JP2001326440A - フレキシブル配線基板の接合構造 - Google Patents

フレキシブル配線基板の接合構造

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JP2001326440A
JP2001326440A JP2000146228A JP2000146228A JP2001326440A JP 2001326440 A JP2001326440 A JP 2001326440A JP 2000146228 A JP2000146228 A JP 2000146228A JP 2000146228 A JP2000146228 A JP 2000146228A JP 2001326440 A JP2001326440 A JP 2001326440A
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anisotropic conductive
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Kimiyoshi Hiraide
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル配線基板を液晶表示パネルに異
方導電性接着剤を介して接合してなるフレキシブル配線
基板の接合構造において、フレキシブル配線基板の配線
の断線を防止するとともに接合強度の向上を図る。 【解決手段】 フレキシブル配線基板5をセグメント基
板2の突出部2aに接合するための異方導電性接着剤8
を、帯状部11と該帯状部11の長さ方向両端部から突
出部2a側に突出する凸部12とを有するものとする。
この場合、凸部12と対応する部分におけるフレキシブ
ル配線基板4の下面およびセグメント基板2の突出部2
aの上面には、ダミー配線13およびダミー接続端子1
4が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフレキシブル配線
基板の接合構造に関し、例えば液晶表示パネルへのフレ
キシブル配線基板の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば液晶表示装置には、液晶表示パネ
ルとこの液晶表示パネルに表示信号を供給する回路基板
とをフレキシブル配線基板を介して接続したものがあ
る。図9は従来のこのような液晶表示装置の一例の一部
の平面図を示し、図10は図9のZ―Z線に沿う断面図
を示したものである。この液晶表示装置における液晶表
示パネル1は、セグメント基板2とコモン基板3とがほ
ぼ枠状のシール材(図示せず)を介して貼り合わされ、
シール材の内側における両基板2、3間に液晶(図示せ
ず)が封入されたものからなっている。この場合、セグ
メント基板2の上辺部はコモン基板3の上辺から突出さ
れ、この突出部2aの上面には複数の接続端子(セグメ
ント端子およびコモン端子)4が設けられている。
【0003】一方、フレキシブル配線基板5は、フィル
ム基板6の下面に複数の配線7が設けられたものからな
っている。この場合、フレキシブル配線基板5の図9の
左右方向の長さはセグメント基板2の突出部2aの長さ
方向(図9の左右方向)の長さよりも小さくなってい
る。そして、フレキシブル配線基板5の一端部の下面
は、セグメント基板2の突出部2aの上面に異方導電性
接着剤8を介して接合されている。
【0004】次に、フレキシブル配線基板5の一端部下
面をセグメント基板2の突出部2aの上面に異方導電性
接着剤8を介して接合する場合について説明する。異方
導電性接着剤8は、印刷によりまたは予めシート状に形
成したものを転写することによりフレキシブル配線基板
5またはセグメント基板2の突出部2aに設けられるも
のであり、フレキシブル配線基板5の一端部に沿って、
該フレキシブル配線基板5の図9の左右方向のほぼ全長
に亘りほぼ等しい幅の帯状に形成され、その幅はセグメ
ント基板2の突出部2aの幅よりも小さくなっている。
そして、図11(A)に示すように、異方導電性接着剤
8をセグメント基板2の突出部2aの上面ほぼ中央部に
仮接着し、その上にフレキシブル配線基板5の一端部下
面を位置合わせして配置する。この状態では、図9に示
すように、フレキシブル配線基板5の一端部下面に設け
られた各配線7は、セグメント基板2の突出部2a上面
に設けられた各接続端子4上にそれぞれ配置されてい
る。
【0005】次に、図11(B)に示す熱圧着ヘッド9
を用いて、すなわち、熱圧着面(底面)の幅が異方導電
性接着剤8の幅とほぼ同じである熱圧着ヘッド9を用い
て、図11(A)において二点鎖線で示すように、フレ
キシブル配線基板5の一端部上面から押圧して加熱する
ことにより、フレキシブル配線基板5の一端部下面をセ
グメント基板2の突出部2aの上面ほぼ中央部に帯状の
異方導電性接着剤8を介して接合する。
【0006】ところで、帯状の異方導電性接着剤8をセ
グメント基板2の突出部2aの上面ほぼ中央部に仮接着
しているのは、次の理由による。すなわち、このように
異方導電性接着剤8を仮接着すると、異方導電性接着剤
8の図11(A)における上辺8aがセグメント基板2
の突出部2aのエッジ部2bからある程度離れた位置と
なる。これに伴い、熱圧着ヘッド9の熱圧着面の図11
(A)における上辺9aもセグメント基板2の突出部2
aのエッジ部2bからある程度離れた位置となる。これ
により、熱圧着ヘッド9の熱圧着面が当該エッジ部2b
と対向した場合にフレキシブル配線基板5の配線7が当
該エッジ部2bにて断線されることがあるが、このよう
な不都合を回避することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなフレキシブル配線基板の接合構造では、帯状
の異方導電性接着剤8を用いているので、取り扱い中に
何らかの理由により、フレキシブル配線基板5に図10
において矢印で示す方向の外部ストレスが加わった場
合、同図において二点鎖線で示すように、フレキシブル
配線基板5が異方導電性接着剤8の上辺8aに対応する
部分において直線的に折れ曲がり、この折れ曲がった部
分におけるフレキシブル配線基板5の配線7が断線して
しまうことがある。この場合、熱圧着時の加熱により、
異方導電性接着剤8の上面およびその近傍に位置する配
線7の屈曲性強度が一般に低下しているため、配線7の
断線が助長されやすい。また、帯状の異方導電性接着剤
8をセグメント基板2の突出部2aの上面ほぼ中央部に
接着しているので、異方導電性接着剤8の面積が比較的
小さく、ひいてはフレキシブル配線基板5の接合強度が
比較的低くなってしまう。この発明の課題は、フレキシ
ブル配線基板の配線の断線を防止するとともにフレキシ
ブル配線基板の接合強度の向上を図ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、フレキシブル配線基板の一端部の一の面と他の基板
の一端部の一の面とを異方導電性接着剤を介して接合し
てなるフレキシブル配線基板の接合構造において、前記
異方導電性接着剤を、前記フレキシブル配線基板の一端
部に沿う方向に延びる帯状部と、該帯状部の長さ方向の
一部に前記他の基板の一端縁側に突出されて形成された
凸部とを有するものとしたものである。請求項2に記載
の発明は、請求項1に記載の発明において、前記凸部を
前記帯状部の長さ方向の少なくとも両端部に形成したも
のである。請求項3に記載の発明は、請求項1または2
に記載の発明において、前記凸部と対応する部分におけ
る前記フレキシブル配線基板の一の面および前記他の基
板の一の面にダミー配線を設けたものである。請求項4
に記載の発明は、フレキシブル配線基板の一端部の一の
面と他の基板の一端部の一の面とを異方導電性接着剤を
介して接合してなるフレキシブル配線基板の接合構造に
おいて、前記フレキシブル配線基板の一端部両側に、所
定の一端縁が前記他の基板の一端部よりも外側に配置さ
れる幅の延出部を設け、該延出部を折り曲げて前記他の
基板の他の面に接合したものである。請求項5に記載の
発明は、請求項4に記載の発明において、前記延出部の
所定の一端縁の基部を湾曲縁としたものである。請求項
6に記載の発明は、請求項4または5に記載の発明にお
いて、前記異方導電性接着剤を帯状とし、その長さを前
記他の基板の一端部の長さとほぼ同じとしたものであ
る。そして、請求項1に記載の発明によれば、異方導電
性接着剤を、帯状部と該帯状部の長さ方向の一部に形成
された凸部とを有するものとしているので、フレキシブ
ル配線基板が異方導電性接着剤の凸部の突出端の部分で
直線的に折れ曲がっても、異方導電性接着剤の帯状部の
所定の先端縁で直線的に折れ曲がり難くすることがで
き、したがってフレキシブル配線基板の配線の断線を防
止することができる。また、異方導電性接着剤を、帯状
部と該帯状部の長さ方向の一部に形成された凸部とを有
するものとしているので、当該凸部の分だけ接合面積が
大きくなり、したがってフレキシブル配線基板の接合強
度の向上を図ることができる。また、請求項4に記載の
発明によれば、フレキシブル配線基板の一端部両側に、
所定の一端縁が他の基板の一端部よりも外側に配置され
る幅の延出部を設け、該延出部を折り曲げて他の基板の
他の面に接合しているので、フレキシブル配線基板がそ
の延出部の所定の一端縁の部分で折れ曲がっても、異方
導電性接着剤の所定の先端縁で直線的に折れ曲がり難く
することができ、したがってフレキシブル配線基板の配
線の断線を防止することができる。また、フレキシブル
配線基板の一端部両側に設けられた延出部を折り曲げて
他の基板の他の面に接合しているので、フレキシブル配
線基板の接合強度の向上を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1はこの発明
の第1実施形態を適用した液晶表示装置の要部の平面図
を示し、図2は図1のX−X線に沿う断面図を示したも
のである。これらの図において、図9および図10と同
一名称部分には同一の符号を付し、その説明を適宜省略
する。
【0010】図1に示すように、この実施形態における
異方導電性接着剤8は、フレキシブル配線基板5の一端
縁5aに沿う方向(図1の左右方向)に延びる帯状部1
1と、この帯状部11の長さ方向両端部にセグメント基
板2の突出部2aのエッジ部2b側に突出されて形成さ
れた凸部12(図3(A)参照)とを有するものであ
る。この場合、帯状部11の長さはフレキシブル配線基
板5の図1の左右方向の長さとほぼ同じとなっており、
その幅はセグメント基板2の突出部2aの幅よりも小さ
くなっている。そして、帯状部11はセグメント基板2
の突出部2aの上面ほぼ中央部に配置され、凸部12は
セグメント基板2の突出部2aのエッジ部2b側に配置
されている。この場合、凸部12の突出端は、セグメン
ト基板2の突出部2aのエッジ部2bからやや離れた位
置とされている。
【0011】一方、フレキシブル配線基板5の一端部下
面の両側において異方導電性接着剤8の凸部12と対応
する部分にはダミー配線13が設けられている。また、
これらのダミー配線13に対応して、セグメント基板2
の突出部2aの上面の両側にはダミー接続端子(ダミー
配線)14が設けられている。
【0012】次に、フレキシブル配線基板5の一端部下
面をセグメント基板2の突出部2aの上面に異方導電性
接着剤8を介して接合する場合について説明する。ま
ず、図3(A)に示すように、異方導電性接着剤8をセ
グメント基板2の突出部2aの上面に上述の如く配置
(仮接着)し、その上にフレキシブル配線基板5の一端
部下面を位置合わせして配置する。この状態では、図1
に示すように、フレキシブル配線基板5の一端部下面に
設けられた各配線7およびダミー配線13は、セグメン
ト基板2の突出部2aの上面に設けられた各接続端子4
およびダミー接続端子14上にそれぞれ配置されてい
る。
【0013】次に、図3(B)に示す熱圧着ヘッド9を
用いて、すなわち、熱圧着面(底面)の所定の部分が異
方導電性接着剤8の形状に対応する形状である熱圧着ヘ
ッド9を用いて、図3(A)において二点鎖線で示すよ
うに、フレキシブル配線基板5の一端部上面から押圧し
て加熱することにより、フレキシブル配線基板5の一端
部下面をセグメント基板2の突出部2aの上面ほぼ中央
部に凸部12を有する異方導電性接着剤8を介して接合
する。
【0014】このように、この第1実施形態では、異方
導電性接着剤8を、帯状部11とこの帯状部11の長さ
方向両端部に形成された凸部12とを有するものとして
いる。このため、フレキシブル配線基板5に図2におい
て矢印で示す方向の外部ストレスが加わった場合、同図
において二点鎖線で示すように、フレキシブル配線基板
5が異方導電性接着剤8の凸部12の突出端に対応する
部分において直線的に折れ曲がっても、異方導電性接着
剤8の帯状部11の上辺11aに対向する部分において
は直線的に折れ曲がり難くすることができ、したがって
フレキシブル配線基板4の配線7の断線を防止すること
ができる。この場合、フレキシブル配線基板5が異方導
電性接着剤8の凸部12の突出端に対応する部分におい
て直線的に折れ曲がることにより、この折れ曲がった部
分におけるダミー配線13が断線しても、ダミー配線1
3であるため別に問題はない。
【0015】また、この第1実施形態では、異方導電性
接着剤8を、帯状部11とこの帯状部11の長さ向両端
部に形成された凸部12とを有するものとしているの
で、当該凸部12の分だけ接合面積が大きくなり、した
がってフレキシブル配線基板5の接合強度の向上を図る
ことができる。
【0016】さらに、この第1実施形態では、フレキシ
ブル配線基板5にダミー配線13を設け、セグメント基
板2にダミー接続端子14を設けているので、熱圧着時
に異方導電性接着剤8を全体にわたってほぼ均等に加圧
することができ、したがってフレキシブル配線基板5の
接合強度の向上をより一層図ることができる。
【0017】(第1実施形態の変形例)上記第1実施形
態においては、異方導電性接着剤8を、帯状部11の長
さ方向両端部に凸部12を有するものとした場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、フレキ
シブル配線基板5により多くのダミー配線13を設ける
スペースがある場合には、例えば図4(A)或いは図5
(A)に示す変形例のようにしてもよい。図4(A)に
示す変形例の場合には、異方導電性接着剤8を、帯状部
11の長さ方向両端部および中央部に凸部12を有する
ものとしている。この場合、すべての凸部12に対応す
る部分におけるフレキシブル配線基板5およびセグメン
ト基板2にダミー配線13およびダミー接続端子14が
設けられている。また、この場合、図4(B)に示すよ
うに、熱圧着ヘッド9としては、熱圧着面の所定の部分
の形状が図4(A)に示す異方導電性接着剤8の形状に
対応する形状のものを使用する。
【0018】図5(A)に示す別の変形例の場合には、
異方導電性接着剤8を、帯状部11の長さ方向両端部お
よびその間の所定の2箇所に凸部12を有するものとし
ている。この場合、すべての凸部12に対応する部分に
おけるフレキシブル配線基板5およびセグメント基板2
にダミー配線13およびダミー接続端子14が設けられ
ている。また、この場合、図5(B)に示すように、熱
圧着ヘッド9としては、熱圧着面の所定の部分の形状が
図5(A)に示す異方導電性接着剤8の形状に対応する
形状のものを使用する。
【0019】(第2実施形態)図6はこの発明の第2実
施形態を適用した液晶表示装置の要部の平面図を示し、
図7は図6のY−Y線に沿う断面図を示したものであ
る。これらの図において、図9および図10と同一名称
部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。
【0020】この実施形態におけるフレキシブル配線基
板5は、図8(A)に展開して示すようになっている。
すなわち、フレキシブル配線基板5の一端部両側には延
出部15が設けられている。延出部15の幅は、フレキ
シブル配線基板5をセグメント基板2の突出部2aに対
して後述の如く接合したとき、所定の一端縁15aがセ
グメント基板2の突出部2aのエッジ部2bよりも外側
に配置される幅となっている。延出部15の所定の一端
縁15aの基部は湾曲縁15bとなっている。
【0021】次に、フレキシブル配線基板5の一端部下
面をセグメント基板2の突出部2aの上面に異方導電性
接着剤8を介して接合する場合について説明する。この
場合、異方導電性接着剤8は帯状であって、その長さは
セグメント基板2の突出部2aの長さとほぼ同じとなっ
ており、その幅はセグメント基板2の突出部2aの幅よ
りも小さくなっている。そして、図8(A)に示すよう
に、異方導電性接着剤8をセグメント基板2の突出部2
aの上面の幅方向ほぼ中央部のほぼ全域にわたって仮接
着し、その上に展開した状態のフレキシブル配線基板5
の一端部下面を位置合わせして配置する。次に、図8
(B)に示す熱圧着ヘッド9を用いて、すなわち、図1
1(B)に示す従来の場合と同様の熱圧着ヘッド9を用
いて、図8(A)において二点鎖線で示すように、フレ
キシブル配線基板5の一端部上面から押圧して加熱する
ことにより、フレキシブル配線基板5の一端部下面をセ
グメント基板2の突出部2aの上面の幅方向ほぼ中央部
のほぼ全域にわたって帯状の異方導電性接着剤8を介し
て接合する。次に、延出部15を折り曲げてセグメント
基板2の下面に接着剤16を介して接合する。この状態
では、延出部15の所定の一端縁15aはセグメント基
板2の突出部2aのエッジ部2bよりも外側に配置され
ている。
【0022】このように、この第2実施形態では、フレ
キシブル配線基板5の一端部両側に設けた延出部15を
折り曲げてセグメント基板2の下面に接合し、且つ、当
該延出部15の所定の一端縁15aをセグメント基板2
の突出部2aのエッジ部2bよりも外側に配置してい
る。このため、フレキシブル配線基板5に図7において
矢印で示す外部ストレスが加わった場合、同図において
二点鎖線で示すように、フレキシブル配線基板5が延出
部15の湾曲縁15bに対応する部分において折れ曲が
っても、帯状の異方導電性接着剤8の上辺8aに対向す
る部分においては直線的に折れ曲がり難くすることがで
き、したがってフレキシブル配線基板5の配線7の断線
を防止することができる。
【0023】また、フレキシブル配線基板5の延出部1
5をセグメント基板2の突出部2aの側部を覆う状態で
セグメント基板2の下面に接合しているので、フレキシ
ブル配線基板5の一端部がセグメント基板2の突出部2
aから剥離し難くすることができ、したがってフレキシ
ブル配線基板5の接合強度の向上を図ることができる。
さらに、異方導電性接着剤8は帯状であってもその長さ
がセグメント基板2の突出部2aの長さとほぼ同じとな
っているので、図9に示す従来の場合と比較して、接合
面積が大きくなり、したがってフレキシブル配線基板5
の接合強度の向上をより一層図ることができる。
【0024】なお、上記各実施形態においては、フレキ
シブル配線基板を液晶表示パネルに接合する場合につい
て説明したが、この発明はこれに限定されるものではな
く、要は、フレキシブル配線基板を他の基板に接合する
ものであればよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、異方導電性接着剤を、帯状部と該帯状部
の長さ方向の一部に形成された凸部とを有するものとし
ているので、フレキシブル配線基板が異方導電性接着剤
の凸部の突出端の部分で直線的に折れ曲がっても、異方
導電性接着剤の帯状部の所定の先端縁で直線的に折れ曲
がり難くすることができ、したがってフレキシブル配線
基板の配線の断線を防止することができる。また、異方
導電性接着剤を、帯状部と該帯状部の長さ方向の一部に
形成された凸部とを有するものとしているので、当該凸
部の分だけ接合面積が大きくなり、したがってフレキシ
ブル配線基板の接合強度の向上を図ることができる。ま
た、請求項4に記載の発明によれば、フレキシブル配線
基板の一端部両側に、所定の一端縁が他の基板の一端部
よりも外側に配置される幅の延出部を設け、該延出部を
折り曲げて他の基板の他の面に接合しているので、フレ
キシブル配線基板がその延出部の所定の一端縁の部分で
折れ曲がっても、異方導電性接着剤の所定の先端縁で直
線的に折れ曲がり難くすることができ、したがってフレ
キシブル配線基板の配線の断線を防止することができ
る。また、フレキシブル配線基板の一端部両側に設けら
れた延出部を折り曲げて他の基板の他の面に接合してい
るので、フレキシブル配線基板の接合強度の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を適用した液晶表示装
置の要部の平面図。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図。
【図3】(A)はフレキシブル配線基板をセグメント基
板に異方導電性接着剤を介して接合する場合を説明する
ために示す一部の平面図、(B)はそのときに使用する
熱圧着ヘッドの底面図。
【図4】(A)は第1実施形態の変形例を説明するため
に示す一部の平面図、(B)はそのときに使用する熱圧
着ヘッドの底面図。
【図5】(A)は第1実施形態の別の変形例を説明する
ために示す一部の平面図、(B)はそのときに使用する
熱圧着ヘッドの底面図。
【図6】この発明の第2実施形態を適用した液晶表示装
置の要部の平面図。
【図7】図6のY−Y線に沿う断面図。
【図8】(A)はフレキシブル配線基板をセグメント基
板に異方導電性接着剤を介して接合する場合を説明する
ために示す一部の平面図、(B)はそのときに使用する
熱圧着ヘッドの底面図。
【図9】従来の液晶表示装置の要部の平面図。
【図10】図9のZ−Z線に沿う断面図。
【図11】(A)は従来におけるフレキシブル配線基板
をセグメント基板に異方導電性接着剤を介して接合する
場合を説明するために示す一部の平面図、(B)はその
ときに使用する熱圧着ヘッドの底面図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2 セグメント基板 2a 突出部 3 コモン基板 4 接続端子 5 フレキシブル配線基板 7 配線 8 異方導電性接着剤 11 帯状部 12 凸部 13 ダミー配線 14 ダミー接続端子 15 延出部 16 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA05 GA48 GA49 GA50 GA57 GA61 HA25 MA32 MA35 NA15 NA25 NA29 PA06 5E338 AA12 BB65 BB75 CC01 CC09 CD40 EE26 5E344 AA02 AA10 AA12 AA22 BB02 BB04 BB07 BB13 CC05 CC07 CC17 CD04 DD06 DD16 EE17 EE23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル配線基板の一端部の一の面
    と他の基板の一端部の一の面とを異方導電性接着剤を介
    して接合してなるフレキシブル配線基板の接合構造にお
    いて、前記異方導電性接着剤は、前記フレキシブル配線
    基板の一端部に沿う方向に延びる帯状部と、該帯状部の
    長さ方向の一部に前記他の基板の一端縁側に突出されて
    形成された凸部とを有することを特徴とするフレキシブ
    ル配線基板の接合構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記凸
    部は前記帯状部の長さ方向の少なくとも両端部に形成さ
    れていることを特徴とするフレキシブル配線基板の接合
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の発明におい
    て、前記凸部と対応する部分における前記フレキシブル
    配線基板の一の面および前記他の基板の一の面にダミー
    配線を設けたことを特徴とするフレキシブル配線基板の
    接合構造。
  4. 【請求項4】 フレキシブル配線基板の一端部の一の面
    と他の基板の一端部の一の面とを異方導電性接着剤を介
    して接合してなるフレキシブル配線基板の接合構造にお
    いて、前記フレキシブル配線基板の一端部両側に、所定
    の一端縁が前記他の基板の一端部よりも外側に配置され
    る幅の延出部を設け、該延出部を折り曲げて前記他の基
    板の他の面に接合したことを特徴とするフレキシブル配
    線基板の接合構造。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の発明において、前記延
    出部の所定の一端縁の基部は湾曲縁となっていることを
    特徴とするフレキシブル配線基板の接合構造。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の発明におい
    て、前記異方導電性接着剤は帯状であって、その長さは
    前記他の基板の一端部の長さとほぼ同じであることを特
    徴とするフレキシブル配線基板の接合構造。
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