JP2001330150A - 蛇腹装置 - Google Patents

蛇腹装置

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JP2001330150A
JP2001330150A JP2000148661A JP2000148661A JP2001330150A JP 2001330150 A JP2001330150 A JP 2001330150A JP 2000148661 A JP2000148661 A JP 2000148661A JP 2000148661 A JP2000148661 A JP 2000148661A JP 2001330150 A JP2001330150 A JP 2001330150A
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JP
Japan
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bellows
element surfaces
bellows device
support hole
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000148661A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Inaguma
幸雄 稲熊
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Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛇腹が延びたとき、中央部分が自重により下
方に垂れ下がることがなく、スムーズに伸縮することが
できる安価な蛇腹装置を提供する。 【解決手段】 交互に逆方向に屈折する複数の要素面が
連なって形成された波状の蛇腹を有する蛇腹装置におい
て、蛇腹両端の要素面に弾性材料からなる紐体の両端を
夫々固定し、該紐体を前記両端の要素面の間に存在する
各要素面に蛇腹の伸縮方向に整列して穿設した支持穴に
貫通させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体と固定体と
の間に両端を接合され、移動体の移動に応じて伸縮する
蛇腹装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】身障者、高齢者等をシートに着座させこ
のシートを昇降させることにより車両へ乗降させるシー
トリフタ装置において、昇降用のシート後方下部とリフ
ト装置後端との間に、交互に逆方向に屈折する複数の要
素面が連なって形成された波状の蛇腹を有する蛇腹装置
の両端を接続し、シートの前後移動に連動して蛇腹を伸
縮してリフト装置の構造物を蛇腹により覆うようにして
いる。従来、このような蛇腹装置において、蛇腹がスム
ーズに伸縮するように、隣接する2枚の要素面毎に各要
素面の内側面にゴム紐を縫付けて接合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の蛇腹装置で
は、ゴム紐を蛇腹の各要素面に縫付けるため、製造に時
間がかかる問題があった。また、隣接する要素面間に夫
々ゴム紐を縫付けるので、蛇腹の収縮時の厚さが厚くな
る不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、交互に逆
方向に屈折する複数の要素面が連なって形成された波状
の蛇腹を有する蛇腹装置において、蛇腹両端の要素面に
弾性材料からなる紐体の両端を夫々固定し、該紐体を前
記両端の要素面の間に存在する各要素面に蛇腹の伸縮方
向に整列して穿設した支持穴に貫通させたことである。
【0005】請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載の蛇腹装置において、前記支持穴の回りを
ボタンホール処理したことである。
【0006】請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1又は請求項2に記載の蛇腹装置において、前記紐
体を蛇腹の幅方向両端部に設けたことである。
【0007】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、要素面が交互に逆方向に屈折する
波状の蛇腹を有する蛇腹装置において、蛇腹両端の要素
面に弾性材料の紐体の両端を夫々固定し、該紐体を前記
両端の要素面の間に存在する各要素面に穿設した支持穴
に貫通させたので、蛇腹が延びたとき、中央部分が自重
により下方に垂れ下がることがなく、スムーズに伸縮す
ることができる。さらに、弾性材料の紐体を両端部の要
素面に接合するだけでよいので、安価な蛇腹装置を提供
することができる。
【0008】上記のように構成した請求項2に係る発明
においては、請求項1に記載の蛇腹装置において、前記
支持穴の回りをボタンホール処理したので、支持穴と弾
性材料の紐体との摺動が円滑になり蛇腹の伸縮がスムー
ズになる。また、支持穴が弾性材料の紐体との摺動によ
り破損することを防止できる。
【0009】上記のように構成した請求項3に係る発明
においては、請求項1又は請求項2に記載の蛇腹装置に
おいて、前記紐体を蛇腹の幅方向両端部に設けたので、
蛇腹が伸びたとき、蛇腹の各要素面を幅方向の両端部で
バランスよく支持することができ、蛇腹がスムーズに伸
縮することができる。
【0010】
【実施の形態】図1,2において、1は本発明に係る蛇
腹装置2の主要部品である蛇腹で、交互に逆方向に屈折
する複数の要素面3が連なって波状に形成されている。
蛇腹1の一端はシートリフタ装置付車両の昇降用のシー
ト5の後方下部に固定され、他端に設けられた取付部6
はリフト装置後端部のカバー7にホック8により着脱可
能に取付けられている。両端の要素面3a,3bの内側
面には弾性材料であるゴムの紐体9の両端が夫々縫付け
て固定されている。蛇腹1の両端の要素面3a,3bの
間に存在する各要素面3には、蛇腹1の伸縮方向に整列
し支持穴10が夫々穿設され、各支持穴10を紐体9が
貫通している。各支持穴10の回りは糸で縫いつけてボ
タン穴処理が施されている。蛇腹1を樹脂で形成する場
合、ボタン穴処理として支持穴10の回りを若干肉厚に
してもよい。紐体9は、蛇腹1の幅方向両端部において
夫々要素面3a,3bの内側面に固定されている。
【0011】上記のように構成した実施形態において、
図1に示すように、シート5が前方に移動されたとき、
シート5の後方下部に一端が固定された蛇腹1はシート
5の前方移動に連動して伸長する。このとき両端の要素
面3a,3bに固定されたゴムの紐体9も蛇腹1と共に
伸長し、両端以外の要素面3を支持穴10との嵌合によ
り支持し下方に垂れることを防止するので、蛇腹1はス
ムーズに伸長し、リフト装置の構造物を蛇腹装置2によ
り覆う。図3に示すように、シート5の後方移動に連動
して蛇腹1は要素面3を支持穴10とゴムの紐体9との
嵌合により支持されてゴムの紐体9と共にスムーズに縮
小する。なお、蛇腹装置2により覆われたリフト装置の
構造物を修理等する場合、ホック8を外すことにより蛇
腹1の後方部6をカバー7から容易に離脱することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る蛇腹装置を取付けたシートを前
方に移動したときの状態を示す図である。
【図2】 本発明に係る蛇腹装置を示す斜視図である。
【図3】 本発明に係る蛇腹装置を取付けたシートを後
方に移動したときの状態を示す図である
【符号の説明】
1…蛇腹、2…蛇腹装置、3…要素面、3a,3b…両
端の要素面、5…シート、9…ゴム(弾性体)の紐体、
10…支持穴。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交互に逆方向に屈折する複数の要素面が
    連なって形成された波状の蛇腹を有する蛇腹装置におい
    て、蛇腹両端の要素面に弾性材料からなる紐体の両端を
    夫々固定し、該紐体を前記両端の要素面の間に存在する
    各要素面に蛇腹の伸縮方向に整列して穿設した支持穴に
    貫通させたことを特徴とする蛇腹装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の蛇腹装置において、前
    記支持穴の回りをボタンホール処理したことを特徴とす
    る蛇腹装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の蛇腹装置
    において、前記紐体を蛇腹の幅方向両端部に設けたこと
    を特徴とする蛇腹装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006182547A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Kito Corp 巻上機のチェーン又はロープを囲むカバー部材
CN114467391A (zh) * 2022-02-22 2022-05-13 山西农业大学经济作物研究所 一种远志专用旋播机

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