JP2001326068A - 発光装置 - Google Patents

発光装置

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JP2001326068A
JP2001326068A JP2001061564A JP2001061564A JP2001326068A JP 2001326068 A JP2001326068 A JP 2001326068A JP 2001061564 A JP2001061564 A JP 2001061564A JP 2001061564 A JP2001061564 A JP 2001061564A JP 2001326068 A JP2001326068 A JP 2001326068A
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Jun Koyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な発光装置および電気器具を提供する。 【解決手段】 走査線群103、データ線群104およ
びそれらの交差部に形成されたEL素子を含む画素部1
02が基板101上に形成されており、その上にデータ
線側スティックドライバ105および走査線側スティッ
クドライバ106が接続されている。このとき、各ステ
ィックドライバは、ガラス、石英ガラスもしくはプラス
チックからなる基板にTFTで駆動回路が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極間に発光性材
料を挟んだ素子(以下、発光素子という)を有する装置
(以下、発光装置という)およびその作製方法に関す
る。特に発光性材料としてEL(Electro Luminescenc
e)が得られる発光性材料(以下、EL材料という)を
利用した発光素子(以下、EL素子という)を用いた発
光装置(以下、EL発光装置)に関する。
【0002】なお、有機ELディスプレイや有機発光ダ
イオード(OLED:Organic Light Emitting Diode)
は本発明の発光装置に含まれる。また、本発明に用いる
ことのできる発光性材料は、一重項励起もしくは三重項
励起または両者の励起を経由して発光(燐光および/ま
たは蛍光)するすべての発光性材料を含む。
【0003】
【従来の技術】EL発光装置は、陽極と陰極との間にE
L材料を挟んだ構造のEL素子を有した構造からなる。
この陽極と陰極との間に電圧を加えてEL材料中に電流
を流することによりキャリアを再結合させて発光させ
る。即ち、EL発光装置は発光素子自体に発光能力があ
るため、液晶表示装置に用いるようなバックライトが不
要である。さらに視野角が広く、軽量であるという利点
をもつ。
【0004】パッシブ型(単純マトリクス型)EL発光
装置は、ストライプ状(帯状)に並列された複数の陽極
と、ストライプ状に並列された複数の陰極とが互いに直
交するように設けられており、その交差部にEL材料が
挟まれた構造となっている。従って、選択された(電圧
が印加された)陽極と選択された陰極との交点にあたる
画素が点灯することになる。
【0005】このようなパッシブ型EL発光装置は陽極
や陰極に電圧を印加するための駆動回路をTCP(Tape
Carrier Package)を用いて実装していた。TCPはT
ABテープ(Tape Automated bonding Tape)にICを
実装したものであり、TABテープを素子形成基板上の
配線に接続してICを実装する。
【0006】TCP以外の実装技術としては、COG
(Chip On Glass)により素子形成基板上に直接ICを
実装する方式が知られている。この方式は接続ピン数を
増やすことができる上、TABテープを省略できるため
TCPに比べてコスト的に安価であるという利点があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安価な発光
装置を得るための技術を提供することを課題とし、さら
に、その発光装置を表示部として用いた安価な電気器具
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の基本的な概念を
図1に示す。発光素子を形成するための基板101上に
は画素部102が形成されている。画素部102は走査
線群103とデータ線群104が互いに直交するように
交差している。このとき交差した部分(以下、交差部と
いう)は走査線とデータ線とに発光性材料が挟まれた構
造からなる画素を形成する。
【0009】また、画素部102の周辺(外側)の領域
には、画素部102へ各信号を伝送する駆動回路が形成
されたICがCOG方式により実装されている。本発明
ではこのICが、ガラス基板、石英基板もしくはプラス
チック基板上にTFTで駆動回路を形成したものである
点に特徴がある。本明細書ではこのような特徴を有する
ICをスティックドライバと呼ぶ。
【0010】図1において、105はデータ線側のステ
ィックドライバであり、106は走査線側のスティック
ドライバである。なお、ここでは複数個に分割して実装
した例を示しているが、各1個づつとしても良い。ま
た、カラー表示に対応した画素部を形成するためには、
XGAクラスでデータ線の本数が3072本であり走査
線側が768本必要となる。このような数で形成された
データ線及び走査線は画素部102の端部で数ブロック
毎に区分して引出線107を形成し、スティックドライ
バ105、106の出力端子のピッチに合わせて集めら
れている。
【0011】一方、基板101の端部には入力端子10
8が形成され、この部分で外部回路と接続するFPC
(フレキシブルプリント配線板:Flexible Printed Cir
cuit)を貼り合わせる。そして、外部入力端子108と
スティックドライバとの間は基板101上に形成した接
続配線109によって結ばれ、最終的にはスティックド
ライバの入力端子のピッチに合わせて集められる。
【0012】駆動回路が形成されたスティックドライバ
は図2に示すように、駆動回路を形成するための基板
(ここではガラス基板)201上に形成され、TFTで
形成された駆動回路202と、入力端子203および出
力端子204が設けられている。基板201の材料とし
ては、図1の基板101と熱膨張係数の近い材料を用い
ることが望ましく、ガラス、石英ガラスもしくはプラス
チックを用いることが望ましい。
【0013】シリコンウエハを用いることも可能ではあ
るが、図1の基板101との熱膨張係数が異なるとそれ
に起因して応力を発生することがあり、接続不良や駆動
回路の動作不良の原因ともなりうる。本発明ではそのよ
うな問題を懸念して、基板101と同一の材料を用いる
ことが好ましいとする。
【0014】また、駆動回路202のTFTは、活性層
(能動層)、特にチャネル形成領域が多結晶半導体膜も
しくは単結晶半導体膜で形成されている。多結晶半導体
膜および単結晶半導体膜はいずれも公知の技術で形成さ
れたもので良い。また、TFT構造にも特に限定はな
い。
【0015】図2に示すようなスティックドライバを基
板101上に実装する方法は異方導電性材料もしくはメ
タルバンプを用いた接続方法またはワイヤボンディング
方式を採用することができる。特に、ITO(酸化イン
ジウムと酸化スズとの化合物からなる酸化物)からなる
配線上にスティックドライバを形成する場合は異方導電
性材料を用いた接続方法が好ましい。
【0016】図3にその一例を示す。図3(A)は基板
301にスティックドライバ302が異方導電性材料を
用いて実装された例を示している。基板301上には画
素部303、引出線304、入力端子305、接続配線
(図示せず)が設けられている。なお、画素部303は
カバー材306およびシール材307により密閉空間3
08に封入され外気から保護されている。
【0017】また、入力端子305の一方の端にはTC
P309が異方導電性材料で接着されている。異方導電
性材料は樹脂310と表面が金属メッキされた直径数十
〜数百μmの導電性粒子311からなり、導電性粒子3
11によりスティックドライバ側の入力端子312もし
くはTCP309と引出線304もしくは入力端子30
5とが電気的に接続されている。
【0018】また、図3(B)で示すように基板301
にスティックドライバを接着材315で固定して、金属
ワイヤ316によりスティックドライバ302の入力端
子312と引出線304もしくは入力端子305とを電
気的に接続しても良い。この場合、接続したスティック
ドライバ302は樹脂317で封入する。
【0019】なお、スティックドライバの実装方法は図
3に示した方法に限定されるものではなく、公知の実装
方法を用いることが可能である。
【0020】ここで本発明の発光装置の回路構成を図5
に示す。画素部501は複数の走査線とデータ線で形成
され、複数のEL素子が形成される。その周辺の領域に
は走査線側ドライバ502及びデータ線側ドライバ50
3が設けられ、これらのドライバ(駆動回路)にスティ
ックドライバが用いられる。このスティックドライバの
構造は図2、図3を用いて説明した通りである。
【0021】これらのスティックドライバは入力端子5
04と接続されている。このように、画素部501が形
成された基板上には、走査線側ドライバ502、データ
線側ドライバ5−3および入力端子504が形成されて
いる。
【0022】また、コントロール回路506、安定化電
源507、オペアンプを含む電源回路508のうちコン
トロール回路506と電源回路508はプリント配線板
に実装し、FPCを用いて入力端子504に接続され
る。また、FPCの一方の端にはインターフェースコネ
クタ509が設けられ、これを介してクロック信号及び
データ信号505、画質信号511が上記プリント配線
板に入力される。また、安定化電源507からの電源信
号もインターフェースコネクタ509を介して上記プリ
ント配線板に入力される。
【0023】なお、外部から入力されるクロック信号及
びデータ信号505は、スティックドライバの入力仕様
に変換するためのコントロール回路506に入力され、
それぞれのタイミング仕様に変換される。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
4を用いて説明する。図4(A)は本発明の発光装置の
上面図であり、図4(B)は図4(A)をA−A’で切
断した断面図に相当する。まず、図4(A)の上面図に
ついて説明する。
【0025】図4(A)において、401は基板であ
り、ここではプラスチック材を用いる。プラスチック材
としては、ポリイミド、ポリアミド、アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、PES(ポリエチレンサルファイル)、P
C(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)もしくはPEN(ポリエチレンナフタレー
ト)を板状もしくはフィルム状にして用いることができ
る。
【0026】402は透明な酸化物導電膜からなるデー
タ線(陽極)であり、仕事関数の高い導電膜を用いるこ
とができる。そのような導電膜としては酸化物導電膜が
好ましく、酸化物導電膜としては酸化インジウム、酸化
亜鉛、酸化スズもしくはこれらを組み合わせた化合物を
含む膜を用いることができる。また、これらの酸化物導
電膜にガリウムを添加したものを用いても良い。
【0027】403は金属膜からなる走査線(陰極)で
あり、仕事関数の低い導電膜を用いることができる。そ
のような導電膜としてはアルカリ金属もしくはアルカリ
土類金属を含む導電膜が好ましく、代表的にはマグネシ
ウム、リチウム、カルシウムもしくはバリウムを含むア
ルミニウム膜または銀薄膜を用いることができる。
【0028】404は樹脂からなる絶縁物(バンク)で
あり、走査線403を分断するための隔壁として機能す
る。なお、バンク404は樹脂の代わりに無機材料から
なる絶縁膜を用いることも可能である。
【0029】データ線402と走査線403は両方とも
ストライプ状に複数本形成されており、互いに直交する
ように設けられる。走査線403はバンク404を用い
て物理的に分断され、ストライプ状に形成されている。
なお、図4(A)では図示されないが、データ線402
と走査線403の間にはEL層が挟まれており、405
で示される交差部が画素となる。
【0030】406はデータ線側スティックドライバで
あり、TFTで形成された駆動回路を含んでいる。ここ
では駆動回路をプラスチック基板上に形成しているが、
ガラス基板上に形成しても構わない。なお、スティック
ドライバ406の構造は図2で説明した通りである。ま
た、一つのスティックドライバを設けた例を示している
が、複数個に分割して設けても構わない。
【0031】407は走査線側スティックドライバであ
り、TFTで形成された駆動回路を含んでいる。ここで
も駆動回路をプラスチック基板上に形成している。ま
た、スティックドライバ407も図2で説明した構造で
ある。また、一つのスティックドライバを設けた例を示
しているが、複数個に分割して設けても構わない。
【0032】なお、走査線403は配線端で接続配線4
08と電気的に接続され、接続配線408がスティック
ドライバ407と接続される。これはスティックドライ
バ407をバンク404上に設けることが困難だからで
ある。
【0033】以上のような構成で設けられたデータ線側
スティックドライバ406は接続配線409aおよび入
力端子410を介してFPC411に接続される。ま
た、走査線側スティックドライバ407は接続配線40
9bおよび入力端子410を介してFPC411に接続
される。
【0034】また、412はシール材、413はシール
材412によりプラスチック材401に貼り合わせたカ
バー材である。シール材412としては光硬化樹脂を用
いれば良く、脱ガスが少なく、吸湿性の低い材料が好ま
しい。また、カバー材としては基板401と同一の材料
が好ましく、ガラス(石英ガラスを含む)もしくはプラ
スチックを用いることができる。ここではプラスチック
材を用いる。
【0035】次に、図4(B)の断面図について説明す
る。なお、図4(A)と同一の部分は同一の符号を用い
て説明する。
【0036】図4(B)において、415で示された領
域は画素の構造を示しており、この拡大図を図4(C)
に示す。416はEL層であり、正孔注入層、正孔輸送
層、発光層、電子輸送層もしくは電子注入層を適宜組み
合わせて形成する。勿論、発光層を単層で用いても良
い。EL層416を形成する構造および材料は公知のも
のを用いれば良い。
【0037】図4(C)に示すようにバンク404は下
層の幅が上層の幅よりも狭い形状となっており、走査線
403を物理的に分断する。
【0038】また、図4(B)に示すように、データ線
側スティックドライバ406は異方導電性材料417を
用いてデータ線402および接続配線409aに電気的
に接続されている。また同様にFPC411も異方導電
性材料418を用いて接続配線409aに電気的に接続
されている。
【0039】また、シール材412で囲まれた画素部4
19は、樹脂からなる封入材420により外気から遮断
され、EL層の劣化を防ぐ構造となっている。
【0040】以上のような構成を含む本発明の発光装置
は、画素部419がデータ線402、走査線403、バ
ンク404およびEL層416で形成されるため、非常
に簡単なプロセスで作製することができる。また、駆動
回路となるスティックドライバ406、407を別工程
で作製して実装する。その結果、特に煩雑なプロセスを
必要とせずに発光装置を作製することができるため歩留
まりが高く、製造コストを下げることができる。
【0041】従って、本発明を実施することで製造コス
トが引き下げられ、安価な発光装置を作製することが可
能となる。延いては、そのような安価な発光装置を表示
部に用いた電気器具をも安価なものとすることができ
る。
【0042】
【実施例】〔実施例1〕本発明で用いるスティックドラ
イバの作製方法について図6を用いて説明する。ここで
は駆動回路を形成する基本単位としてCMOS回路を作
製する場合の例について説明する。
【0043】まず、図6(A)に示すように、ガラス基
板600上に下地膜601を300nmの厚さに形成す
る。本実施例では下地膜602として窒化酸化珪素膜を
積層して用いる。この時、ガラス基板600に接する方
の窒素濃度を10〜25wt%としておくと良い。
【0044】次に下地膜601の上に50nmの厚さの
非晶質珪素膜(図示せず))を公知の成膜法で形成す
る。なお、非晶質珪素膜に限定する必要はなく、非晶質
構造を含む半導体膜(微結晶半導体膜を含む)であれば
良い。さらに非晶質シリコンゲルマニウム膜などの非晶
質構造を含む化合物半導体膜でも良い。また、膜厚は2
0〜100nmの厚さであれば良い。
【0045】そして、公知の技術により非晶質珪素膜を
結晶化し、結晶質珪素膜(多結晶シリコン膜若しくはポ
リシリコン膜ともいう)602を形成する。公知の結晶
化方法としては、電熱炉を使用した熱結晶化方法、レー
ザー光を用いたレーザーアニール結晶化法、赤外光を用
いたランプアニール結晶化法がある。
【0046】本実施例では特開平7−130652号公
報に記載された技術を用い、非晶質珪素膜にニッケルを
添加し、ファーネスアニールを行って結晶化させる。ニ
ッケルは結晶化を促進させる触媒として用いられる。
【0047】なお、本実施例では結晶質珪素膜をTFT
の活性層として用いるが、非晶質珪素膜を用いることも
可能である。また、オフ電流を低減する必要のあるスイ
ッチング用TFTの活性層を非晶質珪素膜で形成し、電
流制御用TFTの活性層を結晶質珪素膜で形成すること
も可能である。非晶質珪素膜はキャリア移動度が低いた
め電流を流しにくくオフ電流が流れにくい。即ち、電流
を流しにくい非晶質珪素膜と電流を流しやすい結晶質珪
素膜の両者の利点を生かすことができる。
【0048】次に、図6(B)に示すように、結晶質珪
素膜602上に酸化珪素膜でなる保護膜603を130
nmの厚さに形成する。この厚さは100〜200nm
(好ましくは130〜170nm)の範囲で選べば良
い。また、珪素を含む絶縁膜であれば他の膜でも良い。
この保護膜603は不純物を添加する際に結晶質珪素膜
が直接プラズマに曝されないようにするためと、微妙な
濃度制御を可能にするために設ける。
【0049】そして、その上にレジストマスク604を
形成し、保護膜603を介してn型を付与する不純物元
素(以下、n型不純物元素という)を添加する。なお、
n型不純物元素としては、代表的には周期表の15族に
属する元素、典型的にはリン又は砒素を用いることがで
きる。なお、本実施例ではフォスフィン(PH3)を質
量分離しないでプラズマ励起したプラズマドーピング法
を用い、リンを1×1018atoms/cm3の濃度で添加す
る。勿論、質量分離を行うイオンインプランテーション
法を用いても良い。
【0050】この工程により形成されるn型不純物領域
605、606には、n型不純物元素が2×1016〜5
×1019atoms/cm3(代表的には5×1017〜5×10
18atoms/cm3)の濃度で含まれるようにドーズ量を調節
する。
【0051】次に、図6(C)に示すように、結晶質珪
素膜の不要な部分を除去して、後にpチャネル型TFT
の活性層となる半導体膜606および後にnチャネル型
TFTの活性層となる半導体膜607を形成する。
【0052】次に、図6(D)に示すように、半導体膜
606、607を覆ってゲート絶縁膜608を形成す
る。ゲート絶縁膜608としては、10〜200nm、
好ましくは50〜150nmの厚さの珪素を含む絶縁膜
を用いれば良い。これは単層構造でも積層構造でも良
い。
【0053】次に、200〜400nm厚の導電膜を形
成し、パターニングしてゲート電極609、610を形
成する。このゲート電極609、610の端部をテーパ
ー状にすることもできる。また、ゲート電極は単層の導
電膜で形成しても良いが、必要に応じて二層、三層とい
った積層膜とすることが好ましい。ゲート電極の材料と
しては公知のあらゆる導電膜を用いることができる。
【0054】代表的には、タンタル(Ta)、チタン
(Ti)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、
クロム(Cr)、シリコン(Si)から選ばれた元素で
なる膜、または前記元素の窒化物膜(代表的には窒化タ
ンタル膜、窒化タングステン膜、窒化チタン膜)、また
は前記元素を組み合わせた合金膜(代表的にはMo−W
合金、Mo−Ta合金)、または前記元素のシリサイド
膜(代表的にはタングステンシリサイド膜、チタンシリ
サイド膜)を用いることができる。勿論、単層で用いて
も積層して用いても良い。
【0055】本実施例では、50nm厚の窒化タングス
テン(WN)膜と、350nm厚のタングステン(W)
膜とでなる積層膜を用いる。これはスパッタ法で形成す
れば良い。また、スパッタガスとしてXe、Ne等の不
活性ガスを添加すると応力による膜はがれを防止するこ
とができる。
【0056】またこの時、ゲート電極610はn型不純
物領域605の一部とゲート絶縁膜608を挟んで重な
るように形成する。この重なった部分が後にゲート電極
と重なったLDD領域となる。
【0057】次に、図6(E)に示すように、レジスト
611を形成し、n型不純物元素(本実施例ではリン)
を添加して高濃度にリンを含む不純物領域612〜61
5を形成する。ここでもフォスフィン(PH3)を用い
たイオンドープ法で行い、この領域のリンの濃度は1×
1020〜1×1021atoms/cm3(代表的には2×102 0
〜5×1020atoms/cm3)となるように調節する。この
工程によってnチャネル型TFTのソース領域若しくは
ドレイン領域が形成される。
【0058】この工程では、pチャネル型TFTの活性
層となる半導体膜606にもn型不純物領域612、6
13を形成する点に特徴がある。この領域は非晶質珪素
膜の結晶化に用いたニッケルをゲッタリングするために
後工程で必要となる。
【0059】次に、図6(F)に示すように、レジスト
マスク611を除去し、新たにレジスト616を形成す
る。そして、p型不純物元素(本実施例ではボロン)を
添加し、高濃度にボロンを含む不純物領域617、61
8を形成する。ここではジボラン(B26)を用いたイ
オンドープ法により3×1020〜3×1021atoms/cm 3
(代表的には5×1020〜1×1021atoms/cm3ノ)濃度
となるようにボロンを添加する。
【0060】なお、619、620で示される領域には
既に1×1020〜1×1021atoms/cm3の濃度でリンが
添加されているが、ここで添加されるボロンはその少な
くとも3倍以上の濃度で添加される。そのため、予め形
成されていたn型の不純物領域は完全にP型に反転し、
P型の不純物領域として機能する。
【0061】次に、レジストマスク616を除去した
後、図6(G)に示すように、それぞれの濃度で添加さ
れたn型またはp型不純物元素を活性化する。活性化手
段としては、ファーネスアニール法、レーザーアニール
法、またはランプアニール法で行うことができる。本実
施例では電熱炉において窒素雰囲気中、550℃、4時
間の熱処理を行う。
【0062】このとき、結晶化の際に用いたニッケルが
チャネル形成領域621、622からn型不純物領域6
14、615およびp型不純物領域619、620の方
へ移動してゲッタリング(捕獲)される。即ち、n型不
純物領域614、615およびp型不純物領域619、
620に含まれたリンによりニッケルがゲッタリングさ
れる。この工程によりチャネル形成領域621、622
のニッケル濃度を1×1017atoms/cm3以下(好ましく
は1×1016atoms/cm3以下)とすることができる。ま
た逆に、n型不純物領域614、615およびp型不純
物領域619、620にはニッケルが偏析して5×10
18atoms/cm3以上(代表的には1×1019〜5×1020a
toms/cm3)濃度で存在するようになる。
【0063】次に、図6(A)に示すように、層間絶縁
膜623を形成する。層間絶縁膜623としては、珪素
を含む絶縁膜を単層で用いるか、その中で組み合わせた
積層膜を用いれば良い。また、膜厚は400nm〜1.
5μmとすれば良い。本実施例では、200nm厚の窒
化酸化珪素膜の上に800nm厚の酸化珪素膜を積層し
た構造とする。
【0064】さらに、3〜100%の水素を含む雰囲気
中で、300〜450℃で1〜12時間の熱処理を行い
水素化処理を行う。この工程は熱的に励起された水素に
より半導体膜の不対結合手を水素終端する工程である。
水素化の他の手段として、プラズマ水素化(プラズマに
より励起された水素を用いる)を行っても良い。
【0065】なお、水素化処理は層間絶縁膜623を形
成する間に入れても良い。即ち、200nm厚の窒化酸
化珪素膜を形成した後で上記のように水素化処理を行
い、その後で残り800nm厚の酸化珪素膜を形成して
も構わない。
【0066】次に、第1層間絶縁膜623に対してコン
タクトホールを形成し、ソース配線624、625と、
ドレイン配線626を形成する。このとき同時に図2に
示す入力端子203および出力端子204を形成すれば
良い。なお、本実施例ではこの電極を、Ti(チタン)
膜を100nm、Tiを含むアルミニウム膜を300n
mおよびTi膜150nmをスパッタ法で連続形成した
3層構造の積層膜とする。勿論、他の導電膜でも良い。
【0067】次に、50〜500nm(代表的には20
0〜300nm)の厚さでパッシベーション膜627を
形成する。本実施例ではパッシベーション膜627とし
て300nm厚の窒化酸化珪素膜を用いる。これは窒化
珪素膜で代用しても良い。
【0068】なお、窒化酸化珪素膜の形成に先立ってH
2、NH3等水素を含むガスを用いてプラズマ処理を行う
ことは有効である。この前処理により励起された水素が
層間絶縁膜623に供給され、熱処理を行うことで、パ
ッシベーション膜627の膜質が改善される。それと同
時に、層間絶縁膜623に添加された水素が下層側に拡
散するため、効果的に活性層を水素化することができ
る。
【0069】こうして図6(H)に示す構造のpチャネ
ル型TFT631およびnチャネル型TFT632を相
補的に組み合わせたCMOS回路が完成する。本実施例
の場合、pチャネル型TFT631の活性層はソース領
域617、ドレイン領域618およびチャネル形成領域
621で形成される。
【0070】また、nチャネル型632の活性層は、ソ
ース領域615、ドレイン領域614、LDD領域63
3およびチャネル形成領域622を含み、LDD領域6
33はゲート絶縁膜608を挟んでゲート電極610と
重なっている。このLDD領域633のうち、ゲート電
極610と重なっている領域のチャネル長方向の長さは
0.5〜3.0μm、好ましくは1.0〜2.0μmと
する。
【0071】このような構造はホットキャリア効果によ
る劣化を抑制する上で非常に有効である。但し、ドレイ
ン領域614側のみにLDD領域633を形成している
のは、動作速度を落とさないための配慮である。ホット
キャリア効果はドレイン領域とチャネル形成領域の接合
部付近で問題となるため、ドレイン領域側に設けられて
いれば十分に効果が得られる。勿論、ソース領域側に同
様に設けても良い。
【0072】本実施例はCMOS回路の作製方法を説明
しているが、実際にはCMOS回路、NMOS回路もし
くはPMOS回路を組み合わせて駆動回路を形成する。
その際、PMOS回路の作製にはpチャネル型TFT6
31の作製方法を、NMOS回路の作製にはnチャネル
型TFT632の作製方法を参照すれば良い。
【0073】〔実施例2〕本実施例では、スティックド
ライバを作製する際に、大面積の基板を使用して1枚の
基板からできるだけ多くのスティックドライバを取り出
すことが望ましい。基板はガラス、石英ガラスもしくは
プラスチックを使用するが、いずれにしても大面積基板
を分割するときにいかに無駄を無くすかが課題となる。
【0074】そのため、図7に示すような配置でスティ
ックドライバを形成する。701はガラス基板であり、
その上にTFTで形成された駆動回路を有するスティッ
クドライバ702が形成される。スティックドライバ7
02は複数個が集積化されて群(以下、ドライバ群とい
う)703を形成し、このドライバ群703が基板70
1上に複数形成される。
【0075】ドライバ群703はステッパ露光装置で1
回で露光可能な面積に収めることが望ましく、こうする
ことでつなぎ合わせ精度に影響されない露光が可能とな
る。一般的にステッパ露光装置の露光エリアは22×2
2mmもしくは44×44mmの正方形であることが多
いが、そのような場合だけでなく露光エリアが長方形で
ある場合にもその中に収めるようにすることが望まし
い。
【0076】また、基板701の端部に非露光領域を形
成しないように、図7に示すような配置でドライバ群7
03を形成することが望ましい。非露光領域ではレジス
トがそのまま残るため、駆動回路の作製過程で様々な問
題を起こしうる。従って、できるだけ非露光領域が形成
されないように配置することが望ましい。
【0077】また、スティックドライバの分断には加工
精度の高いダイシング装置が適しているが、300×4
00mmや550×650mmといった大面積の基板を直接
加工するには、装置の規模が大型化してしまう。そこで
本実施例では、加工精度は劣るものの大面積基板を容易
に切断できるガラススクライバーにより大面積基板を複
数に分割する段階と、複数に分割された基板をダイシン
グ装置により個々のスティックドライバに分割する段階
とに分けて行う。
【0078】図7に示すように、ドライバ群703は相
互に3〜10mmの間隔で配置され、ガラススクライバー
はドライバ群703の間に示す加工線704に沿って走
査される。こうしてドライバ群703ごとにまず分割
し、各々についてダイシング装置を用いて複数のスティ
ックドライバに分割することが望ましい。
【0079】即ち、図8に示すようにドライバ群703
から切り出された個々のスティックドライバ702は、
画素部703の形成された基板704の上にCOG方式
もしくはワイヤボンディング方式により貼り付ける。な
お、本実施例の画素部703の構造は図4の説明を参照
すれば良い。
【0080】本実施例では、ドライバ群703からデー
タ線側スティックドライバ705、706を切り出し、
別のドライバ群から走査線側スティックドライバ70
7、708を切り出して、基板704に貼り付けてい
る。もちろん、同一のドライバ群にデータ線側スティッ
クドライバおよび走査線側スティックドライバを形成し
ておくことも可能である。
【0081】また、本実施例では、データ線側スティッ
クドライバを3つ設け、走査線側スティックドライバを
画素部を挟んで2つずつ、即ち計4つ設ける例を示して
いるが、画素部の面積が小さければ各々一つのスティッ
クドライバを設ける構成としても良い。
【0082】こうして貼り付けられたデータ線側スティ
ックドライバおよび走査線側スティックドライバには入
力端子709から入力された信号が送られ、画素部に画
像が表示される。なお、本実施例のスティックドライバ
として実施例1に示したスティックドライバを用いるこ
とは可能である。
【0083】〔実施例3〕本発明に用いるスティックド
ライバは、画素部に信号を伝送する駆動回路を形成する
だけでなく、図5に示したコントロール回路506や電
源回路508を形成することも可能である。また、D/
Aコンバータ、γ補正回路もしくは信号分割回路といっ
た信号処理回路を形成することも可能である。
【0084】その場合、一つのスティックドライバに上
述の信号処理回路を形成することもできるし、そのよう
な信号処理回路だけを形成したスティックドライバを作
製しても良い。
【0085】なお、本実施例のスティックドライバとし
て実施例1に示したスティックドライバを用いることは
可能である。
【0086】〔実施例4〕本発明を実施して形成された
発光装置は、自発光型であるため液晶表示装置に比べて
明るい場所での視認性に優れ、しかも視野角が広い。従
って、様々な電気器具の表示部として用いることができ
る。その際、本発明の発光装置はパッシブ型の発光装置
であるため、特に表示面積の小さい表示部に適してい
る。但し、表示面積の小さい表示部に用途を限定する必
要はない。
【0087】本発明の電気器具としては、ビデオカメ
ラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッド
マウントディスプレイ)、カーナビゲーションシステ
ム、カーオーディオ、ノート型パーソナルコンピュー
タ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュー
タ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書籍)、記録
媒体を備えた画像再生装置(具体的にはコンパクトディ
スク(CD)、レーザーディスク(登録商標)(LD)
又はデジタルバーサタイルディスク(DVD)等の記録
媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを備
えた装置)などが挙げられる。それら電気器具の具体例
を図9に示す。
【0088】図9(A)はELディスプレイであり、筐
体2001、支持台2002、表示部2003を含む。
本発明の発光装置は表示部2003に用いることができ
る。ELディスプレイは自発光型であるためバックライ
トが必要なく、液晶ディスプレイよりも薄い表示部とす
ることができる。なお、表示部2003に用いる発光装
置はスティックドライバを数十個に分割して設けること
が好ましい。
【0089】図9(B)はビデオカメラであり、本体2
101、表示部2102、音声入力部2103、操作ス
イッチ2104、バッテリー2105、受像部2106
を含む。本発明の発光装置は表示部2102に用いるこ
とができる。なお、表示部2102に用いる発光装置は
スティックドライバを数個に分割して設けることが好ま
しい。
【0090】図9(C)は頭部取り付け型のELディス
プレイの一部(右片側)であり、本体2201、信号ケ
ーブル2202、頭部固定バンド2203、表示部22
04、光学系2205、発光装置2206を含む。本発
明は発光装置2206に用いることができる。なお、表
示部2204に用いる発光装置は比較的サイズが小さい
ためスティックドライバを分割しなくても構わない。
【0091】図9(D)は記録媒体を備えた画像再生装
置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体230
1、記録媒体(CD、LDまたはDVD等)2302、
操作スイッチ2303、表示部(a)2304、表示部
(b)2305を含む。表示部(a)は主として画像情
報を表示し、表示部(b)は主として文字情報を表示す
るが、本発明の発光装置はこれら表示部(a)、(b)
に用いることができる。なお、記録媒体を備えた画像再
生装置には、CD再生装置、ゲーム機器なども含まれう
る。なお、表示部(a)2304、表示部(b)230
5に用いる発光装置はスティックドライバを数十個に分
割して設けることが好ましい。
【0092】図9(E)は携帯型(モバイル)コンピュ
ータであり、本体2401、カメラ部2402、受像部
2403、操作スイッチ2404、表示部2405を含
む。本発明の発光装置は表示部2405に用いることが
できる。なお、表示部2403に用いる発光装置はステ
ィックドライバを数個に分割して設けることが好まし
い。もちろん表示部2403の面積が小さい場合はステ
ィックドライバを分割せずに用いることもできる。
【0093】図9(F)はパーソナルコンピュータであ
り、本体2501、筐体2502、表示部2503、キ
ーボード2504を含む。本発明の発光装置は表示部2
503に用いることができる。なお、表示部2503に
用いる発光装置はスティックドライバを数十個に分割し
て設けることが好ましい。
【0094】なお、将来的にEL材料の発光輝度が高く
なれば、出力した画像情報を含む光をレンズ等で拡大投
影してフロント型若しくはリア型のプロジェクターに用
いることも可能となる。
【0095】また、上記電子装置はインターネットやC
ATV(ケーブルテレビ)などの電子通信回線を通じて
配信された情報を表示することが多くなり、特に動画情
報を表示する機会が増してきている。EL材料の応答速
度は非常に高いため、そのような動画表示を行うに適し
ている。
【0096】また、発光装置は発光している部分が電力
を消費するため、発光部分が極力少なくなるように情報
を表示することが望ましい。従って、携帯情報端末、特
に携帯電話やカーオーディオのような文字情報を主とす
る表示部に発光装置を用いる場合には、非発光部分を背
景として文字情報を発光部分で形成するように駆動する
ことが望ましい。
【0097】ここで図10(A)は携帯電話であり、本
体2601、音声出力部2602、音声入力部260
3、表示部2604、操作スイッチ2605、アンテナ
2606を含む。本発明の発光装置は表示部2604に
用いることができる。なお、表示部2604は黒色の背
景に白色の文字を表示することで携帯電話の消費電力を
抑えることができる。なお、表示部2604に用いる発
光装置は比較的サイズが小さいためスティックドライバ
を分割せずに設けても構わない。
【0098】また、図10(B)はカーオーディオ(車
載用オーディオ)であり、本体2701、表示部270
2、操作スイッチ2703、2704を含む。本発明の
発光装置は表示部2702に用いることができる。ま
た、本実施例では車載用オーディオを示すが、据え置き
型(家庭用)のオーディオに用いても良い。
【0099】なお、表示部2704は黒色の背景に白色
の文字を表示することで消費電力を抑えられる。これは
カーオーディオにおいて特に有効である。なお、表示部
2704に用いる発光装置はスティックドライバを数個
に分割して設けることが好ましい。
【0100】以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広
く、あらゆる分野の電気器具に用いることが可能であ
る。また、本実施例の電気器具は実施例1〜3の構成を
自由に組み合わせた発光装置を用いることで得ることが
できる。
【0101】
【発明の効果】本発明を実施することでパッシブ型発光
装置の駆動回路を画素部とは別に形成することができる
ため、歩留まりが向上し、発光装置の製造コストを下げ
ることが可能となる。その結果、安価な発光装置を作製
することができる。
【0102】また、安価な本発明の発光装置を電気器具
の表示部として用いることで、電気器具をも安価なもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発光装置の上面構造を示す図。
【図2】 スティックドライバの断面構造を示す図。
【図3】 スティックドライバの接続例を示す図。
【図4】 発光装置の上面構造および断面構造を示す
図。
【図5】 発光装置および発光装置に入力される信号
の構成を示す図。
【図6】 スティックドライバの作製工程を示す図。
【図7】 スティックドライバの切り出し例を示す
図。
【図8】 スティックドライバの貼り付け例を示す
図。
【図9】 電気器具の一例を示す図。
【図10】 電気器具の一例を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/08 H05B 33/08 33/14 33/14 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の基板の上に陽極、該陽極と直交する
    陰極並びに前記陽極および前記陰極の間に設けられた発
    光性材料を含む発光装置であって、 前記陽極および前記陰極は駆動回路に電気的に接続さ
    れ、該駆動回路はガラス、石英ガラスもしくはプラスチ
    ックからなる第2の基板の上に形成されていることを特
    徴とする発光装置。
  2. 【請求項2】第1の基板の上に陽極、該陽極と直交する
    陰極並びに前記陽極および前記陰極の間に設けられた発
    光性材料を含む発光装置であって、 前記陽極および前記陰極はストライプ状に複数本設けら
    れており、且つ、駆動回路に電気的に接続され、該駆動
    回路はガラス、石英ガラスもしくはプラスチックからな
    る第2の基板の上に形成されていることを特徴とする発
    光装置。
  3. 【請求項3】第1の基板の上に陽極、該陽極と直交する
    陰極並びに前記陽極および前記陰極の間に設けられた発
    光性材料を含む発光装置であって、 前記陽極および前記陰極は第2の基板の上に形成された
    駆動回路に電気的に接続され、 前記第1の基板および前記第2の基板はガラス、石英ガ
    ラスもしくはプラスチックからなることを特徴とする発
    光装置。
  4. 【請求項4】第1の基板の上に陽極、該陽極と直交する
    陰極並びに前記陽極および前記陰極の間に設けられた発
    光性材料を含む発光装置であって、 前記陽極および前記陰極はストライプ状に複数本設けら
    れており、且つ、第2の基板の上に形成された駆動回路
    に電気的に接続され、 前記第1の基板および前記第2の基板はガラス、石英ガ
    ラスもしくはプラスチックからなることを特徴とする発
    光装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれか一におい
    て、前記発光性材料とはEL材料であることを特徴とす
    る発光装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項4のいずれか一におい
    て、前記駆動回路はTFTで形成されていることを特徴
    とする発光装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載
    の発光装置を用いたことを特徴とする電気器具。
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