JP2001325563A - 画像照合装置、画像照合方法、及び画像照合プログラム - Google Patents

画像照合装置、画像照合方法、及び画像照合プログラム

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JP2001325563A
JP2001325563A JP2001067351A JP2001067351A JP2001325563A JP 2001325563 A JP2001325563 A JP 2001325563A JP 2001067351 A JP2001067351 A JP 2001067351A JP 2001067351 A JP2001067351 A JP 2001067351A JP 2001325563 A JP2001325563 A JP 2001325563A
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Shinichi Eguchi
真一 江口
Koichi Kanemoto
浩一 金元
Masanori Yabuki
眞紀 矢吹
Nobukazu Chiba
亘一 千葉
Toshiyuki Wakita
利之 淮田
Kazunori Yamamoto
一範 山本
Yutaka Katsumata
裕 勝又
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージリーダより大きな帳票を読み取った
場合でも、事前登録イメージ使用して帳票の照合が行え
る画像照合方法とそのプログラムを提供する。 【解決手段】 イメージリーダで読み取られた書類のイ
メージを、データベースに事前登録されている異なるイ
メージサイズの書類のイメージと順次照合する画像照合
装置において、イメージリーダから入力された書類イメ
ージから書類サイズを判定し、書類サイズが登録イメー
ジサイズよりも小さい場合に、登録イメージを書類サイ
ズに合わせて切り出し、サイズを合わせた読取イメージ
と登録イメージ同士で書類の特徴を抽出してマッチング
を行うことにより、読取イメージと登録イメージの照合
を行う画像照合方法である。そして、この方法はコンピ
ュータのプログラムにこの手順を記憶させて実行させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像照合装置、画像
照合方法、及び画像照合プログラムに関し、特に、帳票
をイメージ読取装置で読み取り、予め払込機関に登録さ
れた複数の種類の帳票との照合を行う画像照合装置、画
像照合方法、及び画像照合プログラムに関する。従来、
市町村税等の税金の振込や、ガス、水道、電気料金等の
公共料金の振込等に帳票と呼ばれる3連の振込用紙が使
用されている。3連の帳票はミシン目によって分離可能
である。このような3連の帳票は、例えば、左側の部分
が銀行や郵便局の窓口でお金を支払った人の領収書とし
て使用され、真ん中の部分が取りまとめ店(銀行や郵便
局)の保管用として使用され、右側の部分が料金が払い
込まれる機関に送られるようになっている。
【0002】銀行等の払込窓口に差し出された帳票は、
イメージ読取装置によって読み取られて帳票の種類が判
別される。このため、銀行等の払込機関には帳票の照合
を行うためのデータベースがあり、予め各市町村や公共
機関が発行する帳票の種々の形式が登録されている。帳
票の種類がイメージ読取装置によって判別されると、例
えば、帳票がA市が発行した税金の振込用のものである
と判別されると、A市の文字認識の定義情報がデータベ
ースから読み取られ、帳票の金額の部分が認識されて表
示器に表示され、それを窓口の係員が確認するようにな
っている。
【0003】一方、このような帳票の認識システムにお
いて銀行等の払込窓口で帳票を読み取るイメージ読取装
置は、帳票の読取専用に設置されているわけではなく、
色々な用途に使用できるようになっている。そして、イ
メージ読取装置はA4縦サイズのものが主流となってい
る。ところが、帳票の中にはA4縦サイズのイメージ読
取装置では読み取れない大きな帳票も存在するので、こ
のような帳票はわざわざA3サイズのイメージ読取装置
まで持っていって読み取らねばならず、その改善が望ま
れていた。
【0004】
【従来の技術】図1(a) は従来のA3サイズイメージリ
ーダ3で帳票1を読み取る状態を説明する図である。A
3サイズイメージリーダ3のイメージ読取用のガラス面
3Aには、イメージを読み取らせる書類の隅部を突き当
てることによって位置を定めるためのガイド5が設けら
れている。帳票1はその左上の隅がこのガイド5に突き
当てられた状態で帳票1をガラス面3Aに置かれ、カバ
ー3Bが閉じられた後にこのA3サイズイメージリーダ
3がオンされてA3サイズイメージリーダ3に帳票1が
読み取られる。
【0005】図1(b) は(a) のイメージリーダ3で読み
取られた読取イメージ10を示すものである。A3サイ
ズイメージリーダ3はガラス面3Aが広いので、大きな
サイズの帳票1でもその全体(3連の帳票A、帳票B、
及び帳票C)を読み取ることができる。読み取られたイ
メージ10は、帳票イメージ11とその周囲の黒背景9
とから構成される。なお、この例ではイメージリーダ3
で読み取られた帳票イメージ11は正立状態になってい
るが、帳票1が上下逆の向きで読み取られた場合には、
帳票イメージ11は倒立状態となる。
【0006】一方、図2(a) は、図1(a) に示した大き
さの帳票1を従来のA4サイズイメージリーダ4で読み
取る場合を示している。A4サイズイメージリーダ4の
ガラス面4Aの上にもガイド5が設けられている。A4
サイズイメージリーダ4でサイズの大きな帳票1を読み
取る場合には、当然ながら帳票1の一部がA4サイズイ
メージリーダ4からはみ出す。
【0007】図2(b) は(a) のA4サイズイメージリー
ダ4で読み取られた正立状態の帳票1の読取イメージ1
0Aを示すものである。読取イメージ10Aは、正立状
態の帳票1のイメージ11Sと黒背景9とから構成され
ている。また、図2(c) は(a) のA4サイズイメージリ
ーダ4で読み取られた倒立状態の帳票1の読取イメージ
10Bを示すものである。読取イメージ10Bは、倒立
状態の帳票1のイメージ11Tと黒背景9とから構成さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようにA4サイズイメージリーダ4からはみ出すサイズ
の帳票1をA4サイズイメージリーダ4で読み取ると、
帳票全体が読み取れずに、帳票1を読み取る方向によっ
て帳票1の左右端のどちらかが帳票イメージから切れて
しまう。このような場合、帳票を照合する機関のデータ
ベースに帳票の一部のイメージが照合用として登録され
ていれば、一部の特徴のマッチングによって帳票同士の
照合が可能である。ところが、帳票全体のイメージが照
合用として登録されていた場合は、帳票全体の特徴によ
るマッチングができず、帳票の照合が行えないという問
題点があった。
【0009】そこで、本発明は、帳票全体のイメージが
照合用として登録されているような画像照合装置におい
て、帳票の一部しか読み取れないイメージリーダで帳票
を読み取った場合でも、また逆に、帳票の一部のイメー
ジが照合用として登録されているような画像照合装置に
おいて、帳票全体のイメージを読み取れるイメージリー
ダで帳票を読み取った場合でも、帳票の照合を確実に行
うことができる画像照合装置および画像照合方法を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の画像照合装置には、画像読取装置で読み取られた書
類のイメージを、予めデータベースに登録されている複
数の書類のイメージと順次照合し、イメージの一致を検
出して書類の種類を判定する画像照合装置において、そ
の画像入力部に読取りサイズの異なる複数の画像読取装
置が接続されている。そして、画像照合装置には、登録
イメージ読出手段と、書類サイズ判定処理手段と、イメ
ージ切出手段と、特徴抽出処理手段と、特徴照合処理手
段、及び、書類判定手段とが設けられている。登録イメ
ージ読出手段はデータベースに登録された書類の登録イ
メージを順次読み出し、書類サイズ判定処理手段は画像
読取装置から入力された書類イメージから書類端を検出
して書類サイズを判定する。イメージ切出手段は、読み
取った書類サイズが登録イメージのサイズよりも小さい
場合に、読み出した登録イメージを読み取った書類サイ
ズに合わせて切り出し、読み取った書類サイズが登録イ
メージのサイズよりも大きい場合に、読み取った書類イ
メージを登録イメージのサイズに合わせて1方向から切
り出して、読み取った書類イメージのサイズと登録イメ
ージのサイズとを合わせる。このようにイメージ切出手
段によって登録イメージとサイズが合わされた書類イメ
ージから特徴抽出処理手段が書類の特徴を抽出し、特徴
照合処理手段は抽出した書類の特徴を、イメージ切出手
段によって書類イメージとサイズが合わされた登録イメ
ージの特徴と順次マッチングさせ、書類判定手段が書類
の特徴が登録イメージの特徴と一致した場合に、その登
録イメージから書類の種類を判定する。
【0011】なお、この場合、データベースから読み出
した全ての登録イメージに対して、特徴照合処理手段に
より書類の特徴の一致が得られなかった場合には、登録
イメージを90度の倍数だけ回転させてからイメージ切
出手段に送る、イメージ回転手段を更に設けることがで
きる。また、前記目的を達成する本発明の画像照合方法
は、画像読取装置で読み取られた書類のイメージを、予
めデータベースに登録されている複数の書類のイメージ
と順次照合し、イメージの一致を検出して書類の種類を
判定する画像照合装置において、その画像入力部に読取
りサイズの異なる複数の画像読取装置が接続された場合
の画像照合方法であって、書類の種類判定時に、データ
ベースに登録された書類の登録イメージを順次読み出
し、画像読取装置から入力された書類イメージから書類
端を検出して書類サイズを判定し、読み取った書類サイ
ズが登録イメージのサイズよりも小さい場合には、読み
出した登録イメージを書類サイズに合わせて切り出し、
読み取った書類サイズが登録イメージのサイズよりも大
きい場合には、読み取った書類イメージを登録イメージ
のサイズに合わせて1方向から切り出し、書類イメージ
から書類の特徴を抽出しておき、抽出した書類の特徴と
登録イメージの特徴と順次マッチングさせ、両者の特徴
が一致した場合に、その登録イメージから書類の種類を
判定することを特徴としている。
【0012】更に、前記目的を達成する本発明の画像照
合プログラムは、コンピュータに、書類の種類判定時
に、データベースに登録された書類の登録イメージを順
次読み出す登録イメージ読出手順と、画像読取装置から
入力された書類イメージから書類端を検出し、書類サイ
ズを判定する書類サイズ判定手順と、読み取った書類サ
イズが登録イメージのサイズよりも小さい場合には、読
み出した登録イメージを読み取った書類サイズに合わせ
て切り出し、読み取った書類サイズが登録イメージのサ
イズよりも大きい場合には、読み取った書類イメージを
登録イメージのサイズに合わせて1方向から切り出すイ
メージ切出手順と、書類イメージから書類の特徴を抽出
する特徴抽出手順と、抽出した書類の特徴と登録イメー
ジの特徴と順次マッチングさせる特徴照合手順、及び、
書類の特徴が登録イメージの特徴と一致した場合に、そ
の登録イメージから書類の種類を判定する書類判定手順
とを実行させるためのプログラムである。本発明の画像
照合装置、画像照合方法、及び画像照合プログラムによ
れば、書類の照合を行う場合に、所定のイメージサイズ
の書類をデータベースに事前登録しておくだけで、書類
を読み取るイメージリーダの大きさに左右されることな
く、書類の一部、または全部をイメージリーダで読み取
って、書類の特徴と登録イメージの特徴とを比較するだ
けで書類の種類を判定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。な
お、本発明の画像照合装置、画像照合方法、及び画像照
合プログラムは色々な書類の内容をデータベースに登録
されたイメージと照合して書類を特定するのに使用され
るが、説明を簡単にするために、以後の実施形態では、
書類が帳票である実施例を説明する。
【0014】図3は本発明の画像照合装置2の一実施例
の構成を示すものである。本発明が対象とする画像照合
装置2には、そのイメージ入力部に読み取りサイズの異
なる複数種類のイメージリーダ、例えばこの実施例のよ
うに、A3サイズイメージリーダ3と、A4サイズイメ
ージリーダ4とが接続されているものとする。また、こ
の実施例の画像照合装置2には、キーボード6、データ
ベース7、および表示器8が接続されている。
【0015】画像照合装置2には、入出力インタファー
ス20、CPU(中央処理装置)21、RAM(読み書
きメモリ)22、制御プログラム等が記憶されたROM
(読出専用メモリ)23があり、バス25によって相互
に接続されている。前述のA3サイズイメージリーダ
3、A4サイズイメージリーダ4、キーボード6、及び
データベース7は入出力インタフェース20に接続され
ている。また、表示器8は、画像照合装置2内に設けら
れた表示制御部24を介して入出力インタフェース20
に接続されている。更に、データベース7には、予め照
合しようとする帳票、例えば、近隣の市町村の電気の払
込用の帳票のフォーム、ガス・水道・電気等の公共料金
の払込用の帳票のフォームがA3サイズイメージリーダ
3またはA4サイズイメージリーダ4、或いは、キーボ
ードを通じて入力され、事前登録イメージ17として登
録されている。
【0016】まず、最初の実施例として、データベース
7に登録された事前登録イメージ17が帳票全体のイメ
ージである場合について説明する。図4は図3の画像照
合装置2の機能をブロックで示すものである。帳票サイ
ズの判定処理部30には複数のイメージリーダによって
読み取られたイメージデータが入力されるようになって
おり、帳票サイズの判定処理部30は入力された読取イ
メージデータに基づいて帳票のサイズを判定する。帳票
サイズの判定処理部30からは、判定された帳票のサイ
ズがイメージの切出処理部31に送られ、入力されたイ
メージデータが帳票の特徴抽出処理部32に送られる。
イメージ切出処理部31はデータベース7にアクセスし
てデータベース7に登録されている帳票の登録イメージ
を少なくとも1つ読み出す。
【0017】イメージ切出処理部31は帳票サイズの判
定処理部30から入力される帳票のサイズに応じて読み
出した登録イメージを切出し処理する。登録イメージに
は帳票の特徴部分のデータも含まれており、この特徴部
分のデータは特徴照合処理部33に送られる。一方、帳
票の特徴抽出処理部32は、帳票サイズの判定処理部3
0からの読取イメージから帳票の特徴部分を抽出して特
徴照合処理部33に送る。特徴照合処理部33は、帳票
の特徴抽出処理部32から入力された帳票の特徴部分
を、イメージ切出処理部31から入力された帳票の特徴
部分と照合し、一致した場合は登録イメージと読取イメ
ージとを帳票処理部34に送り、一致しない場合は次の
帳票の登録イメージに対して同様の処理を行う。帳票処
理部34は登録イメージに含まれるデータに基づいて読
取イメージから払込金額等のデータを読み取り、必要な
処理を行う。
【0018】帳票の特徴抽出処理部32から入力された
帳票の特徴部分が、イメージ切出処理部31から入力さ
れた全ての帳票の特徴部分と一致しなかった場合は、帳
票の特徴照合処理部33にある切出帳票イメージの回転
指示部35が、イメージ切出処理部31に回転指示を出
力し、イメージ切出処理部31が再び最初から順次読み
出した帳票全体の登録イメージを、例えば、180度回
転させてから切出し処理を行うようにする。そして、1
80度回転させた切出登録イメージと読取イメージとの
比較が順次行われる。
【0019】帳票全体の登録イメージを180度回転さ
せた後に切出処理を行って得られた切出登録イメージの
全てが読取イメージと一致しなかった場合は、切出帳票
イメージの回転指示部35が、イメージ切出処理部31
に再度回転指示を出力し、イメージ切出処理部31が読
み出した帳票全体の登録イメージを、例えば、90度回
転させてから切出し処理を行うようにし、前述と同様の
照合処理を行う。更に、これでも切出登録イメージの全
てが読取イメージと一致しなかった場合は、切出帳票イ
メージの回転指示部35が、イメージ切出処理部31に
再度回転指示を出力し、イメージ切出処理部31が読み
出した帳票全体の登録イメージを270度回転させてか
ら切出し処理を行うようにし、前述と同様の照合処理を
行う。この処理でも一致がない場合は、読み取った帳票
がこの画像照合装置では処理できないものの時である。
【0020】以上のような画像照合装置2の帳票の照合
動作を、より具体的な例に基づいて以下に説明する。 (1)帳票サイズの抽出処理 A3サイズイメージリーダ3により帳票1を読み取った
時のイメージ10は図1(b) で説明した通りであり、帳
票イメージ11からは、3枚の帳票(A,B,C)の全
体が読み取れる。一方、この帳票1を図2(a) で説明し
たようなA4サイズイメージリーダ4で読み取ると、帳
票1の全体を読み取ることができない。そして、帳票A
の左上端をガイド5の突き当て位置に合わせて読み取っ
た時のイメージ10Aは図2(b) で説明した通りであ
り、イメージ10Aは黒背景9と帳票イメージ11Sと
を含んでいる。また、帳票1を上下逆の向きにして、帳
票Cの右下端をガイド5の突き当て位置に合わせて読み
取った時のイメージ10Bは図2(c) で説明した通りで
あり、イメージ10Bは黒背景9と帳票イメージ11T
とを含んでいる。
【0021】帳票1の種類によっては、帳票Aが重要で
あったり、帳票Cが重要であったりするが、前述の2通
りの読取り方法により、重要部分がどちら側であっても
必要な部分の読取りが可能となる。なお、図2(a) のA
4サイズイメージリーダ4で帳票1の帳票Cを読み取る
場合、帳票Aをガイド5の左側にはみ出させて帳票Cを
読み取る方法もある。しかしながら、このようにすると
帳票1の位置がガイド5によって規定されず、帳票1が
斜行する可能性が大きい。帳票1の斜行は、帳票1の読
取り方向における帳票1の左上端をガイド5に突き当て
て合わせることで防止することができ、精度の高い画像
照合を実現することができる。従って、帳票Aをガイド
の左側にはみ出させて帳票Cを読み取る方法は照合精度
が悪くなるので良い方法ではない。
【0022】そして、図2(b) に示すようにA4サイズ
イメージリーダ4で読み取った読取イメージ10Aに対
して、この実施例では帳票サイズを抽出するために以下
の処理を行う。 (A) 図5に示すように4方向から内側へ読取イメージ1
0Aを走査する。 (B) 走査の結果、黒画素から白画素への変化する走査線
が最も多いポイントを帳票端座標と決定する。
【0023】・上から内側への走査の結果、帳票端座標
は(a)となる。 ・左から内側への走査の結果、帳票端座標は(b)とな
る。 ・下から内側への走査の結果、帳票端座標は(c)とな
る。 ・右から内側への走査の結果、帳票端座標は(d)とな
る。 なお、この場合のように右端が帳票Bが読取イメージ1
0Aからはみ出ている場合はイメージ端がそのまま帳票
端となる。また、A3サイズイメージリーダ3で帳票1
を読み取った時は、その読取イメージ10(図1(b) 参
照)には帳票イメージ11の4方に黒背景9があるた
め、4方からの走査で帳票端座標を抽出することにな
る。
【0024】(C) この結果、得られた帳票端座標からA
4サイズイメージリーダ4で読み取られた帳票サイズを
以下のように決定することができる。これを図6に示
す。 ・縦サイズ:H1=(c)−(a) ・横サイズ:W1=(d)−(b) (2)切出しイメージの作成 事前登録したイメージは図7に示すように縦サイズがH
2、横サイズがW2のA3サイズであることが分かって
おり、読み取ったイメージは図5で説明した帳票サイズ
の抽出処理により、縦サイズがH1、横サイズがW1の
A4サイズであることが分かる。A4サイズの読取イメ
ージを図6に示す。この両者がマッチング対象イメージ
であり、両者のサイズを比較した結果は以下のようにな
る。
【0025】・高さ比較:H1=H2 ・幅比較 :W1<W2 この結果から、図7のA3サイズイメージを、図8(a)
に示すように太線帳票位置で分割し、図8(b) に示すよ
うにA4サイズ分のイメージ分だけ切出す。よって、図
6に示したA4サイズの読取イメージは、図8(b) に示
した切出登録イメージと照合することにより、帳票の種
類を判別することができる。 (3)帳票特徴の抽出 図6に示したA4サイズの読取イメージを図8(b) に示
した切出登録イメージと照合する際は、帳票の特徴を抽
出し、この帳票の特徴同士を照合することが行われる。
帳票の特徴としては、罫線情報と、文字情報とがあり、
これらを抽出して照合が行われる。
【0026】(3-1) 罫線情報の抽出 罫線は、読取イメージの縦、横方向に所定閾値以上の長
さをもち、均一幅で連続する黒画素を罫線と判定する。
その罫線の開始、終了座標(X,Y)を帳票の特徴とす
る。図9(a) は罫線情報抽出を説明するものである。罫
線情報抽出の結果、3本の縦罫線と5本の横罫線が抽出
された場合を例にとって説明する。
【0027】この場合は、抽出された各罫線について罫
線の開始座標と罫線の終了座標を抽出する。縦罫線の開
始座標は罫線の上端座標であり、縦罫線の終了座標は罫
線の下端座標である。また、横罫線の開始座標は罫線の
左端座標であり、横罫線の終了座標は罫線の右端座標で
ある。このようにして縦、横の罫線の開始座標と終了座
標を抽出した後は、縦罫線、および横罫線の座標情報を
互いに比較し、罫線の交点を抽出してこれを帳票の特徴
に加える。交点は図9(b) に示すように抽出した縦、横
罫線について9種類ある。縦罫線と横罫線の関係をこの
9種類に当てはめて交点を求めると図9(c) に示す●印
のようになる。この交点数、および交点座標を読み取っ
たイメージにおける帳票の特徴として抽出する。
【0028】(3-2) 文字情報の抽出 所定閾値のサイズをもつ黒画素の集まりを、文字を構成
するラベル情報として抽出し、これを帳票の特徴とす
る。特徴とする文字情報は、抽出した文字配置、および
文字数(全文字数、または連続する文字数)である。図
10(a) 〜図10(c) は文字情報の抽出を説明する図で
ある。図10(a) に示すような帳票の読取イメージの中
から、所定閾値サイズに該当する、文字を構成する黒画
素の集まり(ラベル情報)を抽出すると、図10(b) の
ようになる。ここでは、罫線を構成する黒画素の集まり
は、文字を示す所定閾値サイズより大きくなるため削除
される。
【0029】次に、図10(b) の状態から更に、特徴を
抽出するため特徴文字ラベル抽出を大きい文字に限定す
る。所定閾値サイズが所定値より小さい小さいサイズの
文字を除くと、文字情報は図10(c) のようになる。こ
の結果から、特徴文字情報として、文字数が13文字で
あることと、各文字毎の開始/終了座標(X,Y)が抽
出される。 (4)帳票特徴のマッチング 以上のようにして読み取ったイメージと、事前登録した
イメージについて、抽出した特徴情報同士を比較する。
【0030】それぞれの特徴毎に、総特徴数、例えば、
罫線情報の場合は、縦罫線数と横罫線数の和、に対し
て、一致する特徴数の比率を算出する。各比率の総和が
所定の閾値を超える場合、2つのイメージは一致すると
判断する。このようにして、読み取ったイメージと事前
登録したイメージとの照合が行われる。 (5)帳票イメージの回転処理 (5-1) 180度の回転処理 ところが、以上のような照合を行っても、読み取ったイ
メージをデータベースに事前に登録したイメージと個々
に比較した時に全く一致しないことがある。このような
場合は、読み取りを行った帳票のイメージがデータベー
スに事前に入力されていなかった場合も原因として考え
られるが、大抵の場合は、A4イメージリーダに対し
て、帳票を正規の向きで読み取らせていないことが原因
である。
【0031】そこで、本発明では、特徴のマッチングの
結果、不一致となった場合には、帳票が図11(a) に示
すように、倒立状態でイメージリーダに読み取られたと
判断し、切出しイメージ作成処理に戻る。帳票が倒立状
態で読み取られた場合は、帳票が180度回転させられ
た状態であるので、この場合は、図7で説明したA3サ
イズの事前登録イメージを図11(b) に示すように、1
80度回転させる。そして、(2)の切出しイメージの
作成処理において図11(c) に示すような切出しイメー
ジを作り、(3)と(4)の処理を再度実行して特徴の
マッチングを行う。
【0032】この事前登録イメージの180度の回転処
理により、殆どの場合、読み取ったイメージとデータベ
ースに事前に登録したイメージとが一致する。 (5-2) その他の角度の回転処理 ところが、事前登録イメージの180度の回転処理を行
っても、読み取ったイメージをデータベースに事前に登
録したイメージと個々に比較した時に全く一致しないこ
とがある。このような場合は、A4イメージリーダに対
して、帳票を正規の向きに対して90度、或いは270
度回転させた状態で読み取らせている可能性がある。
【0033】そこで、本発明では、帳票の正立状態と倒
立状態を考慮した特徴のマッチングの結果、不一致とな
った場合には、帳票が図12(a) に示すように正立状態
から90度回転させられた状態でイメージリーダに読み
取られた状態、或いは、帳票が図12(d) に示すように
正立状態から270度回転させられた状態でイメージリ
ーダに読み取られた状態の2つの場合について、切出し
イメージ作成処理を実行する。
【0034】即ち、最初に帳票が正立状態から90度回
転させられて読み取られた場合と判断して、図7で説明
したA3サイズの事前登録イメージを図12(b) に示す
ように、90度回転させる。そして、(2)の切出しイ
メージの作成処理において図12(c) に示すような切出
しイメージを作り、(3)と(4)の処理を再度実行し
て特徴のマッチングを行う。
【0035】特徴のマッチングの結果、これでも不一致
となった場合には、最初に帳票が正立状態から270度
回転させられて読み取られた場合と判断して、図7で説
明したA3サイズの事前登録イメージを図12(e) に示
すように、270度回転させる。そして、(2)の切出
しイメージの作成処理において図12(f) に示すような
切出しイメージを作り、(3)と(4)の処理を再度実
行して特徴のマッチングを行う。
【0036】この事前登録イメージの180度の回転処
理、その後の90度と270度の回転処理によっても読
み取ったイメージとデータベースに事前に登録したイメ
ージとが一致しない場合には、読み取ったイメージがデ
ータベースに事前に登録したイメージに含まれていない
場合か、機械の故障の場合であるので、本発明の対象外
である。
【0037】ここで、以上のような動作を行う本発明の
画像照合装置2の照合方法の実施例の手順をフローチャ
ートを用いて説明する。図13は、事前登録イメージが
A3サイズの場合の画像照合装置2の照合方法の手順を
示すものである。帳票がイメージリーダの上に載置さ
れ、イメージリーダの読取スタートボタンが押される
と、この手順がスタートする。
【0038】ステップ301ではイメージリーダによる
帳票の読取処理が行われ、データベースに登録されてい
る登録イメージの読出番号Nが初期値である1に設定さ
れると共に、登録イメージの回転を行うか否かの回転フ
ラグRが初期値である0(回転を実行しない)に設定さ
れる。続くステップ302では、帳票の読み込みを行っ
たイメージリーダがA3タイプ(図にはA3型と表示)
イメージリーダか否かが判定される。
【0039】帳票の読み込みを行ったイメージリーダが
A3タイプのイメージリーダである場合はステップ30
3に進み、A3サイズの登録イメージを順次読み出して
イメージリーダから読み取られた帳票のイメージとの照
合が行われる。この場合は、イメージリーダから読み取
った帳票イメージのサイズが、データベースに登録され
ている登録イメージのサイズと一致するので、単にイメ
ージリーダから読み取った帳票イメージを、データベー
スから読み出した登録イメージと順次1対1で照合すれ
ば良い。また、イメージリーダから読み取った帳票イメ
ージがデータベースから順次読み出した登録イメージと
一致しない場合には、データベースから読み出した登録
イメージを180度回転させて同じ動作を行えば、帳票
がデータベースに登録されていない場合を除き、帳票イ
メージが何れかの登録イメージと一致する。(A3サイ
ズイメージリーダの場合は帳票の90度回転や270度
回転はしないと考えられる。)一致した場合は、帳票イ
メージに一致する登録イメージの情報に従って、通常の
帳票処理が行われてこのルーチンを終了する。よって、
この場合の照合についてはこれ以上の説明を省略する。
【0040】一方、帳票の読み込みを行ったイメージリ
ーダがA3タイプのイメージリーダでない場合、即ち、
図6で説明したA4タイプのイメージリーダである場合
はステップ304に進む。ステップ304ではN番目の
登録イメージがデータベースから読み出される。最初に
このステップ304に進んできた時には、1番目の登録
イメージがデータベースから読み出される。データベー
スから読み出された登録イメージは図7で説明したよう
なA3サイズである。
【0041】続くステップ305では回転フラグRの値
が0か否かが判定される。回転フラグRはステップ30
1で0にされているので、ステップ305の判定はYE
Sとなる。この結果、データベースから読み出された登
録イメージはそのままの状態でステップ306に進む。
ステップ306では読み出されたA3サイズの登録イメ
ージが、図8(a) ,(b) で説明したように、読み取られ
たA4サイズの帳票の読取イメージの大きさに合わせて
切り出し処理される。この結果、読み取られた帳票のA
4サイズの読取イメージと登録イメージのサイズが同じ
になる。
【0042】次のステップ307では、図9(a) 〜(c)
および図10(a) 〜(c) で説明したように、読み取られ
た帳票イメージとA4サイズに切り出された登録イメー
ジの、帳票の特徴が抽出される。そして、続くステップ
308において両者の帳票の特徴が一致したか否かが判
定される。両者の帳票の特徴が一致した場合はステップ
317に進み、読み取られた帳票イメージに一致する登
録イメージの情報に従って、通常の帳票処理が行われて
このルーチンを終了する。
【0043】一方、ステップ308で読み取られた帳票
のA4サイズの読取イメージと登録イメージのサイズが
一致しない場合はステップ309に進み、データベース
に登録されている登録イメージの読出番号Nが1だけイ
ンクリメントされる。次のステップ310では、インク
リメントされた登録イメージの読出番号Nが、データベ
ースに登録された登録番号の最大値Nmax であるか否か
が判定される。登録イメージの読出番号Nが最大値Nma
x でない場合はステップ304に戻り、読出番号Nが次
の番号の登録イメージに対して以上説明したステップ3
04からステップ308までの照合手順が繰り返され
る。ステップ309において登録イメージの読出番号N
を1だけインクリメントして行われる照合手順は、ステ
ップ308において、読み取られた帳票イメージが登録
イメージに一致するまで、或いは、ステップ310の判
定がYESになるまで続けられる。
【0044】また、ステップ309においてインクリメ
ントされた登録イメージの読出番号Nが、ステップ31
0でデータベースに登録された登録番号の最大値Nmax
に一致した場合はステップ311に進む。ステップ31
1では、読み取られた帳票のA4サイズの読取イメージ
と、正立状態の登録イメージとの間に一致するものは無
かったと判断し、回転フラグRの値に1が加えられると
共に、データベースから読み出す登録イメージの読出番
号Nが初期値の1に戻されてステップ304に戻る。こ
こではR=1は登録イメージを180度回転させる処理
を示すものとする。
【0045】このようにして、ステップ311を通過し
た後は、ステップ304における登録イメージの読出処
理の後のステップ305の判定がNOとなる。この時は
ステップ312に進み、回転フラグRの値が1か否かが
判定される。回転フラグRの値が1の場合はステップ3
13に進み、ステップ304で読み出した登録イメージ
を180度回転してステップ306に戻る。この処理は
図11(a) で説明したように、イメージリーダに帳票が
倒立状態で置かれて読み取りが行われたことを想定した
ものである。180度回転させられた登録イメージは図
11(b) で説明した状態となる。
【0046】ステップ306に戻った後は前述の手順と
同様に、ステップ306で登録イメージの切出し処理、
ステップ307で読み取った帳票イメージと切り出され
た登録イメージの帳票の特徴の抽出処理が行われた後に
ステップ308で照合判定が行われ、両者が一致しなか
った場合はステップ309とステップ310を経て30
4に戻る。そして、以後、ステップ304からステップ
310の手順にステップ312とステップ313の手順
が加えられた手順が、ステップ308の判定がYESに
なるまで、あるいは、ステップ310の判定がYESに
なるまで続けられる。
【0047】以上の判定手順により、殆どの場合、イメ
ージリーダで読み取られたイメージが登録イメージに一
致する。しかしながら、この手順においてもステップ3
10で登録イメージの読出番号Nがデータベースに登録
された登録番号の最大値Nmax に一致した場合は再度ス
テップ311に進み、回転フラグRの値に1が加えられ
ると共に、データベースから読み出す登録イメージの読
出番号Nが初期値の1に戻されてステップ304に戻
る。この場合は、イメージリーダで読み取られた帳票の
読取イメージが正立状態でも倒立状態でもなく、図12
(a) で説明した90度回転されられた状態、あるいは、
図12(d) で説明した270度回転されられた状態と考
えられる。ここではR=2が登録イメージの90度回
転、R=3が270度回転を示すものとする。
【0048】そこで、この実施例では、回転フラグRの
値が0の時も1の時もイメージリーダで読み取られた帳
票の読取イメージが登録イメージを切り出したものと一
致しない時には、回転フラグRの値を更にインクリメン
トしてR=2として同様の処理を行う。更に、回転フラ
グRの値が0〜2の何れの時もイメージリーダで読み取
られた帳票の読取イメージが読出イメージを切り出した
ものと一致しない時には、回転フラグRの値を更にイン
クリメントしてR=3として同様の処理を行う。そし
て、回転フラグRの値が0〜3の何れの場合でもイメー
ジリーダで読み取られた帳票の読取イメージが登録イメ
ージを切り出したものと一致しない時には、イメージリ
ーダで読み取られた帳票の読取イメージがデータベース
に登録された登録イメージの中に存在しないと判定す
る。
【0049】ステップ311において回転フラグRの値
が2にインクリメントされた時は、以後のステップ30
5の判定がNOとなり、次のステップ312の判定もN
Oとなってステップ314に進み、ステップ314でY
ESとなってステップ315に進む。そして、ステップ
315においてステップ304で読み出した登録イメー
ジを、図12(b) で説明したように、90度回転してス
テップ306に戻る。ステップ306に戻った後は前述
の手順と同様に、ステップ306からステップ308の
処理が行われ、ステップ308の照合判定で帳票の読取
イメージが登録イメージと一致しなかった場合はステッ
プ309とステップ310を経て304に戻る。そし
て、以後、ステップ304からステップ310の手順に
ステップ312、ステップ314、およびステップ31
5の手順が加えられた手順が、ステップ308の判定が
YESになるまで、あるいは、ステップ310の判定が
YESになるまで続けられる。
【0050】ステップ311において回転フラグRの値
が3にインクリメントされた時は、以後のステップ30
5の判定がNOとなり、次のステップ312の判定もN
Oとなってステップ314に進み、ステップ314でも
NOとなってステップ316に進む。そして、ステップ
316においてステップ304で読み出した登録イメー
ジを、図12(e) で説明したように、270度回転して
ステップ306に戻る。ステップ306に戻った後は前
述の手順と同様に、ステップ306からステップ308
の処理が行われ、ステップ308の照合判定で帳票の読
取イメージが登録イメージと一致しなかった場合はステ
ップ309とステップ310を経て304に戻る。そし
て、以後、ステップ304からステップ310の手順に
ステップ312、ステップ314、およびステップ31
6の手順が加えられた手順が、ステップ308の判定が
YESになるまで、あるいは、ステップ310の判定が
YESになるまで続けられる。
【0051】このように、この実施例では、A4サイズ
のイメージリーダに帳票がどの向きに置かれた場合で
も、A4サイズのイメージリーダによって読み取られた
読取データと、データベースに事前登録されたA3サイ
ズの登録データとの照合を行うことができる。図14
は、事前登録イメージがA4サイズの場合の、本発明の
画像照合装置の動作の手順の一実施例を示すフローチャ
ートである。この実施例でも、帳票がイメージリーダの
上に載置され、イメージリーダの読取スタートボタンが
押されると、この手順がスタートする。なお、事前登録
イメージがA4サイズの場合の、画像照合装置の動作手
順は、事前登録イメージがA3サイズの場合の画像照合
装置の動作手順と共通の手順が多いので、同じ手順には
同じステップ番号を付してその説明を簡略化する。
【0052】事前登録イメージがA4サイズの時も、ス
テップ301でイメージリーダによる帳票の読取処理が
行われ、登録イメージの読出番号Nが初期値の1に設定
されると共に、登録イメージの回転フラグRが初期値の
0に設定される。続くステップ302では、帳票の読み
込みを行ったイメージリーダがA3タイプ(図にはA3
型と表示)イメージリーダか否かが判定される。
【0053】ステップ302において、帳票の読み取り
を行ったイメージリーダがA3タイプのイメージリーダ
であると判定された場合は、読取イメージのサイズの方
が登録イメージのサイズよりも大きいので、読取イメー
ジのサイズを登録イメージのサイズに合わせる必要があ
る。よってこの場合はステップ401に進み、A3サイ
ズの読出イメージの切出しが行われてからステップ30
4に進む。A3サイズの読出イメージの切出しは決めら
れた1方向から行われる。この切出し処理により、A3
サイズイメージリーダで読み取った読出イメージのサイ
ズが、A4サイズイメージリーダで読み取った読出イメ
ージのサイズと同じになる。また、ステップ302で帳
票の読み取りを行ったイメージリーダがA4タイプのイ
メージリーダであると判定された場合は、読取イメージ
のサイズが登録イメージのサイズに一致している。よっ
てこの場合はそのままステップ304に進む。
【0054】ステップ304におけるデータベースから
のN番目の登録イメージの読み出しと、続くステップ3
05における回転フラグRの値が0か否かの判定は前述
の実施例と同じである。また、ステップ305で回転フ
ラグRの値が0でない時に実行されるステップ312〜
ステップ316の処理、即ち、読み出した登録イメージ
の回転処理も前述の実施例と同じである。よって、ここ
では、回転フラグRの値が0の時だけについて処理を説
明する。
【0055】ステップ305で回転フラグRの値が0と
判定された時はステップ402に進む。ステップ402
では、イメージリーダがA4サイズの場合の読取イメー
ジまたはイメージリーダがA3サイズの場合の切り出さ
れた読取イメージの帳票の特徴が抽出されると共に、登
録イメージの特徴が抽出される。そして、続くステップ
308において両者の帳票の特徴が一致したか否かが判
定される。両者の帳票の特徴が一致した場合はステップ
317に進み、読み取られた帳票イメージに一致する登
録イメージの情報に従って、通常の帳票処理が行われて
このルーチンを終了する。
【0056】一方、ステップ308で読み取られた帳票
のA4サイズの読取イメージと登録イメージの帳票の特
徴が一致しない場合はステップ309に進み、データベ
ースに登録されている登録イメージの読出番号Nが1だ
けインクリメントされる。次のステップ310では、イ
ンクリメントされた登録イメージの読出番号Nが、デー
タベースに登録された登録番号の最大値Nmax であるか
否かが判定される。登録イメージの読出番号Nが最大値
Nmax でない場合はステップ304に戻って読出番号N
が次の番号の登録イメージに対して同様の照合手順が繰
り返される。また、ステップ310で登録イメージの読
出番号Nが登録番号の最大値Nmax に一致した場合はス
テップ311に進む。ステップ311では、回転フラグ
Rの値に1が加えられると共に、データベースから読み
出す登録イメージの読出番号Nが初期値の1に戻されて
ステップ304に戻る。
【0057】このようにして、ステップ311を1度で
も通過した後は、ステップ304における登録イメージ
の読出処理の後のステップ305の判定がNOとなり、
以後ステップ312からステップ316の登録イメージ
の回転処理が行われた後に同様の照合判定が行われる。
このように、この実施例では、A4サイズまたはA3サ
イズのイメージリーダに帳票がどの向きに置かれた場合
でも、イメージリーダによって読み取られた読取データ
と、データベースに事前登録されたA4サイズの登録デ
ータとの照合を行うことができる。
【0058】以上説明した画像照合手順は、コンピュー
タに画像照合プログラムとして記憶させることができ
る。なお、以上の実施例では、帳票を対象にして説明し
たが、本発明は特に帳票の照合に限定されるものではな
く、他の書類についても本発明を有効に適用することが
できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、従来の方式では、
同じ書類でも読取イメージと事前登録イメージのイメー
ジサイズが異なるものをマッチングする場合は、両方の
イメージについて事前登録する必要があったが、本発明
により、一方のイメージサイズのみを事前登録しておけ
ば、イメージリーダがA4サイズであっても、A3サイ
ズであっても、帳票全体、一部のどちらもマッチングす
ることが可能となるという効果がある。
【0060】また、イメージリーダに帳票がどのような
向きで置かれても、事前登録イメージとの照合が可能で
あるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は従来のA3サイズイメージリーダと帳票
を示す図、(b) は(a) のイメージリーダで読み取られた
帳票のイメージを示す図である。
【図2】(a) は従来のA4サイズイメージリーダの平面
図、(b) は(a) のイメージリーダで読み取られた正立状
態の帳票のイメージを示す図、(c) は(a) のイメージリ
ーダで読み取られた倒立状態の帳票のイメージを示す図
である。
【図3】本発明の画像照合装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3の画像照合装置の機能をブロックで示す機
能ブロック図である。
【図5】A4サイズイメージリーダで帳票を読み取った
イメージの走査を説明する説明図である。
【図6】A4サイズイメージリーダで読み取った帳票の
読取イメージを示す説明図である。
【図7】本発明の画像照合装置のデータベースに登録さ
れるA3サイズの事前登録イメージを示す説明図であ
る。
【図8】(a) は事前登録イメージの分割前のイメージを
示す図であり、(b) は分割後の切出しイメージを示す図
である。
【図9】(a) は読み取った帳票の罫線情報を説明する
図、(b) は交点の種類を示すパターン図、(c) は(a) の
罫線から抽出された交点を示す図である。
【図10】(a) は読み取った帳票のイメージから文字情
報と罫線を抽出した状態を示す図、(b) は(a) の帳票イ
メージから形成情報を削除して文字サイズラベルを抽出
した状態を示す図、(c) は(b) の文字サイズラベルから
特徴文字ラベルのみを抽出した状態を示す図である。
【図11】(a) はA4サイズイメージリーダに帳票が倒
立状態で置かれた時の読取イメージを示す図、(b) は
(a) に示す帳票の向きに対して事前登録イメージを18
0度回転させた状態を示す図、(c) は帳票の向きに合わ
せて事前登録イメージから切り出されたイメージを示す
図である。
【図12】(a) はA4サイズイメージリーダに帳票が正
立状態から90度回転させられて置かれた時の読取イメ
ージを示す図、(b) は(a) に示す帳票の向きに対して事
前登録イメージを90度回転させた状態を示す図、(c)
は帳票の向きに合わせて事前登録イメージから切り出さ
れたイメージを示す図、(d) はA4サイズイメージリー
ダに帳票が正立状態から270度回転させられて置かれ
た時の読取イメージを示す図、(e) は(d) に示す帳票の
向きに対して事前登録イメージを270度回転させた状
態を示す図、(f) は帳票の向きに合わせて事前登録イメ
ージから切り出されたイメージを示す図である。
【図13】事前登録イメージがA3サイズの場合の、本
発明の画像照合装置の動作の手順の一実施例を示すフロ
ーチャートである。
【図14】事前登録イメージがA4サイズの場合の、本
発明の画像照合装置の動作の手順の一実施例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…帳票 2…画像照合装置 3…A3サイズイメージリーダ 4…A4サイズイメージリーダ 5…ガイド 7…データベース 10…読取イメージ 11…帳票イメージ 17…事前登録イメージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/00 400 G06T 3/00 400A 3/60 3/60 7/00 300 7/00 300F (72)発明者 金元 浩一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 矢吹 眞紀 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 千葉 亘一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 淮田 利之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山本 一範 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 勝又 裕 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取装置で読み取られた書類のイメ
    ージを、予めデータベースに登録されている複数の書類
    のイメージと順次照合し、イメージの一致を検出して前
    記書類の種類を判定する画像照合装置であって、 画像入力部に接続された読取りサイズの異なる複数の画
    像読取装置と、 前記データベースに登録された書類の登録イメージを順
    次読み出す登録イメージ読出手段と、 前記画像読取装置から入力された書類イメージから書類
    端を検出し、書類サイズを判定する書類サイズ判定処理
    手段と、 読み取った書類サイズが前記登録イメージのサイズより
    も小さい場合に、読み出した前記登録イメージを読み取
    った書類サイズに合わせて切り出し、読み取った書類サ
    イズが前記登録イメージのサイズよりも大きい場合に、
    読み取った前記書類イメージを前記登録イメージのサイ
    ズに合わせて1方向から切り出して、読み取った書類イ
    メージのサイズと登録イメージのサイズとを合わせるイ
    メージ切出手段と、 前記イメージ切出手段によって前記登録イメージとサイ
    ズが合わされた書類イメージから書類の特徴を抽出する
    特徴抽出処理手段と、 抽出した書類の特徴を、前記イメージ切出手段によって
    前記書類イメージとサイズが合わされた登録イメージの
    特徴と順次マッチングさせる特徴照合処理手段と、 書類の特徴が登録イメージの特徴と一致した場合に、そ
    の登録イメージから書類の種類を判定する書類判定手段
    と、 を備えることを特徴とする画像照合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像照合装置であっ
    て、 前記データベースから読み出した全ての登録イメージに
    対して、前記特徴照合処理手段により書類と登録イメー
    ジとの特徴の一致が得られなかった場合に、前記登録イ
    メージ読取手段によって読み出された登録イメージを、
    90度の倍数だけ回転させてから前記イメージ切出手段
    に送る、登録イメージ回転手段を更に備えることを特徴
    とする画像照合装置。
  3. 【請求項3】 画像読取装置で読み取られた書類のイメ
    ージを、予めデータベースに登録されている複数の書類
    のイメージと順次照合し、イメージの一致を検出して前
    記書類の種類を判定する画像照合装置において、その画
    像入力部に読取りサイズの異なる複数の画像読取装置が
    接続された場合の画像照合方法であって、 書類の種類判定時に、前記データベースに登録された書
    類の登録イメージを順次読み出す登録イメージ読出ステ
    ップと、 前記画像読取装置から入力された書類イメージから書類
    端を検出し、書類サイズを判定する書類サイズ判定ステ
    ップと、 読み取った書類サイズが前記登録イメージのサイズより
    も小さい場合には、読み出した前記登録イメージを読み
    取った書類サイズに合わせて切り出し、読み取った書類
    サイズが前記登録イメージのサイズよりも大きい場合に
    は、読み取った前記書類イメージを前記登録イメージの
    サイズに合わせて1方向から切り出すイメージ切出ステ
    ップと、 前記書類イメージから書類の特徴を抽出する特徴抽出ス
    テップと、 抽出した書類の特徴と前記登録イメージの特徴と順次マ
    ッチングさせる特徴照合ステップと、 書類の特徴が登録イメージの特徴と一致した場合に、そ
    の登録イメージから書類の種類を判定する書類判定ステ
    ップと、 を備えることを特徴とする画像照合方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像照合方法であっ
    て、 前記データベースから読み出した全ての登録イメージに
    対して、前記特徴照合ステップにおいて書類と登録イメ
    ージとの特徴の一致が得られなかった場合に、前記登録
    イメージ又は読取イメージを、90度の倍数だけ回転さ
    せてから前記イメージ切出ステップを実行させる、イメ
    ージ回転ステップを更に備えることを特徴とする画像照
    合方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、 書類の種類判定時に、前記データベースに登録された書
    類の登録イメージを順次読み出す登録イメージ読出手順
    と、 前記画像読取装置から入力された書類イメージから書類
    端を検出し、書類サイズを判定する書類サイズ判定手順
    と、 読み取った書類サイズが前記登録イメージのサイズより
    も小さい場合には、読み出した前記登録イメージを読み
    取った書類サイズに合わせて切り出し、読み取った書類
    サイズが前記登録イメージのサイズよりも大きい場合に
    は、読み取った前記書類イメージを前記登録イメージの
    サイズに合わせて1方向から切り出すイメージ切出手順
    と、 前記書類イメージから書類の特徴を抽出する特徴抽出手
    順と、 抽出した書類の特徴と前記登録イメージの特徴と順次マ
    ッチングさせる特徴照合手順、及び、 書類の特徴が登録イメージの特徴と一致した場合に、そ
    の登録イメージから書類の種類を判定する書類判定手順
    と、 を実行させるためのプログラム。
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