JP2001327533A - シリコーン系化合物の層を有する吸収性物品 - Google Patents
シリコーン系化合物の層を有する吸収性物品Info
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Abstract
る防漏カフを得る。 【解決手段】 液透過性トップシート4とバックシート
2と前記両シートの間に挟まれた吸収コア3とを含む吸
収性物品(生理用ナプキン1)である。生理用ナプキン
1の両側部には横漏れを防止する防漏カフ5、5が設け
られ、前記防漏カフ5、5の表面にはシリコーン系化合
物の層8、8が設けられている。この防漏カフ5、5に
よって横漏れを確実に防止できる。また、防漏カフには
経血などの排泄液が付着しにくいので、生理用ナプキン
の交換時に使用者が視覚的に不快感を感じにくい。
Description
る。更に詳しくは、排泄物を確実にトップシートへと導
き、且つ滲み出しによる横漏れも防止することができる
防漏カフ、あるいはフラップを設けた吸収性物品に関す
る。またさらに詳しくはシリコーン系化合物層を有する
防漏カフ、あるいはフラップを設けた吸収性物品に関す
る。
い捨ておむつ、尿取りパッドなど、排泄物を吸収させる
ための吸収性物品が多く使用されている。これら吸収性
物品は、装着者の肌側に位置して排泄液を透過させる液
透過性トップシートと、下着側に位置するバックシート
と、前記トップシートとバックシートの間に挟まれた吸
収コアとから構成される。さらにこれらの吸収性物品で
は、横方向に排泄液(排泄物)が移動して吸収性物品の
外へと漏れることを防止するため、両側部には防漏カフ
が設けられる。このような吸収性物品では、装着時に物
品内の湿度が高くなることを防止するため、通気性を持
つ素材で形成され、例えば防漏カフは疎水性繊維からな
る不織布で形成されている。
らなる不織布では、排泄物が不織布に付着し、吸収性物
品の着用者の体圧によって排泄物が防漏カフの外側面へ
滲み出すことがある。
を形成した場合、排泄液が一旦防漏カフに接触すると少
量ではあるものの排泄液が防漏カフに付着してしまう。
特に経血など蛋白質を含む液体は不織布などに強固に付
着する。よって、生理用ナプキン等においては、使用後
の廃棄時に、防漏カフに付着した経血の色によって装着
者が不快感を感じ易い。
布などに付着しやすいため、使い捨ておむつなどにおい
ては、軟便や水様便が防漏カフに付着することによって
装着者に不快感を与える。
あり、排泄物の滲み出しによる横漏れを効果的に防止で
き、また前記排泄物がトップシート以外の領域で付着し
にくい吸収性物品を提供することにある。
当接する液透過性のトップシートと、バックシートと、
前記トップシートとバックシートとの間に位置する吸収
コアと、が設けられた吸収性物品において、前記吸収コ
アの両側方で肌当接面側に位置するシートの表面に、シ
リコーン系化合物の層が形成されていることを特徴とす
る吸収性物品である。
防漏カフおよび/またはフラップ部にシリコーン系化合
物層が設けられているので、排泄物が防漏カフおよび/
またはフラップ部の外側面に滲み出ることを防止でき
る。さらに、シリコーン系化合物層の表面には排泄物が
付着しにくく、特に蛋白質を含んだ経血であっても付着
しにくい。よって前記防漏カフやフラップ部に前記経血
などが付着しにくくなり、吸収性物品の交換時などに不
快感を与えにくいものとなる。
カフを有し、前記防漏カフの表面と裏面のうちの少なく
とも1面にシリコーン系化合物の層が形成されているこ
とができる。
ップ部を有し、前記フラップ部の肌当接側表面にシリコ
ーン系化合物の層が形成されていてもよい。
接する第1のシリコーン系化合物の第1層と、第1層の
上に形成された第2のシリコーン系化合物の第2層とか
らなることが好ましい。
第1のシリコーン系化合物と第2のシリコーン系化合物
との混合物で形成されており、前記層の表面に、第2の
シリコーン系化合物が第1のシリコーン系化合物より多
く現れていることが好ましい。
は前記第1のシリコーン系化合物より表面張力が低いこ
とが好ましい。
30.0mN/m以下であることが好ましい。
ン樹脂であることが好ましい。前記第2のシリコーン系
化合物はシリコーンオイルであることが好ましい。この
場合、前記シリコーンオイルのポリシロキサン骨格導入
率が30〜100%であることが好ましい。さらに、前
記シリコーンオイルの重合度は100以下であることが
好ましい。
の吸収性物品として生理用ナプキンを示す平面図、図2
は図1のII−II線の断面図である。生理用ナプキン
の横方向をX方向とし、縦方向をY方向とする。また、
装着者へ方向をZ1方向とし、下着などの外部装着体へ
の方向をZ2方向とする。
装着者の肌に対面する液透過性のトップシート4と、下
着側に対面するバックシート2と、前記トップシート4
とバックシート2との間に挟まれる吸収コア3とを有し
て砂時計形状に形成されている。すなわち、砂時計形状
の吸収コア3の周辺において、吸収コア3より一回り大
きな砂時計形状のトップシート4とバックシート2とが
接合されている。このトップシート4とバックシート2
とが接合されたものが前記吸収コア3の横方向の両側に
延出して、フラップ部6、6が形成されている。
の上に位置するトップシート4の上面から上方へ防漏カ
フ5、5が延びており、この防漏カフ5、5は、前記縦
方向に延びている。
り、前記シートは生理用ナプキン1の横方向の両側縁部
1R、1Lまで延びて、前記トップシート4の表面に接
合され、防漏カフ5を形成している前記シートと前記ト
ップシート4と前記バックシート2とで前記フラップ部
6、6が形成されている。
る固定端5bを起点として肌当接側に延びる自由端5a
が立ち上がって前記防漏カフ5,5が形成されている。
自由端5aには、Y方向へ延びる弾性部材7が伸長した
状態で接合されている。
両端部は、生理用ナプキン1の肌当接側での縦方向両端
部1eにおいて自由端5aがトップシート4側へ倒れる
ように接合されており、その結果、自由状態では弾性部
材7が収縮し、生理用ナプキン1が縦方向へ向けて肌当
接側が凹状に湾曲変形し、またその結果、図2に示すよ
うに防漏カフ5は固定端5bから自由端5aが肌当接側
へ向けてZ1方向へ立ち上る。なお、図2においては固
定端5bが吸収コア3上で形成されているが、固定端5
bは前記フラップ部6上に形成されてもよい。
カフ5の表面、すなわち内側面5mには、固定端5bか
ら自由端5aまでシリコーン系化合物の層8が設けられ
ている。シリコーン系化合物の層8は撥水性が高いた
め、吸収コア3で吸収しきれなかった経血などの排泄液
がX方向へ多量に移動し、排泄液と層8とが接触した部
分に体圧がかかったとしても、排泄液は前記層8から防
漏カフ5の外側面5nへ滲み出て透過することがないた
め、横漏れを防止できる。またシリコーン系化合物の層
8が設けられている箇所に経血が接触しても、経血はシ
リコーン系化合物の層8の表面上には付着せず、層8の
表面をZ2方向へ滑り落ち、吸収コア3によって吸収さ
れる。よって、生理用ナプキン1を使用後に廃棄すると
き、装着者は経血で汚れた防漏カフを目にすることが無
くなり、装着者は視覚的に不快感を感じにくくなる。
カフ5の表面と裏面、すなわち内側面5mから外側面5
nの双方に設けられていてもよい。また、図2において
はシリコーン系化合物の層8が防漏カフ5は自由端5a
を完全に覆っているが、自由端5aはシリコーン系化合
物の層8に覆われてなくてもよい。
ばキュプラ、レーヨン、アセテートなどのセルロース系
化合物、ナイロン6、ナイロン66、芳香族ナイロンな
どのポリアミド系化合物、ビニロンなどのポリビニルア
ルコール系化合物、ビニリデンなどのポリ塩化ビニリデ
ン系化合物、ポリ塩化ビニルなどのポリ塩化ビニル系化
合物、ポリエチレンテレフタレートやポリアクリレート
などのポリエステル系化合物、アクリルなどのポリアク
リロニトリル系化合物、低密度系ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエ
チレン系化合物、ポリプロピレンなどのポリプロピレン
系化合物、ポリウレタンなどのポリウレタン系化合物及
びベンゾエートなどのポリアルキレンパラオキシベンゾ
エート系化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種
の化合物から形成された繊維及び/または天然繊維(コ
ットン、麻、絹、パルプなど)により構成された不織布
や、前記少なくとも一種の化合物から形成されたフィル
ムやネットである。好ましくは通気性をもつもので形成
することが好ましい。さらに好ましくは、PE繊維、P
P繊維、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維
や、PE/PPまたはPE/PETなどの複合繊維(す
なわち芯鞘型繊維やサイドバイサイド型繊維)等から形
成されるスパンレース不織布、スパンボンド不織布、エ
アースルー不織布、サーマルボンド不織布である。熱可
塑性繊維を含んだ不織布であれば、生理用ナプキン1に
熱溶着によって接合でき、さらに肌に対する感触に優れ
たものとなる。
薄く塗工できるように、防漏カフを形成する前記シート
の表面は濡れ性が高いことが好ましい。例えばポリエチ
レンフィルムなどからなるシートで防漏カフ5を形成す
る場合、シリコーン系化合物の塗工に先立ち、コロナ放
電処理を施して濡れ性を向上させることもできる。
イル、シリコーン樹脂、シリコーンワニス、シリコーン
ゴム等の公知のシリコーン系化合物を一種または2種以
上用いて形成することができる。シリコーン系化合物の
層8を一種類の化合物で形成する場合、シリコーン系化
合物はポリシロキサン骨格導入率が30〜100%のシ
リコーンオイルであることが好ましい。前記シリコーン
オイルは重合度が100以下であることが更に好まし
い。
シリコーン系化合物から形成することができる。具体的
には、防漏カフ5の表面に接触するように設けられた第
1のシリコーン系化合物の第1層と、第1層の表面に面
する第2のシリコーン系化合物の第2層とからなること
が好ましい。または、シリコーン系化合物の層8は、第
1のシリコーン系化合物と第2のシリコーン系化合物と
の混合物の層であり、第2のシリコーン系化合物が前記
層8の表面に第1のシリコーン系化合物より多く現れて
いることが好ましい。なおこれらの場合、第2のシリコ
ーン系化合物として第1のシリコーン系化合物より表面
張力の低いものを使用すると、層8の表面に、排泄物、
例えば経血が付着しにくいものとなる。なお、ここでい
うシリコーン系化合物の表面張力は液体状態の表面張力
を意味する。ただし、シリコーン系化合物の固定後(固
体化後)においても、第1のシリコーン系化合物の表面
張力が第2のシリコーン系化合物の表面張力より大きい
ことが好ましい。
るシリコーン系化合物の層8は以下の(1)〜(3)の
方法によって得ることができる。
に第1のシリコーン系化合物を塗工して架橋させ、下地
層を形成し、下地層の固定後、下地層の表面に第2のシ
リコーン系化合物を塗工して表面層を形成する方法。
のシリコーン系化合物より表面張力の低い第2のシリコ
ーン系化合物との混合物を、シートの表面に塗工してシ
リコーン混合物層を形成し、第2のシリコーン系化合物
がシリコーン混合物層の表面側へ移行し、第1のシリコ
ーン系化合物がシート側へ移行した状態でそれぞれのシ
リコーン系化合物を架橋させる方法。
のシリコーン系化合物より表面張力の低い第2のシリコ
ーン系化合物との混合物をシートの表面に塗工してシリ
コーン混合物層を形成し、架橋後、ブリーディングさせ
ることにより第2のシリコーン系化合物が主にシリコー
ン系化合物の層8の表面に現れるようにする方法。
ン系化合物を塗工・固定後、第2のシリコーン系化合物
系を塗工して2層構造を形成するので、第1のシリコー
ン系化合物と第2のシリコーン系化合物は、反応性ポリ
マーと非反応性化合物のどちらを使用しても良い。
コーン系化合物として反応性ポリマーを、第2のシリコ
ーン系化合物として非反応性化合物を好ましく使用す
る。前記(2)においては、第1のシリコーン系化合物
と第2のシリコーン系化合物とを混合したものを塗工し
た状態でしばらく放置すると、第1のシリコーン系化合
物が基材シート側に移行し、また第2のシリコーン系化
合物が表面側に移行する。この状態で架橋処理を行な
い、シリコーンを防漏カフ5の表面に固定する。
コーン系化合物を混合したものを塗工した直後、すぐに
加熱などの架橋処理を行なう。すると、第2のシリコー
ン系化合物が表面側にブリーディングする。これは、非
反応性の第2のシリコーン系化合物の表面張力が第1の
シリコーン系化合物より小さいために起こると思われ
る。(3)の場合、防漏カフ5から層8の表面に向かっ
て第2のシリコーン系化合物の量が徐々に多くなってい
る。
説明する。排泄物の付着防止効果を高めるためには、第
1のシリコーン系化合物は表面張力が30.0mN/m
以下であることが好ましい。なお、本発明でいう表面張
力は、標準状態(気温20℃)で測定されたものとす
る。
造を基本骨格とする反応性をもつシリコーンオイルであ
ることが好ましい。例えば、メチルハイドロジエンシリ
コーンオイル、ポリジメチルシロキサンジオール、エポ
キシ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコー
ンオイル、メタクリル変性シリコーンオイル、アルコー
ル変性シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオ
イル、ビニル変性シリコーンオイル及びアミノ変性シリ
コーンオイルからなる群より選ばれる少なくとも一種の
化合物であることが好ましい。これらは、塗工後、乾燥
・加熱等の処理により、防漏カフ5の表面に固着する。
コーン系化合物として非反応性のシリコーン系化合物も
使用できる。その場合、非反応性のシリコーン系化合物
を塗工し、UV・EB照射によるラジカル重合による架
橋処理を行なうことによって防漏カフ5の表面に固着さ
せ、その後、第2のシリコーン系化合物を塗工する。非
反応性のシリコーン系化合物としては、非反応性シリコ
ーンオイル、例えば、ジメチルシリコーンオイル、メチ
ルフェニルシリコーンオイル、アルキル変性シリコーン
オイル、アラルキル変性シリコーンオイル、ポリエーテ
ル変性シリコーンオイル、フルオロアルキル変性シリコ
ーンオイル及び脂肪酸エステル変性シリコーンオイルか
らなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物であるこ
とが好ましい。
リコーン系化合物として、ポリシロキサン、シリコーン
アルキドワニス、シリコーンエポキシワニス、シリコー
ンポリエステルワニス、シリコーンアクリルワニス、シ
リコーンフェノールワニス、シリコーンウレタンワニ
ス、シリコーンメラミンワニスなどのシリコーンワニス
や、ジメチルシリコーンゴム、メチルビニルシリコーン
ゴム、メチルフェニルビニルシリコーンゴム及びメチル
フルオロアルキルシリコーンゴムなどのシリコーンゴム
も用いることができる。
説明する。第2のシリコーン系化合物の表面張力は、第
1のシリコーン系化合物の表面張力より低いことが好ま
しい。第2のシリコーン系化合物の表面張力は、第1の
シリコーン系化合物の表面張力より、5.0mN/m以
上小さいことが好ましい。また、汚れ付着防止効果を高
めるため、第1のシリコーン系化合物として表面張力が
30.0mN/m以下のものを使用する場合、第2のシ
リコーン系化合物の表面張力は21.0mN/m以下で
あることが好ましい。
系化合物が非反応性シリコーンオイルであることが好ま
しく、例えば、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェ
ニルシリコーンオイル、メチルハイドロジエンシリコー
ンオイル、ポリジメチルシロキサンジオール、アルキル
変性シリコーンオイル、アラルキル変性シリコーンオイ
ル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、フルオロアル
キル変性シリコーンオイル、脂肪酸エステル変性シリコ
ーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、エポキシ変
性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイ
ル、メタクリル変性シリコーンオイル、アルコール変性
シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオイル及
びビニル変性シリコーンオイルからなる群より選ばれる
少なくとも一種の化合物であることが好ましい。
リコーン系化合物は非反応性シリコーン系化合物である
ことが好ましく、例えばポリシロキサン、シリコーンア
ルキドワニス、シリコーンアクリルワニス、シリコーン
フェノールワニス、シリコーンウレタンワニス、シリコ
ーンメラミンワニス及びジメチルシリコーンゴムからな
る群より選ばれる少なくとも一種の化合物であることが
好ましい。
め、前記(1)においては、第1のシリコーン系化合物
で形成される下地層の厚みが少なくとも0.1μm以上
であることが好ましい。さらに好ましくは0.3μmで
ある。また、第2のシリコーン系化合物で形成される表
面層の厚みが少なくとも0.1μm以上であることが好
ましい。さらに好ましくは0.2μmである。なお、前
記(2)(3)の場合も分離した後の各層の厚みがこの
程度になることが好ましい。
ーン系化合物を架橋させる方法として一般に用いられて
いる方法により行なうことができる。例えば、加熱によ
る縮合架橋・付加架橋や、UVによるカチオン重合・ラ
ジカル重合や、EBによるラジカル重合である。
ン系化合物を塗付する方法としては、エアドクタコー
タ、ブレードコータ、ロッドコータ、ナイフコータ、ス
クイズコータ、含浸コータ、リバースロールコータ、ト
ランスファロールコータ、グラビアコータ、キスロール
コータ、キャストコータ、スプレーコータ、カーテンコ
ータ、カレンダコータまたは押出コータなどの塗工方法
を用いることができる。なお、コーターを用いてシリコ
ーン系化合物を塗工するにあたり、層を均一に且つ薄く
塗工するためにシリコーン系化合物は粘度が500mm
2/s以下であることが好ましい。
プシート4は、親水処理されたPE繊維、PP繊維、P
ET繊維、またはこれらの複合繊維などで形成された不
織布であり、スパンボンド不織布、スパンレース不織
布、エアースルー不織布、サーマルボンド不織布などで
ある。あるいは開孔処理が施された樹脂シートである。
されることが好ましい。バックシート2は、通気性の樹
脂フィルム、撥水処理されたスパンボンド不織布、メル
トブローン不織布、またはそれら2つの複合不織布、あ
るいは不織布と通気性の樹脂フィルムとのラミネートシ
ートである。なおバックシート2のZ2方向の裏面に
は、下着などの外部装着体などに掛止させるための粘着
層2fが設けられている。なお、生理用ナプキンの使用
時まで粘着層2fを保護するための離型紙も設けられる
ことが好ましい。
ルプと高吸水性ポリマーの混合物などにより形成され、
粉砕パルプあるいは粉砕パルプと高吸水性ポリマーとの
混合物がティッシュなどの吸収性シートで包まれたもの
である。
レタン、スチレン−ブタジエン共重合体から形成される
エラストマーであり、その形状としては、糸状、フィラ
メント状、フィルム状、帯状(ベルト状)などの形態を
取り得る。またはエラスチックスパンボンド不織布やエ
ラスチックメルトブロン不織布などの伸縮性不織布を切
断したもの等も使用可能である。ただし、弾性部材7が
設けられる代りに、防漏カフ5自体を収縮性を持つシー
トや不織布で形成したり、通常のシートや不織布に細か
な凹凸を付して収縮性を持たせたもので形成してもよ
い。
断面図であり、第1の実施の形態の図2に相当する。図
3に示す生理用ナプキン1Aでは、図2のようにシリコ
ーン系化合物の層8は防漏カフ5の表面には設けられて
おらず、生理用ナプキン1Aの吸収コア3のX方向外側
から両側縁部1R,1Lへ延びるフラップ部6、6の表
面にシリコーン系化合物の層8Aが設けられている。こ
の生理用ナプキン1Aでは、トップシート4の中央部か
ら、フラップ部6、6へ経血などの排泄液が流れても、
シリコーン系化合物の層8Aによって生理用ナプキン1
Aの外へと漏れることを防止できる。
層8Aが形成されて前記フラップ部6の両側縁部1R、
1LにY方向へ延びる弾性部材を設け、フラップ部6、
6が肌当接側へ立ち上がって実質的に防漏カフを形成し
ているものであってもよい。
6の双方に前記シリコーン系化合物の層を形成してもよ
い。
弾性部材が設けられていてもよい。図4は、本発明の第
3の実施の形態を示す断面図である。図4に示す吸収性
物品は生理用ナプキン1Bである。生理用ナプキン1B
の両側部では、両側縁部1R,1Lから吸収コア3の側
部まで延びるバックシート2上にフラップ用シート9が
設けられている。そして、バックシート2とフラップ用
シート9は互いに接合されてフラップ部6B、6Bを形
成している。生理用ナプキン1Bは、前記生理用ナプキ
ン1、1Aに設けられているような防漏カフ5を有しな
いが、フラップ部6Bの端部(生理用ナプキン1Bの両
側縁部1R,1L)には弾性部材7が設けられ、フラッ
プ部6Bの端部が装着者の方向(Z2方向)へ立ち上っ
ている。フラップ用シート9の表面にはシリコーン系化
合物の層8Bが設けられている。
の変形例(第4の実施の形態)を示す断面図である。図
5に示す生理用ナプキン1Cでは、フラップ用シート9
Cが、生理用ナプキン1Cの両側縁部1R,1Lからト
ップシート4上の吸収コア3が存在する領域まで延びて
いる。そして、シリコーン系化合物の層8Cもフラップ
用シート9Cの表面全体を覆うように、両側縁部1R,
1Lからトップシート4上の吸収コア3が存在する領域
まで延びている。この場合、肌当接面は吸収コア3が存
在する領域以外は全てシリコーン系化合物の層で覆われ
ることになるので、漏れ防止効果が更に高くなる。
る。例えば、図6の生理用ナプキン1D(第5の実施の
形態)に示すように、フラップ用シート9Dのみでフラ
ップ部6Dを形成し、シリコーン系化合物の層8Dを設
けても良い。また、図7の生理用ナプキン1E(第6の
実施の形態)に示すように、バックシート2Eを生理用
ナプキン1Eの両側縁部1R,1Lにおいてトップシー
ト4側で且つ中央線L0に向かって折り返し、フラップ
部6Eを形成しても良い。この場合、フラップ部6Eを
形成するバックシート2Eの表面にシリコーン系化合物
の層8Eが形成されている。
断面図である。図4に示す吸収性物品は、使い捨ておむ
つ1Fである。使い捨ておむつ1Fでは、防漏カフ5の
X方向の外側に対面する表面、すなわち外側面5n、5
nにシリコーン系化合物の層8Fが設けられている。こ
の場合においても尿や便が防漏カフ5の外側面5n上の
層8より外へ滲み出ることがない。
ナプキン及び使い捨ておむつを例に挙げて説明したが、
使い捨ておむつや、尿取りパッドやパンティライナーな
どその他の吸収性物品であってもよい。また、シリコー
ン系化合物の層が設けられる防漏カフは一つに限られ
ず、2つまたは3つ以上の防漏カフに設けられていても
よい。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
フィルム表面に溶媒で希釈された紫外線効果型シリコー
ンを厚み0.5μmで塗工し、溶媒を乾燥させた後、紫
外線(350nm、120w/cm)を1秒間照射し
た。得られたシートを実施例1とした。
0mm/s2、表面張力20.8mN/m)を厚み20
μmで塗工した。得られたシートを実施例2とした。
たシートのシリコーン樹脂層表面に、実施例2と同じジ
メチルシリコーンオイルを実施例2と同様にして塗工
し、得られたシートを実施例3とした。
角の測定及び滑落―付着性評価試験を行なった。また、
比較例として、ポリエチレンフィルム及びポリテトラフ
ルオロエチレンフィルムについても実施例と同様にして
汚れの付着防止効果について試験を行なった。それぞれ
の結果を表1に示す。
角計「CA−Sミクロ2型」を使用し、馬血をシリコー
ン系化合物の層の表面に滴下し、平衡に達したときの接
触角を測定した。
0mmに切断した各実施例のサンプルにおいて、シリコ
ーン系化合物の層の表面をスパンレース不織布で20回
摩擦した。摩擦後のシートを水平な台上に載せ、シート
の端から1cm内側に馬血0.2gを滴下した。前記台
を1度/秒の速度で傾け、馬血がながれ始めた時点の前
記台の角度を滑落角とした。また馬血が完全にながれき
った後の馬血の付着量を測定した。
ッ素系の撥水シートよりも本発明に用いられるシリコー
ン系化合物の層が設けられたシートの方が小さい角度勾
配で血液等が流れ落ちるため、汚れの付着量が少ないこ
とがわかる。さらに、シリコーン系化合物の層を2層構
造とすることにより、摩擦に対する抵抗性が強いものと
なることがわかる。よって、生理用ナプキンの防漏カフ
やフラップに本発明のシートを用いることにより、経血
が付着しにくい優れた防漏カフやフラップを形成するこ
とができる。
コーン系化合物層が設けられており、排泄物は防漏カフ
から透過しにくくなり、排泄物の滲み漏れを防止でき
る。
排泄物が付着しにくく、特に蛋白質を含んだ経血や、粘
度の高い軟便や水様便であっても付着しにくい。よっ
て、吸収性物品の交換時に装着者や介護者に不快感を与
えにくい。特に2層構造もしくはほぼ2層構造のシリコ
ーン系化合物の層を形成すれば、摩擦に対しても剥離や
脱離や裂傷がおきにくく、特に優れた撥水効果並びに排
泄物付着防止効果を持つ防漏カフを得ることができる。
示す平面図
示す断面図
示す断面図
示す断面図
示す断面図
示す断面図
示す断面図
キン 1R,1L 側縁部 1e 端部 2、2E バックシート 2f 粘着層 3 吸収コア 4 トップシート 5 防漏カフ 5a 自由端 5b 固定端 5m 内側面 5n 外側面 6、6B、6C、6D、6E フラップ部 7 弾性部材 8、8A、8B、8C、8D、8E、8F シリコーン
系化合物の層 L0 縦中央線
Claims (11)
- 【請求項1】 着用者の肌に当接する液透過性のトップ
シートと、バックシートと、前記トップシートとバック
シートとの間に位置する吸収コアと、が設けられた吸収
性物品において、 前記吸収コアの両側方で肌当接面側に位置するシートの
表面に、シリコーン系化合物の層が形成されていること
を特徴とする吸収性物品。 - 【請求項2】 吸収性物品の肌当接側表面から延びる防
漏カフを有し、前記防漏カフの表面と裏面のうちの少な
くとも1面にシリコーン系化合物の層が形成されている
請求項1記載の吸収性物品。 - 【請求項3】 前記吸収コアの両側方に延びるフラップ
部を有し、前記フラップ部の肌当接側表面にシリコーン
系化合物の層が形成されている請求項1または2記載の
吸収性物品。 - 【請求項4】 前記シリコーン系化合物の層は、前記面
に接する第1のシリコーン系化合物の第1層と、第1層
の上に形成された第2のシリコーン系化合物の第2層と
からなる請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性物品。 - 【請求項5】 前記シリコーン系化合物の層は、第1の
シリコーン系化合物と第2のシリコーン系化合物との混
合物で形成されており、前記層の表面に、第2のシリコ
ーン系化合物が第1のシリコーン系化合物より多く現れ
ている請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性物品。 - 【請求項6】 前記第2のシリコーン系化合物は前記第
1のシリコーン系化合物より表面張力が低い請求項4ま
たは5記載の吸収性物品。 - 【請求項7】 第2のシリコーン系化合物の表面張力
が、30.0mN/m以下である請求項6記載の吸収性
物品。 - 【請求項8】 前記第1のシリコーン系化合物がシリコ
ーン樹脂である請求項4〜7のいずれかに記載の吸収性
物品。 - 【請求項9】 前記第2のシリコーン系化合物はシリコ
ーンオイルである請求項4〜8のいずれかに記載の吸収
性物品。 - 【請求項10】 前記シリコーンオイルのポリシロキサ
ン骨格導入率が30〜100%である請求項9記載の吸
収性物品。 - 【請求項11】 前記シリコーンオイルの重合度は10
0以下である請求項9または10記載の吸収性物品。
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