JP2001327509A - 舌鉗子 - Google Patents

舌鉗子

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JP2001327509A
JP2001327509A JP2000151983A JP2000151983A JP2001327509A JP 2001327509 A JP2001327509 A JP 2001327509A JP 2000151983 A JP2000151983 A JP 2000151983A JP 2000151983 A JP2000151983 A JP 2000151983A JP 2001327509 A JP2001327509 A JP 2001327509A
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Japan
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tongue
oral cavity
animal
piece
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JP2000151983A
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English (en)
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Toshio Kojima
年夫 児島
Hiroshi Ohigata
弘 大日方
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Osada Research Institute Ltd
Original Assignee
Osada Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 うさぎ、ハムスター等の動物の口腔内治療を
行う際に、当該動物の口腔粘膜が治療器具によって損傷
されないように保護する舌鉗子を提供する。 【解決手段】 カバー部材7は、合成樹脂等で形成され
ており、舌圧片2に着脱自在に装着させることができる
ようになっている。舌圧片2の表面に突起2fを設け、
カバー部材7の内面に、該突起2fと係合する窪み7a設
けることによって、カバー部材7が舌圧片2より脱落す
ることを防止することができる。連結杆3はレバー8を
有するロック機構により、握持部1に着脱自在に装着す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舌鉗子、より詳細
には、うさぎ等の動物の口腔内又は歯牙の治療におい
て、当該動物の口腔粘膜を治療器具によって傷つけない
ように保護するための舌鉗子に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、本発明が適用される舌鉗子の一
例を説明するための全体構成斜視図で、図中、1は握持
部、2は舌圧片、3は握持部1と舌圧片2を連結する連
結杆で、この連結杆3は、舌圧片2を手元から離して、
治療中、動物の口腔内を見やすくするためのもので、で
きるだけ細い棒状体のものを用い、その端部は握持部1
及び舌圧片2に溶接等によって接続されている。
【0003】図4(A)は図3に示した舌鉗子の使用時
の正面図、図4(B)は図4(A)のB−B線方向から
見た断面図で、前記舌圧片2は、図4(B)に示すよう
に、延長方向に直角な方向の断面形状が円弧状に形成さ
れており、凹弧状面2aを舌側にして動物の口腔内に入
れ、該凹弧状面2aにて舌を包むようにして該舌を横に
押し、凸弧状面2b側(被治療歯牙側)に空間を作る。
【0004】上述のように、本発明が適用される舌鉗子
は、動物の口腔内に挿入し、前記舌圧片の凹弧状面2a
にて該動物の舌を側方から押して口腔内を広くして歯牙
等の治療箇所を見やすくするとともに、治療中、例え
ば、歯牙切断後の研磨処置において、動物の舌が研磨ラ
ウンドバー等により損傷されるのを防止するようにした
ものであるが、その際、照明灯をつければ口腔内を更に
見やすくすることができる。図3及び図4において、5
はそのための照明灯であり、6は該照明灯5を点灯させ
るためのスイッチである。
【0005】照明灯5は、基本的には、治療する箇所を
照明するものであり、図4(B)で説明すれば、舌圧片
2の凸弧状面2b側を照明するものであるが、舌圧片2
を口腔内に入れる時等を考慮すると、舌圧片2の両面2
a,2b側を照明することが好ましく、例えば、図4
(B)に示すように、単一の照明灯5からの光が舌圧片
2の両面側に放射されるようにするとよい。なお、この
照明灯の配設位置及び個数等は、図示例のものに限定さ
れるものではなく、口腔内を適切に照明できるものであ
れば、任意、所望のものとすることができる。
【0006】また、舌圧片2は、動物の口腔を拡大して
口腔内を見やすくするものであるため、その先端は、で
きるだけ口腔内の奥の方まで挿入されることが好まし
い。そのため、舌圧片2は、両側端(上辺2cと下辺2
d)の長さが異なり、先端部において、喉に対応する上
辺2cの方が舌の付け根部に対応する下辺2dよりも長
く形成され、かつ、先端部においてこれら上辺と下辺と
の間が弧状2eに形成され、該舌圧片2により動物の口
腔内を傷つけないように、しかも、口腔を大きく開くこ
とができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のごとき
舌鉗子によると、前記舌圧片の材質が金属製であるこ
と、板厚が薄いこと等のため周辺の縁をR面(曲面)と
しても口腔粘膜に損傷を与えてしまうことがあった。
【0008】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、うさぎ、ハムスター等の動物の口腔内治療
を行う際に、当該動物の口腔粘膜が舌圧片によって損傷
されないように保護する舌鉗子を提供することを目的と
してなされたものである。
【0009】更には、うさぎ、ハムスター等の動物の口
腔の大きさに応じた舌圧片を使用することのできる舌鉗
子を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、握手
部と、該握手部の先端に延長して取り付けられる舌圧片
よりなる舌鉗子おいて、前記舌圧片に着脱自在に装着さ
せることのできるキャップ状のカバー部材を有すること
を特徴とし、もって、うさぎ、ハムスター等の動物の口
腔内及び歯牙の治療を行う際に、当該動物の口腔粘膜が
舌圧片によって損傷されないように保護したものであ
る。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記カバー部材は内面に突起(又は窪み)を有し、
前記舌圧片はその表面に前記突起(又は窪み)と係合す
る窪み(又は突起)を有することを特徴とし、もって、
うさぎ、ハムスター等の動物の口腔内及び歯牙の治療を
行う際に、前記カバー部材が脱落するのを防止し、安全
に使用し得るようにしたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記舌圧片は前記握手部に対して着脱自在で
あることを特徴とし、もって、うさぎ、ハムスター等の
動物の口腔内及び歯牙の治療を行う際に、当該動物の口
腔の大きさに応じた前記舌圧片を使用可能としたもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による舌鉗子の一
実施例を説明するための全体構成斜視図で、図2は図1
のII―II線方向から見た断面図であり、図中、図3及び
図4に示した従来技術と同様の作用をする部分には図3
及び図4の場合と同一の参照番号が付してある。
【0014】図1及び図2において、1は握持部、2は
舌圧片で、前記舌圧片2は、延長方向に直角な方向の断
面形状が円弧状に形成されており、凹弧状面2aを舌側
にして動物の口腔内に入れ、該凹弧状面2aにて舌を包
むようにして該舌を横に押し、凸弧状面2b側(被治療
歯牙側)に空間を作る。
【0015】前記舌圧片2は、動物の口腔内に挿入し、
舌圧片2の凹弧状面2aにて該動物の舌を側方から押し
て口腔内を広くして歯牙等の治療箇所を見やすくしたも
のであるが、その際、照明灯をつければ口腔内を更に見
やすくすることができる。図1及び図2において、5は
そのための照明灯であり、6は該照明灯5を点灯させる
ためのスイッチである。
【0016】照明灯5は、基本的には、作業箇所を照明
するもので、図2で説明すれば、舌圧片2の凹弧状面2
a側を照明するものであるが、舌圧片2を口腔内に入れ
たのちの治療作業等を考慮すると、舌圧片2の両面2
a,2b側を照明することができるように配設するとよ
い。上述のように、この照明灯の配設位置及び個数等
は、口腔内を適切に照明できるものであれば、図示例の
ものに限定されるものではなく、任意、所望のものとす
ることができる。
【0017】また、舌圧片2は、動物の口腔を拡大して
口腔内を見やすくするものであるため、その先端は、で
きるだけ口腔内の奥の方まで挿入できることが好まし
い。そのため、舌圧片2は、両側端(上辺2cと下辺2
d)の長さが異なり、先端部において、喉に対応する上
辺2cの方が舌の付け根部に対応する下辺2dよりも長
く形成され、かつ、先端部においてこれら上辺と下辺と
の間が弧状2eに形成され、該舌圧片2により動物の口
腔内を傷つけないように、しかも、口腔を大きく開くこ
とができるようになっている。
【0018】上述のように、本発明による舌鉗子は、う
さぎ、ハムスター等の口腔内を治療する際に、これら動
物の舌を動かないように横方向から押さえることがで
き、しかも口腔の開口を大きくし、かつ、口腔内を照明
することにより、口腔内を見やすくし、更に治療中、研
磨レバー等が接触することによる舌の傷を防止すること
ができる。しかし、舌圧片2の材質が金属であること、
また板厚が薄いことなどから、角をR面(曲面)として
も、舌圧片2によって、これらの動物の口腔粘膜に傷を
付けることがあった。
【0019】図1及び図2において、7は舌圧片2に着
脱自在に装着させることのできる樹脂製のカバー部材で
ある。このカバー部材7は、舌圧片2に装着することに
より、動物の口腔内に舌圧片2を挿入する際及び凹弧状
面2aにて該動物の視野を確保する際等の治療中に、金
属製で、かつ、板厚の薄い舌圧片2が直接口腔粘膜に接
触しないようにし、換言すれば、樹脂製でR面の大きな
部材で舌を押さえるようにすることにより該口腔粘膜に
傷が付くことを防止するようにしている。
【0020】その際、舌圧片2の側部に、突起2fを設
け、カバー部材7の内面には該突起2fと係合する窪み
7aを設けていることより、治療中のカバー部材7の脱
落を防止することができる。なお、上記突起2f及び窪
み7aは、カバー部材7の舌圧片2よりの脱落を防止す
るために設けられているもので、カバー部材7に窪みが
設けられ、舌圧片2に該窪みと係合する突起が設けられ
てもよいものとする。
【0021】3は握持部1と舌圧片2とを連結する連結
杆であり、この連結杆3は、舌圧片2を手元から離し
て、治療中、動物の口腔内を見やすくするためのもの
で、図1に示すように、一端は舌圧片2に溶接等により
接続されており、他端にロック機構に係合する切り溝を
有している。前記ロック機構は、ピン軸を中心に回動す
るレバー8を有し、該レバー8の一端側は、連結杆3に
形成された前記切り溝に係合する爪を有し、該爪の先端
側は傾斜面に形成されて連結杆3がスムーズに挿通さ
れ、後端側は略直角に形成されて連結杆3に設けられた
前記切り溝と係合してロックし、レバー8の他端側はス
プリングによってレバー8の爪が前記切り溝に係合する
方向に押圧されているので、連結杆3を握持部1に容易
に装着できる。前記ロック機構により、舌圧片2は握持
部1に対して着脱自在であるため、うさぎ、ハムスター
等の動物の口腔の大きさに合わせた舌圧片2を使用する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、握手部と、該握手部
の先端に延長して取り付けられる舌圧片よりなる舌鉗子
おいて、前記舌圧片に着脱自在に装着させることのでき
るキャップ状のカバー部材を有するので、うさぎ、ハム
スター等の動物の口腔内及び歯牙の治療を行う際に、当
該動物の口腔粘膜が舌圧片によって損傷されないように
保護することができる。
【0023】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記カバー部材は内面に突起(又は窪み)を有し、
前記舌圧片はその表面に前記突起(又は窪み)と係合す
る窪み(又は突起)を有するので、うさぎ、ハムスター
等の動物の口腔内及び歯牙の治療を行う際に、前記カバ
ー部材が脱落するのを防止し、安全に使用し得ることが
できる。
【0024】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記舌圧片は前記握手部に対して着脱自在で
あるので、うさぎ、ハムスター等の動物の口腔内及び歯
牙の治療を行う際に、当該動物の口腔の大きさに応じた
前記舌圧片を使用可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による舌鉗子の一実施例を説明するた
めの全体構成斜視図である。
【図2】 本発明による舌鉗子の断面図を示す図であ
る。
【図3】 従来の舌鉗子の一例を説明するための全体構
成斜視図である。
【図4】 従来の舌鉗子の正面図(図4A)及び断面図
(図4B)を示す図である。
【符号の説明】
1…握持部、2…舌圧片、2a…凹弧状面、2b…凸弧
状面、2c…上辺、2d…下辺、2e…先端、2f…突
起、3…連結杆、5…照明灯、6…スイッチ、7…カバ
ー部材、7a…窪み、8…レバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握手部と、該握手部の先端に延長して取
    り付けられる舌圧片よりなる舌鉗子おいて、前記舌圧片
    に着脱自在に装着させることのできるキャップ状のカバ
    ー部材を有することを特徴とする舌鉗子。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材は内面に突起(又は窪
    み)を有し、前記舌圧片はその表面に前記突起(又は窪
    み)と係合する窪み(又は突起)を有することを特徴と
    する請求項1に記載の舌鉗子。
  3. 【請求項3】 前記舌圧片は前記握手部に対して着脱自
    在であることを特徴とする請求項1又は2に記載の舌鉗
    子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102871693A (zh) * 2012-10-22 2013-01-16 上海市中西医结合医院 一种医用磁吸式压舌板电筒
KR20200086539A (ko) * 2019-01-09 2020-07-17 한림대학교 산학협력단 쥐 상완골두 견인기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102871693A (zh) * 2012-10-22 2013-01-16 上海市中西医结合医院 一种医用磁吸式压舌板电筒
KR20200086539A (ko) * 2019-01-09 2020-07-17 한림대학교 산학협력단 쥐 상완골두 견인기
KR102195860B1 (ko) 2019-01-09 2020-12-28 한림대학교 산학협력단 쥐 상완골두 견인기

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