JP2001331809A - 配色支援装置および配色支援方法 - Google Patents
配色支援装置および配色支援方法Info
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Abstract
同時に揃えた複数の色を各要素に割り当てる色変更処理
を実行する配色装置および方法を提供する。 【解決手段】 すでに配色された複数の要素中の1つを
指定し、指定要素の属性として設定された色情報の色相
(H)、明度(V)、彩度(C)の表色系情報を取得
し、表色系の少なくとも1つの変数を固定し、他の要素
の複数の色を生成する。指定された色が(Ha,Va,
Ca)の色情報を有し、色相Hを固定する配色処理の場
合、他の要素の色を(Ha,Vb,Cb)、(Ha,V
c,Cc)…(Ha,Vn,Cn)として設定する。こ
の配色処理構成により、カラー配色に熟練していないユ
ーザであっても視覚的効果の高い配色処理が可能とな
る。
Description
ュータ、デスクトップ・パブリッシング(DTP:De
sk Top Publishing)、ワードプロセ
ッサ、Webドキュメント作成ツールなどの文書作成編
集装置や、複写機、Fax上などで文書を編集する文書
編集装置における支援ツールに関するものであり、特
に、電子的なカラー資料の作成に適した配色支援装置お
よび配色支援方法に関する。
sk Top Publishing)、ワードプロセ
ッサ、Webドキュメント作成ツールなどの文書作成編
集装置において、カラーの資料を作成するツール、すな
わち配色支援ツールが使用される。
てカラー資料の作成を行なう配色支援の一般的構成を示
す。ディスプレイには、図形、文字等、ユーザが任意の
データを入力可能な編集領域101と、その編集領域1
01に対して特定の図形を選択して貼り付けたりする場
合の図形選択領域102、特定の色を割り付けるための
カラーパレット領域103が表示される。
ウス105を操作することにより、ディスプレイ上の編
集領域101に任意の形状を図形選択領域102から選
択して貼り付け、さらに任意のカラーをカラーパレット
領域103から選択して編集領域の特定図形に任意のカ
ラーを割り当てて着色をすることができる。
能が充実し、文書の配色やレイアウトなどのデザインに
対しても詳細な指示や高度な処理が可能になってきてい
る。簡易製版システムなどのカラー文書作成システムを
扱う専門家にとってこのような配色支援機能は扱い易い
ものではあるが、一般的なパソコンユーザにとってカラ
ー文書の作成における配色は必ずしも容易なものとはな
っていない。
ように割り振る処理において、従来のカラーパレットか
ら、順次、カラーを選択していくという手法によって調
和のとれた配色を行なうことは困難である。すなわち、
例えばn個の棒グラフが順次、自然にその色が変化する
ように配色するためにはn個の均等に色が変化するパレ
ットが必要となるが実際には、カラーパレットに準備さ
れている色は限定的なものであり、ユーザの必要とする
パターンが揃えられていることは希である。
ラフ、あるいは円グラフ等は、視覚的に効果的であるこ
とは間違いない。しかしながら、パーソナルコンピュー
タ、DTP等を使用する一般ユーザにとって、現状の配
色パレットを使用した着色手法では、このような品質の
高いカラー文書を容易に作成することは難しい。
成の専門家でない一般のユーザにとっては、どのような
配色やレイアウトにしたらよいかというデザインに関す
る知識が必ずしも十分であるとは言えず、配色処理を行
なう際に詳細な配色指示を実行したり、高度な操作や処
理を利用することは困難であった。また、たとえ、その
ような知識があったとしても、実際上、高度な配色を行
なうためには、処理が煩雑になってしまい、利用する上
で効率が悪くなってしまっていた。
は、上記のような従来の配色支援装置、方法の欠点を解
決するものである。配色したい文書の複数の要素に対し
て、明度や彩度を揃えると、配色として調和する。ま
た、色相を揃えると落ち着いた印象を与える。そこで、
本発明は、既に配色された文書の複数の要素から、1つ
の要素を指定して、色相、明度、彩度、またはそれら2
つ以上を同時に揃えた複数の色を他の要素の色として生
成して各要素に配色することにより、視覚的に調和のと
れた配色処理を可能とし、カラー文書の作成に不慣れな
ユーザであっても容易に調和のとれた視覚的効果の高い
カラー文書の作成を可能とする配色支援装置および配色
支援方法を提供することを目的とする。
各々が任意の色で配色された複数の要素の色を調和のと
れた配色に変更する配色支援装置であり、前記複数の要
素から1つの要素を指定要素として指定し、前記指定要
素の持つ色に基づいて配色を変更すべき要素を変更要素
として前記複数の要素中から選択する要素指定および要
素選択手段と、前記指定要素の属性値としての色情報に
基づいて、前記変更要素に対して割り当てるべき色を変
更色として設定する色変更手段と、前記色変更手段にお
いて設定された色を前記変更要素に割り当てる色割当手
段と、を有することを特徴とする配色支援装置にある。
において、前記色変更手段は、前記変更要素に対する変
更色の色情報に対応する表色系の少なくとも1つの変数
を固定変数として、前記指定要素の属性値としての色情
報に対応する表色系の持つ変数と略等しくする処理を実
行することにより、前記変更要素に対して割り当てるべ
き色を設定する構成を有することを特徴とする。
において、前記色変更手段は、前記変更要素に対する変
更色の色情報に対応する表色系の少なくとも1つの変数
を固定変数として、前記指定要素の属性値としての色情
報に対応する表色系の持つ変数と略等しくする処理を実
行するとともに、前記固定変数以外の少なくとも1つの
変数を前記指定要素および変更要素間で略均等に変化さ
せて、前記変更要素に対して割り当てるべき色を設定す
る構成を有することを特徴とする。
において、前記表色系は、色相、明度、彩度の3変数で
示される表色系であり、前記色変更手段は、前記変更要
素に対する変更色の色情報に対応する表色系の色相、明
度、彩度の少なくともいずれか1つの変数を固定変数と
して、前記指定要素の属性値としての色情報に対応する
表色系の持つ色相、明度、彩度と略等しくする処理を実
行して前記変更要素に対して割り当てるべき色を設定す
る構成を有すること特徴とする。
において、前記表色系は、色相、明度、彩度の3変数で
示される表色系であり、前記色変更手段は、前記表色系
の色相、明度、彩度の各変数をCIELAB表色系、ま
たはCIELUV表色系のいずれかに対応する色空間に
おいて求める構成を有すること特徴とする。
において、前記変更要素の持つ色情報に対応する表色系
の複数の変数のいずれの変数を固定変数として、前記指
定要素の持つ色を示す表色系の変数と略等しく設定する
かを選択する変数選択手段を有することを特徴とする。
において、前記変数選択手段は、前記指定要素と、前記
変更要素の属性情報としての要素種類データに基づいて
前記固定変数を設定する構成であることを特徴とする。
において、前記指定要素および変更要素の色情報を色
相、明度、彩度で表す表色系の色情報に変換する色情報
変換手段を有し、前記色変更手段は、前記色情報変換手
段において変換された色相、明度、彩度で表す表色系の
色情報に基づいて、前記変更要素の変更色を設定する構
成を有することを特徴とする。
において、前記色変更手段において設定された色の色
相、明度、彩度を出力装置に出力可能な表色系の色情報
に変換する色情報逆変換手段を有し、前記色割当手段
は、前記色情報逆変換手段において生成された色情報に
従って前記色変更手段において設定された色の各々を前
記変更要素各々に割り当てる構成を有することを特徴と
する。
意の色で配色された複数の要素の色を調和のとれた配色
に変更する配色支援方法であり、前記複数の要素から1
つの要素を指定要素として指定する要素指定ステップ
と、前記指定要素の持つ色に基づいて配色を変更すべき
要素を変更要素として前記複数の要素中から選択する変
更要素選択ステップと、前記指定要素の属性値としての
色情報に基づいて、前記変更要素に対して割り当てるべ
き色を変更色として設定する色変更ステップと、前記色
変更ステップにおいて設定された色を前記変更要素に割
り当てる色割当ステップと、を有することを特徴とする
配色支援方法にある。
において、前記色変更ステップは、前記変更要素に対す
る変更色の色情報に対応する表色系の少なくとも1つの
変数を固定変数として、前記指定要素の属性値としての
色情報に対応する表色系の持つ変数と略等しくする処理
を実行することにより、前記変更要素に対して割り当て
るべき色を設定することを特徴とする。
において、前記色変更ステップは、前記変更要素に対す
る変更色の色情報に対応する表色系の少なくとも1つの
変数を固定変数として、前記指定要素の属性値としての
色情報に対応する表色系の持つ変数と略等しくする処理
を実行するとともに、前記固定変数以外の少なくとも1
つの変数を前記指定要素および変更要素間で略均等に変
化させて、前記変更要素に対して割り当てるべき色を設
定することを特徴とする。
において、前記表色系は、色相、明度、彩度の3変数で
示される表色系であり、前記色変更ステップは、前記変
更要素に対する変更色の色情報に対応する表色系の色
相、明度、彩度の少なくともいずれか1つの変数を固定
変数として、前記指定要素の属性値としての色情報に対
応する表色系の持つ色相、明度、彩度と略等しくする処
理を実行して前記変更要素に対して割り当てるべき色を
設定すること特徴とする。
において、前記表色系は、色相、明度、彩度の3変数で
示される表色系であり、前記色変更ステップは、前記表
色系の色相、明度、彩度の各変数をCIELAB表色
系、またはCIELUV表色系のいずれかに対応する色
空間において求める構成を有すること特徴とする。
において、前記変更要素の持つ色情報に対応する表色系
の複数の変数のいずれの変数を固定変数として、前記指
定要素の持つ色を示す表色系の変数と略等しく設定する
かを選択する変数選択ステップを有することを特徴とす
る。
において、前記変数選択ステップは、前記指定要素と、
前記変更要素の属性情報としての要素種類データに基づ
いて前記固定変数を設定することを特徴とする。
において、前記指定要素および変更要素の色情報を色
相、明度、彩度で表す表色系の色情報に変換する色情報
変換ステップを有し、前記色変更ステップは、前記色情
報変換ステップにおいて変換された色相、明度、彩度で
表す表色系の色情報に基づいて、前記変更要素の変更色
を設定することを特徴とする。
において、前記色変更ステップにおいて設定された色の
色相、明度、彩度を出力装置に出力可能な表色系の色情
報に変換する色情報逆変換ステップを有し、前記色割当
ステップは、前記色情報逆変換ステップにおいて生成さ
れた色情報に従って前記色変更ステップにおいて設定さ
れた色の各々を、前記変更要素各々に割り当てる処理を
実行することを特徴とする。
び配色支援方法の詳細について図面を参照しながら説明
する。
す。図2に示すように本発明の配色支援装置は、要素指
定手段201、変更要素選択手段202、変数選択手段
203、色情報変換手段204、色変更手段205、色
情報逆変換手段206、色割当手段207によって構成
される。
示され着色済みの要素を指示する手段である。具体的に
は、その要素の位置をマウス等の入力装置を用いて指示
することにより、座標値として入力したり、またはデジ
タイザなどを利用して座標値を直接入力する等の手段に
よって構成される。ここで、要素とは、文字、記号、
絵、図表、グラフ、イメージ画像などや、それらを構成
する線、図形、領域などを示す。
ィスプレイに表示された棒グラフを示しており、5つの
棒がそれぞれ予め配色されている。図では白黒で示され
ているが、それぞれがカラー値を持つ色に配色されてい
るものとする。これらの5本の棒の配色は、初期的にユ
ーザが例えば配色パレット等を用いた色選択により任意
に配色したものであり、視覚的にばらばらな印象を与え
るものである。これらの5本の棒グラフの各々の棒、す
なわち矩形領域が要素、すなわち配色要素である。ユー
ザはこれらの配色要素を視覚的に調和のとれた配色に変
更しようとする場合、基準となる1つの要素を指定す
る。図3では、例えばマウスで移動可能なカーソル30
1によって1つの要素を指示してクリック等の指示入力
により、要素302が指定要素として識別される。指定
要素302は、既に配色され、システム固有の色パラメ
ータ、例えばCMY(K)、RGB値等を色を示す属性
データとして有している。
の要素、すなわち、棒グラフ中の左端、および右3本の
棒が指定要素302を基準とした色、具体的には後段で
説明するが、指定された要素302の持つ色相H・明度
V・彩度Cに基づいて調和のとれた色に変更する処理を
実行することになる。
する各手段についての説明を続ける。変更要素選択手段
202は、色情報を変更すべき要素を選択する。これ
は、ユーザが指定しても、システムが選択しても構わな
い。ユーザが選択する場合、その要素の位置を座標値と
して入力、またはデジタイザなどを利用して直接入力さ
せる。また、同様に、要素を含む範囲やページで指定し
ても構わない。システムが選択する場合、文字、記号、
絵、図表、グラフ、イメージ画像などの要素の種類に基
づき、指定された要素と、同じ種類の要素だけを選択す
ることが考えられる。
図4は、図3と同様の棒グラフの示された描画領域と、
その下部に示された配色処理の設定領域とが表示された
ディスプレイ画面の例を示したものである。図3で説明
したようにすでに指定要素302が指定されており、棒
グラフを構成する他の4つの棒を色を変更する要素とし
て選択する。この場合、例えば、それぞれの要素40
1,402にカーソルを移動させてクリックする等の手
法により、要素の位置を座標値として入力、またはデジ
タイザなどを利用して要素を選択する。
202の選択した要素について、要素指定手段201か
ら入力された指定要素の持つ色情報、色相H・明度V・
彩度Cの、どの変数と略等しくさせるか、あるいはどの
変数を変化させるかを選択する。この変数はユーザが指
定する構成としたり、システムに固定的な処理、例えば
明度V・彩度Cは変化させて、色相Hを一律にする等、
固定した変数選択処理を実行する構成としてもよい。
変数の選択を実行する場合、設定を固定的とする構成に
限らず、ユーザが色変更すべき要素として選択した要素
の種類に基づいて変化変数あるいは固定変数を選択する
処理を実行する構成としてもよい。すなわち、色情報を
変更する複数の要素の種類が、指定された要素の種類と
異なる場合は、色相を固定変数として設定する等の構成
である。
素を指定要素として指定し、その矩形領域に描画された
文字、模様等の要素を色変更対象の変更要素として選択
した場合、色相Hのみを固定変数とする処理を行なう。
これは、文字や線に対して適している色の明度、彩度
と、領域として適している色の明度、彩度が異なってい
るために、色相を揃えることによる視覚的効果が高い、
すなわち調和のとれた配色となることによる。
タン、変数指定ボタン403、すなわちH,V,Cをそ
れぞれ選択可能なボタンが設定されており、ユーザは、
これらの変数指定ボタン403から1つ、または2つを
選択して各配色要素間で変更すべき変数を指定すること
ができる。なお、図4では、さらに、変化範囲設定用の
インジケータ、変化範囲設定インジケータ404が表示
され、ユーザは、変数として設定した色相H・明度V・
彩度Cについて、任意の変化範囲を設定することが可能
な構成となっている。各設定が完了し、配色実行ボタン
405を押下することにより、選択要素の色が調和のと
れた色に変更されて表示される。
例であり、様々な構成とすることが可能である。図4で
は、ボタン403は、各配色要素間で変化する変数、す
なわち変化変数を指定する構成としているが、各配色要
素で略等しくする固定変数、すなわち選択要素の変数を
指定要素の変数に一致させる変数を選択する構成として
もよい。例えば、指定要素の色相Hを、他の選択要素の
色相として設定する場合、色相Hを固定変数として設定
可能な構成とすることができる。
する各手段について説明を続ける。色情報変換手段20
4は、要素指定手段201から入力された要素の持つ色
情報が、色相H・明度V・彩度Cで表す表色系以外の表
色系の変数、例えばCMY(K)やRGB等の色情報で
ある場合に、その変数を色相H・明度V・彩度Cで表す
表色系の変数に変換する構成を有する。
1から入力される要素の持つCMY(K)やRGB等の
色情報を、例えば色情報変換手段202内のルックアッ
プテーブル(LUT:Look Up Table)、
あるいは予め設定された変換処理演算を実行することに
よって色相H・明度V・彩度Cで表す表色系の変数に変
換する。
AB表色系のL*a*b*を要素指定手段201から要
素の持つ色情報として入力した場合には、次の式を用い
て色相H・明度V・彩度Cで表す表色系の変数に変換す
る。
によって指定された要素の持つ色、または、色情報変換
手段204の変換により生成された色相H・明度V・彩
度Cで表す表色系の変数に基づいて、複数、すなわち変
更要素選択手段202によって選択された要素数分の色
を生成する機能を持つ。
って選択された複数の要素の色を表す変数の少なくとも
1つを、指定された要素、すなわち、要素指定手段20
1によって指定された要素の色を表す変数の値と等し
く、または略等しくする。既に配色されているN個の要
素の色を(H1,V1,C1), (H2,V2,C2),,, (HN,VN,CN)とす
る。例えば、図3に示す棒グラフにおいて、ユーザによ
り左から2番目の要素が指定要素として指定され、色相
H・明度V・彩度Cの値のうち、明度V、彩度Cを等しくさ
せる処理を実行する場合には、他の要素、すなわち変更
要素選択手段202によって選択された要素のH,V,
C値を(H1,V2,C2), (H2,V2,C2),,, (HN,V2,C 2)となるよ
うに変更する。
02が要素指定手段201によって指定要素として指定
され、変数選択手段203によって、色相H・明度V・彩
度Cの値のうち色相Hを固定変数とする設定を実行した場
合、色変更手段205は、変更要素選択手段202によ
って選択された複数の要素の色を(H2,V1,C1), (H2,V2,C
2),,, (H2,VN,CN)となるように色相Hのみを同一とする
変更処理を実行する。HVCとしては、CIELAB表色系やCIE
LUV表色系の心理メトリック量や、マンセルの表色系な
どを用いることができる。
色情報変換手段204の逆の変換処理を行う構成を有す
る。
力された要素の持つ色情報がCMY(K)やRGB等の
色情報である場合、色情報変換手段204は、CMY
(K)やRGB等の色情報に基づいて色相H・明度V・
彩度Cで表す表色系の変数に変換処理を行なっており、
この場合、色情報逆変換手段206は、色相H・明度V
・彩度Cで表す表色系からCMY(K)やRGB等の色
情報に逆変換する。色情報変換手段204が、CIEL
AB表色系のL*a*b*を色相H・明度V・彩度Cで
表す表色系の変数に変換している場合は、色情報逆変換
手段206は、色相H・明度V・彩度Cで表す表色系か
らCIELAB表色系のL*a*b*の色情報に逆変換
する。
を、色の値として直接配色要素に対して、または予め用
意された配色パレットとして割り当てる。色の値として
直接配色要素に対して割り当てる処理の場合は、図4に
示す配色実行ボタン405を押下することにより、選択
要素の色が調和のとれた色に変更されて表示される。
当は、システムが扱う出力形式を自動的に選択しても、
利用者が指定する構成としても構わない。色の値として
直接割り当てる場合は、生成された複数の色を、色相H
・明度V・彩度Cや、CMY(K)、RGBなどの値で
出力する。配色パレットとして割り当てる場合は、生成
された複数の色で構成される配色パレットを表示する。
援方法の処理フローについて説明する。図5に本発明の
配色支援装置および配色支援方法の処理を説明するフロ
ーチャートを示す。
テップ501において、要素の指定が要素指定手段20
1においてなされ、また、変更要素の選択が変更要素選
択手段202において実行されたか否かを判定する。そ
れぞれの指定、選択がなされていない場合は、ステップ
502において指定および選択を待つ。また、フローに
は示していないが、変数選択についても、システムの自
動設定でない場合は、ユーザによる変数選択手段203
からの変数、すなわちHまたはVまたはCのいずれか、
または組合せの選択処理を待つ。
色情報変換手段204において変換する。この変換処理
は、上述のように、要素指定手段201から入力される
要素の属性としての色情報である、CMY(K)やRG
B等の色情報を、例えば色情報変換手段204内のルッ
クアップテーブル(LUT:Look Up Tabl
e)、あるいは予め設定された変換処理演算を実行する
ことによって色相H・明度V・彩度Cで表す表色系の変
数に変換する処理である。
においてなされた指定要素の色に基づいて、変更要素選
択手段202の選択した要素の色を色変更手段において
変更する。この色変更処理は、前述のように、変更要素
選択手段202によって選択された複数の要素の色を表
す変数、色相H・明度V・彩度Cの少なくとも1つを、
指定された要素、すなわち、要素指定手段201によっ
て指定された要素の色を表す変数、色相H・明度V・彩
度Cの値と等しく、または略等しくする処理によって実
行される。
段205において変更された色の色相H、明度V、再度
Cをシステムの扱う表色系の変数に変換する。これは先
に説明したように、色情報逆変換手段206において実
行される処理であり、色相H・明度V・彩度Cで表す表
色系からCMY(K)やRGB等の色情報への変換、ま
たは、CIELAB表色系のL*a*b*の色情報への
変換処理等である。
択手段202の選択した要素のすべてに変更色が割り当
てられたか否かを判定し、割り当てが済んでいない場合
は、ステップ507において割り当て処理を実行し、す
べての要素に対する色の割り当てが終了すると配色処理
が終了する。
理について、変数処理の観点からみた処理例について説
明する。
原稿の例を示している。添付図面は白黒表現であるため
明確ではないが、グラフ中の各棒は異なる色、例えばオ
レンジ、ブルー、グリーン等でそれぞれ着色されてい
る。本発明の配色支援装置は、例えば図6に示す任意の
棒グラフを要素指定手段201を介して指定し、指定し
た要素の持つ色を基点として棒グラフの他の要素、すな
わち他の棒の部分を調和のとれた色に変更する。
数の調和のとれた色とは、具体的には、HVC空間上で
色相,明度,彩度のうちどれか1つだけ、あるいはいず
れか2つを固定し、他の変数を変化させて得られる複数
の色である。
実行される。すなわち、要素指定手段201により指示
された要素の色のRGB色信号を色情報変換手段204
において色相(H)信号、明度(V)信号、彩度(C)
信号に変換し、色変更手段205が、変換処理によって
得られた指示色のHVC信号に基づいて色相軸方向、明
度軸方向および彩度軸方向にHVC座標を生成すること
により、指定要素の色のHVC信号を基点としてHVC
方向に沿った複数の色信号を生成し、HVC信号の色相
または彩度または明度のどれか1つまたは2つを同一に
し、調和のとれた複数の色を選定して、これを変更要素
選択手段の要素に割り当てる色とする。
選択することによって調和のとれた複数の色を選択す
る。このようにして得られた複数の色に関するHVC信
号を、色信号逆変換手段206に出力してRGB色信号
に逆変換を実行し、ディスプレイに表示された変更要素
に割り当てて表示する。
れる指定要素の色に基づく複数の色の生成処理例を示す
ものである。図7は、明度(V)信号と彩度(C)信号
を一定として、色相(H)のみを均等に変化させること
で複数の調和色を生成する処理における色のHVC空間
上での軌跡を示している。本発明の配色支援装置におけ
る色変更手段205は、指定要素の色の持つH,V,C
のいずれかを固定して、いずれかを変更することによっ
て複数の調和色を生成する。図7の例は、明度(V)信
号と彩度(C)信号を一定として、色相(H)のみを変
化させる処理によって複数の調和色を生成する例であ
る。この場合、色変更手段205は、図7に示す軌跡7
01に沿って複数の色を設定する。
番目の色、添付図面では灰色に表現されているが、実際
は所定の明るさを持ったオレンジ色であるとする。ま
ず、要素指定手段201がディスプレイ上において図6
の棒グラフの左から3番目の色(オレンジ色)を持つ要
素を指定要素として指定する。
したように、オレンジ色に対応するRGB信号が図2に
示す色情報変換手段204において色相(H)信号、明
度(V)信号、彩度(C)信号に変換される。色変更手
段205は、このオレンジ色に基づくHVC信号から複
数の調和色をHVC空間において生成する。
5は、明度(V)信号、彩度(C)信号を指定要素の属
性として持つ色情報であるオレンジ色のV、Cと同一に
して、色相(H)信号のみを変化させる処理を実行する
ことにより、複数の調和色のHVC値を決定することが
できる。なお、図8は、生成される複数の色情報の有す
るHCV値、図9は、生成される複数の色情報の有する
L*a*b*値を示している。
を図6の各要素に割り当てることで、指定要素以外の要
素、すなわち変更要素選択手段202において選択した
要素の色が調和のとれた色に変更される。
素(棒グラフの各棒)の各々について、最初に各要素に
設定された色相(H)信号はそのままにして、指定要素
の属性として持つ色情報であるオレンジ色のV、Cと同
じ、明度(V)信号、彩度(C)信号を選択要素に割り
当てる処理を実行したものである。図8,9の処理にお
いても、明度(V)信号、彩度(C)信号がすべての要
素において一致するように色変更がなされており、調和
のとれた配色が実現されるが、さらに、変数として設定
される色相(H)信号を各要素についてほぼ均等に変化
させる処理を実行することにより、より一層、調和のと
れた配色を実行することができる。
変化させる処理の実行例を図10,11に示す。図1
0,11は、変更要素選択手段202において選択した
要素と、要素指定手段201で指定した要素の数の合計
10の要素について明度(V)信号、彩度(C)信号を
略均一とし、さらに、色相(H)信号を各要素につい
て、ほぼ均等に変化させる処理を実行して、各要素の変
更色を設定したものである。
定手段201によって指定された要素の持つ色を示して
いるとする。この場合、色変更手段205は、所定の変
化範囲、例えば図4で示したユーザ設定用のインジケー
タによって指示された範囲において、色相(H)信号を
均等に変化させた10個の色の色情報を設定する。すな
わち、図10に示すように点1001を含む10個の色
の値が設定される。これらの色情報を持つ色を図6に示
す棒グラフの各要素(棒)に割り当てることによって、
さらに調和のとれた配色が可能となる。
について明度(V)信号、彩度(C)信号を均一とし、
さらに、色相(H)信号を各要素について、均等に変化
させる処理を実行した場合に生成される複数の色の有す
るL*a*b*値を示している。
る変化変数の均等割り付けを実行する場合の各要素に対
する変数設定処理の具体例について説明する。
素の持つ色をAとする。色:Aの持つパラメータ、例え
ば色相H・明度V・彩度Cを、Ha、Va、Caとす
る。以下、Ha、Va、Caのいずれかの値を示す表記
として代表的にXaとして示す。
によって指定された要素の属性としての色Aおよび、変
数選択手段203で設定された変化変数、例えば色相H
・明度V・彩度Cのいずれか1つまたは複数を変数Xと
して、N個の配色カラーを生成する。なおここで、N
は、要素指定手段201によって指定された要素と、変
更要素選択手段202によって選択された要素の合計数
に相当する数である。
カラー中のi番目の変数Xの値:Xiは次式で求められ
る。
って指定された要素の色Aを含むN個の配色を行なう。
上記式(数2)に従ったN個の配色は、変数として指定
された値がN個の要素間で均等に変化することになり、
視覚的に良好な配色を得ることが可能となる。
化範囲:dは、予め装置に設定された値を用いることが
できる。例えば、色相H・明度V・彩度Cの各々を変数
として設定可能な構成の場合は、色相H・明度V・彩度
Cの各々についてそれぞれ変数の変化範囲として、d
(H)、d(V)、d(C)を予め設定しておく。これ
はディスプレイにおける表示可能な色データに基づいて
設定される。
素選択手段202によって選択された複数の要素数に応
じて決定する構成とすることができる。
場合、変数の変化範囲を大きくとりすぎると配色される
2つの色の差が大きくなってしまい、視覚的に良好とは
言えなくなる場合がある。一方、配色要素数Nが例えば
10、あるいは20のように多い場合は、変数の変化範
囲を大きくとらないと、各要素の色差が小さくなってし
まい視覚的に区別がつかなくなる場合がある。
素数:Nによって、変数の変化範囲:dを変化させる構
成とすることにより、さらに良好な配色が可能となる。
変化範囲:dの最大変化範囲をd(max)としたと
き、要素数:Nが10以上の場合に最大変化範囲をd
(max)を適用し、要素数:Nが9以下の場合は要素
数に応じて変数の変化範囲:dを小さくするように設定
する。例えば次式(数3)によって変数の変化範囲:d
を定義する。
は、表示システムにおいて表示可能な色の範囲に応じて
設定される。
数の変化範囲:dは、ユーザが任意に指定する構成とす
ることもできる。例えば、変数の変化範囲:dの設定幅
を「min(最小)〜max(最大)」の範囲で任意に
設定する構成として、ユーザがディスプレイの表示を観
察しながら設定を変更するようにしてもよい。
パラメータとしての色相H・明度V・彩度Cの値のう
ち、明度V、彩度Cを固定して、色相Hのみを変化させ
る場合、色変更手段205は、次のように各要素の変更
色を生成する。
定要素の持つ色が色:A(Ha,Va,Ca)である場
合、色変更手段205は、N個の配色要素中のi番目の
要素の色の表色系パラメータを、(Hi,Va,Ca)
として設定する。ここで、Hiは上述の式(数2)の計
算によって求められる値である。Va,Caは、要素指
定手段201によって指定された要素の持つ色が色:A
の持つ値と同じ値が設定される。
色相Hを固定して、明度V、彩度Cを同時に変化させる
場合の色変更手段205の処理について説明する。
定要素の持つ色が色:A(Ha,Va,Ca)である場
合、色変更手段205は、N個の配色要素中のi番目の
要素の色のパラメータを、(Ha,Vi,Ci)として
設定する。ここで、ViおよびCiは上述の式(数2)
の計算によって求められる値である。Haは、要素指定
手段201によって指定された要素の持つ色:Aの持つ
値と同じ値が設定される。
手段201の指定した要素の持つ色に基づいて、1また
は複数のパラメータを配色要素数に応じて均等に変化さ
せた色を自動生成する。
てCIELAB表色系やCIELUVの心理メトリック
量を用い、特にHについては単位としてradを用いた
ものを想定しているが、マンセルの表色系などを用いて
も構わない。
に応じて均等に変化させることにより、一層、調和のと
れた配色処理が可能となる。
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
配色支援装置および配色支援方法によれば、パーソナル
コンピュータ、デスクトップ・パブリッシング(DT
P:Desk Top Publishing)、ワー
ドプロセッサ、Webドキュメント作成ツールなどの文
書作成編集装置や、複写機、Fax上などで文書を編集
する文書編集装置においてカラーの資料を作成する場合
におけるユーザの負担を軽減し、カラー配色に熟練して
いないユーザであってもより視覚的効果の高い配色処理
が可能となる。
よび配色支援方法によれば、配色に対する知識を持たな
いユーザであっても基準となる1つの要素を指定するの
みで、適切な配色が自動的に実行可能となり、視覚的効
果の高いカラー文書の作成が可能である。
ある。
である。
グラフにおける要素指定の具体例を示す図である。
グラフにおける変更要素選択処理、および各設定手段の
構成例を示す図である。
フローチャート図である。
グラフの例を示す図である。
空間上で色相変化させた場合の色軌跡を示す図である。
変化させた例(明度、彩度は一定)を示す図である。
変化させた例(明度、彩度は一定)を示す図である。
を均等に変化させた例(明度、彩度は一定)を示す図で
ある。
を均等に変化させた例(明度、彩度は一定)を示す図で
ある。
Claims (18)
- 【請求項1】各々が任意の色で配色された複数の要素の
色を調和のとれた配色に変更する配色支援装置であり、 前記複数の要素から1つの要素を指定要素として指定
し、前記指定要素の持つ色に基づいて配色を変更すべき
要素を変更要素として前記複数の要素中から選択する要
素指定および要素選択手段と、 前記指定要素の属性値としての色情報に基づいて、前記
変更要素に対して割り当てるべき色を変更色として設定
する色変更手段と、 前記色変更手段において設定された色を前記変更要素に
割り当てる色割当手段と、 を有することを特徴とする配色支援装置。 - 【請求項2】前記色変更手段は、 前記変更要素に対する変更色の色情報に対応する表色系
の少なくとも1つの変数を固定変数として、前記指定要
素の属性値としての色情報に対応する表色系の持つ変数
と略等しくする処理を実行することにより、前記変更要
素に対して割り当てるべき色を設定する構成を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の配色支援装置。 - 【請求項3】前記色変更手段は、 前記変更要素に対する変更色の色情報に対応する表色系
の少なくとも1つの変数を固定変数として、前記指定要
素の属性値としての色情報に対応する表色系の持つ変数
と略等しくする処理を実行するとともに、 前記固定変数以外の少なくとも1つの変数を前記指定要
素および変更要素間で略均等に変化させて、前記変更要
素に対して割り当てるべき色を設定する構成を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の配色支援装置。 - 【請求項4】前記表色系は、色相、明度、彩度の3変数
で示される表色系であり、 前記色変更手段は、 前記変更要素に対する変更色の色情報に対応する表色系
の色相、明度、彩度の少なくともいずれか1つの変数を
固定変数として、前記指定要素の属性値としての色情報
に対応する表色系の持つ色相、明度、彩度と略等しくす
る処理を実行して前記変更要素に対して割り当てるべき
色を設定する構成を有すること特徴とする請求項2また
は3に記載の配色支援装置。 - 【請求項5】前記表色系は、色相、明度、彩度の3変数
で示される表色系であり、 前記色変更手段は、 前記表色系の色相、明度、彩度の各変数をCIELAB
表色系、またはCIELUV表色系のいずれかに対応す
る色空間において求める構成を有すること特徴とする請
求項2または3に記載の配色支援装置。 - 【請求項6】前記配色支援装置は、さらに、 前記変更要素の持つ色情報に対応する表色系の複数の変
数のいずれの変数を固定変数として、前記指定要素の持
つ色を示す表色系の変数と略等しく設定するかを選択す
る変数選択手段を有することを特徴とする請求項1乃至
5いずれかに記載の配色支援装置。 - 【請求項7】前記変数選択手段は、 前記指定要素と、前記変更要素の属性情報としての要素
種類データに基づいて前記固定変数を設定する構成であ
ることを特徴とする請求項6に記載の配色支援装置。 - 【請求項8】前記配色支援装置は、さらに、 前記指定要素および変更要素の色情報を色相、明度、彩
度で表す表色系の色情報に変換する色情報変換手段を有
し、 前記色変更手段は、前記色情報変換手段において変換さ
れた色相、明度、彩度で表す表色系の色情報に基づい
て、前記変更要素の変更色を設定する構成を有すること
を特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の配色支援
装置。 - 【請求項9】前記配色支援装置は、さらに、 前記色変更手段において設定された色の色相、明度、彩
度を出力装置に出力可能な表色系の色情報に変換する色
情報逆変換手段を有し、 前記色割当手段は、前記色情報逆変換手段において生成
された色情報に従って前記色変更手段において設定され
た色の各々を前記変更要素各々に割り当てる構成を有す
ることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の配
色支援装置。 - 【請求項10】各々が任意の色で配色された複数の要素
の色を調和のとれた配色に変更する配色支援方法であ
り、 前記複数の要素から1つの要素を指定要素として指定す
る要素指定ステップと、 前記指定要素の持つ色に基づいて配色を変更すべき要素
を変更要素として前記複数の要素中から選択する変更要
素選択ステップと、 前記指定要素の属性値としての色情報に基づいて、前記
変更要素に対して割り当てるべき色を変更色として設定
する色変更ステップと、 前記色変更ステップにおいて設定された色を前記変更要
素に割り当てる色割当ステップと、 を有することを特徴とする配色支援方法。 - 【請求項11】前記色変更ステップは、 前記変更要素に対する変更色の色情報に対応する表色系
の少なくとも1つの変数を固定変数として、前記指定要
素の属性値としての色情報に対応する表色系の持つ変数
と略等しくする処理を実行することにより、前記変更要
素に対して割り当てるべき色を設定することを特徴とす
る請求項10に記載の配色支援方法。 - 【請求項12】前記色変更ステップは、 前記変更要素に対する変更色の色情報に対応する表色系
の少なくとも1つの変数を固定変数として、前記指定要
素の属性値としての色情報に対応する表色系の持つ変数
と略等しくする処理を実行するとともに、 前記固定変数以外の少なくとも1つの変数を前記指定要
素および変更要素間で略均等に変化させて、前記変更要
素に対して割り当てるべき色を設定することを特徴とす
る請求項10に記載の配色支援方法。 - 【請求項13】前記表色系は、色相、明度、彩度の3変
数で示される表色系であり、 前記色変更ステップは、 前記変更要素に対する変更色の色情報に対応する表色系
の色相、明度、彩度の少なくともいずれか1つの変数を
固定変数として、前記指定要素の属性値としての色情報
に対応する表色系の持つ色相、明度、彩度と略等しくす
る処理を実行して前記変更要素に対して割り当てるべき
色を設定すること特徴とする請求項11または12に記
載の配色支援方法。 - 【請求項14】前記表色系は、色相、明度、彩度の3変
数で示される表色系であり、 前記色変更ステップは、 前記表色系の色相、明度、彩度の各変数をCIELAB
表色系、またはCIELUV表色系のいずれかに対応す
る色空間において求める構成を有すること特徴とする請
求項11または12に記載の配色支援方法。 - 【請求項15】 前記配色支援方法は、さらに、前記変更要素の持つ色情
報に対応する表色系の複数の変数のいずれの変数を固定
変数として、前記指定要素の持つ色を示す表色系の変数
と略等しく設定するかを選択する変数選択ステップを有
することを特徴とする請求項10乃至14いずれかに記
載の配色支援方法。 - 【請求項16】前記変数選択ステップは、 前記指定要素と、前記変更要素の属性情報としての要素
種類データに基づいて前記固定変数を設定することを特
徴とする請求項15に記載の配色支援方法。 - 【請求項17】前記配色支援方法は、さらに、 前記指定要素および変更要素の色情報を色相、明度、彩
度で表す表色系の色情報に変換する色情報変換ステップ
を有し、 前記色変更ステップは、前記色情報変換ステップにおい
て変換された色相、明度、彩度で表す表色系の色情報に
基づいて、前記変更要素の変更色を設定することを特徴
とする請求項10乃至16いずれかに記載の配色支援方
法。 - 【請求項18】前記配色支援方法は、さらに、 前記色変更ステップにおいて設定された色の色相、明
度、彩度を出力装置に出力可能な表色系の色情報に変換
する色情報逆変換ステップを有し、 前記色割当ステップは、前記色情報逆変換ステップにお
いて生成された色情報に従って前記色変更ステップにお
いて設定された色の各々を、前記変更要素各々に割り当
てる処理を実行することを特徴とする請求項10乃至1
7いずれかに記載の配色支援方法。
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