JP2001326672A - 電子メールシステムおよび方法 - Google Patents

電子メールシステムおよび方法

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JP2001326672A
JP2001326672A JP2000141930A JP2000141930A JP2001326672A JP 2001326672 A JP2001326672 A JP 2001326672A JP 2000141930 A JP2000141930 A JP 2000141930A JP 2000141930 A JP2000141930 A JP 2000141930A JP 2001326672 A JP2001326672 A JP 2001326672A
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実樹朗 吾妻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のメールアドレスを複数のユーザによっ
て仮想的に個別のメールアドレスとして使用できる電子
メールシステムおよび方法を提供する。 【解決手段】 メールクライアント1はメールサーバ4
経由でメールの送受信を行う。メール送信時に送信手段
43はメールクライアント1から送信されたメールを受
信し送信メールアドレス変換手段45に渡す。送信メー
ルアドレス変換手段45はメールに識別子を付加しイン
ターネット6経由でメールを宛先に送信する。メール受
信時に受信メールアドレス変換手段44はインターネッ
ト6経由でメールを受信し受信メールに付加された識別
子に従い受信メールの格納先を確定し送信手段43に渡
す。送信手段43は格納先に従い受信メールを受信メー
ルデータベース42に格納する。メールクライアント1
からの受信メール読出要求に基づき読出手段41は受信
メールを読み出しメールクライアント1に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムに関し、特に単一メールアドレスを複数のユーザによ
って仮想的に個別のメールアドレスとして使用できる電
子メールシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用する場合、通常、
インターネットサービスプロバイダ(以下、ISPと称
す)から割り当てられるメールアドレスは1ユーザにつ
き1つである。
【0003】そのため、複数人が個別のメールアドレス
を取得する必要がある場合、その人数分だけISPと契
約する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
技術では、契約料金や利用料金が契約人数分必要とな
り、また、ユーザの人数が変更する度にISPと契約し
たり解約したりする必要があり、コスト面および効率面
で問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解決する
ため、単一のメールアドレスを複数のユーザによって仮
想的に個別のメールアドレスとして使用できる電子メー
ルシステムおよび方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明の電子メ
ールシステムは、プロバイダ経由でインターネットに接
続し前記プロバイダから単一のメールアドレスを割り当
てられたシステムにおいて、メールサーバ経由でメール
の送受信を行うメールクライアントと、メール送信時に
前記メールクライアントから送信されたメールに識別子
を付加してインターネット経由で宛先にメールを送信し
メール受信時にインターネット経由で受信したメールを
受信メールに付加されている識別子に従い受信メールデ
ータベースに格納し前記メールクライアントからの受信
メール読み出し要求に基づき前記格納した受信メールを
前記メールクライアントに送信するメールサーバと、を
備える。
【0007】本願第2の発明の電子メールシステムは、
第1の発明において前記メールサーバは、前記メール送
信時に前記メールを送信したメールクライアントに対応
した識別子を付加する手段を有することを特徴とする。
【0008】本願第3の発明の電子メールシステムは、
第1の発明において前記メールサーバは、前記メール受
信時に前記識別子に対応する受信ボックスが前記受信メ
ールデータベース内に存在するときには前記受信ボック
スに前記受信メールを格納し存在しないときには共有ボ
ックスに格納する手段を有することを特徴とする。
【0009】本願第4の発明の電子メールシステムは、
第1の発明において前記メールサーバは、前記メールク
ライアントからの受信メール読み出し要求時に前記読み
出し要求をしたメールクライアントに対応した識別子に
対応する受信ボックスから受信メールを読み出す手段を
有することを特徴とする。
【0010】本願第5の発明の電子メール方法は、プロ
バイダ経由でインターネットに接続し前記プロバイダか
ら単一のメールアドレスを割り当てられたシステムにお
いて、メール送信時に、メールクライアントはメールを
メールサーバに送信し、メールサーバは前記メールクラ
イアントから送信されたメールに識別子を付加してイン
ターネット経由で宛先にメールを送信し、メール受信時
に、メールサーバはインターネット経由でメールを受信
し、受信メールに付加されている識別子に従い受信メー
ルを受信メールデータベースに格納し、前記メールクラ
イアントからの受信メール読み出し要求時に、前記受信
メールデータベースに格納した受信メールを前記メール
クライアントに送信する、ことを特徴とする。
【0011】本願第6の発明の電子メール方法は、第5
の発明において前記メール送信時に前記メールを送信し
たメールクライアントに対応した識別子を付加すること
を特徴とする。
【0012】本願第7の発明の電子メール方法は、第5
の発明において前記メール受信時に前記識別子に対応す
る受信ボックスが前記受信メールデータベース内に存在
するときには前記受信ボックスに前記受信メールを格納
し存在しないときには共有ボックスに格納することを特
徴とする。
【0013】本願第8の発明の電子メール方法は、第5
の発明において前記メールクライアントからの受信メー
ル読み出し要求時に前記読み出し要求をしたメールクラ
イアントに対応した識別子に対応する受信ボックスから
受信メールを読み出すことを特徴とする。
【0014】本願第9の発明の電子メールシステムは、
第1の発明のおいて前記メール送信時に付加される識別
子が送信元表示名から成り前記メール受信時に付加され
ている識別子が宛先表示名から成ることを特徴とする。
【0015】本願第10の発明の電子メール方法は、第
5の発明において前記メール送信時に付加される識別子
が送信元表示名であり前記メール受信時に付加されてい
る識別子が宛先表示名であることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、ISP経由でインター
ネット接続されているイントラネットシステムにおい
て、ISPから割り当てられた単一のメールアドレス
を、イントラネットに接続されている複数のクライアン
トからそれぞれ個別のメールアドレスとして使用可能と
することを特徴とする。
【0017】本発明の第1の実施の形態の実施につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成
図である。
【0019】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、メールクライアント1と、メールクライアント
2と、通信回線3と、メールサーバ4と、通信回線5
と、インターネット6と、から構成されている。図1で
はメールクライアントとしてメールクライアント1とメ
ールクライアント2が図示されているが、メールクライ
アントの個数は任意である。
【0020】メールクライアント1およびメールクライ
アント2は、メールサーバ4経由で他とメールの送受信
を行う。メールは、少なくとも、宛先メールアドレス,
宛先表示名,送信元メールアドレス,送信元表示名およ
びメール本文のフィールドから構成される。
【0021】通信回線3は、メールクライアント1およ
びメールクライアント2とメールサーバ4とを繋げる回
線である。
【0022】メールサーバ4は、メールクライアント1
あるいはメールクライアント2から送信されたメールに
送信元表示名を付加して通信回線5およびインターネッ
ト6経由で宛先に発信する。また、インターネット6お
よび通信回線5経由で受信したメールを受信メールの宛
先表示名に従い格納しメールクライアント1あるいはメ
ールクライアント2に引き渡す。
【0023】通信回線5は、メールサーバ4とインター
ネット6とを繋げる回線である。
【0024】メールサーバ4は、読出手段41と、受信
メールデータベース42と、送信手段43と、受信メー
ルアドレス変換手段44と、送信メールアドレス変換手
段45と、を備えている。
【0025】読出手段41は、メールクライアント1あ
るいはメールクライアント2の要求により、受信メール
データベース42に格納されている受信メールを読み出
しメールクライアント1あるいはメールクライアント2
側に送信する。
【0026】受信メールデータベース42は、メールサ
ーバ4上で受信したメールを格納する。受信メールデー
タベース42は、受信メールで指定された宛先表示名が
メールクライアント1,2に対応した表示名である場合
に受信メールを格納する個別受信ボックスと受信メール
で指定された宛先表示名が存在しない場合あるいは受信
メールで宛先表示名が指定されていない場合に受信メー
ルを格納する共有受信ボックスとを有する。個別受信ボ
ックスはメールクライアントの数だけ存在し、メールク
ライアントに対応した表示名で識別される。
【0027】送信手段43は、メールクライアント1,
2が送信したメールを受信し、送信メールアドレス変換
手段45に渡す。また、送信手段43は、受信メールア
ドレス変換手段44から渡された格納先情報に従って受
信メールを受信メールデータベース42に格納する。
【0028】受信メールアドレス変換手段44は、イン
ターネット6および通信回線5を介して受け取った受信
メールの宛先表示名をチェックし、宛先表示名が表示名
対応表の中に存在すれば、受信メールの格納先を受信メ
ールデータベース42の宛先表示名に対応した個別受信
ボックスと確定する。宛先表示名が表示名対応表の中に
存在しなければ、受信メールの格納先を受信メールデー
タベース42の共有受信ボックスと確定する。そして、
確定した格納先情報と受信メールとを送信手段43に渡
す。
【0029】送信メールアドレス変換手段45は、送信
手段43から受け取った送信メールから送信したメール
クライアントを判別し、判別したメールクライアントに
対応する表示名を表示名対応表から取得して送信メール
の送信元表示名に付加し、通信回線5を介してインター
ネット6に発信する。なお、送信メールを送信したメー
ルクライアント1,2の判別は、IPアドレスなどの情
報を基に行う。
【0030】なお、メールクライアント1、2と表示名
とを対応づけた表示名対応表(図示せず)は予め登録さ
れている。表示名対応表を登録する場所は、図示してい
ない主記憶装置や磁気ディスク装置などで、特に限定す
る必要はない。
【0031】本発明の第1の実施の形態の動作につい
て、図1〜図3を参照して説明する。
【0032】図2は、メール送信時の動作の流れを示す
図である。
【0033】図3は、メール受信時の動作の流れを示す
図である。
【0034】図4は、メール読出時の動作の流れを示す
図である。
【0035】メールは、少なくとも、宛先メールアドレ
ス,宛先表示名,送信元メールアドレス,送信元表示名
およびメール本文のフィールドを含むものとする。
【0036】ISPから割り当てられた単一のメールア
ドレスは、”aaa@bbb.co.jp”とする。
【0037】表示名対応表には、メールクライアント1
の表示名を”太郎”、メールクライアント2の表示名
を”花子”、と登録されているものとする。
【0038】最初に、図2を参照して、メールクライア
ント(本例ではメールクライアント1)からメールを送
信する場合について説明する。
【0039】(1)メールクライアント1は、送信メー
ルを通信回線3を介して送信手段43に送信する(ステ
ップ21)。このとき、メールクライアント1は、送信
メールの送信元メールアドレスに”aaa@bbb.co.jp”を
セットする。
【0040】(2)送信手段43は、送信メールを受信
し、その送信メールを送信メールアドレス変換手段45
に渡す(ステップ22)。
【0041】(3)送信メールアドレス変換手段45
は、送信メールを受け取る。
【0042】(4)送信メールアドレス変換手段45
は、その送信メールを送信したメールクライアントがメ
ールクライアント1であると判別する(ステップ2
3)。
【0043】(5)送信メールアドレス変換手段45
は、判別したメールクライアント1に対応する表示名”
太郎”を表示名対応表から取得し、送信メールの送信元
表示名にセットする(ステップ24〜25)。
【0044】(6)送信メールアドレス変換手段45
は、その送信メールを送信元メールアドレス”aaa@bbb.
co.jp”に送信する(ステップ26)。
【0045】そして、送信メールを受け取った受信者
は、送信者の送信元メールアドレス”aaa@bbb.co.jp”
と共に送信元表示名”太郎”を知ることができる。
【0046】続いて、図3を参照して、メールサーバ4
がメールを受信する場合について説明する。
【0047】メール送信者(図示せず)は、メールの宛
先メールアドレスに”aaa@bbb.co.jp”、宛先表示名
に”太郎”をセットしてメールを送信する。
【0048】(1)インターネット6から通信回線5を
介してメールサーバ4に受信メールが送信された時、受
信メールアドレス変換手段44にて受信メールを受信す
る(ステップ31)。
【0049】(2)受信メールアドレス変換手段44
は、受信メールの宛先表示名”太郎”を取り出し、一致
するメールクライアントの表示名が存在するかどうかを
表示名対応表で判別し、存在する場合は、受信メールの
格納先を受信メールデータベース42の表示名”太郎”
に対応した個別受信ボックスと確定する。存在しない場
合は、受信メールの格納先を受信メールデータベース4
2の共有受信ボックスと確定する(ステップ32〜3
4)。
【0050】(3)受信メールアドレス変換手段44
は、上記(2)で確定した格納先情報と受信メールとを
送信手段43に渡す(ステップ35)。
【0051】(4)送信手段43は、受信メールアドレ
ス変換手段44から渡された格納先情報に従って受信メ
ールを受信メールデータベース42に格納する。(ステ
ップ36)。
【0052】最後に、図4を参照して、メールクライア
ント(本例ではメールクライアント1)がメールを読み
出す場合について説明する。
【0053】(1)メールクライアント1は、受信メー
ルの読み出しを読出手段41に要求する(ステップ4
1)。
【0054】(2)読出手段41は、読み出し要求をし
たメールクライアントを判別し、メールクライアント1
に対応する表示名が”太郎”であるので、受信メールデ
ータベース42の表示名”太郎”に対応した個別受信ボ
ックスから受信メールを読み出し、メールクライアント
1に送信する(ステップ42〜45)。
【0055】(3)メールクライアント1は、読出手段
41が送信した受信メールを受信する(ステップ4
6)。
【0056】このように、本実施の形態では、メールサ
ーバ4にPOP(Post Office Protocol)/SMTP
(Simple Mail Transfer Protocol)を使用した構成
で、読出手段41と送信手段43と受信メールアドレス
変換手段44と送信メールアドレス変換手段45との間
でメールデータを受け渡しすることで、ISPから割り
当てられた単一のメールアドレスを、イントラネットに
接続されている複数のクライアントからそれぞれ個別の
メールアドレスとして使用可能とする効果をもたらす。
【0057】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0058】第2の実施の形態は、メールサーバにPO
P/SMTPの代わりにIMAP(Internet Message A
ccess Protocol)を使用した形態である。
【0059】図5は、本発明の第2の実施の形態の構成
図である。
【0060】図5を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、メールクライアント1と、メールクライアント
2と、通信回線3と、メールサーバ7と、通信回線5
と、インターネット6と、から構成されている。
【0061】第2の実施の形態は、図1に示す第1の実
施の形態のメールサーバ4をメールサーバ7に置換した
形態になっている。
【0062】ここでは、第1の実施の形態から変更され
ているメールサーバ7について説明する。
【0063】メールサーバ7は、読出送信手段71と、
受信メールデータベース42と、受信メールアドレス変
換手段72と、送信メールアドレス変換手段73と、を
備えている。
【0064】受信メールデータベース42は、第1の実
施の形態と同様である。
【0065】読出送信手段71は、受信メールアドレス
変換手段44から渡された格納先情報に従って受信メー
ルを受信メールデータベース42に格納し、メールクラ
イアント1あるいはメールクライアント2の要求により
受信メールデータベース42に格納されている受信メー
ルを読み出しメールクライアント1あるいはメールクラ
イアント2側に送信する。また、読出送信手段71は、
メールクライアント1あるいはメールクライアント2が
送信したメールを受信し送信メールアドレス変換手段4
5に渡す。
【0066】受信メールアドレス変換手段72は、イン
ターネット6および通信回線5を介して受け取った受信
メールの宛先表示名をチェックし、宛先表示名が表示名
対応表の中に存在すれば、受信メールの格納先を受信メ
ールデータベース42の宛先表示名に対応した個別受信
ボックスと確定する。宛先表示名が表示名対応表の中に
存在しなければ、受信メールの格納先を受信メールデー
タベース42の共有受信ボックスと確定する。そして、
確定した格納先情報と受信メールとを読出送信手段71
に渡す。
【0067】送信メールアドレス変換手段73は、読出
送信手段71から受け取った送信メールから送信したメ
ールクライアントを判別し、判別したメールクライアン
トに対応する表示名を表示名対応表から取得して送信メ
ールの送信元表示名に付加し、通信回線5を介してイン
ターネット6に発信する。なお、送信メールを送信した
メールクライアントの判別は、IPアドレスなどの情報
を基に行う。
【0068】本実施の形態では、メールサーバ7にIM
APを使用した構成で、読出送信手段71と受信メール
アドレス変換手段72および送信メールアドレス変換手
段73との間でメールデータを受け渡しすることで、I
SPから割り当てられた単一のメールアドレスを、イン
トラネットに接続されている複数のクライアントからそ
れぞれ個別のメールアドレスとして使用可能とする効果
をもたらす。
【0069】上述の実施の形態では、送信元表示名をメ
ールサーバでセットする形態になっているが、メールク
ライアントが送信元表示名もセットしてメールをメール
サーバに送信し、メールサーバでセットされた送信元表
示名をチェックするようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】本発明の効果は、ISPからメールアド
レスを1つだけ割り当てられているシステムのユーザに
対して、単一のメールアドレスを複数のユーザによって
仮想的に個別のメールアドレスとして使用でき、プロバ
イダに支払う利用料金を抑えることができることであ
る。
【0071】その理由は、表示名をユーザ毎に設定し表
示名によって配信するクライアントを決定してメールの
送受信を行う手段を設け、一人分の契約によって得た単
一のメールアドレスを複数人数で共同利用することによ
り、使用料金は1ユーザ分のみで利用できるためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図
【図2】メール送信時の動作の流れを示す図
【図3】メール受信時の動作の流れを示す図
【図4】メール読出時の動作の流れを示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成図
【符号の説明】
1 メールクライアント 2 メールクライアント 3 通信回線 4 メールサーバ 5 通信回線 6 インターネット 7 メールサーバ 41 読出手段 42 受信メールデータベース 43 送信手段 44 受信メールアドレス変換手段 45 送信メールアドレス変換手段 71 読出送信手段 72 受信メールアドレス変換手段 73 送信メールアドレス変換手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロバイダ経由でインターネットに接続
    し前記プロバイダから単一のメールアドレスを割り当て
    られたシステムにおいて、メールサーバ経由でメールの
    送受信を行うメールクライアントと、メール送信時に前
    記メールクライアントから送信されたメールに識別子を
    付加してインターネット経由で宛先にメールを送信しメ
    ール受信時にインターネット経由で受信したメールを受
    信メールに付加されている識別子に従い受信メールデー
    タベースに格納し前記メールクライアントからの受信メ
    ール読み出し要求に基づき前記格納した受信メールを前
    記メールクライアントに送信するメールサーバと、を備
    える電子メールシステム。
  2. 【請求項2】 前記メールサーバは、前記メール送信時
    に前記メールを送信したメールクライアントに対応した
    識別子を付加する手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の電子メールシステム。
  3. 【請求項3】 前記メールサーバは、前記メール受信時
    に前記識別子に対応する受信ボックスが前記受信メール
    データベース内に存在するときには前記受信ボックスに
    前記受信メールを格納し存在しないときには共有ボック
    スに格納する手段を有することを特徴とする請求項1記
    載の電子メールシステム。
  4. 【請求項4】 前記メールサーバは、前記メールクライ
    アントからの受信メール読み出し要求時に前記読み出し
    要求をしたメールクライアントに対応した識別子に対応
    する受信ボックスから受信メールを読み出す手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子メールシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 プロバイダ経由でインターネットに接続
    し前記プロバイダから単一のメールアドレスを割り当て
    られたシステムにおいて、メール送信時に、メールクラ
    イアントはメールをメールサーバに送信し、メールサー
    バは前記メールクライアントから送信されたメールに識
    別子を付加してインターネット経由で宛先にメールを送
    信し、メール受信時に、メールサーバはインターネット
    経由でメールを受信し、受信メールに付加されている識
    別子に従い受信メールを受信メールデータベースに格納
    し、前記メールクライアントからの受信メール読み出し
    要求時に、前記受信メールデータベースに格納した受信
    メールを前記メールクライアントに送信する、ことを特
    徴とする電子メール方法。
  6. 【請求項6】 前記メール送信時に前記メールを送信し
    たメールクライアントに対応した識別子を付加すること
    を特徴とする請求項5記載の電子メール方法。
  7. 【請求項7】 前記メール受信時に前記識別子に対応す
    る受信ボックスが前記受信メールデータベース内に存在
    するときには前記受信ボックスに前記受信メールを格納
    し存在しないときには共有ボックスに格納することを特
    徴とする請求項5記載の電子メール方法。
  8. 【請求項8】 前記メールクライアントからの受信メー
    ル読み出し要求時に前記読み出し要求をしたメールクラ
    イアントに対応した識別子に対応する受信ボックスから
    受信メールを読み出すことを特徴とする請求項5記載の
    電子メール方法。
  9. 【請求項9】 前記メール送信時に付加される識別子が
    送信元表示名から成り前記メール受信時に付加されてい
    る識別子が宛先表示名から成ることを特徴とする請求項
    1記載の電子メールシステム。
  10. 【請求項10】 前記メール送信時に付加される識別子
    が送信元表示名であり前記メール受信時に付加されてい
    る識別子が宛先表示名であることを特徴とする請求項5
    記載の電子メール方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183717A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子メールサーバ、および電子メール送受信端末、並びに電子メール送受信システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183717A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子メールサーバ、および電子メール送受信端末、並びに電子メール送受信システム

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