JP2918575B2 - 皮膚状態の評価方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

皮膚状態の評価方法およびそれに用いる装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、皮膚表面の拡大画像から皮膚の状態を客観
的に読み取り、この読み取り結果を標準値と比較して皮
膚のきめ細かさ等を評価する方法と、これに用いる装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
人の肌の状態は、その人の年齢,環境,手入れ方法等
によつて千差万別で、その人その人に応じた化粧品を使
うことが、美容上重要な課題となる。そこで、最近、化
粧品販売店の店頭において、客の皮膚表面をビデオモニ
タに拡大画像として映し、そのきめ細かさやぱさつき度
を評価することが行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような皮膚の拡大画像を用いた評
価は、ビデオモニタの画像を見ながら店員が主観的に行
うものであつて、何ら客観的な数値に基づく評価ではな
い。したがつて、客に対する説得力がいま一つ不充分な
ものであつた。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、皮
膚の拡大画像に表れる明暗(皮膚の凹凸)を数値化する
ことにより皮膚の状態を客観的に読み取つて評価するこ
とのできる方法およびそれに用いる装置の提供をその目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、皮膚表面に垂
直方向からのみ照明を当てた状態で得られる皮膚表面拡
大撮像を静止画像としてビデオモニタ画面に映し、この
画面上の一部分に、水平方向に平行に延びる複数本の走
査線を同時に映し、上記各走査線上の画像の明暗数を電
気的に読み取つて1本の走査線当たりの平均明暗数を求
め、予め用意される標準値と上記測定された平均明暗数
を比較することによつて皮膚のきめの細かさを評価し、
得られた評価結果を上記画面上の他の部分に表示するよ
うにした皮膚状態の評価方法を第1の要旨とし、同じく
上記ビデオモニタ画面上の一部分に、水平方向に平行に
延びる複数本の走査線を同時に映し、上記各走査線上の
画像の明暗数を電気的に読み取つて1本の走査線当たり
の平均明暗数を求めるとともに各走査線上の暗部面積の
総和を演算して1本の走査線当たりの平均暗部面積を求
め、上記平均暗部面積を平均明暗数で除した値を、予め
用意される標準値と比較することによつてしわの太さを
評価し、得られた評価結果を上記画面上の他の部分に表
示するようにした皮膚状態の評価方法を第2の要旨と
し、同じく上記ビデオモニタ画面上の一部分に、水平方
向に平行に延びる複数本の走査線を同時に映し、上記各
走査線上の画像の明暗数を電気的に読み取つてその数の
標準偏差を求めるとともに各走査線当たりの平均明暗数
を求め、上記標準偏差を平均明暗数で除した値を、予め
用意される標準値と比較することによつてきめの整い方
を評価し、得られた評価結果を上記画面上の他の部分に
表示するようにした皮膚状態の評価方法を第3の要旨と
し、同じく上記ビデオモニタ画面上の一部分に、水平方
向に平行に延びる複数本の走査線を同時に映し、上記各
走査線上の画像の明部の輝度レベルを電気的に読み取
り、上記輝度レベルを、予め用意される標準値と比較す
ることによつて皮膚の明度を評価し、得られた評価結果
を上記画面の他の部分に表示するようにした皮膚状態の
評価方法を第4の要旨とし、先端部を皮膚表面に押し当
てて皮膚表面に垂直方向からのみ照明を当てた状態で皮
膚表面を拡大撮像しこれを電気信号に変換する撮像ヘツ
ドと、この撮像ヘツド内に照明用の与える光源と、上記
撮像ヘツドからの電気信号を処理して画像表示信号に変
換する画像変換手段を内蔵する本体部と、上記画像表示
信号を受けて画像を表示するビデオモニタとを備え、上
記本体部において、ビデオモニタに表示される画像を静
止化する画像静止手段と、上記静止画像の映る画面の一
部分である単位面積領域に、水平方向に平行に延びる複
数本の走査線を表示する走査線表示手段と、上記走査線
が画像の暗部と交差する部分と画像の明部と交差する部
分とを2値化して電気的に読み取る読み取り手段と、上
記読み取り手段による読み取り結果に対し一定の評価基
準に基づいて数値処理を行い皮膚に対する評価を数値と
して得る数値処理手段と、上記数値処理手段による処理
結果を上記画面上の他の部分に表示する表示手段とを設
けた皮膚状態評価装置を第5の要旨とする。
〔作用〕
すなわち、本発明は、皮膚表面への照明を、垂直方向
からのみ行つて拡大画像を得るようにしており、わずか
な凹部であつても乱反射が生じて画像が暗くなるように
設定されている。そして、上記拡大画像上に、水平方向
に平行に延びる複数本の走査線を重ねて映し、この走査
線上の明暗を電気的に読み取つて数値化するようにして
いるため、画面として映し出されている明暗パターンに
基づいた客観的な皮膚の評価を行うことができる。しか
も、本発明では、得られた評価結果を、直接、上記拡大
画像を映す画像上(例えば画面を9分割した右上部分
等)に併せて表示するようにしているため、同一画面を
眺めているだけで、自分の皮膚の状態および評価結果を
知ることができる。
なお、本発明において、「明暗数」とは、必ずしも明
部,暗部の両方を意味するものではない。すなわち、明
暗は必ず交互に表れるため、明部数のみ、もしくは暗部
数のみを読み取るようにしても、明暗パターンの数値化
を図ることができる。
つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明す
る。
〔実施例〕
第1図は本発明に用いる皮膚状態評価装置を示してい
る。この装置は、その先端開口が皮膚表面に押し当てら
れる撮像ヘツド20と、本体部21と、ビデオモニタ22とを
備えている。なお、23は電源のオン,オフを行う電源ス
イツチである。
上記撮像ヘツド20は、第2図に示すように、皮膚表面
Pに押し当てる先端側を構成する有底筒状ケーシング
(以下「先端ケーシング」という)29と、根元側を構成
する筒状ケーシング(以下「根元ケーシング」という)
31と、上記2個のケーシング29,31の内周面に両端が連
結される筒状体30からなり、上記先端ケーシング29の底
面部中央に開口28が開けられている。上記先端ケーシン
グ29は軽量金属(例えばアルミニウム)もしくは通常の
プラスチツクで形成されており、上記筒状体30の下端部
外周面に一体的に取り付けられている。また、上記筒状
体30は導光体(例えば特殊なアクリル樹脂)で形成され
ており、その内部には、下側から順に、細径部を下向き
にした円錐台状の反射鏡33,第1の対物レンズ34,第2の
対物レンズ35が同軸的に取り付けられている。なお、こ
の筒状体30の下端部は外側がテーパ面30bに形成されて
おり、光がその内部で直角に全反射するようになつてい
る。そして、このテーパ面30bに対応する内側面は光放
射面30aに形成されている。したがつて、後述するサー
クルラインライト36によつてこの筒状体30の上端面から
入射される光は、筒状体30内を走行して上記テーパ面30
bに当たつて反射し、図中矢印Qで示すように光放射面3
0aから中心側に向かつて照射され、つぎに反射鏡33によ
つて反射されて、図中矢印Rで示すように下向きに照射
されるようになつている。これによつて、皮膚表面は、
垂直方向からのみ照らされるようになる。一方、上記根
元ケーシング31は、先端ケーシング29と同様、軽量金属
もしくはプラスチツクで形成されており、その内部に
は、下側から順に、サークルラインライト36,CCD回路板
37が同軸的に取り付けられている。そして、上記サーク
ルラインライト36には撮像ヘツド20の根元側から光フア
イバ38が延びて、本体部21内の光源から光が伝送される
ようになつている。サークルラインライト36の光は、す
でに述べたように、上記筒状体30の上端面からその内部
に入射されるようになつている。なお、CCD回路板37に
よつて得られる画像信号は、ケーブル39によつて本体部
21内に送られる。上記光フアイバ38とケーブル39は、蛇
腹状のフレキシブルチユーブ40によつて被覆されてい
る。また、上記根元ケーシング31と筒状体30の連結は、
筒状体30の側壁上部外側の2個所に設けられた突起41
と、外筒ケーシング31の側壁下端部に形成された長穴42
(第3図参照)との係合によつてなされており、筒状体
30が回動自在になつている。したがつて、上記筒状体30
を周方向に±90°回転させると、筒状体30が軸方向に、
第3図において矢印で示すように伸縮するようになつて
いる。この伸縮によつて、CCD回路板37の受光部37aと皮
膚表面Pとの距離が変化する(例えば±1.5mm)ため、
画像のピント調整を行うことができる。
一方、本体部21内には、第4図に示すように、上記撮
像ヘツド20内のサークルラインライト36に光を伝送する
ための光源45と、撮像ヘツド20内のCCD回路板37に指示
信号を与えるロジツク46およびドライバー47と、上記CC
D回路板37からの画像信号を処理する信号処理回路48
と、静止画処理手段49とが設けられている。そして、上
記信号処理回路48から出力される処理信号は、ビデオモ
ニタ22に送られて画像化されるようになつている。
なお、上記画像は、すでに述べたように、皮膚表面に
対し垂直方向からのみの照明(落射照明)を受けて得ら
れる画像であり、皮膚表面の凹部が乱反射を生じて暗く
映り、平面部が明るく映るようになつている。
上記本体部21内の静止画処理手段49を、第5図に基づ
き詳細に説明する。この静止画処理手段49は静止画スイ
ツチ50を入れることにより作動して静止画面上に走査線
を表示する走査線出力手段51と、出力された走査線と皮
膚拡大画面の明暗との交差部分のうち暗部の数を数える
暗部数読み取り手段52と、上記暗部数読み取り手段52に
よる読み取り結果を演算処理する演算処理回路53と、予
め標準データが入力され記憶された記憶手段54と、前記
演算処理回路53から出力されに数値信号(実測値)と上
記記憶されたデータとを対比する対比手段55とが設けら
れている。そして、この対比手段55から出力される対比
結果を、皮膚状態の評価として視覚的に表示する表示手
段56が、ビデオモニタ22の画面右上(第6図参照)に設
けられている。
上記走査線出力表示手段51による走査線表示は、第6
図に示すように、ビデオモニタ画面を縦横それぞれ3等
分して得られる9分割画面のうちの中央画面に、水平方
向に延びる10本の平行な走査線57を表示することによつ
て行われる。そして、上記走査線57は、2値化処理によ
つて、第7図に示すように、皮膚表面の拡大画像の暗部
(皮膚凹部)60と交差する部分61が黒く表示され、明部
(皮膚平坦部)62と交差する部分63が白く表示されるよ
うになつている。この黒白に分けられた明暗パターンの
うち、走査線57の各ラインに黒い部分(暗部)61がいく
つあるかを読み取ることによつて各種の皮膚状態のデー
タを得ることができ、このデータを上記記憶手段54に記
憶されている標準値と対比することによつて各種の皮膚
状態の評価を行うことができる。ちなみに、この装置で
は、下記の3種類の評価を行うことができる。
<きめの細かさ> 演算処理回路53によつて1ライン当たりの暗部数の平
均を求め、記憶手段54に記憶される下記の第1表に示す
データと対比して、被測定者の皮膚のきめ細かさを3段
階で評価する。評価結果は、ビデオモニタ画面右上の表
示手段56の左端に数字で表示される。
<しわの太さ> 演算処理回路53によつて各ラインにおける暗部面積
(1ラインを100プロツトに分け、黒色プロツトがいく
つあるかを数える)を合計して暗部面積の総和を求め、
これを各ラインの暗部数の総和で除して1つの暗部の平
均面積(プロツト数)を求める。そして、記憶手段54に
記憶される下記の第2表に示すデータと対比して、被測
定者のしわの太さを3段階で評価する。評価結果は、ビ
デオモニタ画面右上の表示手段56の中央に数字で表示さ
れる。
<きめの整い方> 演算処理回路53によつて1ライン当たりの暗部数の平
均を求め、10ラインについての標準偏差Xを求める。ま
た、10ラインについての平均暗部数Nを求め、(X/N)
×100(%)を求める。そして、記憶手段54に記憶され
る下記の第3表に示すデータと対比して、被測定者の皮
膚の整い方を3段階で評価する。評価結果は、ビデオモ
ニタ画面右上の表示手段56の右端に数字で表示される。
この装置を用い、例えばつぎのようにして皮膚表面の
拡大画像をビデオモニタ22に映すことができる。すなわ
ち、まず本体部21の電源スイツチ23をオンにし、撮像ヘ
ツド20の先端を被測定者の皮膚表面に押し当てる。皮膚
表面への照明は、本体部21内の光源45から送られる光に
よつて行われる。この光の伝送経路は、光源45→光フア
イバ38→撮像ヘツド20内のサークルラインライト36→筒
状体30→反射鏡33→皮膚表面P(第2図参照)であり、
皮膚表面に対して、垂直方向からのみの落射照明が行わ
れる。したがつて、皮膚表面のわずかな凹凸であつても
垂直光が乱反射して陰影が生じる。このようにして照ら
された皮膚表面は、筒状体30内の2個の対物レンズ34,3
5を通して拡大され、CCD回路板37によつて解読されて電
気信号に置き換えられる。この信号は、ケーブル39を通
つて本体部21内に送られ、信号処理回路48(第4図参
照)で処理されたのちビデオモニタ22に画像化される。
このとき、画像のピントは、すでに述べたように、撮像
ヘツド20の筒状体30を回動させてその突出長さを調整し
て行う。
そして、この画像は動画であるため、静止画スイツチ
50(第5図参照)を入れて画像を静止させると、本体部
21内の静止画処理手段49が作動して、画像の中央に10本
の走査線(画像の明暗に対応して黒白に2分化されてい
る)57が表示されるとともに、画面の右上に、3種類の
皮膚状態に関する評価結果が数字(1,2,3のいずれか)
で表示される。
なお、上記実施例の装置において、先端ケーシング29
の先端外壁に、第8図に示すように、筒体に対し直角方
向にフランジ部29aを設けるようにしてもよい。このよ
うにフランジ部29aを設けると、測定時に皮膚が広い面
積で押されるため、開口28に囲まれる皮膚表面が、周囲
の押しつけの反動で盛り上がることがない。したがつ
て、測定面がほぼ平面となり、一層きれいな拡大画像が
得られる。
また、上記実施例の装置は、きめの細かさ,しわの太
さ,きめの整い方の3つの評価を自動的に行う機能を有
しているが、さらに、画像に表れる明部の輝度レベルか
ら、肌の白さを評価する機能を持たせるようにしてもよ
い。すなわち、走査線57によつて画像の2値化を行う際
(第7図参照)、明部62と暗部60の境界となる輝度レベ
ルを設定するために、各ライン上の明部62の輝度レベル
と暗部60の輝度レベルを検出するが、このときの明部62
の輝度レベルの平均値を、下記の第4表のデータにもと
づいて評価することができる。
もちろん、これらの評価は、必ずしも総合的に行われ
る必要はなく、単一の評価しか行われないものであつて
も、2つの評価が行われるものであつても差し支えはな
い。
なお、これらの評価による評価結果は、上記実施例で
はビデオモニタ22の画面右上に表示されるようになつて
いるが、表示場所は特に限定されない。ビデオモニタ22
の画面上でなくても、例えば本体部21の正面に表示手段
56を設けるようにしてもよい。
また、上記実施例では、光源45を本体部21内に設けて
いるが、光源45は本体部の外側に別個に設けるようにし
てもよい。
さらに、上記実施例では、走査線57によつて黒白に2
値化された明暗パターンのうち、暗部数を読み取るよう
にしているが、逆に明部数を読み取るようにしても何ら
差し支えはない。この場合は、読み取りによつて得られ
るデータと肌の評価の関係が、暗部数を基準とする場合
と全く逆になる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、皮膚表面に対し、垂
直方向からのみ照明を当てることにより皮膚の微妙な凹
凸まで正確に明暗で区別された拡大画像を得、これを静
止させた状態で単位面積当たりの明暗パターンを、画面
上を水平方向に平行に延びる複数本の走査線で読み取る
ようにしているため、皮膚の状態を主観ではなく、客観
的に把握することができる。しかも、その評価結果を、
上記拡大画像を映す画面上に、併せて表示するようにし
ているため、皮膚の様子と評価結果を同時に見ることが
でき、便利である。また、別途に表示器を組み合わせる
必要がないため、装置がコンパクトになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に用いる皮膚状態評価装置の一例を示す
斜視図、第2図は上記実施例の撮像ヘツドを示す縦断面
図、第3図は上記撮像ヘツドの中央連結部分の説明図、
第4図は上記実施例における光の経路と電気信号の経路
を示す構成図、第5図は静止画処理手段の電気信号の経
路を示す構成図、第6図は走査線の表示位置の説明図、
第7図は走査線の表示態様の説明図、第8図は上記実施
例の撮像ヘツドの変形例を示す構成図である。 20……撮像ヘツド、21……本体部、22……ビデオモニ
タ、45……光源、48……信号処理回路、49……静止画処
理手段、50……静止画スイツチ、51……走査線出力手
段、52……暗部数読み取り手段、53……演算処理回路、
54……記憶手段、55……対比手段、56……表示手段、57
……走査線、60……暗部、62……明部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 5/00,5/103 H04N 7/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】皮膚表面に垂直方向からのみ照明を当てた
    状態で得られる皮膚表面拡大撮像を静止画像としてビデ
    オモニタ画面に映し、この画面上の一部分に、水平方向
    に平行に延びる複数本の走査線を同時に映し、上記各走
    査線上の画像の明暗数を電気的に読み取つて1本の走査
    線当たりの平均明暗数を求め、予め用意される標準値と
    上記測定された平均明暗数を比較することによつて皮膚
    のきめの細かさを評価し、得られた評価結果を上記画面
    上の他の部分に表示するようにしたことを特徴とする皮
    膚状態の評価方法。
  2. 【請求項2】皮膚表面に垂直方向からのみ照明を当てた
    状態で得られる皮膚表面拡大撮像を静止画像としてビデ
    オモニタ画面に映し、この画面上の一部分に、水平方向
    に平行に延びる複数本の走査線を同時に映し、上記各走
    査線上の画像の明暗数を電気的に読み取つて1本の走査
    線当たりの平均明暗数を求めるとともに各走査線上の暗
    部面積の総和を演算して1本の走査線当たりの平均暗部
    面積を求め、上記平均暗部面積を平均明暗数で除した値
    を、予め用意される標準値と比較することによつてしわ
    の太さを評価し、得られた評価結果を上記画面上の他の
    部分に表示するようにしたことを特徴とする皮膚状態の
    評価方法。
  3. 【請求項3】皮膚表面に垂直方向からのみ照明を当てた
    状態で得られる皮膚表面拡大撮像を静止画像としてビデ
    オモニタ画面に映し、この画面上の一部分に、水平方向
    に平行に延びる複数本の走査線を同時に映し、上記各走
    査線上の画像の明暗数を電気的に読み取つてその数の標
    準偏差を求めるとともに各走査線当たりの平均明暗数を
    求め、上記標準偏差を平均明暗数で除した値を、予め用
    意される標準値と比較することによつてきめの整い方を
    評価し、得られた評価結果を上記画面上の他の部分に表
    示するようにしたことを特徴とする皮膚状態の評価方
    法。
  4. 【請求項4】皮膚表面に垂直方向からのみ照明を当てた
    状態で得られる皮膚表面拡大撮像を静止画像としてビデ
    オモニタ画面に映し、この画面上の一部分に、水平方向
    に平行に延びる複数本の走査線を同時に映し、上記各走
    査線上の画像の明部の輝度レベルを電気的に読み取り、
    上記輝度レベルを、予め用意される標準値と比較するこ
    とによつて皮膚の明度を評価し、得られた評価結果を上
    記画面上の他の部分に表示するようにしたことを特徴と
    する皮膚状態の評価方法。
  5. 【請求項5】先端部を皮膚表面に押し当てて皮膚表面に
    垂直方向からのみ照明を当てた状態で皮膚表面を拡大撮
    像しこれを電気信号に変換する撮像ヘツドと、この撮像
    ヘツド内に照明を与える光源と、上記撮像ヘツドからの
    電気信号を処理して画像表示信号に変換する画像変換手
    段を内蔵する本体部と、上記画像表示信号を受けて画像
    を表示するビデオモニタとを備え、上記本体部におい
    て、ビデオモニタに表示される画像を静止化する画像静
    止手段と、上記静止画像の映る画面上の一部分である単
    位面積領域に、水平方向に平行に延びる複数本の走査線
    を表示する走査線表示手段と、上記走査線が画像の暗部
    と交差する部分と画像の明部と交差する部分とを2値化
    して電気的に読み取る読み取り手段と、上記読み取り手
    段による読み取り結果に対し一定の評価基準に基づいて
    数値処理を行い皮膚に対する評価を数値として得る数値
    処理手段と、上記数値処理による処理結果を上記画面上
    の他の部分に表示する表示手段とを設けたことを特徴と
    する皮膚状態評価装置。
  6. 【請求項6】上記撮像ヘツドが、対物レンズを内蔵した
    導光体製の筒状体と、CCD回路を内蔵し上記筒状体の根
    元側に外嵌されてこれを同軸的に支受する外筒ケーシン
    グと、先端底面中央に開口を有し上記筒状体の先端側に
    外嵌固定される有底筒状ケーシングと、光源からの光を
    上記導光体製筒状体の上端面に入光させる光伝送手段と
    を備え、上記筒状体の下側における光放射面が筒状体の
    中心軸方向に向かつて光を放射するよう形成されている
    とともに、上記筒状体の下端開口部内側に、先端側に向
    かつて先すぼまりの中空円錐台状の反射鏡が取り付けら
    れ、上記筒状体から放射される光が上記反射鏡で反射さ
    れて、上記有底筒状ケーシングの底面開口に囲まれた皮
    膚表面に対し垂直な光照射が行われるようになつている
    請求項(5)記載の皮膚表面拡大装置。
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