JP2001329426A - アクリル系繊維の製造方法およびその装置 - Google Patents

アクリル系繊維の製造方法およびその装置

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JP2001329426A
JP2001329426A JP2000143940A JP2000143940A JP2001329426A JP 2001329426 A JP2001329426 A JP 2001329426A JP 2000143940 A JP2000143940 A JP 2000143940A JP 2000143940 A JP2000143940 A JP 2000143940A JP 2001329426 A JP2001329426 A JP 2001329426A
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Koji Ono
小野耕司
Akihiro Omoto
大本陽啓
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】湿式紡糸によるアクリル系繊維の製造に際し、
繊維束の張力を低減する効果を有し、紡糸速度を増速す
ることができる製造方法及びその装置を提供する。 【解決手段】湿式紡糸法によるアクリル系繊維の製造に
際し、凝固浴槽におけるノズル近接部分(A)と近接部
以外の部分(B)とが、異なる溶剤濃度を有し、前記
(A)の溶剤濃度が、限界凝集濃度(湿式紡糸に用いる
紡糸原液の凝固価濃度G(%)±10(%))であるア
クリル系繊維の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクリル系繊維の
新規な製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、
湿式紡糸による繊維の製造に際し、紡糸速度を増速する
ことにより生産性の向上を図るための製造方法、および
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、湿式紡糸法による繊維製造の
凝固工程では、緻密な繊維を形成するために臨界濃度
(湿式紡糸における可紡性が極小値となり、繊維構造が
緻密で、凝固浴中での延伸性が最大となる濃度をいう)
付近に調整した凝固液を、凝固浴槽に均一に供給し、ノ
ズルから紡出された紡糸原液を凝固させて繊維形成して
いる。この方式では、紡糸速度の増速によって浴液抵抗
が大きくなり繊維束の張力が増加した場合に、凝固浴槽
内でその繊維束の張力を調整する機能がないため、ノズ
ル孔近接部の未凝固部分と凝固部分の境界付近の張力も
大きくなり、未凝固部分と凝固部分の境界付近で繊維束
中の単糸(単繊維)切れが生じる現象が発生し、紡糸速
度をある程度以上には上げることが困難となる。このこ
とから、湿式紡糸繊維の生産性を向上するためには、紡
糸速度の増速が大きな課題になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような従来の湿式紡糸方による繊維製造工程における
問題点に鑑み、繊維束の張力を低減する効果を有し、紡
糸速度を増速することができる製造方法及び装置を提供
する事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、湿式
紡糸法によるアクリル系繊維の製造に際し、凝固浴槽に
おけるノズル近接部(A)と近接部以外の部分(B)と
が、異なる溶剤濃度を有し、前記ノズル近接部(A)の
溶剤濃度が、限界凝集濃度(湿式紡糸に用いる紡糸原液
の凝固価濃度G(%)±10(%):但し重量%)であ
るアクリル系繊維の製造方法である。
【0005】前記ノズル近接部(A)とは、該ノズルの
紡出側の表面から繊維の走行方向に500mmまでの範
囲にある凝固浴部分であるのが好ましい。また、ノズル
近接部(A)以外の部分(B)の溶剤濃度は、臨界濃度で
あるのが好ましい。一方、本発明の装置は、湿式紡糸法
によるアクリル系繊維の製造に際し、凝固浴槽における
ノズル近接部(A)とそれ以外の部分(B)に、それぞれ
単独に凝固液を供給するための供給口を持ち、その供給
口は流量調節機能を有しており、紡糸ノズル近接部
(A)とそれ以外の部分(B)の溶剤濃度を調整可能であ
ることを特徴とする湿式紡糸繊維の製造装置であり、ま
た紡糸ノズル近接部(A)にノズルを覆うように凝固液
の分離壁を設置し、ノズル近接部(A)の溶剤濃度を強
制的に調整することもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、湿式紡糸の製造工程に
おいて、凝固浴槽中の紡糸ノズル近接部の溶剤濃度を限
界凝集濃度にすることで、繊維束の張力を低減し、湿式
紡糸繊維の紡糸速度の増速を可能とするものである。本
明細書で限界凝集濃度とは、湿式紡糸に用いる紡糸原液
の凝固価濃度G(%)±10(%)を意味するものであ
って、更に凝固価とは、紡糸原液に凝固剤を滴下し、沈
殿生成を開始する溶剤濃度を示すものである。以下、明
細書中の(%)の表記は特に示さない限り重量%を意味
する。
【0007】紡糸速度の増速が可能となる原理は、紡糸
ノズル近接部(A)の溶剤濃度を限界凝集濃度にするこ
とにより、繊維の洩糸性が増加して、繊維束中の各単繊
維が伸びる事により、凝固部と未凝固部の境界に集中す
る繊維束への張力が低減できることで、単糸切れの回避
につながり、紡糸速度を上げることが可能となると推定
されている。また、この方法において、紡糸ノズル近接
部(A)は、溶剤濃度を限界凝集濃度に調整するが、そ
れ以外の部分(B)では、一般的に繊維の品質を発現する
条件である臨界濃度(一般的に、臨界濃度とは可紡性が
極小値となり、繊維構造が緻密で、凝固浴中での延伸性
が最大となる濃度をいうが、本明細書では紡糸の容易さ
から、一般的な臨界濃度より0〜20%高い濃度範囲を
意味するものとする。)で凝固するために、ファイバー
品質に与える影響は少ない。本発明において、紡糸ノズ
ル近接部(A)の溶剤濃度を限界凝集濃度に調整し、そ
れ以外の部分(B)の溶剤濃度を臨界濃度に調整する方
法は、凝固浴槽中に凝固液を供給するにあたり、ノズル
近接部(A)への凝固液の供給量を減らすことで、凝固
時に紡糸原液より溶出する溶剤により、限界凝集濃度ま
で溶剤濃度を高めることが可能となる、また、それ以外
の部分(B)へは、凝固液を多く供給することで臨界濃
度に維持するものである。或いは、簡易的にノズル近接
部(A)を限界凝集濃度とする方法としては、ノズル近
接部(A)を分離壁で囲むことで、紡糸原液より溶出す
る溶剤にて、ノズル近接部の溶剤濃度を臨界濃度付近に
制御する事が可能である。この囲いを設置する方法は、
凝固浴槽の改造や新設を伴わず、既存の凝固浴槽に設置
することが可能で、ノズル近接部の溶剤濃度を限界凝集
濃度に調整するのに有効な方法である。
【0008】次に本発明における湿式紡糸によるアクリ
ル系繊維は、アクリロニトリルの単独重合体、またはア
クリロニトリルと共重合可能な1種以上のビニルまたは
アリル化合物などとの共重合体からなるものであり、こ
れらの重合体をDMAc(ジメチルアセトアミド)、D
MS(ジメチルスルホキシド)、DMF(ジメチルホル
ムアミド)、アセトン、硝酸、ロダンソーダ水溶液など
の有機または無機の溶媒に溶解した紡糸原液を用いて、
湿式紡糸法により製造されるものである。
【0009】また、ノズル近接部(A)の溶剤濃度とそ
れ以外の部分(B)の溶剤濃度は、極性の強いDMF、
DMAcでは、(A)の溶剤濃度は75〜85%、
(B)の溶剤濃度は50〜70%が好ましく、極性の弱
いアセトン等では、(A)の溶剤濃度は60〜70%、
(B)は20〜50%の範囲とするのが好ましい。
【0010】凝固浴中の繊維束の張力は、本発明を用い
ない場合の張力の1/5〜1/10に低減する必要があ
る。また、凝固浴中の張力は紡糸する重合体の組成や溶
剤の種類によって異なり、本発明の適応する湿式紡糸に
よるアクリル系繊維では、重合体中のアクリロニトリル
含有率に左右される。
【0011】例えば、アクリロニトリルの含有率が80
%以上の重合体は、通常の凝固浴の張力は1.7cN/d
texで、アクリロニトリルの含有率が65〜80%の重
合体では0.57〜1.5cN/dtex、アクリルニトリ
ルの含有率が65%以下では0.1〜0.57cN/dte
xとなり、糸切れを回避するためには、この張力を1/
5〜1/10に低減する必要がある。以下、本発明の溶
剤濃度調整装置について一例として図面を引用し詳しく
説明するが、本発明はこれら図面に限定されるものでは
ない。
【0012】図1及び2は従来の凝固浴槽の概略構造を
示している。図1及び2において紡糸原液は紡糸ノズル
1から凝固浴槽3に吐出され、紡出糸7は凝固し、案内
ロール5で凝固液から離脱し、引き取りロール6に導か
れる。一方、凝固液は凝固液供給口2より、紡糸ノズル
の背面の整流板4や凝固浴槽3の側面の整流板4を通
り、凝固浴槽内の溶剤濃度が均一になるように供給され
ている。
【0013】次に、本発明に関する凝固浴槽の構造を図
3及び4に示す。図3及び4において、紡糸原液は従来
法と同様に、紡糸ノズル11より、凝固浴槽15に吐出
され、紡出糸は凝固し、案内ロール18より、凝固液よ
り離脱し、引き取りロール19に導かれる。凝固液は、
凝固液供給口12より、流量調節バルブ13、14に
て、供給量を調整した後に、バルブ13を通った凝固液
は口金近接部の整流板16を介して凝固浴槽15のノズ
ル近接部Aに供給され、バルブ14を通った凝固液は凝
固浴槽15の凝固部であるB部に側面の整流板17を介
して供給される。このような構造を有する凝固浴槽を用
いることで、紡糸原液より溶出する溶剤とバルブ13を
通過した凝固液の量を調節することで、紡糸ノズル近接
部の溶剤濃度を限界凝集濃度に調整する。またバルブ1
4を通過した凝固液は凝固浴槽の凝固部側面の整流板1
7を通り、凝固浴槽B部の溶剤濃度を臨界濃度に調整す
る事で、同一凝固浴槽内での溶剤濃度に分布をつけるこ
とを可能としている。
【0014】次に、図5及び6に、紡糸ノズルの周囲を
分離壁で囲むことによる、溶剤濃度調整装置について説
明する。図5及び6において、紡糸原液は従来法と同様
に、紡糸ノズル21から凝固浴槽23に吐出され、紡出
糸27は凝固し、案内ロール25で凝固液から離脱し、
引き取りロール26に導かれる。一方、凝固液は凝固液
供給口22より、紡糸ノズルの背面の整流板24や凝固
浴槽23の側面の整流板24を通り、凝固浴槽内に供給
されている。そして凝固浴槽23中に、紡糸ノズル21
を覆うように分離壁28を設置したものである。凝固後
の紡出糸は案内ロール25により凝固浴槽から引き上げ
る。該分離壁28は多孔板、金網、配管等、いずれの構
造とすることもでき、特に制限はなく、また開口率に分
布をつけても良いが、紡出糸より排斥される溶剤と流入
液のバランスにより溶剤濃度を限界凝集濃度付近に調整
できる開口率とする必要がある。該溶剤濃度調整囲いの
設置位置はノズル面から2.0mまで、好ましくは0.
5mまでが望ましい。
【0015】次に図7に示す溶剤濃度調整装置について
説明する。図7においては、図5及び6と同様の装置
で、ノズル背後に溶剤および水溶液による溶剤濃度調整
液供給口29を設け、ノズル近接部の溶剤濃度を強制的
に調整する構造である。該溶剤濃度調整供給口29の供
給口は液上、液中、いずれの構造とすることもできる
が、好ましくはノズル前面で均一濃度になるような構造
が望ましい。
【0016】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。尚実施例では図7に係る装置を用いた。
【0017】(実施例1)アクリロニトリル49.5重
量%と塩化ビニル50.0重量%、スチレンスルホン酸
ソーダ0.5重量%よりなる共重合体をDMAcに固形
分濃度32%で溶解した紡糸原液を用いて、ノズル径
0.08mm×0.60mm、100ホールのノズルか
ら単繊維繊度90dtex(総繊度9000dtex)の繊維束
を濃度65%のDMAc水溶液に押し出し、湿式紡糸法
により凝固操作を行った。その際にノズルの近接部を、
ノズル面から0.3mまで、幅0.1mのステンレス製
のコの字型トイ(開口率0%)で覆い、ノズル近接部の
濃度を限界凝集濃度に到達させるのを促進するために、
ノズル上部より濃度100%のDMAcを滴下してトイ
内の濃度測定点aのDMAc濃度を78%に、bのDM
Ac濃度は70%、測定点cの濃度を65%に調整し
た。以上の装置により紡糸操作を行ったところ、凝固浴
中の繊維束の張力が0.34cN/dtexより、0.05cN/
dtexに低下し、紡糸速度20m/分まで安定走行が可能
であった。
【0018】(実施例2)アクリロニトリル49.5重
量%と塩化ビニル50.0重量%、スチレンスルホン酸
ソーダ0.5重量%よりなる共重合体をアセトンに固形
分濃度32%で溶解した紡糸原液を用いて、ノズル径
0.08mm×0.56mm、1240ホールのノズル
から単繊維繊度90dtex(総繊度9000dtex)の繊維
束を濃度65%のDMAc水溶液に押し出し、湿式紡糸
法により凝固操作を行った。その際にノズル近接部を、
ノズル面から0.5mまで、幅0.2mの多孔板トイ
(開口率30%)で覆い、トイ内の測定点aのDMAc
濃度を78%に、測定点bのDMAc濃度を69%、測
定点cのDMAc濃度を65%に調整した。以上の装置
により紡糸操作を行ったところ、凝固浴中の張力が0.
35cN/dtexより、0.055cN/dtexに低下し、紡糸速
度20m/分まで安定走行が可能であった。
【0019】(比較例1)実施例1と同じ条件で、図5
及び6に示す装置Aを設置せずに紡糸操作を行ったとこ
ろ、測定点a、b、cのDMAc濃度は等しく65%と
なり、張力は0.35cN/dtexと高く、紡糸速度10m
/分で糸切れが生じた。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、湿式紡糸によるアクリ
ル系繊維の製造工程において、繊維束の張力を効果的に
低減でき、紡糸速度を増速することができ、後の繊維の
品質への影響も少ないことから、湿式紡糸繊維の生産性
向上に大いに貢献しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係る凝固浴槽の概略(側面)図であ
る。
【図2】従来技術に係る凝固浴槽の概略(平面)図であ
る。
【図3】本発明に係る溶剤濃度調整機能を有する凝固浴
装置の概略(側面)図である
【図4】本発明に係る溶剤濃度調整機能を有する凝固浴
装置の概略(平面)図である
【図5】本発明に係る溶剤濃度調整の分離壁装置の概略
(側面)図である
【図6】本発明に係る溶剤濃度調整の分離壁装置の概略
(平面)図である。
【図7】本発明に係る溶剤濃度調整の分離壁装置の概略
説明図である。
【符号の説明】
1:紡糸ノズル 2:凝固液供給口 3:凝固浴槽 4:整流板 5:案内ロール 6:引き取りロール 7:紡出糸 a:濃度測定点(ノズル近接部(A)) b:濃度測定点(境界部分) c:濃度測定点(ノズル近接部以外の部分(B)) 11:紡糸ノズル 12:凝固液供給口 13及び14:流量調節バルブ 15:凝固浴槽 16:ノズル近接部Aの整流板 17:ノズル近接部以外の部分Bの整流板 18:案内ロール 19:引き取りロール 21:紡糸ノズル 22:凝固液供給口 23:凝固浴槽 24:整流板 25:案内ロール 26:引き取りロール 27:紡出糸 28:分離壁 29:溶剤濃度調整液供給口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湿式紡糸法によるアクリル系繊維の製造に
    際し、凝固浴槽におけるノズル近接部(A)と近接部以
    外の部分(B)とが、異なる溶剤濃度を有し、前記ノズル
    近接部(A)の溶剤濃度が、限界凝集濃度(湿式紡糸に
    用いる紡糸原液の凝固価濃度G(%)±10(%))で
    あるアクリル系繊維の製造方法。
  2. 【請求項2】ノズル近接部(A)が、該ノズルの紡出側
    の表面から繊維の走行方向に500mmまでの範囲にあ
    る凝固浴部分である請求項1記載のアクリル系繊維の製
    造方法。
  3. 【請求項3】近接部以外の部分(B)の溶剤濃度が、臨界
    濃度である請求項1記載のアクリル系繊維の製造方法。
  4. 【請求項4】湿式紡糸法によるアクリル系繊維の製造に
    際し、凝固浴槽におけるノズル近接部(A)とそれ以外
    の部分(B)に、それぞれ単独に凝固液を供給するための
    供給口を持ち、その供給口は流量調節機能を有してお
    り、紡糸ノズル近接部(A)とそれ以外の部分(B)の溶
    剤濃度を調整可能であることを特徴とする湿式紡糸繊維
    の製造装置。
  5. 【請求項5】紡糸ノズル近接部(A)にノズルを覆うよ
    うに凝固液の分離壁を設置し、ノズル近接部(A)の溶
    剤濃度を強制的に調整することを特徴とする湿式紡糸繊
    維の製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168895A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Toray Ind Inc アクリル繊維の製造方法
CN109306535A (zh) * 2018-11-08 2019-02-05 湖州通益环保纤维股份有限公司 一种棉型短纤维生产用纺丝机

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