理条件の内容を表示してい
る状態を各々示すイメージ図である。
状態、(B)は特定の撮像条件の内容を表示している状
態、(C)は画像処理の処理条件の名称を一覧表示して
いる状態、(D)は特定の処理条件の内容を表示してい
る状態を各々示すイメージ図である。
10 デジタルスチルカメラ 26 ディスプレイ 32 操作スイッチ 38 撮像デバイス 48 メモリ 54 CPU 58 不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 E 5/907 5/907 B 9/04 9/04 B // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H054 AA01 5C022 AA13 AB00 AB02 AB15 AB68 AC03 AC12 AC42 AC69 5C052 FA02 FB01 FB05 FC06 FD02 FD09 FD10 FD13 FE01 GA02 GB01 GB09 GC00 GC03 GC05 GE08 5C065 AA03 BB01 BB12 BB30 BB41 CC01 CC08 CC09 DD02 FF05 GG16 GG18 GG26 GG30 GG49 HH02
Claims (20)
- 【請求項1】 光学像を撮像して画像情報に変換する撮
像手段と、 所定の情報を表示している媒体を含む光学像が前記撮像
手段によって撮像された場合に、前記撮像によって得ら
れた画像情報に基づいて前記所定の情報を認識する認識
手段と、 前記認識手段によって認識された前記所定の情報を記憶
する記憶手段と、 前記所定の情報に基づいて前記撮像手段による撮像を制
御するか、又は前記所定の情報に基づいて画像情報を加
工するか、又は前記所定の情報を関連する画像情報と対
応付ける処理手段と、 を含む画像撮像装置。 - 【請求項2】 前記所定の情報はコード化されて視認可
能な形態で前記媒体に表示されていることを特徴とする
請求項1記載の画像撮像装置。 - 【請求項3】 前記所定の情報は前記媒体に表示された
文字又はイラストであることを特徴とする請求項1記載
の画像撮像装置。 - 【請求項4】 前記所定の情報は、前記撮像手段の撮像
条件に関する情報、又は前記撮像手段の撮像によって得
られた画像情報の加工に関する情報、又は撮像手段の撮
像によって得られた画像情報と対応付けるべき情報であ
ることを特徴とする請求項1記載の画像撮像装置。 - 【請求項5】 前記撮像条件に関する情報は、撮像条件
を規定する撮像条件情報を含み、前記処理手段は、前記
撮像手段による撮像が前記撮像条件情報によって規定さ
れた撮像条件で行われるように制御することを特徴とす
る請求項4記載の画像撮像装置。 - 【請求項6】 前記撮像条件情報は、ストロボ発光モー
ド、自動露出決定モード、ホワイトバランス自動調整の
オンオフ、及び、ハイライト部における階調の潰れを許
容するか否か、の少なくとも1つを規定する情報である
ことを特徴とする請求項5記載の画像撮像装置。 - 【請求項7】 情報を選択するための選択手段を更に備
え、前記記憶手段は前記撮像条件情報を複数種記憶可能
とされ、前記処理手段は、前記撮像手段による撮像が、
前記記憶手段に複数種記憶された撮像条件情報のうち、
前記選択手段を介して選択された撮像条件情報によって
規定された撮像条件で行われるように制御することを特
徴とする請求項5記載の画像撮像装置。 - 【請求項8】 前記撮像条件に関する情報は、前記撮像
条件情報が規定する撮像条件の名称を表す名称情報を含
み、前記選択手段は、前記名称情報に基づき、選択可能
な撮像条件の名称を前記画像撮像装置の表示部に表示す
ることを特徴とする請求項7記載の画像撮像装置。 - 【請求項9】 前記画像情報の加工に関する情報は、画
像情報に対する画像処理の処理条件を規定する処理条件
情報を含み、前記処理手段は、前記画像情報に対し、前
記処理条件情報によって規定された処理条件で画像処理
を行うことを特徴とする請求項4記載の画像撮像装置。 - 【請求項10】 前記処理条件情報は、彩度の強調度合
い、シャープネスの強調度合い、色変換処理の処理条
件、濃度変換処理の処理条件、特殊画像処理のオンオ
フ、の少なくとも1つを規定する情報であることを特徴
とする請求項9記載の画像撮像装置。 - 【請求項11】 情報を選択するための選択手段を更に
備え、前記記憶手段は前記処理条件情報を複数種記憶可
能とされ、前記処理手段は、画像情報に対し、前記記憶
手段に複数種記憶された処理条件情報のうち、前記選択
手段を介して選択された処理条件情報によって規定され
た処理条件で画像処理を行うことを特徴とする請求項9
記載の画像撮像装置。 - 【請求項12】 前記画像情報の加工に関する情報は、
前記処理条件情報が規定する処理条件の名称を表す名称
情報を含み、前記選択手段は、前記名称情報に基づき、
選択可能な処理条件の名称を前記画像撮像装置の表示部
に表示することを特徴とする請求項11記載の画像撮像
装置。 - 【請求項13】 前記画像情報の加工に関する情報は、
画像情報が表す画像を、視認可能に記録できる他の情報
と合成する際のレイアウトを規定するレイアウト情報を
含み、 前記処理手段は、特定の画像情報が表す画像の一部又は
全面を、前記レイアウト情報が規定するレイアウトで前
記他の情報と合成することを特徴とする請求項4記載の
画像撮像装置。 - 【請求項14】 前記画像情報の加工に関する情報は、
画像情報に対する画像処理の処理条件を規定する処理条
件情報、前記画像処理の処理条件の名称を表す名称情
報、及び特定の画像情報が表す画像を、視認可能に記録
できる他の情報と合成する際のレイアウトを規定するレ
イアウト情報の少なくとも1つを含み、前記処理手段
は、前記処理条件情報、前記名称情報及び前記レイアウ
ト情報の少なくとも1つを画像情報と対応付けることを
特徴とする請求項4記載の画像撮像装置。 - 【請求項15】 前記撮像手段の撮像によって得られた
画像情報と対応付けるべき情報は、前記画像情報が表す
画像を分類するための分類情報、前記画像情報が表す画
像の内容を説明する文章を表す文字情報、及び前記画像
情報が表す画像に付加すべきイラストを表すイラスト情
報の少なくとも1つを含み、 前記処理手段は、前記対応付けるべき情報を特定の画像
情報と対応付けるか、又は前記対応付けるべき情報を特
定の画像情報と合成することを特徴とする請求項4記載
の画像撮像装置。 - 【請求項16】 前記認識手段による所定の情報の認識
に成功した場合、又は前記所定の情報の認識に失敗した
場合に報知する第1の報知手段を更に備えたことを特徴
とする請求項1記載の画像撮像装置。 - 【請求項17】 前記撮像手段は、コード化された所定
の情報を視認可能な形態で表示している媒体を含む光学
像を撮像する場合に、予め固定的に定められた撮像条件
で撮像を行うことを特徴とする請求項1記載の画像撮像
装置。 - 【請求項18】 前記撮像手段によって撮像された光学
像に、コード化された所定の情報を視認可能な形態で表
示している媒体が含まれるか否かを判定し、前記媒体が
含まれていると判定した場合に報知する第2の報知手段
を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像撮像
装置。 - 【請求項19】 光学像を撮像して画像情報に変換する
撮像手段を備えた画像撮像装置により、前記画像撮像装
置に入力すべき所定の情報を表示している媒体を撮像
し、 前記撮像によって得られた画像情報に基づいて前記所定
の情報を認識させ、該所定の情報を記憶手段に記憶させ
ることで、前記画像撮像装置に前記所定の情報を入力
し、 前記所定の情報に基づいて前記撮像手段による撮像を制
御させるか、又は前記所定の情報に基づいて画像情報を
加工させるか、又は前記所定の情報を関連する画像情報
と対応付けさせる画像撮像装置の制御方法。 - 【請求項20】 光学像を撮像して画像情報に変換する
撮像手段を備えた画像撮像装置により、画像情報の加工
における加工内容を規定する加工情報を表示している媒
体を撮像し、 前記撮像によって得られた画像情報に基づいて前記加工
情報を認識させ、該加工情報を記憶手段に記憶させるこ
とで、前記画像撮像装置に前記加工情報を入力し、 前記加工情報を特定の画像情報と対応付けさせ、 前記加工情報を対応付けた特定の画像情報を画像処理装
置へ送ることで、前記画像処理装置により、前記加工情
報が規定する加工内容で前記特定の画像情報を加工させ
る画像処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148861A JP2001333325A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 画像撮像装置、画像撮像装置の制御方法及び画像処理方法 |
US09/855,539 US6999117B2 (en) | 2000-05-16 | 2001-05-16 | Image pickup device and method for automatically inputting predefined information and processing images thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148861A JP2001333325A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 画像撮像装置、画像撮像装置の制御方法及び画像処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001333325A true JP2001333325A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18654818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000148861A Pending JP2001333325A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-19 | 画像撮像装置、画像撮像装置の制御方法及び画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001333325A (ja) |
Cited By (6)
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JP2004193645A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | 撮像装置、合成画像作成方法および合成画像作成プログラム、並びに、撮影条件設定方法および撮影条件設定プログラム |
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WO2008149709A1 (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | 携帯端末、携帯端末の制御方法、携帯端末の制御プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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JP2019009521A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 住友電気工業株式会社 | コンピュータプログラム、プリセット情報登録方法およびプリセット情報登録装置 |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000148861A patent/JP2001333325A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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