JP2001327610A - 加圧式低周波治療器用導子 - Google Patents

加圧式低周波治療器用導子

Info

Publication number
JP2001327610A
JP2001327610A JP2000150930A JP2000150930A JP2001327610A JP 2001327610 A JP2001327610 A JP 2001327610A JP 2000150930 A JP2000150930 A JP 2000150930A JP 2000150930 A JP2000150930 A JP 2000150930A JP 2001327610 A JP2001327610 A JP 2001327610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
air chamber
pressure
conductor
living body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000150930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4605679B2 (ja
JP2001327610A5 (ja
Inventor
Takeshi Ishikawa
石川健史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minato Medical Science Co Ltd
Original Assignee
Minato Medical Science Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minato Medical Science Co Ltd filed Critical Minato Medical Science Co Ltd
Priority to JP2000150930A priority Critical patent/JP4605679B2/ja
Publication of JP2001327610A publication Critical patent/JP2001327610A/ja
Publication of JP2001327610A5 publication Critical patent/JP2001327610A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4605679B2 publication Critical patent/JP4605679B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】装着が簡単で、常に正確で安定した電気刺激が
可能で、清潔な導子を提供することを目的とする。 【構成】請求項1の発明は、ベルト部材に空気室を設
け、その上に電極を配置し、空気室と空気ポンプとを空
気回路で接続し、空気室の内部圧力を制御することで、
電極の接触圧を制御するようにした。請求項2の発明
は、電極に柔軟な部材を使用し、空気室の圧力で電極を
生体に押しつけるようにした。請求項3の発明は、電極
と生体の間に柔軟性のある導電性の良いシートを、簡単
に着脱できるように介在させ、どのような皮膚の状態で
あっても安定して一定の強度で電気刺激できるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加圧式低周波治療器用導
子の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】低周波治療器は、装置本体で発生させた
刺激電流を、導子を介して生体に供給し、筋肉や神経を
刺激するものである。導子には、図3〜7にに示すよう
に、構造や装着法により、いくつかの種類がある。
【0003】図3は一般に普通導子とよばれるもので、
図の(A)は普通導子の正面図、(B)は側面図であ
る。この導子は、電極31と、スポンジ32と、これら
を覆う導子カバー33、装置本体の電気刺激出力部と電
極を電気的に接続するリード線34から構成される。こ
れを使用するときは、スポンジ32に水を含ませて導電
性を良くし、スポンジ面を刺激したい部位の皮膚表面に
接触させた後、導子カバー33の上からバンド等で固定
した後、装置を作動させて通電する。スポンジ32の代
わりに布等を用いることもある。
【0004】普通導子は構造が簡単で安価であるために
よく用いられているが、生体への装着が面倒であるとい
う問題がある。また、通常、電極には金属板を用いてお
り、柔軟性に欠けるので、筋肉が収縮すると導子の一部
が浮いたり、装着位置がずれたりすることがある。導子
の一部が浮くと、電流が一部に集中し、痛みや、場合に
よっては火傷が発生することがある。一方、筋肉には刺
激に適した点があり(モーターポイントと呼ばれる)、
ここを刺激すると効率よく筋収縮を生じさせることがで
きるが、刺激中に導子の装着位置が移動して電極の位置
がモーターポイントから外れると、刺激効率が低下し、
筋収縮が弱くなる。この状態のまま筋肉を収縮させよう
とすると、出力を上げて刺激を強くしなければならない
ので、不快感や痛みが、場合によっては火傷が生じるこ
ともある。さらに、導子をバンドで固定して使用する
と、筋収縮時に圧迫が強くなり、接触抵抗が小さくなる
ので、多くの電流が流れ、刺激感が増強されるという問
題もある。
【0005】図4はベルト付き普通導子と呼ばれるもの
で、前述の普通導子42と導子固定用ベルト41を一体
にしたもので、実開昭53−24181に開示されてい
る。この導子は、ベルト41を巻き付けるだけで装着で
きるので、前述の普通導子が有する課題のうち、装着性
については改良されているが、これ以外の問題は解決し
ていない。
【0006】図5は加圧導子と呼ばれるもので、ベルト
部材51に空気室52を設け、そこに電極53を載置し
たもので、生体にベルトを巻き付けた後、空気室52を
膨らませて、電極53を一定圧力で皮膚に押しつけるよ
うにして使用する。この技術は実開平1−112850
に開示されており、装着し易い、電極の接触が確実であ
る、等の特長を有する。しかしこの導子は、装着した
後、空気を入れて一定圧力にした後、空気室を密封して
使用するため、筋肉が収縮と弛緩を繰り返すと、空気室
内圧は上昇したり低下したりして、電極を生体に押しつ
ける圧力が変動する。このため、刺激強度が筋収縮によ
って変動するという問題は解決されていない。また、電
極には柔軟性のないものを用いているので、筋収縮時に
電極がずれるという問題も解決されていない。
【0007】図6に示す導子は粘着導子と呼ばれるもの
で、電極61に導電性の良い粘着性ゲル62を付け、導
子カバー63でカバーしたものである。ゲル62を生体
に粘着させるだけで使用できるので、装着は簡単であ
る。しかも電極61には伝導性の良いシートを用いてい
るので、導子全体が柔軟性に富み、皮膚表面がどのよう
な形状であっても、正確に密着させることができる。し
かし、数回使用するとゲル62に汚れが付着して粘着し
にくくなり、電流の集中や通電不良が生じる。また、比
較的高価であるという問題もある。
【0008】図7に示す導子は吸着導子と呼ばれるもの
で、電極71と通電用のスポンジ72を導子カバー73
に収納したものである。しかも、導子カバー73内部空
間と装置本体に設置したポンプとを空気回路74で結合
している。空気回路74は刺激電流用のリード線も兼ね
て使用されることが多い。治療を開始すると、電極を介
して生体を電気刺激するとともに、ポンプで導子カバー
73の内部を吸引し、陰圧にする。このため、導子カバ
ー73の開口部を皮膚に接触させると、導子を生体に吸
着させることができる。体表面には曲率の小さい部分も
あるし、筋収縮時には体表面に凸凹ができるので、この
ような場合にも吸着するように、導子カバー73には柔
軟性をもたせている。
【0009】しかし、筋収縮時に導子カバー73の歪み
が追従できずに、導子カバー73の一部が浮いて空気が
漏れ、導子が脱落することがある。また、吸引圧や電気
刺激強度が変化すると導子カバー73がの歪みも不規則
に変化し、その度に接触面積と接触位置と吸着圧分布も
変化し、刺激が不正確になって治療効果が低下したり電
流が一部に集中して不快感や場合によっては火傷が生じ
ることがある。さらに、ある程度の重量を持つ導子を陰
圧で吸着させるので、治療後、吸着痕が残るという問題
もある。一方、通電を良くするためにスポンジ72に水
分を含ませで使用するので、吸引時にポンプが水を吸い
込んで故障の原因にもなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、図3の
普通導子には、装着し難い、導子の一部が生体から浮い
て電流が一部に集中する、筋収縮により導子の当接位置
がずれて正常な刺激ができなくなる、筋肉が収縮と弛緩
を繰り返すと導子の接触圧が変化して刺激強度が変化す
る等の問題がある。図4のベルト付き普通導子は、図3
の導子が有する問題点のうち、装着性だけを解決したも
のであり、これ以外の問題は解決されていない。図5の
加圧式導子には、筋収縮に伴い刺激強度が変化する、刺
激部位がずれる可能性があるという問題がある。
【0011】図6の粘着導子には、数回の使用で汚れが
付着し粘着力が低下し、電流が一部に集中したり全体の
刺激量が低下するという問題がある。図7の吸着導子に
は、導子が脱落する、刺激する部位、面積、強度が不規
則に変化し、しかも電流が一部に集中することがあると
いう問題がある。また、スポンジの水がポンプに入り故
障の原因にり、しかもポンプと空気回路の分、価格上昇
につながるという問題がある。
【0012】一方、導子は皮膚に直接接触させて使用す
るので、感染の可能性があり、また、不潔感を覚えるこ
とがある。このような問題を勘案し、本発明は、装着が
簡単で、刺激部位と刺激面積が変化せず、接触圧を制御
し、所望通りの正確な刺激ができる、清潔な導子を提供
することを目的とした。
【0013】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために、請求項1記載の発明では、生体に巻き付けて簡
単に装着できるようにしたベルト部材1と、ベルト部材
1に設けた空気室2と、この空気室に載置した電極3と
で導子を構成して、装着し易くした。また、導子を装着
した後、空気室2の内圧が所定の圧になるまで空気を入
れ、電極を正確に当接できるようにした。さらに、刺激
中、空気室の内部圧力を制御し、接触抵抗の変化による
刺激強度の変動を制御するようにした。
【0014】請求項1記載の発明により、空気室内圧を
一定になるように制御すると、筋肉が収縮しても電極の
接触圧は一定にすることができるので、導子の接触圧に
よる刺激量の変動を無くすことができる。一方、電気刺
激により筋収が収縮しているときに空気室圧が高くなる
ように制御すると、刺激強度も高くなり、刺激感を強調
できるし、筋収縮時に空気圧を低くすると刺激感を和ら
げることができる。このため、電気刺激時に空気室内圧
を制御すると、目的に応じて刺激感を変化させることが
できる。
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明で開示した導子の電極を柔軟性のある材質にし、加
圧したとき、空気室の圧力によって、電極を生体に密着
するようにした。このため、体表面が凸凹していても、
また、電気刺激をおこなって筋肉が収縮と弛緩を繰り返
しても、電極は体表面に密着し、電極の接触位置がずれ
たり、刺激面積が変化したり、押圧が偏って刺激電流が
一部に集中したりすることはなくなる。
【0016】請求項3記載の発明では、皮膚の接触抵抗
を一様にして刺激強度の経時的な変動を少なくし、正確
な刺激をおこなうことができるように、また、相互感染
を防止し清潔さを維持できるようにするために、電極
(3)と生体の間に、柔軟で伝導性のあるシート(9)
を介在させるようにした。電極の接触抵抗は皮膚の保水
量等によって異なるので、電極と皮膚の間に柔軟で導電
性のあるシート等を介在させることで、皮膚の接触抵抗
を一様にし、安定した確実な刺激が可能になる。しかも
このシートを取り替えることができるようにしているの
で、感染の危険性を減らすことができ、清潔さが維持で
きる。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明により、ベルトを巻き付け
るだけで簡単に導子を装着することができる。また、電
極が所定の位置に当接して空気室を膨張させるので、電
極を正確に密着させることができる。さらに、空気室の
圧力を制御するので、電極の接触圧を制御することがで
き、その結果、電極接触圧の変化に伴う刺激強度の変化
を任意に制御することができる。例えば空気室内圧が常
に一定になるように制御すると、筋肉が収縮しても電極
の押圧は一定になり、電気刺激量の変動を無くすことが
できる。また、電気刺激時に空気圧が高くなるように制
御すると、刺激感を強くすることができるし、電気刺激
時に圧力が低くなるように制御すると、刺激感を和らげ
ることができる。
【0018】請求項2記載の発明により、皮膚表面がど
のような形状であっても、又、筋肉が収縮と弛緩を繰り
返して表面が凸凹になっても、皮膚表面に電極を密着さ
せることができ、刺激部位は移動せず、刺激面積は変化
せず、電流の集中もなく、正確に所定の位置を電気刺激
することができる。
【0019】請求項3記載の発明により、電極と皮膚と
の電気的接触が確実になるので、どのような人でも、い
つでも、また、刺激経過による刺激強度の変動を小さく
することができる。また、患者毎にシートを交換するこ
とができるので、相互感染を防止することができ、清潔
で安全な刺激が可能になる。
【0020】
【実施例】図1は請求項1記載の発明による導子の実施
例であり、図の1はベルト部材、2は空気室、3は電
極、4は装置本体の刺激電流を電極3に供給するリード
線、5は空気室2と空気ポンプとを空気的に接続する空
気回路、6は空気室2に空気を供給する空気ポンプ、7
は空気ポンプ6を制御する制御部、8は面ファスナ、1
5は空気室2の内部圧力を検出するための空気回路であ
る。
【0021】ベルト部材1は布や皮革などの柔軟な材質
でできており、その一端に面ファスナ8を付けているの
で、生体に巻き付けて簡単に固定することができる。ベ
ルトの長さと幅は、適用する部位のサイズと、必要な電
極数、電極3を載置する空気室2のサイズ等により決定
される。
【0022】空気室2はベルト部材1を生体に装着した
とき、生体に接触する側に取り付けられ、電極3を載置
している。ベルト部材1を生体に巻き付けて導子を装着
した後、空気室2に空気を入れると、空気室2の圧力で
電極3を生体に密着させるようにしている。このため、
空気室2には柔軟性を持たせている。また、前述のよう
に、電極3と生体との接触圧が変化すると電気刺激強度
も変化するので、空気室2の圧力を制御して、電極3の
押圧を制御するようにしている。空気室2のサイズは、
必要な数の電極を必要な距離に配列できるように決定さ
れる。
【0023】電極3は、請求項2記載の発明により、柔
軟性のある導電性材料を用いている。導子を装着して空
気室2を加圧すると、電極3は空気室2によって生体に
押しつけられる。電極3は柔軟性があるので、生体表面
がどのような形状であっても、又、電気刺激によって筋
肉が収縮して体表面がどのような形状に変化しても、電
極3は体表面に密着する。
【0024】電極3には、導電性のゴムシートや金属製
のメッシュその他、導電性と柔軟性のあるものであれば
何を用いてもよいし、空気室の一部を導電性を良くして
併用しても良い。電極3の数は、通常の低周波治療器で
は1対(2個)の電極を、干渉低周波治療器では2対
(4個)又は3対(6個)の電極を使用するが、より多
くの導子を使用することもある。刺激の種類により電極
の数が、また、刺激部位によって電極間距離が決定され
る。電極の配列が決定すると、空気室2のサイズも決定
できる。これに生体の適用部位のサイズを勘案して、ベ
ルト部材1のサイズも決定される。
【0025】リード線4は装置本体で発生させた刺激電
流を、電極3を介して生体に供給するものである。空気
回路5は装置本体等に組み込まれたポンプ6と空気室2
を接続するものである。ポンプ6は空気回路5を介して
空気室2に空気を送り込む。
【0026】制御部7はポンプ6を制御する。面ファス
ナ8は、導子を生体に巻き付けて固定するのに用いる。
導子の固定は、ここでは面ファスナで固定する例を示し
たが、簡単に固定できればどのような方法を用いても良
い。空気回路15は、空気回路5と制御部7とを空気的
に結び、空気室2の内部圧力が、図には示していない
が、制御部に内蔵する圧センサで検出される。
【0027】図2は、請求項3記載の発明の実施例であ
り、請求項1と2で記載した発明による導子に、導電性
の良い、柔軟なシート9を、面ファスナ10で付けたと
きの様子を示す。シート9は電極と生体の間に介在さ
せ、皮膚の状態が異なっても常に一定の電気抵抗にする
ことができるので、変動の少ない、正確な刺激をおこな
うことができる。シート9には、柔軟で伝導性の良い安
価な素材、例えば吸湿させた紙線維シートや布が適して
いる。
【0028】皮膚の電気抵抗は皮膚表面の含水量にも依
存し、個人差が大きい。同じ人でも環境の変化や経時的
変化によっても皮膚の電気抵抗は変化する。また、電気
刺激をおこなっている間にも皮膚抵抗は変化する。この
ように様々な要因で皮膚の電気抵抗は変化し、電気刺激
強度も変化する。このような変化要因を除外し、確実な
電気刺激をおこなうためには、このシート9を生体と電
極の間に介在させることが効果的である。また、本実施
例ではシート9を簡単に取り替えることができるように
しているので、感染の恐れのある人が使用した後はシー
トを取り替えることで、清潔で安全な使用が可能にな
る。この例では、シート10をベルト部材1に面ファス
ナで固定するようにしているが、取り付け方は問わな
い。
【0029】以下に、本発明による導子を用いて電気刺
激をおこなう様子を説明する。使用にあたり、目的に応
じたサイズと電極数の導子を選び、シート9を面ファス
ナ10でベルト部材1に固定する。電極3を刺激部位に
当接させ、ベルト1を体に巻き付け、面ファスナ8で固
定する。その後、制御部7を操作して空気ポンプ6を作
動させ、空気室2の内部圧力が適切な値になるまで空気
室2に空気を送る。以上の準備の後、電気刺激と空気圧
制御のモードを選択すると、治療を開始することができ
る。以下に、刺激中に空気室内圧を一定に制御するモー
ドの例について述べる。
【0030】図1(B)の(a)のような間欠通電(間
欠的に通電と休止を繰り返す刺激法)をおこなうと、通
電時には筋肉が収縮し、休止時には筋肉は弛緩する。こ
のときの空気室2の内部圧力は、図1(B)の(b)の
破線に示すように、電気刺激と同期して、高くなったり
低くなったりする。
【0031】空気室2の内部圧力は、空気回路5と15
を介して、図には記載していないが、制御部に内蔵する
圧力センサで検出される。通電中、空気室2の内部圧力
が高くなると、請求項1記載の発明により、制御部7か
ら指令を出して、空気ポンプ2を停止し、図には記載し
ていないが、空気回路に設けた排気口から排気し、空気
室2の圧力を下げる。
【0032】電気刺激時に空気室の空気を排気すると、
次に電気刺激を休止した期間に筋肉が弛緩し、空気室2
の内圧は低下する。これを圧力センサで検出し、制御部
7から指令を出し、排気口を閉じ、ポンプ6を作動さ
せ、空気室2に空気を送り込み、空気室内圧が高くなる
ようにする。このようにして、請求項1記載の発明によ
り、空気室2の内部圧力を、図1(B)の(b)の実線
に示すように、一定に保つことができる。空気室2の内
部圧力が一定であれば、電極3と生体の接触圧は一定に
なり、接触圧の変動に伴う刺激強度の変化を無くすこと
ができる。
【0033】また、請求項2記載の発明により、電極3
は柔軟な部材で構成しているため、生体がどのような形
状であっても、また、電気刺激によって筋肉が収縮と弛
緩を繰り返しても、電極3は常に生体に密着し、位置が
ずれたり、一部が浮いたり、接触面積が小さくなったり
することが無く、正確で安全な電気刺激ができる。
【0034】さらに、請求項3記載の発明により、電極
3と生体の間に、柔軟で導電性の高いシート9を介在さ
せたので、皮膚状態により刺激強度が変動するという不
都合を解消できる。しかも、患者毎にシート9を取り替
えると、相互感染の危険もなくなり、清潔な治療を行う
ことができる。
【0035】このように、空気室2の内圧を一定に制御
するモードでは、使用中、常にセンサで空気室2の内圧
を検出し、ポンプ6を制御して、空気室2の内圧が変化
しないようにして、電極3と生体の接触圧は常に一定に
保つようにしている。このため、電極3と生体との接触
圧の変化による刺激強度の変化は無くすことができる。
しかも電極3は柔軟であるため、装着面がどのような形
状をしていても、また、電気刺激によって筋肉が収縮と
弛緩を繰り返しても、電極3は常に生体に密着してお
り、電極と生体が接触する面積は常に一定で、接触位置
がずれることはない。さらに、電極3と皮膚の間に導電
性のよい柔軟なシート9を介在させている。このため、
電気刺激の強度の変動は非常に少なくなり、正確で安全
な電気刺激が可能になる。
【0036】このように、本発明による導子は、装着し
易く、且つ脱落することはない。また、刺激中、柔軟な
電極を一定の圧力で生体に押し当てており、しかも電極
と皮膚の間に導電性の良い柔軟なシートをいるので、筋
肉が収縮と弛緩を繰り返しても、電極の一部が浮いた
り、電極の位置がずれたり、電極の接触面積が変わった
り、電極と生体の接触圧が変わることがない。このた
め、電流が一部に集中したり、刺激効率が低下したり、
刺激強度が変動したりすることはなく、正確で安全な刺
激が可能になり、従来の欠点をほぼ解決することができ
る。しかも、吸引導子と異なり、電極部に水を使用して
ポンプで吸引するということをしていないので、水吸引
によるポンプの故障は無い。
【0037】一方、請求項1記載の発明を用いて、図1
(C)に示すように、空気室内圧を電気刺激と同期する
ように制御することもできる。本発明による導子を装着
し、電極3が生体に十分接触するように空気室2に空気
を入れた後、図1(C)の(a)のように間隔通電(通
電と休止を繰り返す通電法)をおこなうと、これと同期
して、図1(C)の(b)の破線に示すように、空気室
2の内部圧力は高くなる。
【0038】刺激期間中に、空気ポンプ6を作動させ
て、図1(C)の(b)の実線に示すように、空気室2
の内部圧力がさらに高くなるように制御すると、電極3
と生体の接触圧が高くなり、接触抵抗が低下するので、
より多くの電流が流れ、刺激感を増強することができ、
よりメリハリの利いた刺激が可能になる。逆に、電気刺
激時に空気室2の内部圧力を低下させるように制御する
と、刺激感を和らげることができ、ソフトな治療ができ
る。本発明によると、空気室の内圧は任意に制御するこ
とができるので、目的に応じて最適の制御をおこなうこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
り、ベルト部材を巻き付けて面ファスナで固定するだけ
で導子を装着できるので、装着のため手間を省くことが
でき、しかも導子の脱落が無いので、医療の効率を向上
させることができる。また、空気室を加圧して、その圧
力で電極を押しつけるため、治療中、電極は刺激部位に
確実に当接される。しかも、空気室内圧が一定になるよ
うに制御すると、電極の接触抵抗を一定にすることがで
きるので、筋肉が収縮と弛緩を繰り返しても、電極の接
触圧変動による刺激強度の変動は無く、所定の強度で電
気刺激を続けることができる。空気室内圧を電気刺激と
同期させると、従来以上に刺激感を強調することがで
き、メリハリのきいた刺激をおこなうことができる。空
気室内圧は自由に制御することができるので、目的に応
じて様々な刺激を実現することができ、治療効果と治療
の満足感を高くすることができる。
【0040】さらに、請求項2記載の発明により、空気
室を加圧すると、生体がどのような形状であっても、ま
た筋肉が収縮と弛緩を繰り返して体表面が隆起したり平
坦になったりを繰り返しても、導子を生体に密着させる
ことができる。このため、電極の当接位置がずれたり、
電極の一部が浮いたり、刺激面積と形状が変化したりす
ることはない。このため、電流の一部への集中や変動の
ない正確な電気刺激が可能になり、刺激効率が高い、痛
みや火傷の危険の少ない、安全で効果的な治療をおこな
うことができる。
【0041】また、請求項3記載の発明により、電極と
生体の間に、導電性のよい柔軟なシートでカバーするの
で、皮膚の状態がどのように変化していても、電極と生
体の電気的接触を確実にすることができる。このため、
常に安定した信頼性の高い刺激をおこなうことができ
る。また、感染の防止にも有効で、清潔さを維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は請求項1記載の発明による導子の実施
例であり、(B)は空気室の圧力を一定に制御するとき
の電気刺激信号と空気圧の様子、(C)は空気室の圧力
を電気刺激と同期して高くするように制御したときの電
気刺激信号と空気圧の様子である。
【図2】請求項3記載の発明による導子の実施例であ
る。
【図3】従来の普通導子の例である。
【図4】従来のベルト付き普通導子の例である。
【図5】従来の加圧導子の例である。
【図6】粘着導子の例である。
【図7】吸着導子の例である。
【付号の説明】
1・・・ベルト部材 2・・・空気室 3・・・電極 4・・・電極用リード線 5、15・・・空気回路 6・・・ポンプ 7・・・制御部 8、10・・・面ファスナ 9・・・導電性シート 31・・・電極 32・・・スポンジ 33・・・導子カバー 34・・・電極用リード線 41・・・導子固定ベルト 42・・・普
通導子 51・・・ベルト部材 52・・・空
気室 53・・・電極 61・・・電極 62・・・粘着部 63・・・導子カバー 71・・・電極 72・・・スポンジ 73・・・導子カバー 74・・・空気回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体に巻き付けて装着できるようにしたベ
    ルト部材(1)と、ベルト部材(1)の生体に接する面
    に設けた空気室(2)と、空気室(2)に載置した電極
    (3)と、を有する加圧式低周波治療器用導子に、空気
    ポンプ(6)と、空気室(2)と空気ポンプ(6)とを
    接続する空気回路(4)と、を接続し、空気室(2)の
    内部が所定の圧力になるように制御するようにした、加
    圧式低波治療器用導子。
  2. 【請求項2】電極(3)に柔軟な部材を使用し、空気室
    (2)の圧力で電極(3)を生体に密着させるようにし
    たことを特長とする、請求項1記載の加圧式低周波治療
    器用導子。
  3. 【請求項3】電極(3)と生体との間に、薄くて柔軟性
    のある導電性シート(9)を介在させるようにしたこと
    を特長とする、請求項1記載の加圧式低周波治療器用導
    子。
JP2000150930A 2000-05-23 2000-05-23 加圧式導子を用いた低周波治療器 Expired - Lifetime JP4605679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000150930A JP4605679B2 (ja) 2000-05-23 2000-05-23 加圧式導子を用いた低周波治療器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000150930A JP4605679B2 (ja) 2000-05-23 2000-05-23 加圧式導子を用いた低周波治療器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001327610A true JP2001327610A (ja) 2001-11-27
JP2001327610A5 JP2001327610A5 (ja) 2007-07-05
JP4605679B2 JP4605679B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=18656562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000150930A Expired - Lifetime JP4605679B2 (ja) 2000-05-23 2000-05-23 加圧式導子を用いた低周波治療器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4605679B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030050844A (ko) * 2001-12-19 2003-06-25 주식회사 하이메딕스 에어 및 저주파를 이용한 마사지 시스템
JP2003339884A (ja) * 2002-05-31 2003-12-02 Fes:Kk 顔面電気刺激装置
JP2004141384A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Ogawa Hidekazu 整復装置および衣類ならびにそれらを用いた整復方法
JP2007117268A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Seiko Epson Corp 生体情報機器
JP2009247596A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Nihon Medix 電気的刺激装置
JP2011245258A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Minato Ikagaku Kk 遠隔電気刺激装置
JP2012509147A (ja) * 2008-11-21 2012-04-19 タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ 電極ガーメント
JP2013544175A (ja) * 2010-12-03 2013-12-12 シネロン メディカル リミテッド 電極皮膚接触を改善する方法及び装置
JP2016189830A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 国立大学法人高知大学 圧迫システム及び圧迫装置
JP2018079264A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 小澤 仁 低周波治療装置
KR102163640B1 (ko) * 2020-01-30 2020-10-08 (재)예수병원유지재단 공기압박치료와 신경근육 전기치료를 동시 실시하는 부종치료장치
CN113274648A (zh) * 2021-05-14 2021-08-20 云南普慧医疗科技有限公司 一种治疗或理疗用人体体表的吸附装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101787995B1 (ko) * 2016-05-18 2017-10-19 박명복 다이어트 보정 속옷

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147100B2 (ja) * 1982-01-15 1986-10-17 Matsushita Electric Works Ltd
JPH01112850U (ja) * 1988-01-22 1989-07-28
JPH04132566A (ja) * 1990-09-25 1992-05-06 Matsushita Electric Works Ltd 低周波治療器
JPH0520752U (ja) * 1991-09-03 1993-03-19 オムロン株式会社 低周波治療器の導子
JPH0562266U (ja) * 1991-04-12 1993-08-20 伊藤超短波株式会社 低周波治療器用導子
JPH0647078A (ja) * 1992-07-29 1994-02-22 Brother Ind Ltd 寝袋型マッサージ機
JPH0663080A (ja) * 1992-08-21 1994-03-08 Sanyo Electric Co Ltd エアマット
JPH11299744A (ja) * 1998-04-22 1999-11-02 Mi Sogo Kenkyusho:Kk 循環器系総合評価装置
JP2000126312A (ja) * 1998-10-27 2000-05-09 Marutaka Co Ltd 電子治療器

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147100B2 (ja) * 1982-01-15 1986-10-17 Matsushita Electric Works Ltd
JPH01112850U (ja) * 1988-01-22 1989-07-28
JPH04132566A (ja) * 1990-09-25 1992-05-06 Matsushita Electric Works Ltd 低周波治療器
JPH0562266U (ja) * 1991-04-12 1993-08-20 伊藤超短波株式会社 低周波治療器用導子
JPH0520752U (ja) * 1991-09-03 1993-03-19 オムロン株式会社 低周波治療器の導子
JPH0647078A (ja) * 1992-07-29 1994-02-22 Brother Ind Ltd 寝袋型マッサージ機
JPH0663080A (ja) * 1992-08-21 1994-03-08 Sanyo Electric Co Ltd エアマット
JPH11299744A (ja) * 1998-04-22 1999-11-02 Mi Sogo Kenkyusho:Kk 循環器系総合評価装置
JP2000126312A (ja) * 1998-10-27 2000-05-09 Marutaka Co Ltd 電子治療器

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030050844A (ko) * 2001-12-19 2003-06-25 주식회사 하이메딕스 에어 및 저주파를 이용한 마사지 시스템
JP2003339884A (ja) * 2002-05-31 2003-12-02 Fes:Kk 顔面電気刺激装置
JP2004141384A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Ogawa Hidekazu 整復装置および衣類ならびにそれらを用いた整復方法
JP2007117268A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Seiko Epson Corp 生体情報機器
JP2009247596A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Nihon Medix 電気的刺激装置
JP2012509147A (ja) * 2008-11-21 2012-04-19 タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ 電極ガーメント
US8868216B2 (en) 2008-11-21 2014-10-21 Covidien Lp Electrode garment
JP2011245258A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Minato Ikagaku Kk 遠隔電気刺激装置
JP2013544175A (ja) * 2010-12-03 2013-12-12 シネロン メディカル リミテッド 電極皮膚接触を改善する方法及び装置
JP2016189830A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 国立大学法人高知大学 圧迫システム及び圧迫装置
JP2018079264A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 小澤 仁 低周波治療装置
KR102163640B1 (ko) * 2020-01-30 2020-10-08 (재)예수병원유지재단 공기압박치료와 신경근육 전기치료를 동시 실시하는 부종치료장치
CN113274648A (zh) * 2021-05-14 2021-08-20 云南普慧医疗科技有限公司 一种治疗或理疗用人体体表的吸附装置
CN113274648B (zh) * 2021-05-14 2023-04-25 云南普慧医疗科技有限公司 一种治疗或理疗用人体体表的吸附装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4605679B2 (ja) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001327610A (ja) 加圧式低周波治療器用導子
CN203763473U (zh) 脸部用的按摩装置
US20050119701A1 (en) Wearable monitoring system and method of manufacturing of a wearable monitoring system
JP5128166B2 (ja) 電極パッド
JP2008503312A (ja) 歯肉専用の低周波刺激器
GB1384638A (en) Ambulatory stimulator
US20130281914A1 (en) Transdermal drug administration device
KR101647892B1 (ko) 호흡 이상 개선 장치
KR20080043709A (ko) 저주파 치료기
JPH11235373A (ja) 足裏マッサージ器の電極ブーツ
EP1315536B1 (en) Apparatus for performing microcurrent electrotherapy
US11730958B2 (en) Non-invasive nerve activator with boosted charge delivery
JP4362307B2 (ja) 治療用パッド及び電気治療器
JP2004159673A (ja) イオントフォレーゼ用デバイス
GB2136297A (en) Electronic Stimulation of Muscles
CN204502106U (zh) 一种捆绑式理疗电极片
KR20200072823A (ko) 저주파 자극기
KR200303729Y1 (ko) 부압 및 펄스를 가변할 수 있는 저주파 치료기의전극연결장치
JP2003325636A (ja) 健康器具
CN216877601U (zh) 一种按摩腰带
JP3228165U (ja) 筋肉トレーニング装置
JP2583834Y2 (ja) 健康増進テープ
CN208641546U (zh) 一种穿戴式复合治疗仪
JP3091848U (ja) 低周波治療器の皮膚接触電極体
JP2000262566A (ja) 床ずれ防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070522

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100831

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4605679

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term