JP3566651B2 - 信号の符号化 - Google Patents
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Description
本発明は信号の符号化に関し、必ずというわけではないが、特に、音声信号のデジタル符号化に関する。
【0002】
現代のセルラー無線電話システムでは、サンプルされ、デジタル化された音声信号は、エアインターフェースを介する送信に先行して符号化され、送信信号によって占められるチャネル帯域幅が小さくなる。例えば、欧州通信標準化機構( ETSI) が規定する移動通信用広域システム( GSM) フェーズ1を考えると、音声信号は分割されて20msの時間フレームとなり、各フレームはレギュラーパルス励振−長期予測( RPE−LTP) アルゴリズムを用いて符号化され、長期および短期の冗長性が信号から取り除かれる。この符号化処理の結果各20msフレームに対して1セットの260ビットが生じる。
【0003】
受信装置が、符号化された信号の中へ伝送中に入り込んだエラーを識別し、できるかぎりそれらを訂正可能であることが望ましい。これは、例えば誤り訂正符号化によって可能となる。しかし、誤り訂正符号化によって冗長な情報が送信信号の中に入り込み、それによって信号帯域幅が大きくなる。信号帯域幅の大幅な増大を防止するために、GSMフェーズ1システムでは、符号化フレームのうちの主観的(subjectively)最上位182ビットに対してのみ誤り訂正符号化を行い、残りの78ビットについては保護しないままに放置する。特に、GSMでは、最上位182ビット( CRCによって保護される50ビット含む) に対する1/ 2レート畳み込み符号化に加えて、最上位50ビットに対して3ビット巡回冗長検査( CRC) が用いられる。CRCおよび畳み込み符号化によって、フレーム当たりのビット数が260から456へ増加する( この456ビット単位を「チャネル符号化フレーム」あるいは単に「符号語(codeword)」と呼ぶことが多い) 。
【0004】
GSMでは、符号語は一連の無線バーストによって送信され、「周波数ホッピング(frequency hopping) 」を利用して、前のバーストの搬送周波数と次のバーストの搬送周波数に対してバーストの搬送周波数がシフトされる。この周波数ホッピングの利用によって、与えられた搬送周波数のデータを妨害するいわゆる「バースト・エラー」の影響が軽減される傾向がある。無線バースト中に符号語のビットをインタリーブすることにより、符号語全体にバースト・エラーの影響をより均等に拡散することも可能である。これを行うことによりバースト・エラーを訂正する畳み込み符号化の能力が増加する傾向がある。インタリーブの一般的概念を図1に示す。この図で456ビットの符号語が4つの連続無線バーストでインタリーブされ、各バーストには114の情報ビットが含まれる( 典型的には1つのバーストには他のデータビットも含まれるが、明瞭にするためにこれらのデータビットは図1から省かれている) 。
【0005】
ビットの保護の有無にかかわらず、GSMでは符号語のビットがインタリーブされる。例えば、15の非保護ビットのストリームが後続する25の保護ビットA0〜A24のストリームから成る40ビット符号語という単純化されたケースについて考察する。これらの非保護ビットは3つのマルチビット符号化パラメータX0 〜X4 、Y0 〜Y6 、Z0 〜Z2 から成る。これらの40ビットは図2に示されているような4つの10ビット無線バーストにインタリーブされる。既に説明したように、連続バーストは異なる搬送周波数で送信される。
【0006】
図2の無線バーストのなかの1つがバースト・エラーによって完全に損なわれ、その他の3つのバーストはエラーから免れた場合について考察する。どのバーストが損なわれたかにかかわらず、XとYパラメータのなかの1つが損なわれ( 1. 0エラー確率) 、一方、Zパラメータが損なわれる確率は0. 75である。GSMフェーズ2( 拡張フルレート音声コーデック:GSM06. 60を使用) では、典型的にはパラメータX、Y、Zによって励振ベクトル中のそれぞれのパルス位置が規定される。したがって、たとえたった1つのパラメータビットがエラーになっても、パラメータが伝える情報のすべてが失われる。このため、高い確率で、単一のバースト・エラーによって励振ベクトルの実際の損失が生じる結果となる。
【0007】
すでに述べたように、図2はインタリーブの単純化された例を示すものにすぎない。GSMで用いられるチャネル符号化とインタリーブ処理についてのより詳細な記述はMoulyおよびPautet、1992年、ISBN:2− 9507190− 0− 7による「移動通信用GSMシステム」に記載されている。ETSI勧告GSM05. 03,1997年11月に、GSMフェーズ2+に対して提案されたチャネル符号化およびインタリーブ処理の詳細が記載されている。このGSM勧告( 章3. 1. 3,表1) で、符号語ビットが、図1と2に示されている縦の列の代わりに、バースト構造の中へ対角線上に挿入されるという点に特に留意のこと。
【0008】
前記パラグラフで述べた従来のインタリーブ処理の欠点を解決すること、あるいは少なくとも和らげることが本発明の目的である。特に、非保護マルチビット・パラメータをバースト・エラーに対してより耐性のある(robust)方法で、符号語ビットのインタリーブを提供することが本発明の目的である。
【0009】
これらの目的およびその他の目的は、ビット毎の方法ではなく、パラメータ毎の方法によって非保護ビットをインタリーブすることにより達成される。
【0010】
本発明の第1の態様によれば、複数の無線バーストを用いて、送信チャネルで符号語を送信する方法が提供され、その符号語は保護ビットからなる第1の順序付けられたシーケンスと非保護ビットからなる第2の順序付けられたシーケンスとを有する。また、それらの無線バーストは、1セットの時系列順のビット位置をまとめて提供し、その方法は、
無線バースト中の第1および第2のセットのビット位置を規定するステップと、
隣接する保護ビットが異なる無線バーストに割り当てられるように、ビット位置の前記第1のセットに前記第1のシーケンスの連続ビットを無線バーストに関して循環的に割り当てるステップと、
ビット位置の前記第2のセットに前記第2のシーケンスの連続ビットをビット位置の時系列順に割り当てるステップと、
割り当てられたビットを有する無線バーストを送信するステップとを有する。
【0011】
本発明の実施例は、無線バーストの間に符号語の保護ビットのインタリーブを与えて、これらのビットが保護される符号化処理がバースト・エラーのような伝送エラーに対して耐性があるようにするものである。また、これらの実施例は、非保護パラメータをつくり、パラメータ・ビットの近似的グループ分けを行って単一のまたは限られた数の無線バーストとし、それによって単一バースト・エラーにより影響を受けるパラメータの数を最少化するものである。
【0012】
符号語は、前記第1のシーケンスの保護ビットと共に無線バーストに対して前記循環的方法で割り当てられる追加の非保護ビットを有してもよい。この非保護ビットの追加は、例えば、符号化パラメータがいくつかの符号語ビットから成る場合に好適となる場合がある。なぜならこれらの符号語ビットのほんの1つでも非保護である場合には前記第2のシーケンス中にその非保護ビットを含むことにより得られる利点は存在しなくなるからである。
【0013】
好適には、前記複数の無線バーストがシーケンシャルに、かつ、異なる周波数帯域で送信されることが望ましい。無線バーストには、符号語から割り当てられたデータ・ビット以外のデータ・ビットが追加して含まれていてもよい。
【0014】
好適には、符号語はオーディオ信号の時間フレームに対応する符号化データを有することが望ましい。さらに好適には、このオーディオ信号は音声信号であることが望ましい。本発明の方法は、伝送チャネルがセルラーシステムの移動通信装置と基地送受信局との間のエアインターフェースであるセルラー無線電話システムに対して特に適用可能である。
【0015】
好適には、前記第2の順序付けられたシーケンスが複数のマルチビット符号化パラメータを有し、与えられたパラメータのビットがシーケンス中の隣接位置を占めることが望ましい。
【0016】
好適には、ビットの前記第1の順序付けられたシーケンスが畳み込み符号化によって保護されることが望ましい。さらにその第1のシーケンスは巡回冗長検査符号によって保護されてもよい。
【0017】
本発明の実施例は、前記複数の無線バーストを用いて少なくとも2つの符号語を送信するように構成されてもよい。この方法は無線バーストのビット位置に符号語のビットをインタリーブする段階を有する。例えば、第1の符号語に対して、無線バーストの偶数番号のビット位置によってビット位置の前記第1および第2のセットが与えられ、一方、第2の符号語に対しては、ビット位置の前記第1および第2のセットが奇数番号のビット位置によって与えられてもよい。無線バーストは受信装置によって用いられるトレーニング・シーケンスまたは同期シーケンスを構成するような追加データ・ビットを有してもよい。
【0018】
本発明の第2の態様によれば、複数の無線バーストを用いて送信チャネルで符号語を送信する装置が提供される。その符号語は保護ビットの第1の順序づけられたシーケンスと、非保護ビットの第2の順序づけられたシーケンスとを有し、無線バーストは時系列順のビット位置のセットをまとめて提供し、その装置は、
符号語を受信する入力部と、
無線バーストにおける第1および第2のセットのビット位置を規定するためのメモリと、
隣接する保護ビットが異なる無線バーストに割り当てられるように、前記第1のシーケンスの連続ビットを前記第1のセットのビット位置に無線バーストに関して循環的方法で割り当て、次いで、前記第2のセットのビット位置に前記第2のシーケンスの連続ビットをビット位置の時系列順に割り当てるための信号処理手段と、
割り当てられたビットを含む無線バーストを送信するための送信装置とを有する。
【0019】
好適には、本発明の装置はオーディオ信号の時間フレームを符号化してそれぞれの符号語に変え、前記入力部へその符号語を出力する音声符号器を有することが望ましい。
【0020】
本発明の第3の態様によれば、前記本発明の第2の態様による装置を有する移動通信装置が提供される。
【0021】
本発明の第4の態様によれば、セルラー無線電話ネットワークの基地局コントローラが提供され、その基地局コントローラは前記本発明の第2の態様に準拠する装置を有する。
【0022】
本発明をよりよく理解するために、また、同発明の実現方法を示すために、例を挙げて添付図面を参照する。
【0023】
図1と2は、前述したセルラー無線電話コーデックで使用される従来型のビット・インタリーブ処理を示す。図3は、この処理の実現に使用できるような音声コーデックを概略的に示す。サンプルされ、デジタル化された音声信号が音声符号器1の入力部へ与えられる。現在のGSMフェーズ1システムでは、この符号器によって、レギュラーパルス励振−長期予測( RPE−LTP) アルゴリズムが実現される。このアルゴリズムによって符号器1の出力部において音声信号の各20msフレームに対して1セットの260ビットが生成される。
【0024】
これらの260ビットの正確な性質については本明細書では詳細に説明しない。これらのビットを用いて近似的に音声信号の対応するフレームを再構成できると言うだけで十分である( 詳細についてはGSM規格と勧告を参照のこと) 。しかし、260ビットのそれぞれのサブセットによってある一定のマルチビット符号化パラメーが規定されることがここでは当面の問題に関係している。また、この260ビットをあらかじめ決められた主観的なリスニング・テストに従って重要度の順序にランク付けを行うことも関係している。したがって、再構成されたフレームに対してほとんど影響のないビットに高いインデックス(index)が与えられ、一方、再構成されたフレームに対して著しい影響を持つビットに低いインデックスが与えられる。分類器2によって、符号器1の出力から主観的最上位182ビット( クラスI) が選択され、巡回冗長検査( CRC) ユニット3へこれらのビットが与えられる。このユニット3によって主観的最上位50ビットから3ビットCRC符号が生成される。次いで、これらのクラスIビットは3ビットCRC符号と共に畳み込み符号器4へ与えられ、その符号器4によってクラスIビットの各々について、畳み込み符号化用4テール(tail)ビットの各々について、および、CRC3ビットの各々について2ビットが生成される。したがって、音声信号の各フレームについて畳み込み符号器4の出力は378ビットから成る。次いで、これらのビットは、分類器2によって出力された残りの主観的最下位78ビット( クラスII) とマルチプレクサ5において合成され、入力音声信号の各20msフレームに対して456ビット符号語が与えられる。符号語は無線周波数送信機5bに与えられる。
【0025】
マルチプレクサ5は、各符号語のビットをインタリーブして4つの無線バーストになるように構成される。従来のインタリーブ・パターンは図1に示されている( また図2に例示されている) 。しかし、この従来のパターンはいくつかの無線バーストにわたって符号化パラメータの非保護ビットを拡散し、パラメータがバースト・エラーによって影響を受ける確率が大きくなる傾向がある。既に説明したように、パラメータが無駄になるにはパラメータの単一のビット損失が生じさえすれば十分である場合が多い。
【0026】
したがって、図4に示されるようなインタリーブ・パターンが代わりに用いられる。図2の場合と同じように、図4でも、25の保護ビットA0〜A24と、3つの符号化パラメータ、X0 〜X24、Y0 〜Y6 、およびZ0 〜Z2 から成る15の非保護ビットの単純化された例が用いられる。25の保護ビットが従来の方法で4つの10ビット無線バーストに循環的に割り当てられる。しかし、この割り当てが完了したとき、非保護ビットが無線バーストの残りのビット位置の時系列順にパラメータ毎に割り当てられる、すなわち、第1のパラメータZのビットが無線バースト1のビット位置7、8、9に順次割り当てられ、次いで、パラメータXのビットがバースト2のビット位置6〜9とバースト3のビット位置6に順次割り当てられ、最後にパラメータYのビットがバースト3のビット位置8と9とバースト4のビット位置6〜9に順次割り当てられる。保護ビットと非保護ビットの無線バースト位置へのマッピングは、2つの無線バースト・ビット位置のそれぞれのセットを規定するプロセッサ/ メモリ5aの制御の下でマルチプレクサ5により行われる。
【0027】
この割り当て処理は、1つまたはせいぜい2つの無線バーストに与えられたパラメータのビットを集中させる。単一バースト・エラーが4つの無線バーストの中の1つを破壊する状況を考えると、パラメータZでエラーが発生する確率は0. 25、パラメータXでエラーが発生する確率は0. 5であり、パラメータYでエラーが発生する確率も0. 5である。これは図2のビット割り当てから結果として生じるエラー確率よりも著しい改善を示すものである。
【0028】
より複雑な456ビット符号語の例へ戻ると、図5に、図3の符号器で符号化された信号を復号化し、さらに図4に例示したビット割り当て処理を利用するに適した復号器が概略的に示されている。インタリーブされた符号語ビットを含む4つの無線バーストがデマルチプレクサ6によって受信される。デマルチプレクサ6はインタリーブされたシーケンスを並べ替えて、保護クラスIビットを含む第1のシーケンス7および非保護クラスIIビットを含む第2のシーケンス8とする。クラスIビットのシーケンスは畳み込み復号器9に与えられ、次いで、CRCユニット10へ与えられ、そこで、CRC3ビットを用いて最上位50ビット中のエラー・チェックが行われる。次いで、マルチプレクサ11を用いて( エラー訂正された) クラスIビットとクラスIIビットとが合成され、各フレームについて、音声復号器12で復号化される260ビット符号化フレームが生成される。CRCユニット10によって受信符号語の最上位50ビット中にエラーが検出された場合には、受信フレームデータはユニット10によって廃棄される。例えば、少なくとも1つあるいはそれ以前のフレームに基づいて、フレーム置換ユニット13により生成された代替フレームが導入される場合もある。
【0029】
GSMでは、インタリーブ処理は前述の単純化された例よりもさらに複雑である。特に、4つの連続する無線バーストで単一符号語を送信する代わり、8つの連続する無線バーストでインタリーブされた、2つの連続する符号語が同時に送信される。例えば、1つの符号語が奇数ビットの8つの無線バーストに割り当てられ、他の符号語は偶数ビットに割り当てられる。これは2つの符号語BとCについて図6に示されている。奇数ビット位置のなかで、第1のセットの位置は符号語Bの保護ビットを搬送するために規定され、第2のセットは符号語Bの非保護ビットを搬送するために規定される。次いで、保護ビットは、バースト構造にわたってビット毎にかつ対角線上に割り当てられ( GSM05. 03,章3. 1. 3,表1参照) 、非保護ビットは前述のようにパラメータ毎に割り当てられる。同様の処理が符号語Cと無線バーストの偶数ビット位置について実行される。
【0030】
以下の表1(その1、その2)は、第1列にGSMフェーズ1フルレートコーデック用非保護( クラスII) ビットを表にするものである。表1の第2列はGSM規格05. 03で規定されているこれらのビットの従来のバースト・マッピング( 0〜7) を示す。第3列は、前述のパラメータ毎のビット割り当て処理による修正されたバースト・マッピングを示し、05. 03マッピングに対する変化が下線付きで示されている。太線で囲まれた部分のパラメータ・ビットは2つまたはそれ以上の非保護ビットを持つパラメータに属するビットであって、パラメータ毎の割り当てはバースト・エラーの性能の改善を達成する対象ビットである。
【0031】
本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更を前記実施例に対して行うことができることを当業者は理解するであろう。特に、現在のGSMフェーズ1規格の改訂版に対して本発明を好適に適用することができる。例えば、GSMフェーズ2+では、拡張フルレート( EFR) 音声コーデック( GSM06. 60) が用いられ、音声フレーム用符号語( 可変長の) には代数的に規定された励振ベクトルが含まれる。この場合、非保護ビット( パラメータ毎に割り当てられた) は励振ベクトル中のパルスの位置を規定するビットから成る傾向がある。UMTSのような第3世代システムを含むGSMシステム以外の無線電話システムにおいて、一連の無線バースト中の非保護符号語ビットのパラメータ毎の割り振りを適用することができる。
【表1】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はセルラー無線電話システムのためのビット・インタリーブ処理を示す。
【図2】図2は符号語の保護ビットおよび非保護ビットの割り当てを示す単純化された例についてビット・インタリーブ処理を示す。
【図3】図3は音声符号化システムを概略的に示す。
【図4】図4は図2の単純化された例について修正されたビット割り当て処理を示す。
【図5】図5は音声復号化システムを概略的に示す。
【図6】図6は符号化された音声信号の2つの連続フレームに対応する2つの符号語のビットのインタリーブを示す。
Claims (11)
- 複数の無線バーストを用いて、伝送チャネルで符号語を送信する方法であって、前記符号語が保護ビットの第1の順序付けられたシーケンスと非保護ビットの第2の順序付けられたシーケンスとを有し、前記無線バーストが1セットの時系列順のビット位置をまとめて提供するように成される方法において、
前記無線バースト中の第1および第2のセットのビット位置を規定するステップと、
隣接する保護ビットが異なる無線バーストに割り当てられるように、ビット位置の前記第1のセットに前記第1のシーケンスの連続ビットを前記無線バーストに関して循環的に割り当てるステップと、
ビット位置の前記第2のセットに前記第2のシーケンスの連続ビットをそれらビット位置の時系列順に割り当てるステップと、
前記割り当てられたビットを含む無線バーストを送信するステップとを有する方法。 - 異なる周波数帯域でシーケンシャルに前記複数の無線バーストを送信する請求項1に記載の方法。
- 前記符号語が、オーディオ信号の時間フレームに対応する符号化されたデータを有する請求項1または2に記載の方法。
- 前記第2の順序付けられたシーケンスが複数のマルチビット符号化パラメータを有し、与えられたパラメータのビットが前記シーケンスにおいて隣接位置を占め、それらのビットが同じ無線バーストに割り当てられるようになされる請求項3に記載の方法。
- 前記第1の順序付けられたビット・シーケンスが畳み込み符号化によって保護される請求項3または4に記載の方法。
- 前記複数の無線バーストを用いて少なくとも2つの符号語を送信するステップを有する方法において、前記無線バーストのビット位置で前記符号語のビットをインタリーブするステップを有する請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 第1の符号語に対して、ビット位置の前記第1および第2のセットが無線バーストの偶数番号のビット位置によって提供され、第2の符号語に対して、ビット位置の前記第1および第2のセットが奇数番号のビット位置によって提供される請求項6に記載の方法。
- 複数の無線バーストを用いて送信チャネルで符号語を送信するための装置であって、前記符号語が保護ビットの第1の順序づけられたシーケンスと、非保護ビットの第2の順序づけられたシーケンスとを有し、前記無線バーストが時系列順のビット位置のセットをまとめて提供するようになされる装置において、
符号語を受信する入力部と、
前記無線バーストにおける第1および第2のセットのビット位置を規定するためのメモリ( 5a) と、
隣接する保護ビットが異なる無線バーストに割り当てられるように、前記第1のシーケンスの連続ビットを前記第1のセットのビット位置に無線バーストに関して循環的に割り当て、次いで、前記第2のセットのビット位置に前記第2のシーケンスの連続ビットをビット位置の時系列順に割り当てるための信号処理手段( 5) と、
前記割り当てられたビットを含む無線バーストを送信するための送信装置( 5b) とを有する装置。 - オーディオ信号の時間フレームを符号化してそれぞれの符号語とするための、また、前記符号語を前記入力部へ提供するための音声符号器( 1) を有する請求項8に記載の装置。
- 請求項8または9に記載の装置を有する移動通信装置。
- 請求項8または9に記載の装置を有するセルラー無線電話ネットワークの基地局コントローラ。
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