JP2001326414A - 光半導体装置とその製造方法 - Google Patents

光半導体装置とその製造方法

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JP2001326414A
JP2001326414A JP2000145950A JP2000145950A JP2001326414A JP 2001326414 A JP2001326414 A JP 2001326414A JP 2000145950 A JP2000145950 A JP 2000145950A JP 2000145950 A JP2000145950 A JP 2000145950A JP 2001326414 A JP2001326414 A JP 2001326414A
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semiconductor
semiconductor laser
wavelength
semiconductor device
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JP2000145950A
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Yasutaka Sakata
康隆 阪田
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NEC Corp
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NEC Corp
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相互に異なる波長で動作する異波長EA変調
器集積DFBレーザを、1枚の半導体基板上に一括形成
する場合に発生する消光比のばらつきを抑えて、長距離
伝送特性の均一化を図り、長距離伝送を行った後の伝送
特性の歩留まり向上を図る。 【解決手段】 n−InP基板101上に、一対のSi
2ストライプマスク103を用いて、前記ストライプ
マスク103の幅を、発振波長に応じて広くし、選択M
OVPE法によって、InGaAsPガイド層104、
MQW活性層105、およびp−InPクラッド層10
6を選択成長させる。その際に、DFBレーザ領域とEA
変調器領域のマスク103の幅は、各半導体レーザと電
界吸収型光変調器の対の消光比がほぼ等しくなるデチュ
ーニング量になるように、調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体装置とそ
の製造方法に関し、特に半導体基板上に複数の異なる発
振波長の半導体レーザとそれぞれの半導体レーザと対を
なす複数の電界吸収型光変調器とを集積化した光半導体
装置およびその一括製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年急激に伸びている通信需要に対応す
るため、1本の光ファイバ中に異なる波長の光信号を伝
送させることによって、光ファイバを新たに増設するこ
となく大幅に通信容量を拡大できる波長分割多重(WD
M:wavelength division multiplexing)光通信システ
ムが進展してきている。このWDM光通信システムに
は、当然のことながら、異なった波長の複数の光源が必
要となるとともに、シンプルな装置構成を実現するため
に、光源である分布帰還型(DFB:distributedfeedb
ack)レーザと、その光源からの光を変調信号に変換す
る電界吸収型(EA:electro-absorption)変調器をモ
ノリシック集積することが求められる。
【0003】図19は、特開平10−117040号公
報に開示された、動作波長の異なるDFBレーザとEA
変調器との対を複数個、1枚の半導体基板面内に一括し
て作製する方法を工程順に示す斜視図である。まず、図
19(a)に示すように、n型InP基板1上のLD領
域に、ピッチがΛ1 、Λ2 、Λ3 、…と異なる回折格子
2を形成する。次に、図19(b)に示すように、LD
領域と変調器領域とでマスク幅の異なるSiO2 マスク
3を、各DFBレーザと変調器との対毎に、一対ずつ形
成する。このとき変調器領域のSiO2 マスクのマスク
幅Wmm1 、Wmm 2 、Wmm3 、…は、デチューニング量
(DFBレーザの発振波長と光変調器吸収端波長との
差)が一定範囲内に入るように、DFBレーザの発振波
長が長くなるにつれ所定のピッチで広くなされる。Si
2 マスク3のLD領域のマスク幅W mLは、一定になさ
れるか若しくはDFBレーザの発振波長につれて徐々に
広くなされる。このSiO2 マスクを用いて、有機金属
気相成長(MOVPE:metal-organic vapor phase ep
itaxy )法により、n型InGaAsPガイド層、多重
量子井戸(MQW:multi-quantum well)活性層(光吸
収層)、p型InPクラッド層を順次成長させて多層半
導体ストライプ4を形成する。なお、図では構造を簡略
化するために、光導波路となる部分以外に形成された半
導体層は省略してある。次に、図19(c)に示すよう
に、SiO2 マスク3の多層半導体ストライプ4側の一
部を除去し、再びMOVPE選択成長により、p型In
P埋め込み層5を形成する。次に、図19(d)に示す
ように、多層半導体ストライプ4のトップの一部を除い
てSiO2 膜6を形成し、n型InP基板1の表面側に
金属電極7、9を、裏面に金属電極8を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
デチューニング量が所望の範囲内に入るようにするため
に、DFBレーザの発振波長が長くなるにつれて変調器
領域でのSiO2 マスクの幅が徐々に広くなされてい
る。そのために、動作波長が長くなるに従って変調器領
域の多層半導体ストライプ4の膜厚は厚くなる。その結
果、動作波長の長い領域において、光ON/OFF比
(消光比)が劣化してしまう。その理由は以下の通りで
ある。EA変調器は、光吸収層へ印加される電界強度の
大きさに応じて吸収端が低エネルギー(長波長)側へシ
フトすることにより光吸収係数が変化する現象を利用し
て光ON/OFFF 動作させるものである。ところが、
上述した従来例においては、EA変調器の光吸収層の膜
厚が厚くなっており、同じ印加電圧での電界強度が膜厚
の増加に伴い低下してしまう。電界強度が小さくなると
光吸収係数の変化も小さくなることから、OFFレベル
が上がりON/OFF比(消光比)が低下してしまう。
【0005】消光比の低下は長距離伝送特性の劣化をも
たらすため、一部の波長で消光比が低下することは、異
波長一括形成されたDFBレーザ/EA変調器集積素子
の長距離伝送特性に動作波長による不均一性を発生させ
ることになる。本発明の課題は、上述の従来技術の問題
点を解決することであって、その目的は、相互に異なる
波長にて動作するEA変調器とDFBレーザとの複数対
の集積体(以下、異波長EA変調器集積DFBレーザ)
を1枚の半導体基板上に一括形成する場合に発生する消
光比のばらつきを抑えて、長距離伝送特性の均一化を図
り、長距離伝送を行った後の伝送特性の歩留まりの向上
を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、相互に異なる発振波長にて発振す
る複数の半導体レーザと、各半導体レーザと対をなす複
数の電界吸収型光変調器とがモノリシック集積された光
半導体装置において、各半導体レーザと電界吸収型光変
調器の対は、各対毎にほぼ等しい消光比をもつように、
半導体レーザの発振波長と光変調器吸収端波長との差
(デチューニング量)が発振波長に応じて調整されてい
ることを特徴とする光半導体装置、が提供される。ま
た、上記の目的を達成するため、本発明によれば、相互
に異なる発振波長にて発振する複数の半導体レーザと、
各半導体レーザと対をなす複数の電界吸収型光変調器と
がモノリシック集積された光半導体装置において、各半
導体レーザと電界吸収型光変調器の対は、デチューニン
グ量が半導体レーザの発振波長が長いほど小さく調整さ
れていることを特徴とする光半導体装置、が提供され
る。また、上記の目的を達成するため、本発明によれ
ば、相互に異なる発振波長にて発振する複数の半導体レ
ーザと、各半導体レーザと対をなす複数の電界吸収型光
変調器とがモノリシック集積された光半導体装置におい
て、各半導体レーザと電界吸収型光変調器の対は、半導
体レーザの活性層の膜厚と電界吸収型光変調器の活性層
の膜厚との比(半導体レーザ活性層層厚/変調器活性層
層厚)が半導体レーザの発振波長が長くなるほど小さく
なされていることを特徴とする光半導体装置、が提供さ
れる。
【0007】また、上記の目的を達成するため、本発明
によれば、(1)半導体基板上に、それぞれが異なる発
振波長と異なる吸収端波長を有する複数対の半導体レー
ザと電界吸収型光変調器を形成するために、それぞれが
半導体レーザ形成領域と光変調器形成領域とを挟む複数
対の選択成長マスクを形成する工程と、(2)前記複数
対の選択成長マスクをマスクとして、選択気相成長によ
り、複数の半導体レーザとそれぞれの半導体レーザと対
をなす複数の電界吸収型光変調器のそれぞれの少なくと
も活性層を一括して形成する工程と、を有する光半導体
装置の製造方法であって、前記選択成長マスクの光変調
器形成領域でのマスク幅は、デチューニング量が半導体
レーザの発振波長が長くなるほど小さくなるように設定
されていることを特徴とする光半導体装置の製造方法、
が提供される。また、上記の目的を達成するため、本発
明によれば、(1)半導体基板上に、それぞれが異なる
発振波長と異なる吸収端波長を有する複数対の半導体レ
ーザと電界吸収型光変調器を形成するために、それぞれ
が半導体レーザ形成領域と光変調器形成領域とを挟む複
数対の選択成長マスクを形成する工程と、(2)前記複
数対の選択成長マスクをマスクとして、選択気相成長に
より、複数の半導体レーザとそれぞれの半導体レーザと
対をなす複数の電界吸収型光変調器のそれぞれの少なく
とも活性層を一括して形成する工程と、を有する光半導
体装置の製造方法であって、前記選択成長マスクの半導
体レーザ形成領域と光変調器形成領域でのマスク幅はそ
れぞれ半導体レーザの発振波長が長くなるにつれ広くな
され、かつ、半導体レーザ形成領域のマスク幅と光変調
器形成領域のマスク幅の比(半導体レーザ形成領域のマ
スク幅/光変調器形成領域のマスク幅)もしくは差(半
導体レーザ形成領域のマスク幅−光変調器形成領域のマ
スク幅)は半導体レーザの発振波長が長くなるほど小さ
くなるように設定されていることを特徴とする光半導体
装置の製造方法、が提供される。
【0008】[作用]本発明の光半導体装置において
は、光導波路の結晶成長時に使用される選択成長マスク
のマスク幅が、動作波長が長くなるにつれて、光変調器
形成領域において徐々に広くなされるが、そのマスク幅
は、光変調器の吸収端波長の伸びが動作波長の伸びを上
回るように形成される。これにより、電界吸収型光変調
器の光吸収層においては、長波長領域において動作波長
の波長の伸び以上に光変調器の吸収端波長が長くなる。
換言すれば、長波長領域においては、光変調器の吸収端
波長が半導体レーザの発振波長(動作波長)に近づくこ
とになり、半導体レーザの発振波長と光変調器吸収端波
長との差であるデチューニング量Δλが減少することに
なる。上述したように、長波長領域においては光変調器
の膜厚が厚くなることにより、消光時に印加される電圧
によって生じる電界強度が低下する。本発明において
は、光変調器の吸収端波長を長くしておくことにより、
電界強度の低下を補償してOFFレベルを低減させるこ
とができる。そのため、長波長領域での消光比の劣化を
改善することができ、消光比の動作波長によるばらつき
を抑えることが可能になる。よって、消光比の動作周波
数に係るばらつきを解消することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態を説明するための、MOVPE法により形成したIn
GaAsP選択成長層の模式断面図である。図1に示す
ように、(100)InP基板11上へ[011]方向
に間隔1.5μmで形成された一対のSiO 2ストライ
プマスク12を用いて、InGaAsPを、MOVPE
法によって選択的に結晶成長させると、側面が(11
1)B面、上面が(100)面に囲まれた台形型に選択
成長層13が形成される。さらに、マスク幅Wmを増加
させると、マスク上からの原料流れ込みが増加すること
によって成長速度(膜厚)が増加するとともに、In組
成の増加が生じることが知られている。これらの現象を
利用すると、マスク幅を変えるだけで異なるバンドギャ
ップ波長を有する層構造を、同一基板面内に作り込むこ
とが可能となる。異波長EA変調器集積DFBレーザを
一括形成する場合は、EA変調器領域とDFBレーザ領
域とでマスク幅を変化させ、かつ、異なるEA変調器と
DFBレーザとの対(以下、異波長素子)では少なくと
もEA変調器領域のマスク幅を、より好ましくは両者の
マスク幅を同時に変化させる。
【0010】図2に、EA変調器集積DFBレーザの、
変調器吸収層(およびDFBレーザ)の層構造である歪
InGaAsPのMQW構造を示す。選択成長領域幅を
Wo=1.5μm固定とし、SiO2マスク幅Wmを0
〜50μmに変化させたパターン基板を用いて、成長温
度625℃、成長圧力100hPaの条件で、幅Wm=
5μmの領域で、図2に示した層構造となるように、M
OVPE選択成長を行った。成長させた層構造は、n−
InP基板上へ、n−Q1.20(電子濃度:n=1×
1018cm-3、バンドギャップ波長:1.20μmのI
nGaAsP、64nm厚)、ノンドープQ1.20障
壁層6nm、ノンドープ歪InGaAsP井戸層7nm
が8周期繰り返されたMQW、ノンドープQ1.20を
26nm、p−Q1.20(ホール濃度:p=5×10
17cm-3、36nm厚)、p−InP(p=5×1017
cm-3、100nm厚)となっている。
【0011】この選択成長ウェハに対し、励起光として
アルゴンイオンレーザ出力光(514.5nm)を、直
径1μmに集光した顕微フォトルミネッセンス(PL)
測定装置により、選択成長層のバンドギャップ波長(P
Lピーク波長)を測定した。また選択成長層のノンドー
プ領域幅(図2において矢印で130nmと記している
n型、p型ドーピングのなされていない非ハッチング領
域幅)を、走査型電子顕微鏡(SEM)観察により評価
した。ただし、SEM観察では、ドーピング位置の明確
な特定は出来ないためn−InP/n−Q1.20界面
とp−Q1.20/p−InP界面との幅(図2の矢印
で230nmと表示してある幅)を測定し、比例配分で
ノンドープ膜厚を推定した。
【0012】図3は、測定したバンドギャップ波長(フ
ォトルミネッセンスピーク波長)およびノンドープ結晶
成長層の膜厚とマスク幅との関係を示している。図3
(a)から、マスク幅をWm=5μmから21μmの範
囲で変化させると、バンドギャップ波長が1.47μm
から1.56μmまで変化することが分かる。1.55
μm帯で動作するEA変調器集積DFBレーザの場合、
概ねDFBレーザとEA変調器のバンドギャップ波長差
Δλ(デチューニング)は、60nm付近に設定される
ため、DFBレーザ用には、Wm=15から21μmの
範囲を、EA変調器用には、Wm=5から10μmの範
囲を利用すれば、1.53μmから1.56μmの範囲
の異波長EA変調器集積DFBレーザを一括形成するこ
とが出来る。
【0013】一方、図3(b)により、ノンドープ結晶
成長層の膜厚もマスク幅が広くなるにつれ厚膜化してお
り、上述の1.53から1.56μmの波長範囲の異波
長EA変調器集積DFBレーザの、EA変調器部のノン
ドープ結晶成長層厚(マスク幅5〜10μmに対応)
は、130nmから150nmへと15%以上厚くなる
ことが分かる。EA変調器へは逆バイアスが印加されて
光吸収動作を生じさせるが、その時の印加条件は通常固
定電圧(例えば−2V)であるので、変調器吸収層へ印
加される電界強度は、ノンドープ層厚の逆数で変化して
しまう。−2V印加の場合、電界強度はマスク幅5〜1
0μmで形成した光吸収層に対して154kV/cmか
ら133kV/cmへ低下する。
【0014】この状態で、実際に異波長EA変調器集積
DFBレーザを作製してEA変調器消光比の動作波長依
存性を評価してみると、図4に示すように動作波長が
1.53μmと1.56μmの素子とでは、−2V印加
時の消光比が20dBから15dBへ悪化している。そ
こで、デチューニング量Δλの変化と消光比の関係を評
価するため、素子の温度を、25〜55℃の間で変化さ
せ同じ評価を行った。
【0015】その結果、図5に示すように、高い温度ほ
どデチューニング量Δλが小さくなることを反映して、
消光比は全体的に大きな方向へシフトすることが分かっ
た。これは、素子の温度を変えると、EA変調器の光吸
収層のバンドギャップ波長は、概ね+0.45nm/℃
で変化するが、DFB発振波長は+0.09nm/℃で
しか変化しないため、温度を30℃高くすると、Δλ=
(DFB発振波長)−(変調器吸収層バンドギャップ波
長)が約10nm小さくなることに起因している。別の
観点から見ると、動作波長1.56μmの素子では、Δ
λ=50nmとなるように設定しておけば、20dB以
上の消光比が実現できることになる。したがって、消光
比が悪くなる長波長帯での波長素子ほどΔλが小さくな
るように、波長ごとにデチューニング量Δλを設定すれ
ば、動作波長によらず一定の消光比を実現することが可
能となる。
【0016】次に、具体的に動作波長の長い波長素子ほ
どΔλが小さくなるように波長ごとにΔλを設定する方
法について説明する。図6は、1.53〜1.56μm
の動作波長の異波長EA変調器集積DFBレーザを、一
括形成する場合に用いるMQW選択成長用マスク幅と、
動作波長との関係を示している。実線で示すように、D
FBレーザ領域はマスク幅15〜21μm、EA変調器
領域では5〜10μmの範囲で変化させると、Δλ=6
0nm一定となるようなMQWのバンドギャップ波長を
設計できる。これは、図3(a)で示した、MQW選択
成長層のバンドギャップ波長と、マスク幅の関係から容
易に計算できる。同様な方法で、動作波長が1.53μ
mから1.56μmに向かうにつれΔλが、60nmか
ら50nmへ小さくなるようなWmと動作波長の関係を
計算すると、図6の破線で示すようにEA変調器領域の
マスク幅を5〜12μmの範囲で変化させればよいこと
が分かる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図7〜図14は、本発明の一実施例
の光半導体装置の製造方法を工程順に示す図である。ま
ず、図7(a)に示すように、 (100)n−InP基
板101上へ、電子線感光性のポジレジスト塗布した
後、電子ビ−ム露光法により回析格子パターンを描画し
て、レジストマスク102を形成する。次に、図7
(b)に示すように、レジストマスク102をマスクと
してHBr:H22系エッチング液により、n−InP
基板101をエッチングして回析格子100を形成す
る。前記回析格子は、図8に示すように、[011]方
向へ800μm長の回折格子形成領域と、400μm長
の非形成領域が繰り返されたパターンとし、[01−
1](負符号“−”は上線の代わり)方向へは300μ
mのピッチで繰り返されたパターンとして、直径50m
m(2インチ)の(100)n−InP基板101上に
パターニングされる。また、EA変調器集積型DFBレ
ーザを実現するにあたり、DFB発振波長を制御するた
めの回折格子ピッチΛは、図9に示す、図2の構造に対
して求めたΛとDFB発振波長との計算結果から、1.
53μmから1.56μmのDFB発振波長が得られ
る、237.41から242.06nmとした。
【0018】次に、図10に示すように、CVD法によ
り全面にSiO2膜を100nmの膜厚に堆積し、MO
VPE選択成長用の複数対のSiO2ストライプマスク
103を、回折格子100に同期するようにパターニン
グした。ここで、回折格子が形成されている領域ではマ
スク幅をWLD、回折格子が形成されていない領域ではW
MODとなるように設定した。この複数対のSiO2マスク
パターンの内、1つの素子についての一対のみを斜視図
にて表したのが、図11である。即ち、マスク幅WLD
領域(400μm長)がDFBレーザとなる部分であ
り、マスク幅WMODの領域(200μm長)がEA変調
器となる部分である。また、一対のストライプマスクの
間隔は1.5μm固定とした。WLD、WMODは、回折格
子ピッチで規定されるDFB発振波長に応じて、図6を
参照して説明したように、WLD=15〜21μm、W
MOD=5〜12μmの範囲で変化させた。
【0019】図9には、DFB発振波長に対して回折格
子ピッチΛが連続的に記述されているが、本実施例で
は、DFB発振波長が1.53〜1.56μmの範囲を
100GHz間隔(概ね0. 8nm間隔)の38波長の
設計としているため、実際は図9のグラフ中の値を38
ステップの不連続値に刻んだ値を採用している。
【0020】次に、図12に示すように、このSiO2
ストライプマスク103をマスクとして、InGaAs
Pガイド層104、MQW活性層105およびp−In
Pクラッド層106を、順次MOVPE選択成長させ
る。この結果、WLD (=15〜21μm)およびWMOD
(=5〜12μm)でのフォトルミネセンス波長面内分
布は図3で示したように、1.53〜1.56μmおよ
び、1.47〜1.51μmとなった。これにより、発
振波長が1.53から1.56μmへ長波長化するに従
い、DFBレーザ発振波長とEA変調器吸収層のバンド
ギャップ波長との差であるデチューニング量Δλを、6
0から50nmへと小さくできる。
【0021】その後の工程順の断面図の一部を図13に
示す。図13(a)は、図12のC−C′線での断面図
であり、このように形成した後、図13(b)示すよう
に、選択成長層(104〜106)の両脇のSiO2
トライプマスク103の一部をエッチング除去し、図1
3(c)に示すように、p−InPクラッド層107
(1.5μm厚、p=1×1018cm-3)、p+−In
GaAsキャップ層108(0.25μm厚、p=6×
1018cm-3)を成長温度625℃、圧力100hPa
の条件でMOVPE選択成長させた。その後、DFBレ
ーザ領域とEA変調器領域の間30μmのp+−InG
aAsキャップ層108を、硫酸系溶液でウエットエッ
チングにより除去して電気的分離を行った(図示せ
ず)。
【0022】次に、図14に示すように、SiO2膜1
09を層間膜として形成し、キャップ層上に窓開けを行
った後、DFBレーザ部とEA変調部にp側電極110
を形成する。さらに、CMP法等により、n−InP基
板101が120μm厚になるまで裏面研磨を行った
後、裏面側にn側電極111を形成する。最後に、DF
Bレーザ部400μm長、EA変調器部200μm長の
合計600μm長にへき開し、DFBレーザ側端面には
スパッタ法により、多層膜である反射率95%の高反射
膜を、また、変調器側端面には反射率0.1%以下の無
反射膜(何れも図示なし)をコーティングする。
【0023】このようにして製造された本発明の半導体
光集積装置は、以下の優れた特徴があることが確認され
た。まず、異波長一括形成したEA変調器集積DFBレ
ーザの発振波長特性を調べた。図15は、作製した38
素子のDFB発振波長を順に示している。チャンネル1
からチャンネル38にかけ、ほぼ設計通り0.8nm/
チャネルの傾きで長波長化が確認され、1枚の基板上に
1530〜1560nm(1.53〜1.56μm)範
囲をカバ−する多波長の波長素子が実現されていること
が確認された。
【0024】次に、異なるDFB発振波長を有する素子
に対して、変調器へ2Vの逆バイアス電圧を印加した時
の消光比を評価した。その結果、図16に示すように、
発振波長に依存せず20dB〜21dBと大きな消光比
が高い均一性をもって実現できることが確認された。こ
れは、従来の作製方法では発振波長に依存して消光比が
変化してしまう問題点を、デチューニング量Δλを発振
波長に応じて変化させる本発明により解決できることを
示すものである。この結果、2.5Gb/sで600k
m伝送を行った後のパワーペナルティが、1dB以下と
いう規格で求めた伝送歩留まりもすべての発振波長で9
5%以上と良好な結果を得た。
【0025】次に、図17を参照して、本発明の実施例
の光半導体装置を搭載した光送信モジュール300につ
いて説明する。光半導体装置302からの出力光が非球
面レンズ303および光アイソレータ304を介して光
ファイバ305へ入力されるように、各素子が筐体に固
定され、さらに筐体に光半導体装置302を駆動する電
気インターフェース301が内蔵された構造となってい
る。本モジュールにより、高速光通信信号を効率よく作
り出すことができる。これは本発明に係わる光半導体装
置が消光特性に優れていることに起因する。
【0026】次に、図18を参照して、本発明に係る光
半導体装置を搭載した光送信モジュール300を複数個
搭載したWDM光通信システムについて説明する。光送
信装置400は、本発明に係わる発光波長の異なる32
個の光送信モジュール300と、該光送信モジュールか
らの光を合波する光合波器405と、光送信モジュール
を駆動するための光送信モジュール駆動系402を有す
る。光送信装置400から出力された信号光は、光ファ
イバ305を通して光受信装置401へ送られる。光受
信装置401へ入力された32波長の光は、光分波器4
06を介して受光モジュール駆動系404によって制御
される32個の受光モジュール403へ1波長づつ入力
され、信号が検出される。本発明に係わる光半導体装置
を用いた光通信システムによってWDM伝送が容易に実
現される。これは、光送信装置に搭載されている光半導
体装置が、波長が異なっても高均一な特性を有している
ことに起因する。
【0027】以上、好ましい実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜の変更が可
能なものである。例えば、実施例ではMQW活性層の片
側のみにガイド層(光閉じ込め層)を設けたが両側に設
けるようにしてもよい。また、実施例ではSiO2 スト
ライプマスクの一部を除去してクラッド層を形成してい
たが、全部を除去してクラッド層(埋め込み層)を形成
するようにすることもできる。また、DFBレーザ側の
マスク幅は必ずしも変える必要はなく全波長に渡って一
定とすることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光半
導体装置は、異波長EA変調器集積DFBレーザをMO
VPE選択成長法を用いて一括形成する場合に、消光比
に波長依存性が生じないように、発振波長に対応して発
振波長と変調器吸収層バンドギャップ波長との差を調整
するものであるので、一括形成した多波長にて動作する
波長素子間において常に消光比を一定とすることが可能
となり、高速・長距離伝送歩留まりの向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための結晶成長
断面図。
【図2】本発明の実施の形態を説明するためのバンド構
造図。
【図3】本発明の実施の形態を説明するための結晶成長
特性曲線。
【図4】本発明の実施の形態を説明するための素子特性
図。
【図5】本発明の実施の形態を説明するための素子特性
図。
【図6】本発明の実施の形態を説明するための結晶成長
特性曲線図。
【図7】本発明の一実施例の回折格子形成工程を説明す
るための斜視図。
【図8】本発明の一実施例の回折格子の形成状態を示す
平面図。
【図9】本発明の一実施例を説明するための回折格子ピ
ッチΛとDFBレーザ発振波長との関係を示す理論計算
曲線図。
【図10】本発明の一実施例を説明するためのSiO2
ストライプマスクの形成状態を示す平面図。
【図11】本発明の一実施例を説明するためのSiO2
ストライプマスクの形成状態を示す斜視図。
【図12】本発明の一実施例を説明するための選択成長
層の形成状態を示す斜視図。
【図13】本発明の一実施例を説明するための選択成長
層の形成状態を示す断面図。
【図14】本発明の一実施例を説明するための電極の形
成状態を示す斜視図。
【図15】本発明の一実施例の効果を説明するための特
性曲線図。
【図16】本発明の一実施例の効果を説明するための特
性曲線図。
【図17】本発明の一実施例の光半導体装置を用いた光
送信モジュールの構成図。
【図18】本発明の一実施例の光半導体装置を用いて構
成したWDM光通信システムの装置構成図。
【図19】従来例を説明するための工程順の斜視図。
【符号の説明】
1 n型InP基板 2 回折格子 3 SiO2 マスク 4 多層半導体ストライプ 5 p型InP埋め込み層 6 SiO2 膜 7〜9 金属電極 11、101 (100)n−InP基板 12、103 SiO2 ストライプマスク 13 選択成長層 100 回折格子 102 レジストマスク 104 InGaAsPガイド層 105 MQW活性層 106、107 p−InPクラッド層 108 p+−InGaAsキャップ層 109 SiO2 膜 110 p側電極 111 n側電極 300 光送信モジュール 301 電気インターフェース 302 光半導体装置 303 非球面レンズ 304 光アイソレータ 305 光ファイバ 400 光送信装置 401 光受信装置 402 光送信モジュール駆動系 403 受光モジュール 404 受光モジュール駆動系 405 光合波器 406 光分波器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に異なる発振波長にて発振する複数
    の半導体レーザと、各半導体レーザとそれぞれ対をなす
    複数の電界吸収型光変調器とがモノリシック集積された
    光半導体装置において、各半導体レーザと電界吸収型光
    変調器の対は、各対毎にほぼ等しい消光比をもつよう
    に、半導体レーザの発振波長と光変調器吸収端波長との
    差(デチューニング量)が各半導体レーザの発振波長に
    応じて調整されていることを特徴とする光半導体装置。
  2. 【請求項2】 相互に異なる発振波長にて発振する複数
    の半導体レーザと、各半導体レーザとそれぞれ対をなす
    複数の電界吸収型光変調器とがモノリシック集積された
    光半導体装置において、各半導体レーザと電界吸収型光
    変調器の対は、デチューニング量が半導体レーザの発振
    波長が長いほど小さく調整されていることを特徴とする
    光半導体装置。
  3. 【請求項3】 相互に異なる発振波長にて発振する複数
    の半導体レーザと、各半導体レーザとそれぞれ対をなす
    複数の電界吸収型光変調器とがモノリシック集積された
    光半導体装置において、各半導体レーザと電界吸収型光
    変調器の対は、半導体レーザの活性層の膜厚と電界吸収
    型光変調器の活性層の膜厚との比(半導体レーザ活性層
    層厚/変調器活性層層厚)が半導体レーザの発振波長が
    長くなるほど小さくなされていることを特徴とする光半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体レーザが分布帰還型(DF
    B)半導体レーザであることを特徴とする請求項1〜3
    の何れかに記載の光半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体レーザおよび前記電界吸収型
    光変調器が半導体基板の(100)面上に形成され、前
    記半導体レーザおよび前記電界吸収型光変調器の光放出
    方向が[011]方向であることを特徴とする請求項1
    〜4の何れかに記載の光半導体装置。
  6. 【請求項6】 (1)半導体基板上に、それぞれが異な
    る発振波長と異なる吸収端波長を有する複数対の半導体
    レーザと電界吸収型光変調器を形成するために、それぞ
    れが半導体レーザ形成領域と光変調器形成領域とを挟む
    複数対の選択成長マスクを形成する工程と、 (2)前記複数対の選択成長マスクをマスクとして、選
    択気相成長により、複数の半導体レーザとそれぞれの半
    導体レーザと対をなす複数の電界吸収型光変調器のそれ
    ぞれの少なくとも活性層を一括して形成する工程と、を
    有する光半導体装置の製造方法において、前記選択成長
    マスクの光変調器形成領域でのマスク幅は、デチューニ
    ング量が半導体レーザの発振波長が長くなるほど小さく
    なるように設定されていることを特徴とする光半導体装
    置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記選択成長マスクの半導体レーザ形成
    領域でのマスク幅は、半導体レーザの発振波長が長くな
    るほど広く形成されることを特徴とする請求項6記載の
    光半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 (1)半導体基板上に、それぞれが異な
    る発振波長と異なる吸収端波長を有する複数対の半導体
    レーザと電界吸収型光変調器を形成するために、それぞ
    れが半導体レーザ形成領域と光変調器形成領域とを挟む
    複数対の選択成長マスクを形成する工程と、 (2)前記複数対の選択成長マスクをマスクとして、選
    択気相成長により、複数の半導体レーザとそれぞれの半
    導体レーザと対をなす複数の電界吸収型光変調器のそれ
    ぞれの少なくとも活性層を一括して形成する工程と、を
    有する光半導体装置の製造方法において、前記選択成長
    マスクの半導体レーザ形成領域と光変調器形成領域での
    マスク幅はそれぞれ半導体レーザの発振波長が長くなる
    につれ広くなされ、かつ、半導体レーザ形成領域のマス
    ク幅と光変調器形成領域のマスク幅の比(半導体レーザ
    形成領域のマスク幅/光変調器形成領域のマスク幅)も
    しくは差(半導体レーザ形成領域のマスク幅−光変調器
    形成領域のマスク幅)は半導体レーザの発振波長が長く
    なるほど小さくなるように設定されていることを特徴と
    する光半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記選択気相成長が、有機金属気相成長
    (MOVPE)法にて行われることを特徴とする請求項
    6〜8の何れかに記載の光半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第(1)の工程に先立って、半導
    体基板上の各半導体レーザ形成領域にそれぞれ回折格子
    が形成されることを特徴とする請求項6〜9の何れかに
    記載の光半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第(2)の工程においては、前記
    活性層の下層に下部ガイド層(光閉じ込め層)が、前記
    活性層の上層にクラッド層または上部ガイド層およびク
    ラッド層が形成されることを特徴とする請求項6〜10
    の何れかに記載の光半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第(2)の工程の後、前記選択成
    長マスクの全体若しくは半導体レーザ形成領域および光
    変調器形成領域寄りの一部が除去され、埋め込み層(ク
    ラッド層)の結晶成長が行われることを特徴とする請求
    項6〜11の何れかに記載の光半導体装置の製造方法。
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