JP2001329423A - 衣類の3次元型紙データ生成方法、衣類の型紙作成方法、衣類の3次元型紙データ生成装置および衣類の型紙作成装置 - Google Patents

衣類の3次元型紙データ生成方法、衣類の型紙作成方法、衣類の3次元型紙データ生成装置および衣類の型紙作成装置

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JP2001329423A
JP2001329423A JP2000146758A JP2000146758A JP2001329423A JP 2001329423 A JP2001329423 A JP 2001329423A JP 2000146758 A JP2000146758 A JP 2000146758A JP 2000146758 A JP2000146758 A JP 2000146758A JP 2001329423 A JP2001329423 A JP 2001329423A
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JP
Japan
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dimensional
data
pattern
pattern data
clothing
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JP2000146758A
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Tetsuya Nakakoji
哲也 中小路
Tsuneya Kurihara
恒弥 栗原
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Hitachi Ltd
Wacoal Corp
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Hitachi Ltd
Wacoal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】3次元CADを使って2次元型紙データから3
次元型紙データを容易に生成することが可能な衣類の3
次元型紙データ生成方法および装置を提供し、また当該
衣類の3次元型紙データ生成方法および装置を利用して
所望の造形を得ることができる最適な型紙を作成するこ
とが可能な衣類の型紙作成方法および装置を提供する。 【解決手段】 3次元CADを利用した衣類の3次元型
紙データ生成方法であって、第1の2次元座標系に展開
された衣類の型紙の2次元型紙データを、任意の3次元
座標系で定義される可展面を第2の2次元座標系に展開
したときの該可展面の展開図面上に移すための第1の関
数を求める第1の工程と、展開図面上に移された2次元
型紙データを3次元座標系へ移すための第2の関数を求
める第2の工程と、3次元座標系に移された2次元型紙
データを該3次元座標系の所定位置に移すための第3の
関数を求める第3の工程と、第1から第3の関数を用い
て、3次元座標系に生成されている3次元ダミーモデル
データに重ね合わせるように、2次元型紙データを3次
元型紙データに変換する第4の工程と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類の3次元型紙
データ生成方法、衣類の型紙作成方法、衣類の3次元型
紙データ生成装置および衣類の型紙作成装置に関し、特
にブラジャーなどの体にフィットする衣類の型紙を3次
元CAD(コンピュータ・エイディット・デザイン)を
用いて作成するための衣類の3次元型紙データ生成方
法、衣類の型紙作成方法、衣類の3次元型紙データ生成
装置および衣類の型紙作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】3次元CADを使った衣類の型紙を作成
する技術として、例えば特開平8−246219号公報
に開示されているものがある。この公報に開示の技術で
は、まず設計者がコンピュータ上に形成された3次元人
体形状モデルにシルエット指定線を入力する。そして、
シルエット指定線が閉曲線として閉じた内部領域を型紙
化対象領域とし、当該領域に三角面からなる計算格子を
形成して構造格子モデル(3次元型紙データ)を生成す
る。その後、構造格子モデルの輪郭部分に対して外に広
がるような力を均等に作用させ、平面パターンとして展
開して2次元型紙データを得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
り3次元CADを使って3次元型紙データから2次元型
紙データを生成する技術はあっても、逆に2次元型紙デ
ータから3次元人体形状モデルに合うような自然な造形
の3次元型紙データを生成する技術がなかったため、2
次元型紙が所望のモデルに対して正確な型紙であるかど
うか確認することは容易ではなかった。
【0004】そこで本発明は、3次元CADを使って2
次元型紙データから自然な造形の3次元型紙データを容
易に生成することが可能な衣類の3次元型紙データ生成
方法および衣類の3次元型紙データ生成装置を提供する
ことを目的とする。また本発明は、当該衣類の3次元型
紙データ生成方法および衣類の3次元型紙データ生成装
置を利用して、所望の造形を得ることができる最適な型
紙を作成することが可能な衣類の型紙作成方法および衣
類の型紙作成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の衣類の3次元型
紙データ生成方法は、3次元CADを利用した衣類の3
次元型紙データ生成方法であって、(1)第1の2次元
座標系に展開された衣類の型紙の2次元型紙データを、
任意の3次元座標系で定義される可展面を第2の2次元
座標系に展開したときの該可展面の展開図面上に移すた
めの第1の関数を求める第1の工程と、(2)展開図面
上に移された2次元型紙データを3次元座標系へ移すた
めの第2の関数を求める第2の工程と、(3)3次元座
標系に移された2次元型紙データを該3次元座標系の所
定位置に移すための第3の関数を求める第3の工程と、
(4)第1から第3の関数を用いて、3次元座標系に生
成されている3次元ダミーモデルデータに重ね合わせる
ように、型紙の2次元型紙データを3次元型紙データに
変換する第4の工程と、を含むことを特徴とする。
【0006】また本発明の衣類の3次元型紙データ生成
装置は、コンピュータグラフィクス技術を利用した衣類
の3次元型紙データ生成装置であって、(1)第1の2
次元座標系に展開された衣類の型紙の2次元型紙データ
を、任意の3次元座標系で定義される可展面を第2の2
次元座標系に展開したときの該可展面の展開図面上に移
すための第1の関数を求める第1の演算手段と、(2)
展開図面上に移された2次元型紙データを前記3次元座
標系へ移すための第2の関数を求める第2の演算手段
と、(3)3次元座標系に移された2次元型紙データを
該3次元座標系の所定位置に移すための第3の関数を求
める第3の演算手段と、(4)第1から第3の関数を用
いて、3次元座標系に生成されている3次元ダミーモデ
ルデータに重ね合わせるように、型紙の2次元型紙デー
タを3次元型紙データに変換する第4の演算手段と、を
備えることを特徴とする。
【0007】この衣類の3次元型紙データ生成方法およ
び装置によれば、可展面を用いて2次元型紙データを3
次元型紙データに変換しているため、複雑な形状を有す
る3次元ダミーモデルであっても、3次元ダミーモデル
データに重ね合わせるように2次元型紙データを自然な
造形の3次元型紙データに容易に変換することができ
る。そして、この3次元ダミーモデルデータと3次元型
紙データとを用いることで、2次元型紙がその3次元ダ
ミーモデルに対して正確な型紙であるかどうか確認する
ことが可能となる。
【0008】本発明の衣類の3次元型紙データ生成方法
では、第4の工程において、型紙の2次元型紙データを
3次元型紙データに変換する際に、それぞれ対応する該
2次元型紙データの輪郭点と3次元ダミーモデルデータ
に予め重ね合わされた3次元土台データの輪郭点との距
離が最小になるように該2次元型紙データを修正する、
ことを特徴としてもよい。
【0009】また本発明の衣類の3次元型紙データ生成
装置では、第4の演算手段は、型紙の2次元型紙データ
を3次元型紙データに変換する際に、それぞれ対応する
該2次元型紙データの輪郭点と3次元ダミーモデルデー
タに予め重ね合わされた3次元土台データの輪郭点との
距離が最小になるように該2次元型紙データを修正す
る、ことを特徴としてもよい。
【0010】このようにすれば、2次元型紙データの3
次元型紙データへの変換作業が容易になる。
【0011】本発明の衣類の3次元型紙データ生成方法
では、可展面として楕円錘面を用いることを特徴として
もよい。
【0012】また本発明の衣類の3次元型紙データ生成
装置では、可展面として楕円錘面を用いることを特徴と
してもよい。
【0013】このようにすれば、例えば乳房のような複
雑な丸み形状を有する部分に合うように、2次元型紙デ
ータを3次元型紙データに容易に変換することが可能と
なる。
【0014】また本発明の3次元型紙データ生成装置で
は、3次元ダミーモデルデータの3次元ダミーモデル画
像と、該3次元ダミーモデルデータに重ね合わされた3
次元型紙データの3次元型紙画像とを表示するための第
1の表示手段を更に備えることを特徴としてもよい。こ
のようにすれば、第1の表示手段を介して2次元型紙が
その3次元ダミーモデルに対して正確な型紙であるかど
うか確認することが可能となる。
【0015】本発明の衣類の型紙作成方法は、(1)複
数の衣類の基本製品の型紙の2次元型紙データを含む型
紙データ群から意図する型紙の2次元型紙データを選択
すると共に、(2)複数の型紙設計用ダミーモデルの3
次元ダミーモデルデータを含むダミーモデルデータ群か
ら意図する型紙に対応するダミーモデルの3次元ダミー
モデルデータを選択し、(3)上記した衣類の3次元型
紙データ生成方法を用いて、選択した3次元ダミーモデ
ルデータに重ね合わせるように、選択した2次元型紙デ
ータを3次元型紙データに変換し、(4)3次元ダミー
モデルデータに重ね合わされた3次元型紙データの重な
り具合を改善するように該3次元型紙データを修正し、
(5)当該3次元型紙データの修正情報に基づいて修正
後の型紙の2次元型紙データを生成する、ことを特徴と
する。
【0016】本発明の衣類の型紙作成装置は、(1)複
数の衣類の基本製品の型紙の2次元型紙データを記憶す
る型紙データ記憶手段と、(2)複数の型紙設計用ダミ
ーモデルの3次元ダミーモデルデータを記憶するダミー
モデルデータ記憶手段と、(3)上記した衣類の3次元
型紙データ生成装置と、(4)型紙データ記憶手段に記
憶されている2次元型紙データとダミーモデルデータ記
憶手段に記憶されている3次元ダミーモデルデータとを
用いて3次元型紙データ生成装置により生成される3次
元型紙データの、3次元ダミーモデルデータへの重なり
具合を改善するように該3次元型紙データを修正する修
正手段と、(5)3次元型紙データの修正情報に基づい
て修正後の型紙の2次元型紙データを求める第5の演算
手段と、を備えることを特徴とする。
【0017】この衣類の型紙作成方法および装置によれ
ば、2次元型紙データと3次元ダミーモデルデータとを
用いて3次元型紙データが生成される。そして、3次元
ダミーモデルデータへの重なり具合を改善するように3
次元型紙データを修正する。その後、3次元型紙データ
の修正情報に基づいて修正後の型紙の2次元型紙データ
が得られる。
【0018】本発明の衣類の型紙作成方法は、(1)そ
れぞれ異なる材料特性を有する衣類を着用した人体の複
数の3次元データを含む材料特性造形モデルデータ群か
ら、意図する型紙が有する材料特性に対応する材料特性
造形モデルデータと、所望の他の材料特性に対応する材
料特性造形モデルデータとを選択してこれらの相関関係
を求め、(2)それぞれ異なる衣類の基本製品を着用し
た人体の複数の3次元データを含む基本製品造形モデル
データ群から意図する型紙に対応する基本製品造形モデ
ルデータを選択し、(3)選択された基本製品造形モデ
ルデータを上記相関関係に基づいて加工して他の材料特
性が反映された新たな基本衣類造形モデルデータを生成
し、(4)意図する型紙に対応する基本製品造形モデル
データと、他の材料特性が反映された新たな基本製品造
形モデルデータとを比較して造形の違いを求め、(5)
当該造形の違いに基づいて、3次元ダミーモデルデータ
に重ね合わされた3次元型紙データの重なり具合を改善
するように該3次元型紙データを修正し、(6)当該3
次元型紙データの修正情報に基づいて修正後の型紙の2
次元型紙データを生成する、ことを特徴としてもよい。
【0019】本発明の衣類の型紙作成装置は、(1)そ
れぞれ異なる材料特性を有する衣類を着用した人体の複
数の3次元データを記憶する材料特性造形モデルデータ
記憶手段と、(2)材料特性造形モデルデータ記憶手段
に記憶されているデータの中から選択された複数の材料
特性造形モデルデータの相関関係を求める第6の演算手
段と、(3)それぞれ異なる衣類の基本製品を着用した
人体の複数の3次元データを記憶する基本製品造形モデ
ルデータ記憶手段と、(4)基本製品造形モデルデータ
記憶手段に記憶されているデータの中から選択された基
本製品造形モデルデータを、上記相関関係に基づいて加
工する第7の演算手段と、を更に備えることを特徴とし
てもよい。
【0020】この衣類の型紙作成方法および装置によれ
ば、意図する型紙が有する材料特性に対応する材料特性
造形モデルデータと、所望の他の材料特性に対応する材
料特性造形モデルデータとの相関関係が求められる。次
に、意図する型紙に対応する基本製品造形モデルデータ
を当該相関関係に基づいて加工して、他の材料特性が反
映された新たな基本製品造形モデルデータが生成され
る。そして、意図する型紙に対応する基本製品造形モデ
ルデータと、他の材料特性が反映された新たな基本製品
造形モデルデータとを比較して造形の違いが求められ
る。その後、当該造形の違いに基づいて、3次元ダミー
モデルデータに重ね合わされた3次元型紙データの重な
り具合を改善するように該3次元型紙データが修正され
る。その後、当該3次元型紙データの修正情報に基づい
て、修正後の型紙の2次元型紙データが生成される。こ
のようにして、材料特性を反映した2次元型紙データが
得られる。
【0021】また本発明の衣類の型紙作成装置は、第7
の演算手段により加工して得られた新たな基本製品造形
モデルデータの3次元画像と、加工される前の基本製品
造形モデルデータの3次元画像とを表示するための第2
の表示手段を更に備えることを特徴としてもよい。この
ようにすれば、第2の表示手段を介して新たな基本製品
造形モデルデータの3次元画像と加工される前の基本製
品造形モデルデータの3次元画像との造形の違いを確認
することが可能となり、当該造形の違いに基づいて修正
手段により3次元型紙データを修正することが可能とな
る。
【0022】本発明の衣類の型紙作成方法は、修正後の
型紙の2次元型紙データを型紙データ群に返送する、こ
とを特徴としてもよい。
【0023】また本発明の衣類の型紙作成装置は、修正
後の型紙の2次元型紙データを型紙データ記憶手段に返
送するデータ返送手段を更に備える、ことを特徴として
もよい。
【0024】このようにすれば、修正後の型紙の2次元
型紙データが蓄積されて最適な型紙の作成が可能とな
る。
【0025】本発明の衣類の型紙作成方法では、衣類は
体形補正機能を有する下着または水着である、ことを特
徴としてもよい。
【0026】また本発明の衣類の型紙作成装置では、衣
類は体形補正機能を有する下着または水着である、こと
を特徴としてもよい。
【0027】この衣類の型紙作成方法および装置は、体
形補正機能を有する下着または水着の型紙作成に好適に
用いることができ、複雑な丸み形状を有する体形にフィ
ットする型紙の作成が可能となる。
【0028】本発明の衣類の型紙作成方法では、衣類は
カップ付き女性用衣類である、ことを特徴としてもよ
い。また本発明の衣類の型紙作成装置では、衣類はカッ
プ付き女性用衣類である、ことを特徴としてもよい。
【0029】この衣類の型紙作成方法および装置は、例
えばブラジャーのようなカップ部を有するカップ付き女
性用衣類の型紙作成に好適に用いることができ、複雑な
丸み形状を有する乳房にフィットする型紙の作成が可能
となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態について説明する。なお、同一の要素に
は同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0031】図1は、本発明に係る衣類の型紙作成装置
の一実施形態を示すブロック図である。ここで「衣類」
とは、主としてブラジャーやガードルなどの体にフィッ
トして体形を補正する機能を有する下着や水着のことを
指し、本実施形態ではブラジャーや水着、レオタード等
のカップ付き女性用衣類の中でブラジャーのカップ部の
型紙を作成するための装置について説明する。また、ブ
ラジャーは上下2枚接ぎタイプのものを想定し、型紙と
しては図2(a)に示すような上カップと下カップの型
紙11,13を作成する場合について説明する。なお、
このカップ部の型紙を作成するに際しては、図2(b)
に示すような土台の型紙15を使用する。
【0032】図1に示すように、衣類の型紙作成装置
(以下、型紙作成装置ともいう)100はデータ蓄積部
200と、主機能部300と、出力機能部400とを備
えている。
【0033】データ蓄積部200は4つの記憶部を有し
ており、ダミーモデルデータ記憶部(ダミーモデルデー
タ記憶手段)210にはパタンナーが利用する造形目標
である設計用ダミーモデルの3次元数値データが記憶さ
れている。
【0034】また、材料特性造形モデルデータ記憶部
(材料特性造形モデルデータ記憶手段)220には、ブ
ラジャーのパターン構造別、スタイル別、利用代表材料
別の製品を人体モニターに着用させて計測した3次元数
値データが記憶されている。ここで「パターン構造別」
とは、ブラジャーを作製するための型紙別に分類されて
いることを意味する。また「スタイル別」とは、外観の
シルエットやラインの違いにより分類されていることを
意味する。例えば、ブラジャーであればカップ形状の違
いにより、フルカップ、1/2カップ、3/4カップと
いうように分類されている。また「利用代表材料」と
は、綿、ナイロン、ポリエステルなどの身生地素材別に
区別されていることを意味する。ブラジャーであれば、
非伸縮の不織布、ポリウレタンフォーム、ダブルラッセ
ル、レース、マーキジット、伸縮性を有する不織布、レ
ースなどの素材別に分類されている。
【0035】また、基本製品造形モデルデータ記憶部
(基本製品造形モデルデータ記憶手段)230には、ブ
ラジャーの基本製品を人体モニターに着用させて計測し
た3次元数値データが記憶されており、各データは後述
する基本製品の2次元型紙データと1対1の関係を有し
ている。ここで「基本製品」とは、過去に製造した既存
の製品のうち、自社の現在の設計基準に合格しているも
ののことを言う。
【0036】また、型紙データ記憶部(型紙データ記憶
手段)240には、ブラジャーの基本製品の2次元型紙
データが記憶されている。
【0037】なお、データ蓄積部200に予め蓄積され
ているこれらのデータは、外部システム500により以
下のようにして作成されたものである。
【0038】外部システム500は、図1に示すように
外部計測部600とデータ変換処理部700とを有して
いる。外部計測部600は、3次元計測装置610と2
次元CAD620とを備えている。3次元計測装置61
0は一般的に市販されている3次元計測装置であり、非
接触で測定対象物を計測してX、Y、Z座標で表される
3次元計測データ611を生成する。2次元CAD62
0はアパレル専用のCADであり、2次元の型紙を計測
してX、Y座標で表される2次元CADデータ621を
生成する。
【0039】データ変換処理部700は、型紙作成装置
100の主機能部300における演算処理に利用できる
ように、3次元計測装置610で計測した3次元計測デ
ータ611および2次元CAD620によって生成した
2次元CADデータ621の変換処理を行う。
【0040】ダミーモデルデータ変換処理部710で
は、3次元計測装置610により設計用ダミーモデルを
計測して得られた3次元計測データ611に対し、計測
データのエラー補正や形状異常部分の補正を行う。ま
た、一般的な3次元計測装置610が前面、後面等の複
数方向から計測するため複数方向のデータの接合処理を
行い、設計用ダミーモデルの3次元立体形状に組み合わ
せる。さらに、この設計用ダミーモデルの3次元データ
に2次元型紙データを重ね合わせるために、型紙合わせ
位置として設計用ダミーモデルに記入されていた印を3
次元データとして認識できるデータに加工する。かかる
ダミーモデルデータ変換処理部710での処理は、準備
されたスタイル別サイズ別の設計用ダミーモデル複数個
分繰り返される。ここで「スタイル別」とは、外観のシ
ルエットやラインの違いにより分類されていることを意
味する。例えば、ブラジャーであればカップ形状の違い
により、フルカップ、1/2カップ、3/4カップとい
うように分類されている。「サイズ別」とは、JIS基
準で定められたサイズ別に分類されていることを意味す
る。ブラジャーであれば、アンダーバストとバストの寸
法差によって決まるA70、B80、C75といったサ
イズ別に分類されている。
【0041】また、材料特性造形モデルデータ変換処理
部720では、準備されたパターン構造別スタイル別利
用代表材料別の製品を着用した標準モニター人体を、3
次元計測装置610により計測して得られた3次元計測
データ611に対し、計測データのエラー補正や形状異
常部分の補正を行う。また、一般的な3次元計測装置6
10が前面、後面等の複数方向から計測するため複数方
向のデータの接合処理を行い、材料特性造形モデルの3
次元立体形状に組み合わせる。さらに、この材料特性造
形モデルに3次元データの寸法計測を行うための位置と
して人体およびパターン構造別、スタイル別、利用代表
材料別製品に記入されていた印を3次元データとして認
識できるデータに加工する。かかる材料特性造形モデル
データ変換処理部720での処理は、準備されたパター
ン構造別スタイル別利用代表材料別の製品複数個分繰り
返される。
【0042】また、基本製品造形モデルデータ変換処理
部730では、準備された基本製品を着用した人体を3
次元計測装置610により計測して得られた3次元計測
データ611に対し、計測データのエラー補正や形状異
常部分の補正を行う。また、一般的な3次元計測装置6
10が前面、後面等の複数方向から計測するため複数方
向のデータの接合処理を行い、基本製品造形モデルの3
次元立体形状に組み合わせる。さらに、この3次元基本
製品造形モデルに、形状変更を行うための位置として人
体及び基本製品に記入されていた印を3次元データとし
て認識できるデータに加工する。かかる基本製品造形モ
デルデータ変換処理部730での処理は、準備された基
本製品複数個分繰り返される。
【0043】また、基本製品型紙データ変換処理部74
0では、2次元CAD620により作成された基本製品
の型紙である2次元CADデータ621に対し、型紙作
成装置100で必要とされる点・線等の情報だけを選択
する。また、ダミーモデルデータ記憶部210に記憶さ
れている合わせ位置等と位置合わせするための情報を付
加する。さらに、3次元型紙データ修正部330で型紙
を修正するために必要となるコーナー・ノッチ等の情報
を付加する。かかる基本製品型紙データ変換処理部74
0での処理は、準備された基本製品複数個分繰り返され
る。
【0044】このようにして生成されたデータが、デー
タ蓄積部200に予め蓄積されている。本実施形態の型
紙作成装置100は、予め蓄積されたこれらのデータを
基に型紙に微調整を加えることで、最適な型紙を作成す
るものである。
【0045】再び、型紙作成装置100の説明に戻る。
主機能部300は、3次元型紙データ生成部(第1から
第4の演算手段)310と、造形シミュレーション部
(第6及び第7の演算手段)320と、3次元型紙デー
タ修正部(修正手段)330と、2次元型紙データ生成
部(第5の演算手段)340と、データ記憶部350と
を備えている。
【0046】3次元型紙データ生成部310は、造形目
標として設定する3次元ダミーモデルデータに重ね合わ
せるように、2次元型紙データを3次元型紙データに変
換する。この3次元型紙データ生成部310は、データ
蓄積部200のダミーモデルデータ記憶部210および
型紙データ記憶部240と接続されている。
【0047】造形シミュレーション部320は、既存の
ブラジャーを異なる材料で作成した場合に造形性がどの
ように変わるかをシミュレーションする。この造形シミ
ュレーション部320は、データ蓄積部200の材料特
性造形モデルデータ記憶部220および基本製品造形モ
デルデータ記憶部230と接続されている。
【0048】3次元型紙データ修正部330は、3次元
型紙データが生成されている3次元空間上でユーザが直
接指示したコーナーやノッチ等の点および線を変更する
情報に基づいて、型紙を修正するためのパターン修正指
示パラメータを生成する。
【0049】2次元型紙データ生成部340は、3次元
型紙データ修正部330において3次元型紙データを修
正したときに、データ記憶部350を介して送られてく
るパターン修正指示パラメータに基づいて、2次元型紙
データを自動的にパターン修正する。この2次元型紙デ
ータ生成部340はデータ返送手段360を介して型紙
データ記憶部240と接続されており、修正された2次
元型紙データ341は型紙データ記憶部240に返送さ
れて蓄積されるようになっている。なお、2次元型紙デ
ータ生成部340は型紙データ記憶部240から2次元
型紙データを直接受け取り、2次元空間上でこの2次元
型紙データを直接修正する機能を更に備えていてもよ
い。
【0050】データ記憶部350は、種々のデータの書
き込みおよび読み出しを可能にする。このデータ記憶部
350は、3次元型紙データ生成部310、造形シミュ
レーション部320および3次元型紙データ修正部33
0、2次元型紙データ生成部340および後述する出力
機能部400の表示制御手段410と接続されており、
これらの間でのデータのやりとりを可能にする。
【0051】出力機能部400は表示制御手段410、
表示部420および印刷部430を備えており、これら
表示部420および印刷部430は表示制御手段410
と接続されている。表示制御手段410は、データ記憶
部350を介して送られてくるデータを処理し、CRT
等の表示部420に3次元画像として表示したり、印刷
装置等の印刷部430においてその3次元画像を紙に印
刷したりする。なお出力機能部400により、3次元ダ
ミーモデルデータの3次元ダミーモデル画像と、3次元
ダミーモデルデータに重ね合わされた3次元型紙データ
の3次元型紙画像とを表示するための第1の表示手段が
構成される。またこの出力機能部400は、造形シミュ
レーション部320において加工されて得られた新たな
基本製品造形モデルデータの3次元画像と、加工される
前の基本製品造形モデルデータの3次元画像とを表示す
るための第2の表示手段としても機能している。
【0052】このようにして、本実施形態に係る型紙作
成装置100が構成される。なお、型紙作成装置100
の構成要素のうち、3次元型紙データ生成部310、デ
ータ記憶部350、表示制御手段410および表示部4
20または印刷部430により3次元型紙データ生成装
置が構成される。
【0053】次に、上記した型紙作成装置100を用い
た型紙作成方法について説明する。
【0054】最初に、2次元型紙データを3次元の型紙
データに変換する3次元型紙データ生成方法について説
明する。
【0055】まず、3次元型紙データ生成部310の基
本製品の検索機能により、型紙データ記憶部240に保
存されている型紙データ群から意図するデザイン・パタ
ーン構造に近い2次元型紙の2次元型紙データを選択す
る。また、選択した2次元型紙に対応するスタイルのダ
ミーモデルデータ記憶部210に記憶されているダミー
モデルの3次元ダミーモデルデータを呼び出し、型紙の
合わせ位置を自動制御して3次元ダミーモデルデータに
重ね合わせるように2次元型紙データを3次元型紙デー
タに変換する。
【0056】図3は、この3次元型紙データ生成部31
0における処理の詳細を説明するための図である。3次
元型紙データ生成部310は、ダミーモデルデータ記憶
部210に記憶されている3次元ダミーモデルデータ2
11と型紙データ記憶部240に記憶されている2次元
型紙データ241とを入力とする。型紙データ記憶部2
40に記憶されている2次元型紙データ241は、2次
元の型紙データ群から構成される。具体的には、土台の
型紙データ243、下カップの型紙データ245、およ
び上カップの型紙データ247から構成される。さら
に、型紙同士の接続関係を示す接続データ249も構成
要素とされる。
【0057】図4に型紙データの例を示す。図示の通
り、2次元型紙データ241は土台15、下カップ1
3、上カップ11の型紙データ243,245,247
から構成される。また、土台15の輪郭点A2A3A4
A5A6からなる曲線は、下カップ13の輪郭点B1B
2B3B4B5からなる曲線と接続されるという接続デ
ータ249も2次元型紙データ241を構成する。同様
に、下カップ13の輪郭点B1B6B7B8B9からな
る曲線は上カップ11の輪郭点C1C2C3C4C5の
曲線に接続されるという接続データ249も2次元型紙
データ241を構成する。
【0058】3次元型紙データ生成部310は、図3に
示すように、上記の3次元ダミーモデルデータ211と
2次元型紙データ241とを入力とし、土台構築部31
1において3次元土台モデルデータ315を生成する。
さらに、上下カップ構築部313において3次元下カッ
プモデルデータ317と3次元上カップモデルデータ3
19とを生成する。
【0059】土台構築部311では、図5(a)に示す
ように、土台の型紙15を巻き付けたい3次元ダミーモ
デル21の部分を2次元に展開し、この展開図23上の
所望の位置に土台の型紙15の型紙データ243を配置
する。そして、土台の型紙15の型紙データ243が配
置された展開図23を3次元ダミーモデル21に巻き付
けることで、図5(b)に示すような3次元土台モデル
の3次元土台モデルデータ315を生成する。
【0060】一方、上下カップ構築部313では、2次
元型紙データ241と3次元土台モデルデータ315と
を入力とし、2次元型紙データを変形して3次元下カッ
プモデルデータ317と3次元上カップモデルデータ3
19とからなる3次元型紙データを生成する。ここで、
2次元型紙データを3次元型紙データに変換する手法に
ついて詳細に説明する。
【0061】複数の型紙と接続関係(接合線)とが与え
られたとき、生成されるべき3次元の型紙形状を推定す
る。このとき、型紙は伸縮しないという条件を設ける。
【0062】型紙が収縮しないという条件から、生成さ
れる曲面は可展面であることが分かる。可展面とは、大
きさを変えずに(面上の長さを変えずに)1平面に移す
ことが可能な曲面である。可展面は線織面(直線エレメ
ントを持つ曲面)の一種である。可展面には、柱面、錐
面、接触曲面の3種類が存在し、またこれ以外には存在
しないことが知られている。
【0063】各々の型紙を可展面で表現し、これらの接
合条件を満たすことで3次元の型紙形状を推定すること
ができる。しかし、一般的な可展面を曲面の表現形式と
すると曲面の自由度が高くなるため、曲面形状の制御が
難しくなるおそれがある。このため本実施形態では、可
展面として図6に示すような楕円錐面(底面が楕円の錐
面)31を用いる。楕円錐面31は(1)式で定義され
る。 x2/a2 + z2/b2 = y2 …(1) ここで、a,bはそれぞれy=1の平面での楕円の長径
と短径である。
【0064】図7に示すように、楕円錘面31は3次元
空間内の任意の位置、方向に置くことができる。この変
換は移動と回転とで構成される。楕円錘面31の局所的
な座標p=(px,py,pz)から世界座標系における
位置q=(qx,qy,qz)への変換をTw(第3の関
数)とする。このTwは以下のように定義される。 q = Tw(p) …(2) (qxyz1) = (pxyz1)Mr1t1 …(3) ここで、Mt1、Mr1は4×4のマトリクスであり、それ
ぞれ移動、回転を表現する。3次元空間における移動、
回転はそれぞれ3つのパラメータで表現される。
【0065】次に、楕円錘面31と型紙との対応をつけ
る。このため、図8に示すように楕円錘面31を平面に
展開する。楕円錐面31が展開された2次元座標系(第
2の2次元座標系)をST座標系と呼ぶことにする。楕
円錘面31は側エレメント(直線成分)に沿って分割し
て展開することが可能である。ST座標系の点n
(n s,nt)から、図6に示す楕円錘面31の局所座標
系の点pへの変換をTd(第2の関数)とする。 p = Td(n) …(4) この変換は楕円錘面31を規定するパラメータa,bが
決まれば、一意に決定される。
【0066】次に、型紙と楕円錐面の展開図33との写
像を定義する。図8に示すように、型紙は楕円錘面の展
開図33の任意の位置に任意の方向で配置することがで
きる。図9に示すように、UV座標系(第1の2次元座
標系)上の下カップの型紙13の点m(mu,mv)か
ら、図8に示すST座標系上の楕円錘面の展開図33の
点n(ns,nt)への変換をTp(第1の関数)とす
る。Tpは以下のように、2次元空間での移動と回転で
表現される。 n = Tp(m) …(5) (nst1) = (muv1)Mr2t2 …(6) ここで、Mr2、Mt2は3×3のマトリクスであり、それ
ぞれ回転、移動を表現する。2次元空間における移動は
2つのパラメータで、回転は1つのパラメータで表現さ
れる。
【0067】以上のパラメータを与えることで、下カッ
プの型紙13上の点m(mu,mv)と3次元空間上の位
置q=(qx,qy,qz)との対応が一意に決定され
る。すなわち、図9に示す型紙13の座標mは2次元の
回転と移動とによって、図8に示すST空間上の点n
(ns,nt)に移される(第1の工程)。またST空間
上の点nは、展開図33と楕円錘面31との対応によ
り、図6に示すように楕円錘面31上の局所座標系の点
p(px,py,pz)に移される(第2の工程)。さら
に、局所座標系の点pは3次元空間上での回転、移動に
より、図7に示す世界座標系の点q(qx,qy,qz
に移される(第3の工程)。そして、上記のパラメータ
を適当に操作して対応する型紙上に与えられた接続線が
一致するように2次元型紙データを修正すれば、所望の
3次元型紙データが得られる(第4の工程)。例えば、
図4に示す土台の型紙15の輪郭点A2〜A6で表され
る接続線と、当該接続線に対応する下カップの型紙13
の輪郭点B1〜B5で表される接続線とが一致するよう
に2次元型紙データを修正すれば、下カップの型紙13
の3次元データが得られる。
【0068】上記モデルの自由度の数は、楕円錘面31
の形状を規定するパラメータ(a,b)が2つ、3次元
空間での移動、方向を規定するパラメータが6つ、UV
空間からST空間への変換パラメータが3つであり、合
計11の自由度がある。複数の型紙が与えられたとき
に、各型紙に対して上記の11のパラメータを操作して
指定された接合線が等しくなるようにすることができれ
ば、2次元の型紙から3次元の形状を推定することがで
きる。しかし、各型紙に対して11のパラメータを対話
的に操作することは容易でない場合がある。このため、
パラメータの推定は型紙の接続線と接続線との距離を評
価関数fとし、fを最小とするような収束計算によって
求めると好ましい。また、簡単化のため接合線と接合線
との距離ではなく対応する輪郭点と輪郭点とを与え、こ
れらの距離を評価関数fとすると好ましい。これは、図
4における輪郭点A2とB1の距離等に対応する。この
場合、収束計算の初期値は対話的にユーザが与える。ま
た、評価関数fの最小化には例えば可変計量法を使用す
る。
【0069】このようにして2次元型紙データを修正
し、3次元ダミーモデルデータに重ね合わされた3次元
型紙データを作成する。そして図10に示すように、3
次元ダミーモデルデータの3次元ダミーモデル画像と3
次元型紙データの3次元型紙画像とを表示部420に表
示することで、2次元型紙がダミーモデルに対して正確
な型紙であるかどうか確認することが可能となる。
【0070】例えば、3次元型紙データの3次元型紙画
像が重ね合わされた3次元ダミーモデル画像を画面上の
あらゆる方向から観察することで、3次元ダミーモデル
画像と3次元型紙画像との間のどこに隙間があるか確認
することが可能となり、またその隙間がどの程度のもの
か数値的に確認することも可能となる。また、3次元型
紙画像内に乳房が納まり切らない場合は、乳房のどの部
分がどの程度型紙からはみ出しているか確認することが
可能となる。
【0071】なお、ダミーモデルに型紙を張り付ける作
業を実際に手作業で行うと、型紙にしわが寄ったりゆが
んだりすることがあるが、3次元CADを使った本実施
形態に係る3次元型紙データ生成方法によれば、かかる
不都合を生じることなく型紙の3次元データを生成する
ことができる。そしてこの方法では、2次元型紙データ
を全体として湾曲させ、相互に接続させることにより3
次元型紙データを生成しているため、例えば型紙をメッ
シュ構造でつなぎ合わせて形成した3次元形状と比較し
て自然な立体形状を表現することが可能となる。
【0072】さて、3次元ダミーモデルデータに重ね合
わせた3次元型紙データの重なり具合を修正する場合
は、3次元型紙データ修正部330において以下のよう
な修正作業を行う。
【0073】まず、3次元型紙データ修正部330にお
いて、データ記憶部350から3次元型紙データが重ね
合わされた3次元ダミーモデルデータを呼び出し、3次
元型紙データ修正部330のデザイン機能メニューを付
加した画面に、基本製品型紙データ変換処理部740で
付加されたコーナーやノッチ等の情報を表示できる状態
にした画像データを構築し、これをデータ記憶部350
および表示制御手段410を介して表示部420に表示
する。
【0074】表示されたデザイン機能メニューのメジャ
ー機能で、3次元型紙画像上のコーナーやノッチ等の点
および線情報を、3次元型紙画像上や3次元ダミーモデ
ル画像上を直接指示できる3次元カーソルで指示し、各
点間、点と線分間、点とダミーモデル表面の近似点との
距離を測定する。
【0075】ここで、図11を用いて3次元カーソル機
能の説明を行う。3次元カーソルは、曲面上の位置を指
示するために使用するものであり、この型紙作成装置1
00においては3次元ダミーモデル画像上の位置を指定
するために使用する。このために、ダミーモデルの表面
の位置と、図9に示す2次元UV座標系における位置と
のマッピングを予め定義しておく。この3次元ダミーモ
デル画像上の点Rと2次元座標系の点mとの対応には種
々考えられるが、図11では円柱座標系を用いた対応例
を示している。図示の通り、ユーザがマウス等で円柱座
標系の高さyと角度θを対話的に与えると、3次元型紙
データ修正部330はY、θの値から曲面上の点Rの座
標(x,y,z)を求めて画面上に表示する。
【0076】これらの情報を基に、ユーザは表示された
デザイン機能メニューのパターン修正機能に従い、3次
元型紙画像上のコーナーやノッチ等の点および線の修正
位置を3次元カーソルで指示し、3次元型紙データ修正
部330はそれら指示された修正情報に基づいて型紙を
修正するためのパターン修正指示パラメータを生成す
る。そして、このパターン修正指示パラメータをデータ
記憶部350を介して2次元型紙データ生成部340に
渡す。例えば、下カップ13に丸みを出したい場合は、
3次元型紙データ修正部330はユーザの指示に従っ
て、図4に示すようにコーナーB1がB1’の位置にく
るように型紙13の輪郭線の位置を図中の一点鎖線で示
すように修正するというパターン修正指示パラメータを
生成すると共に、下カップ13のB2〜B4で示される
輪郭点を図中左方向へ少しずつ移動させるというパター
ン修正指示パラメータを生成する。
【0077】2次元型紙データ生成部340では、3次
元型紙データ修正部330から渡されたパターン修正指
示パラメータにより、選択した型紙の2次元型紙データ
241を自動的にパターン修正する。パターン修正され
て得られた2次元型紙データ341は、データ記憶部3
50を介して3次元型紙データ生成部310に渡され
る。そして、修正後の型紙データが重ね合わされた3次
元ダミーモデルデータが生成され、これが表示部420
に表示されることで、型紙の修正具合の確認が可能とな
る。また、修正された2次元型紙データ341は、デー
タ返送手段360を介して型紙データ記憶部240に返
送されて記憶される。
【0078】このようにして、既存の型紙を微調整して
所望の造形を得ることができる最適な型紙を作成するこ
とができる。
【0079】なお、上記した衣類の型紙作成方法は可展
面を利用した手法であるため、自ずと非伸縮素材で型紙
を構築することが前提となる。一方、ブラジャーのカッ
プ部用素材としては、パワーネットやストレッチレー
ス、ストレッチバイリーンなど伸縮素材が多用される。
従って、材料特性を反映した新たな型紙を作成する場合
は、次のような手法を用いて型紙の修正を行う。
【0080】まず、造形シミュレーション部320にお
いて、型紙データ記憶部240からユーザにより選択さ
れた型紙のスタイルと同じスタイルを持つデータを、材
料特性造形モデルデータ記憶部220から選び出して準
備されている材料一覧表を作成する。そして、この材料
一覧表をデータ記憶部350および表示制御手段410
を介して表示部420に表示する。
【0081】ユーザは、表示されている材料一覧表から
選択した型紙に利用する新しい材料を選択する。そし
て、型紙データ記憶部240から選択した型紙の材料の
材料特性造形モデルデータと、ユーザが選択した新材料
の材料特性造形モデルデータとを、材料特性造形モデル
データ記憶部220から選び出す。そして、選び出され
た材料特性造形モデルデータ同士を比較し、各種寸法を
データ記憶部350に格納する。
【0082】また選択した基本製品の型紙に対応する3
次元基本製品造形モデルデータを、基本製品造形モデル
データ記憶部230から選び出す。そして、材料特性造
形モデルデータ同士を比較して求めた各種寸法から得ら
れる相関関係に基づいて、3次元基本製品造形モデルデ
ータを加工し、ユーザが選択した新材料の特性を反映す
る新たな基本製品造形モデルデータを生成する。
【0083】そして、選び出された基本製品造形モデル
データと、新材料の特性を反映した新たな基本製品造形
モデルデータをデータ記憶部350に格納する。そし
て、データ記憶部350に格納された基本製品造形モデ
ルデータと新材料の特性を反映した基本製品造形モデル
データと各種寸法データとを表示制御手段410を介し
て表示部420に表示する。そしてユーザは、新材料を
利用したときの造形の違い及びそれらの数値を確認す
る。
【0084】そして、この造形の違いに基づいて、前述
した3次元型紙データ修正部330における3次元型紙
データの修正を行う。このようにすれば、既存の型紙か
ら新しい材料特性を反映する新たな型紙を作成すること
ができる。この材料特性を反映した型紙の作成方法は、
従来から行われている布地の特性を型紙に与えて計算す
る手法とは異なり、ブラジャーを構成する複雑な材料・
部品の組み合わせを整理し、その組み合わせた製品の特
性を3次元形状でとらえて形状変化の差を明らかにし、
その差を計算に用いて目標とする型紙を作成するもので
ある。したがって、この型紙の作成方法によれば、複雑
な計算が必要となる従来の手法と異なり、種々の材料か
らなるブラジャーの型紙を容易に作成することが可能と
なる。
【0085】また、本実施形態にかかる型紙作成装置お
よび方法によれば、既存の型紙データを基に新材料の特
性を反映した新たな型紙を作成しているため、型紙の作
成とサンプル製品の試作評価との繰り返し回数を低減
し、試作に費やす時間や費用、労力を大幅に削減するこ
とができる。特に、型紙作成経験や材料の利用経験が少
ない熟練者以外のパタンナには大きな効果を発揮する。
【0086】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れることなく、種々の変形が可能である。
【0087】例えば、本実施形態に係る型紙作成装置1
00により、3枚接ぎタイプのブラジャーの型紙など、
他のタイプのブラジャーの型紙を作成してもよい。
【0088】また、本実施形態に係る型紙作成装置10
0により、ブラジャー以外にも水着やレオタードなどの
カップ付き女性用衣類の型紙を作成してもよい。
【0089】また、本実施形態に係る型紙作成装置10
0により、カップ付き女性用衣類以外にもガードルのヒ
ップ部などの型紙を作成してもよい。
【0090】
【発明の効果】本発明の衣類の3次元型紙データ生成方
法および装置では、可展面を用いて2次元型紙データを
3次元型紙データに変換しているため、複雑な形状を有
する3次元ダミーモデルであっても、3次元ダミーモデ
ルデータに重ね合わせるように2次元型紙データを自然
な造形の3次元型紙データに容易に変換することができ
る。その結果、2次元型紙がその3次元ダミーモデルに
対して正確な型紙であるかどうか確認することが可能と
なる。
【0091】また本発明の型紙作成方法および装置によ
れば、本発明の衣類の3次元型紙データ生成方法および
装置を用いて生成された3次元型紙データの3次元ダミ
ーモデルデータへの重なり具合を改善するように3次元
型紙データを修正することができ、この3次元型紙デー
タの修正情報に基づいて修正後の型紙の2次元型紙デー
タを得ることができる。その結果、所望の造形を得るこ
とができる最適な型紙を作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衣類の型紙作成装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】図2(a)は、上カップと下カップとからなる
2枚接ぎタイプのブラジャーの型紙を示す図であり、図
2(b)は、土台の型紙を示す図である。
【図3】3次元型紙データ生成部における処理の詳細を
説明するための図である。
【図4】上カップの型紙データ、下カップの型紙デー
タ、土台の型紙データおよび接続データを説明するため
の図である。
【図5】土台構築部での処理を説明するための図であ
り、図5(a)は土台の型紙を巻き付けたい3次元ダミ
ーモデルの部分を2次元に展開した展開図面上に土台の
型紙データを配置した状態を示している。また図5
(b)は土台の型紙が巻き付いた状態の3次元ダミーモ
デルを示している。
【図6】3次元XYZ空間に生成された楕円錘面を示す
図である。
【図7】図6に示される楕円錐面を3次元XYZ空間上
の任意の位置に移動させた状態を示す図である。
【図8】2次元ST空間に展開された楕円錘面の展開図
面上に2次元型紙が配置されている様子を示す図であ
る。
【図9】2次元UV空間に展開された下カップの型紙を
示す図である。
【図10】3次元型紙が重ね合わされた3次元ダミーモ
デルを示す図である。
【図11】円柱座標系を用いた3次元カーソル機能を説
明するための図である。
【符号の説明】
31…楕円錘面、100…衣類の型紙作成装置、210
…ダミーモデルデータ記憶部、220…材料特性造形モ
デルデータ記憶部、240…型紙データ記憶部、320
…造形シミュレーション部、330…3次元型紙データ
修正部、340…2次元型紙データ生成部、360…デ
ータ返送手段、410…表示制御手段、420…表示
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/50 626 G06F 17/50 626C 680 680H 680J (72)発明者 栗原 恒弥 東京都国分寺市東恋ヶ窪1−280 株式会 社日立製作所内 Fターム(参考) 5B046 AA10 BA04 BA10 DA03 DA10 FA04 FA18 GA01 JA02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元CADを利用した衣類の3次元型
    紙データ生成方法であって、 第1の2次元座標系に展開された衣類の型紙の2次元型
    紙データを、任意の3次元座標系で定義される可展面を
    第2の2次元座標系に展開したときの該可展面の展開図
    面上に移すための第1の関数を求める第1の工程と、 前記展開図面上に移された前記2次元型紙データを前記
    3次元座標系へ移すための第2の関数を求める第2の工
    程と、 前記3次元座標系に移された2次元型紙データを該3次
    元座標系の所定位置に移すための第3の関数を求める第
    3の工程と、 前記第1から第3の関数を用いて、前記3次元座標系に
    生成されている3次元ダミーモデルデータに重ね合わせ
    るために、前記型紙の2次元型紙データを3次元型紙デ
    ータに変換する第4の工程と、を含むことを特徴とする
    衣類の3次元型紙データ生成方法。
  2. 【請求項2】 前記第4の工程において、前記型紙の2
    次元型紙データを3次元型紙データに変換する際に、そ
    れぞれ対応する該2次元型紙データの輪郭点と前記3次
    元ダミーモデルデータに予め重ね合わされた3次元土台
    データの輪郭点との距離が最小になるように該2次元型
    紙データを修正する、ことを特徴とする請求項1に記載
    の衣類の3次元型紙データ生成方法。
  3. 【請求項3】 前記可展面として楕円錘面を用いること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の衣類の3
    次元型紙データ生成方法。
  4. 【請求項4】 複数の衣類の基本製品の型紙の2次元型
    紙データを含む型紙データ群から意図する型紙の2次元
    型紙データを選択すると共に、 複数の型紙設計用ダミーモデルの3次元ダミーモデルデ
    ータを含むダミーモデルデータ群から前記意図する型紙
    に対応するダミーモデルの3次元ダミーモデルデータを
    選択し、 請求項1に記載の衣類の3次元型紙データ生成方法を用
    いて、選択した前記3次元ダミーモデルデータに重ね合
    わせるように、選択した前記2次元型紙データを3次元
    型紙データに変換し、 前記3次元ダミーモデルデータに重ね合わされた前記3
    次元型紙データの重なり具合を改善するように該3次元
    型紙データを修正し、 当該3次元型紙データの修正情報に基づいて修正後の型
    紙の2次元型紙データを生成する、ことを特徴とする衣
    類の型紙作成方法。
  5. 【請求項5】 それぞれ異なる材料特性を有する衣類を
    着用した人体の複数の3次元データを含む材料特性造形
    モデルデータ群から、前記意図する型紙が有する材料特
    性に対応する材料特性造形モデルデータと、所望の他の
    材料特性に対応する材料特性造形モデルデータとを選択
    してこれらの相関関係を求め、 それぞれ異なる衣類の基本製品を着用した人体の複数の
    3次元データを含む基本製品造形モデルデータ群から前
    記意図する型紙に対応する基本製品造形モデルデータを
    選択し、 選択された前記基本製品造形モデルデータを前記相関関
    係に基づいて加工して前記他の材料特性が反映された新
    たな基本製品造形モデルデータを生成し、 前記意図する型紙に対応する基本製品造形モデルデータ
    と、前記他の材料特性が反映された新たな基本製品造形
    モデルデータとを比較して造形の違いを求め、 当該造形の違いに基づいて、前記3次元ダミーモデルデ
    ータに重ね合わされた前記3次元型紙データの重なり具
    合を改善するように該3次元型紙データを修正し、 当該3次元型紙データの修正情報に基づいて修正後の型
    紙の2次元型紙データを生成する、ことを特徴とする請
    求項4に記載の衣類の型紙作成方法。
  6. 【請求項6】 修正後の前記型紙の2次元型紙データを
    前記型紙データ群に返送する、ことを特徴とする請求項
    4または請求項5に記載の衣類の型紙作成方法。
  7. 【請求項7】 前記衣類は体形補正機能を有する下着ま
    たは水着である、ことを特徴とする請求項4〜6のいず
    れかに記載の衣類の型紙作成方法。
  8. 【請求項8】 前記衣類はカップ付き女性用衣類であ
    る、ことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の
    衣類の型紙作成方法。
  9. 【請求項9】 3次元CADを利用した衣類の3次元型
    紙データ生成装置であって、 第1の2次元座標系に展開された衣類の型紙の2次元型
    紙データを、任意の3次元座標系で定義される可展面を
    第2の2次元座標系に展開したときの該可展面の展開図
    面上に移すための第1の関数を求める第1の演算手段
    と、 前記展開図面上に移された前記2次元型紙データを前記
    3次元座標系へ移すための第2の関数を求める第2の演
    算手段と、 前記3次元座標系に移された2次元型紙データを該3次
    元座標系の所定位置に移すための第3の関数を求める第
    3の演算手段と、 前記第1から第3の関数を用いて、前記3次元座標系に
    生成されている3次元ダミーモデルデータに重ね合わせ
    るように、前記型紙の2次元型紙データを3次元型紙デ
    ータに変換する第4の演算手段と、を備えることを特徴
    とする衣類の3次元型紙データ生成装置。
  10. 【請求項10】 前記第4の演算手段は、前記型紙の2
    次元型紙データを3次元型紙データに変換する際に、そ
    れぞれ対応する該2次元型紙データの輪郭点と前記3次
    元ダミーモデルデータに予め重ね合わされた3次元土台
    データの輪郭点との距離が最小になるように該2次元型
    紙データを修正する、ことを特徴とする請求項9に記載
    の衣類の3次元型紙データ生成装置。
  11. 【請求項11】 前記可展面として楕円錘面を用いるこ
    とを特徴とする請求項9または請求項10に記載の衣類
    の3次元型紙データ生成装置。
  12. 【請求項12】 前記3次元ダミーモデルデータの3次
    元ダミーモデル画像と、該3次元ダミーモデルデータに
    重ね合わされた前記3次元型紙データの3次元型紙画像
    とを表示するための第1の表示手段を更に備える請求項
    9〜11のいずれかに記載の3次元型紙データ生成装
    置。
  13. 【請求項13】 複数の衣類の基本製品の型紙の2次元
    型紙データを記憶する型紙データ記憶手段と、 複数の型紙設計用ダミーモデルの3次元ダミーモデルデ
    ータを記憶するダミーモデルデータ記憶手段と、 請求項9に記載の衣類の3次元型紙データ生成装置と、 前記型紙データ記憶手段に記憶されている2次元型紙デ
    ータと前記ダミーモデルデータ記憶手段に記憶されてい
    る3次元ダミーモデルデータとを用いて前記3次元型紙
    データ生成装置により生成される3次元型紙データの、
    3次元ダミーモデルデータへの重なり具合を改善するよ
    うに該3次元型紙データを修正する修正手段と、 前記3次元型紙データの修正情報に基づいて修正後の型
    紙の2次元型紙データを求める第5の演算手段と、を備
    えることを特徴とする衣類の型紙作成装置。
  14. 【請求項14】 それぞれ異なる材料特性を有する衣類
    を着用した人体の複数の3次元データを記憶する材料特
    性造形モデルデータ記憶手段と、 前記材料特性造形モデルデータ記憶手段に記憶されてい
    るデータの中から選択された複数の材料特性造形モデル
    データの相関関係を求める第6の演算手段と、 それぞれ異なる衣類の基本製品を着用した人体の複数の
    3次元データを記憶する基本製品造形モデルデータ記憶
    手段と、 前記基本製品造形モデルデータ記憶手段に記憶されてい
    るデータの中から選択された基本製品造形モデルデータ
    を、前記相関関係に基づいて加工する第7の演算手段
    と、を更に備えることを特徴とする請求項13に記載の
    衣類の型紙作成装置。
  15. 【請求項15】 前記第7の演算手段により加工して得
    られた新たな基本製品造形モデルデータの3次元画像
    と、加工される前の基本製品造形モデルデータの3次元
    画像とを表示するための第2の表示手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項14に記載の衣類の型紙作成装
    置。
  16. 【請求項16】 修正後の前記型紙の2次元型紙データ
    を前記型紙データ記憶手段に返送するデータ返送手段を
    更に備える、ことを特徴とする請求項13〜15のいず
    れかに記載の衣類の型紙作成装置。
  17. 【請求項17】 前記衣類は体形補正機能を有する下着
    または水着である、ことを特徴とする請求項13〜16
    のいずれかに記載の衣類の型紙作成方法。
  18. 【請求項18】 前記衣類はカップ付き女性用衣類であ
    る、ことを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記
    載の衣類の型紙作成装置。
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