JP2001328663A - 識別マーク付き缶蓋およびその成形方法 - Google Patents

識別マーク付き缶蓋およびその成形方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンターシンク部やビード部のようなパネ
ル補強部を備えた缶蓋について、製造工場や製造ライン
などを識別するための識別マークを、余り目立つことな
く、しかも、上方から一目で確認できるものにすると共
に、そのような識別マークを、専用の装置や工程を必要
とすることなく、また、缶蓋の内外面に損傷を与えるよ
うなことなく施すことができるようにする。 【解決手段】 略円板状のパネル部11に対して補強の
ための環状溝14,又は環状突起15,或いはその両方
14,15が形成されている缶蓋1において、環状溝1
4又は環状突起15の縁部で、その円周方向の所望位置
に、金属面の凹凸による識別マーク16を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の製造工場や
製造ラインなどを識別するための識別マークが施された
缶蓋に関し、特に、パネル部に対して補強用の環状溝や
環状突起が形成されていて識別マークが施されている缶
蓋と、そのような缶蓋において識別マークを効果的に成
形するための方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】飲料や食品を内容物とする缶詰では、製
品の中に不良品が発見されたときに、その缶詰が製造さ
れた工場や製造ラインを簡単に知ることができて適正に
対処できるように、缶詰製造に関する情報を底蓋に表示
するということが従来から行われていると共に、容器自
体に起因する不良品が発生した場合に備えて、前記のよ
うな缶詰情報とは別に、容器自体の製造工場や製造ライ
ンなどを識別するために、製造容器に関する情報を識別
マークとして缶容器に施しておくということが従来から
行われていて、そのような識別マークを缶蓋(上蓋や底
蓋として缶胴の端部に巻締固着される缶の端板部)のパ
ネル部や巻締部などに施すということも従来から公知と
なっている(例えば、特公平2−37308号公報,特
公昭55−36542号公報等参照)。
【0003】一方、炭酸飲料やビールを内容物とする缶
詰や、内容物の充填時に液体窒素を滴下した飲料缶詰な
ど、缶の内圧が高い正内圧缶(陽圧缶)では、アルミニ
ウム材料による缶蓋の耐圧強度を向上させるために、略
円板状のパネル部の外側に逆円錐筒状のチャックウォー
ル部を介してフランジカール部が形成された所謂フラッ
トシェルに対し、そのパネル部とチャックウォール部の
間に、補強のための環状溝であるカウンターシンク部を
形成するということが従来から一般的に行われており、
更に、そのようなカウンターシンク部を備えた缶蓋に対
して、カウンターシンク部と僅かに間隔を置いたパネル
部の周辺部分に、補強のためのビード部を環状に形成す
るということも従来公知となっている(例えば、米国特
許第3417898号明細書参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に補強のためにカウンターシンク部やビード部が形成さ
れている缶蓋に対して、容器(特に缶蓋自体)の製造工
場や製造ラインなどを識別するための識別マークを施す
場合、そのような識別マークは余り目立たず且つ識別し
易いようにすることが好ましいが、例えば、特公平2−
37308号公報に示すように、缶蓋のパネル部に印字
で識別マークを施すと、缶詰情報のマークと誤認される
ことがないようにするために、識別マークを施すための
専用の印字装置や印字工程や特別な識別工程が必要とな
ることから、製造コストが上昇することとなる。
【0005】一方、パネル部に識別マークを刻印すると
缶蓋の内面塗装に亀裂や剥離などの損傷を与える虞があ
ることから、例えば、特公昭55−36542号公報に
示すように、缶蓋の巻締工程等においてロールやチャッ
クにより巻締部の外面側又は内面側に識別マークを刻印
したり、或いは、巻締部の外面側又は内面側となる予定
の位置に予め刻印や印刷等により識別マークを予め施す
ような場合、識別マークは余り目立たなくなるが、上方
から(上面視で)一目で識別マークを確認することはで
きず、側方(又は斜め上方)からでは見る位置によって
識別マークを確認できないことがある。
【0006】また、巻締部となる予定の位置に予め刻印
や印刷をするための装置や工程が必要となったり、巻締
工程でロールやチャックにより刻印するにしても、刻印
用の特別なロールやチャックを使用しなければならず、
しかも、何れにしても刻印による場合は、缶蓋の外面塗
装を損傷することで錆を誘発するような虞がある。
【0007】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするものであり、具体的には、カウンターシンク部や
ビード部のようなパネル補強部を備えた缶蓋について、
容器の製造工場や製造ラインなどを識別するための識別
マークを、余り目立つことなく、しかも、上方から一目
で確認できるようにすると共に、そのような識別マーク
を、専用の装置や工程を必要とすることなく、また、缶
蓋の内外面に損傷を与えることなく施すことができるよ
うにすることを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、略円板状のパネル部に対して補強のための環状溝,
又は環状突起,或いはその両方が形成されている缶蓋に
おいて、環状溝又は環状突起の縁部で、その円周方向の
所望位置に、金属面の凹凸による識別マークを施すこと
を特徴とするものである。
【0009】そのような識別マーク付き缶蓋によれば、
環状溝や環状突起の縁部に対して金属面の凹凸による識
別マークを施していることにより、環状溝や環状突起の
凹凸に目が奪われることで識別マークが目立つようなこ
とがなく、しかも、上方から識別マークを一目で確認す
ることができると共に、缶蓋の成形工程において、環状
溝や環状突起を成形する際に、それらを成形するための
金型部品を用いて識別マークを成形することが可能とな
る。
【0010】すなわち、例えば、上記の請求項2に記載
した缶蓋を成形するために、上記の請求項3に記載した
成形方法を適用したような場合、突出した工具で識別マ
ークを刻印して成形するようなことなく、缶蓋の成形工
程で環状溝や環状突起を成形するための金型部品によっ
て、該金型部品の凹部に缶蓋の金属材料を引き込むよう
に識別マークを成形することができるため、識別マーク
のための専用の装置や工程を必要とすることなく、ま
た、缶蓋の内外面に損傷を与えることなく、金属面の凹
凸による識別マークを缶蓋に施すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の識別マーク付き缶
蓋およびその成形方法の実施形態について、図面に基づ
いて詳細に説明する。なお、図1は、本発明の識別マー
ク付き缶蓋の一実施形態を示すものであって、図2は、
そのような缶蓋について(A)上方から(上面視で)見
た状態と、(B)図AのB−B線に沿った縦断面と、
(C)図AのC−C線に沿った縦断面とを示すものであ
る。また、図1に示した缶蓋の成形方法について、図3
(A),(B)は、ビード部が成形される時の状態を示
し、図4(A),(B)は、カウンターシンク部と識別
マークが成形された時の状態を示すものである。
【0012】本実施形態の缶蓋1は、例えば、両面に
0.02mm厚のポリブチレンテレフタレート樹脂とポ
リエチレンテレフタレート樹脂との混合樹脂フィルムを
熱融着させたアルミニウム合金(5182−H39)製
で板厚が0.305mmの金属板等のような製缶用の薄
い金属板を材料として、該金属板をブランクに裁断して
プレス成形されたものであり、フランジカール部の裏側
に有機高分子製のシール剤が塗布されてから、缶の底蓋
又は上蓋として缶胴の開口端部に巻締固着されるもので
ある。
【0013】缶蓋1には、図1に示すように、中央部で
略円板状のパネル部11と、フランジカール部13の内
側に形成された逆円錐筒状のチャックウォール部12と
間に、補強用の環状溝であるカウンターシンク部14が
形成されていると共に、このカウンターシンク部14と
僅かに間隔を置いて、パネル部11の周辺部分に、補強
用の環状突起であるビード部15が形成されており、更
に、カウンターシンク部14とビード部15の間で、そ
の円周方向の所望位置に、容器(缶蓋)の製造工場や製
造ラインやパンチ番号などを識別するための識別マーク
16が凹設されている。
【0014】すなわち、本実施形態では、識別マーク1
6は、図2(A)に示すように、カウンターシンク部1
4とビード部15の間の部分に円周方向で間隔を置いて
複数(図示したものでは3箇所)施されており、それぞ
れの識別マーク16は、図2(B)に示すような他の部
分と比べて、図2(C)に示すように、カウンターシン
ク部14とビード部15の間の角部を落とすように凹設
されていて、この識別マーク16の数や位置(間隔)を
所望のものとすることによって、容器(缶蓋)を製造し
た工場や製造ラインやパンチ番号などを特定できるよう
にしている。
【0015】上記のようにカウンターシンク部14とビ
ード部15の間の部分に識別マーク16が凹設されてい
る本実施形態の缶蓋1を成形するに際して、その識別マ
ーク16を成形するための方法について、図3および図
4により以下に説明する。
【0016】図3(A)は、金属板のブランクからフラ
ットシェル(カウンターシンク部やビード部の無いパネ
ル部がフラットな缶蓋)が成形された状態を示すもの
で、ダイカッター21とパンチコアリング22とノック
アウトリング23とショルダーサポート24とパネルフ
ォームリング25とで挟み込まれることにより、平坦な
パネル部11の外側に逆円錐筒状のチャックウォール部
12とフランジカール部13が一体的に成形されてい
る。
【0017】なお、パネルフォームリング25と、これ
に対向するパンチコア26には、それぞれの対向面に対
して、パネルフォームリング25の周辺部分に環状の凹
部25aが形成されており、パンチコア26の周辺部分
に環状の凸部26aが形成されていて、更に、パンチコ
ア26の角部には、その円周方向の所望位置に、該角部
を部分的に切り欠くような溝状の凹部26bが形成され
ている。
【0018】そのような状態から、パンチコア26を下
降させることにより、先ず、図3(B)に示すように、
パネルフォームリング25とパンチコア26の間に挟み
込まれたパネル部11が、パンチコア26により押圧さ
れることで、パンチコア26の側に形成された環状の凸
部26aとパネルフォームリング25の側に形成された
環状の凹部25aとに噛み込まれて、パネル部11の周
辺部分にビード部15が環状に成形される。
【0019】そして、パネル部11の周辺部分にビード
部15が環状に成形された状態から、更に、パネルフォ
ームリング25を押し下げるようにパンチコア26を下
降させることにより、パンチコア26とパネルフォーム
リング25の間に挟み込まれたパネル部11が押し下げ
られる(缶蓋上面側に押圧される)のに対して、パネル
部11の押し下げにより缶蓋全体が下方に移動しようと
するのをノックアウトリング23とショルダーサポート
24が受け止めて阻止していることで、図4(A)に示
すように、パネル部11の押し下げに連れてその外周部
が折り返されて、パネル部11とチャックウォール部1
2の間にカウンターシンク部14が成形される。
【0020】そのようなカウンターシンク部の成形時に
おいて、パンチコア26の角部の大部分では、図4
(A)に示すように、カウンターシンク部14とビード
部15の間の部分は、パネルフォームリング25とパン
チコア26により挟持されていることから、パネル部1
1の押し下げに連れて変形するようなことはなく、図2
(B)に示すような状態に成形されるのに対して、パン
チコア26の角部に凹部26bが切り欠かれている部分
では、図4(B)に示すように、カウンターシンク部1
4とビード部15の間の部分は、パネル部11の押し下
げに連れて凹部26b内に引き込まれるように変形する
こととなり、その結果、図2(C)に示すように、カウ
ンターシンク部14の内縁部に対して識別マーク16が
凹設されることとなる。
【0021】上記のようにカウンターシンク部14の内
縁部(カウンターシンク部14とビード部15の間の部
分)に識別マーク16が凹設されている本実施形態の缶
蓋1によれば、カウンターシンク部14やビード部15
の凹凸に目が奪われることで識別マーク16が目立つよ
うなことはなく、しかも、上方から識別マーク16を一
目で確認することができる。
【0022】また、カウンターシンク部14を成形する
ための金型部品であるパンチコア26に対して、その角
部の所望位置に凹部(溝部)26bを形成しておくだけ
で、カウンターシンク部14の成形時に、専用の工具や
工程を必要とすることなく識別マーク16を成形するこ
とが可能になると共に、突出した工具で刻印するのでは
なく、凹部(溝部)26bへの金属材料の引き込みによ
り識別マーク16を成形できることで、缶蓋の内外面に
損傷を与えることなく識別マーク16を凹設することが
可能となる。
【0023】特に、本実施形態では、缶蓋1には、カウ
ンターシンク部14と僅かに間隔を置いて、補強用の環
状突起であるビード部15が形成されており、そのよう
な缶蓋1を成形する際には、カウンターシンク部14の
成形に先立って、パンチコア26側の凸部26aとパネ
ルフォームリング25側の凹部25aとの噛み込みによ
りビード部15を成形している。
【0024】それにより、識別マーク16が凹設される
時のパンチコア26の凹部(溝部)26bへの金属材料
の引き込みが、既にビード部15の成形時から始まっ
て、カウンターシンク部14の成形時には、ビード部1
5から識別マーク16の溝底が直線的に続くように引き
込まれることで、金属材料の引き込みによる識別マーク
16の成形が効果的に行われると共に、識別マーク16
の成形時に缶蓋の内外面に損傷を与えるということを一
層効果的に防止することができる。
【0025】以上、本発明の識別マーク付き缶蓋および
その成形方法について一実施形態により説明したが、本
発明は、上記のような実施形態に限定されるものではな
く、例えば、上記の実施形態に示した缶蓋はカウンター
シンク部とビード部の両方を備えたものであるが、カウ
ンターシンク部とビード部の何れか一方のみを有する缶
蓋として、カウンターシンク部又はビード部の縁部に識
別マークを施すように実施することも可能である等、適
宜設計変更可能なものであることはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したような本発明の識別マーク
付き缶蓋によれば、製造工場や製造ラインなどを識別す
るための識別マークを、余り目立たせることなく、しか
も、上方から一目で確認することができると共に、専用
の装置や工程を必要とすることなく、また、缶蓋の内外
面に損傷を与えるようなことなく、缶蓋に識別マークを
施すことが可能となる。更に、そのような缶蓋を成形す
るための本発明の成形方法によれば、識別マークの成形
をより効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の識別マーク付き缶蓋の一実施形態を示
す部分切欠き斜視図。
【図2】図1に示した缶蓋の(A)上面図、(B)図A
のB−B線に沿った縦断面図、および(C)図AのC−
C線に沿った縦断面図。
【図3】図1に示した缶蓋のビード部の成形について、
(A)ビード部が成形される前の状態と、(B)ビード
部が成形された時の状態とをそれぞれ示す縦断面図。
【図4】図1に示した缶蓋のカウンターシンク部の成形
について、(A)識別マークが成形されない部分と、
(B)識別マークが成形される部分とをそれぞれ示す縦
断面図。
【符号の説明】
1 缶蓋 11 パネル部 12 チャックウォール部 13 フランジカール部 14 カウンターシンク部(補強のための環状溝) 15 ビード部(補強のための環状突起) 16 識別マーク 26 パンチコア(パネル部を押圧する金型部品) 26b (パンチコアの角部の)溝状の凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA22 AB01 AB10 BA01 CA01 CC02 CC03 CC08 DA01 DC02 DC03 DC08 FA09 FD08 JA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円板状のパネル部に対して補強のため
    の環状溝,又は環状突起,或いはその両方が形成されて
    いる缶蓋において、環状溝又は環状突起の縁部で、その
    円周方向の所望位置に、金属面の凹凸による識別マーク
    が施されていることを特徴とする識別マーク付き缶蓋。
  2. 【請求項2】 フランジカール部の内側に形成された逆
    円錐筒状のチャックウォール部と略円板状のパネル部と
    の間に、補強用の環状溝であるカウンターシンク部が形
    成され、カウンターシンク部と僅かに間隔を置いたパネ
    ル部の周辺部分に、補強用の環状突起であるビード部が
    形成されている缶蓋において、カウンターシンク部とビ
    ード部の間で、その円周方向の所望位置に、識別マーク
    が凹設されていることを特徴とする請求項1に記載の識
    別マーク付き缶蓋。
  3. 【請求項3】 略円板状のパネル部の外側に逆円錐筒状
    のチャックウォール部とフランジカール部が成形されて
    いる状態から、パネル部を缶蓋上面側に押圧することに
    より、パネル部とチャックウォール部の間にカウンター
    シンク部を成形するのに際して、パネル部を押圧する金
    型部品と、その押圧力をパネル部を介して受ける金型部
    品とに対して、両方の金型部品の間に挟み込まれるパネ
    ル部の周辺部分を噛み込むように、両方の金型部品の対
    向面の一方に環状の凸部を、他方に環状の凹部をそれぞ
    れ形成しておくと共に、パネル部を押圧する金型部品の
    角部に対して、その円周方向の所望の位置に、角部を部
    分的に切り欠くような溝状の凹部を形成しておくこと
    で、カウンターシンク部の成形に先立って、金型部品同
    士の噛み込みにより補強用のビード部を成形してから、
    カウンターシンク部の成形時に、金型部品の角部に切り
    欠かれた凹部に缶蓋の金属材料を引き込むことで、識別
    マークを成形していることを特徴とする識別マーク付き
    缶蓋の成形方法。
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