JP2001329637A - 間仕切壁の設置構造 - Google Patents

間仕切壁の設置構造

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JP2001329637A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 躯体の変形に追従可能な間仕切壁の設置構造
を実現する。 【解決手段】 耐火性を有する間仕切壁1とその周囲の
躯体との間の間隙に、それらの面内相対変形に追従して
変形しつつ間仕切壁を躯体に対して支持せしめる継手部
材5を配設する。継手部材として、間仕切壁の面内方向
への弾性変形が可能でありかつ面外方向への変形が規制
された状態で間仕切壁と躯体との間に介装される板バネ
7を有するものを採用し、その継手部材により間仕切壁
を躯体に対して支持せしめ、間隙には膨縮可能な柔軟な
耐火材11を充填して間隙を塞ぐ。継手部材は、間仕切
壁と躯体に対してそれぞれ固定される対のランナー6の
間に板バネ7を複数取り付けた構成とする。板バネとし
て側面視形状が円形あるいは菱形もしくはくの字状をな
すものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物に設置される
間仕切壁、特に耐火性を有する耐火間仕切壁の設置構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の耐火間仕切壁においては、要求さ
れる性能は遮熱性や遮炎性等であり、このような性能を
備えた種々の耐火間仕切壁の構造が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の間
仕切壁においては、地震時における躯体の変形や火災時
における躯体の熱変形等に対する変形追従性については
特に要求されていないのが実状であり、そのため、図8
に示すように地震時あるいは火災時に間仕切壁1の周囲
の柱2や梁3等の躯体が変形した場合には、そのような
変形によって間仕切壁1の周縁部の損壊が生じたり、柱
2や梁3と間仕切壁1との間に小さからぬ隙間4が生じ
ることが想定され、そのような場合には間仕切壁1に要
求される耐火性能や遮煙性能を保持することができなく
なることも懸念される。
【0004】上記事情に鑑み、本発明は、地震時や火災
時における躯体の変形に起因して間仕切壁が損壊した
り、躯体と間仕切壁との間に隙間が生じるようなことを
防止して、耐火性能や遮煙性能を維持することのできる
有効な間仕切壁の設置構造を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、耐火
性を有する間仕切壁とその周囲の躯体との間の間隙に、
それら間仕切壁と躯体との面内相対変形に追従して変形
しつつ間仕切壁を躯体に対して支持せしめる継手部材を
配設した間仕切壁の設置構造であって、前記継手部材
は、前記間仕切壁の面内方向への弾性変形が可能であり
かつ面外方向への変形が規制された状態で間仕切壁と躯
体との間に介装される板バネを有し、該継手部材を前記
間隙に配設して該継手部材により前記間仕切壁を前記躯
体に対して支持せしめるとともに、膨縮可能な柔軟な耐
火材を前記間隙に充填して該耐火材により前記間隙を塞
いだことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明の間仕
切壁の設置構造であって、前記継手部材は、前記間仕切
壁と前記躯体に対してそれぞれ固定される対のランナー
の間に前記板バネを複数取り付けてなることを特徴とす
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の間仕切壁の設置構造であって、前記板バネは側面視
形状が円形あるいは菱形もしくはくの字状をなすことを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の一実施形態
を示すものである。本実施形態は図1に示す継手部材5
を用い、それを図2および図3に示すように間仕切壁1
とその周囲の躯体である柱2および梁3との間に配設す
ることを主眼とする。
【0009】その継手部材5は2本のランナー6の間に
複数(図示例では3つ)の板バネ7を設けたものであ
る。ランナー6としては通常の軽量溝形鋼が用いられ、
板バネ7としては帯鋼をリング状とした円形のものが採
用され、上記2本のランナー6を対向配置してそれらの
間に板バネ7をビス止めあるいは溶接等により固定して
一体化した構成とされている。この継手部材5は(a)
に示す通常の状態から、全体の厚み方向(ランナー6ど
うしの対向方向)の荷重がかかると板バネ7が弾性変形
して(b)に示すようにランナー6間の間隔が自由に変
化し得るものであり、またランナー6どうしを長さ方向
にずらすような荷重には同じく板バネ7の弾性変形によ
り追従可能であるが、ランナー6どうしを横方向にずら
すような横方向の荷重に対しては板バネ7自体の強度に
より対抗し得る剛性を有するものとされている。
【0010】上記の継手部材5は、図3に示すように間
仕切壁1の上縁と梁3の下面との間、および間仕切壁1
の側縁と柱2の表面との間の間隙にそれぞれ配されて使
用される。間仕切壁1の上縁と梁3の下面との間におけ
る継手部材5の配設状態を図2により詳細に説明する
と、本実施形態における間仕切壁1はプラスターボード
あるいはケイ酸カルシウム板等の不燃ボード8をランナ
ー9により中空部10を確保して4重に積層した構造と
されているので、上記の継手部材5を中空部10の上部
に配設してその下側のランナー6を間仕切壁1内のラン
ナー9に対してビス止めあるいは溶接により固定し、上
側のランナー6を梁3の下面に対して直接的にビス止め
して固定している。
【0011】そして、そのように配設された継手部材5
の両側に、ロックウールファイバーやセラミックファイ
バー等の膨縮可能な柔軟性を有する繊維系の耐火材11
が詰め込まれて充填され、その耐火材11により間仕切
壁1と梁3との間の間隙が塞がれ、さらにその耐火材1
1の表面側には不燃ボードや不燃シート等の化粧材12
が取り付けられて耐火材11を隠蔽している。間仕切壁
1の側縁と柱2表面との間にも、上記と同様に継手部材
5の一方のランナー6を間仕切壁1内のランナー9に固
定し、他方のランナー6を柱2に対して固定し、その両
側に耐火材11,化粧材12を取り付ければ良い。
【0012】以上のように、間仕切壁1の面内方向に弾
性変形可能な継手部材5によって間仕切壁1を躯体に対
して支持せしめ、かつ間仕切壁1と躯体との間の間隙を
膨縮可能な繊維系の耐火材11により塞いだことによ
り、継手部材5によって間仕切壁1を躯体に対して安定
かつ確実に固定でき、かつ耐火材11により所望の耐火
性能を確保できるものである。そして、地震時や火災時
に図8に示したように躯体が変形したような場合におい
ても、その変形に追従して継手部材5の板バネ7が弾性
変形してそのまま間仕切壁1を支持し続け、したがって
間仕切壁1に無理な力がかかって損壊したり継手部材5
から外れて倒壊してしまうようなことはない。勿論、そ
のような変形に追従して耐火材11が自由に膨張収縮し
て間隙の閉塞状態を維持するから耐火性能や遮煙性能が
損なわれることはない。なお、上記のような変形により
化粧材12は破壊されることがあるが、それが破壊され
ても耐火性能や遮煙性能には影響が及ばない。
【0013】図4および図5は継手部材5の他の構成例
を示すものである。図4に示すものは板バネ7を菱形状
としたもの、図5に示すものは板バネ7をくの字状にし
たものであり、いずれも円形の板バネ7を用いる場合と
同様の効果が得られる。
【0014】なお、上記実施形態では、間仕切壁1の上
縁と梁3との間のみならず、間仕切壁1の側縁と柱2と
の間にも上記の継手部材5と耐火材11による構造を採
用したが、間仕切壁1の側縁と柱2との間の構造として
は図6あるいは図7に示す構造も採用可能である。
【0015】図6に示すものは(a)に示すようなラン
ナー20を用いるものである。このランナー20はチャ
ンネル状の断面のものであるが、その両壁部には外側に
「く」の字状に折り曲げられたバネ部20aが形成され
ており、それらバネ部20aの弾性変形によりランナー
20全体がその高さ方向に伸縮できるものとされてお
り、そのランナー20により(b)に示すように間仕切
壁1の側縁を柱2に対して支持するようにしたものであ
る。このようなランナー20を用いることで、バネ部2
0aの弾性変形により躯体の変形に追従できるし、ラン
ナー20自体やその内部に装着したスペーサ21に耐火
性を持たせることで上記実施形態における耐火材11を
省略することができる。
【0016】図7(a)〜(f)に示すものは、いずれ
も間仕切壁1を2枚の不燃ボード8の間に中空部を確保
した構成とし、その不燃ボード8の側縁部を、柱2に固
定したガイド部材30により変形吸収可能に支持せしめ
た構造であり、必要に応じて不燃ボード8とガイド部材
30や柱2との間に耐火ガスケットや耐火シーリング材
等のシール部材31を挟み込んだ構成としたものであ
る。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明は、間仕切壁の面内方向
への弾性変形が可能でありかつ面外方向への変形が規制
された状態で間仕切壁と躯体との間に介装される板バネ
を有する継手部材を採用し、その継手部材により間仕切
壁を躯体に対して支持せしめるとともに、間仕切壁と躯
体との間の間隙を膨縮可能な柔軟な耐火材により塞ぐ構
造であるから、継手部材によって間仕切壁を躯体に対し
て安定かつ確実に固定でき、かつ耐火材により所望の耐
火性能を確保できるものであり、特に、地震時や火災時
に躯体が変形したとしてもその変形に追従して継手部材
の板バネが弾性変形してそのまま間仕切壁を支持し、し
たがって間仕切壁に無理な力がかかって損壊したり継手
部材から外れて倒壊してしまうようなことはないし、変
形に追従して耐火材が自由に膨張収縮して間隙の閉塞状
態を維持するから、地震時や火災時の躯体の変形により
間仕切壁の耐火性能や遮煙性能が損なわれることを確実
に防止することができる。
【0018】請求項2の発明は、間仕切壁と躯体に対し
てそれぞれ固定される対のランナーの間に板バネを複数
取り付けた構成の継手部材を用いるので、その継手部材
の各ランナーを間仕切壁と躯体に固定することのみでそ
の継手部材により間仕切壁を確実強固に支持することが
でき、施工性に優れる。
【0019】請求項3の発明は、継手部材における板バ
ネを円形あるいは菱形もしくはくの字状としたので、そ
の継手部材に確実な変形吸収性能をもたせることはもと
より、構成が簡単で容易かつ安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の設置構造を示すもので、
継手部材の構成例を示す図である。
【図2】 同、要部立断面図である。
【図3】 同、正面図である。
【図4】 同、継手部材の他の構成例を示す図である。
【図5】 同、継手部材のさらに他の構成例を示す図で
ある。
【図6】 柱に対する間仕切壁の支持構造の例を示す図
である。
【図7】 柱に対する間仕切壁の支持構造の他の例を示
す図である。
【図8】 躯体の変形挙動を説明する図である。
【符号の説明】 1 間仕切壁 2 柱(躯体) 3 梁(躯体) 5 継手部材 6 ランナー 7 板バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火性を有する間仕切壁とその周囲の躯
    体との間の間隙に、それら間仕切壁と躯体との面内相対
    変形に追従して変形しつつ間仕切壁を躯体に対して支持
    せしめる継手部材を配設した間仕切壁の設置構造であっ
    て、前記継手部材は、前記間仕切壁の面内方向への弾性
    変形が可能でありかつ面外方向への変形が規制された状
    態で間仕切壁と躯体との間に介装される板バネを有し、
    該継手部材を前記間隙に配設して該継手部材により前記
    間仕切壁を前記躯体に対して支持せしめるとともに、膨
    縮可能な柔軟な耐火材を前記間隙に充填して該耐火材に
    より前記間隙を塞いだことを特徴とする間仕切壁の設置
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の間仕切壁の設置構造であ
    って、前記継手部材は、前記間仕切壁と前記躯体に対し
    てそれぞれ固定される対のランナーの間に前記板バネを
    複数取り付けてなることを特徴とする間仕切壁の設置構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の間仕切壁の設置
    構造であって、前記板バネは側面視形状が円形あるいは
    菱形もしくはくの字状をなすことを特徴とする間仕切壁
    の設置構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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