JP2001326040A - テーブルタップ - Google Patents

テーブルタップ

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JP2001326040A
JP2001326040A JP2000142414A JP2000142414A JP2001326040A JP 2001326040 A JP2001326040 A JP 2001326040A JP 2000142414 A JP2000142414 A JP 2000142414A JP 2000142414 A JP2000142414 A JP 2000142414A JP 2001326040 A JP2001326040 A JP 2001326040A
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conductive bar
synthetic resin
power supply
cover
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JP2000142414A
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Atsushi Kawai
淳 河合
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観に優れ、且つ、使い勝手のよい機能を備
えたテーブルタップを提供する。 【解決手段】 刃受ばね2を有すると共に外部電源と電
気的に接続する導電バー3を合成樹脂で形成した内ケー
ス4のカバー4aとボディーと4bの間に収納し、合成
樹脂で一体に形成した外ケース5で内ケース4の略全体
を被覆し、上記導電バー3と電気的に接続した通電表示
ランプ6を内ケース4に設けた通電表示部7に臨ませる
と共に、上記通電表示部7を外側に露出させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブルタップに
関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来から、テーブルタップは、合成樹脂
で成形したカバーとボディーとを一体に接合して形成し
たケース内に刃受ばねを有した1対の導電バーを対向す
るように収納し、対向した刃受ばねでプラグを差込み得
るプラグ受部を形成し、導電バーからコードを延出して
外部電源と電気的に接続しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにカバーとボ
ディーを接合して一体化させたケースは、カバー及びボ
ディーを接合した継ぎ目の部分や接合の際の接合具(ビ
ス等)が外から見て目立つものであり、外観が悪くなる
といった問題がある。また、最近、テーブルタップに複
数のプラグ受部を設けて関連性のある複数の電化製品
(例えば、パソコンとその周辺機器等)に給電を行うこ
とが多くなっているが、その複数の電化製品への給電の
オン・オフを一括で操作したり、テーブルタップの通電
状態の有無を一目で分かるようにしたりするような使い
勝手のよい機能をテーブルタップに求めるニーズも高ま
っているものである。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、外観に優れ、且つ、使い勝手のよい機能を備えた
テーブルタップを提供することを課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係るテーブルタップは、刃受ばね
2を有すると共に外部電源と電気的に接続する導電バー
3を合成樹脂で形成した内ケース4のカバー4aとボデ
ィーと4bの間に収納し、合成樹脂で一体に形成した外
ケース5で内ケース4の略全体を被覆し、上記導電バー
3と電気的に接続した通電表示ランプ6を内ケース4に
設けた通電表示部7に臨ませると共に、上記通電表示部
7を外側に露出させたことを特徴とする。これにより、
合成樹脂で一体に形成した外ケース5で内ケース4の略
全体を被覆することで、カバー4aとボディー4bとの
接合継ぎ目等の内ケース4の外観を悪化させる部分を外
側に露出させずにテーブルタップの外観の向上を図るこ
とができるものであり、また、通電表示ランプ6を臨ま
せた通電表示部7を外側に露出したことから、導電バー
3と電気的に接続した通電表示ランプ6の発光の有無を
外側から見ることでテーブルタップの通電状態を確認す
ることができ、テーブルタップの利便性の向上が図られ
るものである。
【0006】また、本発明の請求項2に係るテーブルタ
ップは、刃受ばね2を有すると共に外部電源と電気的に
接続する導電バー3を合成樹脂で形成した内ケース4の
カバー4aとボディー4bとの間に収納し、合成樹脂で
一体に形成した外ケース5で内ケース4の略全体を被覆
し、上記導電バー3にノイズを減衰させるノイズフィル
タ8を電気的に接続したことを特徴とする。これによ
り、合成樹脂で一体に形成した外ケース5で内ケース4
の略全体を被覆することで、カバー4aとボディー4b
との接合継ぎ目等の内ケース4の外観を悪化させる部分
を外側に露出させずにテーブルタップの外観の向上を図
ることができるものであり、また、導電バー3にノイズ
を減衰させるノイズフィルタ8を電気的に接続したこと
から、上記ノイズフィルタ8で外部電源から導電バー3
に伝搬するノイズを減衰することができ、導電バー3の
刃受ばね2が形成するテーブルタップのプラグ受部に接
続した電気機器への安定的な通電を期することができる
ものである。
【0007】また、本発明の請求項3に係るテーブルタ
ップは、刃受ばね2を有すると共に外部電源と電気的に
接続する導電バー3を合成樹脂で形成した内ケース4の
カバー4aとボディー4bとの間に収納し、合成樹脂で
一体に形成した外ケース5で内ケース4の略全体を被覆
し、外部電源から導電バー3への給電をオン・オフする
スイッチ9を内ケース4と外ケース5で構成したテーブ
ルタップ本体1と一体に設けたことを特徴とする。これ
により、内ケース4と外ケース5で構成したテーブルタ
ップ本体1は、合成樹脂で一体に形成した外ケース5で
内ケース4の略全体を被覆することで、カバー4aとボ
ディー4bとの接合継ぎ目等の内ケース4の外観を悪化
させる部分を外側に露出させずにテーブルタップの外観
の向上を図ることができるものであり、また、外部電源
から導電バー3への給電をオン・オフするスイッチ9を
テーブルタップ本体1と一体に設けたことで、導電バー
3の刃受ばね2が形成するテーブルタップのプラグ受部
に接続した電気機器への通電のオン・オフを上記スイッ
チ9で一括操作できてテーブルタップの利便性を向上さ
せると共に、上記スイッチ9がテーブルタップ本体1と
一体化したことで、テーブルタップをコンパクトに維持
することができるものである。
【0008】また、本発明の請求項4に係るテーブルタ
ップは、刃受ばね2を有すると共に外部電源と電気的に
接続する導電バー3を合成樹脂で形成した内ケース4の
カバー4aとボディー4bとの間に収納し、合成樹脂で
一体に形成した外ケース5で内ケース4の略全体を被覆
し、外部電源から導電バー3への給電をオン・オフする
スイッチ9を内ケース4と外ケース5で構成したテーブ
ルタップ本体1と別体に設けたことを特徴とする。これ
により、内ケース4と外ケース5で構成したテーブルタ
ップ本体1は、合成樹脂で一体に形成した外ケース5で
内ケース4の略全体を被覆することで、カバー4aとボ
ディー4bとの接合継ぎ目等の内ケース4の外観を悪化
させる部分を外側に露出させずにテーブルタップの外観
の向上を図ることができるものであり、また、外部電源
から導電バー3への給電をオン・オフするスイッチ9を
テーブルタップ本体1と別体に設けたことで、上記スイ
ッチ9をテーブルタップ本体1から離して所望の位置に
設置することができると共に、外部電源から導電バー3
への給電をオン・オフし、導電バー3の刃受ばね2が形
成するテーブルタップのプラグ受部に接続した電気機器
への通電のオン・オフをリモートコントロールできるも
のであり、テーブルタップの利便性を向上させるもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0010】図1乃至図2に本発明の実施の形態の例を
示す。テーブルタップは、外部電源と接続した1対の導
電バー3,3を対向させると共に導電バー3に設けた刃
受ばね2を対向させてプラグを差し込め得るプラグ受部
を形成し、上記1対の導電バー3,3間に外部から見え
る通電表示ランプ6を配置し、上記1対の導電バー3,
3と通電表示ランプ6をカバー4aとボディー4bで形
成した内ケース4に収納し、上記内ケース4を外ケース
5で被覆したものである。なお、この内ケース4を外ケ
ース5で被覆したものをテーブルタップ本体1というも
のとする。以下、図2に示すような各構成部品について
詳述するが、図1にあるように矢印Aを上方向、矢印B
を下方向とし、矢印Cを左右方向とし、矢印Dを前方
向、矢印Eを後方向として説明するものである。
【0011】導電バー3は前後方向に長く形成した黄銅
等の金属片であり、複数個の刃受ばね2及び圧着片取付
部20を設けているものである。刃受ばね2は左右に隣
接する1対の弾接片2a,2aで構成されるものであ
り、プラグを上記弾接片2a,2aの間に差込むことで
弾性変形した弾接片2a,2aにより弾接され挟持され
るものである。本例では、刃受ばね2は導電バー3の前
部及び後部に上向きに配置すると共に後端部に後向きに
配置してあり、計3箇所に配置しているものである。圧
着片取付部20は水平板状に形成された部位であり、導
電バー3の前端に配置してあるものである。この圧着片
取付部20は圧着片27を取り付けて外部電源と導電バ
ー3を電気的に接続するものである。圧着片取付部20
に取り付けられる圧着片27は一端に断面U字型のかし
め部27aを有した金属片である。このかしめ部27a
には外部電源と接続するプラグ(図示せず)を一端に設
けたコード29の他端が挿入されるものであり、この状
態でかしめ部27aをかしめることでコード29の他端
がかしめ部27aに圧着されるものである。コード29
を圧着した圧着片27を圧着片取付部20に取り付け、
コード29の一端に設けた外部電源と接続し得るプラグ
を外部電源と接続することで、外部電源と導電バー3と
が電気的に接続し、導電バー3が通電するものである。
上記のような導電バー3は対にして使用されるものであ
り、1対の導電バー3,3を並ベて配置し、1対の導電
バー3,3の刃受ばね2,2が隣接するように位置させ
ることでプラグを差込み得るプラグ受部を形成するもの
である。
【0012】通電表示ランプ6は、1対のリード線3
6,36が接続された回路基盤35にネオンランプ37
と抵抗38を実装して構成されるものである。この回路
基盤35には取付孔35aが穿設され、1対のリード線
36,36の回路基盤35に接続しない端部をそれぞれ
1対の導電バー3,3に接続するものである。このよう
に、1対の導電バー3,3間に通電表示ランプ6を電気
的接続をしながら配置するものである。ここで、抵抗3
8はネオンランプ37に流れる電流を限流させる限流抵
抗の働きをするものであり、ネオンランプ37は通電す
ると発光する発光体である。つまり、コード29の一端
に設けたプラグを外部電源に接続して導電バー3に通電
させた際には通電表示ランプ6にも通電してネオンラン
プ37が発光するものである。
【0013】カバー4aは合成樹脂で蓋状に成形したも
のであり、その上面にプラグ差込部10と通電表示部7
を形成してあるものである。プラグ差込部10はカバー
4aの上面から上方に円盤状に突出した台状のものであ
り、上記プラグ差込部10には1対のプラグ差込み口1
1,11を上下に貫通して穿設すると共に、プラグ差込
み口11の周囲にプラグ差込み口11に向って窪むよう
な傾斜部12を形成しているものである。通電表示部7
は内ケース4の内部を外方からも見えるようにした窓状
のものであり、本例ではプラグ差込部10の一部に設け
てある。また、カバー4aの左右中央部では前後に1対
の中央接合孔16,16を、左右端部ではぞれぞれ前後
に1対の端部接合孔17,17をカバー4aを上下に貫
通するように穿設してある。
【0014】ボディー4bは合成樹脂で上面に開口した
箱状に成形したものであり、その内部には導電バー3を
収納する1対の導電バー収納溝13、13を左右に並べ
て設けているものである。つまり、箱状のボディー4b
の外縁では略全周に亘って枠壁21が立設すると共にボ
ディー4bの左右中央部では仕切壁22が略前後に亘っ
て立設し、枠壁21で囲まれた凹溝部分を仕切壁22で
左右2つに分断し、ボディー4bの左右に並設した1対
の導電バー収納溝13,13を形成するものである。こ
の導電バー収納溝13は上面及び後端に開口すると共に
前後方向に長く形成した凹溝状のものである。ここで、
仕切壁22にはひれ壁23が左右側方に向って複数突設
し、導電バー収納溝13の左右方向の幅を狭めるように
しており、また、ボディー4bの前後の中央部には仕切
壁22を無くして空間状に形成した機能ユニット収納溝
14を設けている。この機能ユニット収納溝14にはボ
ディー4bの底面から上方に突出したユニット押さえ突
起30が突設してあるものである。ボディー4bの前端
の枠壁21には圧着片27を位置させる圧着片収納溝1
5を設けてある。また、ボディー4bの左右中央部には
前後に1対の中央接合孔18,18が設けられると共
に、ボディー4bの左右端部にはそれぞれ前後に1対の
端部接合孔19,19が設けられている。ここで、1対
の中央接合孔18、18の前方側のものはユニット押さ
え突起30に穿設してあり、後方側のものは仕切壁22
に穿設してあるものであり、また、1対の端部接合孔1
9,19はボディー4bの左右端部に立設した枠壁21
に穿設してあるものである。
【0015】上記のように構成されたカバー4aとボデ
ィー4bとは一体に接合して内ケース4を形成するもの
である。その際には内ケース4の内部に導電バー3及び
通電表示ランプ6を収納するものである。詳述すると、
ボディー4bに設けた1対の導電バー収納溝13,13
に圧着片27を装着した1対の導電バー3,3を挿入
し、ひれ壁23と枠壁21により挟持させて固定するも
のである。このとき、導電バー3に装着した圧着片27
はボディー4の圧着片収納溝15に位置されるものであ
り、また、導電バー3に設けられた刃受ばね2は左右に
隣接して配置されるものであり、上述したように、上記
隣接して配置した刃受ばね2,2はプラグを差込め得る
プラグ受部を形成するものである。また、1対の導電バ
ー3,3の間に配置された通電表示ランプ6は機能ユニ
ット収納溝14に位置するものであり、更に、回路基盤
35の取付孔35aに機能ユニット収納溝14に突設し
たユニット押さえ突起30を挿通させることで通電表示
ランプ6を機能ユニット収納溝14に収納し固定するこ
とができるものである。そして、このように導電バー3
及び通電表示ランプ6を収納したボディー4bにカバー
4aを取り付けるものである。カバー4aのボディー4
bへの取り付けは中央接合孔16,18にかしめ鋲25
を挿通し、端部接合孔17,19にねじ等の固着具(図
示せず)を挿通して行われるものである。このようにカ
バー4aとボディー4bとで形成される内ケース4はそ
の中央部及び外端部で固着されるためにカバー4aとボ
ディー4bとを隙間無く強固に接合することができるも
のである。このとき、カバー4aのプラグ差込み口11
の下部には導電バー3の刃受ばね2が位置するものであ
り、また、通電表示部7の下部には通電表示ランプ6が
位置するものである。このように、カバー4aとボディ
ー4bとを接合して内ケース4を形成する際に、内ケー
ス4には導電バー3が導電バー収納溝13に、通電表示
ランプ6が機能ユニット収納溝14の所定位置に収納さ
れるものである。
【0016】上記のように導電バー3及び通電表示ラン
プ6を収納した内ケース4の外側には、図1に示すよう
に、外ケース5を被覆するものである。外ケース5は合
成樹脂で一体に成形したものであり、前端部にコード保
護部24を突設させると共に上面にプラグ差込部挿通孔
26を穿設した形状のものである。内ケース4に外ケー
ス5を被覆した際には、少なくとも、内ケース4の外観
の悪化を招いている部分、例えば、カバー4aとボディ
ー4bの接合継ぎ目やかしめ鋲25等、を外側に露出さ
せないようにするものである。また、プラグ差込み口1
1及び通電表示部7には外ケース5を被覆しないもので
あり、内ケース4のプラグ差込部10を外ケース5のプ
ラグ差込部挿通孔26に挿通してプラグ差込み口11及
び通電表示部7を外側に露出させているものである。
【0017】このように、下部に通電表示ランプ6を位
置させた通電表示部7を外側に露出したことから、外側
からも通電表示ランプ6のネオンランプ37の発光の有
無が見えるものであり、テーブルタップの通電状態を確
認することができてテーブルタップの利便性が向上する
ものである。また、内ケース4の外側に外ケース5を被
覆したことにより、内ケース4のカバー4aとボディー
4bとの接合継ぎ目やかしめ鋲25や固着具等が内ケー
ス4の外観を悪化させてしまっても、内ケース4の外側
に被覆した外ケース5によって上記内ケース4の外観を
悪化させている部分を外側に露出しないようにすること
ができ、テーブルタップの外観を向上させることができ
るものである。
【0018】なお、外ケース5は内ケース4の外側を被
覆するものであり、テーブルタップを落下させたりして
他の物品に衝突したりする衝撃等に対する耐衝撃性が要
求されるものなので、外ケース5は耐衝撃性を有する熱
可塑性合成樹脂で成形されることが好ましいものであ
り、一方、内ケース4は刃受ばね2と刃受ばね2に差込
まれるプラグとの間で発熱することがあるので耐熱性を
要求されるものであり、内ケース4は耐熱性を有する熱
硬化性合成樹脂で成形されることが好ましいものであ
る。本例でも上記のように内ケース4は耐熱性を有する
熱硬化性合成樹脂で形成し、外ケース5は耐衝撃性を有
する熱可塑性合成樹脂で成形してあるものである。勿
論、内ケース4と外ケース5の両方を熱可塑性合成樹脂
で成形してもよく、また、両方を熱硬化性合成樹脂で成
形してもよいものである。
【0019】以下、実施の形態の他例について説明する
ものである。実施の形態の他例は上記の実施の形態の例
の一部を変化させたものであるので、重複する部分の説
明は省略し、相違点を中心に述べることにする。
【0020】図3乃至図4に本発明の実施の形態の他例
を示すものである。本例は、1対の導電バー3,3の間
にノイズフィルタ8を設けたものである。このノイズフ
ィルタ8は、1対のリード線36,36が接続された回
路基盤39にコンデンサ40,抵抗41及びサージ吸収
素子42を実装して構成されるものである。この回路基
盤39には取付孔39aが穿設されるものであり、1対
のリード線36,36の回路基盤35に接続しない端部
をそれぞれ1対の導電バー3,3に接続するものであ
る。このように、1対の導電バー3,3間にノイズフィ
ルタ8が電気的に接続するものである。このノイズフィ
ルタ8は、通電していなかった導電バー3が通電された
瞬間等に外部電源から伝搬するノイズを減衰させるよう
な機能を有するものであり、1対の刃受ばね2,2で形
成されるプラグ受部に接続して通電する電気機器等への
上記ノイズの影響を抑えることができるものである。つ
まり、テーブルタップのプラグ受部に接続した電気機器
への安定的な通電を確保することができるものである。
【0021】上記のように構成されたノイズフィルタ8
は、先の実施の形態の例の通電表示ランプ6と同様にボ
ディー4bの機能ユニット収納溝14に収納されるもの
である。その際には、回路基盤39に穿設した取付孔3
9aに機能ユニット収納溝14に突設したユニット押さ
え突起30を挿通させることでノイズフィルタ8は機能
ユニット収納溝14に収納されて固定されるものであ
る。
【0022】図5乃至図6に本発明の実施の形態の更に
他例を示すものである。本例は、導電バー3と外部電源
との間にスイッチ9を設け、上記スイッチ9を内ケース
4及び外ケース5とで構成したテーブルタップ本体1と
一体に設けたものである。このスイッチ9は、外部電源
と導電バー3との間で電気的接続をするコード29上に
設けられるものであり、外部電源から導電バー3への給
電をオン・オフするスイッチである。上記スイッチ9は
内カバー4の前方に隣接すると共にスイッチを操作する
ハンドル31を上方に向けて配置するものであり、この
状態で外カバー5により内カバー4と共に被覆されるも
のである。本例の外カバー5は、先の実施の形態の例で
詳述した外カバー5よりもスイッチ9を収納する分、前
後方向に長く形成するものであり、また、スイッチ9の
ハンドル31を挿通させるハンドル挿通孔32を上面に
穿設するものである。内カバー4とスイッチ9を外カバ
ー5により被覆した状態を図6に示すものであるが、こ
のように、外カバー5のハンドル挿通孔32にスイッチ
9のハンドル31を挿通させて外側に露出させ、外側か
らスイッチ9を操作できるようにしているものである。
上記ハンドル31を操作することでテーブルタップへの
通電のオン・オフを操作でき、ひいてはテーブルタップ
のプラグ受部に接続した電気機器への通電のオン・オフ
を一括に操作できるものであり、テーブルタップの利便
性が向上するものである。また、上記スイッチ9がテー
ブルタップ本体1と一体化したことで、テーブルタップ
をコンパクトに維持することができるものである。
【0023】図7乃至図9に本発明の実施の形態の更に
他例を示すものである。本例は、先の実施の形態の更に
他例で示したスイッチ9を内ケース4と外ケース5で構
成したテーブルタップ本体1と別体に設けたものであ
る。このスイッチ9は、外部電源と導電バー3の間に接
続したコード29を切断してその間に接続すると共に上
記テーブルタップ本体1から外側に導出したスイッチコ
ード34と接続するものであり、カバー体33で被覆さ
れるものである。上記のようにテーブルタップ本体1か
ら導出したスイッチコード34にスイッチ9が接続して
いるので、テーブルタップ本体1から離した所望の場所
にスイッチ9を設置してハンドル31を操作すること
で、導電バー3への給電のオン・オフのリモートコント
ロールを行うことができて、ひいては、導電バー3の刃
受ばね2が形成するテーブルタップのプラグ受部に接続
した電気機器への通電のオン・オフを上記スイッチ9で
リモートコントロールでき、更にテーブルタップの利便
性を向上させるものである。
【0024】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
テーブルタップは、刃受ばねを有すると共に外部電源と
電気的に接続する導電バーを合成樹脂で形成した内ケー
スのカバーとボディーとの間に収納し、合成樹脂で一体
に形成した外ケースで内ケースの略全体を被覆したの
で、カバーとボディーとの接合継ぎ目等の内ケースの外
観を悪化させる部分を外側に露出させずにテーブルタッ
プの外観の向上を図ることができるものであり、また、
上記導電バーと電気的に接続した通電表示ランプを内ケ
ースに設けた通電表示部に臨ませると共に、上記通電表
示部を外側に露出させたので、導電バーと電気的に接続
した通電表示ランプの発光の有無を外側から見ることで
テーブルタップの通電状態を確認することができ、テー
ブルタップの利便性の向上が図られるものである。
【0025】また、本発明の請求項2に記載のテーブル
タップは、刃受ばねを有すると共に外部電源と電気的に
接続する導電バーを合成樹脂で形成した内ケースのカバ
ーとボディーとの間に収納し、合成樹脂で一体に形成し
た外ケースで内ケースの略全体を被覆したので、カバー
とボディーとの接合継ぎ目等の内ケースの外観を悪化さ
せる部分を外側に露出させずにテーブルタップの外観の
向上を図ることができるものであり、また、上記導電バ
ーにノイズを減衰させるノイズフィルタを電気的に接続
したので、上記ノイズフィルタで外部電源から導電バー
に伝搬するノイズを減衰することができ、導電バーの刃
受ばねが形成するテーブルタップのプラグ受部に接続し
た電気機器への安定的な通電を期することができるもの
である。
【0026】また、本発明の請求項3に記載のテーブル
タップは、刃受ばねを有すると共に外部電源と電気的に
接続する導電バーを合成樹脂で形成した内ケースのカバ
ーとボディーとの間に収納し、合成樹脂で一体に形成し
た外ケースで内ケースの略全体を被覆したので、カバー
とボディーとの接合継ぎ目等の内ケースの外観を悪化さ
せる部分を外側に露出させずにテーブルタップの外観の
向上を図ることができるものであり、また、外部電源か
ら導電バーへの給電をオン・オフするスイッチを内ケー
スと外ケースで構成したテーブルタップ本体と一体に設
けたので、導電バーの刃受ばねが形成するテーブルタッ
プのプラグ受部に接続した電気機器への通電のオン・オ
フを上記スイッチで一括操作できてテーブルタップの利
便性を向上させると共に、上記スイッチがテーブルタッ
プ本体と一体化したことでテーブルタップをコンパクト
に維持することができるものである。
【0027】また、本発明の請求項4に記載のテーブル
タップは、刃受ばねを有すると共に外部電源と電気的に
接続する導電バーを合成樹脂で形成した内ケースのカバ
ーとボディーとの間に収納し、合成樹脂で一体に形成し
た外ケースで内ケースの略全体を被覆したので、カバー
とボディーとの接合継ぎ目等の内ケースの外観を悪化さ
せる部分を外側に露出させずにテーブルタップの外観の
向上を図ることができるものであり、また、外部電源か
ら導電バーへの給電をオン・オフするスイッチを内ケー
スと外ケースで構成したテーブルタップ本体と別体に設
けたので、上記スイッチをテーブルタップ本体から離し
て所望の位置に設置することができると共に、外部電源
から導電バーへの給電をオン・オフして導電バーの刃受
ばねが形成するテーブルタップのプラグ受部に接続した
電気機器への通電のオン・オフをリモートコントロール
できるものであり、テーブルタップの利便性を向上させ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示す斜視図である。
【図2】図1の内ケース部分の分解斜視図である。
【図3】同上の実施の形態の他例を示す斜視図である。
【図4】図2の内ケース部分の分解斜視図である。
【図5】同上の実施の形態の更に他例を示す斜視図であ
る。
【図6】図5の内ケース部分及びスイッチの分解斜視図
である。
【図7】同上の実施の形態の更に他例を示す斜視図であ
る。
【図8】図7の内ケース部分の分解斜視図である。
【図9】図7のスイッチの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 テーブルタップ本体 2 刃受ばね 3 導電バー 4 内ケース 4a カバー 4b ボディー 5 外ケース 6 通電表示ランプ 7 通電表示部 8 ノイズフィルタ 9 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃受ばねを有すると共に外部電源と電気
    的に接続する導電バーを合成樹脂で形成した内ケースの
    カバーとボディーとの間に収納し、合成樹脂で一体に形
    成した外ケースで内ケースの略全体を被覆し、上記導電
    バーと電気的に接続した通電表示ランプを内ケースに設
    けた通電表示部に臨ませると共に、上記通電表示部を外
    側に露出させたことを特徴とするテーブルタップ。
  2. 【請求項2】 刃受ばねを有すると共に外部電源と電気
    的に接続する導電バーを合成樹脂で形成した内ケースの
    カバーとボディーとの間に収納し、合成樹脂で一体に形
    成した外ケースで内ケースの略全体を被覆し、上記導電
    バーにノイズを減衰させるノイズフィルタを電気的に接
    続したことを特徴とするテーブルタップ。
  3. 【請求項3】 刃受ばねを有すると共に外部電源と電気
    的に接続する導電バーを合成樹脂で形成した内ケースの
    カバーとボディーとの間に収納し、合成樹脂で一体に形
    成した外ケースで内ケースの略全体を被覆し、外部電源
    から導電バーへの給電をオン・オフするスイッチを内ケ
    ースと外ケースで構成したテーブルタップ本体と一体に
    設けたことを特徴とするテーブルタップ。
  4. 【請求項4】 刃受ばねを有すると共に外部電源と電気
    的に接続する導電バーを合成樹脂で形成した内ケースの
    カバーとボディーとの間に収納し、合成樹脂で一体に形
    成した外ケースで内ケースの略全体を被覆し、外部電源
    から導電バーへの給電をオン・オフするスイッチを内ケ
    ースと外ケースで構成したテーブルタップ本体と別体に
    設けたことを特徴とするテーブルタップ。
JP2000142414A 2000-05-15 2000-05-15 テーブルタップ Withdrawn JP2001326040A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014182921A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Panasonic Corp 電気ソケット

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