JP2001328147A - 樹脂成形装置および樹脂成形方法 - Google Patents
樹脂成形装置および樹脂成形方法Info
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Abstract
候や温度などの外的要因により油温が変化し、駆動動作
が不安定になる。 【解決手段】 樹脂成形時に、ポイントCにて樹脂の注
入を開始し、ポイントDに至るまでの型締めの過程に
て、上方部12を駆動させるサーボモータ18によっ
て、ポイントCからポイントDまでの位置を制御しつ
つ、上モールド13と下モールド14との型面間に発生
する内圧をサーボモータ18の圧力制御を使用すること
により、一定品質の樹脂成形品の生成を可能にすること
ができるとともに、成形時間を略一定にすることを可能
にする。また、上方部12を支持するバランサーシリン
ダ部10を適用することによって、より安定した圧力制
御を実現することが可能になる。
Description
び樹脂成形方法に関し、特に、樹脂成形品の成形時に、
成形圧力を制御するとともに、上下型の型面にて形成さ
れる間隙を制御する樹脂成形装置および樹脂成形方法に
関する。
凸形状を有する型面を上方に向けて固定された雄型と、
上下駆動可能であるとともに、この型面に凹形状の型面
を対面させて配置された雌型とを備えている。そして、
この対面間は所定の間隙を有する位置に位置決めされ、
樹脂成形時、この間隙に樹脂が注入される。ここで、注
入された樹脂に対して雌型の型面を作用させるために、
雌型に油圧駆動装置が設置されており、この油圧駆動装
置の駆動により、雌型を雄型の型面方向に下降させて型
締めを実施している。そして、型締めの完了により所定
の樹脂成形品が生成される。
形装置においては、油圧駆動装置の駆動によって型締め
を実施するため、型締め完了状態での位置を精確に制御
することが出来ない。従って、別に位置決め装置を設け
る必要があり、樹脂成形装置の構成が大きなったり、複
雑化していた。また、油圧を利用することから、天候や
温度などの外的要因により油温が変化し、駆動動作が不
安定になることがあり、品質の一定した樹脂成形品を生
成することが困難であった。さらに、このように駆動動
作が不安定になると、型締めの時間を一定にすることが
できないため、樹脂成形品の生産時間を一定にできなか
った。
もので、型締めに至る過程で圧力および位置を制御して
成形をすることにより、一定品質の樹脂成形品の生成を
可能にするとともに、成形時間を一定にすることが可能
な樹脂成形装置および樹脂成形方法の提供を目的とす
る。
め、請求項1にかかる発明は、型面が所定の間隙を備え
て対面する上下型と、樹脂成形品の成形に際して上記間
隙に樹脂を注入する樹脂注入手段と、上記上下型の型締
めに至る過程で上記樹脂を注入した間隙の内圧が所定圧
力となるように上記上型および下型の位置決め制御を実
行する型締め制御手段とを具備する構成としてある。
明においては、樹脂成形装置を概略上型と、下型とによ
り構成し、この上型と下型との両型面を所定の間隙を備
えて対面するように配置する。そして、樹脂注入手段に
て当該間隙に樹脂を注入しつつ、上型と下型とを型締め
して所定の樹脂成形品を生成する。この型締めを行うに
際して、下型あるいは上型を制御する手段として型締め
制御手段を備えさせている。ここで、型締め制御手段は
上記型締めに至る過程で上記樹脂を注入した間隙の内圧
が所定圧力となるように型締め圧力を制御しつつ、上記
上型および下型の位置決め制御を実行する。
の一態様として、請求項2にかかる発明は、請求項1に
記載の樹脂成形装置において、上記樹脂注入手段は、上
記間隙に設置された所定の含浸素材に多粘性樹脂を注入
して含浸させる構成としてある。上記のように構成した
請求項2にかかる発明においては、本樹脂成形装置にて
含浸素材に多粘性樹脂を含浸させた樹脂成形品を生成す
る。かかる場合、樹脂成形品を成形するにあたり、上型
と下型との間隙に含浸素材を設置する。ここで、樹脂注
入手段にて多粘性樹脂を注入し、型締め制御手段にて所
定の制御を実行しつつ、上型および下型の型締めを行
う。そして、この型締め時における型締め制御手段によ
る圧力の制御によって、多粘性樹脂を含浸素材に略均質
に浸透させることが可能となり、含浸素材と多粘性樹脂
とにより形成される高品質な樹脂成形品を生成すること
が可能になる。ここで、含浸素材は特に限定されるもの
でなく、含浸性を備えればよく、ガラス繊維であっても
良いし、木材繊維であっても良い。むろん、綿繊維など
の織布であっても良い。
る制御手法の一態様として、請求項3にかかる発明は、
請求項1または請求項2のいずれかに記載の樹脂成形装
置において、型締め制御手段は、上記内圧を略一定に制
御するとともに、所定の変化率に基づいて上記間隙を徐
々に縮小しつつ所定の位置に位置決め制御する構成とし
てある。上記のように構成した請求項3にかかる発明に
おいては、型締めに際して、型締め制御手段にて間隙に
発生する内圧を略一定に制御する。また、同時に、型締
め制御手段は、上記間隙を所定の変化率に基づいて徐々
に縮小しつつ、所定の位置に位置決め制御する。
る制御手法の他の一態様として、請求項4にかかる発明
は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の樹脂成
形装置において、上記型締め制御手段は、所定の変化率
に基づいて徐々に拡大する方向に上記内圧を制御すると
ともに、所定の変化率に基づいて上記間隙を徐々に縮小
しつつ所定の位置に位置決め制御する構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明において
は、型締めに際して、型締め制御手段にて所定の変化率
に基づいて徐々に拡大する方向に上記内圧を制御する。
また、同時に、型締め制御手段は、所定の変化率に基づ
いて、上記間隙を徐々に縮小しつつ所定の位置に位置決
め制御する。
る制御手法のさらに他の一態様として、請求項5にかか
る発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の
樹脂成形装置において、上記型締め制御手段は、所定の
変化率に基づいて徐々に拡大する方向に上記内圧を制御
するとともに、上記間隙を略一定に制御する構成として
ある。上記のように構成した請求項5にかかる発明にお
いては、型締めに際して、型締め制御手段にて所定の変
化率に基づいて徐々に拡大する方向に上記プレス圧力を
制御する。また、同時に、型締め制御手段は上記間隙を
略一定に制御する。
構成の一例として、請求項6にかかる発明は、請求項1
〜請求項5のいずれかに記載の樹脂成形装置において、
上記型締め制御手段は、サーボモータにて構成する。上
記のように構成した請求項6にかかる発明においては、
型締め制御手段をサーボモータにて構成する。これによ
り、簡易な構成で複雑な内圧あるいは間隙の位置制御を
高精度に実施することが可能になる。
するものの、樹脂注入手段から注入される樹脂の注入圧
力により、上記型締め制御手段によって発生させる圧力
の制御が不安定になることが有り得る。そこで、請求項
7にかかる発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記
載の樹脂成形装置において、上記樹脂注入手段は、上記
間隙内に発生する内圧を検出する圧力検出手段を備える
とともに、同圧力検出手段にて検出した内圧が上記型締
め制御手段の制御する所定圧力に略一致するように樹脂
の注入を制御する構成としてある。上記のように構成し
た請求項7にかかる発明においては、樹脂注入手段に間
隙内に発生する内圧を検出する圧力検出手段を備えさせ
る。そして、同圧力検出手段は、内圧を検出し、この検
出した内圧が上記型締め制御手段の制御する所定圧力に
略一致するように樹脂の注入圧力を制御する。
に樹脂を注入する際して、型締め制御手段は、当該間隙
の内圧が所定圧力となるように圧力制御を実行しつつ、
上型および下型の位置決め制御を実行する。すなわち、
圧力制御の実行として上型および下型に働く圧力を制御
しながら、位置制御の実行として当該上型および下型を
型締め方向に移動させている。例えば、この型締め制御
手段に、サーボモータを使用する場合、この圧力制御を
実現する手法として、トルク制御を実行することにな
る。このように、サーボモータ等を適用可能な型締め制
御手段で上型および下型にの間隙に注入された樹脂に発
生させる所定圧力を制御する場合、この圧力制御におい
ては、上型および下型の重量についても考慮する必要が
生じる場合がある。
め制御手段で実行する圧力制御の範囲以外で、上型およ
び下型の重量が上記間隙に注入された樹脂に対する圧力
を形成するためである。従って、上型および下型の重量
によって上記間隙に注入された樹脂に対して形成される
圧力より小さい圧力を加えるために、型締め制御手段は
圧力制御を行なう場合、上記上型および下型の重量を支
えなければならなくなる。
モータでトルク制御を行なう場合は、サーボモータの発
生させるトルクをマイナス側に、例えば、上型を型締め
方向とは反対の上側に持ち上げるマイナストルクを発生
させなければならない。この場合、サーボモータのマイ
ナス側のトルクと上型の重量が等しくなるように近づけ
る場合は、圧力制御は0に近づき、型締め方向に働く力
がないため、位置制御が出来なくなることがある。かか
る状況を解消しうる好適な一例として、請求項8にかか
る発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の樹脂
成形装置において、上記型締めに際して、上記上型ある
いは下型の重量を支持する型重量支持手段を備える構成
としてある。
明においては、樹脂成形装置に型重量支持手段を備えさ
せ、型締めに際して、上型あるいは下型の重量を支持す
るようにする。このように、上型および下型の重量を支
える型重量支持手段を取り付けることにより、例えば、
型締めにあたり、上型の重量を上側に持ち上げることが
可能になる。これによって、型締め制御手段の圧力制御
にて発生する圧力は、型締め方向に常時働くことになる
ため、圧力制御を安定させることが可能になる。また、
型締め制御手段としてサーボモータを適用した場合、こ
のサーボモータの保持トルクを利用することにより、よ
り精度の高い位置制御が可能となる。
な構成の一態様として、請求項9にかかる発明は、請求
項8に記載の樹脂成形装置において、上記型重量支持手
段は、バランサーシリンダにて構成する。上記のように
構成した請求項9にかかる発明においては、型重量支持
手段をバランサーシリンダにて構成する。これにより簡
易に型重量支持手段を構成することが可能になる。
定の形状を備える下型とを両型面を所定の間隙を備えて
対面させ同間隙に樹脂を注入しつつ上記上型および下型
を型締めして樹脂成形品を生成する手法は必ずしも実体
のある装置に限られる必要はなく、その方法としても機
能することは容易に理解できる。このため、請求項10
にかかる発明は、所定の形状を備える上型と所定の形状
を備える下型とを両型面を所定の間隙を備えて対面させ
同間隙に樹脂を注入しつつ上記上型および下型を型締め
して樹脂成形品を生成する樹脂成形方法であって、樹脂
成形品の成形に際して上記間隙に樹脂を注入する樹脂注
入工程と、上記上下型の型締めに至る過程で上記樹脂を
注入した間隙の内圧が所定圧力となるように上記上型お
よび下型の位置決め制御を実行する位置決め制御工程と
を具備する構成としてある。すなわち、必ずしも実体の
ある装置に限らず、その方法としても有効であることに
相違はない。
至る過程で圧力および位置を制御して成形を行うことに
より、一定品質の樹脂成形品の生成を可能にするととも
に、成形時間を一定にすることが可能な樹脂成形装置を
提供することができる。また、請求項2にかかる発明に
よれば、略一定の成形時間により樹脂成形品を生成可能
であるため、特に、含浸素材を利用した樹脂成形品を生
成する場合、含浸させる樹脂を略均質にすることがで
き、高品質な樹脂成形品を生成することが可能になる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、型締め時の制
御の一例を示すことができる。さらに、請求項4にかか
る発明によれば、型締め時の制御の他の一例を示すこと
ができる。さらに、請求項5にかかる発明によれば、型
締め時の制御のさらに他の一例を示すことができる。さ
らに、請求項6にかかる発明によれば、内圧および位置
の制御を簡易に、そして、高精度に実施することが可能
になる。さらに、請求項7にかかる発明によれば、樹脂
の注入圧力が制御可能になるため、内圧および位置の制
御をより高精度に実施することができる。さらに、請求
項8にかかる発明によれば、型締めに際して、型重量支
持手段にて上型および下型の重量を支持することによっ
て、圧力制御を安定させることが可能になる。さらに、
請求項9にかかる発明によれば、型重量支持手段にバラ
ンサーシリンダを利用することによって簡易に当該型重
量支持手段を構成することが可能になる。さらに、請求
項10にかかる発明によれば、型締めに至る過程で圧力
および位置を制御して成形を行うことにより、一定品質
の樹脂成形品の生成を可能にするとともに、成形時間を
一定にすることが可能な樹脂成形方法を提供することが
できる。
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる樹脂成形装置の概略構成を示した概略外観図であ
る。同図において、樹脂成形装置10は、概略、筐体1
1と、上方部12と、所定の略凹形状の型形状部13a
を有し、同型形状部13aの凹部を下方に向けて上方部
12の下面に固着された上モールド13と、下面に車輪
14aが配設され図垂直方向に動作可能な下方部14
と、所定の略凸形状の型形状部15aを有し、同型形状
部15aの凸部を上方に向けて下方部14の上面に固着
された下モールド15とを備えている。ここで、上方部
12は筐体11にボールネジ16を介して接続されてい
る。
ジ形状に対応した所定の溝が形成されて、この溝とボー
ルネジ16が係合しており、ボールネジ16が回転動作
すると、この回転動作が上方部12に伝達される。これ
により、同上方部12は筐体11に対して上下駆動する
ことになる。このボールネジ16は、筐体11に配設さ
れたボールベアリング17に接続され、回転動作につい
ては筐体11と遮断される構造となっている。上述した
上方部12の上下駆動を実現する構成として、筐体11
は上部にサーボモータ18と、タイミングベルト19
と、タイミングプーリ20とを備えている。そして、サ
ーボモータ18が所定の指令データに基づいて回転軸1
8aを回転動作させると、この回転動作は回転軸18a
に接続されたタイミングベルト19に伝達される。
ルネジ16の上端に設置されたタイミングプーリ20に
巻き回しされており、タイミングベルト19の動作に伴
なって、タイミングプーリ20が回転動作する。そし
て、このタイミングプーリ20が回転動作すると、ボー
ルネジ16が回転動作し、上述した上方部12が上下駆
動することとなる。すなわち、本樹脂成形装置10にて
樹脂成形を実施するに際して、サーボモータ18を制御
し、この制御に基づいて上方部12が上下駆動する。か
かる場合、サーボモータ18の回転動作はタイミングベ
ルト19、タイミングプーリ20、ボールネジ16の順
に伝達されることとなる。ここで、上方部12が下方部
14に向かって下降する場合は、樹脂成形の型締めの動
作に該当し、このとき、上方部12の下降動作によって
上モールド13の型形状部13aを下方部14の下モー
ルド15の型形状部15aに接近させる。
装置10に所定の樹脂を注入する樹脂注入装置50が併
設されている。この樹脂注入装置50は、概略、流路5
1aに接続されたタンク51と、流路52aに接続され
たタンク52と、流路53aに接続されたタンク53と
が備えられている。これらのタンク51〜53には成形
に使用する樹脂に応じて適宜所定の溶剤が充填されるこ
とになる。その一例としては、タンク51には主剤が充
填され、タンク52には硬化剤が充填され、タンク53
にはアセトンが充填される場合がある。そして、流路5
1aおよび52aに配設されたポンプ54,55によっ
て、タンク51およびタンク52から各溶剤を樹脂成形
装置10に対して流出可能になっており、流路51aに
配設されたバルブ57の開閉度合いを制御して主剤に対
するアセトンの混合割合を制御する。
4の開閉度合いを制御して硬化剤に対するアセトンの混
合割合を制御している。流路51aと流路52aとはバ
ルブ57,58にてアセトンが混合された後に結合され
て、流路60を形成し、同流路60にて樹脂成形装置1
0に接続している。ここで、樹脂成形装置10は、筐体
11の上部にて上述した流路60と接合する。また、こ
の上部には主剤と硬化剤とアセトンとが所定の比率によ
り混合された樹脂の注入を受ける樹脂注入経路61が形
成されるとともに、同樹脂注入経路61は、上方部12
に接続される。さらに、上方部12の上部には、この樹
脂注入経路61の接続を受ける注入部62が配設されて
おり、上モールド13にこの注入部62と挿通する樹脂
注入経路63が形成され、樹脂注入装置50から注入さ
れる樹脂を上モールドの型面側に流入可能になってい
る。
置10の下方部14を搬送する搬送装置の概略構成を示
した概略外観図である。同図において、搬送装置70は
レール71,71を備えており、車輪14aがレール7
1,71上を移動することによって、下方部14を樹脂
成形装置10に対して搬入、あるいは、樹脂成形装置1
0から搬出可能になっている。この搬入および搬出に際
して、待機待避エリアA,Bでは、樹脂成形装置10に
て下モールド15上に成形された樹脂成形品Ptを取り
出したり、樹脂成形品Ptを取り出してカラになった下
方部14を樹脂成形装置10に投入する。この搬送装置
70によって、樹脂成形装置10は連続稼動を実現可能
になっている。例えば、樹脂成形装置10で成形中に、
そのまえの成形にて生成された樹脂成形品Ptを待機待
避エリアAにて取り出す作業を行い、下方部14をカラ
状態にし、現在の成形にて生成された樹脂成形品Ptを
待機待避エリアBに搬出するとともに、待機待避エリア
Aの下方部14を樹脂成形装置10に搬入することによ
り連続稼動する。
モータ18にて上方部12の上下駆動を行うにあたり、
所定の速度制御、圧力制御、位置制御を実現する制御シ
ステムの概略構成を示した構成図である。同図におい
て、制御システム80は、概略、コントローラ81と、
サーボアンプ82とから構成されており、コントローラ
81に対して設定される上下駆動の移動量Xや型締め時
の上モールドの型圧を制御するためのトルク値Yやこの
型圧を発生させる加圧時間Tなどのパラメータ設定値が
コントローラ81に対して指示され、コントローラ81
は内部に備えるCPUにて当該パラメータ設定値に基づ
いて所定の演算を実行し、この演算の演算結果を指令値
としてサーボアンプ82に出力する。そして、サーボア
ンプ82は入力した指令値に基づいた所定の電流をサー
ボモータ18に印加し、サーボモータ18は当該電流に
基づいて動作することになる。
締めを行う際の制御態様を示したタイムチャートであ
る。同図においては、縦軸にて上方部12の位置を示
し、横軸にて上方部12の移動に際する時間を示してい
る。本実施形態においては、初期状態として、下モール
ド15の型面から上モールド13の型面の距離、すなわ
ち、オープンハイト位置Opは1800mmとなってい
るとともに、上方部12の下降ストロークが最大800
mmとなっている。従って、上方部12は800mmの
下降ストロークにて徐々に下降し、樹脂成形品によって
異なる所定のシャットハイト位置Stまで下降する。そ
して、樹脂成形が終了すると、上方部12をオープンハ
イト位置Opまで上昇させ、一連の樹脂成形サイクルを
完了させる。
に、ポイントA〜Fを通過して完了する。ここで、ポイ
ントAは上述したオープンハイト位置Opを示し、上方
部12はこのポイントAからポイントBに向かっては速
度v1にて下降し、ポイントBにて速度を低速方向に切
り替え、速度v2にてポイントCに向かって下降する。
このポイントA〜Cまでのサーボモータ18の制御は、
ポイントAC間の距離に基づく位置制御と、速度v1お
よびv2による速度制御が実行される。このとき、トル
ク値は一定に保持されるように制御する。ここで、ポイ
ントC〜D間の制御については後述することとし、ポイ
ントC〜Dへの設定された加圧時間Tによる型締めが終
了すると、ポイントDからポイントEに向けて上方部1
2を速度v3にて上昇させる。
向に切り替え、速度v4にてポイントFに向かって上昇
させる。このポイントD〜Fまでのサーボモータ18の
制御は、ポイントDF間の距離に基づく位置制御と、速
度v3およびv4による速度制御が実行される。次に、
ポイントC〜Dにおける制御について説明する。上方部
12がポイントCまで下降すると、樹脂注入装置50を
作動させ、上モールド13と下モールド15との両型面
間に対して樹脂の注入を開始する。このポイントC〜D
においては、上方部12を下降させるにあたり、サーボ
モータ18の制御は、位置制御および圧力制御が実行さ
れる。この制御は、コントローラ81に設定されたポイ
ントCD間の距離と、同様にコントローラ81に設定さ
れた上モールド13および下モールド15間にて発生す
る内圧の初期圧力および最終圧力に基づいて実行され
る。この位置制御および圧力制御の詳細は後述する。
て型締めを行う際の樹脂成形装置10の動作の時間経過
を簡略的に図示した時間経過図である。同図において、
図5(a)は、上方部12に配設された上モールド13
の型面がポイントA、すなわち、オープンハイト位置O
pに位置する状態を示している。かかる状態より上方部
12は速度v1にて下降を開始し、切り替え点であるポ
イントBにかかると上方部12は減速し、速度v1から
速度v2に切り替えられる。この切り替えは、次のポイ
ントCにおける位置決めを高精度にて実現するために、
徐行速度に減速切り替えが行われる。図5(b)は、上
方部12の上モールド13の型面が速度v2にてポイン
トCまで下降してきた状態を示しており、かかるポイン
トCにて樹脂の上モールド13および下モールド15の
型面間への樹脂の注入が開始される。
ポイントCD間における位置制御および圧力制御が実行
され、この制御が上モールド13の型面がポイントDに
移行するまで続行される。図5(c)は、ポイントCか
ら位置制御および圧力制御が実行され、上モールド13
の型面がポイントDに移行した状態を示している。この
ように、上記型面がポイントD、すなわち、シャットハ
イト位置Stに到達すると、樹脂の注入が停止され、樹
脂は上モールド13と下モールド15との型面間にて成
形され、所定の樹脂成形品Ptが生成されることにな
る。そして、ポイントDにて樹脂の注入が終了し、上モ
ールド13による樹脂への加圧が完了すると、上方部1
2は速度v3にて上昇し、ポイントEの速度切り替え点
にて速度v4に高速化し、図5(d)に示すようにポイ
ントF、すなわち、オープンハイト位置Opに到達する
と停止する。これにより、ポイントA〜Fの一連の樹脂
成形にかかる樹脂成形サイクルが終了する。
部12が移行するに際しての位置および圧力制御の制御
方法の一態様を示したタイムチャートである。図6
(a)は位置制御の態様を示すとともに、図6(b)は
圧力制御の態様を示している。図において、上方部12
の下降動作に基づいて、上モールド13と下モールド1
5との型面間に注入された樹脂に対して作用する圧力を
一定にしつつ、徐々に上モールド13を下降させ、ポイ
ントCからポイントDまで位置制御する。このとき、サ
ーボモータ18の出力によって発生する圧力を一定にす
るため、実際には型面間に注入された樹脂の注入圧等の
型面間に発生する内部圧力により制御圧力には若干の変
動が発生する。また、ポイントDへの位置制御による位
置決めついても、同ポイントD付近においては、上方部
12の圧力と樹脂注入圧等の型面間に発生する内部圧力
とが均衡する位置に収束するため、位置決め制御する位
置と、実測の位置とが異なる場合が発生しうる。
部12が移行するに際しての位置および圧力制御の制御
方法の他の一態様を示したタイムチャートである。図7
(a)は位置制御の態様を示すとともに、図7(b)は
圧力制御の態様を示している。図においては、圧力を時
間ととも変化させ、また、これに併せて位置を徐々に変
化させる制御を実行する。かかる場合においても、上述
したのと同様にポイントDにおける位置決め位置は実測
と異なる場合が生じうる。本実施形態においては樹脂注
入圧を制御する態様を採用していないが、むろん、樹脂
注入圧の制御を併用する態様を採用しても良い。かかる
場合、上モールド13あるいは下モールド15の型面上
に圧力センサーを取り付け、この圧力センサーにて検出
する型面間の圧力がサーボモータ18の制御に基づく圧
力になるように樹脂注入圧を制御することによって、よ
り精度良くサーボモータ18による圧力制御を実現する
ことが可能になる。
部12が移行するに際しての位置および圧力制御の制御
方法のさらに他の一態様を示したタイムチャートであ
る。図8(a)は位置制御の態様を示すとともに、図8
(b)は圧力制御の態様を示している。ポイントCおよ
びポイントDの位置を一致させ、この位置を一定に保持
しつつ、圧力を時間ととも変化させる制御を実行する。
かかる場合においても、上方部12の圧力と、樹脂注入
圧等の型面間に発生する内部圧力との圧力のバランスが
均衡した位置にて位置決めがなされるため、位置決め制
御する位置と、実測の位置とがずれる場合が発生しう
る。
れる樹脂成形処理の処理内容を示したフローチャートで
ある。同図において、最初に、ポイントAの位置を検出
し、樹脂成形処理の処理を開始する(ステップS10
0)。サーボモータ18の速度を速度v1に設定し上方
部12を下降させる(ステップS105)。ポイントB
を検出すると(ステップS110)、速度を速度v2に
切り替えて上方部12を下降させる(ステップS11
5)。ここで、ポイントCを検出すると(ステップS1
20)、コントローラ81に設定された加圧時間Tとポ
イントCD間の距離Xとトルク値Yとを取得する。そし
て、このトルク値Yより初期圧力α,最終圧力βを決定
する(ステップS125)。
し、この単位ごとに制御する位置データΔxおよび圧力
データΔpを算出する(ステップS130)。ここで、
樹脂注入装置50を作動させて、樹脂の注入を開始させ
る(ステップS135)。次に、移動距離xにΔxを加
算するとともに(ステップS140)、加圧圧力pにΔ
pを加算し(ステップS145)、移動距離xが距離X
以上であるか否かを判別する(ステップS150)。移
動距離xが距離X未満であれば、加圧圧力pが最終圧力
β以上であるか否かを判別し(ステップS155)、最
終圧力β未満であれば、ステップS140〜S155を
繰り返す。
距離xが距離X以上になるか、加圧圧力pが最終圧力β
以上になると、上方型12に対する位置制御および圧力
制御を停止させる。これにより、上方型12は停止する
(ステップS160)。併せて樹脂の注入を停止させる
(ステップS165)。そして、速度を速度v3に設定
し上方型12を上昇させる(ステップS170)。ポイ
ントEを検出すると(ステップS175)、速度を速度
v4に切り替えて上方部12を上昇させる(ステップS
180)。ここで、ポイントFを検出すると(ステップ
S185)、上方型12の上昇を停止させ(ステップS
190)、樹脂成形処理は終了する。
トC〜Dにおいて、上モールド13を下降させるにあた
り、サーボモータ18にて位置制御および圧力制御を実
行する。そして、この圧力制御によって、当該上モール
ド13と下モールド15との型面間に注入された樹脂に
対して作用する圧力を一定、あるいは、所定の割合で増
加させつつ、位置制御によって徐々に上モールド13を
下降させて、ポイントC〜Dでの圧力制御および位置制
御を行なっている。このように、サーボモータ18を利
用して上モールド13および下モールド15の間隙に注
入された樹脂に一定の圧力を発生させる制御は、制御シ
ステム80の制御に基づいてサーボモータ18に発生す
るトルクを制御するトルク制御によって実現している。
用する圧力を制御する場合においては、上方部12およ
び上モールド13の重量について考慮する必要が生じる
場合がある。これは、サーボモータ18でのトルク制御
にて制御可能な圧力の範囲以外で、上方部12および上
モールド13の重量によって、上記間隙に注入された樹
脂に対する圧力が形成されるためである。従って、上方
部12および上モールド13の重量が上記間隙に注入さ
れた樹脂に対して形成する圧力以上に、小さい圧力を加
えるために圧力制御を行なう場合、サーボモータ18に
て上モールド13を本来の型締め方向とは逆方向の上側
に移動するように駆動しなければならないことになる。
トルクをマイナス側に、すなわち、上モールド13を上
側に持ち上げるマイナストルクを発生させなければなら
ない。この場合、サーボモータ18のマイナス側のトル
クと上方部12および上モールド13の重量が等しくな
るように近づける場合は、圧力制御は0に近づいてしま
い、型締め方向への力が働かないこととなって、位置制
御が出来なくなる。そこで、本実施形態においては、図
10に示すように樹脂成形装置を構成する。
脂成形装置10の構成に加えて、型締めに際して、上方
部12および上モールド13の重量を支持可能なバラン
サーシリンダ部110を具備する構成となっている。こ
のバランサーシリンダ110は、油圧シリンダ部111
と、ロッド部112と、連結部113とを備えており、
連結部113は、ロッド部112の外側端部と上方部1
2の上面に接続しており、油圧シリンダ部111の動作
を上方部12に作用させることが可能になっている。
部12および上モールド13の重量を考慮して、所定の
圧力にて当該上方部12および上モールド13を上側に
持ち上げて支持するように所定の油圧力を設定し、この
設定した油圧力にて上方部12および上モールド13を
上側に持ち上げつつ、サーボモータ18による上方部1
2および上モールド13の制御(圧力制御,位置制御)
によって、ロッド部112が下降させられるようにすれ
ば良い。これにより、サーボモータ18では、常に、上
方部12および上モールド13を型締め方向に押し下げ
るトルクが発生するため、上述したマイナストルクの発
生による弊害を防止することが可能になる。
ダ部110の油圧シリンダ部111は予め設定した所定
の油圧力にて常時動作する構成を採用した。しかし、こ
のように、油圧シリンダ部111に固定的な所定の油圧
力を設定し、常時、油圧シリンダ部111により上方部
12および上モールド13を支持する態様に限定される
ものではなく、サーボモータ18による圧力制御,位置
制御の状態に合せて、適宜油圧シリンダ部111の動作
を制御する態様を採用しても良い。図11は、サーボモ
ータ18の状態に応じて、コントローラ81にて実行さ
れる油圧シリンダ部111の動作を制御する重量支持制
御処理の処理内容を示したフローチャートである。
理開始のトリガーとして、樹脂成形運転が開始された否
かを判別する(ステップS100)。樹脂成形運転が開
始されていれば、最初に、サーボモータ18の出力して
いるトルク値をサーボアンプ82を介して取得する(ス
テップS105)。そして、このトルク値が0以下であ
るか否かを判別し(ステップS110)、0以下であれ
ば、油圧シリンダ部111を作動させ、上方部12およ
び上モールド13を持ち上げさせる(ステップS11
5)。このように、油圧シリンダ部111を作動させた
後に、適宜サーボアンプ82を介してトルク値を取得し
(ステップS120)、このトルク値が0以下であるか
否かを判別し(ステップS125)、0より大きけれ
ば、油圧シリンダ部111の作動を停止させる(ステッ
プS130)。一方、トルク値が0以下であれば油圧シ
リンダ部111の作動を継続させる。このような重量支
持制御処理を樹脂成形運転が終了するまで実行する(ス
テップS140)。
13の重量を支えるバランサーシリンダ部110を樹脂
成形装置100に取り付けることにより、型締めにあた
り、上方部12および上モールド13の重量を型締め方
向とは反対の上側に持ち上げることが可能になる。これ
によって、上モールド13および下モールド15間の樹
脂に対する圧力を制御するために、サーボモータ18で
制御するトルクが常時加圧方向に働くことになる。これ
によって、サーボモータ18による圧力制御を安定させ
ることが可能になる。また、サーボモータ18の保持ト
ルクを利用することにより、より精度の高い位置制御が
可能となる。
の注入を開始し、ポイントDに至るまでの型締めの過程
にて、上方部12を駆動させるサーボモータ18によっ
て、ポイントCからポイントDまでの位置を制御しつ
つ、上モールド13と下モールド14との型面間に発生
する内圧をサーボモータ18の圧力制御を使用すること
により、一定品質の樹脂成形品の生成を可能にすること
ができるとともに、成形時間を略一定にすることを可能
にする。
略構成を示した概略外観図である。
部14を搬送する搬送装置の概略構成を示した概略外観
図である。
る。
際の制御態様を示したタイムチャートである。
際の樹脂成形装置10の動作の時間経過を簡略的に図示
した時間経過図である。
するに際しての位置および圧力制御の制御方法の一態様
を示したタイムチャートである。
するに際しての位置および圧力制御の制御方法の他の一
態様を示したタイムチャートである。
するに際しての位置および圧力制御の制御方法のさらに
他の一態様を示したタイムチャートである。
トである。
概略構成を示した概略外観図である。
チャートである。
Claims (10)
- 【請求項1】 型面が所定の間隙を備えて対面する上下
型と、 樹脂成形品の成形に際して上記間隙に樹脂を注入する樹
脂注入手段と、 上記上下型の型締めに至る過程で、上記樹脂を注入した
間隙の内圧が所定圧力となるように上記上型および下型
の位置決め制御を実行する型締め制御手段とを具備する
ことを特徴とする樹脂成形装置。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載の樹脂成形装置にお
いて、 上記樹脂注入手段は、上記間隙に設置された所定の含浸
素材に多粘性樹脂を注入して含浸させることを特徴とす
る樹脂成形装置。 - 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
に記載の樹脂成形装置において、 上記型締め制御手段は、上記内圧を略一定に制御すると
ともに、所定の変化率に基づいて上記間隙を徐々に縮小
しつつ所定の位置に位置決め制御することを特徴とする
樹脂成形装置。 - 【請求項4】 上記請求項1または請求項2のいずれか
に記載の樹脂成形装置において、 上記型締め制御手段は、所定の変化率に基づいて徐々に
拡大する方向に上記内圧を制御するとともに、所定の変
化率に基づいて上記間隙を徐々に縮小しつつ所定の位置
に位置決め制御することを特徴とする樹脂成形装置。 - 【請求項5】 上記請求項1または請求項2のいずれか
に記載の樹脂成形装置において、 上記型締め制御手段は、所定の変化率に基づいて徐々に
拡大する方向に上記内圧を制御するとともに、上記間隙
を略一定に制御することを特徴とする樹脂成形装置。 - 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
載の樹脂成形装置において、 上記型締め制御手段は、サーボモータにて構成されるこ
とを特徴とする樹脂成形装置。 - 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
載の樹脂成形装置において、 上記樹脂注入手段は、上記間隙内に発生する内圧を検出
する圧力検出手段を備えるとともに、同圧力検出手段に
て検出した内圧が上記型締め制御手段の制御する所定圧
力に略一致するように樹脂の注入を制御することを特徴
とする樹脂成形装置。 - 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
載の樹脂成形装置において、 上記型締めに際して、上記上型あるいは下型の重量を支
持する型重量支持手段を備えることを特徴とする樹脂成
形装置。 - 【請求項9】 上記請求項8に記載の樹脂成形装置にお
いて、 上記型重量支持手段は、バランサーシリンダにて構成さ
れることを特徴とする樹脂成形装置。 - 【請求項10】 所定の形状を備える上型と所定の形状
を備える下型とを両型面を所定の間隙を備えて対面させ
同間隙に樹脂を注入しつつ上記上型および下型を型締め
して樹脂成形品を生成する樹脂成形方法であって、 樹脂成形品の成形に際して上記間隙に樹脂を注入する樹
脂注入工程と、 上記上下型の型締めに至る過程で上記樹脂を注入した間
隙の内圧が所定圧力となるように上記上型および下型の
位置決め制御を実行する位置決め制御工程とを具備する
ことを特徴とする樹脂成形方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000345306A JP3597461B2 (ja) | 2000-03-16 | 2000-11-13 | 樹脂成形装置および樹脂成形方法 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2000074402 | 2000-03-16 | ||
JP2000-74402 | 2000-03-16 | ||
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Country | Link |
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JP (1) | JP3597461B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108638462A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-10-12 | 重庆技嘉模具有限公司 | 酒瓶包装盒底座注塑模具 |
JP7579696B2 (ja) | 2020-12-24 | 2024-11-08 | 三井化学株式会社 | 含浸装置 |
-
2000
- 2000-11-13 JP JP2000345306A patent/JP3597461B2/ja not_active Expired - Fee Related
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