JP2017166114A - 型紙作成方法、型紙作成プログラムおよび型紙作成装置 - Google Patents

型紙作成方法、型紙作成プログラムおよび型紙作成装置 Download PDF

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慶一 土屋
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Abstract

【課題】顧客の体型に適した型紙を作成することができる型紙作成方法、型紙作成プログラムおよび型紙作成装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる型紙作成方法は、三次元構造をなす製品を作製するための基準型紙データであって、製品を装用する対象の基準形状を表現したフレームを含む基準ボディと対応付けられ、基準ボディに対応する製品を構成する複数の型紙を含む基準型紙データをもとに、複数の型紙からなる型紙データを作成する型紙作成装置が行う型紙作成方法であって、基準ボディと同一のメッシュ構造を有するフレームを含む対象ボディにおいて、対象寸法リストを生成する対象寸法リスト生成ステップと、基準寸法リストにおける寸法と、対象寸法リストにおける寸法と、基準型紙データとをもとに、対象ボディに対応する型紙を含む対象型紙データを作成する対象型紙作成ステップと、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣料等の作製に用いられる型紙の型紙作成方法、型紙作成プログラムおよび型紙作成装置に関する。
近年の三次元CAD(Computer Aided Design)システムの発展、普及に伴い、二次元の図面をもとに対応する三次元形状を推定することが可能になっている。衣料などの部品形状である型紙を作成して三次元形状を作製する技術として、上述したCADシステムにより型紙の情報をもとに該型紙の三次元形状を推定することによって仕上がりのイメージを画像表示する技術が知られている。
衣料を作製するうえで、衣料を顧客の体型に合わせることが重要である。顧客の体型に適した衣料を作製する技術として、顧客のシルエットを示す二次元ボディデータから計測点を抽出し、この計測点をもとに基準ボディデータを変形させて顧客の三次元ボディデータを生成する技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1によれば、顧客の二次元ボディデータから、顧客の体型を表現する三次元ボディデータが生成され、この三次元ボディデータに基づいて衣料(型紙)を作製することができる。
特開2006−59143号公報
しかしながら、上述した特許文献1は、顧客のシルエットから計測される二次元ボディデータから三次元ボディデータを生成するため、例えば、いかり肩、なで肩、猫背など、顧客の細かな体型を反映することができない場合があった。これにより、顧客の体型と三次元ボディデータとの間に差が生じてしまい、顧客の体型に適した衣料(型紙)を生成できないという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、顧客の体型に適した型紙を作成することができる型紙作成方法、型紙作成プログラムおよび型紙作成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる型紙作成方法は、三次元構造をなす製品を作製するための基準型紙データであって、前記製品を装用する対象の基準形状を表現し、各々が変形可能な複数のメッシュからなるメッシュ構造を有するフレームを含む基準ボディと対応付けられ、基準ボディに対応する製品を構成する複数の型紙を含む基準型紙データをもとに、複数の型紙からなる型紙データを作成する型紙作成装置が行う型紙作成方法であって、前記製品を装用する対象の形状を表現した対象ボディであって、前記基準ボディと同一のメッシュ構造を有するフレームを含む対象ボディにおいて、少なくとも前記基準ボディに対して登録されている計測箇所の寸法をリスト化した基準寸法リストに登録されている前記計測箇所に応じた寸法を含む対象寸法リストを生成する対象寸法リスト生成ステップと、前記基準寸法リストにおける寸法と、前記対象寸法リストにおける寸法と、前記基準型紙データとをもとに、前記基準型紙データを構成する型紙のサイズを変更することによって、前記対象ボディに対応する型紙を含む対象型紙データを作成する対象型紙作成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる型紙作成方法は、上記の発明において、前記対象寸法リスト生成ステップは、前記対象の基準形状に応じた基準対象ボディの情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記基準対象ボディの情報をもとに前記対象ボディを生成する対象ボディ生成ステップと、前記対象ボディ生成ステップにおいて生成された前記対象ボディの寸法を計測する計測ステップと、をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる型紙作成方法は、上記の発明において、前記対象ボディ生成ステップは、前記対象の三次元情報に基づき基準対象ボディを変形させることによって前記対象ボディを生成することを特徴とする。
また、本発明にかかる型紙作成方法は、上記の発明において、前記対象型紙作成ステップにおいて生成された前記対象型紙データと、前記対象ボディの三次元像とをもとに、前記対象型紙データに基づく仮想製品を前記対象ボディの三次元像に着装させ、表示部に表示させる着装シミュレーションステップ、をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる型紙作成方法は、上記の発明において、前記基準ボディに対し、該基準ボディの寸法を計測する計測箇所を登録する計測箇所登録ステップ、をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる型紙作成方法は、上記の発明において、前記計測箇所登録ステップにおいて登録された計測箇所をリスト化した計測箇所リストを生成するとともに、該計測箇所リストの計測箇所と前記基準ボディにおける寸法とを対応付けてリスト化した前記基準寸法リストを生成する基準寸法リスト生成ステップ、をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる型紙作成方法は、上記の発明において、前記対象型紙作成ステップは、前記基準寸法リストにおける寸法と、前記対象寸法リストにおける寸法との差分を算出し、該差分を用いて前記基準型紙データを構成する型紙のサイズを変更することを特徴とする。
また、本発明にかかる型紙作成方法は、上記の発明において、前記型紙作成装置は、互いに異なる複数の前記基準ボディを記憶し、対象型紙作成ステップは、前記計測箇所に応じた各基準ボディの寸法と、前記対象ボディの寸法とを用いて複数の前記基準ボディから一つの基準ボディを選択する基準ボディ選択ステップをさらに含み、前記基準ボディ選択ステップで選択された前記基準ボディに対応する基準寸法リストにおける寸法、および基準型紙データと、前記対象寸法リストにおける寸法と、をもとに、前記対象ボディに対応する型紙を含む対象型紙データを生成することを特徴とする。
また、本発明にかかる型紙作成プログラムは、三次元構造をなす製品を作製するための基準型紙データであって、前記製品を装用する対象の基準形状を表現し、各々が変形可能な複数のメッシュからなるメッシュ構造を有するフレームを含む基準ボディと対応付けられ、基準ボディに対応する製品を構成する複数の型紙を含む基準型紙データをもとに、複数の型紙からなる型紙データを作成する型紙作成プログラムであって、前記製品を装用する対象の形状を表現した対象ボディであって、前記基準ボディと同一のメッシュ構造を有するフレームを含む対象ボディにおいて、少なくとも前記基準ボディに対して登録されている計測箇所の寸法をリスト化した基準寸法リストに登録されている前記計測箇所に応じた寸法を含む対象寸法リストを生成する対象寸法リスト生成手順と、前記基準寸法リストにおける寸法と、前記対象寸法リストにおける寸法と、前記基準型紙データとをもとに、前記基準型紙データを構成する型紙のサイズを変更することによって、前記対象ボディに対応する型紙を含む対象型紙データを作成する対象型紙作成手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明にかかる型紙作成装置は、三次元構造をなす製品を作製するための基準型紙データであって、前記製品を装用する対象の基準形状を表現し、各々が変形可能な複数のメッシュからなるメッシュ構造を有するフレームを含む基準ボディと対応付けられ、基準ボディに対応する製品を構成する複数の型紙を含む基準型紙データをもとに、複数の型紙からなる型紙データを作成する型紙作成装置であって、前記製品を装用する対象の形状を表現した対象ボディであって、前記基準ボディと同一のメッシュ構造を有するフレームを含む対象ボディにおいて、少なくとも前記基準ボディに対して登録されている計測箇所の寸法をリスト化した基準寸法リストに登録されている前記計測箇所に応じた寸法を含む対象寸法リストを生成するリスト生成部と、前記基準寸法リストにおける寸法と、前記対象寸法リストにおける寸法と、前記基準型紙データとをもとに、前記基準型紙データを構成する型紙のサイズを変更することによって、前記対象ボディに対応する型紙を含む対象型紙データを作成する対象型紙作成部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、顧客の体型に適した型紙を作成することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置の概略構成を模式的に示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理を示すフローチャートである。 図3は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理を示すフローチャートである。 図4は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が型紙作成処理に用いる基準ボディを模式的に示す図である。 図5は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準型紙を模式的に示す図である。 図6は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理に用いる基準ボディをメッシュで表現した図である。 図7は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理の計測箇所登録を説明する模式図である。 図8は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理の計測箇所登録を説明する模式図である。 図9は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理の計測箇所登録を説明する模式図である。 図10は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理の計測箇所登録を説明する模式図である。 図11は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理の計測箇所登録を説明する模式図である。 図12は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準寸法リストおよび計測箇所リストを説明する図である。 図13は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における寸法の計測を説明する図である。 図14は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における寸法の計測を説明する図である。 図15は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客ボディ生成処理を示すフローチャートである。 図16は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が型紙作成処理に用いる顧客ボディを模式的に示す図である。 図17は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客寸法リストを説明する図である。 図18は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が型紙作成処理に用いる顧客ボディをメッシュで表現した図である。 図19は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準ボディおよび顧客ボディの計測箇所の対応付けを説明する図である。 図20は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準ボディの測地線を説明する図である。 図21は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客ボディの測地線を説明する図である。 図22は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客型紙データ生成処理を示すフローチャートである。 図23は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における差分リストを説明する図である。 図24は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準型紙を模式的に示す図である。 図25は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客型紙データ生成処理の顧客型紙の生成を説明する図である。 図26は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理によって生成された顧客型紙を説明する図である。 図27は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理によって生成された顧客型紙をシミュレーションにより顧客ボディに着せた図である。 図28は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理において用いられる基準型紙をシミュレーションにより基準ボディに着せた図である。 図29は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理において用いられる基準型紙をシミュレーションにより顧客ボディに着せた図である。 図30は、本発明の実施の形態の変形例にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理を示すフローチャートである。 図31は、本発明の実施の形態の変形例にかかる型紙作成装置が行う基準データ作成処理における基準データ生成処理を示すフローチャートである。 図32は、本発明の実施の形態の変形例にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客型紙データ生成処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。すなわち、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置の概略構成を模式的に示すブロック図である。図1に示す型紙作成装置1は、衣料の作製に用いられる複数の型紙の設計情報である型紙データを生成する。型紙作成装置1は、入力部11と、出力部12と、画像処理部13と、記憶部14と、制御部15と、を備える。
入力部11は、型紙作成装置1の各部の動作を指示する指示信号の入力や、画像における画像処理領域(位置)を指示する指示信号の入力の受け付け、および受け付けた指示信号を制御部15に入力する。入力部11は、キーボード、マウス、タッチパネル等のインタフェースを用いて実現される。入力部11は、受け付けた指示信号を制御部15に入力する。指示信号には、例えば、画像表示にかかる指示信号や、画像処理に関する選択指示、入力指示などの指示信号が挙げられる。
出力部12は、LEDなどの光源や、スピーカ、ディスプレイなどを用いて実現される。出力部12は、画像処理部13が生成した表示画像信号などを受信して該表示画像信号に対応する画像を表示する表示部12aを有する。表示部12aは、画像処理部13から出力される型紙の設計情報にかかる文字情報や色情報などの各種情報を表示する。表示部12aは、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイを用いて構成される。出力部12は、制御部15から出力される表示画像信号や、表示部12aに該表示画像信号に応じた画像を表示させるための制御信号に基づき、表示部12aに画像を表示させるなどの処理を行う。
画像処理部13は、二次元画像として表示される型紙の画像や、この複数の型紙の縫合情報などをもとに生成される三次元画像、例えば、ボディや、複数の型紙に基づく仮想製品などの画像を表示させるため表示画像信号(画像情報)の生成処理を行う。画像処理部13は、画像のほか、型紙データを構成する各型紙の設計に関する文字情報や、色情報などの各種情報を生成する。
記憶部14は、型紙作成装置1に実行させる各種プログラム、プログラムの実行中に使用される各種データや、本発明の型紙作成方法にかかる型紙作成プログラムなどを記憶する。記憶部14は、処理中のデータを一時的に記憶する機能を有する。また、記憶部14は、基準となる体型に対応するボディ(以下、基準ボディという)や、顧客の体型に合わせて変形可能なボディなどのボディに関するデータを記憶するボディデータ記憶部14aと、衣服を構成する複数の型紙に関する型紙データを記憶する型紙データ記憶部14bと、顧客のサイズの計測結果から型紙を変更する場合の計測位置間の関係を示すデータを記憶する計測データ記憶部14cとを有する。記憶部14は、フラッシュメモリおよびRAM等の半導体メモリを用いて実現される。なお、記憶部14は、外部から装着されるメモリカード等を用いて構成されてもよい。
制御部15は、型紙作成装置1の各部の動作を制御するとともに、型紙作成装置1を統括的に制御する。制御部15は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成され、型紙作成装置1に含まれる各部を制御するとともに、外部からの指示信号に応じて指示信号に対応する指示情報やデータの転送等を行って動作を制御する。
ここで、画像処理部13について説明する。画像処理部13は、取得部131と、計測部133と、リスト生成部132と、ボディ変形部134と、差分算出部135と、サイズ変更部136と、型紙データ生成部137と、着装シミュレーション部138とを有する。
取得部131は、複数の型紙を含む型紙データや、衣服の着付け対象(装用対象)となる人体モデルであるボディのデータ(ボディデータ)を取得する。ボディデータには、バストライン、ウエストラインおよびヒップラインなどの寸法情報などを含んでいてもよい。
リスト生成部132は、入力部11を介して入力されたデータや、記憶部14に記憶されているデータをもとに、リストの生成を行う。具体的に、リスト生成部132は、基準ボディに対して指示入力された計測箇所をリスト化した計測箇所リストや、計測箇所に対して基準ボディの寸法を対応付けた基準寸法リスト、計測箇所に対応する顧客の寸法をリスト化した顧客寸法リスト、基準ボディと顧客ボディとの差分を算出して得られる差分リストを生成する。
計測部133は、リスト生成部132が生成したリストに基づいて、登録されている計測箇所の道のりや、距離を計測する。計測部133は、ボディ上の点列に基づいて、計測箇所の道のりや距離を計測する。
ボディ変形部134は、記憶部14などを参照して得られる基準顧客ボディデータと、顧客の寸法を実際に計測した計測結果を含む実測データとに基づいて基準顧客ボディを変形することによって、対象の顧客の体型に対応する顧客ボディデータを生成する。
差分算出部135は、基準ボディデータと、ボディ変形部134により生成された顧客ボディデータとを用いて、登録されている計測箇所の寸法の差分を算出する。差分算出部135は、算出した差分をリスト生成部132に入力する。
サイズ変更部136は、差分算出部135が算出した差分に基づいてリスト生成部132が生成した差分リストをもとに、基準型紙のサイズを変更して、顧客の体型に応じて計測箇所のサイズを変更した型紙のサイズデータを生成する。
型紙データ生成部137は、サイズ変更部136が生成したサイズデータ(変更データ)に基づき、該当する型紙に対して該変更データを反映することにより、顧客型紙に関する型紙データを生成する。
着装シミュレーション部138は、ボディデータと型紙データとに基づきシミュレーションすることによって、ボディに型紙を着装させる。着装シミュレーション部138は、型紙データをもとに演算処理を行って三次元像であるトワル(以下、仮想トワルという)を含む三次元画像データを生成する。具体的には、着装シミュレーション部138は、例えば、ボディデータと型紙データとを用いて三次元形状演算を行って、画像上のボディに対し、各型紙を縫合して形成される仮想トワルの着付けを行う。着装シミュレーション部138による演算処理には、CAD(Computer Aided Design)が用いられる。
次に、型紙作成装置1が行う型紙作成処理(型紙作成方法)について、図2〜図26を参照して説明する。図2は、本実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理を示すフローチャートである。以下の型紙作成処理では、制御部15の制御のもと、記憶部14に記憶されている型紙作成プログラムを実行することにより、各部が信号処理などを行う。型紙作成処理では、画像処理部13が、基準となるボディに対する計測箇所と、各計測箇所における基準ボディの寸法とを登録して、基準データとなるリストの生成を行う(ステップS100:基準寸法リスト生成ステップ)。その後、画像処理部13が、上述した計測箇所リストと、実際に顧客の寸法を計測した実測データとをもとに、顧客の体型に合わせたボディ(以下、顧客ボディという)の寸法を含む顧客寸法リスト(顧客データ)を生成する(ステップS200:対象寸法リスト生成ステップ)。基準ボディに関するデータと、顧客ボディに関するデータとを取得後、画像処理部13は、顧客に応じた型紙を含む顧客型紙データを生成する(ステップS300:対象型紙データ作成ステップ)。なお、上述したステップS100,S200,S300は、各々独立して処理を行うことが可能であり、例えば、前回生成された計測箇所リストおよび基準寸法リストに基づいて、ステップS200,S300を行うようにしてもよい。
上述した型紙作成処理の各ステップの処理について具体的に説明する。まず、ステップS100における基準データ生成処理について、図3〜図11を参照して説明する。図3は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理を示すフローチャートである。型紙作成処理の指示があると、取得部131が、記憶部14のボディデータ記憶部14aを参照して基準ボディのデータ(基準ボディデータ)を取得するとともに、型紙データ記憶部14bを参照して基準ボディに対応する基準型紙に関する基準型紙データを取得する(ステップS101)。
図4は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が型紙作成処理に用いる基準ボディを模式的に示す図である。図4の(a)は基準ボディの正面図、図4の(b)は基準ボディの側面図、図4の(c)は基準ボディの背面図をそれぞれ示している。図4に示す基準ボディBSは、顧客に応じて型紙を変更する際の基準として用いられるものであり、型紙データの各型紙と関連付いていれば、サイズは任意に設定可能である。取得部131は、ボディデータ記憶部14aを参照して、図4に示すような基準ボディBSを取得する。
図5は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準型紙を模式的に示す図である。型紙データは、衣服を構成する複数の型紙を有し、各型紙の設計情報を少なくとも含んでいる。各型紙の設計情報には、型紙の輪郭線や、輪郭線内に設けられる折り目線(襟などを形成するための折り目線など)、ダーツの形成線、型紙同士を縫い合わせるための縫合線などの設計情報、ならびに型紙の力学的特性および衣服に用いる材料の力学的特性などの情報が含まれている。図5に示す型紙は、衣料の型紙データの一部の型紙を例示するものであり、胴部の型紙を示すものである。取得部131は、型紙データ記憶部14bを参照して、図5に示すような衣料の胴部を構成する型紙PB1,PB2を含む型紙データであって、基準ボディBSに対応する型紙データを取得する。
基準ボディデータおよび基準型紙データを取得後、計測箇所の登録処理が行われる(ステップS102:計測箇所登録ステップ)。この計測箇所の登録処理では、制御部15が、入力部11を介して入力された情報に基づいて、基準ボディBS上において指定された位置を計測箇所として登録する。この際、いかり肩、なで肩、猫背など、顧客の細かな体型に対応する計測箇所が登録されることが好ましい。
例えば、使用者は、基準ボディBS上に示されている案内線を一つまたは複数選択入力することによって、計測箇所を選択して登録する。図6は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理の計測箇所登録を説明する模式図である。基準ボディBSは、図6に示すように、基準ボディBSの表面上において設定される三次元座標系で表現され、各々が変形可能な複数のメッシュからなるメッシュ構造を有するフレームデータ(基準ボディデータBSM)を含んでいる。また、基準ボディデータBSMにおけるメッシュは、三次元座標において設定されている複数の点同士を結んでなる三角形状をなしている。計測箇所は、例えば、基準ボディBSに対し、入力部11を介して入力された指定点のメッシュ番号と、このメッシュ番号のメッシュ内における座標(UVテクスチャ座標)とを登録することにより、計測箇所が登録される。線や領域を計測箇所として登録する場合は、計測箇所を点群として登録してもよいし、計測点を結んでなる線(または曲線)に対して間欠的に計測点を登録してもよい。
図7〜図11は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理の計測箇所登録を説明する模式図である。例えば、胸囲(バスト)を計測箇所として登録する場合、使用者は、入力部11を介して、基準ボディBSの胸囲を示す案内線LBTを選択入力することによって、胸囲(バスト)を計測箇所として登録する(図7参照)。また、背肩幅を計測箇所として登録する場合、使用者は、入力部11を介して、基準ボディBSの背肩幅を示す案内線LBWを選択入力することによって、背肩幅を計測箇所として登録する(図8参照)。また、胴囲(ウェスト)を計測箇所として登録する場合、使用者は、入力部11を介して、基準ボディBSの胴囲を示す案内線LWTを選択入力することによって、胴囲を計測箇所として登録する(図9参照)。また、背丈を計測箇所として登録する場合、使用者は、入力部11を介して、基準ボディBSの背丈を示す案内線LBLを選択入力することによって、背丈を計測箇所として登録する(図10参照)。また、後鎌深を計測箇所として登録する場合、使用者は、入力部11を介して、基準ボディBSの後鎌深を示す案内線LBNを選択入力することによって、後鎌深を計測箇所として登録する(図11参照)。
なお、図7〜図11では、予め案内線や点が表示されているものを例に説明したが、基準ボディ上であれば、どこでも選択可能であり、使用者の所望の箇所、周、領域を指定して登録することが可能である。
計測箇所を登録後、リスト生成部132が、ステップS102において登録された計測箇所に応じた寸法をリスト化したデータ(基準寸法リスト)、および登録された計測箇所をリスト化したデータ(計測箇所リスト)を生成する(ステップS103:基準寸法リスト生成ステップ)。図12は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準寸法リストおよび計測箇所リストを説明する図である。図12に示すように、リスト生成部132は、ステップS102において登録された計測箇所をリスト化するとともに、登録された計測箇所の基準ボディの寸法をリスト化する。
各計測箇所における寸法は、計測部133により計測される。計測部133は、各計測箇所の座標をメッシュ番号およびUVテクスチャ座標により求めて計測を行う。図13および図14は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における寸法の計測を説明する図である。計測部133は、基準ボディBSの道のり、例えば、胸囲の周囲長を計測する場合、図13に示すように、計測線上の複数の点(点P11〜P13)が、メッシュ番号(F1〜F6)と、当該メッシュ番号に対応するメッシュ内のUVテクスチャ座標とに対応付けられて計測箇所として登録されており、この点間を結ぶ直線または曲線をなす点群の長さを計測することによって、周囲長を計測する。具体的に、点P11は、メッシュ番号がF1、UVテクスチャ座標がuv1であるものとして登録されている。点P12は、メッシュ番号がF5、UVテクスチャ座標がuv2であるものとして登録されている。点P13は、メッシュ番号がF3、UVテクスチャ座標がuv3であるものとして登録されている。計測部133は、これらの点や、この点間の点群のなす直線または曲線の長さを計測箇所の寸法として計測する。
また、計測部133は、基準ボディBSの距離(2点間距離)、例えば、背丈の長さを計測する場合、図14に示すように、計測線上の二つの点(点P14,P15)が、メッシュ番号(F1〜F6)とUVテクスチャ座標とに対応付けられて計測箇所として登録されており、この点同士を結ぶ線分の長さを計測することによって、背丈の長さを計測する。具体的に、点P14は、メッシュ番号がF4、UVテクスチャ座標がuv4であるものとして登録されている。点P15は、メッシュ番号がF6、UVテクスチャ座標がuv5であるものとして登録されている。
リスト生成部132は、図12に示すように、計測箇所と、計測箇所の寸法とが同一の表に記載された一つのリストを生成するものであってもよいし、計測箇所と、各計測箇所の寸法とを別の表としてそれぞれリスト化するものであってもよい。なお、図12に示すように、各計測箇所について、コメントや計算式などをメモする欄を設けてもよい。リスト生成部132によるリストの生成後、制御部15は、図2のフローチャートに戻る。
続いて、ステップS200における顧客ボディ生成処理について、図15〜図18を参照して説明する。図15は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客ボディ生成処理を示すフローチャートである。顧客ボディ生成処理では、まず、取得部131が、顧客ボディを生成するための基準顧客ボディデータと、上述したステップS103で生成された計測箇所リストとを取得する(ステップS201:取得ステップ)。基準顧客ボディデータは、顧客の基準形状に応じた基準顧客ボディを含む。
基準顧客ボディデータおよび計測箇所リストを取得後、取得部131は、顧客のサイズを実際に計測した情報(三次元情報)である実測データの取得を行う(ステップS202)。取得部131は、少なくとも計測箇所として登録されている顧客のサイズ情報を実測データとして取得する。
実測データを取得後、ボディ変形部134が、実測データに基づいて、基準顧客ボディを変形することによって、対象の顧客の体型に対応する顧客ボディデータを生成する(ステップS203:対象ボディ生成ステップ)。図16は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が型紙作成処理に用いる顧客ボディを模式的に示す図である。図16の(a)は顧客ボディの正面図、図16の(b)は顧客ボディの側面図、図16の(c)は顧客ボディの背面図をそれぞれ示している。ボディ変形部134は、計測箇所情報をもとに、例えば、基準顧客ボディの寸法と顧客の計測結果との差分を算出して変形量を計算し、計算結果に応じて三次元座標上で設定されている点(例えばメッシュの頂点)を移動させることによって基準顧客ボディを変形させるなど、公知の手法を用いることによって、図16に示すような、顧客の体型に応じた顧客ボディBCを生成する。
顧客ボディBCを生成後、リスト生成部132は、基準顧客ボディデータと、顧客の計測箇所情報とを取得後、顧客の計測箇所にかかる寸法をリスト化したデータ(顧客寸法リスト)を生成する(ステップS204)。ステップS204では、計測部133が、上述した基準ボディと同様にして、生成された顧客ボディBCに対し、少なくともステップS102において登録された計測箇所を含む寸法を計測し(計測ステップ)、リスト生成部132が、計測された寸法と計測箇所とを関連付けてリスト化する。
図17は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客寸法リストを説明する図である。図17に示すように、リスト生成部132は、ステップS203において生成された顧客ボディBCにおける寸法をリスト化した顧客寸法を生成する。顧客寸法は、少なくとも登録されている計測箇所とその寸法とを関連付けてリスト化する。ボディ変形部134による顧客ボディ生成後、制御部15は、図2のフローチャートに戻る。
ここで、本実施の形態にかかる型紙作成処理において使用可能な基準顧客ボディについて、図18を参照して説明する。図18は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が型紙作成処理に用いる顧客ボディをメッシュで表現した図である。顧客ボディBC(または基準顧客ボディ)は、上述した基準ボディBSと同様に、複数のメッシュからなるメッシュ構造により構成されるフレームからなる顧客ボディデータBCMを含んでいる。本実施の形態にかかる顧客ボディデータBCMは、メッシュを形成する頂点の数が同一であり、対応する頂点同士が互いに関連付いている。顧客ボディデータBCMは、メッシュの形状が、基準ボディのメッシュの形状と同一形状(三角形)であり、各メッシュの頂点の位置により形状が変化するものとして説明する。
なお、顧客ボディデータBCMのメッシュは、メッシュを管理するために各メッシュに付与される通し番号が、基準ボディBSのメッシュに付与される通し番号と互いに対応付けられている。基準ボディBSのメッシュ構造と、顧客ボディBCのメッシュ構造とが異なる場合は、登録されているメッシュ番号とUVテクスチャ座標とを対応付けて復元することにより、基準ボディBSの計測箇所と顧客ボディBCの計測箇所とを対応付けることが可能である。
ここで、計測箇所を登録した際に用いたメッシュ構造に対し、入力されたメッシュ構造(例えば、顧客ボディのメッシュ構造)のメッシュの形状が異なる場合に、入力されたメッシュ構造に対して測地線を復元して計測値を計測する。図19は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準ボディおよび顧客ボディの計測箇所の対応付けを説明する図である。図20は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準ボディの測地線を説明する図である。図21は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客ボディの測地線を説明する図である。
図19の(a)において、例えば、上段のメッシュ群MSを基準ボディに対応するメッシュ、下段のメッシュ群MCを顧客ボディに対応するメッシュとしたとき、各ボディのメッシュは、それぞれ対応付いており、例えば、メッシュ群MSのメッシュ番号F1と、メッシュ群MCのメッシュ番号F11とが対応している。このように、メッシュ番号F2およびメッシュ番号F12、メッシュ番号F3およびメッシュ番号F13、メッシュ番号F4およびメッシュ番号F14、メッシュ番号F5およびメッシュ番号F15、メッシュ番号F6およびメッシュ番号F16がそれぞれ対応している。
計測部133は、例えば図19の(b)に示すメッシュ群MIのように、基準ボディ上の計測箇所のメッシュ番号およびUVテクスチャ座標に対応する顧客ボディ上の箇所に、上述した登録点である点P11´〜点P15´を配置することによって、基準ボディ上で設定された計測箇所、例えば計測点や測地線(点群)を、顧客ボディ上に復元することができる。具体的に、基準ボディBS上に、測地線LBW1、LBL1、LBT1、LWT1が登録されている場合(図20参照)、顧客ボディBC上に、測地線LBW2、LBL2、LBT2、LWT2が復元される(図21参照)。
なお、上述したボディデータは、三角形状をなすメッシュから構成されるものとして説明したが、四角形など、他の多角形状をなす複数のメッシュから構成されるものであってもよい。
また、上述した顧客ボディ生成処理は、三次元スキャナなどによって詳細な顧客ボディのスキャンデータが得られた場合は、そのスキャンデータを実測データとして取得し、実測データをもとに顧客ボディを生成するものであってもよい。この場合、上述したメッシュ形状などが異なる場合は、基準ボディのメッシュ形状に合わせる変換処理が施される。
続いて、ステップS300における顧客型紙データ生成処理について、図22〜図29を参照して説明する。図22は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙データ作成処理における顧客型紙データ生成処理を示すフローチャートである。顧客型紙データ生成処理では、まず、取得部131が、上述したステップS103において生成された基準寸法リストと、ステップS204で生成された顧客寸法リストとを取得する(ステップS301)。
取得部131が基準寸法リストおよび顧客寸法リストを取得した後、差分算出部135が、各リストの同一計測箇所同士の寸法の差分を算出する(ステップS302)。その後、差分算出部135が算出した差分に基づいて、リスト生成部132が、差分リストを生成する(ステップS303)。
図23は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における差分リストを説明する図である。ステップS303では、図23に示すように、各計測箇所に対し、基準ボディと顧客ボディとの差分である差寸が対応付けられた差分リストが生成される。
リスト生成部132により差分リストが生成されると、サイズ変更部136が、差分リストに基づいて、顧客型紙のサイズデータを生成する(ステップS304)。サイズ変更部136は、差分リストに基づいて、基準ボディに対応する基準型紙のサイズの変更データであるサイズデータを生成する。その後、型紙データ生成部137が、サイズ変更部136が変更した型紙のサイズデータに基づいて、顧客の体型に適した衣料となるような型紙からなる型紙データを生成する。
図24は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準型紙を模式的に示す図である。図25は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客型紙データ生成処理の顧客型紙の生成を説明する図である。型紙データ生成部137は、例えば、型紙データ記憶部14bを参照して、図24に示す型紙PB1であって、基準ボディに応じて生成された型紙PB1を取得すると、図25に示すグレーディングルールに基づいて、型紙PB1のサイズを変更する。ここで、グレーディングルールとは、差分などをもとに、型紙の各頂点(型紙PB1中に丸で示した箇所)をどのように移動させるか、具体的には図24に示すXY座標上で移動させる条件を定義付けしたものである。図25に示すグレーディングルールでは、例えば、型紙PB1の頂点P1の場合、後鎌深(BN)から背丈(BL)を引いた値だけ、Y方向に移動させることになっている。このように、型紙データ生成部137は、取得したサイズデータと、頂点ごとに定義づけられた条件とに基づいて、基準ボディに適した型紙PB1を、顧客ボディに適した型紙に変更する。サイズ変更部136による顧客型紙データ生成後、制御部15は、図2のフローチャートに戻る。
以上説明した型紙作成処理によって、基準ボディと顧客ボディとの寸法の差分をもとに、基準ボディに適した型紙を変形させて顧客ボディに適した複数の型紙からなる型紙データが生成される。図26は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理によって生成された顧客型紙を説明する図である。図26に示す型紙は、衣料の型紙データを構成する複数の型紙の一部の型紙を例示するものであり、顧客用の胴部の型紙を示すものである。型紙データ生成部137により生成された顧客型紙に関する型紙データは、図26に示すような衣料の胴部を構成する型紙PC1,PC2を含む。なお、図26において、型紙PC1,PC2に示されている一点鎖線Q1,Q2は、基準型紙の輪郭(サイズ変更前の型紙の輪郭)を示している。
顧客型紙を生成した後、生成された顧客型紙の型紙データと、顧客ボディの三次元像とをもとに、顧客型紙に基づき生成される仮想トワルを顧客ボディの三次元像に着装させ、表示部12aに表示させるようにしてもよい(着装シミュレーションステップ)。図27は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理によって生成された顧客型紙を着装シミュレーションにより顧客ボディに着せた図である。図27では、着装シミュレーション部138が、顧客ボディBCのボディデータと、上述した型紙作成処理によって生成された顧客用の型紙データ(顧客型紙データ)とに基づきシミュレーションすることによって、顧客型紙データからなる仮想トワルPCを顧客ボディBCに着装させる。図27に示すように、顧客に対応した顧客ボディBCに対して、仮想トワルPCが歪みや浮きなどなく着装されていることがわかる。
ここで、基準ボディBSに基準型紙データからなる仮想トワルを着装させた場合、および、顧客ボディBCに基準型紙データに基づく仮想トワルを着装させた場合について、図28および図29を参照して説明する。図28は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理において用いられる基準型紙をシミュレーションにより基準ボディに着せた図である。図29は、本発明の一実施の形態にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理において用いられる基準型紙をシミュレーションにより顧客ボディに着せた図である。
基準型紙データに基づく仮想トワルPBを基準ボディBSに着装させた場合(図28参照)に対し、仮想トワルPBを顧客ボディBCに着装させた場合(図29参照)は、顧客ボディBCと仮想トワルPBとの間の空間が狭く、窮屈な衣料が作製されてしまう。これに対し、図27でも示したように、基準ボディと顧客ボディとの差分に基づいて基準型紙のサイズ変更を行うことによって、顧客ボディBCに適した仮想トワルを作成することができ、その結果、この型紙データを用いることによって、顧客の体型に適した衣料を作製することが可能となる。
上述した実施の形態によれば、基準ボディと顧客ボディとの寸法の差分をもとに、基準ボディに適した型紙を変形させて顧客ボディに適した複数の型紙からなる型紙データを生成するようにしたので、計測箇所として登録した箇所の寸法を取得することによって、顧客の体型に適した型紙を作成することが可能である。
また、上述した実施の形態によれば、基準ボディと顧客ボディとを比較して、その差分をもとに、基準ボディに適した型紙を変形させて顧客ボディに適した型紙を含む型紙データを生成するようにしたので、各ボディにおいて実際に計測された箇所以外の箇所でも比較することが可能であり、顧客の体型に適した型紙を作成するのに好適である。
また、上述した実施の形態によれば、型紙のサイズを入力すれば、型紙データを簡易に修正することが可能であり、修正前後の仮想トワルを比較することもできるため、トワルの確認作業を一段と容易にすることができる。
(実施の形態の変形例)
次に、本発明の実施の形態の変形例について、図30〜32を参照して説明する。本変形例にかかる型紙作成装置は、上述した実施の形態にかかる型紙作成装置1と同様の構成を備えている。本変形例では、ボディデータ記憶部14aが、互いに体格の異なる複数の基準ボディデータを記憶しているものとして説明する。各基準ボディは、各々が同じメッシュ構造により構成されるフレームからなり、それぞれが、自身のサイズに応じた型紙データと対応付いている。以下、本変形例にかかる型紙作成処理(型紙作成方法)について、図30〜32を参照して説明する。
図30は、本変形例にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理を示すフローチャートである。以下の型紙作成処理では、制御部15の制御のもと、記憶部14に記憶されている型紙作成プログラムを実行することにより、各部が信号処理などを行う。型紙作成処理では、画像処理部13が、基準となるボディに対する計測箇所と、各計測箇所における基準ボディの寸法とを登録して、基準データとなるリストの生成を行う(ステップS110:基準寸法リスト生成ステップ)。その後、画像処理部13が、上述した計測箇所リストと、実際に顧客の寸法を計測した実測データとをもとに、顧客の体型に合わせた顧客ボディの寸法を含む顧客寸法リストを生成する(ステップS200:対象寸法リスト生成ステップ)。基準ボディに関するデータと、顧客ボディに関するデータとを取得後、画像処理部13は、顧客に応じた型紙を含む顧客型紙データを生成する(ステップS310:対象型紙作成ステップ)。ステップS200の処理は、上述した実施の形態と同様である。本変形例では、ステップS110(基準寸法リスト生成ステップ)およびステップS310(対象型紙生成ステップ)について説明する。
図31は、本変形例にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における基準データ生成処理を示すフローチャートである。型紙作成処理の指示があると、取得部131が、記憶部14のボディデータ記憶部14aを参照して複数の基準ボディデータを取得するとともに、型紙データ記憶部14bを参照して各基準ボディに対応する基準型紙に関する基準型紙データを取得する(ステップS111)。なお、このステップS111において、取得部131は、基準ボディデータのみを取得してもよい。
各基準ボディデータを取得後、計測箇所の登録処理が行われる(ステップS112:計測箇所登録ステップ)。この計測箇所の登録処理では、上述したように、制御部15が、入力部11を介して入力された情報に基づいて、基準ボディBS上において指定された位置を計測箇所として登録する。このステップS112では、入力部11が受け付けた情報をもとに、各基準ボディデータについて、同じ計測箇所が登録される。
計測箇所を登録後、リスト生成部132が、ステップS102において登録された計測箇所に応じた寸法をリスト化したデータ(基準寸法リスト)、および登録された計測箇所をリスト化したデータ(計測箇所リスト)を生成する(ステップS113:基準寸法リスト生成ステップ)。リスト生成部132は、各基準ボディデータについて、ステップS112において登録された計測箇所をリスト化するとともに、登録されている計測箇所の基準ボディの寸法をリスト化する。リスト生成部132によるリストの生成後、制御部15は、図30のフローチャートに戻る。
続いて、ステップS310における顧客型紙データ生成処理について、図32を参照して説明する。図32は、本変形例にかかる型紙作成装置が行う型紙作成処理における顧客型紙データ生成処理を示すフローチャートである。本変形例にかかる顧客型紙データ生成処理では、まず、取得部131が、上述したステップS113において生成された各基準ボディデータの基準寸法リストと、ステップS204で生成された顧客寸法リストとを取得する(ステップS311)。
取得部131が基準寸法リストおよび顧客寸法リストを取得した後、差分算出部135が、各リストの同一計測箇所同士の寸法の差分を算出する(ステップS312)。
差分算出部135による差分算出後、型紙データ生成部137が、各差分に基づいて基準ボディデータを選択する(ステップS313:基準ボディ選択ステップ)。型紙データ生成部137は、差分が最も小さい基準顧客ボディデータを選択する。型紙データ生成部137は、例えば、基準ボディデータごとに差分の総和を求め、この総和が最も小さい基準ボディデータを選択する。なお、型紙データ生成部137は、総和に限らず、例えば差分の平均値や、予め設定されている計測箇所の差分、計測箇所に重みを設定して、重み付けした差分の総和を求めた値などに基づいて基準顧客ボディを選択するようにしてもよい。また、型紙データ生成部137は、スキャンデータを用いて、一致度が高い基準顧客ボディを選択してもよい。
その後、リスト生成部132は、ステップS313において選択された基準ボディデータについて、差分算出部135が算出した差分に基づいて差分リストを生成する(ステップS314)。この際、ステップ111において基準ボディデータのみが取得されている場合、型紙データ生成部137は、ステップS313において選択された基準ボディデータの基準型紙データを取得する。
リスト生成部132により差分リストが生成されると、サイズ変更部136が、差分リストに基づいて、顧客型紙のサイズデータを生成する(ステップS315)。サイズ変更部136は、差分リストに基づいて、基準ボディに対応する基準型紙のサイズの変更データであるサイズデータを生成する。その後、型紙データ生成部137が、サイズ変更部136が変更した型紙のサイズデータに基づいて、顧客の体型に適した衣料となるような型紙からなる型紙データを生成する。
以上説明した型紙作成処理によって、基準ボディと顧客ボディとの寸法の差分をもとに、基準ボディに適した型紙を変形させて顧客ボディに適した複数の型紙からなる型紙データが生成される。
上述した変形例によれば、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができるとともに、基準とする基準ボディを複数用意しておき、顧客ボディとの差分をもとに、その差分がより小さくなる基準ボディを選択するようにしたので、実際に型紙データを生成する際の基準型紙に対する変形量を小さくすることができる。変形量が小さくなれば、より高精度に顧客型紙データを生成することができる。
なお、上述した実施の形態では、型紙作成装置1に設けられた記憶部14がボディデータや型紙データなどを記憶しているものとして説明したが、型紙作成装置1とは別に設けられた記憶媒体を介して情報を取得するものであってもよいし、ネットワークを介して情報を取得するものであってもよい。
また、上述した実施の形態では、基準ボディと顧客ボディとの寸法の差分をもとに、基準ボディに適した型紙を変形させて顧客ボディに適した型紙を生成するものとして説明したが、差分に限らず、例えば寸法比を用いて型紙を生成するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、三次元形状をなす製品として衣服を作成するために用いられる型紙を例に説明したが、衣服などの衣料服飾品のほか、布団や枕、型紙を用いて形成されるカバー類、車両用のシートなどの製品においても適用することができる。カバーやシートの場合、基準ボディは、カバーを被せる装用対象の内容物の基準形状に基づいて生成される。
以上のように、本発明にかかる型紙作成方法、型紙作成プログラムおよび型紙作成装置は、顧客の体型に適した型紙を作成するのに有用である。
1 型紙作成装置
11 入力部
12 出力部
12a 表示部
13 画像処理部
14 記憶部
14a ボディデータ記憶部
14b 型紙データ記憶部
14c 計測データ記憶部
15 制御部
131 取得部
132 リスト生成部
133 計測部
134 ボディ変形部
135 差分算出部
136 サイズ変更部
137 型紙データ生成部
138 着装シミュレーション部

Claims (10)

  1. 三次元構造をなす製品を作製するための基準型紙データであって、前記製品を装用する対象の基準形状を表現し、各々が変形可能な複数のメッシュからなるメッシュ構造を有するフレームを含む基準ボディと対応付けられ、基準ボディに対応する製品を構成する複数の型紙を含む基準型紙データをもとに、複数の型紙からなる型紙データを作成する型紙作成装置が行う型紙作成方法であって、
    前記製品を装用する対象の形状を表現した対象ボディであって、前記基準ボディと同一のメッシュ構造を有するフレームを含む対象ボディにおいて、少なくとも前記基準ボディに対して登録されている計測箇所の寸法をリスト化した基準寸法リストに登録されている前記計測箇所に応じた寸法を含む対象寸法リストを生成する対象寸法リスト生成ステップと、
    前記基準寸法リストにおける寸法と、前記対象寸法リストにおける寸法と、前記基準型紙データとをもとに、前記基準型紙データを構成する型紙のサイズを変更することによって、前記対象ボディに対応する型紙を含む対象型紙データを作成する対象型紙作成ステップと、
    を含むことを特徴とする型紙作成方法。
  2. 前記対象寸法リスト生成ステップは、
    前記対象の基準形状に応じた基準対象ボディの情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記基準対象ボディの情報をもとに前記対象ボディを生成する対象ボディ生成ステップと、
    前記対象ボディ生成ステップにおいて生成された前記対象ボディの寸法を計測する計測ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の型紙作成方法。
  3. 前記対象ボディ生成ステップは、前記対象の三次元情報に基づき基準対象ボディを変形させることによって前記対象ボディを生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の型紙作成方法。
  4. 前記対象型紙作成ステップにおいて生成された前記対象型紙データと、前記対象ボディの三次元像とをもとに、前記対象型紙データに基づく仮想製品を前記対象ボディの三次元像に着装させ、表示部に表示させる着装シミュレーションステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の型紙作成方法。
  5. 前記基準ボディに対し、該基準ボディの寸法を計測する計測箇所を登録する計測箇所登録ステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の型紙作成方法。
  6. 前記計測箇所登録ステップにおいて登録された計測箇所をリスト化した計測箇所リストを生成するとともに、該計測箇所リストの計測箇所と前記基準ボディにおける寸法とを対応付けてリスト化した前記基準寸法リストを生成する基準寸法リスト生成ステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の型紙作成方法。
  7. 前記対象型紙作成ステップは、前記基準寸法リストにおける寸法と、前記対象寸法リストにおける寸法との差分を算出し、該差分を用いて前記基準型紙データを構成する型紙のサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の型紙作成方法。
  8. 前記型紙作成装置は、互いに異なる複数の前記基準ボディを記憶し、
    対象型紙作成ステップは、
    前記計測箇所に応じた各基準ボディの寸法と、前記対象ボディの寸法とを用いて複数の前記基準ボディから一つの基準ボディを選択する基準ボディ選択ステップをさらに含み、
    前記基準ボディ選択ステップで選択された前記基準ボディに対応する基準寸法リストにおける寸法、および基準型紙データと、前記対象寸法リストにおける寸法と、をもとに、前記対象ボディに対応する型紙を含む対象型紙データを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の型紙作成方法。
  9. 三次元構造をなす製品を作製するための基準型紙データであって、前記製品を装用する対象の基準形状を表現し、各々が変形可能な複数のメッシュからなるメッシュ構造を有するフレームを含む基準ボディと対応付けられ、基準ボディに対応する製品を構成する複数の型紙を含む基準型紙データをもとに、複数の型紙からなる型紙データを作成する型紙作成プログラムであって、
    前記製品を装用する対象の形状を表現した対象ボディであって、前記基準ボディと同一のメッシュ構造を有するフレームを含む対象ボディにおいて、少なくとも前記基準ボディに対して登録されている計測箇所の寸法をリスト化した基準寸法リストに登録されている前記計測箇所に応じた寸法を含む対象寸法リストを生成する対象寸法リスト生成手順と、
    前記基準寸法リストにおける寸法と、前記対象寸法リストにおける寸法と、前記基準型紙データとをもとに、前記基準型紙データを構成する型紙のサイズを変更することによって、前記対象ボディに対応する型紙を含む対象型紙データを作成する対象型紙作成手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする型紙作成プログラム。
  10. 三次元構造をなす製品を作製するための基準型紙データであって、前記製品を装用する対象の基準形状を表現し、各々が変形可能な複数のメッシュからなるメッシュ構造を有するフレームを含む基準ボディと対応付けられ、基準ボディに対応する製品を構成する複数の型紙を含む基準型紙データをもとに、複数の型紙からなる型紙データを作成する型紙作成装置であって、
    前記製品を装用する対象の形状を表現した対象ボディであって、前記基準ボディと同一のメッシュ構造を有するフレームを含む対象ボディにおいて、少なくとも前記基準ボディに対して登録されている計測箇所の寸法をリスト化した基準寸法リストに登録されている前記計測箇所に応じた寸法を含む対象寸法リストを生成するリスト生成部と、
    前記基準寸法リストにおける寸法と、前記対象寸法リストにおける寸法と、前記基準型紙データとをもとに、前記基準型紙データを構成する型紙のサイズを変更することによって、前記対象ボディに対応する型紙を含む対象型紙データを作成する対象型紙作成部と、
    を備えたことを特徴とする型紙作成装置。
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