JP2001330780A - 皮膚表面の立体的拡大表示装置 - Google Patents

皮膚表面の立体的拡大表示装置

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JP2001330780A
JP2001330780A JP2000149864A JP2000149864A JP2001330780A JP 2001330780 A JP2001330780 A JP 2001330780A JP 2000149864 A JP2000149864 A JP 2000149864A JP 2000149864 A JP2000149864 A JP 2000149864A JP 2001330780 A JP2001330780 A JP 2001330780A
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skin
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shadow
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JP2000149864A
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English (en)
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Arihiro Sugizaki
杉崎  有弘
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ESTATION KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚の表面の荒れ具合やケアの良好さをモニ
ターを通して容易に認識できるようにした皮膚表面の立
体的拡大表示装置を提供するものである。 【解決手段】 ハウジング10の内部に、皮膚28を明
るく照らし出すための複数の白色LED32と、皮膚2
8の表面のささくれ立った角質の影を出すための複数の
青色LED34を備える。更に、反射膜36を備えた光
通過部材24を備える。白色LED32からの光と青色
LED34からの光とを、光通過部材24を通過して反
射膜36に向けて照射し、それらの光を反射膜36で反
射させて皮膚28に照射させる。青色LED34からの
光によって、ささくれ立った角質によって皮膚28の表
面に影ができ、皮膚の荒れた箇所をモニター20から一
目で容易に発見できる。また、ケアの後の皮膚28の良
好さの確認にもなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚の表面の荒れ
た箇所を拡大して人に見せるための皮膚表面の立体的拡
大表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、顔や手足等の皮膚のケアを行
うエステティックが行われている。このエステティック
は、専門店の係員がケアを行う場合と、お客が自ら専門
店の器具や化粧品を使用してケアを行う場合とがある。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】専門店の係員はお客の皮膚がどの程度荒れ
ているかを、経験の蓄積から容易に認識して、皮膚の荒
れ具合に応じてケアを行う。これに対して、お客が自分
でケアを行う場合には、皮膚の荒れ具合が分からない場
合が往々にしてある。
【0004】従来から、皮膚の表面や頭皮の表面等を拡
大してモニターに映し出す装置が存在した。しかし、従
来の装置は光源が白色光のみであり、しかも横方向から
の屈折光が入らないため、モニター画面に映る映像は平
面的にしか見えなかった。即ち、従来の装置では、皮膚
の表面の荒れ具合を立体的に一目でモニター画面に映し
出すものではなかった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、皮膚の表面の荒れ具合やケアの良好さをモニターを
通して容易に認識できるようにした皮膚表面の立体的拡
大表示装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の皮膚表面の立体的拡大表示装置は、皮膚の表
面を拡大するための拡大用レンズと、その拡大用レンズ
によって拡大した映像をモニターに映し出すためのカメ
ラと、皮膚を明るく照らすための光源と、皮膚の表面上
の立体物の影を出すための光源と、前記各光源からの光
を通過させるための光通過部材と、その光通過部材の壁
に備えるものであって前記各光源からの光を反射させて
皮膚の表面に各光源からの光を当てるための反射膜とを
有するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る皮膚表面の立体的拡大表示装
置の一実施形態を示す断面図、図2は図1の要部断面
図、図3は図2のA−A線断面図である。本発明に係る
皮膚表面の立体的拡大表示装置は、筒状のハウジング1
0を有しており、そのハウジング10の内部に、拡大用
レンズ12と、その拡大用レンズ12を保持するレンズ
筒14と、そのレンズ筒14におけるレンズ12とは反
対側の位置のCCDボードカメラ16とを備えている。
CCDボードカメラ16で撮影される映像は、接続ケー
ブル18等を介してモニター20に映し出される。な
お、CCDボードカメラ16と拡大用レンズ12とを別
体としたが、拡大用レンズをカメラ内に備えるようにし
たものを用いても良い。
【0008】ハウジング10の内部には更に、内部に貫
通穴22を形成した筒状の光通過部材24を備えてい
る。この光通過部材24の一端の端面26に皮膚28が
接触する。この内部貫通穴22を通して、皮膚28を拡
大用レンズ12を通してCCDボードカメラ16に映す
ことができる。光通過部材24の端面26は中空円盤状
となっており、その中空円盤状の端面26の外縁から
は、CCDボードカメラ16側に向けて徐々に直径が大
きくなる部分円錐形状の傾斜面30が形成されている。
この光通過部材24は、アクリル等の透明の樹脂材から
成る。アクリル等の樹脂材は皮膚28と接触しても、皮
膚28に冷んやりした感触を与えないので光通過部材2
4の素材として望ましい。しかし、光通過部材24は光
が通過する素材であれば良く、特にアクリル等の樹脂材
に限るものではない。
【0009】ハウジング10の内部には更に、光源とし
ての複数の白色LED32と、光源としての複数の青色
LED34とが備えられている(図1及び図3)。白色
LED32は、この装置を当てられた所定位置の皮膚2
8には外部からの光が入らず暗くなるので、所定位置の
皮膚28の表面を明るくし、皮膚28の木目細かさを出
すためのものである。一方、青色LED34は表面のさ
さくれ立った角質の影を映し出すためのものである。L
EDは熱を持たないので、光源として望ましい。白色L
ED32の数は、青色LED34の数よりも多い方が望
ましい。青色LED34の数を多くすると、全体が青っ
ぽくなって角質の影がうまく映し出せない。図3に示す
ように、複数の青色LED34は、白色LED32に対
して分散させて配置させることが望ましい。
【0010】光通過部材24における端面26や傾斜面
30の外壁には、図4に示すような反射膜36が固着さ
れている。反射膜36は例えばクローム蒸着等によって
形成される。光通過部材24の端面26や傾斜面30の
外壁に反射膜36を形成するのは、光が光通過部材24
から外部に逃げないようにするためでもある。このクロ
ーム蒸着等による反射膜36の厚みは数ミクロン乃至数
十ミクロンのような薄いものが望ましい。反射膜36の
厚みを鏡のような厚みの厚いものにするとささくれ立っ
た角質の影がシャープに移らないおそれがあるため、反
射膜36は例えばクローム蒸着による数ミクロン乃至数
十ミクロン程度の薄い膜が望ましい。
【0011】白色LED32から発する白色光の方向
も、青色LED34から発する青色光の方向も、光通過
部材24の光通過部材24の内部を通過して、その光通
過部材24の傾斜面30に至るように設定されている。
更に、傾斜面30に至った白色光や青色光は、反射膜3
6によって反射させられて、貫通穴22の光通過部材2
4側の出口の皮膚28を照射するよう設定されている。
【0012】白色LED32から発する白色光が皮膚2
8の表面とのなす角度θ1は、約20度〜35度が望ま
しい。青色LED34から発する青色光が皮膚28の表
面とのなす角度θ2は、約10度〜25度が望ましい。
これは、青色LED34は表面にささくれ立った角質の
影を映し出し易いように、皮膚42の表面の明るさを出
すための白色LED32よりも照射角度が小さい方が好
ましいからである。角度θ1と角度θ2とが異なるた
め、図2に示すように、光通過部材24の光通過部材2
4へ入射する白色LED32(実線)の角度と、光通過
部材24の光通過部材24へ入射する青色LED34
(一点鎖線)の角度を異なるものにする。
【0013】ここで、皮膚28の表面状態を測定する場
合には、図1に示すように光通過部材24の端面26を
顔や手足等の皮膚28に接触させる。白色LED32か
ら発する白色光と、青色LED34から発する青色光
は、環状の端面26に囲まれた皮膚28を照射する。光
通過部材24の環状の端面26に囲まれた箇所の皮膚2
8は、白色LED32からの光で明るく照らされ、青色
LED34からの光で低い角度から照らされる。環状の
端面26に囲まれた箇所の皮膚28にささくれ立った角
質がある場合には、低い角度から照らし出す青色LED
34からの青い光でささくれ立った角質の影を作り出
す。
【0014】光通過部材24の環状の端面26に囲まれ
た箇所の皮膚28は、拡大用レンズ12で拡大され、そ
れをCCDボードカメラ16で撮影してモニター20に
映し出す。図一に示すように、皮膚28にささくれ立っ
た角質38がある場合には、その影40がモニター20
に映し出される。このように、影40の多さによって肌
の荒れ具合が一目で分かる。これによって、どの程度の
ケアを行わなければならないかを認識することができ
る。ケアの後には、ケア前に映した箇所と同じ箇所を映
し出して、ケアが充分行われたことを認識することがで
きる。
【0015】なお、前述の実施形態において、白色LE
D32と青色LED34とを使用すると説明したが、皮
膚28を明るく照射する光源であれば白色LEDに限る
ものではなく、影を作り出す光源であれば青色LED3
4に限るものではない。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる皮膚表面
の立体的拡大表示装置によれば、明るく照らし出すすた
めの光源と、ささくれ立った角質の影を出すための光源
とで皮膚を照射することによって、肌の荒れ具合を一目
で容易に認識することが出きるものである。この結果、
エステティックにおいてどの程度のケアを行えば良いか
大体の見当を付けることができ、また、ケア後における
ケアの良好さを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る皮膚表面の立体的拡大表示装置の
一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2の透明部材の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
12 拡大用レンズ 16 CCDボードカメラ 20 モニター 24 光通過部材 26 端面 28 皮膚 30 傾斜面 32 白色LED 34 青色LED 36 反射膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膚の表面を拡大するための拡大用レン
    ズと、その拡大用レンズによって拡大した映像をモニタ
    ーに映し出すためのカメラと、皮膚を明るく照らすため
    の光源と、皮膚の表面上の立体物の影を出すための光源
    と、前記各光源からの光を通過させるための光通過部材
    と、その光通過部材の壁に備えるものであって前記各光
    源からの光を反射させて皮膚の表面に各光源からの光を
    当てるための反射膜とを有することを特徴とする皮膚表
    面の立体的拡大表示装置。
  2. 【請求項2】 前記皮膚の表面上の立体物の影を出すた
    めの光源からの光の皮膚への入射角を、前記皮膚を明る
    く照らすための光源からの光の皮膚への入射角よりも小
    さくしたことを特徴とする請求項1記載の皮膚表面の立
    体的拡大表示装置。
  3. 【請求項3】 前記皮膚の表面上の立体物の影を出すた
    めの光源からの光の皮膚への入射角が10〜20度とし
    たことを特徴とする請求項1乃至2記載の皮膚表面の立
    体的拡大表示装置。
  4. 【請求項4】 前記皮膚を明るく照らすための光源を白
    色LEDとし、前記皮膚の表面上の立体物の影を出すた
    めの光源を青色LEDとしたことを特徴とする請求項1
    乃至3記載の皮膚表面の立体的拡大表示装置。
  5. 【請求項5】 前記光通過部材が前記各光源からの光を
    反射させるための傾斜面とその傾斜面から続くもので皮
    膚に接触する端面とを有し、それら傾斜面と端面とに前
    記反射膜を固着することを特徴とする請求項1乃至4記
    載の皮膚表面の立体的拡大表示装置。
  6. 【請求項6】 前記反射膜を前記光通過部材に蒸着した
    クロームコートとすることを特徴とする請求項1乃至5
    記載の皮膚表面の立体的拡大表示装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006049192A1 (ja) * 2004-11-05 2006-05-11 Ya-Man Ltd. 皮膚トリートメント装置
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TWI402496B (zh) * 2009-02-02 2013-07-21 Innolux Corp 偵測曬傷之可攜式量測裝置以及量測方法
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US9326685B2 (en) 2012-09-14 2016-05-03 Conopco, Inc. Device for evaluating condition of skin or hair

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