JP2001332879A - 機器収納用ラック - Google Patents

機器収納用ラック

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JP2001332879A
JP2001332879A JP2000148697A JP2000148697A JP2001332879A JP 2001332879 A JP2001332879 A JP 2001332879A JP 2000148697 A JP2000148697 A JP 2000148697A JP 2000148697 A JP2000148697 A JP 2000148697A JP 2001332879 A JP2001332879 A JP 2001332879A
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JP
Japan
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opening
closing
locking
fan
rack
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000148697A
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English (en)
Inventor
Shuji Osada
周治 長田
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却ファン用開口部の閉塞に、開口部に応じ
て作成した閉塞板を使用する必要がなく、また、閉塞す
る際にねじ等の固定具を使用する必要のない機器収納用
ボックスを提供する。 【解決手段】 開口部4を閉塞する閉塞具1を樹脂によ
り形成し、開口部4に係合する閉塞具底面に開口部4と
同一形状で円筒形状のガイド環5を設けて位置合わせ操
作を容易とした。そして、ガイド環5内に異なる厚みの
開口部4に対して確実な係止が可能な3種類の爪部7
a,7b,7cを有する係止部6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器を収納する箱
状のラックに関し、特に冷却ファンを設置可能に形成し
た機器収納用ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷却ファンを設置可能な箱状の機
器収納用ラックは、図4に示すように、天板11にファ
ン設置用の開口部12aを設けたり、図5に示すように
背板13に開口部12bを形成し、ファンを設置しない
状態では閉塞板14,15で閉塞していた。図4の場
合、開口部12aはファンを3個連結したファンユニッ
ト16を装着可能に長方形形状に形成され、ファンを設
置しない状態では開口部12aと同一形状で形成した板
状の閉塞板14をその開口部12aに配置し、開口部内
に突設したファンねじ止め用の突設面18に閉塞板14
に設けたスタッドボルトによりねじ止め固定していた。
また、図5では、背板19に1個のファン設置用の円形
の開口部12bを設けた場合を示している。そして、フ
ァンを設けない場合は閉塞板15として開口部12bよ
り一回り大きな略四角形の金属板を背板19の内側から
あてがい、ファン固定用のねじ挿通孔20を使用し、ね
じ止め固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図4の構
成にあっては、開口部を閉塞するには、開口部12aと
同一形状の閉塞板14が必要であるし、閉塞板14には
スタッドボルトが設けられるため高価なものとなってい
たし、天板11にねじ止めする作業が面倒であった。ま
た、図5の構成にあっては、閉塞板15は開口部と同一
形状とする必要はないが、鉄板加工後に塗装する工程が
必要であったり、ねじ孔を形成しなければならない。ま
た、背面の内側に閉塞板15を配置して、対向する背面
表側からねじ止めするため作業が繁雑であった。
【0004】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、冷却
ファン用開口部の閉塞に、開口部に応じて作成した閉塞
板を使用する必要がなく、また、閉塞する際にねじ等の
固定具を使用する必要のない機器収納用ボックスを提供
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明に係る機器収納用ラックは、冷却フ
ァン取付用開口部を有し、該開口部を閉塞具により閉塞
した機器収納用ラックであって、前記閉塞具は、樹脂で
形成され、開口部を閉塞する際に開口部への装着を案内
するガイド片と、開口部に係止させる係止部とを有し、
ラック外側から該閉塞具を開口部へ装着し、係止部を係
止させて開口部を閉塞して成ることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、係止部が、異なる開口部厚みに対して係止可能な複
数種類の係止爪部を有するよう構成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係る機器収納用ラックの1例を示すラック天板部の斜
視図であり、図2は図1に示す閉塞具の拡大図を示し、
(a)は装着時内側となる底面方向の斜視図、(b)は
反対側外面方向の斜視図、(c)は係止部の拡大正面図
である。
【0008】図1では、側板や前面の扉は省略し、天板
2と4隅の支柱3のみ示している。図示するように、天
板2にはファンを設置するための円形の開口部4が3箇
所形成され、最大3個のファンを設置可能としている。
1はその開口部4を閉塞する閉塞具であり、樹脂成形に
より略四角形の板状に形成され、図2に示すように内側
となる底面に、閉塞する開口部4と略同一径の円筒形状
のガイド環5が形成され、そのガイド環5には開口部4
に挿入した際に開口部4の縁に係止する係止部6が等間
隔に4箇所形成されている。
【0009】係止部6は、ガイド環5に略E字状の切り
込み5aを設けて、その内部に形成され、ガイド環5の
端部から閉塞具底面方向にテーパ部を有して側方に突出
形成された2個の係止片6a,6bを1組として形成さ
れている。そして、図2(c)に示すように異なる開口
部4の厚みに対して係止可能に形成され、左側形成片6
a先端の爪部7aの位置、及び右側爪部6bの先端に形
成された2段の爪部7b,7cの位置はそれぞれずらし
て形成してあり、例えば左側の係止片6aの爪部7aは
厚さ1.6mmに対応し、右側の係止片6bの爪部7
b,7cは、1.2mmの厚みと2.3mmの厚みに係
止するよう形成されている。また、底面の一方の対角線
位置端部には半球状のボス8が形成され、ファンをねじ
止め固定用にボックス側に形成した孔9にボス8を係合
させて開口部4を閉塞した際に閉塞具1の回転を禁止す
るためのものである。
【0010】閉塞具1をこのように形成することで、開
口部4への装着操作はガイド片であるガイド環5を開口
部4へ挿入すればよい。ガイド環5の挿入操作をするこ
とで、閉塞具1は開口部4に係止されるので装着操作を
容易に行うことができる。そして、開口部の厚みが異な
っても3種類の爪部7a,7b,7cにより確実に係止
させることができるため、ねじ止め等の固定操作をする
必要がない。また、ボス8がボックス側の孔9に係合す
るので回転移動することもない。また、全体を樹脂によ
り形成し、係止部周囲に切り込み5aを設けると共に、
係止部にテーパ部を設けることで、係止部6及びその周
囲に適度な弾性を持たせることができ、スムーズな挿入
操作及び係止動作をさせることができるし、塗装する必
要もない。尚、閉塞具を取り外す場合は、ラック内側か
ら押圧して係止を解除させれば良い。
【0011】このように、開口部をねじを使わず容易に
閉塞可能な機器収納用ラックとすることができる。ま
た、複数のファンを設ける場合であっても、ファン毎に
独立した開口部を設けることで、ラックの天板,背板に
拘わらず1種類の閉塞具で対応させることができ、閉塞
具の種類を削減することができる。
【0012】図3は本発明の他の例を示し、背板10に
設けた開口部4を閉塞具1で閉塞する様子を示してい
る。このように、ファン1個の場合でも同一の閉塞具で
対応させることができ、容易に閉塞操作することができ
る。尚、ガイド片は円筒状に形成したガイド環とした
が、連続した円筒状に形成する必要はなく、分離して等
間隔に3箇所設けるだけでも良い。また、係止部は3種
類の厚みに対応するよう2個の係止片の組みで形成して
いるが、更に係止片を増やして多くの厚みに対応させる
こともできるし、1個で構成しても良い。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、冷却ファン設置用開口部の閉塞をねじ等の固定
具を使用することなく容易に行うことができる。また、
樹脂で形成することで、塗装する必要もないし、複数の
ファンを設置可能とする場合には、ファン毎に独立した
開口部を設けることで、ラックの天板,背板に拘わらず
1種類の閉塞具で対応させることができ、閉塞具の種類
を削減することができる。
【0014】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、開口部の厚みが異なっても、確実に閉塞具を
係止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す機器収納用ラ
ックの要部拡大図であり、天板部の斜視図を示してい
る。
【図2】図1のファン用開口部を閉塞する閉塞具の斜視
図であり、(a)は装着時内側となる底面方向の斜視
図、(b)は反対側外面方向の斜視図、(c)は係止部
の拡大正面図を示している。
【図3】本発明の他の形態を示し、機器収納用ボックス
の背板に開口部を設けた例を示している。
【図4】従来の機器収納用ボックスの要部斜視図であ
り、天板にファン取付用開口部を設けた様子を示してい
る。
【図5】従来の機器収納用ボックスの他の例を示し、背
板にファン取付用開口部を設けた様子を示している。
【符号の説明】
1・・閉塞具、2・・天板、4・・開口部、5・・ガイ
ド環(ガイド片)、5a・・切り込み、6・・係止部、
6a,6b・・係止片、7a,7b,7c・・爪部、8
・・ボス、10・・背板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却ファン取付用開口部を有し、該開口
    部を閉塞具により閉塞した機器収納用ラックであって、
    前記閉塞具は、樹脂で形成され、開口部を閉塞する際に
    開口部への装着を案内するガイド片と、開口部に係止さ
    せる係止部とを有し、ラック外側から該閉塞具を開口部
    へ装着し、係止部を係止させて開口部を閉塞して成るこ
    とを特徴とする機器収納用ラック。
  2. 【請求項2】 係止部が、異なる開口部厚みに対して係
    止可能な複数種類の係止爪部を有する請求項1記載の機
    器収納用ラック。
JP2000148697A 2000-05-19 2000-05-19 機器収納用ラック Pending JP2001332879A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009206249A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Mitsubishi Motors Corp 電気機器用ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009206249A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Mitsubishi Motors Corp 電気機器用ケース

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