JP2003342818A - 型紙パターンの自動作製方法及び型紙パターンの自動作製システム。 - Google Patents

型紙パターンの自動作製方法及び型紙パターンの自動作製システム。

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JP2003342818A
JP2003342818A JP2002149199A JP2002149199A JP2003342818A JP 2003342818 A JP2003342818 A JP 2003342818A JP 2002149199 A JP2002149199 A JP 2002149199A JP 2002149199 A JP2002149199 A JP 2002149199A JP 2003342818 A JP2003342818 A JP 2003342818A
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Yoshie Kakinuma
よしえ 柿沼
Tomoyoshi Nadano
朋美 灘野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】加齢により体形変化の顕著な高齢者が着易く
て、着用時のシルエットの美しい衣服の型紙パターンを
自動的に作製する方法及びそのシステムを提供する。 【解決手段】 型紙パターンの自動作製方法とし
ては、顧客の人体の体形を3次元計測装置を用いて計測
する工程と、展開ソフトを持つパソコンを使用して前記
3次元人体計測データをワイヤーフレーム化した複数の
パネルから成る2次元データに変換する工程と、アパレ
ルCADを使用して前記2次元データより型紙パターン
を作製する工程とから成り、前記3次元人体計測データ
よりワイヤーフレーム化したヌードボディモデルを作製
する工程と、特定の部位にゆとり値を導入してダミーボ
ディモデルを作製する工程と、前記ダミーボディモデル
から複数のパネルから成る2次元化された複数の型紙原
型に分離変換する工程とを含むものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とくに高齢者向
けの衣服の型紙パターンを作製する際に用いて好適な、
型紙パターンの自動作製方法並びに型紙パターンの自動
作製システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、急速な高齢化に伴い、消費者人口
に占める高齢者の割合は増大し、今後益々加速していく
と予想される中、加齢による体形変化(とくに背部の湾
曲や左右への傾き、脂肪部分の下垂及び増大)が顕著な
高齢者にあっては、既製服のサイズ等に不満を持つ割合
が高く、個人対応衣服への要求が高まりつつある。
【0003】一般に個人の 体形に合わせた衣服のため
の型紙を作製する場合には、まず、型紙作製に必要な各
寸法をメジャーを用いて計測し、それをもとに2次元平
面で製図していき、仮縫い試着を繰り返しながら体形に
合わせていく方法が採られている。しかるに、この方法
では型紙を作製するパタンナーの専門技術や感覚による
ところが大きく、その習得には膨大な時間を要する。ま
た、高齢者は既製服のサイズに不満を持ち、 体形に合
った洋服への潜在的要求が高いが、手計測や試着に時間
がかかる従来の方法では、こうした顧客にとって身体的
負担が大きい。
【0004】そこで、最近開発されつつある3次元人体
計測装置を用いて衣服型紙作製に必要なバスト、ウエス
ト等の項目について非接触で身体の計測を行い、この計
測データ(数値)を用い、ゆとり値を加えて型紙パター
ンをCAD上で製図、作製する方法が考えられている。
【0005】この型紙パターンの製作方法は、人体に対
し非接触な計測のため、顧客にとって身体的負担は小さ
いものであるが、この2次元化させた後にゆとり値を導
入させる方法は、未だ専門技術や知識及び感性を必要と
する部分が多い上に、加齢による体形変化が顕著な高齢
者にとっては、こうした方法で型紙パターンを作製し
て、これに基づいて布を裁断しジャケットを作っても、
着用した場合に着易さや、シルエットに不満が生じ、長
時間着用すると着疲れがするという苦情が出ることをこ
の発明者は知見した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこでその理由につい
て調べたところ、上述した3次元人体計測装置を用いて
入手した計測データ(数値データ)をそのままアパレル
CADに入力させてゆとり値を加えても、このゆとり値
の導入は、一般化された値の導入であり、個別毎に必要
な部位に対する必要なゆとり値の導入ではない上に、2
次元化された後のゆとり値の導入は、実際の体形に即し
ない値の導入となり易いため、体形変化の著しい高齢者
に充分にフィットしたものとならず、これが着用した際
の着にくさや、シルエットの悪さの原因となっているこ
とが判明した。
【0007】そこでこの発明者等は、3次元人体計測装
置を用いて計測し、X・Y・Zから成る3次元の座標値
に置き換えて成る3次元採寸画像を取得し、この3次元
採寸画像から型紙を作製するのに必要なワイヤーフレー
ムデータを選択してワイヤーフレーム化した複数のパネ
ルから成るヌードボディモデルを作製し、このヌードボ
ディモデルにゆとり値を導入させてダミーボディモデル
を作製し、このダミーボディモデルから前後別に2次元
化させる展開ソフトを開発し、この2次元化されたデー
タをアパレルCADに入力させて型紙パターンを得ると
いう手法を開発することによってこの発明を完成させる
に至った。
【0008】この発明の目的は、高齢者にとって身体的
負担が小さく、高度な専門技術と感性を持つパタンナー
を用いなくとも、特に加齢により体形変化の顕著な高齢
者が着易くて、着用時のシルエットの美しい衣服の型紙
パターンを自動的に作製する方法及びそのシステムを提
供せんとするにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、顧客の人体の体形を3次元計測装置
を用いて計測する工程と、展開ソフトを持つパソコンを
使用して前記3次元人体計測データをワイヤーフレーム
化した複数のパネルから成る2次元データに変換する工
程と、アパレルCADを使用して前記2次元データより
型紙パターンを作製する工程とから成り、前記3次元人
体計測データを2次元データに変換する工程にはさら
に、前記3次元人体計測データにワイヤーフレームデー
タを入力することによりワイヤーフレーム化したヌード
ボディモデルを作製する工程と、特定の部位にゆとり値
を導入してダミーボディモデルを作製する工程と、前記
ダミーボディモデルから複数のパネルから成る2次元化
された複数の型紙原型に分離変換する工程とを含ましめ
ることにより、高齢者にとって身体的負担が小さく、か
つパタンナーのような高度な専門家を用いなくとも、体
形変化の顕著な高齢者に合った型紙パターンを作製でき
るようにしたものである。
【0010】その際にこの発明は、前記アパレルCAD
を使用して前記2次元データより型紙パターンを作製す
る工程をさらに、前記2次元データである型紙原型を後
身頃及び後脇身頃と前身頃及び前脇身頃に切り離す工程
と、各身頃をバストライン、ウエストラインで切り離し
て3分割し隙間をダーツにする工程と、前記3分割した
各身頃をつなげアウトラインを引く工程と、このアウト
ライン、バストライン、及びウエストラインを残して他
の線を消す工程と、縫い代をつける工程とを含ましめる
ことにより、一層パタンナーを必要としないで型紙のパ
ターンを作製できるようにしたものである。
【0011】この発明はまた、人体の形状を計測する3
次元人体計測装置と、この3次元人体計測装置により得
られた3次元人体計測データよりワイヤーフレーム化し
たヌードボディモデルを作製し、このヌードボディモデ
ルに少なくとも特定の部位にゆとり値を導入させて同じ
くワイヤーフレーム化したダミーボディモデルを作製
し、さらにこのダミーボディモデルより2次元化させた
パネルから成る型紙原型を作製する展開ソフトを有する
パソコンと、このパソコンによって得られた2次元化デ
ータである型紙原型より型紙パターンを作製するアパレ
ルCADとで構成することにより、汎用性のある使い易
いシステムで、高齢者にとって身体的な負担が小さく、
パタンナーのような高度な専門技術や感性を持つ人を用
いなくとも、体形変化の顕著な高齢者に合った型紙パタ
ーンを作製できるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
【試験例】まず、この発明者等は上述した知見に基づい
て高齢者の衣服の型紙を作製する際に持たせるべきゆと
り値、及びその部位や配分比のデータを得るべく以下の
研究を行った。ここにおいてゆとりとは、被服者と被服
の間にもたせる隙間のことであり、どんなシルエットの
衣服でもゆとりは必要である。適切なゆとり値を被服に
持たせることにより、衣服のラインを保つことができ、
かつ被服者の可動部位に対する動きを妨げることなく、
被服の生地の損傷を抑えることができるものである。
【0013】日本人の人体計測データを参考に20代か
ら70代までの 体形データの平均値を年代ごとに取り
出して比較すると図1のようになる。この図1から明ら
かなように、高齢者の体形は、既製服を作る際の標準体
形とされている20代に比べ、身長が低く、袖丈が短
く、バスト、ウエスト、腹囲、ヒップが大きくなってい
ることが解る。そして、バスト、ウエスト、腹囲、ヒッ
プに関しては、バストやヒップの変化に比してウエスト
及び腹囲の変化が著しいことが解る。このことから、身
体の長さ、太さに関する身長、背丈、前丈、頚椎、乳頭
点距離、袖丈、上部胸囲、バスト、ウエスト、腹囲、ヒ
ップ、背肩幅、胸幅、乳頭間隔、腕付け根回りの15項
目をピックアップし、型紙を作る際の計測項目とした。
【0014】次に、高齢者婦人2名X氏76歳とY氏7
5歳を被験者に選び、通常の下着姿となってもらい、上
述した15項目について計測し、その計測値を上記図1
の年代別の平均計測値と比較した結果、バスト、ウエス
ト、ヒップが大き目であることを除いて、ほぼ60才代
の平均値と一致したことから、この平均値を用いること
とし、背丈、バストのみを実測値に合わせて変化し身頃
原型を作製した。この身頃原型のデータ値に基づい
て13号サイズに相当するジャケット型紙をグレーディ
ングにより作製し、X氏とY氏のジャケット試作品Dを
2着作製した。尚、このジャケット試作品Dは用いられ
ている計測値からして、市販されている既製品に最も近
い型紙の基づいていることになる。そして、衣服に婦人
用のジャケットを選んだのは、着用感やシルエットに差
が出易いことを考慮したものであり、デザインとしては
流行に左右されないオードソックスなものとし、素材と
してはゆとり値を明確にするため非伸縮性素材を用い
た。
【0015】これに対して、身頃原型のものよりも用
いる実測値項目をさらに前丈、ウエスト、背肩幅と3項
目増やして背丈、バスト、前丈、ウエスト、背肩幅の5
項目とし、さらに、加齢による 体形変化を考慮して肩
ダーツ幅、衿幅、後中心線を変更して身頃原型を作製
した。尚、この身頃原型との型紙の違いと寸法上の
違いは図2と図3に示した。
【0016】この身頃原型からさらに原型作製時には
反映され得なかった身体計測値を考慮し、後丈、ヒッ
プ、後ろ幅、前幅、前衿幅、後カマ丈、前力マ丈、力マ
幅、袖丈、袖幅、袖口を身体計測値に合わせて修正し、
背丈、衿丈、衿幅、背肩幅、袖口の値を変化させず、そ
の他をバスト値にして2cmピッチで3段階グレーディ
ングし(これに伴い、指定した以外の横幅に関する項目
はグレーディングされる)、ジャケット型紙を作製し、
それぞれバスト値だけで2cmピッチで異なるジャケッ
ト試作品を合計で6着作製し、小さいものからそれぞれ
ジャケット試作品A、B、Cとした。
【0017】以上の各ジャケット試作品A、B、C、及
びDを2着づつ合計8着を上述した被験者X氏とY氏に
実際に着用してもらい、着用感についてアンケートを実
施したところ表1のような結果が得られた。
【0018】
【表1】
【0019】尚、4着すべてにおいて、2時間後の着用
感に変化はなかった。ジャケット試作品Aには、バスト
で12cmのゆとり値が含まれているが、アンケートで
は胸回り、胸回り、胸回り、袖幅ともにきつく、2人と
も不満という結果であった。ジャケット試作品Bには、
バストで14cmのゆとり値が含まれているが、2人と
も調査したすべての項目で満足という結果であった。ジ
ャケット試作品Cには、バストで16cmのゆとり値が
含まれているが、胸回り、胴回り、腹回りが大きすぎる
という結果だった。しかし、長さに関する項目について
はちようど良く、全体としてはやや満足という結果であ
った。これは、普段大きめなものを着用していることが
影響していると推測される。そして、ジャケット試作品
Dは、既製品の13号サイズを想定して作製したもので
あり、バストのゆとり値はCと同じ16cmであるが、
胸回りなど体の太さに関する項目、背肩幅、袖丈すべて
大さめであり、全体としてやや不満という結果であっ
た。
【0020】ジャケット試作品A〜Dの寸法を、21項
目で比較した。最低限のゆとり値が入っている身頃原型
との差を表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】表2に示されたように、高齢者の体形を考
慮したジャケット試作品A〜Cに比べると、市販品を模
したジャケット試作品Dは前丈が短い。これは、前に出
た腹などで長さがとられてしまい、裾が前上がりになる
可能性を示している。実際被験者が着用しても、前裾が
上がり、見た目が悪かった。また、ジャケット試作品D
はウエストがかなり絞ってあり、大きさとしては「きつ
い」と答えたジャケット試作品Aとほとんど同じである
のに、「大きい」と答えているのは、バスト、ヒップが
「大きい」と答えたジャケット試作品Cとほとんど同じ
であり、全体として大きいという印象を持ったためと推
測される。背肩幅や袖幅も大きめにできており、実際着
用してもシルエットが良くなかった。加えて前衿幅が小
さく、長時間着用していると肩こりなどが生じる可能性
があると考えられる。ウエストを絞り、ヒップを大きく
したジャケット試作品Dは、一見シルエットが良さそう
に見えるが、着用してみるとあまり良くなかった。
【0023】以上の13号サイズのジャケット試作品の
作製試験例から、ゆとり値をもたせる部位としては、バ
スト、ウエスト、及びヒップの部分がとくに重要であ
り、被験者のヌード寸法からのゆとり値としては、バス
トで14cm、ウエストで14.5cm、ヒップで1
7.4cmが最適であることが判明した。これらのゆと
り値を被験者のヌード寸法から割り出したところ、それ
ぞれバスト14.89%、ウエスト17.47%、ヒッ
プ18.13%となったので、これを他のサイズのジャ
ケットを作る場合にもゆとり値の目安とすることができ
よう。
【0024】この発明者等は、上述した従来技術と以上
のような試験例を基にして、以下に説明するように、計
測手段として人体に非接触の3次元人体計測装置を用
い、この3次元人体計測装置の3次元計測側データに対
して型紙製作の際に必要とされる複数の特徴点入力を行
って3次元ワイヤーフレーム化したヌードボディモデル
を作製し、次いでこのヌードボディモデルにゆとり値を
導入させ、同じく3次元ワイヤーフレーム化したダミー
ボディモデルを作製し、これを2次元化させるパソコン
用の展開ソフトを開発し、この2次元化データをアパレ
ルCADに入力させて型紙パターンを作製するという、
とくに高齢者の身体にフィットし、着易く、シルエット
の良い衣服を製作するための型紙パターンの作製方法並
びに自動作製システムを開発したものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態
を、高齢者婦人のジャケット用の型紙パターンを作製す
る場合について図面に基づいて詳細に説明するが、この
発明はジャケット以外のさまざまな衣服の型紙パターン
の作製、及び、靴等の人間が身に付けるもののオーダー
メイドの製作、並びにモデルをもとにして形状を決める
板金製品や木工製品に広く応用できるものである。
【0026】図4は、この発明に係る型紙パターンの自
動作製システムを示すブロック図であり、図中指示記号
1は3次元人体計測装置を示す。この3次元計測装置
は、この実施の形態のものでは、32個の赤外線LED
と受光センサーを組み込んだ馬蹄型のセンサーベルト8
個が配置されており、薄手の下着或はタイツ等を着用し
た高齢者をセンサーベルトの中に直立させて、赤外線L
EDを上から下へ5mm間隔で順次パルス点灯させ、そ
の反射光を受光センサーが受光することによって計測す
るものであり、この計測に要する時間は僅か10秒であ
る。計測データ数は約45,000個であり、精度は
1,000mm周長基準で±0.5%である。この3次
元人体計測装置1は、計測データを3次元構築ソフトに
よりX(左右)、Y(前後)、Z(高さ)から成る3次
元の座標値を持つ3次元採寸画像として記憶するもので
あり、構成には限定はない。市販されているさまざまな
機能の三次元人体計測装置1を用いることができる。要
するに3次元人体計測装置1によって得られた3次元採
寸画像を、パソコンやCADに入力できれば良い。
【0027】同じく図4において指示記号2は、3次元
人体計測装置で得られた3次元採寸画像を2次元データ
に変換するパソコン用の展開ソフトである。この展開ソ
フト2はJava(登録商標)動作環境を持つパソコン
で動作可能であり、入力された3次元採寸画像をX・Y
・Zからなる3次元の座標値をもとにして形状表示を行
い、型紙作製に必要な特徴点を入力することによって、
まずワイヤーフレーム化してジャケット作製に必要な上
半身のヌードボディモデルを作り、さらにゆとり値を導
入してダミーボディモデルを作製し、その後展開してワ
イヤーで区切られた平面を1つのパネルとして前後別に
2次元化して型紙原型を作製する機能を有している。
この展開ソフト2は、高齢者婦人の人体が左右大きく変
形していることを考慮し、右半分、左半分のどちらから
でも前後別に展開できるように工夫されている。そし
て、この展開ソフトは、ヌードボディモデル作製時にへ
こみの補間を行う。このへこみとは、例えば女性のバス
トの谷間や男女を問わずに存在する背中のへこみやくぼ
みのことであり、このへこみの補間を行わないと、正確
なヌードモディモデルは出来上がらないので、この補間
を自動的に行うものである。この補間はへこみとなって
いる座標点をライン上の最も高い点に値を変更してライ
ンを揃えることによってなされる。
【0028】同じく図4に指示記号3で示されたものは
アパレルCADであり、展開ソフト2で2次元に複数の
パネルで展開された型紙原型をこのアパレルCAD3へ
入力し、各パネルの配列を整えることにより衣服作製の
基礎となる型紙パターンを作製するものである。この各
パネルの整列には無数の方法があるが、いくつか試した
結果、図15と図16に示したように、切替ラインで切
り離した後、バストライン及びウエストラインを含むパ
ネルをそれぞれのラインが水平な一直線になるように並
べ、それらを基準に周りのパネルを並べていき、後にダ
ーツとなる隙間は1〜2本にまとめ、後でバストライン
同士、ウエストライン同士をつなげる方法がもっともき
れいで現実的であったので、その方法を採用した。
【0029】
【実施例】以下に上述したシステムを用いて高齢者婦人
のジャケットの型紙パターンを作製する場合について説
明する。まず、被験者に再び上述した試験例の被験者X
氏とY氏を選び、薄い下着姿になってもらって、3次元
人体計測装置1を用いて全身の計測を行った。このよう
にして得た被験者X氏とY氏の人体計測データを展開ソ
フト2をインストールしてあるパソコンへ入力した。以
下に、被験者X氏の人体計測データに基づいて型紙パタ
ーンを自動作製する場合について説明する。
【0030】この展開ソフト2の動作を図5に示したフ
ローチャートに基づいて説明すると、3次元人体計測装
置1により得られた被験者X氏の全身の3次元採寸画像
データをパソコンへデータ入力させ展開ソフト2を開く
と、図6と図7に示したような、ジャケット作製に必要
な上半身の正面と側面の3次元人体採寸画像4,5が画
面に表示された。
【0031】次いで、上半身の人体3次元ワイヤーフレ
ーム作製に必要なポイントとラインから成るワイヤーフ
レームデータをマウス操作によって選択入力した。即
ち、図6と図7に示したように、正面画像においては、
画面に表示される等のポイント名やライン名をマウス操
作によってワイヤーフレームデータとして選択入力し、
次いで、側面画像を表示させて、サイドネックポイン
ト、バックネックポイント、フロントネックポイント、
ショルダーポイント、及びバストポイント等のポイント
名やライン名をマウス操作によってワイヤーフレームデ
ータとして選択入力すると、図8と図9、及び図10に
示したようなワイヤーフレーム化したヌードボディモデ
ルの6,7及び8の画像が形成された。ここにおいて、
ワイヤーフレームデータのない場合には、座標点抽出を
行うと、図8乃至図10に示したようなワイヤーフレー
ム画像が得られる。尚、このワイヤーフレーム画像は回
転可能である。尚、ワイヤーフレームデータとは、衣服
の型紙を作製する際に計測することが必要とされる人体
の計測ポイントと計測ラインのことである。この展開ソ
フト2では、上述したポイントとラインを選択すること
により、自動的にワイヤーフレーム化したヌードボディ
モデルが作製されるように構成されている。
【0032】次いで、このワイヤーフレーム化したヌー
ドボディモデル6,7及び8の画像を見ながら、画面右
に表示されるデータを見てバスト、ウエスト、ヒップの
部位にゆとり値の導入や前後のゆとり配分比、及び微調
整を行った。このゆとり値は、上述した配分比に従い、
バスト14.89%、ウエスト17.47%、ヒップ1
8.13%であった。もっとも、ここのところは、ゆと
り値の導入を選択することによって、自動的にゆとり値
が導入されてゆとり値導入後の画面となるように展開ソ
フト2を構成しても良い。また、ゆとり配分比は前後
5:5とした。さらに、ジャケットは肩パットを入れる
関係上、その分実際の肩よりも高く設定するデザイン修
正や裾丈の設定を行い、さらに、腕回りや首回りのゆと
り値の設定も行った。これらの操作はマウス操作によっ
て行ったが、キーボード操作によって入力するようにし
ても良いであろう。つまり、マウス操作によるゆとり値
導入の選択やキーボード操作によりゆとり値を導入させ
ると、導入後の長さが表示され、拡大してワイヤーフレ
ーム化されたダミーボディモデルに表示されるので、こ
れを見ながら微調整を行った。このようにして、図11
乃至図13に示したようなワイヤーフレーム化したダミ
ーボディモデル9,10及び11が作製された。図8乃
至図10に示したヌードボディモデル6,7及び8に比
べると、その形態の変化は明白である。フレームは全体
として大きくなっていることが解る。
【0033】これらの調整が終わった後で展開ボタンを
押すと、ワイヤーで区切られた平面を一つのパネルとし
て前後別に図14に示したように2次元化された右半身
前後の平面パネル12,13が型紙原型として展開表示
された。勿論上述したように左半身を選択することもで
きる。次いで、このようにして展開ソフト2を使用して
得られた型紙原型としての2次元データをアパレルCA
D3に入力し、パネルの配列を整えることにより型紙パ
ターンを作製した。このアパレルCADを用いての型紙
パターンの作製は以下のようである。
【0034】まず、図15と図16に示したように、パ
ソコンより取り入れた右半身前後2つの平面パネル1
2,13の中から、右半身の後身頃14と後脇身頃1
5、及び前身頃20と前脇身頃21となる各部分を、境
となる切替ラインで切り離して分離し、さらに同時にバ
ストライン、ウエストラインを水平にするために、バス
トライン、ウエストラインで切り離して各小パネル14
a,14b,14c・15a,15b,15c及び20
a,20b,20c・21a,21b,21cとし、並
行に揃え、隙間をダーツにした。
【0035】次いで、3分割した各小パネルをつなげて
曲線でアウトラインを引き、余分な部分は小パネルを切
り取り、不足する部分は小パネルを貼り付けた。さら
に、3次元人体計測データでは、腕を広げた状態で計測
しているため、肩幅が実際より広く採寸されていること
から、パネルを切り取って背肩幅を合せ、さらにダーツ
を完成させて線の長さを同じくし、修正した背肩幅に合
わせて袖ぐりを広げた。このようにして、図15と図1
6に示したように、修正した各身頃のパネル16,17
・22,23を得た。
【0036】次いで、アウトライン18a,19a・2
4a,25a、バストライン18b,19b・24b,
25b、ウエストライン18c,19c・24c,25
cを取り出し、ヒップライン18d,19d・24d,
25dを引き、身頃間で縫い合わせる部分が合うように
微調整をし、さらに着丈が合うように裾の位置を調節し
た。そして、図15と図16に示したような仮縫い用の
縫い代18e,19e・24e,25eをつけて型紙パ
ターン18,19・24,25が完成した。
【0037】そして、この型紙パターンの前身頃と後身
頃から、衿とラペル部分を作製し、さらに全ての型紙パ
ターンを脇線中心となるように合わせて現われたアーム
ホールから袖を作製した。以上のようにして完成した型
紙パターンを用いて、X氏のデータからはジャケットE
を、Y氏のデータからはジャケットFを作製した。そし
て、これらとは別にゆとり配分比による着やすさの違い
を調べるため、ヌードボディモデルに導入するゆとり値
の前後の配分比を4:6、6:4に変化させたジャケッ
トを別に作製し、このようにして、それぞれジャケット
4:6、ジャケット5:5、及びジャケット6:4とし
た。
【0038】
【試着試験】X氏にはジャケットE,Y氏にはジャケッ
トFを着用してもらい、着用感やシルエットについて聞
き取り調査を行った。更に、着用感については、着用直
後と長時間着用後で異なる可能性も考慮し、着用2時間
後にも聴取を行った。また、比較のため、それぞれの被
験者に上述した試験例を作製してジャケットBを着用し
てもらい、同様の聞き取り調査を行った。また、ゆとり
配分比による着やすさの違いを調査するため、ジャケッ
ト4:6、5:5、6:4を被験者に着用してもらい、
軽い動作をしてもらった後、感想などを聴取した。な
お、これらの着用試験時には、インナーとして、被験者
が着慣れた薄手のブラウス等を着用してもらった。アン
ケート調査の結果を以下の表3に示す。
【0039】
【表3】
【0040】従来の方法で体形に合わせたジャケットB
は、同様の方法でゆとり値を変化させて作製したジャケ
ットの中で、着やすさ、シルエットともに最も評価の高
いものであった。そのため、着心地に問題はなかった
が、3次元計測データから直接型紙にして作製したジャ
ケットE,Fには、特にシルエットの点でかなわなかっ
たようである。バスト、ウエスト、ヒップの大きさはジ
ャケットB,E,Fすべて同値なので、硬いシルエット
という印象を与えたのは、この3項目以外の、2次元製
図に反映され得なかった要素による立体感の無さである
と推測される。また、ジャケットE,Fのほうが袖が美
しく感じられたのは、袖型紙を製図する元となるアーム
ホール形状が、2次元製図のものより被験者の体形に近
いものであったため、つれたりすることなくよりフィッ
ト性の高いシルエットの袖を作製することができたため
と思われる。ここで、図17にジャケットEとBの元型
紙をウエストラインで重ねたものを示すが、その形状を
単純に見比べただけでも大きく異なっていることが分か
る。
【0041】表3のアンケート調査の結果によれば、ゆ
とり値は前後に均等に入れるか、もしくは少し後側に余
裕を持たせるほうが、着やすいようである。これは、腕
の動きの方向性を考えると当然のことと推測されるが、
これ以上の配分は、前後差が3cm以上となってしまう
ので、見た目にも脇線がずれるなどのシルエットの崩れ
が予想される。そして、ゆとり値の前後配分は、5:5
から4:6の範囲に収めるのが適当であることが判っ
た。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、パタンナーのような専門的な知識や技術及び感
性を必要とすることなく、かつ顧客に身体的負担を与え
ることなく、型紙パターンを作製でき、この型紙パター
ンを用いることにより、とくに体形変化の著しい高齢者
にとっても、気易く身体にフィットし、かつ着用してシ
ルエットの良い衣服を提供することができるという効果
を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】20代の婦人の平均を基準とし、40代、60
代、及び70代の体形の変化を示すグラフである。
【図2】身頃原型と身頃原型の違いを示す型紙の平
面図である。
【図3】身頃原型と身頃原型の寸法上の違いを示す
表である。
【図4】この発明に係る型紙パターンの自動作製システ
ムを説明するためのブロック図である。
【図5】この発明に係る展開ソフトのフローチャートで
ある。
【図6】3次元人体計測データに基づいて型紙作製に必
要な部分をパソコンの画面上に点描させた正面図であ
る。
【図7】点描させた左側面図である。
【図8】ワイヤーフレーム化したヌードボディモデルの
正面図である。
【図9】ワイヤーフレーム化したヌードボディモデルの
左側面図である。
【図10】ワイヤーフレーム化したヌードボディモデル
の斜視図である。
【図11】ワイヤーフレーム化したダミーボディモデル
の正面図である。
【図12】ワイヤーフレーム化したダミーボディモデル
の左側面図である。
【図13】ワイヤーフレーム化したダミーボディモデル
の斜視図である。
【図14】2次元化された後身頃と前身頃の型紙原型
(右半身)を表す平面図である。
【図15】図14に示した型紙原型より型紙パターンを
作製する手順を示す説明図である。
【図16】図14に示した前身頃の型紙原型より型紙パ
ターンを作製する手順を示す説明図である。
【図17】ジャケットBとジャケットEの型紙パターン
の違いを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 3次元人体計測装置 2 展開ソフト 3 アパレルCAD 4 3次元人体採寸画像(正面) 5 3次元人体採寸画像(側面) 6,7,8 ヌードボディモデル 9,10,11 ダミーボディモデル 12,13 平面パネル 14 右半身の後身頃 15 右半身の後脇身頃 18,19 型紙パターン 20 右半身の前身頃 21 右半身の前脇身頃 24,25 型紙パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 灘野 朋美 埼玉県さいたま市上落合7丁目7−3− 202 Fターム(参考) 5B046 AA10 DA03 DA10 FA06 FA08 GA01 HA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の人体の体形を3次元計測装置を用
    いて計測する工程と、展開ソフトを持つパソコンを使用
    して前記3次元人体計測データをワイヤーフレーム化し
    た複数のパネルから成る2次元データに変換する工程
    と、アパレルCADを使用して前記2次元データより型
    紙パターンを作製する工程とから成り、前記3次元人体
    計測データを2次元データに変換する工程はさらに、前
    記3次元人体計測データにワイヤーフレームデータを入
    力することによりワイヤーフレーム化したヌードボディ
    モデルを作製する工程と、特定の部位にゆとり値を導入
    してダミーボディモデルを作製する工程と、前記ダミー
    ボディモデルから複数のパネルから成る2次元化された
    複数の型紙原型に分離変換する工程とを含むことを特徴
    とする、型紙パターンの自動作製方法。
  2. 【請求項2】 前記アパレルCADを使用して前記2次
    元データより型紙パターンを作製する工程はさらに、前
    記2次元データである型紙原型を後身頃及び後脇身頃と
    前身頃及び前脇身頃に切り離す工程と、各身頃をバスト
    ライン、ウエストラインで切り離して3分割し隙間をダ
    ーツにする工程と、前記3分割した各身頃をつなげアウ
    トラインを引く工程と、このアウトライン、バストライ
    ン、及びウエストラインを残して他の線を消す工程と、
    縫い代をつける工程とを含むことを特徴とする、請求項
    1に記載の型紙パターンの自動作製方法。
  3. 【請求項3】 ゆとり値を導入する際の前後の比率を
    4:6或いは5:5とすることを特徴とする、請求項1
    乃至2のいずれかに記載の型紙パターンの自動作製方
    法。
  4. 【請求項4】 型紙パターンがジャケット用の場合、ダ
    ミーボディモデルの作製時に肩パットをつける部分に形
    状の変更を加えることを特徴とする、請求項1乃至3の
    いずれかに記載の型紙パターンの自動作製方法。
  5. 【請求項5】 ゆとり値を導入する部位には、少なくと
    もバスト、ウエスト、及びヒップを含むことを特徴とす
    る、請求項1乃至4のいずれかに記載の型紙パターンの
    自動作製方法。
  6. 【請求項6】 人体の形状を計測する3次元人体計測装
    置と、この3次元人体計測装置により得られた3次元人
    体計測データよりワイヤーフレーム化したヌードボディ
    モデルを作製し、このヌードボディモデルに少なくとも
    特定の部位にゆとり値を導入させて同じくワイヤーフレ
    ーム化したダミーボディモデルを作製し、さらにこのダ
    ミーボディモデルより2次元化させたパネルから成る型
    紙原型を作製する展開ソフトを有するパソコンと、この
    パソコンによって得られた2次元化データである型紙原
    型より型紙パターンを作製するアパレルCADとで構成
    したことを特徴とする、型紙パターンの自動作製システ
    ム。
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