JP2001327757A - 携帯用電子機器に用いる接続機器、カートリッジ及び携帯用電子機器 - Google Patents

携帯用電子機器に用いる接続機器、カートリッジ及び携帯用電子機器

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JP2001327757A
JP2001327757A JP2000146975A JP2000146975A JP2001327757A JP 2001327757 A JP2001327757 A JP 2001327757A JP 2000146975 A JP2000146975 A JP 2000146975A JP 2000146975 A JP2000146975 A JP 2000146975A JP 2001327757 A JP2001327757 A JP 2001327757A
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Hideichiro Yoshida
秀一郎 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、表示画面の大きさが小さな携
帯用ゲーム機においても、遊技者に遊技の際の醍醐味や
迫力感を提供することが可能な携帯用電子機器に用いる
接続機器、カートリッジ及び携帯用電子機器を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 遊技に必要な複数種類のシンボルを3列
分用意し各列のシンボルを一定方向に移動表示する表示
画面と、当該表示画面における各列のシンボルを停止さ
せるために遊技者が操作する操作部とを有する携帯用電
子機器に対して着脱自在に装着可能な接続機器であっ
て、表示画面において停止した各列のシンボルの並びに
応じて表示内容を変化させる表示部を備えたことを特徴
とする接続機器、これを装着する携帯用機器及び当該携
帯用機器に装着されるカートリッジに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用ゲーム機な
どの携帯用電子機器に用いる接続機器、カートリッジ及
び接続機器を装着する携帯用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化が進み、外出す
る際にも持ち運びが可能な携帯用電子機器が広く普及さ
れている。この携帯用電子機器のうち携帯用ゲーム機に
ついて説明すると、携帯用ゲーム機は、その持ち運びの
便利さに加えて取り扱いやすさが求められており、小さ
な鞄の中や衣服のポケットの中に入るように、その大き
さが益々小型化されつつある。携帯用ゲーム機の小型化
にともなって、表示部の画面の大きさは小さくなる一方
である。
【0003】一般に、携帯用ゲーム機は、遊技者が両手
で挟むようにして持ち、液晶などを用いた表示画面に表
示されるゲームキャラクタ画像を見ながら操作ボタンを
操作しつつゲームを行うといったように構成されてい
る。
【0004】ゲーム内容がスロットマシンである場合に
は、遊技場などに設置されているスロットマシンの画像
を表示画面に表示する。表示画面において、複数種類の
シンボルが回転方向に順次記された回転ドラムが3列表
示され、これら回転ドラムが遊技者の操作ボタンの操作
により各々個別に回転し、さらに遊技者が操作ボタンの
操作を行うことにより回転ドラムの回転を停止させる。
この停止した際のシンボルの並びに応じて当たり判定が
行われ、当たりと判定されたときにメダル数などの得点
が加算され、当たり判定されないときには得点が減少す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、このようなスロ
ットマシンゲームは、実際に遊技場に設置されている機
台をみると、様々な機種が提供されはじめている。例え
ば、パチンコ台のように、ボーナスゲームに入賞するた
めの大当たりの予兆を表示画面や音楽などで知らせる方
式をスロットマシンに導入するべく、リーチの際にシン
ボルをLEDで発光させたり、また、表示画面に登場す
る大当たりの並びの数を増加させるべく、通常1つの回
転ドラムにおいて停止した際のシンボルを3つ表示させ
るところを5つ表示させるなどである。しかしながら、
上述したようにますます小型化し之にともない小さくな
る表示画面において、上記新しい機種を表示しきれず、
遊技場に設置されたスロットマシンの醍醐味を遊技者に
提供することが困難である。仮に、表示内容を縮小化さ
せた状態ですべて表示したとしても、表示が小さすぎて
迫力にかける内容となってしまい、あのリーチの際のど
きどきするような感覚を遊技者に提供することは難し
い。
【0006】また、携帯用ゲーム機の普及率は非常に高
く、これを使用する年齢層の幅も急激に広くなりつつあ
る。特に、高年齢層の方など視力の落ちた方々にとっ
て、表示部の画面の大きさが小さくなるに伴って表示内
容が小さくなると、非常にゲームを行いにくい状態とな
る。
【0007】本発明は、上記課題を解決することによ
り、表示画面の大きさが小さな携帯用ゲーム機において
も、遊技者に遊技の際の醍醐味や迫力感を提供すること
が可能な携帯用電子機器に用いる接続機器、カートリッ
ジ及び携帯用電子機器を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明では以下のような手段を採用している。
【0009】すなわち、請求項1の発明は、画像を表示
する表示画面と、使用者が手動で操作する操作部とを有
する携帯用電子機器に対して着脱自在に装着可能な接続
機器であって、前記表示画面の画像の内容に応じて表示
内容を変化させる表示部を有することを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、遊技に必要な複数種類
のシンボルを3列分用意し各列のシンボルを一定方向に
移動表示する表示画面と、当該表示画面における各列の
シンボルを停止させるために遊技者が操作する操作部と
を有する携帯用電子機器に対して着脱自在に装着可能な
接続機器であって、前記表示画面において停止した各列
のシンボルの並びに応じて表示内容を変化させる表示部
を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、前記表示部は、回転駆
動するモータと、当該モータの回転駆動により回転しそ
の外周面に複数種類のシンボルが回転方向に記された回
転ドラムとを有することを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
のいずれかに記載の接続機器であって、前記表示画面の
画像の内容に応じて発光する発光手段を備えたことを特
徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項3に記載の接続
機器における前記モータの駆動を促すプログラムを記憶
した記憶部を備え、前記携帯用電子機器に着脱自在に設
けられたことを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項1から請求項4
のいずれかに記載の接続機器を着脱自在に装着させるこ
とを特徴とする携帯用電子機器である。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本実施の形態について、図
を参照しつつ説明するが、本発明はこれに限定されるも
のでない。
【0016】まず、本実施形態に用いる携帯用ゲーム
機、ゲーム用のカートリッジ及び接続機器の機能につい
て簡単に説明する。図1は、本実施の形態における携帯
用ゲーム機、カートリッジ及び接続機器の機能を説明す
るための機能ブロック図である。
【0017】携帯用ゲーム機は、ゲームプログラム1
a、複数の画像データ1b及び音データ1cを記憶した
記憶部1としてのROMを備えたカートリッジAを用
い、このカートリッジA内のゲームプログラム1aを実
行させる制御部2としてのCPUを備えたゲーム機本体
BにカートリッジAを着脱自在に電気的に接続させて使
用するものであり、制御部2によるゲームプログラム1
aの実行に伴って液晶を用いた表示画面3に画像データ
1bをゲームに登場するキャラクタなどの画像として表
示させ、また、スピーカ4から音データ1cを音として
発生させるものである。さらに、この携帯用ゲーム機
は、遊技者が手入力するための操作部5としての操作ボ
タンを備えている。本実施形態では、ゲーム内容として
スロットマシンゲームを用いる。従って、表示画面3で
は遊技に必要な複数種類のシンボルを3列分用意し各列
のシンボルを一定方向に移動表示される。そして、表示
画面3における各列のシンボルを停止させるために遊技
者が操作部5を操作する。また、携帯用ゲーム機は、接
続機器Cと着脱自在に電気的に接続可能となっている。
接続機器Cはゲーム機本体Bの表示画面3において停止
した各列のシンボルの並びに応じて、表示内容を変化さ
せる表示部6を備える。表示部6は、回転駆動するモー
タ7としてのサーボモータと、モータ7の回転駆動によ
り回転しその外周面に複数種類のシンボルが回転方向に
記された回転ドラム8を有する。この回転ドラム8の回
転は、ゲーム機本体Bの制御部2の命令により、カート
リッジAにおける記憶部1のゲームプログラム1aが実
行され、この実行に沿って行われる。回転ドラム8は正
逆両方向に回転可能であり、また、その回転速度も自在
に変化可能となっている。回転ドラム8の回転に伴い、
この回転の事実をより強調させるための所定の音や音楽
をスピーカ4から発生させることが可能となっている。
これらの音や音楽は、予めカートリッジAの記憶部1に
記憶されており、ゲーム機本体Bの制御部2によりスピ
ーカ4から発せられる。
【0018】また、接続機器Cは、ゲームプログラム1
aの実行に伴い発光する発光手段9としてのLED装置
が内蔵されている。この発光手段9の発光は、多くの表
示態様を有し、各々異なるタイミングで点滅することが
可能となる。もちろん、この発光手段9の発光は、回転
ドラム8の回転などと同時に行うことも可能である。ま
た、接続機器Cには、モータ7の駆動及び発光手段9の
発光に係る電源38としてのリチウム電池が内蔵され、
モータ7の駆動及び発光手段9の発光を制御する表示制
御部39としてのCPU、及び回転ドラム8の回転パタ
ーンや停止位置などが予め記憶されたROM40が内蔵
されている。
【0019】また、図2に示す表示画面3を含む液晶表
示装置の機能ブロック図を用いて説明すると、表示画面
3では、1秒間に60枚の画面を順次表示させることに
より動画状態としている。この1枚の画面に要する画像
データ1bは、VRAM10上に一旦記憶される。VR
AM10は、図3に示すように、表示画面3の画面領域
Eよりも大きな仮想画面領域Dを有しており、この仮想
画面領域D一面に上記1枚の画面に要する画像データを
含む画像データ1bが書き込まれる。また、仮想画面領
域Dのうちのどの領域を表示画面3の画面領域Eとする
かを指定するためのレジスタ11が存在する。このレジ
スタ11には、仮想画面領域Dのうちどの部分を表示画
面3の画面領域Eとして表示させるかを指定するための
座標データが制御部2の命令により入力される。上記座
標データは、左上頂点部F1箇所のみのデータ(H,
V)からなる。図4はその座標データの詳細を示す。こ
の座標データは、VRAM10上の横方向の座標データ
(H成分)及び縦方向の座標データ(V成分)からな
る。VRAM10では、表示画面3の画面領域内の各ド
ットに対応するように、仮想画面領域D内をマトリクス
状に区分けし、この区分けされた箇所に表示画面3で表
示されるべきデータが一旦記憶されることになる。従っ
て、上記レジスタ11は、VRAM10におけるマトリ
クス状に区分けされたうちのH成分用レジスタ11aと
V成分用レジスタ11bとを有することになる。また、
上記指定する領域は横160ドット×縦152ドットと
して予め設定されている。そして、表示画面3におい
て、レジスタ11で指定された画面領域Eに対応する画
像を順次表示させることにより、複数種類のシンボルが
回転方向に記された回転ドラムを3列分用意し各列のシ
ンボルが一定方向に回転しているように動画的に表示さ
れる。そして、表示画面3における回転ドラムの回転は
遊技者の操作部5の操作により停止し、この停止された
シンボルの並び方などに応じて接続機器Cの回転ドラム
8が回転するように制御されるとともに、発光手段9が
発光する。
【0020】また、再び図1を参照しつつ説明すると、
上記機能の外に、制御部2の命令によりゲームプログラ
ム1aが実行されるワークエリアとしてのRAM12
と、ゲーム機本体B専用の電源として用いる2個の単3
型の乾電池13とが備えられている。乾電池13は、上
述した画像の表示などの機能を働かせるために電流を供
給する。
【0021】次に、カートリッジA、ゲーム機本体B及
び接続機器Cの構造について説明する。
【0022】図5は本実施形態におけるカートリッジ
A、ゲーム機本体Bを示す概略斜視図であり、図6はゲ
ーム機本体BにカートリッジA及び接続機器Cを装着し
た際の状態を示す概略平面図である。図7は本実施形態
における接続機器Cを示す概略平面図である。また、図
8は本実施形態における接続機器Cを示す概略側面図で
ある。
【0023】図5から図8を参照しつつ説明すると、携
帯用ゲーム機は、上述した種々の機能を有する構成物を
収納するケース体21を備えている。このケース体21
前面において長手方向のほぼ中央部分には、遊技者に対
してゲームの進行に応じた画像を表示させる表示画面3
が配設されている。表示画面3は、ケース体21前面の
やや上側に位置するように配設されている。
【0024】また、表示画面3の左右両側の各々には、
遊技者が自身の意思を手の指先で入力するための操作部
5が配設されている。操作部5は、表示画面3の左側に
位置する操作部5aとしてコントローラ及び同右側に位
置する操作部5bとして2つの操作ボタンと、操作部b
の上方に位置する操作部5cとしてポーズキーとを備え
る。操作部5aは上下左右及び各斜め方向の合計8ヶ所
に押圧ポイントを有する。操作部5a、5bは、ケース
体21のやや上側に位置するよう配設されている。しか
も、操作部5a、5bは、表示画面3を挟んでほぼ対称
となる位置に設けられている。また、操作部5cは、遊
技者がオン作動させることにより、ゲームを一旦中断し
て表示される画像を一時停止させて静止画面を生成させ
るものである。
【0025】また、本実施形態では、操作部5a、5b
は、ゲームプログラム1aに基づき表示画面3上で動画
的に表示されるスロットマシンの3つの回転ドラムを回
転、もしくは回転の停止を促す。
【0026】さらに、操作部5aの上側には、遊技者の
手動により操作が可能な電源スイッチ22が配設されて
いる。電源スイッチ22は、遊技者がある一定時間(例
えば2秒間)押し続けると、ON作動するように設定さ
れている。これにより、遊技者が誤って瞬間的に電源ス
イッチ22を押してもON作動せず、無駄な電源の消費
を防ぐことが可能となっている。さらに、この電源スイ
ッチ22の右側には、LED装置等からなる発光装置2
3が配設されており、表示画面3のコントラスト用のボ
リュームが最も暗くなっており画像がほとんど見えない
状態であっても、遊技者は、電源スイッチ22がON作
動しているか直ぐに判断できる。操作部5aの下側に
は、スピーカ4からの音を遊技者に聞こえやすくするた
めの複数の長穴24が配設されている。
【0027】ケース体21の内部には、以下に示す機能
が配設されている。
【0028】押しボタン5bの裏側には、ゲーム機本体
B専用の電源としての単3型の乾電池が2個並設されて
いる。また、スピーカ4の裏側には、略円形状薄型の補
助電池(図示せず)が配設されている。また、図示はし
ないが、ケース体21の下端面には、スピーカ4より再
生される音量を変化させるための音量ボリューム、ケー
ス体21内の乾電池及び補助電池以外に外部から電源を
取り入れるための外部電源用アダプタ、イアホン用アダ
プタ、及び表示画面3に表示される画像の濃淡を変化さ
せる表示用ボリュームが配設されている。
【0029】また、ケース体21の上端面には、その長
手方向における略中央部に、カートリッジAを挿入し装
着するための装着口が穿設されている。装着口の奥部分
には、カートリッジAと電気的に接続させる接続手段と
してのコネクタ(図示せず)が配設されている。さら
に、ケース体21の上端面には、接続機器Cと着脱自在
に電気的に接続可能なコネクタ(これも図示せず)も備
えられている。
【0030】接続機器Cは、略長方体形状を有するケー
ス体31を備える。このケース体31は半透明状のAB
S樹脂からなり、内蔵されている発光手段9の発光を半
透過させる。このケース体31の表面ほぼ中央部分には
表示部6が配設されている。図9は接続機器Cの内部構
造を説明するための説明図である。図に示すとおり、表
示部6では、回転ドラム8の外周面の一部が露出した状
態となっており、ここでは「大当たり」という文字が停
止している状態が示されている。この回転ドラム8はそ
の中心部にモータ7の回転軸に軸支されており、モータ
7の回転駆動により回転ドラム8を回転させている。回
転ドラム8は中空状となっており、モータ7を覆うよう
に軸支されている。モータ7は配線パターンが形成され
た回路基板32に搭載されている。
【0031】回路基板32における表示部6の両側部に
おいては、各々発光手段9としてのLED装置が実装さ
れているほか、これらモータ7の駆動及び発光手段9の
発光に係る電源33としての乾電池を搭載するととも
に、モータ7の駆動及び発光手段9の発光を制御する表
示制御部(図示せず)としてのCPU、及び回転ドラム
8の回転パターンや停止位置などが予め記憶されたRO
M(図示せず)などが実装されている。そして、この回
路基板32の下方端部には、ゲーム機本体Bのコネクタ
に着脱自在に装着可能な位置にアダプタ36が備えられ
ている。
【0032】次に、本実施形態の携帯用ゲーム機A、カ
ートリッジB及び接続機器Cを用いてゲームを行う際の
ゲームフローの一例について図10を参照しつつ説明す
る。
【0033】まず、遊技者がカートリッジA及び接続機
器Cをゲーム機本体Bに内蔵されたコネクタに差し込む
ように装着する。この状態で、電源スイッチ22をON
させることにより、制御部2がカートリッジA内のRO
M1に記憶されたゲームプログラム1aにアクセスして
読み出しRAM12上でゲームプログラム1aを実行さ
せ、所定の画像データ1b及び音データ1cなどを一旦
RAM12上に記憶され、ゲームプログラム1aの実行
に従ってそれぞれ表示画面3において画像として表示
し、スピーカ4から音として発せられる。本実施形態で
はゲーム内容をスロットマシンゲームとして説明する。
表示画面3において、スロットマシンとほぼ同じ画像が
表示されるとともに、その右隅部に保有メダル数、一回
毎の投入枚数及び一回毎の変換枚数などの得点が同時に
表示される。これら得点の表示は遊技者の操作部5の操
作により表示するか表示しないかの選択を行うことが可
能に設定されている。そして、遊技者の操作部5bの操
作により一回毎の投入枚数を設定し、操作部5aの操作
により表示画面3における3列の回転ドラム8の回転を
促す。次いで、遊技者は操作部5b、5cの操作により
各列の回転ドラム毎に停止させる。そして、所定のシン
ボルが横方向あるいは斜め方向に並んだときに、所定の
枚数が払い出され、保有メダル数が増加する。具体的な
シンボルの並び方と払い出されるメダル数との関係につ
いて説明すると、図6に示すように、表示画面3におい
てシンボル「7」が横方向あるいは斜め方向に並ぶと大
当たりとして3回分のボーナスゲームに突入し、操作部
5a、5bを押すタイミングに反して、所定のシンボル
が並ぶ確立が非常に高くなり、最高枚数700枚程度の
払い出しが可能となる。また、シンボル「7」以外に予
め決められた文字や絵柄の並びに応じて、7枚、10
枚、15枚などの小当たりあるいは1回分ボーナスゲー
ムへの突入などが設定されている。また、各シンボルの
並ぶ確立は図示しない乱数表を利用することによって決
まるよう制御部2により制御される。さらに、遊技者は
表示画面3における回転ドラムを操作部5bの操作によ
り回転させると同時に、あるいは回転ドラムを停止させ
ると同時に、接続機器Cの回転ドラム8が回転し所定の
タイミングで停止する。この回転ドラム8の回転、停止
タイミング及び停止位置は上記乱数表に関係し、この乱
数表により選択された結果に基づき、接続機器Cにおけ
るROM40に記憶された回転パターン、停止位置など
から所定のパターンや停止位置を表示するように表示制
御部39により制御される。回転ドラム8の回転は、大
当たりや小当たりの予兆として遊技者に報知されること
となり、表示画面3において停止した各列のシンボルの
並びに応じて表示内容を変化させるようにして表現さ
れ、表示画面3のみでは表現しきれない迫力感を遊技者
に提供することが可能となる。
【0034】具体的な態様を説明する。例えば、表示画
面3において回転ドラムを回転させると同時にスピーカ
4から当たりの予兆を示す音を発しながら接続機器Cの
回転ドラム8が回転し短時間で所定の絵柄で停止する
と、表示画面3における回転ドラムが同じ所定の絵柄で
停止しやすくなる。また、表示画面3において回転ドラ
ムを回転させると同時に接続機器Cの回転ドラム8が回
転しそのまま回転し続けて、表示画面3における3列の
回転ドラムをすべて停止させた後に、スピーカ4から大
当たりの予兆を示す音を発しながら接続機器Cの回転ド
ラム8が正逆方向に順次回転し、回転速度を適宜変化さ
せるとともに発光手段9をフラッシュ状に発光させなが
ら、シンボル「大当たり」の位置で停止し、これと同時
に発光手段9を継続的に発光させるとともに、大当たり
となりボーナスゲームに突入する合図の音をスピーカ4
より発する。さらに、表示画面3において回転ドラムを
回転させると同時に接続機器Cの回転ドラム8が回転し
そのまま回転し続けて、表示画面3における3列の回転
ドラムをすべて停止させた後に、スピーカ4から大当た
りの予兆を示す音を発しながら接続機器Cの回転ドラム
8が正逆方向に順次回転し、回転速度を適宜変化させる
とともに発光手段9をフラッシュ状に発光させながら、
シンボル「大当たり」では結局停止せずに、他のシンボ
ルの位置で停止するときには、遊技者に対して大当たり
の期待を持たせながら外ししてしまったときの悔しさに
よる感情の高ぶりを提供でき、それ以降の遊技にますま
す熱中させることが可能となる。このような感情を遊技
者に対して抱かせることは表示画面3のみでは困難であ
り、表示画面が小さな携帯用ゲーム機においても接続機
器を装着することにより、今までにない感覚を遊技者に
持たせつつ遊技を行わせることが可能となる。
【0035】本実施形態では、携帯用機器として携帯用
ゲーム機を用いたが、これに限定されず、例えば、ゲー
ムを行うことが可能な携帯用電話機、携帯用電子手帳、
あるいはインターネットなどの通信回線により情報の交
換が可能なE−メイル専用の携帯用機器にも適用可能で
ある。
【0036】また、本実施形態ではゲームの内容として
スロットマシンゲームを用いたが、これに限定されるも
のでなく、ゲームキャラクタが登場し、敵・味方に分か
れて戦う戦闘ゲームや格闘ゲームなどにも適用可能であ
る。この場合には遊技者が操作部5を操作することによ
り、表示画面3において敵キャラクタと格闘するなどし
て攻撃し、これによる敵キャラクタのダメージに応じて
接続機器Cの表示内容を変化させるのである。表示部が
上記実施形態のようにモータ、回転ドラムなどを有する
場合には、シンボル「痛い」やシンボル「まだまだ」な
どを回転停止させることにより、表示画面3とは別の形
で表示を行うことが可能となる。また、表示部が液晶な
どを用いた表示ディスプレイを用いた場合には、携帯用
ゲーム機のゲーム機本体における表示画面の大きさでは
表現しきれなかった表示内容を画像として表現すること
も可能であり、また、ゲーム画像とは直接結びつかない
内容を表示画面とは離れた位置に単独で存在する表示デ
ィスプレイにおいて表示することにより、多元的な表示
を行うことにより今までになく表示態様の幅が広がり、
これに伴い遊技者に対して今までにない感覚を提供する
ことが可能となる。たとえば、表示画面のみではゲーム
の内容を表示するのみであるが、これを一歩下がってそ
のときどきのゲームの状況や解説を行わせることが可能
になり、遊技者は両方の表示内容をみながら、遊技者に
対していわば第3者の立場で表示内容を見ながら遊技を
楽しませることが可能となる。この際の接続機器におけ
る表示方法は様々であり、上記実施形態で説明したよう
に、発光手段の発光により表示させるといった態様をと
ることも可能である。
【0037】
【発明の効果】従って、請求項1の発明によれば、携帯
用機器に用いられるような小さな表示画面で表現しきれ
ない表示内容を、表示部において上記表示画面の画像の
内容に応じて変化させるようにして表現することが可能
となる。
【0038】請求項2の発明によれば、携帯用機器に用
いられるような小さな表示画面で表現しきれない表示内
容を、表示部において上記表示画面において停止した各
列のシンボルの並びに応じて表示内容を変化させるよう
にして表現することが可能となる。
【0039】請求項3の発明によれば、停止した各列の
シンボルの並びに応じて表示内容を変化させる手段とし
て、外周面に複数種類のシンボルが回転方向に記された
回転ドラムをモータの回転駆動により回転させることが
可能となり、表示画面では表現しきれない迫力感を遊技
者に提供することが可能となる。
【0040】請求項4の発明によれば、携帯用ゲーム機
の表示画面に加えて発光手段の発光により、ゲームの進
行にともなうゲームの変化を多元的に表現することが可
能となる。
【0041】請求項5の発明によれば、外周面に複数種
類のシンボルが回転方向に記された回転ドラムをモータ
の回転駆動により回転させることを可能とさせ、これに
より表示画面では表現しきれない迫力感を遊技者に提供
することが可能とさせる。
【0042】請求項6の発明によれば、ゲームの内容に
応じて接続機器を用い、小さな表示画面で表現しきれな
い表示内容を、接続機器の表示部において上記表示画面
の画像の内容に応じて変化させるようにして表現するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における携帯用ゲーム機、カー
トリッジ及び接続機器の機能を説明するための機能ブロ
ック図である。
【図2】 表示画面3を含む液晶表示装置の機能ブロッ
ク図である。
【図3】 VRAM内のデータ記憶状態の詳細について
の説明図である。
【図4】 VRAM内の座標を指定するレジスタについ
ての詳細を説明するための説明図である。
【図5】 本実施形態におけるカートリッジA、ゲーム
機本体B及び接続機器Cを示す概略斜視図である。
【図6】 本実施の形態におけるゲーム機本体Bにカー
トリッジA及び接続機器Cを装着した際の状態を示す概
略平面図である。
【図7】 本実施形態における接続機器Cを示す概略平
面図である。
【図8】 本実施形態における接続機器Cを示す概略側
面図である。
【図9】 本実施形態における接続機器Cの内部構造を
説明するための説明図である。
【図10】 本実施形態の携帯用ゲーム機A、カートリ
ッジB及び接続機器Cを用いてゲームを行う際のゲーム
フローについて説明するフロー図である。
【符号の説明】
A カートリッジ B ゲーム機本
体 C 接続機器 1 ROM 2 制御部 3 表示画面 5 操作部 6 表示部 7 モータ 8 回転ドラム 9 発光手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 13/00 A63F 13/00 N

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する表示画面と、使用者が手
    動で操作する操作部とを有する携帯用電子機器に対して
    着脱自在に装着可能な接続機器であって、 前記表示画面の画像の内容に応じて表示内容を変化させ
    る表示部を有することを特徴とする接続機器。
  2. 【請求項2】 遊技に必要な複数種類のシンボルを3列
    分用意し各列のシンボルを一定方向に移動表示する表示
    画面と、当該表示画面における各列のシンボルを停止さ
    せるために遊技者が操作する操作部とを有する携帯用電
    子機器に対して着脱自在に装着可能な接続機器であっ
    て、 前記表示画面において停止した各列のシンボルの並びに
    応じて表示内容を変化させる表示部を備えたことを特徴
    とする接続機器。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、回転駆動するモータと、
    当該モータの回転駆動により回転しその外周面に複数種
    類のシンボルが回転方向に記された回転ドラムとを有す
    ることを特徴とする接続機器。
  4. 【請求項4】 前記表示画面の画像の内容に応じて発光
    する発光手段を備えたことを特徴とする請求項1から請
    求項3のいずれかに記載の接続機器。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の接続機器における前記
    モータの駆動を促すプログラムを記憶した記憶部を備
    え、前記携帯用電子機器に着脱自在に設けられたことを
    特徴とするカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の接続機器を着脱自在に装着させることを特徴とする携
    帯用電子機器。
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