JP2001326768A - 画像読取り装置のノイズ抑制装置 - Google Patents

画像読取り装置のノイズ抑制装置

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JP2001326768A JP2000146362A JP2000146362A JP2001326768A JP 2001326768 A JP2001326768 A JP 2001326768A JP 2000146362 A JP2000146362 A JP 2000146362A JP 2000146362 A JP2000146362 A JP 2000146362A JP 2001326768 A JP2001326768 A JP 2001326768A
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JP2000146362A
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Yoshifumi Yonetani
善文 米谷
Yukiya Satou
之也 佐藤
Takayuki Imagawa
貴之 今川
Kazuya Iwabayashi
一也 岩林
Yoshio Nishimoto
吉男 西本
Noritomo Nakajima
範智 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCD5を用いた画像読取り装置に対してE
MI対策を可能にする。 【解決手段】 クロック発生回路22で発生された前記
CCD5のサンプリングのためのクロックを、スペクト
ラム拡散IC23で周波数変調して、特定の周波数のノ
イズパワーを低下させ、前記EMI対策を実現する。そ
して、前記クロックの変調によるCCD5のサンプリン
グ期間の変化による画像信号の誤差を、レーザスキャニ
ングユニット31の走査に応答して、原稿載置台の非画
像領域に配置される中間調部材の濃度を検出し、その上
限ピークおよび下限ピークから、それらのピッチとレベ
ル差とを検出し、そのピッチで、前記レベル差の補数
を、CCD5の各受光素子の原稿読取りデータに加算す
ることで補償する。こうして、出力される画像読取り信
号に影響を与えることなく、画像読取り装置のEMI対
策を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリに搭載される画像読取り装置に関し、特にそのEM
I(Electromagnetic Interference)対策に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、水晶発振器等で発生されるクロッ
クの周波数が高くなり、ネットワーク上の他の装置や電
源を介する周辺装置等の装置の外部からのノイズ、およ
び装置自身が発生するノイズの対策として、クロックに
対して周波数変調、すなわち発振周波数に拡散を行い、
輻射ノイズレベルを下げる方法が着目されている。その
1つの手法としては、たとえばUSP.5,488,6
27号公報が挙げられる。EMIノイズレベルは、アン
テナで受信した電圧を、特定の周波数成分毎に、CIS
Pub.16で規定された充電・放電時定数を用いて
検波することで測定されるので、単位時間当りのノイズ
パルス回数に依存した値となっており、上述のように周
波数を常に変動させていると、前記特定周波数での電圧
変動の回数が減少し、ノイズレベルの抑制が可能とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マイク
ロプロッセッサ等では、電力消費の抑制等のために、元
々、クロック周波数を大幅に低下させても問題のないも
のもあり、たとえば±2.5%程度の変調度では何ら問
題なく動作し、上記手法は有効である。これに対して、
前記複写機やファクシミリ等の画像形成装置において
は、原稿読取り用のCCDの基準クロックに上記手法を
用いると、各受光素子の“クランプ" 、“サンプルホー
ルド" のタイミングが変化してしまい、周波数拡散の周
期で画像濃度の変化が発生するという問題がある。
【0004】一方で、CCDの基準クロックは、構造的
に複数の基板間にまたがって配置される場合が多く、周
波数自体も比較的高いものとなるため、EMIとして問
題となるケースが頻発している。
【0005】本発明の目的は、画像読取り装置に対して
EMI対策を施すことができるノイズ抑制装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のノイズ抑制装置
は、複数の受光素子が配列され、クロックに応答して各
受光素子の蓄積電荷を順次読出して出力するようにした
画像読取り装置のノイズ抑制装置であって、前記クロッ
クに変調を加えて輻射ノイズの各スペクトラムにおける
パワーを抑制するノイズ抑制手段と、前記クロックの変
調による各受光素子の蓄積電荷の変動分を補償する補償
手段とを含むことを特徴とする。
【0007】上記の構成によれば、EMI対策のため
に、ノイズ抑制手段は、クロックにスペクトラム拡散等
の変調を加えて、輻射ノイズの各スペクトラムにおける
パワーを抑制する。しかしながら、この場合、各受光素
子で電荷の蓄積時間が異なることになり、出力される画
像信号には前記変調に対応した濃度差が現れてしまう。
そこで、補償手段は、その画像信号の変動分を補償す
る。
【0008】したがって、出力される画像信号に影響を
与えることなく、EMI対策を行うことができる。
【0009】また、本発明のノイズ抑制装置では、前記
補償手段は、原稿読取り部の原稿載置台の非画像領域に
配置される中間調を有する部材と、前記中間調部材の濃
度を検出し、その上限ピークおよび下限ピークから、そ
れらのピッチとレベル差とを検出する検出手段と、前記
検出手段の検出結果に応答し、前記ピッチで、前記レベ
ル差の補数を、前記各受光素子の原稿読取りデータに加
算する加算手段とを備えることを特徴とする。
【0010】上記の構成によれば、検出手段は原稿の読
取りにあたって予め中間調部材を読取り、前記変調のピ
ッチとレベル差とを求めておき、加算手段は実際の原稿
読取りデータを前記の検出結果に対応して補償する。
【0011】したがって、デジタル的に補償を行うこと
ができ、補償手段を簡単な構成で実現することができ
る。
【0012】さらにまた、本発明のノイズ抑制装置で
は、前記中間調部材は、前記原稿載置台の非画像領域に
おいて、原稿読取りの副走査方向の全長に亘って配置さ
れることを特徴とする。
【0013】上記の構成によれば、主走査の度毎に、補
償に用いる前記ピッチとレベル差とを求めることができ
る。
【0014】また、本発明のノイズ抑制装置では、前記
補償手段は、前記ノイズ抑制手段による変調の周波数を
電圧に変換する変換手段と、前記変換手段の出力に対応
した弁別レベルで前記受光素子の蓄積電荷をアナログ/
デジタル変換して出力するアナログ/デジタル変換器と
を備えることを特徴とする。
【0015】上記の構成によれば、変換手段は、ノイズ
抑制手段による変調の周波数を電圧に変換し、これによ
って前記変調のピッチが検出される。その変換された電
圧をアナログ/デジタル変換の弁別レベルに用いること
で、前記中間調部材を用いることなく、補償を行うこと
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1〜図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0017】図1は、本発明の実施の一形態のノイズ抑
制装置が搭載される複写機の画像読取り装置部分の断面
図であり、図2は、その原稿載置台の平面図である。前
記原稿載置台1の下方には、スキャナー光学系2が配さ
れている。このスキャナー光学系2は、原稿載置台1上
に載置される原稿3に光を照射する露光用光源4と、光
電変換素子であるCCD5と、原稿3からの反射光を前
記CCD5へ導く複数の反射鏡6〜8および光路中に配
される結像レンズ9とを備えている。前記CCD5によ
って読取られた原稿画像データは、画像処理が施され、
レーザスキャニングユニット等を用いる電子写真方式の
画像形成部や、インクジェット方式の画像形成部に与え
られて、記録紙等に画像形成される。
【0018】本発明では、図2で示すように、前記原稿
載置台1の非画像領域において、一側方、すなわち原稿
読取りの副走査方向の全長に亘って、後述する補償に用
いるための中間調部材11が配置されており、主走査の
度毎に、前記CCD5によって該中間調部材11の濃度
データが読取られる。前記原稿載置台1において、透明
なガラス等から成り、原稿3を載置するプラテンガラス
12を前記副走査方向の基点側で保持固定する押え板1
3の前記スキャナー光学系2側の面には、主走査方向の
全長に亘って、シェーディング補正に使用されるシェー
ディング部材14が設けられている。
【0019】図3は、本発明の実施の一形態のノイズ抑
制装置21の電気的構成を説明するためのブロック図で
ある。本発明では、前記CCD5がサンプリングを行う
ためのクロック信号は、クロック発生回路22で発生さ
れた後、スペクトラム拡散IC23に入力され、スペク
トラム拡散されて輻射ノイズが抑制された信号が、クロ
ック信号として前記CCD5へ入力される。前記クロッ
ク発生回路22で発生されるクロック信号の周波数は、
たとえば数M〜数十MHzであり、スペクトラム拡散I
C23における変調周期は、たとえば数十kHzであ
る。
【0020】前記クロック信号に応答してCCD5から
読出された信号は、信号処理部24に入力され、相関二
重サンプリングされ、さらにオフセット補正およびゲイ
ン調整等の信号処理が施された後、アナログ/デジタル
変換器25に入力される。アナログ/デジタル変換器2
5は、たとえば図4で示されるように、基準電圧Vre
f+,Vref−間に直列に介在された複数の抵抗R
と、各抵抗Rの接続点間の電圧と前記信号処理部24か
らの出力電圧とをそれぞれ比較するコンパレータCMP
とを備えて構成され、各コンパレータCMPからの出力
がマルチビットの画像データとなって、CPU26へ出
力される。アナログ/デジタル変換器25には、前記基
準電圧Vref+,Vref−をそれぞれ発生する基準
電圧源27,28が接続される。
【0021】主走査が開始されると、前記CPU26内
のピーク検出部32は、レーザスキャニングユニット3
1からの水平同期信号を基準として、前記中間調部材1
1の濃度データを読取り、その周期および前記水平同期
信号からのピーク位置を検出し、記憶する。前記水平同
期信号は、前記CCD5にも与えられ、転送開始のイネ
ーブル信号となる。一方、前記中間調部材11の濃度デ
ータは差検出部33にも与えられており、予め定める基
準濃度との差が逐次求められる。その差データは補正値
計算部34に与えられ、前記ピーク検出部32から入力
された周期および前記水平同期信号からのピーク位置に
基づいて、前記水平同期信号を基準として、1周期分の
各画素毎の補正値を求め、テーブルとして記憶する。こ
うして、前記中間調部材11に続いて原稿3から読取ら
れた濃度データに対して、加算部35は、その画素の水
平同期信号からの位置に対応した補正値を前記テーブル
から読出して加算し、画像処理部36へ出力する。画像
処理部36は、原稿3内の文字の領域と画像の領域との
判定を行い、それぞれの領域に対応したエッジ強調や平
滑化等の処理を行い、またγ補正等の処理を行って、印
字データを作成する。
【0022】図5は、上述のような補正動作を説明する
ための波形図である。前記原稿載置台1において、図5
(a)で示すように、非画像領域W1には、ハーフトー
ンの中間調部材11が配置され、画像領域W2には原稿
3が配置される。図5(a)の例では、原稿3は、主走
査の起点側から、白領域、黒領域、白領域…となってい
る。したがって、前記非画像領域W1から画像領域W2
に主走査を行い、前記クロックにスペクトラム拡散が行
われていない場合、CCD5からの出力信号は図5
(b)において仮想線で示すようになる。
【0023】しかしながら、前記のようにスペクトラム
拡散が行われると、CCD5からの出力信号は、図5
(b)において実線で示すように、前記仮想線で示す画
像による直流分に、前記拡散による交流分が重畳されて
しまう。そこで、本発明では、中間調部材11の濃度を
検出し、図5(c)で示すその濃度データから、その上
限ピークVHおよび下限ピークVL、ならびにそれらの
ピッチPおよび前記画像による直流レベルとのレベル差
Dを検出する。図5(c)で示すアナログ/デジタル変
換後のデータでは、VH=130であり、VL=120
であり、一定値となる本来の中間調部材11の濃度デー
タは125である。したがって、画素の位置によって異
なる前記レベル差Dは、±5の範囲となる。
【0024】そして、前記画像領域W2では、図5
(d)で示すように、前記ピッチPで、前記レベル差D
の補数から成る信号を、前記図5(c)で示すCCD5
からの出力信号に加算する。図5(c)で示すアナログ
/デジタル変換後のデータでは、白領域のピーク値は2
50であり、ボトム値は240であり、黒領域のピーク
値は20であり、ボトム値は10である。
【0025】したがって、図5(d)で示すように、前
記白領域では、ピーク値に対しては250−5=245
とされ、ボトム値に対しては240+5=245とさ
れ、黒領域では、ピーク値に対しては20−5=15と
され、ボトム値に対しては10+5=15とされる。こ
のようにして、前記スペクトラム拡散が行われたクロッ
クを用いても、CCD5からの出力信号を、図5(b)
において仮想線で示す信号とすることができる。なお、
上記の説明では、アナログ/デジタル変換のレベルは、
完全な白を255とし、完全な黒を0としている。
【0026】したがって、前記のように、EMI対策の
ためにCCDのクロックにスペクトラム拡散を行い、図
6(b)で示すようにクロックの周期A1が変化するこ
とで、図6(c)で示す画像データの読出しクロックに
応答して読出されるCCD5からの濃度レベルが、図6
(a)において参照符B1から参照符B2,B3,…で
示すように変化してしまっても、その変化分は、前記加
算部35での補正値との加算によって補償することがで
きる。
【0027】こうして、出力される画像信号に影響を与
えることなく、EMI対策を行うことができる。また、
CPU26でデジタル的に補償を行うことができ、簡単
な構成で補償を行うことができる。さらにまた、前記中
間調部材11が原稿載置台1の非画像領域において、原
稿読取りの副走査方向の全長に亘って配置されるので、
主走査の度毎に、補償に用いる前記ピッチPとレベル差
Dとを求めることができる。
【0028】本発明の実施の他の形態について、図7お
よび図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0029】図7は、本発明の実施の他の形態のノイズ
抑制装置41の電気的構成を説明するためのブロック図
である。前記クロック発生回路22で発生されたクロッ
ク信号は、スペクトラム拡散IC23においてスペクト
ラム拡散され、前記CCD5に入力されるとともに、f
/V変換器42に入力される。したがって、f/V変換
器42からは、前記スペクトラム拡散に使用された変調
波信号の周波数に対応した電圧が出力される。この電圧
は、ゲイン可変のアンプ43で増幅された後、前記アナ
ログ/デジタル変換器25へ基準電圧Vref+として
入力される。アナログ/デジタル変換器25は、前記図
4で示されるように構成され、アンプ43からの可変の
基準電圧Vref+と、前記基準電圧源28からの固定
の基準電圧Vref−とを用いて、前記CCD5から読
出された信号をアナログ/デジタル変換する。
【0030】一方、前記CCD5から読出された信号
は、CDS44において相関二重サンプリングされ、前
記アナログ/デジタル変換器25に入力される。アナロ
グ/デジタル変換器25からのマルチビットの画像デー
タは、図示しない画像処理部へ出力されて印刷データが
作成されるとともに、CPU45に与えられ、該CPU
45は前記画像データから、原稿画像の濃度等に対応し
て、前記アンプ43のゲインを設定する。これによっ
て、前記基準電圧Vref+が変化し、前記スペクトラ
ム拡散に使用された変調波信号の成分が除去される。
【0031】図8は、上述の動作を説明するための波形
図である。本例では、前記中間調部材11は設けられ
ず、図8(a)で示す原稿の主走査を行うと、前記クロ
ックにスペクトラム拡散が行われていない場合、CCD
5からの出力信号は図8(b)において仮想線で示すよ
うになる。
【0032】しかしながら、前記のようにスペクトラム
拡散が行われると、CCD5からの出力信号は、図8
(b)において実線で示すように、前記仮想線で示す画
像による直流分に、前記拡散による交流分が重畳されて
しまう。そこで、前記のようにアナログ/デジタル変換
器25の基準電圧Vref+を図8(c)で示すように
変化することで、前記交流分を補償する。これによっ
て、前記スペクトラム拡散が行われたクロックを用いて
も、CCD5からの出力信号を、図8(b)において仮
想線で示す信号とすることができる。このようにしても
また、出力される画像信号に影響を与えることなく、E
MI対策を行うことができる。また、前記中間調部材1
1を用いることなく、補償を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明のノイズ抑制装置は、以上のよう
に、クロックに応答して各受光素子の蓄積電荷を順次読
出して出力するようにした画像読取り装置のノイズ抑制
装置であって、ノイズ抑制手段がEMI対策のためにク
ロックに変調を加えて輻射ノイズの各スペクトラムにお
けるパワーを抑制し、そのクロックの変調による各受光
素子の蓄積電荷の変動分を補償手段で補償する。
【0034】それゆえ、出力される画像信号に影響を与
えることなく、EMI対策を行うことができる。
【0035】また、本発明のノイズ抑制装置は、以上の
ように、原稿の読取りにあたって、原稿載置台の非画像
領域に配置される中間調部材を予め読取って前記変調の
ピッチとレベル差とを検出しておき、実際の原稿読取り
データを前記の検出結果に対応して補償する。
【0036】それゆえ、デジタル的に補償を行うことが
でき、補償手段を簡単な構成で実現することができる。
【0037】さらにまた、本発明のノイズ抑制装置は、
以上のように、前記中間調部材を、前記原稿載置台の非
画像領域において、原稿読取りの副走査方向の全長に亘
って配置する。
【0038】それゆえ、主走査の度毎に、補償に用いる
前記ピッチとレベル差とを求めることができる。
【0039】また、本発明のノイズ抑制装置は、以上の
ように、前記ノイズ抑制手段による変調の周波数を電圧
に変換し、その電圧を弁別レベルとして、受光素子の蓄
積電荷をアナログ/デジタル変換する。
【0040】それゆえ、前記中間調部材を用いることな
く、補償を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のノイズ抑制装置が搭載
される複写機の画像読取り装置部分の断面図である。
【図2】図1の複写機における原稿載置台の平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の一形態のノイズ抑制装置の電気
的構成を説明するためのブロック図である。
【図4】アナログ/デジタル変換器の一構成例を示す図
である。
【図5】クロック信号の拡散による画像信号への影響を
補償する本発明の実施の一形態の動作を説明するための
波形図である。
【図6】前記クロック信号の拡散による画像信号への影
響を説明するための波形図である。
【図7】本発明の実施の他の形態のノイズ抑制装置の電
気的構成を説明するためのブロック図である。
【図8】クロック信号の拡散による画像信号への影響を
補償する本発明の実施の他の形態の動作を説明するため
の波形図である。
【符号の説明】
1 原稿載置台 2 スキャナー光学系 3 原稿 4 露光用光源 5 CCD 6〜8 反射鏡 9 結像レンズ 11 中間調部材 12 プラテンガラス 14 シェーディング部材 21,41 ノイズ抑制装置 22 クロック発生回路 23 スペクトラム拡散IC 24 信号処理部 25 アナログ/デジタル変換器 26,45 CPU 27,28 基準電圧源 31 レーザスキャニングユニット 32 ピーク検出部 33 差検出部 34 補正値計算部 35 加算部 36 画像処理部 42 f/V変換器 43 アンプ 44 CDS
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今川 貴之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岩林 一也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 西本 吉男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中島 範智 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA05 AB17 AB47 BA06 5C072 AA01 EA05 FB08 FB19 UA16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受光素子が配列され、クロックに応
    答して各受光素子の蓄積電荷を順次読出して出力するよ
    うにした画像読取り装置のノイズ抑制装置であって、 前記クロックに変調を加えて輻射ノイズの各スペクトラ
    ムにおけるパワーを抑制するノイズ抑制手段と、 前記クロックの変調による各受光素子の蓄積電荷の変動
    分を補償する補償手段とを含むことを特徴とする画像読
    取り装置のノイズ抑制装置。
  2. 【請求項2】前記補償手段は、原稿読取り部の原稿載置
    台の非画像領域に配置される中間調を有する部材と、 前記中間調部材の濃度を検出し、その上限ピークおよび
    下限ピークから、それらのピッチとレベル差とを検出す
    る検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応答し、前記ピッチで、前記
    レベル差の補数を、前記各受光素子の原稿読取りデータ
    に加算する加算手段とを備えることを特徴とする請求項
    1記載の画像読取り装置のノイズ抑制装置。
  3. 【請求項3】前記中間調部材は、前記原稿載置台の非画
    像領域において、原稿読取りの副走査方向の全長に亘っ
    て配置されることを特徴とする請求項2記載の画像読取
    り装置のノイズ抑制装置。
  4. 【請求項4】前記補償手段は、 前記ノイズ抑制手段による変調の周波数を電圧に変換す
    る変換手段と、 前記変換手段の出力に対応した弁別レベルで前記受光素
    子の蓄積電荷をアナログ/デジタル変換して出力するア
    ナログ/デジタル変換器とを備えることを特徴とする請
    求項1記載の画像読取り装置のノイズ抑制装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061595A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置
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