JP2001333049A - 受信装置および受信方法 - Google Patents

受信装置および受信方法

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JP2001333049A
JP2001333049A JP2000148965A JP2000148965A JP2001333049A JP 2001333049 A JP2001333049 A JP 2001333049A JP 2000148965 A JP2000148965 A JP 2000148965A JP 2000148965 A JP2000148965 A JP 2000148965A JP 2001333049 A JP2001333049 A JP 2001333049A
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JP2000148965A
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Toshiyuki Uehara
利幸 上原
Mitsuru Uesugi
充 上杉
Toyoki Kami
豊樹 上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤り率を低下させることができ、また、
再送要求を発する頻度を低くして伝送効率が低下してし
まうことを防止すること。 【解決手段】 各復号部204−1〜nは、1つの受信
信号系列に対してそれぞれ異なる方法により復号処理を
施し、誤り検出/合成部205は、各復号部204−1
〜nで復号された信号系列に対してそれぞれ誤り検出を
行う。また、誤り検出/合成部205は、復号された複
数の信号系列を合成したり、復号された複数の信号系列
のうちから特定の信号系列を選択したりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置および受
信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送信機は1つの符号化装置を用い
て送信信号に対して符号化処理を行う。これに対して受
信機は、送信機での符号化方法に対応した1つの復号装
置を持ち、この1つの復号装置を用いて受信信号に対し
て復号処理を行う。つまり、従来の通信システムでは、
一種類の符号化方法で符号化を行う1つの符号化装置に
対して、その符号化方法に対応する一種類の復号方法で
復号を行う1つの復号装置が用意されていた。
【0003】また、受信機は、復号後の信号に対して誤
り検出(例えば、CRC:Cyclic Redundancy Check)
を行い、誤りが検出された場合には、送信機に対して信
号の再送要求を発する。この再送要求に基づき、送信機
は、同一の送信信号を再度受信機に送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の受信機では、復号装置を1つしか有していなかった
ため、誤り訂正能力には限界がある。このため、伝搬環
境が悪化した場合には、データの誤り率が増加したり、
再送要求が発せられることが多くなって伝送効率が著し
く低下してしまう。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、誤り率を低下させることができ、また、再送要求
を発する頻度を低くして伝送効率が低下してしまうこと
を防止することができる受信装置および受信方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の受信装置は、同
一の受信信号系列に対してそれぞれ異なる方法で復号処
理を行う複数の復号手段と、それぞれの方法で復号され
た信号系列に対して誤り検出を行う検出手段と、を具備
する構成を採る。
【0007】本発明の受信装置は、検出手段が、いずれ
かの信号系列に誤りが検出されない場合には、前記いず
れかの信号系列のうち特定の1つの信号系列を選択して
最終的な復号信号とする構成を採る。
【0008】本発明の受信装置は、検出手段が、誤りが
検出されない信号系列が1つである場合には、その誤り
が検出されない信号系列を選択する構成を採る。
【0009】本発明の受信装置は、検出手段が、誤りが
検出されない信号系列が複数存在する場合には、前記信
号系列のうち尤度が最も大きい信号系列を選択する構成
を採る。
【0010】本発明の受信装置は、検出手段が、誤りが
検出されない信号系列が複数存在し、かつ、前記信号系
列のうち同じ信号系列が複数存在する場合には、同じ信
号系列となるものの数が最も多い1種類の信号系列を選
択する構成を採る。
【0011】本発明の受信装置は、検出手段が、複数の
信号系列に誤りが検出されない場合には、誤り検出を行
った信号系列を複数合成した信号系列を最終的な復号信
号とする構成を採る。
【0012】本発明の受信装置は、検出手段が、複数の
信号系列を合成した後に、その合成した信号系列に対し
て誤り検出を行い、誤りが検出されない場合には、前記
合成した信号系列を最終的な復号信号とする構成を採
る。
【0013】本発明の受信装置は、検出手段が、すべて
の信号系列に誤りが検出された場合に、各信号系列を所
定の規則に基づいて並び替えた後、その並び替えた信号
系列に対して再度誤り検出を行い、前記並び替えた信号
系列のいずれかに誤りが検出されない場合には、誤りが
検出されない前記並び替えた信号系列のうち1つを選択
して最終的な復号信号とする構成を採る。
【0014】本発明の受信装置は、検出手段が、すべて
の信号系列に誤りが検出された場合に、複数の信号系列
を合成した信号系列に対して再度誤り検出を行い、誤り
が検出されない場合には、前記合成した信号系列を最終
的な復号信号とする構成を採る。
【0015】本発明の受信装置は、検出手段が、複数の
信号系列を軟判定値でそれぞれ重み付けした後に合成す
る構成を採る。
【0016】これらの構成によれば、1つの受信信号系
列に対して複数の方法で復号を行うため、復号後の信号
に対して誤りが検出される頻度が減少するので、誤り率
を低下させることができ、また、再送要求が発せられる
頻度を低くして伝送効率が低下してしまうことを防止す
ることができる。
【0017】本発明の受信装置は、少なくとも1つの復
号手段が、受信信号系列を所定の規則に基づいて並び替
えた信号系列に対して復号処理を行う構成を採る。
【0018】この構成によれば、少なくとも1つの復号
手段が並び替えを行った受信信号系列に対して復号を行
うため、復号後の信号に対して誤りが検出される頻度が
減少する。
【0019】本発明の通信端末装置は、前記いずれかの
受信装置を搭載する構成を採る。また、本発明の基地局
装置は、前記いずれかの受信装置を搭載する構成を採
る。
【0020】これらの構成によれば、通信端末装置や基
地局装置において誤り率を低下させることができ、ま
た、再送要求が発せられる頻度を低くすることができ
る。
【0021】本発明の受信方法は、同一の受信信号系列
に対してそれぞれ異なる方法で復号処理を行い、それぞ
れの方法で復号した信号系列に対して誤り検出を行うよ
うにした。
【0022】この方法によれば、1つの受信信号系列に
対して複数の方法で復号を行うため、復号後の信号に対
して誤りが検出される頻度が減少するので、誤り率を低
下させることができ、また、再送要求が発せられる頻度
を低くして伝送効率が低下してしまうことを防止するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、受信機が、1つ
の受信信号系列に対して複数の方法で復号を行うことで
ある。
【0024】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
受信装置と通信を行う送信装置の概略構成を示す要部ブ
ロック図である。また、図2は、本発明の実施の形態1
に係る受信装置の概略構成を示す要部ブロック図であ
る。
【0025】図1に示す送信装置において、符号化部1
01は、二値信号に対して所定の符号化処理を施す。変
調部102は、符号化された信号に対して所定の変調処
理を施す。送信RF部103は、変調後の信号系列に所
定の無線処理を施し、信号系列をアンテナ104を介し
て受信装置へ送信する。
【0026】一方、図2に示す受信装置において、受信
RF部202は、アンテナ201を介して受信された信
号系列に対して所定の無線処理を施す。復調部203
は、受信信号系列に対して所定の復調処理を施す。
【0027】復号部は、図示するように復号部204−
1〜nの複数個用意される。また、各復号部204−1
〜nは、1つの受信信号系列に対してそれぞれ異なる方
法により復号処理を施す。
【0028】誤り検出/合成部205は、各復号部20
4−1〜nで復号された信号系列に対してそれぞれ誤り
検出を行う。また、誤り検出/合成部205は、復号さ
れた複数の信号系列を合成したり、復号された複数の信
号系列のうちから特定の信号系列を選択したりする。
【0029】次いで、上記構成を有する受信装置の動作
について図3および図4を用いて説明する。図3は、本
発明の実施の形態1に係る受信装置の動作を説明するた
めのフロー図である。また、図4は、本発明の実施の形
態1に係る受信装置の別の動作を説明するためのフロー
図である。
【0030】まず、図3を用いて説明する。まず、ステ
ップ(以下「ST」と省略する)301では、1つの受
信信号系列が所定の単位毎に、各復号部204−1〜n
によって復号される。つまり、各復号部204−1〜n
は、同一の受信信号系列に対してそれぞれ異なる方法に
より復号処理を施す。それぞれ異なる方法により復号さ
れた信号系列は軟判定値とともに、誤り検出/合成部2
05へ出力される。
【0031】次いでST302では、それぞれ異なる方
法により復号された信号系列に対して、誤り検出/合成
部205によって誤り検出(例えば、CRC:Cyclic R
edundancy Check)が行われる。そして、復号部204
−1〜nから出力された信号系列すべてに誤りが検出さ
れた場合には、ST304において、誤り検出/合成部
205から送信装置へ再送要求が発せられる。
【0032】一方、ST303において、復号部204
−1〜nから出力された信号系列の1つまたは複数に誤
りが検出されない場合には、ST305において、誤り
検出/合成部205によって、信号系列の合成または選
択が行われる。そして、合成または選択された信号系列
が、ST306において、最終的な復号後の信号(すな
わち、図2に示す二値信号)として、誤り検出/合成部
205から出力される。具体的には、以下に挙げるよう
な方法により合成または選択が行われる。
【0033】方法1)誤りが検出されない信号系列が1
つである場合には、その誤りが検出されない信号系列を
選択して最終的な復号後の信号として出力する方法2)
誤りが検出されない複数の信号系列のうち尤度が最も大
きい信号系列を選択して最終的な復号後の信号として出
力する方法3)誤りが検出されない複数の信号系列のう
ち同じ信号系列が複数存在する場合には、同じ信号系列
となるものの数が最も多い1種類の信号系列を選択して
最終的な復号後の信号として出力する方法4)複数の信
号系列をそのまま合成した信号系列を最終的な復号後の
信号として出力する方法5)複数の信号系列を軟判定値
でそれぞれ重み付けした後に合成した信号系列を最終的
な復号後の信号として出力する
【0034】なお、図3に示す動作フローにおいては、
ST305で合成対象となる信号系列には、誤りが検出
された信号系列を含んでも含まなくてもよい。
【0035】また、図3に示す動作フローにおいては、
ST303においてすべての信号系列に誤りが検出され
た場合には、ST304において再送要求が発せられ
る。しかし、ST303において信号系列すべてに誤り
が検出された場合に、誤り検出/合成部205が、以下
に示すような動作をしてもよい。
【0036】動作1)各信号系列を所定の規則に基づい
て並び替えた後再度誤り検出を行い、その並び替えた信
号系列の1つまたは複数に誤りが検出されない場合に
は、誤りが検出されない信号系列のうち1つを最終的な
復号後の信号として出力し、その並び替えた信号系列す
べてに誤りが検出された場合には、再送要求を発する動
作2)複数の信号系列をそのまま合成した信号系列に対
して再度誤り検出を行い、合成した信号系列に誤りが検
出されない場合には、その合成した信号系列を最終的な
復号後の信号として出力し、合成した信号系列に誤りが
検出された場合には、再送要求を発する動作3)複数の
信号系列を軟判定値でそれぞれ重み付けした後に合成し
た信号系列に対して再度誤り検出を行い、合成した信号
系列に誤りが検出されない場合には、その合成した信号
系列を最終的な復号後の信号として出力し、合成した信
号系列に誤りが検出された場合には、再送要求を発する
【0037】次いで、図4を用いて、本実施の形態に係
る受信装置の別の動作について説明する。まず、ST4
01では、1つの受信信号系列が所定の単位毎に、各復
号部204−1〜nによって復号される。つまり、各復
号部204−1〜nは、同一の受信信号系列に対してそ
れぞれ異なる方法により復号処理を施す。それぞれ異な
る方法により復号された信号系列は軟判定値とともに、
誤り検出/合成部205へ出力される。
【0038】次いでST402では、それぞれ異なる方
法により復号された信号系列が、誤り検出/合成部20
5によって、上記方法4)または上記方法5)を用いて
合成される。
【0039】次いでST403では、合成後の信号系列
に対して、誤り検出/合成部205によって、誤り検出
(例えば、CRC:Cyclic Redundancy Check)が行わ
れる。そして、合成された信号系列に誤りが検出された
場合には、ST405において、誤り検出/合成部20
5から送信装置へ再送要求が発せられる。
【0040】一方、ST404において、合成された信
号に誤りが検出されない場合には、ST406におい
て、合成された信号系列が最終的な復号後の信号(すな
わち、図2に示す二値信号)として、誤り検出/合成部
205から出力される。
【0041】なお、本実施の形態に係る受信装置では、
ST304またはST405において再送要求を発する
構成とした。しかし、本実施の形態に係る受信装置で
は、ST303またはST404の条件に当てはまる場
合(すなわち「YES」の場合)に再送要求を発するこ
となく処理を終了する構成としてもよい。
【0042】このように、本実施の形態に係る受信装置
および受信方法によれば、1つの受信信号系列に対して
複数の方法で復号を行うため、復号後の信号に対して誤
りが検出される頻度が減少するので、誤り率を低下させ
ることができ、また、再送要求が発せられる頻度を低く
して伝送効率が低下してしまうことを防止することがで
きる。さらに、本実施の形態に係る受信装置および受信
方法によれば、復号された複数の信号系列の選択または
合成を行って最終的な復号後の信号とするので、復号後
の信号の信頼性を高めることができる。
【0043】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係る受信装置は、受信信号系列に対して同じ方法により
復号を行う系統を2つ有し、一方の系統では並び替えを
行った受信信号系列に対して復号を行うものである。
【0044】以下、本発明の実施の形態2に係る受信装
置について説明する。図5は、本発明の実施の形態2に
係る受信装置の概略構成を示す要部ブロック図である。
なお、実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付
し、詳しい説明は省略する。
【0045】図5に示す受信装置において、復号部50
1と復号部503とは、同じ方法により受信信号系列に
対して復号処理を行う。
【0046】LIFO(Last In First Out)部502
は、LIFO部502に入力された所定の単位の受信信
号系列を並び替える。すなわち、LIFO部502は、
LIFO部502に入力された所定の単位の受信信号系
列のうち、最後に入力された信号を最初に出力し、最初
に入力された信号を最後に出力するようにして、受信信
号系列を並び替える。
【0047】復号部503は、LIFO部502で並び
替えられた受信信号系列に対して復号処理を施す。LI
FO部504は、復号された信号系列を並び替える。す
なわち、LIFO部504は、復号された信号系列に対
してLIFO部502と同様の並び変えを行う。これに
より、復号後の信号系列の並び順は、復号前の受信信号
系列の並び順と同じになる。
【0048】なお、復号部501と復号部503とは同
じ方法により復号を行うが、復号部501で復号される
受信信号系列の並び順と、復号部503で復号される受
信信号系列の並び順とは相違するので、復号を行う系統
全体として見れば、復号部501が属する系統と復号部
503が属する系統とでは違う復号方法により復号が行
われる、といえる。
【0049】このように一方の系統において並び替えを
行った受信信号系列に対して復号を行うのは、並び替え
を行わない受信信号系列の復号結果と、並び替えを行っ
た受信信号系列の復号結果とが相違し、一方の復号結果
については誤りが検出される場合であっても、他方の復
号結果については誤りが検出されない場合があるからで
ある。
【0050】このように、本実施の形態に係る受信装置
および受信方法によれば、受信信号系列に対して同じ方
法により復号を行う系統を2つ有し、一方の系統では並
び替えを行った受信信号系列に対して復号を行うため、
復号後の信号に対して誤りが検出される頻度が減少する
ので、誤り率を低下させることができ、また、再送要求
が発せられる頻度を低くして伝送効率が低下してしまう
ことを防止することができる。
【0051】(実施の形態3)本発明の実施の形態3で
は、実施の形態2に係る受信装置の復号部が行う復号処
理の一例として、ビタビアルゴリズムを用いた復号処理
を示す。
【0052】以下、本発明の実施の形態3に係る受信装
置について説明する。図6は、本発明の実施の形態3に
係る受信装置と通信を行う送信装置の概略構成を示す要
部ブロック図である。また、図7は、本発明の実施の形
態3に係る受信装置の概略構成を示す要部ブロック図で
ある。なお、実施の形態1または実施の形態2と同一の
構成には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0053】図6に示す送信装置において、畳み込み符
号化部601は、二値信号に対して、畳み込み符号によ
り符号化処理を施す。
【0054】一方、図7に示す受信装置において、ビタ
ビ復号部701およびビタビ復号部702は、受信信号
系列に対して、ビタビアルゴリズムを用いた復号を行
う。なお、ビタビ復号部701およびビタビ復号部70
2は、全状態数を用いたビタビ復号を行ってもよく、状
態数を削減したビタビ復号を行ってもよい。
【0055】また、ビタビ復号部701とビタビ復号部
702とはともにビタビアルゴリズムを用いた復号を行
うが、ビタビ復号部701で復号される受信信号系列の
並び順と、ビタビ復号部702で復号される受信信号系
列の並び順とは相違するので、復号を行う系統全体とし
て見れば、ビタビ復号部701が属する系統とビタビ復
号部702が属する系統とでは違う復号方法により復号
が行われる、といえる。
【0056】なお、実施の形態1〜3に係る受信装置
を、通信端末装置や基地局装置に適用することが可能で
ある。適用した場合、通信端末装置や基地局装置におい
て誤り率を低下させることができ、また、再送要求が発
せられる頻度を低くすることができる。
【0057】また、実施の形態1〜3では、本発明を無
線通信システムで使用される受信装置に適用する場合に
ついて説明したが、本発明を有線の通信システムで使用
される受信装置に適用することも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誤り率を低下させることができ、また、再送要求を発す
る頻度を低くして伝送効率が低下してしまうことを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る受信装置と通信を
行う送信装置の概略構成を示す要部ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る受信装置の概略構
成を示す要部ブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係る受信装置の動作を
説明するためのフロー図
【図4】本発明の実施の形態1に係る受信装置の別の動
作を説明するためのフロー図
【図5】本発明の実施の形態2に係る受信装置の概略構
成を示す要部ブロック図
【図6】本発明の実施の形態3に係る受信装置と通信を
行う送信装置の概略構成を示す要部ブロック図
【図7】本発明の実施の形態3に係る受信装置の概略構
成を示す要部ブロック図
【符号の説明】
204−1〜n 復号部 205 誤り検出/合成部 501 復号部 502 LIFO部 503 復号部 504 LIFO部 701 ビタビ復号部 702 ビタビ復号部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上 豊樹 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J065 AB01 AC02 AD04 AD10 AE06 AF01 AG05 AH09 AH23 5K014 AA01 BA06 BA11 EA01 FA11 FA16

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の受信信号系列に対してそれぞれ異
    なる方法で復号処理を行う複数の復号手段と、それぞれ
    の方法で復号された信号系列に対して誤り検出を行う検
    出手段と、を具備することを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 検出手段は、いずれかの信号系列に誤り
    が検出されない場合には、前記いずれかの信号系列のう
    ち特定の1つの信号系列を選択して最終的な復号信号と
    することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 検出手段は、誤りが検出されない信号系
    列が1つである場合には、その誤りが検出されない信号
    系列を選択することを特徴とする請求項2記載の受信装
    置。
  4. 【請求項4】 検出手段は、誤りが検出されない信号系
    列が複数存在する場合には、前記信号系列のうち尤度が
    最も大きい信号系列を選択することを特徴とする請求項
    2記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 検出手段は、誤りが検出されない信号系
    列が複数存在し、かつ、前記信号系列のうち同じ信号系
    列が複数存在する場合には、同じ信号系列となるものの
    数が最も多い1種類の信号系列を選択することを特徴と
    する請求項2記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 検出手段は、複数の信号系列に誤りが検
    出されない場合には、誤り検出を行った信号系列を複数
    合成した信号系列を最終的な復号信号とすることを特徴
    とする請求項1記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 検出手段は、複数の信号系列を合成した
    後に、その合成した信号系列に対して誤り検出を行い、
    誤りが検出されない場合には、前記合成した信号系列を
    最終的な復号信号とすることを特徴とする請求項1記載
    の受信装置。
  8. 【請求項8】 検出手段は、すべての信号系列に誤りが
    検出された場合に、各信号系列を所定の規則に基づいて
    並び替えた後、その並び替えた信号系列に対して再度誤
    り検出を行い、前記並び替えた信号系列のいずれかに誤
    りが検出されない場合には、誤りが検出されない前記並
    び替えた信号系列のうち1つを選択して最終的な復号信
    号とすることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  9. 【請求項9】 検出手段は、すべての信号系列に誤りが
    検出された場合に、複数の信号系列を合成した信号系列
    に対して再度誤り検出を行い、誤りが検出されない場合
    には、前記合成した信号系列を最終的な復号信号とする
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  10. 【請求項10】 検出手段は、複数の信号系列を軟判定
    値でそれぞれ重み付けした後に合成することを特徴とす
    る請求項6、請求項7または請求項9記載の受信装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの復号手段が、受信信
    号系列を所定の規則に基づいて並び替えた信号系列に対
    して復号処理を行うことを特徴とする請求項1から請求
    項10のいずれかに記載の受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の受信装置を搭載することを特徴とする通信端末装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の受信装置を搭載することを特徴とする基地局装
    置。
  14. 【請求項14】 同一の受信信号系列に対してそれぞれ
    異なる方法で復号処理を行い、それぞれの方法で復号し
    た信号系列に対して誤り検出を行うことを特徴とする受
    信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006033157A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Fujitsu Ltd 無線通信装置及び移動局
JP2012016022A (ja) * 2005-05-10 2012-01-19 Qualcomm Inc ソフト・ビット判定を使用してspsデータのdpsk復調を改善する

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