JP2001326893A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP2001326893A
JP2001326893A JP2000144517A JP2000144517A JP2001326893A JP 2001326893 A JP2001326893 A JP 2001326893A JP 2000144517 A JP2000144517 A JP 2000144517A JP 2000144517 A JP2000144517 A JP 2000144517A JP 2001326893 A JP2001326893 A JP 2001326893A
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JP2000144517A
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Yuzo Umagami
裕三 馬上
Shinji Yamamoto
真嗣 山本
Yoshihisa Shimazu
義久 嶋津
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリカードへの書き込み処理時間と読み込み
処理時間を短縮できるカメラシステムを提供する。 【解決手段】 画像入力装置10と、第1メモリ装置3
0と、制御装置40と、第2メモリ装置50と、映像信
号処理ブロック21−1、圧縮伸張処理ブロック21−
2、CPUI/F処理ブロック21−3、第1メモリ装
置30と第2メモリ装置50間のDMA処理ブロック2
1−4、および制御装置40と第2メモリ装置50間の
間接レジスタアクセス処理ブロック21−5を有するD
SP装置21とを備え、処理を多重化することにより、
メモリカード(50)への書きこみ処理と、読みこみ処
理を短縮し、記録再生時間の短縮を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルスチル
カメラなどのカメラシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルスチルカメラは当初、PC周
辺機器として発売されて以来、銀塩カメラの性能に近づ
くべく、高画素化、高速化を目指してきている。
【0003】従来からこの種のディジタルスチルカメラ
はメモリーカードに対し、DOS−FATファイルシス
テムでフレキシブルな制御を行うために、マイコンが制
御を行っている。そのため、メモリカードはマイコンの
バス上に直接的、または、I/Fゲートを使用して間接的
に接続されていた(特開平 11-205690号ディジタルスチ
ルカメラ)。
【0004】当初、画素数が少ないディジタルスチルカ
メラにおいてソフトウェア処理で映像信号処理、圧縮伸
張処理を行った場合の処理時間と、メモリーカード書き
こみ・読みこみ処理時間の割合が同等であった。
【0005】近年、高画素化に伴い、ハードウェア処理
で映像信号処理、圧縮伸張処理が高速に行われるように
なった(特開平 11-331672号ディジタルスチルカメ
ラ)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のディジタルスチルカメラでは、高画素化に伴い、映
像信号処理、圧縮伸張処理はハードウェア化により高速
に終了することができているが、DOS−FATシステ
ムで管理されているメモリーカードへのアクセスはフレ
キシブルなアクセスを必要とするため、マイコンなどの
ソフトウェアで制御する必要があり、ハードウェア化に
よる高速化ができていない。そのため、メモリーカード
への書きこみ処理時間と、メモリカードからの読みこみ
処理時間が記録再生時間のほとんどを占め、ユーザイン
タフェースが非常に悪いものになっている。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、従来方式より、メモリカードへの書
きこみ処理時間と、メモリカードからの読みこみ処理時
間を短縮できるカメラシステムを提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカメラシ
ステムは、画像入力装置と、第1メモリ装置と、制御装
置と、第2メモリ装置と、映像信号処理ブロック、圧縮
伸張処理ブロック、CPUI/F処理ブロック、第1メ
モリ装置と第2メモリ装置間のDMA処理ブロック、お
よび制御装置と第2メモリ装置間の間接レジスタアクセ
ス処理ブロックを有するDSP装置とを備え、制御装置
は、記録時において、画像入力装置より取込んだ画像信
号をDSP装置の映像信号処理ブロックで映像信号処理
を行い、圧縮伸張ブロックで圧縮処理を行い、圧縮結果
のJPEG符合データを第1メモリ装置に生成した後、
制御装置は第2メモリ装置に対する読みこみコマンドの
発行を、DSP装置の間接レジスタアクセス処理ブロッ
クのレジスタにコマンドを書きこむことで実現し、第2
メモリ装置のディレクトリエントリ情報とFATデータ
をDSP装置の間接レジスタアクセス処理ブロックのレ
ジスタより読みこみ、第2メモリ装置の空き領域を計算
し、その空き領域に対して、制御装置は第2メモリ装置
に対する書きこみコマンドの発行を、読みこみコマンド
同様に発行し、その後、第1メモリ装置にあるJPEG
符号データを、DMA処理ブロックを使用し、1クラス
タ分のJPEG符号データに対し、第1メモリ装置から
読みこむ処理と、第2メモリ装置へ書きこむ処理を多重
化して行い、1クラスタ分のデータ移動が終了すると、
制御装置は再度、第2メモリ装置のFATデータ読みこ
み処理、空き領域計算処理、第2メモリ装置へのコマン
ド発行処理から第1メモリ装置から読みこむ処理、およ
び第2メモリ装置へ書きこむ処理までを全JPEG符号
データを移動させるまで、N回処理を行い、再生時にお
いて、制御装置が第2メモリ装置に対する読みこみコマ
ンドを発行し、第2メモリ装置からディレクトリエント
リデータと、FATデータをDSP装置の間接レジスタ
アクセス処理ブロックのレジスタより読みこみ、JPE
G符号データの位置を計算し、その位置のFATデータ
を読みこみ、連鎖するデータ位置を計算し、読みこみコ
マンドを発行する処理を行い、DSP装置のDMA処理
ブロックを使用し、1クラスタ分のデータに対し、第2
メモリ装置から読みこむ処理と、第1メモリ装置へ書き
こむ処理を多重化させながら行い、1クラスタのデータ
移動が終了すると、再度、制御装置は第2メモリ装置の
FATデータを読みこみ、連鎖するデータ位置を計算
し、読みこみコマンドを発行する処理から第2メモリ装
置から読みこむ処理と、第1メモリ装置へ書きこむ処理
までを全JPEG符号データを移動させるまで、N回処
理を行い、移動が終了すると、DSP装置の圧縮伸張ブ
ロックで伸張を行い、映像信号を出力することを特徴と
するものである。
【0009】請求項1記載のカメラシステムによれば、
DSP装置に間接レジスタアクセス処理ブロックを備え
ることにより、第1メモリ装置とDSP装置間のデータ
転送処理と、第2メモリ装置とDSP相に間のデータ転
送処理の多重化が可能となり、第2メモリ装置へのアク
セス処理の短縮が可能となり、TOTAL記録再生時間
の短縮を図ることとなる。したがって、この発明を利用
することにより、カメラシステムにおいて、記録再生処
理の短縮が可能となり、将来、高画素化が進むにつれて
もこの技術が使用され、快適なユーザインタフェースが
得られる。
【0010】請求項2記載のカメラシステムは、画像入
力装置と、第1メモリ装置と、制御装置と、第2メモリ
装置と、映像信号処理ブロック、圧縮伸張処理ブロッ
ク、CPUI/F処理ブロック、第1メモリ装置と第2
メモリ装置間のDMA処理ブロック、制御装置と第2メ
モリ装置間の間接レジスタアクセス処理ブロックを有す
るDSP装置と、制御装置に接続して記録再生の処理前
に第2メモリ装置のFATデータを先読みしておくため
の第3メモリ装置とを備え、制御装置は、記録時におい
て、画像入力装置より取込んだ画像信号をDSP装置の
映像信号処理ブロックで映像信号処理を行い、圧縮伸張
ブロックで圧縮処理を行い、圧縮結果のJPEG符合デ
ータを第1メモリ装置に生成した後、第3メモリ装置よ
りFATデータを読みこみ、空き領域を計算する処理を
行い、間接レジスタアクセス処理ブロックを使用し、第
2メモリ装置に対し、書きこみコマンド発行処理を行
い、第1メモリ装置からJPEG符号データを読みこむ
処理と、第2メモリ装置へJPEG符号データを書きこ
む処理と、次のFATデータを読みこみ、第2メモリ装
置の空き領域を計算する処理を多重化させ、全符号デー
タの転送が終了するまで、第2メモリ装置に対し、書き
こみコマンド発行処理から、第1メモリ装置からJPE
G符号データを読みこむ処理と、第2メモリ装置へJP
EG符号データを書きこむ処理と、次のFATデータを
読みこみ、第2メモリ装置50の空き領域を計算する処
理までを、N回処理を行い、再生時において、制御装置
が第2メモリ装置に対する読みこみコマンドを発行し、
第2メモリ装置からディレクトリエントリデータを読み
こみ、JPEG符号データの位置を計算し、その位置の
FATデータを読みこみ、次の連鎖するデータ位置の計
算処理を行い、読みこみコマンドを発行し、その後、D
SP装置21のDMA処理ブロックを使用し、1クラス
タ分のJPEG符号データに対し、第2メモリ装置から
データを読みこむ処理と、第1メモリ装置へデータを書
きこむ処理と、第3メモリ装置より、FATデータを読
みこみ、次の連鎖するデータ位置の計算処理を多重化さ
せながら行い、1クラスタのデータ移動が終了すると、
制御装置は再度、読みこみコマンドを発行する処理と、
第2メモリ装置からJPEG符号データを読みこむ処理
と、第1メモリ装置へJPEG符号データを書きこむ処
理と、第3メモリ装置より、FATデータを読みこみ、
次の連鎖するJPEG符号データ位置の計算処理までを
全JPEG符号データを移動させるまで、N回処理を行
い、移動が終了すると、DSP装置の圧縮伸張ブロック
で伸張を行い、映像信号を出力することを特徴とするも
のである。
【0011】請求項2記載のカメラシステムによれば、
制御装置にSRAMなどの第3メモリ装置を接続するこ
とにより、第1メモリ装置とDSP装置間のデータ転送
処理と、第2メモリ装置とDSP装置間のデータ転送処
理と、FATデータを読みこむ処理と、連鎖クラスタデ
ータ計算処理の多重化が可能となり、第2メモリ装置へ
のアクセス処理の短縮が可能となり、TOTAL記録再
生時間の短縮を図ることができる。
【0012】請求項3記載のカメラシステムは、請求項
1または請求項2において、制御装置が、記録時におい
て、画像入力装置より取込んだ画像信号をDSP装置の
映像信号処理ブロックで映像信号処理を行い、圧縮伸張
ブロックで圧縮処理を行い、圧縮結果のJPEG符合デ
ータを第1メモリ装置に生成した後において、制御装置
が間接アクセスレジスタ処理ブロックを使用し、第2メ
モリ装置への書きこみコマンドの指定サイズについて、
発行できる可能な限り連続する空き領域(例えばM1,
M2,M3・・・Mn:M1+M2+M3+・・・+M
n=N、N≧n≧1)のサイズを指定してコマンドを発
行し、その後、DMA処理ブロックを使用し、データ転
送処理を行い、再生時において、記録時と同様に発行で
きる可能な限りの連続するデータ領域を指定し、コマン
ドを発行し、アクセスを行うものである。
【0013】請求項3記載のカメラシステムによれば、
請求項1または請求項2と同様な効果のほか、本発明の
アクセス方式は、例えばDOS−FATシステムで管理
されている、装脱着可能なCFカードなどの第2メモリ
装置に対して、クラスタ単位のアクセス方式から、アク
セスできる可能な単位のアクセス方式に変えることによ
り、コマンド発行時間の削減と、第2メモリ装置の性能
向上により、高速化が可能となり、TOTAL記録再生
処理時間の短縮を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。比較のため従来例の構成に
ついてまず説明する。
【0015】図9に従来システム構成図、図10に従来
の記録処理時間の割合、図11に従来の再生処理時間の
割合を示す。
【0016】従来のシステムは、CCD、CMOSセン
サなどの画像入力装置10と、SDRAMなどの第1メ
モリ装置30と、マイコンなどの制御装置40と、CF
カードなどの装脱着可能なDOS−FATシステムで管
理される第2メモリ装置50と、DSP(Digita
l Signal Processor)装置20とで
構成され、DSP装置20は映像信号処理および圧縮・
伸長処理の装置であり、映像信号処理ブロック20−1
と、圧縮伸張処理ブロック20−2と、CPUI/F処
理ブロック20−3で構成されている。制御装置40が
第2メモリ装置50に対し、フレキシブルなアクセスが
必要なため、第2メモリ装置50は制御装置40とDS
P装置20のバス上に直結されていた。
【0017】記録時は、画像入力装置10より取込んだ
画像信号をDSP装置20の映像信号処理ブロック20
−1で映像信号処理を行い、圧縮伸張処理ブロック20
−2で圧縮処理を行い、圧縮結果のJPEG符合データ
を第1メモリ装置30に生成する(処理時間A)。その
後、制御装置40が第2メモリ装置50に対し、読みこ
みコマンドの発行を行い、第2メモリ装置50のディレ
クトリエントリ情報とFAT(File alloca
tion table)データを読みこみ、第2メモリ
装置50の空き領域を計算し、その空き領域に対して、
第2メモリ装置50に対し1クラスタ分の書きこみコマ
ンドを発行する(処理時間B)。その後、制御装置40
が第1メモリ装置30にあるJPEG符号データ(例え
ばNクラスタサイズ)の1クラスタ分のデータを、DS
P装置20のCPUI/F処理ブロック21−3を介し
て読みこみ(処理時間C)、第2メモリ装置50へ書き
こむ(処理時間D)。書きこみ終了後、制御装置40は
再度、第2メモリ装置50のFATデータ読みこみ処
理、空き領域計算処理、メモリ装置50へのコマンド発
行処理(処理時間B)から第1メモリ装置30から読み
こむ処理(処理時間C)と、第2メモリ装置50へ書き
こむ処理(処理時間D)までを全JPEG符号データを
移動させるまで、N回処理を行い記録を実現する(図1
0参照)。
【0018】再生時は、制御装置40が第2メモリ装置
50に対する読みこみコマンドを発行し、第2メモリ装
置50からディレクトリエントリデータと、FATデー
タを読みこみ、JPEG符号データ(例えばNクラスタ
サイズ)の位置を計算し(処理時間H)、そのFATデ
ータを読みこみ、連鎖するデータ位置を計算し、読みこ
みコマンドを発行する処理(処理時間I)を行い、1ク
ラスタ分のデータに対し、第2メモリ装置50から読み
こむ処理(処理時間J)と、第1メモリ装置30へ書き
こむ処理(処理時間K)を行う。1クラスタのデータ移
動が終了すると、再度、制御装置40は第2メモリ装置
50のFATデータを読みこみ、連鎖するデータ位置を
計算し、読みこみコマンドを発行する処理(処理時間
I)から第2メモリ装置50から読みこむ処理(処理時
間J)と、第1メモリ装置30へ書きこむ処理(処理時
間K)までを全JPEG符号データを移動させるまで、
N回処理を行い、移動が終了すると、DSP装置20の
圧縮伸張ブロック20−2で伸張を行い、映像信号を出
力(処理時間L)することで、再生を実現する(図11
参照)。
【0019】記録処理時間は図10に示すように処理時
間A+(処理時間B+処理時間C+処理時間D)×N回
となっていた。再生処理時間は図11に示すように処理
時間H+(処理時間I+処理時間J+処理時間K)×N
回+処理時間Lとなっていた。
【0020】図1に請求項1と請求項3に対応する発明
の第1の実施の形態のディジタルスチルカメラのシステ
ム構成図、図2に請求項1に対応する発明の第1の実施
の形態の記録処理時間の割合、図3にその再生処理時間
の割合を示す。
【0021】CCD、CMOSセンサなどの画像入力装
置10と、SDRAMなどの第1メモリ装置30と、マ
イコンなどの制御装置40と、CFカードなどの装脱着
可能なDOS−FATシステムで管理される第2メモリ
装置50と、DSP装置21(映像信号処理ブロック2
1−1と、圧縮伸張処理ブロック21−2と、CPUI
/F処理ブロック21−3と、第1メモリ装置30と第
2メモリ装置50間のDMA(Direct Memo
ry Access)処理ブロック21−4と、制御装
置40と第2メモリ装置50間の間接レジスタアクセス
処理ブロック21−5を備えた装置)で構成される。
【0022】制御装置40は、記録時において、画像入
力装置10より取込んだ画像信号をDSP装置21の映
像信号処理ブロック21−1で映像信号処理を行い、圧
縮伸張ブロック21−2で圧縮処理を行い、圧縮結果の
JPEG符合データを第1メモリ装置30に生成する
(処理時間A)。その後、制御装置40は第2メモリ装
置50に対する読みこみコマンドの発行を、DSP装置
21の間接レジスタアクセス処理ブロック21−5のレ
ジスタにコマンドを書きこむことで実現し、第2メモリ
装置50のディレクトリエントリ情報とFATデータを
DSP装置21の間接レジスタアクセス処理ブロック2
1−5のレジスタより読みこみ、第2メモリ装置50の
空き領域を計算し、その空き領域に対して、制御装置4
0は第2メモリ装置50に対する1クラスタ分の書きこ
みコマンドの発行を、読みこみコマンド同様に発行する
(処理時間B)。その後、第1メモリ装置30にあるJ
PEG符号データ(例えばNクラスタサイズ)を、DM
A処理ブロック21−4を使用し、1クラスタ分のJP
EG符号データに対し、第1メモリ装置30から読みこ
む処理(処理時間C1)と、第2メモリ装置50へ書き
こむ処理(処理時間D1)を多重化して行なう。1クラ
スタ分のデータ移動が終了すると、制御装置40は再
度、第2メモリ装置50のFATデータ読みこみ処理、
空き領域計算処理、第2メモリ装置50へのコマンド発
行処理(処理時間B)から第1メモリ装置30から読み
こむ処理(処理時間C1)と、第2メモリ装置50へ書
きこむ処理(処理時間D1)までを全JPEG符号デー
タを移動させるまで、N回処理を行い記録を実現する
(図2参照)。
【0023】再生時において、制御装置40が第2メモ
リ装置50に対する読みこみコマンドを発行し、第2メ
モリ装置50からディレクトリエントリデータと、FA
TデータをDSP装置21の間接レジスタアクセス処理
ブロック21−5のレジスタより読みこみ、JPEG符
号データ(例えばNクラスタサイズ)の位置を計算する
(処理時間H)。その後、その位置のFATデータを読
みこみ、連鎖するデータ位置を計算し、1クラスタ分の
読みこみコマンドを発行する(処理時間I)。その後、
DSP装置21のDMA処理ブロック21−4を使用
し、1クラスタ分のデータに対し、第2メモリ装置50
から読みこむ処理(処理時間J1)と、第1メモリ装置
30へ書きこむ処理(処理時間K1)を多重化させなが
ら行う。1クラスタのデータ移動が終了すると、再度、
制御装置40は第2メモリ装置50のFATデータを読
みこみ、連鎖するデータ位置を計算し、読みこみコマン
ドの発行処理(処理時間I)から第2メモリ装置50か
ら読みこむ処理(処理時間J1)と、第1メモリ装置3
0へ書きこむ処理(処理時間K1)までを全JPEG符
号データを移動させるまで、N回処理を行い、移動が終
了すると、DSP装置21の圧縮伸張ブロック21−2
で伸張を行い、映像信号を出力(処理時間L)すること
で、再生を実現する(図3参照)。
【0024】つまり、記録処理時間は図2に示すように
処理時間C1<処理時間D1の関係があるので、処理時
間A+(処理時間B+処理時間D1)×N回となり、従
来より、処理時間C1×N回の時間短縮ができる。ま
た、再生処理時間は図3に示すように処理時間K1<処
理時間J1の関係があるので、処理時間H+(処理時間
I+処理時間J1)×N回+処理時間Lとなり、従来よ
り、処理時間K1×N回の時間短縮ができる。
【0025】次に、更なる時間短縮について検討する。
具体的には、処理時間Bに着目し、制御装置40がDS
P装置21の間接レジスタアクセス処理ブロック21−
5を使用し、第2メモリ装置50のFATデータを読み
こむ処理と、第2メモリ装置50の空き領域を計算する
処理(処理時間B1)と、その空き領域に対して、制御
装置40が第2メモリ装置50に対する書きこみコマン
ドの発行する処理(処理時間B2)について検討する。
第2メモリ装置50のFATデータを読みこむ処理時間
については、特開平8ー77286号に時間短縮の方法
が記述されているが、その時間短縮のみでは、不十分で
あり、第2メモリ装置50のFATデータを読みこむ処
理と、第2メモリ装置50の空き領域を計算する処理
(処理時間B1)を、第1メモリ装置30と第2メモリ
装置50のデータ転送処理と多重化することにより、更
なる短縮の効果が得られる。その場合、FATデータを
読みこむ処理時間は、第2メモリ装置50へ書きこむ処
理(処理時間D1)時間より短かければよい。
【0026】図4に請求項2と請求項3に対応する発明
の第2の実施の形態のディジタルスチルカメラのシステ
ム構成図、図5に請求項2に対応する発明の第2の実施
の形態の記録処理時間の割合、図6にその再生処理時間
の割合を示す。
【0027】請求項1に対応する実施の形態の図1に示
す構成に、SRAMなどの第3メモリ装置60を制御装
置40に接続して付け加えた構成で、記録再生の処理前
に、第2メモリ装置50のFATデータを第3メモリ装
置60に先読みしておく。
【0028】制御装置40は、記録時において、画像入
力装置10より取込んだ画像信号をDSP装置21の映
像信号処理ブロック21−1で映像信号処理を行い、圧
縮伸張処理ブロック21−2で圧縮処理を行い、圧縮結
果のJPEG符合データを第1メモリ装置30に生成す
る(処理時間A)。その後、制御装置40がFATデー
タを第3メモリ装置60より読みこみ、第2メモリ装置
50の空き領域を計算する処理(処理時間B1)を行
い、間接レジスタアクセス処理ブロック21−5を使用
し第2メモリ装置50に対し、1クラスタ分の書きこみ
コマンド発行処理(処理時間B2)を行なう。DMA処
理ブロック21−4を使用して第1メモリ装置30から
1クラスタ分のJPEG符号データを読みこむ処理(処
理時間C1)と、DMA処理ブロック21−4を使用し
て第2メモリ装置50へ1クラスタ分のJPEG符号デ
ータを書きこむ処理(処理時間D1)と、次のFATデ
ータを読みこみ、第2メモリ装置50の空き領域を計算
する処理(処理時間B1)を多重化させ、全符号データ
(例えばNクラスタサイズ)の転送が終了するまで、第
2メモリ装置50に対し、書きこみコマンド発行処理
(処理時間B2)から、第1メモリ装置30からJPE
G符号データを読みこむ処理(処理時間C1)と、第2
メモリ装置50へJPEG符号データを書きこむ処理
(処理時間D1)と、次のFATデータを読みこみ、第
2メモリ装置50の空き領域を計算する処理(処理時間
B1)までを、N回処理を行い、記録を実現する(図5
参照)。
【0029】再生時において、制御装置40が間接レジ
スタアクセス処理ブロック21−5を使用し、第2メモ
リ装置50に対する読みこみコマンドを発行し、第2メ
モリ装置50からディレクトリエントリデータを読みこ
み、JPEG符号データ(例えばNクラスタサイズ)の
位置を計算し(処理時間H)、その位置のFATデータ
を第3メモリ装置60より読みこみ、次の連鎖するデー
タ位置の計算処理(処理時間I1)を行い、第2メモリ
装置50に対し1クラスタ分の読みこみコマンドを発行
し(処理時間I2)、DSP装置21のDMA処理ブロ
ック21−4を使用し、1クラスタ分のJPEG符号デ
ータに対し、第2メモリ装置50からデータを読みこむ
処理(処理時間J1)と、第1メモリ装置30へデータ
を書きこむ処理(処理時間K1)と、第3メモリ装置6
0より、FATデータを読みこみ、次の連鎖するデータ
位置の計算処理(処理時間I1)を多重化させながら行
い、1クラスタ分のデータ移動が終了すると、制御装置
40は再度、読みこみコマンドを発行する処理(処理時
間I2)と、第2メモリ装置50からJPEG符号デー
タを読みこむ処理(処理時間J1)と、第1メモリ装置
30へJPEG符号データを書きこむ処理(処理時間K
1)と、第3メモリ装置60より、FATデータを読み
こみ、次の連鎖するJPEG符号データ位置の計算処理
(処理時間I1)までを全JPEG符号データを移動さ
せるまで、N回処理を行い、移動が終了すると、DSP
装置21の圧縮伸張ブロック21−2で伸張を行い、映
像信号を出力(処理時間L)することで、再生する(図
6参照)。
【0030】つまり、記録処理時間は処理時間B1<処
理時間C1<処理時間D1の関係があるので、図5に示
すように処理時間A+処理時間B1+(処理時間B2+
処理時間D1)×N回となり、従来より、約(処理時間
B1+処理時間C1)×N回の時間短縮ができる。ま
た、再生処理時間は処理時間I1<処理時間K1<処理
時間J1の関係があるので、図6に示すように処理時間
H+処理時間I1+(処理時間I2+処理時間J1)×
N回+処理時間Lとなり、従来より、約(処理時間I1
+処理時間K1)×N回の時間短縮ができる。
【0031】図7に請求項3に対応する発明の第3の実
施の形態の記録処理時間の割合、図8にその再生処理時
間の割合を示す。
【0032】請求項1もしくは請求項2のディジタルス
チルカメラのカメラシステムの構成で、請求項2の構成
で説明すると、制御装置40は記録時において、画像入
力装置10より取込んだ画像信号をDSP装置21の映
像信号処理ブロック21−1で映像信号処理を行い、圧
縮伸張処理ブロック21−2で圧縮処理を行い、圧縮結
果のJPEG符合データを第1メモリ装置30に生成す
る(処理時間A)。その後、制御装置40がFATデー
タを第3メモリ装置60より読みこみ、第2メモリ装置
50の連続する最大の空き領域の計算(処理時間B
1′)を行い、間接レジスタアクセス処理ブロック21
−5を使用し、第2メモリ装置50への書きこみコマン
ドの指定サイズを、発行できる可能な限り連続する空き
領域(クラスタ数M1,M2,M3・・・Mn:M1+
M2+M3+・・・+Mn=N、N≧n≧1)を指定して
コマンドを発行する処理(処理時間B2)を行なう。そ
の後、DMA処理ブロック21−4を使用し、第1メモ
リ装置30から1クラスタ分のJPEG符号データを読
みこむ処理(処理時間C1)と、第2メモリ装置50へ
JPEG符号データを書きこむ処理(処理時間D1′)
と、次のFATデータを読みこみ、第2メモリ装置50
の空き領域を計算する処理(処理時間B1′)を多重化
させ、M1クラスタが転送終了するまで、第1メモリ装
置30からJPEG符号データを読みこむ処理(処理時
間C1)と、第2メモリ装置50へJPEG符号データ
を書きこむ処理(処理時間D1′)を繰り返し実行し、
終了後、連続セクタ指定書きこみコマンド発行処理(処
理時間B2)から、M2,M3・・・Mn回処理を繰り
返し記録するアクセス方式である(図7参照)。
【0033】再生時において、図8に示すように、記録
時と同様に発行できる可能な限りの連続するデータ領域
を指定し、アクセスを行うカメラシステムのアクセス方
式である。図中、処理時間Hは、制御装置40が間接レ
ジスタアクセス処理ブロック21−5を使用し、第2メ
モリ装置50に対する読みこみコマンドを発行し、第2
メモリ装置50からディレクトリエントリデータと、F
ATデータを読みこみ、JPEG符号データ位置を計算
する処理時間である。処理時間I1′は制御装置40が
第2メモリ装置60からFATデータを読みこみ、連鎖
するデータ位置を計算する処理時間である。処理時間I
2は間接レジスタアクセス処理ブロック21−5を使用
し、第2メモリ装置50に対し、連続するコマンド発行
可能な最大クラスタ分の読みこみコマンドを発行する処
理時間である。処理時間J1はDMA処理ブロック21
−4を使用し、1クラスタ分のデータに対し、第2メモ
リ装置50から読みこむ処理時間である。処理時間K1
はDMA処理ブロック21−4を使用し、第1メモリ装
置へ書きこむ処理時間である。処理時間LはN回処理を
行い、移動が終了すると、DSP装置20の圧縮伸張ブ
ロック20−2で伸張を行い、映像信号を出力する処理
時間である。なお、M1,M2,M3・・・Mnは連続
するデータクラスタ数であり、M1+M2+M3+・・
・Mn=N、N≧n≧1である。
【0034】DOSファイルシステムのデータを扱う場
合、数Byte単位のデータから扱うことがありうる
が、近年の画像データの場合は数百KB単位の大容量の
データを扱っている。この大容量のデータを扱う上で、
JPEG符号のデータサイズ/クラスタサイズがN回の
ループ処理を連続するクラスタ数M1、M2、M3・・
・Mn(N=M1+M2+M3+・・・Mn)に分割を
行い、第2メモリ装置50へのコマンドをM1〜Mnの
サイズで発行することにより、処理時間B2を(N-n)
回削減することができる。nは1〜Nの値となりうる
が、画像データなどの大容量データの場合はn<Nとな
る場合が普通である。また、近年、メモリカード自体の
特性も1セクタアクセスより、複数クラスタアクセスの
ほうが高速アクセスできるように開発が進められている
ため、JPEG符号データを書きこむ処理時間D1の時
間も処理時間D1′(D1>D1′)に短縮され、将来
的にメモリーカードなどの、メモリ装置50に依存し
て、更なる高速化の可能性がある。ただし、ドライバの
ソフトウェアを大幅に変更する必要がある。
【0035】データサイズ/クラスタサイズをNとし、
連続する空き領域クラスタ数M1、M2、M3、・・・
Mn(N=M1+M2+M3+・・・+Mn)とする
と、記録処理時間は、B1′<C1<D1′の時間差が
あるため、図7に示すようにA+B1′+(B2+D
1′×M1)+(B2+D1′×M2)+(B2+D
1′×M3)・・・(B2+D1′×Mn)となり、記
録処理時間=処理時間A+処理時間B1′+処理時間B
2×n+処理時間D1′×Nとなり、請求項2に比べB
2×(N−n)の時間短縮と、(D1−D1′)×nの
時間短縮ができる。
【0036】再生処理時間は、I1′<J1<K1′の
時間差があるため、図8に示すようにH+I1′+(I
2+K1′×M1)+(I2+K1′×M2)+(I2
+K1′×M3)・・・(I2+K1′×Mn)とな
り、したがって、再生処理時間=処理時間H+処理時間
I1′+処理時間I2×n+処理時間K1′×Nとな
り、請求項2に比べI2×(N−n)の時間短縮と、
(K1−K1′)×nの時間短縮ができる。
【0037】なお、上記の実施の形態では、ディジタル
スチルカメラと第2メモリ装置50について説明した
が、他のシステムでも高速アクセスの効果が発揮でき、
有効である。また、第2メモリ装置50についても、他
のUSBI/F用IC、SDカードI/F用ICなどに
置き換えて実施しても効果が発揮でき、有効である。い
づれもこの実施の形態に限定されるものではない。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載のカメラシステムによれ
ば、DSP装置に間接レジスタアクセス処理ブロックを
備えることにより、第1メモリ装置とDSP装置間のデ
ータ転送処理と、第2メモリ装置とDSP相に間のデー
タ転送処理の多重化が可能となり、第2メモリ装置への
アクセス処理の短縮が可能となり、TOTAL記録再生
時間の短縮を図ることとなる。したがって、この発明を
利用することにより、カメラシステムにおいて、記録再
生処理の短縮が可能となり、将来、高画素化が進むにつ
れてもこの技術が使用され、快適なユーザインタフェー
スが得られる。
【0039】請求項2記載のカメラシステムによれば、
制御装置にSRAMなどの第3メモリ装置を接続するこ
とにより、第1メモリ装置とDSP装置間のデータ転送
処理と、第2メモリ装置とDSP装置間のデータ転送処
理と、FATデータを読みこむ処理と、連鎖クラスタデ
ータ計算処理の多重化が可能となり、第2メモリ装置へ
のアクセス処理の短縮が可能となり、TOTAL記録再
生時間の短縮を図ることができる。
【0040】請求項3記載のカメラシステムによれば、
請求項1または請求項2と同様な効果のほか、本発明の
アクセス方式は、例えばDOS−FATシステムで管理
されている、装脱着可能なCFカードなどの第2メモリ
装置に対して、クラスタ単位のアクセス方式から、アク
セスできる可能な単位のアクセス方式に変えることによ
り、コマンド発行時間の削減と、第2メモリ装置の性能
向上により、高速化が可能となり、TOTAL記録再生
処理時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1と請求項3に対応する第1の実施の形
態のシステム構成のブロック図である。
【図2】その記録処理時間の割合のフロー図である。
【図3】その再生処理時間の割合のフロー図である。
【図4】請求項2と請求項3に対応する第2の実施の形
態のシステム構成のブロック図である。
【図5】請求項2に対応する第2の実施の形態の記録処
理時間の割合を示すフロー図である。
【図6】その再生処理時間の割合を示すフロー図であ
る。
【図7】請求項3に対応する第3の実施の形態の記録処
理時間の割合を示すフロー図である。
【図8】その再生処理時間の割合を示すフロー図であ
る。
【図9】従来のシステム構成のブロック図である。
【図10】従来の記録処理時間の割合を示すフロー図で
ある。
【図11】従来の再生処理時間の割合を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
10 画像入力装置 20 映像信号処理、圧縮・伸張処理装置 20-1 映像信号処理ブロック 20-2 圧縮伸張処理ブロック 20-3 CPU I/F処理ブロック 21 映像信号処理、圧縮・伸張処理装置 21-1 映像信号処理ブロック 21-2 圧縮伸張処理ブロック 21-3 CPU I/F処理ブロック 21-4 第1メモリ装置30と第2メモリ装置間50のD
MA処理ブロック 21-5 制御装置40と第2メモリ装置50間の間接レジ
スタアクセス処理ブロック 30 第1メモリ装置 40 制御装置 50 第2メモリ装置 60 第3メモリ装置 処理時間A:画像入力装置10より取込んだ画像信号を
DSP装置20の映像信号処理ブロック20−1で映像
信号処理を行い、圧縮伸張処理ブロック20−2で圧縮
処理を行い、圧縮結果のJPEG符合データを第1メモ
リ装置30に生成する処理時間 処理時間B:制御装置40が第2メモリ装置50に対
し、読みこみコマンドの発行を行い、第2メモリ装置5
0のFATデータなどを読みこみ、第2メモリ装置50
の空き領域を計算し、その空き領域に対して、第2メモ
リ装置50に対し1クラスタ分の書きこみコマンドを発
行する処理時間 処理時間C:制御装置40が第1メモリ装置30にある
JPEG符号データの1クラスタ分のデータを、DSP
装置20のCPUI/F処理ブロック21−3を介して
読みこむ処理時間 処理時間D:制御装置40が1クラスタ分のデータを第
2メモリ装置50へ書きこむ処理時間 N:JPEG符号データサイズ/クラスタサイズ 処理時間H:制御装置40が第2メモリ装置50に対す
る読みこみコマンドを発行し、第2メモリ装置50から
ディレクトリエントリデータと、FATデータを読みこ
み、JPEG符号データ位置を計算する処理時間 処理時間I:制御装置40が第2メモリ装置50のFA
Tデータを読みこみ、連鎖するデータ位置を計算し、読
みこみコマンドを発行する処理時間 処理時間J:1クラスタ分のデータに対し、第2メモリ
装置50から読みこむ処理時間 処理時間K:第1メモリ装置30へ書きこむ処理 処理時間L:N回処理を行い、移動が終了すると、DS
P装置20の圧縮伸張ブロック20−2で伸張を行い、
映像信号を出力する処理時間 処理時間C1:第1メモリ装置30にあるJPEG符号
データを、DMA処理ブロック21−4を使用し、1ク
ラスタ分のJPEG符号データに対し、第1メモリ装置
30から読みこむ処理時間 処理時間D1:DMA処理ブロック21−4を使用し、
1クラスタ分のJPEG符号データに対し、第2メモリ
装置50へ書きこむ処理時間 処理時間J1:DMA処理ブロック21−4を使用し、
1クラスタ分のデータに対し、第2メモリ装置50から
読みこむ処理時間 処理時間K1:DMA処理ブロック21−4を使用し、
第1メモリ装置30へ書きこむ処理 処理時間B1:制御装置40が第3メモリ装置60よ
り、第2メモリ装置50のFATデータを読みこみ、第
2メモリ装置50の空き領域を計算する処理時間 処理時間B2:間接レジスタアクセス処理ブロック21
−5を使用し、第2メモリ装置50に対し1クラスタ分
の書きこみコマンドを発行する処理時間 処理時間I1:制御装置40が第2メモリ装置60から
FATデータを読みこみ、連鎖するデータ位置を計算す
る処理時間 処理時間I2:間接レジスタアクセス処理ブロック21
−5を使用し、第2メモリ装置50に対し、1クラスタ
分の読みこみコマンドを発行する処理時間 M1,M2,M3・・・Mn:連続する空きクラスタ数
(M1+M2+M3+・・・+Mn=N、N≧n≧1) 処理時間H:制御装置40が間接レジスタアクセス処理
ブロック21−5を使用し、第2メモリ装置50に対す
る読みこみコマンドを発行し、第2メモリ装置50から
ディレクトリエントリデータと、FATデータを読みこ
み、JPEG符号データ位置を計算する処理時間 処理時間I1:制御装置40が第2メモリ装置60から
FATデータを読みこみ、連鎖するデータ位置を計算す
る処理時間 処理時間I2:間接レジスタアクセス処理ブロック21
−5を使用し、第2メモリ装置50に対し、1クラスタ
分の読みこみコマンドを発行する処理時間 処理時間J1:DMA処理ブロック21−4を使用し、
1クラスタ分のデータに対し、第2メモリ装置50から
読みこむ処理時間 処理時間K1:DMA処理ブロック21−4を使用し、
第1メモリ装置30へ書きこむ処理時間 処理時間L:N回処理を行い、移動が終了すると、DS
P装置20の圧縮伸張ブロック20−2で伸張を行い、
映像信号を出力する処理時間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/92 H (72)発明者 嶋津 義久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B060 CB06 GA18 5C052 AA17 CC11 DD02 GA02 GA07 GB06 GC02 GC05 GE08 5C053 FA08 FA27 GA11 GB36 KA04 KA24 LA01 LA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力装置と、第1メモリ装置と、制
    御装置と、第2メモリ装置と、映像信号処理ブロック、
    圧縮伸張処理ブロック、CPUI/F処理ブロック、前
    記第1メモリ装置と前記第2メモリ装置間のDMA処理
    ブロック、および前記制御装置と前記第2メモリ装置間
    の間接レジスタアクセス処理ブロックを有するDSP装
    置とを備え、 前記制御装置は、記録時において、前記画像入力装置よ
    り取込んだ画像信号を前記DSP装置の前記映像信号処
    理ブロックで映像信号処理を行い、前記圧縮伸張ブロッ
    クで圧縮処理を行い、圧縮結果のJPEG符合データを
    前記第1メモリ装置に生成した後、前記制御装置は前記
    第2メモリ装置に対する読みこみコマンドの発行を、前
    記DSP装置の前記間接レジスタアクセス処理ブロック
    のレジスタにコマンドを書きこむことで実現し、前記第
    2メモリ装置のディレクトリエントリ情報とFATデー
    タを前記DSP装置の前記間接レジスタアクセス処理ブ
    ロックのレジスタより読みこみ、前記第2メモリ装置の
    空き領域を計算し、その空き領域に対して、前記制御装
    置は前記第2メモリ装置に対する書きこみコマンドの発
    行を、読みこみコマンド同様に発行し、その後、前記第
    1メモリ装置にある前記JPEG符号データを、前記D
    MA処理ブロックを使用し、1クラスタ分の前記JPE
    G符号データに対し、前記第1メモリ装置から読みこむ
    処理と、前記第2メモリ装置へ書きこむ処理を多重化し
    て行い、1クラスタ分のデータ移動が終了すると、前記
    制御装置は再度、前記第2メモリ装置のFATデータ読
    みこみ処理、空き領域計算処理、前記第2メモリ装置へ
    のコマンド発行処理から前記第1メモリ装置から読みこ
    む処理、および前記第2メモリ装置へ書きこむ処理まで
    を全JPEG符号データを移動させるまで、N回処理を
    行い、 再生時において、前記制御装置が前記第2メモリ装置に
    対する読みこみコマンドを発行し、前記第2メモリ装置
    からディレクトリエントリデータと、FATデータを前
    記DSP装置の前記間接レジスタアクセス処理ブロック
    のレジスタより読みこみ、前記JPEG符号データの位
    置を計算し、その位置の前記FATデータを読みこみ、
    連鎖するデータ位置を計算し、読みこみコマンドを発行
    する処理を行い、前記DSP装置のDMA処理ブロック
    を使用し、1クラスタ分のデータに対し、前記第2メモ
    リ装置から読みこむ処理と、前記第1メモリ装置へ書き
    こむ処理を多重化させながら行い、1クラスタのデータ
    移動が終了すると、再度、前記制御装置は前記第2メモ
    リ装置のFATデータを読みこみ、連鎖するデータ位置
    を計算し、読みこみコマンドを発行する処理から前記第
    2メモリ装置から読みこむ処理と、前記第1メモリ装置
    へ書きこむ処理までを全JPEG符号データを移動させ
    るまで、N回処理を行い、移動が終了すると、前記DS
    P装置の圧縮伸張ブロックで伸張を行い、映像信号を出
    力することを特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 画像入力装置と、第1メモリ装置と、制
    御装置と、第2メモリ装置と、映像信号処理ブロック、
    圧縮伸張処理ブロック、CPUI/F処理ブロック、前
    記第1メモリ装置と前記第2メモリ装置間のDMA処理
    ブロック、前記制御装置と前記第2メモリ装置間の間接
    レジスタアクセス処理ブロックを有するDSP装置と、
    前記制御装置に接続して記録再生の処理前に前記第2メ
    モリ装置のFATデータを先読みしておくための第3メ
    モリ装置とを備え、 前記制御装置は、記録時において、前記画像入力装置よ
    り取込んだ画像信号を前記DSP装置の前記映像信号処
    理ブロックで映像信号処理を行い、前記圧縮伸張ブロッ
    クで圧縮処理を行い、圧縮結果のJPEG符合データを
    前記第1メモリ装置に生成した後、前記第3メモリ装置
    よりFATデータを読みこみ、空き領域を計算する処理
    を行い、前記間接レジスタアクセス処理ブロックを使用
    し、前記第2メモリ装置に対し、書きこみコマンド発行
    処理を行い、前記第1メモリ装置から前記JPEG符号
    データを読みこむ処理と、前記第2メモリ装置へ前記J
    PEG符号データを書きこむ処理と、次の前記FATデ
    ータを読みこみ、前記第2メモリ装置の空き領域を計算
    する処理を多重化させ、前記全符号データの転送が終了
    するまで、前記第2メモリ装置に対し、書きこみコマン
    ド発行処理から、前記第1メモリ装置から前記JPEG
    符号データを読みこむ処理と、前記第2メモリ装置へ前
    記JPEG符号データを書きこむ処理と、次の前記FA
    Tデータを読みこみ、前記第2メモリ装置50の空き領
    域を計算する処理までを、N回処理を行い、 再生時において、前記制御装置が前記第2メモリ装置に
    対する読みこみコマンドを発行し、前記第2メモリ装置
    からディレクトリエントリデータを読みこみ、前記JP
    EG符号データの位置を計算し、その位置の前記FAT
    データを読みこみ、次の連鎖するデータ位置の計算処理
    を行い、読みこみコマンドを発行し、その後、前記DS
    P装置21の前記DMA処理ブロックを使用し、1クラ
    スタ分の前記JPEG符号データに対し、前記第2メモ
    リ装置からデータを読みこむ処理と、前記第1メモリ装
    置へデータを書きこむ処理と、前記第3メモリ装置よ
    り、前記FATデータを読みこみ、次の連鎖するデータ
    位置の計算処理を多重化させながら行い、1クラスタの
    データ移動が終了すると、前記制御装置は再度、読みこ
    みコマンドを発行する処理と、前記第2メモリ装置から
    前記JPEG符号データを読みこむ処理と、前記第1メ
    モリ装置へ前記JPEG符号データを書きこむ処理と、
    前記第3メモリ装置より、前記FATデータを読みこ
    み、次の連鎖する前記JPEG符号データ位置の計算処
    理までを全JPEG符号データを移動させるまで、N回
    処理を行い、移動が終了すると、前記DSP装置の前記
    圧縮伸張ブロックで伸張を行い、映像信号を出力するこ
    とを特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】 制御装置は、記録時において、画像入力
    装置より取込んだ画像信号をDSP装置の映像信号処理
    ブロックで映像信号処理を行い、圧縮伸張ブロックで圧
    縮処理を行い、圧縮結果のJPEG符合データを第1メ
    モリ装置に生成した後において、 前記制御装置が間接アクセスレジスタ処理ブロックを使
    用し、第2メモリ装置への書きこみコマンドの指定サイ
    ズについて、発行できる可能な限り連続する空き領域の
    サイズを指定してコマンドを発行し、その後、DMA処
    理ブロックを使用し、データ転送処理を行い、 再生時において、前記記録時と同様に発行できる可能な
    限りの連続するデータ領域を指定し、コマンドを発行
    し、アクセスを行う請求項1または請求項2記載のカメ
    ラシステム。
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