JP2001330358A - 冷却棚 - Google Patents
冷却棚Info
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- JP2001330358A JP2001330358A JP2000157985A JP2000157985A JP2001330358A JP 2001330358 A JP2001330358 A JP 2001330358A JP 2000157985 A JP2000157985 A JP 2000157985A JP 2000157985 A JP2000157985 A JP 2000157985A JP 2001330358 A JP2001330358 A JP 2001330358A
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- JP
- Japan
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- shelf
- cooling
- frame side
- side plate
- semi
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B21/00—Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B21/02—Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D25/00—Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
- F25D25/02—Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
- F25D25/028—Cooled supporting means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
- F25B2321/025—Removal of heat
- F25B2321/0251—Removal of heat by a gas
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 手軽に移動でき、且つ小さいスペースに設置
できると共に、安いランニングコストで半製品や製品等
を効率的に冷却できる冷却棚を提供する。 【解決手段】 食品工場等で原材料や製造途中の半製品
や製品の一時保管などに用いられる冷却棚1であって、
立設された複数のフレーム側板2と、これらのフレーム
側板2間に掛け渡された棚板3と、上記フレーム側板2
に設けられ上記棚板3及びその上部空間4を冷却するペ
ルチェ方式冷却装置5とを備えた。
できると共に、安いランニングコストで半製品や製品等
を効率的に冷却できる冷却棚を提供する。 【解決手段】 食品工場等で原材料や製造途中の半製品
や製品の一時保管などに用いられる冷却棚1であって、
立設された複数のフレーム側板2と、これらのフレーム
側板2間に掛け渡された棚板3と、上記フレーム側板2
に設けられ上記棚板3及びその上部空間4を冷却するペ
ルチェ方式冷却装置5とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品工場等で原材
料や製造途中の半製品や製品の一時保管などに用いられ
る棚であって、特に一時保管した原材料や半製品や製品
等を冷却できる冷却棚に関するものである。
料や製造途中の半製品や製品の一時保管などに用いられ
る棚であって、特に一時保管した原材料や半製品や製品
等を冷却できる冷却棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、食品工場等で製造途中の原材料
や半製品や製品等の一時保管などに用いられる棚として
は、パンラックやカート等が用いられている。これらパ
ンラックやカートは、複数段の棚が設けられており、板
状の棚やスノコ状或いはメッシュ状の棚等、様々な種類
がある。
や半製品や製品等の一時保管などに用いられる棚として
は、パンラックやカート等が用いられている。これらパ
ンラックやカートは、複数段の棚が設けられており、板
状の棚やスノコ状或いはメッシュ状の棚等、様々な種類
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、弁当、惣菜
工場をはじめ、学校給食施設、病院給食施設、ホテル及
びレストランの厨房施設等では、食中毒防止を主眼に、
衛生管理の徹底が図られている。
工場をはじめ、学校給食施設、病院給食施設、ホテル及
びレストランの厨房施設等では、食中毒防止を主眼に、
衛生管理の徹底が図られている。
【0004】近年、厚生省及び農林水産省の主導によ
り、HACCP(Hazard Analysis Critical Control P
oints )システムの導入が進められており、すでに、乳
製品、食肉製品、レトルト食品、魚肉練り製品、清涼飲
料水等に対しては、承認制度が制定済みである。
り、HACCP(Hazard Analysis Critical Control P
oints )システムの導入が進められており、すでに、乳
製品、食肉製品、レトルト食品、魚肉練り製品、清涼飲
料水等に対しては、承認制度が制定済みである。
【0005】なお、HACCPシステムは、高い安全性
が要求される宇宙飛行士用食品の製造のために考え出さ
れた衛生管理方法であって、原材料の生産段階から販
売、喫食までのすべてのステップにおける危害を分析
し、その危害を制御することができる場所(工程)や処
理方法を決め、それぞれに対応した基準を作り、いつ、
どこで、だれが、何の目的で、どの基準に従って、どの
ような作業をしたのかを記録し、それを証拠書類として
残しておくシステムのことをいう。
が要求される宇宙飛行士用食品の製造のために考え出さ
れた衛生管理方法であって、原材料の生産段階から販
売、喫食までのすべてのステップにおける危害を分析
し、その危害を制御することができる場所(工程)や処
理方法を決め、それぞれに対応した基準を作り、いつ、
どこで、だれが、何の目的で、どの基準に従って、どの
ような作業をしたのかを記録し、それを証拠書類として
残しておくシステムのことをいう。
【0006】上述の食品関連施設においては、各種菌な
ど微生物の汚染や増殖の防止のため、温度管理が最重要
課題となっている。
ど微生物の汚染や増殖の防止のため、温度管理が最重要
課題となっている。
【0007】実際、厚生省が調査を行った「給食事業等
におけるHACCP試行事業」の報告書の中に、現状の
クリアすべき問題点の一つとして、原材料、半製品及び
製品の冷蔵保管設備の不備が挙げられており、上述した
従来のパンラックやカート等で冷却機能を備えたものは
無かった。
におけるHACCP試行事業」の報告書の中に、現状の
クリアすべき問題点の一つとして、原材料、半製品及び
製品の冷蔵保管設備の不備が挙げられており、上述した
従来のパンラックやカート等で冷却機能を備えたものは
無かった。
【0008】冷却機能を備えた装置としては、冷蔵庫、
冷凍庫或いは冷却庫として普及しているが、これら冷蔵
庫等では手軽に移動させることができず、また、食品の
加工途中の仕掛品を一時的に保管する棚としては、大掛
かりすぎて大きなスペースを必要とし、加工ラインの間
に設けるのが困難であると共に、仕掛品の出入れに際し
て、扉を開ける必要があるので、非常に手間がかかる上
に冷却効率が低下してしまうといった問題があった。
冷凍庫或いは冷却庫として普及しているが、これら冷蔵
庫等では手軽に移動させることができず、また、食品の
加工途中の仕掛品を一時的に保管する棚としては、大掛
かりすぎて大きなスペースを必要とし、加工ラインの間
に設けるのが困難であると共に、仕掛品の出入れに際し
て、扉を開ける必要があるので、非常に手間がかかる上
に冷却効率が低下してしまうといった問題があった。
【0009】その他、加工ラインの間に、衛生帯として
小さく区画された部屋を設け、そのスペースをエアコン
等で冷却する場合もあるが、この場合は、部屋全体を冷
却するので、冷却量が多くなってしまい、ランニングコ
ストが高くなるといった問題があった。
小さく区画された部屋を設け、そのスペースをエアコン
等で冷却する場合もあるが、この場合は、部屋全体を冷
却するので、冷却量が多くなってしまい、ランニングコ
ストが高くなるといった問題があった。
【0010】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
めに案出されたものであって、その目的は、手軽に移動
でき、且つ小さいスペースに設置できると共に、安いラ
ンニングコストで半製品等を効率的に冷却できる冷却棚
を提供することにある。
めに案出されたものであって、その目的は、手軽に移動
でき、且つ小さいスペースに設置できると共に、安いラ
ンニングコストで半製品等を効率的に冷却できる冷却棚
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために、食品工場等で原材料や製造途中の半製品
や製品の一時保管などに用いられる冷却棚であって、立
設された複数のフレーム側板と、これらのフレーム側板
間に掛け渡された棚板と、上記フレーム側板に設けられ
上記棚板及びその上部空間を冷却するペルチェ方式冷却
装置とを備えたものである。
決するために、食品工場等で原材料や製造途中の半製品
や製品の一時保管などに用いられる冷却棚であって、立
設された複数のフレーム側板と、これらのフレーム側板
間に掛け渡された棚板と、上記フレーム側板に設けられ
上記棚板及びその上部空間を冷却するペルチェ方式冷却
装置とを備えたものである。
【0012】上記構成によれば、ペルチェ方式冷却装置
で冷却棚及びその上部空間を局所的に冷却するようにし
たので、冷却棚に置かれた原材料、半製品や製品を安い
ランニングコストで効率的に冷却することができ、ま
た、構成が簡単で棚の小型化及び軽量化が可能となり、
手軽に移動できると共に、加工ライン間の小さいスペー
スに設置できる。
で冷却棚及びその上部空間を局所的に冷却するようにし
たので、冷却棚に置かれた原材料、半製品や製品を安い
ランニングコストで効率的に冷却することができ、ま
た、構成が簡単で棚の小型化及び軽量化が可能となり、
手軽に移動できると共に、加工ライン間の小さいスペー
スに設置できる。
【0013】そして、上記フレーム側板が中空状に形成
され、その下部に空気吸入口が形成されると共に上部に
空気排出口が形成され、上記ペルチェ方式冷却装置が、
上記フレーム側板内に配置される放熱フィンを有したも
のが好ましい。
され、その下部に空気吸入口が形成されると共に上部に
空気排出口が形成され、上記ペルチェ方式冷却装置が、
上記フレーム側板内に配置される放熱フィンを有したも
のが好ましい。
【0014】また、上記空気吸入口近傍に、上記フレー
ム側板内で空気を上方に流す空冷用ファンが設けられた
ものが好ましい。
ム側板内で空気を上方に流す空冷用ファンが設けられた
ものが好ましい。
【0015】さらに、上記フレーム側板に、上記ペルチ
ェ方式冷却装置の冷却部を上記棚板側に露出させる開口
部を形成したものが好ましい。
ェ方式冷却装置の冷却部を上記棚板側に露出させる開口
部を形成したものが好ましい。
【0016】また、上記棚板が、断面U字状に一体成形
され、上記ペルチェ方式冷却装置の冷却部に面接触する
ものが好ましい。
され、上記ペルチェ方式冷却装置の冷却部に面接触する
ものが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0018】図1は、本発明に係る冷却棚の実施の形態
を示した斜視図、図2は、ペルチェ方式冷却装置とフレ
ーム側板及び棚板との取合いを示した断面図である。
を示した斜視図、図2は、ペルチェ方式冷却装置とフレ
ーム側板及び棚板との取合いを示した断面図である。
【0019】係る冷却棚は、食品工場等で原材料や製造
途中の半製品(仕掛品)や製品(以下半製品等という)
の一時保管などに用いられるものである。
途中の半製品(仕掛品)や製品(以下半製品等という)
の一時保管などに用いられるものである。
【0020】まず、上記冷却棚の構成を説明する。
【0021】図1に示すように、冷却棚1は、立設され
た複数のフレーム側板2と、これらのフレーム側板2間
に縦方向に複数掛け渡された棚板3と、フレーム側板2
に設けられ棚板3及びその上部空間4を冷却するペルチ
ェ方式冷却装置5とを備えたことを特徴とする。
た複数のフレーム側板2と、これらのフレーム側板2間
に縦方向に複数掛け渡された棚板3と、フレーム側板2
に設けられ棚板3及びその上部空間4を冷却するペルチ
ェ方式冷却装置5とを備えたことを特徴とする。
【0022】本実施の形態においては、フレーム側板2
は、2枚設けられており、互いに向かい合うように平行
に配置されている。フレーム側板2は、中空状に形成さ
れており、その下部に空気吸入口6が形成されると共
に、上部に空気排出口7が形成されている。
は、2枚設けられており、互いに向かい合うように平行
に配置されている。フレーム側板2は、中空状に形成さ
れており、その下部に空気吸入口6が形成されると共
に、上部に空気排出口7が形成されている。
【0023】フレーム側板2は、所定の強度及び耐熱性
を有する合成樹脂等によって形成されており、フレーム
側板2間に設けられる棚板3や、その棚板3に載置され
る半製品等の荷重を支持できるものとなっている。耐熱
性の性能は、ペルチェ方式冷却装置5の放熱部8の温度
を考慮して略75℃となっている。
を有する合成樹脂等によって形成されており、フレーム
側板2間に設けられる棚板3や、その棚板3に載置され
る半製品等の荷重を支持できるものとなっている。耐熱
性の性能は、ペルチェ方式冷却装置5の放熱部8の温度
を考慮して略75℃となっている。
【0024】空気吸入口6は、床面9から所定高さ上方
に形成されており、フレーム側板2内部の空気吸入口6
の近傍には、フレーム側板2内に空気を流してペルチェ
方式冷却装置5の放熱部8を冷却するための空冷用ファ
ン11が設けられている。
に形成されており、フレーム側板2内部の空気吸入口6
の近傍には、フレーム側板2内に空気を流してペルチェ
方式冷却装置5の放熱部8を冷却するための空冷用ファ
ン11が設けられている。
【0025】棚板3は、アルミ等の熱伝導率の高い材質
にて、底面が平板状の断面U字状に一体成形されてい
る。棚板3の側面は、ペルチェ方式冷却装置5の冷却部
12に面接触するようになっている。棚板3の屈曲部2
1は所定の半径で曲線状に形成されている。
にて、底面が平板状の断面U字状に一体成形されてい
る。棚板3の側面は、ペルチェ方式冷却装置5の冷却部
12に面接触するようになっている。棚板3の屈曲部2
1は所定の半径で曲線状に形成されている。
【0026】本実施の形態のペルチェ方式冷却装置5
は、空冷式のものが採用されており、冷却部12の後面
には、放熱部8である放熱フィン14が設けられてい
る。放熱フィン14は、フレーム側板2内の空気の流れ
(下方から上方への流れ)に沿うように、縦方向に延び
て複数設けられている。
は、空冷式のものが採用されており、冷却部12の後面
には、放熱部8である放熱フィン14が設けられてい
る。放熱フィン14は、フレーム側板2内の空気の流れ
(下方から上方への流れ)に沿うように、縦方向に延び
て複数設けられている。
【0027】フレーム側板2には、ペルチェ方式冷却装
置5の冷却部12を棚板3側に露出させるための開口部
15が形成されている。ペルチェ方式冷却装置5の冷却
部12を含む本体部16は、開口部15内に挿入され
て、フレーム側板2に固定されている。
置5の冷却部12を棚板3側に露出させるための開口部
15が形成されている。ペルチェ方式冷却装置5の冷却
部12を含む本体部16は、開口部15内に挿入され
て、フレーム側板2に固定されている。
【0028】フレーム側板2の表面を覆うように棚板3
の側面が設けられており、その棚板3の側面には、ペル
チェ方式冷却装置5の冷却部12表面よりも小さい棚板
開口部17が形成されている。この棚板開口部17によ
って、冷却部12が、棚板3の上部空間4に露出される
こととなる。この棚板開口部17の周囲の部分が、ボル
ト18によって冷却部12に固定され、冷却部12と面
接触している。
の側面が設けられており、その棚板3の側面には、ペル
チェ方式冷却装置5の冷却部12表面よりも小さい棚板
開口部17が形成されている。この棚板開口部17によ
って、冷却部12が、棚板3の上部空間4に露出される
こととなる。この棚板開口部17の周囲の部分が、ボル
ト18によって冷却部12に固定され、冷却部12と面
接触している。
【0029】ペルチェ方式冷却装置5の冷却部12と棚
板3との界面には、熱伝導性ゲル状接着剤19が塗布さ
れている。ペルチェ方式冷却装置5の本体部16と放熱
フィン14との界面にも、熱伝導性ゲル状接着剤19が
塗布されている。
板3との界面には、熱伝導性ゲル状接着剤19が塗布さ
れている。ペルチェ方式冷却装置5の本体部16と放熱
フィン14との界面にも、熱伝導性ゲル状接着剤19が
塗布されている。
【0030】フレーム側板2内部には、各ペルチェ方式
冷却装置5に接続され、電圧を制御することによって、
温度制御を行う電圧制御装置23が設けられている。
冷却装置5に接続され、電圧を制御することによって、
温度制御を行う電圧制御装置23が設けられている。
【0031】最上段の棚板3の上方には、その上部を覆
う平板24が、各フレーム側板2間に掛け渡されてい
る。
う平板24が、各フレーム側板2間に掛け渡されてい
る。
【0032】次に、上記構成の冷却棚1の作用を説明す
る。
る。
【0033】係る冷却棚1においては、ペルチェ方式冷
却装置5で、棚板3を冷却するので、従来の冷蔵庫等と
比較して、冷却棚1本体の小型化及び軽量化が達成され
る。従って、手軽に移動できると共に、加工ライン間の
小さいスペースに設置できる。
却装置5で、棚板3を冷却するので、従来の冷蔵庫等と
比較して、冷却棚1本体の小型化及び軽量化が達成され
る。従って、手軽に移動できると共に、加工ライン間の
小さいスペースに設置できる。
【0034】また、棚板3をアルミ等の熱伝導率の高い
材質にて、断面U字状に一体成形すると共に、その屈曲
部21を曲線状に形成し、且つその側面をペルチェ方式
冷却装置5の冷却部12に面接触させ、さらに、側面に
冷却部12を露出させる棚板開口部17を形成したこと
によって、棚板3上に載置した半製品等を非常に効率的
に冷却することができる。
材質にて、断面U字状に一体成形すると共に、その屈曲
部21を曲線状に形成し、且つその側面をペルチェ方式
冷却装置5の冷却部12に面接触させ、さらに、側面に
冷却部12を露出させる棚板開口部17を形成したこと
によって、棚板3上に載置した半製品等を非常に効率的
に冷却することができる。
【0035】詳しくは、棚板3がアルミ等で形成され、
冷却部12に面接触しているので、冷却部12からの冷
熱は、棚板3を介して、その上の半製品等に伝導され
る。また、棚板3の側面に棚板開口部17を形成したこ
とによって、冷却部12が半製品等に対して露出して、
半製品等に直接冷熱がふく射される。さらに、棚板3の
屈曲部21を曲線状に形成したことによって、冷却部1
2近傍で冷却された空気が、その密度差によって棚板3
に沿って下方に流れ、屈曲部21に沿って半製品等側に
対流して、その半製品等を冷却する。
冷却部12に面接触しているので、冷却部12からの冷
熱は、棚板3を介して、その上の半製品等に伝導され
る。また、棚板3の側面に棚板開口部17を形成したこ
とによって、冷却部12が半製品等に対して露出して、
半製品等に直接冷熱がふく射される。さらに、棚板3の
屈曲部21を曲線状に形成したことによって、冷却部1
2近傍で冷却された空気が、その密度差によって棚板3
に沿って下方に流れ、屈曲部21に沿って半製品等側に
対流して、その半製品等を冷却する。
【0036】なお、棚板開口部17を設けないで、ペル
チェ方式冷却装置5の冷却部12の表面全体を棚板3に
接着してもよい。これによれば、棚板3に切欠き或いは
凹みがなくなるので、汚れが少なく、且つ清掃が容易と
なる。
チェ方式冷却装置5の冷却部12の表面全体を棚板3に
接着してもよい。これによれば、棚板3に切欠き或いは
凹みがなくなるので、汚れが少なく、且つ清掃が容易と
なる。
【0037】以上のように、ペルチェ方式冷却装置5の
冷却部12の冷熱は、棚板3での伝導、半製品等へのふ
く射及び冷却された空気の対流といった多くのルート
で、半製品等を冷却することができる。
冷却部12の冷熱は、棚板3での伝導、半製品等へのふ
く射及び冷却された空気の対流といった多くのルート
で、半製品等を冷却することができる。
【0038】また、上記冷却棚1によれば、半製品等
は、ペルチェ方式冷却装置5によって、局所的に冷却さ
れるので、従来の衛生帯のように部屋全体を冷房する場
合と比較して、大幅に安いランニングコストで効率的に
冷却することができる。
は、ペルチェ方式冷却装置5によって、局所的に冷却さ
れるので、従来の衛生帯のように部屋全体を冷房する場
合と比較して、大幅に安いランニングコストで効率的に
冷却することができる。
【0039】ペルチェ方式冷却装置5で吸熱された熱エ
ネルギーは、フレーム側板2内に位置する放熱フィン1
4で、空気吸入口6近傍に配置された空冷用ファンで流
された空気に放出され、空気排出口7から外気に放熱さ
れる。
ネルギーは、フレーム側板2内に位置する放熱フィン1
4で、空気吸入口6近傍に配置された空冷用ファンで流
された空気に放出され、空気排出口7から外気に放熱さ
れる。
【0040】なお、本実施の形態においては、フレーム
側板2は合成樹脂にて形成されているが、ステンレスや
メッキ鋼等で形成してもよい。但し、この場合は、棚板
3の冷熱の伝導性を高めるために、棚板3と接する面に
断熱材を設ける必要がある。これによれば、フレーム側
板2の耐熱性能を高めることができる。
側板2は合成樹脂にて形成されているが、ステンレスや
メッキ鋼等で形成してもよい。但し、この場合は、棚板
3の冷熱の伝導性を高めるために、棚板3と接する面に
断熱材を設ける必要がある。これによれば、フレーム側
板2の耐熱性能を高めることができる。
【0041】また、棚板3のフレーム側板2が位置しな
い側となる部分(半製品等を出入れする部分)の棚開口
部22に、簡単に開閉できるカーテン状のカバー部材
(図示せず)を設けるようにしてもよい。これによれ
ば、冷却効率の向上が達成される。このカバー部材は、
透明な部材で形成するのが好ましい。これによれば、棚
板3上に、何が載置されているかが一目で確認できると
共に、棚板3上の半製品等の置忘れを防止できる。
い側となる部分(半製品等を出入れする部分)の棚開口
部22に、簡単に開閉できるカーテン状のカバー部材
(図示せず)を設けるようにしてもよい。これによれ
ば、冷却効率の向上が達成される。このカバー部材は、
透明な部材で形成するのが好ましい。これによれば、棚
板3上に、何が載置されているかが一目で確認できると
共に、棚板3上の半製品等の置忘れを防止できる。
【0042】さらに、冷却棚1の底部に、走行用車輪及
びストッパ(図示せず)を設けるようにしてもよい。こ
れによれば、冷却棚1の移動がさらに容易となる。
びストッパ(図示せず)を設けるようにしてもよい。こ
れによれば、冷却棚1の移動がさらに容易となる。
【0043】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、冷却棚に
置かれた原材料、半製品や製品を安いランニングコスト
で効率的に冷却することができ、また、構成が簡単で棚
の小型化及び軽量化が可能となり、手軽に移動できると
共に、加工ライン間の小さいスペースに設置できるとい
った優れた効果を発揮する。
置かれた原材料、半製品や製品を安いランニングコスト
で効率的に冷却することができ、また、構成が簡単で棚
の小型化及び軽量化が可能となり、手軽に移動できると
共に、加工ライン間の小さいスペースに設置できるとい
った優れた効果を発揮する。
【図1】本発明に係る冷却棚の実施の形態を示した斜視
図である。
図である。
【図2】ペルチェ方式冷却装置とフレーム側板及び棚板
との取合いを示した断面図である。
との取合いを示した断面図である。
1 冷却棚 2 フレーム側板 3 棚板 4 上部空間 5 ペルチェ方式冷却装置 6 空気吸入口 7 空気排出口 11 空冷用ファン 12 冷却部 14 放熱フィン 15 開口部
フロントページの続き Fターム(参考) 3L045 AA04 BA01 CA02 DA04 EA03 PA04
Claims (5)
- 【請求項1】 食品工場等で原材料や製造途中の半製品
や製品の一時保管などに用いられる冷却棚であって、立
設された複数のフレーム側板と、これらのフレーム側板
間に掛け渡された棚板と、上記フレーム側板に設けられ
上記棚板及びその上部空間を冷却するペルチェ方式冷却
装置とを備えたことを特徴とする冷却棚。 - 【請求項2】 上記フレーム側板が中空状に形成され、
その下部に空気吸入口が形成されると共に上部に空気排
出口が形成され、上記ペルチェ方式冷却装置が、上記フ
レーム側板内に配置される放熱フィンを有した請求項1
記載の冷却棚。 - 【請求項3】 上記空気吸入口近傍に、上記フレーム側
板内で空気を上方に流す空冷用ファンが設けられた請求
項2記載の冷却棚。 - 【請求項4】 上記フレーム側板に、上記ペルチェ方式
冷却装置の冷却部を上記棚板側に露出させる開口部を形
成した請求項1から3いずれかに記載の冷却棚。 - 【請求項5】 上記棚板が、断面U字状に一体成形さ
れ、上記ペルチェ方式冷却装置の冷却部に面接触する請
求項1から4いずれかに記載の冷却棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000157985A JP2001330358A (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | 冷却棚 |
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Publications (1)
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ID=18662525
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2001330358A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007040512A1 (en) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Carrier Corporation | Thermoelectric device based mobile freezer/heater |
CN106616212A (zh) * | 2017-01-06 | 2017-05-10 | 南通双和食品有限公司 | 一种熟食加工用新型预冷架 |
-
2000
- 2000-05-24 JP JP2000157985A patent/JP2001330358A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007040512A1 (en) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Carrier Corporation | Thermoelectric device based mobile freezer/heater |
CN106616212A (zh) * | 2017-01-06 | 2017-05-10 | 南通双和食品有限公司 | 一种熟食加工用新型预冷架 |
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