JP2001326967A - 移動体通信システムおよび移動体通信方法、並びに記録媒体 - Google Patents

移動体通信システムおよび移動体通信方法、並びに記録媒体

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JP2001326967A
JP2001326967A JP2000142425A JP2000142425A JP2001326967A JP 2001326967 A JP2001326967 A JP 2001326967A JP 2000142425 A JP2000142425 A JP 2000142425A JP 2000142425 A JP2000142425 A JP 2000142425A JP 2001326967 A JP2001326967 A JP 2001326967A
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Kazunori Iwazawa
和則 岩澤
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体通信端末の機能制限を有線電話やイン
ターネットを介して簡単に行えるようにする。 【解決手段】 携帯電話1の所有者は、有線電話やイン
ターネットなどの通信手段4を配下に置く電話網3を介
して、基地局2が提供するモード設定サービスにアクセ
スし、モード設定を行うと、モード設定情報が基地局2
に供給され、記憶される。基地局2は、携帯電話1と通
信可能な状態であるか否かを監視し、通信可能な状態の
とき、記憶したモード設定情報を携帯電話1に送信し、
携帯電話1からの応答メッセージを受信することによ
り、モード設定情報が携帯電話1に正常に送信されたと
みなす。携帯電話1は、基地局2から送信されてきたモ
ード設定情報に従ってモード設定を行い、所定の機能の
制限又は解除を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムおよび移動体通信方法、並びに記録媒体に関し、特
に、基地局を介して移動体通信端末の機能を制限するこ
とができる移動体通信システムおよび移動体通信方法、
並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話システムとしては、例え
ば、特開平11−298600に開示されているよう
に、携帯電話を紛失したり、盗難にあった所有者が、他
の通信手段を用いて、携帯電話に対して、キー入力の無
効設定、メモリ内容の非表示設定、所有者の連絡先の表
示設定等の各種のモード設定をリアルタイムで行うこと
が可能なものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リアル
タイムでの制御のため、モード設定時に携帯電話が通信
不可能な状態であった場合、所有者が何度もモード設定
のためのアクセスを実施する必要があり、面倒かつ非効
率的である課題があった。
【0004】さらに、モード設定のためのデータが正常
に携帯電話に送信されると、携帯電話には常に、発信者
である所有者の連絡先を示す電話番号等の情報が表示さ
れることになり、その情報が不特定多数の人に漏洩する
可能性がある課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、基地局を介して携帯電話等の移動体通信端
末の機能制限及び解除を簡単に行うことができるように
するとともに、移動体通信端末の紛失時又は盗難時にお
ける所有者に関する情報の秘匿性を向上させることがで
きるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の移動体
通信システムは、移動体通信端末が基地局を介して通信
を行う移動体通信システムであって、基地局は、移動体
通信端末の所有者に対してモード設定サービスを提供す
る提供手段と、所有者によるモード設定サービスへのア
クセスが正常に行われたか否かを判定する第1の判定手
段と、第1の判定手段による判定結果に応じて、移動体
通信端末の所有者がモード設定サービスにより設定した
モード設定情報を受信する第1の受信手段と、第1の受
信手段によって受信されたモード設定情報を記憶する第
1の記憶手段と、移動体通信端末が通信可能な状態であ
るか否かを判定する第2の判定手段と、第2の判定手段
による判定結果に応じて、第1の記憶手段によって記憶
されたモード設定情報を、移動体通信端末に送信する第
1の送信手段と、移動体通信端末からのモード設定情報
を受信したことを示す応答メッセージを受信するまで、
第1の送信手段による処理を所定の時間間隔で繰り返し
行わせる制御手段とを備え、移動体通信端末は、基地局
から送信されてきたモード設定情報を受信する第2の受
信手段と、第2の受信手段により、モード設定情報が正
常に受信されたとき、応答メッセージを基地局に対して
送信する第2の送信手段と、第2の受信手段によって受
信されたモード設定情報に基づいて、移動体通信端末の
モードの設定および解除を行う機能設定解除手段とを備
えることを特徴とする移動体通信システム。また、モー
ド設定情報は、所定の操作以外の操作を無効とするモー
ドに設定するための情報を含み、機能設定解除手段は、
情報に従って、移動体通信端末が所定の操作以外の操作
を受け付けないモードに設定するようにすることができ
る。また、移動体通信端末は、所定の操作を誘導するガ
イド表示を行うガイド表示手段をさらに設けるようにす
ることができる。また、ガイド表示は、複数の言語で行
われ、所定の時間間隔で順にガイド表示を行う言語が切
り替えられるようにすることができる。また、移動体通
信端末は、所定の操作を誘導する音声ガイドを行う音声
ガイド出力手段をさらに設けるようにすることができ
る。また、音声ガイドは、複数の言語で行われ、所定の
時間間隔で順に音声ガイドを行う言語が切り替えられる
ようにすることができる。また、所定の操作により、所
有者が予め設定した所定の連絡先に発信が行われるよう
にすることができる。また、所定の操作により、移動体
通信システムによる通信サービスを提供する事業者のカ
スタマサービスに発信が行われるようにすることができ
る。また、モード設定情報は、少なくとも、移動体通信
端末の通信履歴、着信情報、登録番号からなるユーザ情
報の表示、非表示を設定する情報を含み、機能設定解除
手段は、情報に従って、移動体通信端末のモードを、ユ
ーザ情報を表示するモードおよびユーザ情報を非表示に
するモードのいずれかに設定するようにすることができ
る。また、基地局は、所有者に固有の識別番号と暗証番
号からなる識別情報を記憶する識別情報記憶手段をさら
に設け、所有者によるモード設定サービスへのアクセス
は、所有者に固有の識別番号と暗証番号を用いて行わ
れ、基地局の第1の判定手段は、識別情報記憶手段によ
って記憶されている識別番号と暗証番号に基づいて、所
有者によるモード設定サービスへのアクセスが正常に行
われたか否かを判定するようにすることができる。ま
た、所有者によるモード設定情報の設定は、複数の言語
のうちの所定のものにより行われるようにすることがで
きる。また、モード設定情報は、移動体通信端末の着信
音の有無を設定する情報を含み、機能設定解除手段は、
情報に従って、移動体通信端末が着信音有りのモードお
よび着信音なしのモードのいずれかに設定するようにす
ることができる。請求項13に記載の移動体通信方法
は、移動体通信端末が基地局を介して通信を行う移動体
通信システムにおける移動体通信方法であって、基地局
は、移動体通信端末の所有者に対してモード設定サービ
スを提供する提供ステップと、所有者によるモード設定
サービスへのアクセスが正常に行われたか否かを判定す
る第1の判定ステップと、第1の判定ステップにおける
判定結果に応じて、移動体通信端末の所有者がモード設
定サービスにより設定したモード設定情報を受信する第
1の受信ステップと、第1の受信ステップにおいて受信
されたモード設定情報を記憶する第1の記憶ステップ
と、移動体通信端末が通信可能な状態であるか否かを判
定する第2の判定ステップと、第2の判定ステップにお
ける判定結果に応じて、第1の記憶ステップにおいて記
憶されたモード設定情報を、移動体通信端末に送信する
第1の送信ステップと、移動体通信端末からのモード設
定情報を受信したことを示す応答メッセージを受信する
まで、第1の送信ステップにおける処理が所定の時間間
隔で繰り返し行われるように制御する制御ステップとを
備え、移動体通信端末は、基地局から送信されてきたモ
ード設定情報を受信する第2の受信ステップと、第2の
受信ステップにおいて、モード設定情報が正常に受信さ
れたとき、応答メッセージを基地局に対して送信する第
2の送信ステップと、第2の受信ステップにおいて受信
されたモード設定情報に基づいて、移動体通信端末のモ
ードの設定および解除を行う機能設定解除ステップとを
備えることを特徴とする。請求項14に記載の記録媒体
は、請求項13に記載の移動体通信方法を実行可能なプ
ログラムが記録されていることを特徴とする。本発明に
係る移動体通信システムおよび移動体通信方法、並びに
記録媒体においては、基地局は、移動体通信端末の所有
者に対してモード設定サービスを提供し、所有者による
モード設定サービスへのアクセスが正常に行われたか否
かを判定し、判定結果に応じて、移動体通信端末の所有
者がモード設定サービスにより設定したモード設定情報
を受信し、受信されたモード設定情報を記憶し、移動体
通信端末が通信可能な状態であるか否かを判定し、判定
結果に応じて、記憶されたモード設定情報を、移動体通
信端末に送信し、移動体通信端末からのモード設定情報
を受信したことを示す応答メッセージを受信するまで、
判定結果に応じてモード設定情報を移動体通信端末に送
信する処理が、所定の時間間隔で繰り返し行われるよう
に制御する。また、移動体通信端末は、基地局から送信
されてきたモード設定情報を受信し、モード設定情報が
正常に受信されたとき、応答メッセージを基地局に対し
て送信し、受信されたモード設定情報に基づいて、移動
体通信端末のモードの設定および解除を行う。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の移動体通信システムは、
携帯電話等の移動体通信機器の自己保守を可能とするシ
ステムであり、特に、携帯電話の紛失時や盗難時におけ
る所有者の秘匿性を向上させたシステムである。例え
ば、利用者(所有者)が何らかの方法(例えば、有線電
話やインターネット等)で無線電話事業者の基地局のモ
ード設定サービスにアクセスすると、暗証番号の入力が
正しかった場合、利用者の希望の設定内容を入力するこ
とで、強制的に、利用者が所有している携帯電話の動作
を制限する設定(動作設定)をすることが可能となる。
【0008】動作設定の内容としては、携帯電話内メモ
リ内容の非表示、通信・着信履歴の非表示、ダイアルロ
ック、以降の発着信番号の非表示、携帯電話返却依頼内
容の表示等とすることができる。
【0009】例えば、有線電話を介してモード設定サー
ビスにアクセスする場合には、“各携帯電話の番号+#
+4桁の暗証番号”等の電話番号を、基地局のモード設
定サービスのアクセス先として設定することができる。
これにより、利用者は無線電話事業者のカスタマーサー
ビス等の番号を知らなくても、簡単にモード設定サービ
スにアクセスすることができるようになり、自分の携帯
電話の番号と暗証番号を覚えていればモード設定が可能
となる。
【0010】また、インターネットを介してモード設定
サービスにアクセスする場合には、例えば、“各携帯電
話の番号+#+4桁の暗証番号”をパスワードとしてモ
ード設定サービスを提供する所定のWWWサーバにアク
セスできるようにする。モード設定サービスを提供する
WWWサーバは、所定のWWWページ上で所有者による
モード設定が行われると、基地局に対して、指定された
モード設定に対応する処理を行うように指令する。これ
により、基地局は、後述するようにしてモード設定サー
ビスを提供する。
【0011】さらに、このモード設定サービスへのアク
セスは、各種言語による自動音声対応とすることができ
る。即ち、所有者が携帯電話購入時に使用言語を指定
し、購入後に使用言語の変更があったときには、その都
度、希望の言語を指定することにより、モード設定サー
ビスへのアクセス時には指定した言語にて自動音声対応
が行われるようにすることができる。従って、携帯電話
が複数国内で使用される場合や、同一国内でも多言語が
使用されるような場合でも、携帯電話の所有者は容易に
希望する言語を指定することが可能となる。
【0012】また、インターネット等を利用したモード
設定についても同様に、各種言語に対応したWWWペー
ジを用意しておくことで、所有者は希望する言語で書か
れたページにアクセスすることにより、容易にモード設
定が可能となる。
【0013】次に、モード設定の命令を受け付けた基地
局は、モード設定のための処理を実行したことを示す履
歴を記録しておく。そして、モード設定の履歴を定期的
に監視することにより、設定の対象となる携帯電話に対
して設定内容を正しく送信できたか否かを判定し、設定
の対象となる携帯電話に対して設定内容を正しく送信で
きるまで、設定の対象となる携帯電話に対する設定内容
の送信を所定の周期で繰り返す。これにより、所有者に
よるモード設定サービス利用時に、設定対象となる携帯
電話が圏外となっていた場合でも、その後、圏内になり
次第、モード設定を行うことが可能となる。
【0014】最後に、基地局から送信されてきた設定内
容を受信した携帯電話は、その設定内容に基づいて、動
作の制限・解除を行う。例えば、携帯電話を紛失した所
有者が自分の元に直接連絡を依頼する(例えば、所有者
の携帯電話1の電話番号を第1の連絡先とすると、自宅
や職場等の電話番号を第2の連絡先とし、第2の連絡先
への発信を依頼する)ときは、携帯電話の画面に発信方
法を表示させる(ただし、所有者の第2の連絡先は表示
しない)。そして、拾得者が画面に表示された発信方法
に従って操作を行うと、第2の連絡先に対して発信が行
われ、所有者は拾得者と連絡が取れるようになり、その
後、所有者の元に携帯電話が返却されることを期待する
ことができる。このとき、所有者の第2の連絡先は通信
の繋がった相手にだけ伝えるだけで良く、むやみに第2
の連絡先等の所有者の個人情報を表示せずに済む。即
ち、上述した所定の操作を行って所有者に連絡を取って
きた拾得者に対してのみ、必要に応じて所有者の第2の
連絡先や、返却場所等を伝えるようにすることができ
る。また、ダイアルロック等の動作制限設定をすること
により、他人による携帯電話の不正使用を未然に防ぐこ
とができる。
【0015】以下、本発明の移動体通信システムを応用
した携帯電話通信システムの一実施の形態の構成及び動
作について詳細に説明する。図1は、本発明の移動体通
信システムを応用した携帯電話通信システムの一実施の
形態の構成例を示すブロック図である。
【0016】図1に示すように、携帯電話通信システム
は、無線電話事業者が各地域に設置した複数の基地局2
(図1では1つのみ記載している)と、複数の通信手段
4(図1では1つのみ記載している。有線電話やインタ
ーネット等を指す)を配下に置く有線電話網(以下では
単に電話網と記載する)3とが回線接続されており、基
地局2はその無線エリアの配下にある複数の携帯電話1
(図1では1つのみ記載している)の監視制御を行い、
携帯電話1と通信手段4の通話、及び携帯電話1同士の
通話を可能としている。また、通信手段4と基地局2と
を、電話網3を介さずに、無線回線Wを介して接続する
こともできる。
【0017】図2は、図1の携帯電話1の構成例を示す
ブロック図である。図2を参照して、携帯電話1の構成
について簡単に説明する。図2に示すように、携帯電話
1は、無線部10と、表示部11と、制御部12と、メ
モリ部13と、キー入力部14と、マイク・スピーカ部
15とから構成されている。
【0018】無線部10は、制御部12と接続されてお
り、基地局2との間で無線回線Wを介してデータの送受
信を行う。表示部11は、制御部12からの制御により
LCD(liquid crystal displa
y)表示やLED(light emitting d
iode)の点灯及び消灯等を行う。制御部12は、無
線部10との間のデータの送受信、表示部11の制御、
メモリ部13へのリード・ライト制御、キー入力部14
からのキー入力処理、及びマイク・スピーカ部15との
間の音声データの送受信等を行う。メモリ部13は、不
揮発性メモリを有し、登録したダイアルナンバー等の情
報を格納しておくことができ、制御部12からの制御に
より、データの書き換え・読み出しを行う。キー入力部
14は複数のキーを有し、携帯電話1の所有者(使用
者)がキー入力操作を行うと、キー入力操作によって入
力されたキーに対応する信号を制御部12に送信する。
マイク・スピーカ部15は、使用者の発した音声を音声
データに変換し、この音声データを制御部12に供給し
たり、制御部12から供給された音声データ(音声・着
信音等)を出力する。
【0019】次に、自エリア内の複数の携帯電話1を監
視制御し、携帯電話1とのデータ通信が可能な基地局2
の機能について説明する。基地局2は、音声データや電
子メール等の文字・画像データ等を携帯電話1との間で
送受信するだけでなく、モード設定サービスを提供する
機能も有している。
【0020】上述したように、基地局2が提供するモー
ド設定サービスは、例えば“携帯電話番号+#+4桁の
暗証番号”でアクセスすることができ、有線電話やイン
ターネット等を通じてもアクセスが可能なサービスであ
る。モード設定サービスにアクセスする利用者の入力
(“携帯電話番号+#+4桁の暗証番号”)が正しけれ
ば、モード設定サービスを受けることが可能となる。ま
た、モード設定サービスは自動音声対応で、利用者は、
例えば図3に示すようなモード設定フローにおいて希望
する設定を選択入力することにより、携帯電話1のモー
ド設定が可能である。
【0021】利用者によるモード設定が完了すると、基
地局2は、新しく設定された設定内容と設定対象となる
携帯電話1等の記録を保持し、その携帯電話1が通信可
能な状態にあるか否か(携帯電話が圏内にあるか否か)
を判定する。基地局2は、携帯電話1が通信可能な状態
であると判定されたとき(圏内であることが認識された
とき)、即座に、保持している設定内容に対応するデー
タを設定対象となる携帯電話1に送信する。
【0022】基地局2から送信されてきた、利用者によ
る設定内容に対応するデータを正常に受信した携帯電話
1は、データを正常に受信したことを示すデータ受信応
答メッセージを基地局2に送信し、設定内容に従った動
作を行う。
【0023】また、基地局2は、設定内容に対応するデ
ータを設定対象となる携帯電話1に送信してから所定の
基準時間内に、送信先の携帯電話1からの応答メッセー
ジを受信できなかった場合、再度、この携帯電話1の通
信状態の確認及び設定内容に対応するデータの送信処理
の繰り返し動作を再開する。
【0024】次に、本実施の形態の全体の動作につい
て、図4のフローチャートを参照して詳細に説明する。
図4は、携帯電話1の所有者によるモード設定時の携帯
電話通信システム全体の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【0025】まず最初に、携帯電話1を紛失した所有者
は、何らかの通信手段4(例えば、有線電話)を利用し
て基地局2のモード設定サービスにアクセスする(ステ
ップ50)。その際、モード設定サービスを受けるため
には、“所有者の携帯電話番号+#+4桁の暗証番号”
でアクセスする必要があり、暗証番号を知らない他人が
アクセスできないようになっている。即ち、基地局2
は、“所有者の携帯電話番号”と“4桁の暗証番号”と
を対応付けたテーブルを保持しており、“所有者の携帯
電話番号”と“4桁の暗証番号”とが正しい組み合わせ
であるか否かを判定し、正しい組み合わせであるとき、
モード設定サービスを提供するようにしている。
【0026】さらに、モード設定サービスにおいて使用
される言語は、予め所有者が携帯電話1の購入時等に指
定した言語とされるので、煩わしさや不便さを感じるこ
となく、モード設定サービスへのアクセス及びモード設
定が可能となる。
【0027】基地局2は、携帯電話番号及び暗証番号の
入力が正しいか否かを判断し(ステップ51)、携帯電
話番号及び暗証番号の入力が正しくない、即ち、携帯電
話番号又は暗証番号の少なくともいずれか一方に誤りが
あると判断した場合(ステップ51のNO)、そのアク
セスを強制終了させる(ステップ54)。一方、携帯電
話番号及び暗証番号の入力が正しいと判断すると(ステ
ップ51のYES)、自動音声対応のモード設定入力フ
ロー(図3)を実行し(ステップ52)、モード設定入
力フロー(図3)が正常終了したとき(ステップ5
3)、モード設定により設定された設定内容に対応する
データ(以下では適宜、モード設定情報と記載する)が
基地局2に送信され、モード設定入力が基地局2に対し
て行われ、所有者の通信が正常終了する(ステップ5
4)。
【0028】次に、モード設定入力を受け付けた基地局
2は、そのモード設定の内容や設定対象となる携帯電話
番号等を記録する(ステップ55)。次に、基地局2
は、モード設定の対象となる携帯電話1が通信可能であ
るか否か(例えば圏内であるか否か)をチェックする
(ステップ56)。その結果、通信不可能である(携帯
電話1の電源オフや、サービスエリア外にあるなどして
通信が不可能である)と判断した場合(ステップ56の
NO)、定期的に携帯電話1の通信可能状態をチェック
する(ステップ57)。ステップ57の処理が終了する
と、ステップ56の処理に移行する。
【0029】一方、携帯電話1が通信可能状態である
(携帯電話1が圏内にあり、電源オンである)と判断し
た場合(ステップ56のYES)、先にステップ55で
記録した所有者からのモード設定情報を、モード設定の
対象となる携帯電話1に送信し(ステップ58)、タイ
マー動作を開始して、携帯電話1からの応答メッセージ
を一定時間待ち(ステップ59)、その間に応答メッセ
ージがあったか否かを判断する(ステップ60)。
【0030】一定時間内に応答メッセージを受信する
と、基地局2はモード設定フロー動作を正常終了する
(ステップ61)。一方、一定時間内に応答メッセージ
が受信できなかった場合は、携帯電話1との通信状態が
悪化し、正常な通信を行うことができない状態になった
と見なし、通信可能状態をチェックする処理(ステップ
57)から以降の動作を繰り返し行う。
【0031】携帯電話1は、基地局2から送信されてき
たモード設定情報を受信すると(ステップ62)、モー
ド設定情報を正常に受信したことを基地局2に報告する
ために、基地局2対して応答メッセージを送信する(ス
テップ63)。
【0032】次に、携帯電話1は、モード設定情報に基
づいた動作を実行する(ステップ64)。例えば、所有
者がモード設定フロー(図3)で最初の4項目を“1,
0,0,0”と入力した場合(1.「通常モードにしま
すか?」を1、2.「キー操作を無効にしますか?」を
0、3.「メモリ内容を非表示にしますか?」を0、
4.「着信音の有無は?」を0と入力した場合)、モー
ド設定を継続し、特殊操作以外の操作無効、通信履歴・
着信情報・登録番号等の非表示、着信音有り、という設
定がなされ、他人による携帯電話1の不正使用や、メモ
リ内容(メモリ部13に記憶されている情報)の漏洩を
防ぐことができる。
【0033】さらに、所有者は、項目(5)(「特殊操
作時の発信先設定は?」)において“0”を入力した場
合は、引き続き項目(6)の第2の連絡先、例えば、所
有者の自宅等の電話番号“01234567899”を
入力してモード設定フロー(図3)を終了することにな
り、携帯電話1は、特殊操作時に所有者の第2の連絡先
番号に発信する設定になり、特殊操作のためのガイド表
示をする。
【0034】この特殊操作のためのガイド表示は、例え
ば、「1キーを押して発信キーを押して下さい」といっ
たような内容とする。これにより、携帯電話1の拾得者
が、ガイド表示によって指示された通りの操作をするこ
とによって、第2の連絡先に対する発信が行われる。こ
のように、本来の所有者が第2の連絡先を使用して、拾
得者と連絡を取ることが可能となる。
【0035】ただし、携帯電話1には所有者が設定した
第2の連絡先が表示されないので、不特定多数の人に対
する不用意な情報の漏洩を防止できる。このように、所
有者は上記操作を行って連絡を取ってきた拾得者のみ
に、必要に応じて第2の連絡先や返却場所等を伝えるだ
けで、紛失した携帯電話1が自分の元に返却されるよう
にすることが可能となる。
【0036】モード設定フロー(図3)の項目(5)に
て、所有者が“1”を入力すると、項目(6)をスキッ
プして、項目(7)へ進み、モード設定を完了し(ステ
ップ53)、モード設定フロー(図3)を終了した(ス
テップ54)場合、携帯電話1は、上述した場合と同様
に、特殊操作のためのガイド表示を行うが、携帯電話1
の拾得者がガイド表示によって指示された通りの操作を
すると、無線電話事業者のカスタマーサービス等に発信
することになる。
【0037】このとき、基地局2に記憶されたモード設
定情報から携帯電話1が所有者の手元から離れているこ
とが認識できるので、迅速な対応が可能となる。例え
ば、図3のモード設定フローの項目(2)に対して0、
即ち”特殊操作以外の操作無効”が設定されていれば、
この携帯電話1は所有者の手元にはないとみなすことが
できる。さらに、カスタマーサービスを経由して携帯電
話1を所有者に返送することも可能であるから、所有者
の情報を拾得者に一切開示することなく、携帯電話1を
安全に所有者に返却することが可能となる。
【0038】以上説明したように、本実施の形態により
次のような効果を得ることができる。第1の効果は、携
帯電話1の所有者自身がモード設定を行うことが可能と
なることである。その理由は、基地局2が、自動音声対
応のモード設定サービスを提供するからである。
【0039】第2の効果は、携帯電話1を紛失した、又
は盗難にあった所有者が、簡単にモード設定サービスに
アクセスすることが可能となることである。その理由
は、基地局2が提供するモード設定サービスに、例え
ば、“携帯電話番号+#+4桁の暗証番号”といった、
正規の所有者であれば簡単に記憶することができる番号
を用いてアクセスできるように設定するからである。
【0040】第3の効果は、携帯電話1の所有者が煩わ
しさや不便さを感じることなく、モード設定サービスを
受けることが可能となることである。その理由は、予め
所有者がモード設定サービスで使用する言語を、携帯電
話1の購入時等に指定しておくからである。
【0041】第4の効果は、携帯電話1の所有者がモー
ド設定を行ったときに、携帯電話1との通信が不可能な
場合でも、モード設定が可能となることである。その理
由は、基地局2のサービスとして、所有者が行ったモー
ド設定の内容を記録しておき、定期的に携帯電話1との
通信可能状態を監視し、通信可能な状態になったとき
に、所有者が設定したモード設定情報を携帯電話1に送
信し、かつ携帯電話1からの応答メッセージ受信をもっ
てモード設定完了とするからである。
【0042】第5の効果は、携帯電話1の所有者の情報
及び携帯電話1内のメモリ部13に格納されている各種
情報の漏洩を防止することが可能となることである。そ
の理由は、基地局2のモード設定サービスで、携帯電話
1に対してキー操作の無効設定やメモリ内容の表示禁止
設定を可能とするからである。
【0043】第6の効果は、携帯電話1を紛失した、又
は盗難にあった所有者は、モード設定により携帯電話1
の拾得者からのアクセス先を自由に設定可能となること
である。その理由は、基地局2のモード設定サービスに
おいて、所有者が携帯電話1に対して特殊操作のみを操
作可能とする設定をした場合に、特殊操作による発信先
(アクセス先)として、カスタマーサービスセンタや所
有者の第2の連絡先(任意番号の設定が可能)等を自由
に設定可能とするからである。
【0044】第7の効果は、携帯電話1を紛失した、又
は盗難にあった所有者は、自分の情報を一切開示するこ
となく、携帯電話1の返却を期待することが可能となる
ことである。その理由は、第6の効果において上述した
ように、拾得者による特殊操作によるアクセス先を、カ
スタマーサービスに設定すると、カスタマーサービス等
を経由して携帯電話1が所有者に配送されるようにする
ことが可能となるからである。
【0045】次に、本発明を応用した携帯電話通信シス
テムの他の実施の形態について説明する。本実施の形態
においては、携帯電話1を紛失した所有者が、通信手段
4として、例えば、携帯電話1以外の携帯電話を利用し
て基地局2のモード設定サービスにアクセスする(ステ
ップ50)。
【0046】その場合、図1における回線の接続方法が
上述した第1の実施の形態とは異なり、電話網3をショ
ートカットして、通信手段4は基地局2との間で無線回
線Wを介してデータの送受信を行い、モード設定サービ
スにアクセスすることになる。それ以降の動作について
は、第1の実施の形態の場合と同様である。
【0047】このように、第2の実施の形態において
は、有線電話からだけではなく、他の携帯電話からでも
モード設定サービスにアクセスし、モード設定を行うこ
とが可能となる。また、第2の実施の形態の場合も、第
1の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができ
る。
【0048】次に、本発明を応用した携帯電話通信シス
テムの第3の実施の形態について説明する。本実施の形
態においては、第1の実施の形態において上述したよう
に、携帯電話1のモード設定により、モード設定フロー
(図3)の項目(2)を0に設定した場合、即ち、“特
殊操作以外の操作無効”を設定したときに、携帯電話1
には特殊操作を指示するガイド表示がなされるが、この
とき、図5に示すように、ガイド表示を、複数の言語で
表示可能な機能を携帯電話1に設け、一定時間毎に、表
示する言語を切り替えるようにする。
【0049】図5に示した例の場合、特殊操作を指示す
るためのガイド表示を、日本語での表示「1を押して発
信キー△を押して下さい。」と、英語での表示「Ple
ase!!Push 1key and push △
key」とを一定時間毎に切り替えて行うようにしてい
る。また、その他の言語で表示するようにすることもで
きるし、3以上の異なる言語を一定時間毎に順に表示す
るようにすることもできる。
【0050】これにより、所有者が所有する携帯電話1
に予め設定した言語とは異なる言語を使用する人が、こ
の所有者の携帯電話1を拾得しても、拾得者が理解でき
る言語で特殊操作のためのガイド表示が行われる可能性
があり、拾得者がガイド表示に従って所有者の第2の連
絡先、又はカスタマーサービス等にアクセスすることが
可能となる場合がある。
【0051】このように、第3の実施の形態において
は、携帯電話は、複数言語で特殊操作のガイド表示を行
うので、拾得者が理解できる言語でガイド表示がなされ
る可能性が高まり、拾得者が特殊操作を行って携帯電話
1を所有者に返還する可能性を高めることができるとい
う効果がある。また、第3の実施の形態の場合も、第1
の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0052】また、第3の実施の形態において、ガイド
表示の内容を制御部12が合成音声に変換し、マイク・
スピーカ部15から音声ガイドとして出力させるように
することもできる。また、音声ガイドに用いる言語を所
定の時間間隔で切り替えて、複数の言語による音声ガイ
ドを行うようにすることも可能である。
【0053】また、上述したような処理を実行するプロ
グラムは、CD−ROM(compact disc
read only memory)、DVD(dig
ital versatile disc)、フロッピ
ディスク、メモリカード、ROM(read only
memory)等の様々な記録媒体に記録して提供す
ることができる。そして、そのプログラムは、制御部の
動作を制御し、プログラム制御されたその制御部が上記
プログラムにより指令される所定の処理を実行する。
【0054】なお、上記実施の形態においては、本発明
を携帯電話通信システムに適用する場合について説明し
たが、その他の通信システムにも本発明を適用すること
ができる。
【0055】また、上記各実施の形態の構成及び動作は
例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更
することができることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る移動体通信シ
ステムおよび移動体通信方法、並びに記録媒体によれ
ば、基地局は、移動体通信端末の所有者に対してモード
設定サービスを提供し、所有者によるモード設定サービ
スへのアクセスが正常に行われたか否かを判定し、判定
結果に応じて、移動体通信端末の所有者がモード設定サ
ービスにより設定したモード設定情報を受信し、受信さ
れたモード設定情報を記憶し、移動体通信端末が通信可
能な状態であるか否かを判定し、判定結果に応じて、記
憶されたモード設定情報を、移動体通信端末に送信し、
移動体通信端末からのモード設定情報を受信したことを
示す応答メッセージを受信するまで、判定結果に応じて
移動体通信端末に対するモード設定情報の送信を行う処
理が所定の時間間隔で繰り返し行われるように制御す
る。また、移動体通信端末は、基地局から送信されてき
たモード設定情報を受信し、モード設定情報が正常に受
信されたとき、応答メッセージを基地局に対して送信
し、受信されたモード設定情報に基づいて、移動体通信
端末のモードの設定および解除を行うようにしたので、
基地局を介して携帯電話等の移動体通信端末の機能制限
や解除を簡単に行うことができるようにするとともに、
移動体通信端末の紛失時又は盗難時における所有者に関
する情報の秘匿性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信システムを応用した携帯電
話通信システムの全体構成例を示す図である。
【図2】携帯電話の構成例を示すブロック図である。
【図3】モード設定フローの例を示す図である。
【図4】モード設定時の移動体通信システム全体の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図5】携帯電話の言語切り替え表示の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 基地局 3 電話網 4 通信手段 10 無線部 11 表示部 12 制御部 13 メモリ部 14 キー入力部 15 マイク・スピーカ部
フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA03 AA61 AA78 BB00 CC01 CC11 DD01 DD04 EE01 EE02 FF03 GG00 GG01 GG03 GG08 GG13 HH00 5K027 AA11 BB01 BB09 CC08 EE01 EE11 FF01 FF22 HH11 HH14 MM17 5K051 AA08 BB05 CC07 DD15 EE01 EE02 FF21 HH13 HH15 JJ00 KK06 5K067 AA32 AA34 BB04 DD17 DD30 DD51 EE02 EE10 EE16 FF07 FF13 FF17 FF23 FF26 FF27 FF33 GG02 HH07 HH11 HH23 HH36 KK15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信端末が基地局を介して通信を
    行う移動体通信システムであって、 前記基地局は、 前記移動体通信端末の所有者に対してモード設定サービ
    スを提供する提供手段と、 前記所有者による前記モード設定サービスへのアクセス
    が正常に行われたか否かを判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段による判定結果に応じて、前記移動
    体通信端末の所有者が前記モード設定サービスにより設
    定したモード設定情報を受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段によって受信された前記モード設定
    情報を記憶する第1の記憶手段と、 前記移動体通信端末が通信可能な状態であるか否かを判
    定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段による判定結果に応じて、前記第1
    の記憶手段によって記憶された前記モード設定情報を、
    前記移動体通信端末に送信する第1の送信手段と、 前記移動体通信端末からの前記モード設定情報を受信し
    たことを示す応答メッセージを受信するまで、前記第1
    の送信手段による処理が所定の時間間隔で繰り返し行わ
    れるように制御する制御手段とを備え、 前記移動体通信端末は、 前記基地局から送信されてきた前記モード設定情報を受
    信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段により、前記モード設定情報が正常
    に受信されたとき、応答メッセージを前記基地局に対し
    て送信する第2の送信手段と、 前記第2の受信手段によって受信された前記モード設定
    情報に基づいて、前記移動体通信端末のモードの設定お
    よび解除を行うモード設定解除手段とを備えることを特
    徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 前記モード設定情報は、所定の操作以外
    の操作を無効とするモードに設定するための情報を含
    み、前記モード設定解除手段は、前記情報に従って、前
    記移動体通信端末が前記所定の操作以外の操作を受け付
    けないモードに設定することを特徴とする請求項1に記
    載の移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 前記移動体通信端末は、前記所定の操作
    を誘導するガイド表示を行うガイド表示手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項2に記載の移動体通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記ガイド表示は、複数の言語で行わ
    れ、所定の時間間隔で順に前記ガイド表示を行う言語が
    切り替えられることを特徴とする請求項3に記載の移動
    体通信システム。
  5. 【請求項5】 前記移動体通信端末は、前記所定の操作
    を誘導する音声ガイドを行う音声ガイド出力手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項2,3または4に記載
    の移動体通信システム。
  6. 【請求項6】 前記音声ガイドは、複数の言語で行わ
    れ、所定の時間間隔で順に前記音声ガイドを行う言語が
    切り替えられることを特徴とする請求項5に記載の移動
    体通信システム。
  7. 【請求項7】 前記所定の操作により、前記所有者が予
    め設定した所定の連絡先に発信が行われることを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれかに記載の移動体通信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記所定の操作により、前記移動体通信
    システムによる通信サービスを提供する事業者のカスタ
    マサービスに発信が行われることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれかに記載の移動体通信システム。
  9. 【請求項9】 前記モード設定情報は、少なくとも、前
    記移動体通信端末の通信履歴、着信情報、登録番号から
    なるユーザ情報の表示、非表示を設定する情報を含み、
    前記モード設定解除手段は、前記情報に従って、前記移
    動体通信端末のモードを、前記ユーザ情報を表示するモ
    ードおよび前記ユーザ情報を非表示にするモードのいず
    れかに設定することを特徴とする請求項1乃至8のいず
    れかに記載の移動体通信システム。
  10. 【請求項10】 前記基地局は、前記所有者に固有の識
    別番号と暗証番号からなる識別情報を記憶する識別情報
    記憶手段をさらに備え、 前記所有者による前記モード設定サービスへのアクセス
    は、前記所有者に固有の前記識別番号と前記暗証番号を
    用いて行われ、前記基地局の前記第1の判定手段は、前
    記識別情報記憶手段によって記憶されている前記識別番
    号と前記暗証番号に基づいて、前記所有者による前記モ
    ード設定サービスへのアクセスが正常に行われたか否か
    を判定することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか
    に記載の移動体通信システム。
  11. 【請求項11】 前記所有者による前記モード設定情報
    の設定は、複数の言語のうちの所定のものにより行われ
    ることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載
    の移動体通信システム。
  12. 【請求項12】 前記モード設定情報は、前記移動体通
    信端末の着信音の有無を設定する情報を含み、前記モー
    ド設定解除手段は、前記情報に従って、前記移動体通信
    端末のモードを、前記着信音有りのモードおよび前記着
    信音なしのモードのいずれかに設定することを特徴とす
    る請求項1乃至11のいずれかに記載の移動体通信シス
    テム。
  13. 【請求項13】 移動体通信端末が基地局を介して通信
    を行う移動体通信システムにおける移動体通信方法であ
    って、 前記基地局は、 前記移動体通信端末の所有者に対してモード設定サービ
    スを提供する提供ステップと、 前記所有者による前記モード設定サービスへのアクセス
    が正常に行われたか否かを判定する第1の判定ステップ
    と、 前記第1の判定ステップにおける判定結果に応じて、前
    記移動体通信端末の所有者が前記モード設定サービスに
    より設定したモード設定情報を受信する第1の受信ステ
    ップと、 前記第1の受信ステップにおいて受信された前記モード
    設定情報を記憶する第1の記憶ステップと、 前記移動体通信端末が通信可能な状態であるか否かを判
    定する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップにおける判定結果に応じて、前
    記第1の記憶ステップにおいて記憶された前記モード設
    定情報を、前記移動体通信端末に送信する第1の送信ス
    テップと、 前記移動体通信端末からの前記モード設定情報を受信し
    たことを示す応答メッセージを受信するまで、前記第1
    の送信ステップにおける処理が所定の時間間隔で繰り返
    し行われるように制御する制御ステップとを備え、 前記移動体通信端末は、 前記基地局から送信されてきた前記モード設定情報を受
    信する第2の受信ステップと、 前記第2の受信ステップにおいて、前記モード設定情報
    が正常に受信されたとき、応答メッセージを前記基地局
    に対して送信する第2の送信ステップと、 前記第2の受信ステップにおいて受信された前記モード
    設定情報に基づいて、前記移動体通信端末のモードの設
    定および解除を行うモード設定解除ステップとを備える
    ことを特徴とする移動体通信方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の移動体通信方法を
    実行可能なプログラムが記録されている記録媒体。
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